スティーブ・ロジャース
概要
戦時中の上司に当たる
ペギー・カーターとは恋仲になる。親友の
バッキー・バーンズとは作戦中に離れ離れになるが、後に思わぬ形で再会することとなる。現代では
サム・ウィルソン(
ファルコン)という軍人と仲良くなる。ヒドラの残党との戦いも経験する。ソコヴィア協定反対派の筆頭として、チームは独立しているべきと考えている。
エピソード
1943年、
第二次世界大戦*の最中、ひ弱な喘息持ちの青年スティーブ・ロジャースは兵士になることができなかった。スティーブは107連隊に参加することとなった親友
バッキー・バーンズと博覧会へ行くが、そこでも軍へ志願する。そんなスティーブの事情を立ち聞きした戦略科学予備軍(
SSR*)の
エイブラハム・アースキン博士に見込まれて軍に入隊する。スティーブは運動能力は低いが、その善良さを買われてスーパーソルジャー計画の被験者となる。スティーブは女性士官
ペギー・カーターに管理施設へと連れて行かれ、アースキン博士と科学者
ハワード・スタークに血清を注入されて驚異的な肉体を手に入れる。実験は成功したが、SSRに潜入していた
ヒドラ*のスパイ、
ハインツ・クルーガーによってアースキン博士が殺害される。スティーブは超人的な力を活かしてクルーガーを捕獲するが、服毒自殺されてしまう。
アメリカ合衆国*は軍にヒドラを攻撃するよう命令するが、スティーブは要経過観察として出兵を禁じられる。一方、スティーブの活躍で軍隊志願者が急増したことに目を付けた政府は彼を
キャプテン・アメリカという国民の戦意を高揚させるためのマスコットに起用する。スティーブは戦場へ赴くことはできなかったが、彼のショー、ドラマ、コミックなどの人気で国債による収益が増加する。
スティーブの華美なショーは人気を博すが、戦地の最前線は対照的だった。そんな矢先、スティーブはバッキーが戦死したとの報告を受ける。スティーブは誤報だと信じつつ、ヒドラの捕虜となった107連隊のメンバーの救出へ向かう。ペギーとハワードの協力のもと、単身ヒドラから捕虜の救出に成功したスティーブは無事生きていたバッキーと再会した。これをきっかけにスティーブは認められ始める。スティーブはハワードから
キャプテン・アメリカの盾*を作ってもらう。スティーブはヒドラの科学者
アーニム・ゾラ博士の列車を襲撃する作戦に参加するが、作戦の遂行中に親友のバッキーが谷底に落ちてしまう。ゾラはアメリカ軍への協力を条件に生かされることに。
スティーブはヒドラの基地で創設者
レッドスカルとの対決に臨む。レッドスカルが
ベルギー*の教会から奪った
テッセラクトを原動力とする飛行船ヴァルキリーに乗り込むと、スティーブも船に上陸した。戦闘の最中、テッセラクトに触れたレッドスカルは異空間に飛ばされ、操縦士を失ったヴァルキリーは
ニューヨーク*へ突撃を始める。スティーブはニューヨークの人々を守るため、自ら犠牲となってヴァルキリーを
北極*へ墜落させる道を選ぶ。スティーブは愛するペギーと叶うはずのないダンスの約束をして通信を断つ。
その後、スティーブも氷漬けの状態で発見される。彼が目を覚ますと2012年になっていた。異変に気づいたスティーブが街へと走り出すと、ビルが立ち並ぶ異様な光景が並んでいた。ハワードが創設した
S.H.E.I.L.D.*の長官
ニック・フューリーに事態を説明されたスティーブは「大丈夫か?」と尋ねるフューリーに対し、「デートの約束が…」と答える。
S.H.E.I.L.D.*の空母に合流したアベンジャーズのメンバー(トニー、スティーブ、ナターシャ、
ブルース・バナー(
ハルク))とソーは、S.H.E.I.L.D.がアベンジャーズを組織した理由について疑念を持つ。議論は白熱し仲間割れが始まると、ロキに洗脳された
クリント・バートンが空母への攻撃を開始。トニーとスティーブは電源供給の再起動へ向かう。戦闘の最中、
フィル・コールソンがロキに殺害され、ブルースが行方不明となる。代わりに洗脳が解けたクリントがアベンジャーズに加入し、コールソンの死とフューリーの小細工によってチームは一つとなる。
アベンジャーズを信じるフューリーの反対をよそに、S.H.E.I.L.D.を指揮する
世界安全保障委員会*の決定により核ミサイルがニューヨークに撃ち込まれる。トニーは命懸けでミサイルをポータル外のチタウリ基地へと誘導し、ポータルが閉まるギリギリでニューヨークへと帰還する。気を失ったトニーはハルクに吠えられて意識を取り戻す。
ニューヨークの決戦が終わり、アベンジャーズはそれぞれの場所へと帰っていった。スティーブはS.H.E.I.L.D.のエージェントとして残ることに。
ある夜、スティーブが帰宅すると隣人のケイトから自室で音楽が付けっぱなしだと指摘される。慎重に中へ入ると何者かに攻撃され負傷したフューリーが来ていた。その時フューリーは何者かに襲撃され、「誰も信じるな」と警告した後、息を引き取る。スティーブは応戦するも逃げられてしまい、病院に搬送されたフューリーは息を引き取った。ケイトの正体はフューリーがスティーブの護衛のために配置させていたエージェントの
シャロン・カーターだった。
スティーブは
世界安全保障委員会*の
アレクサンダー・ピアースに呼び出され、「フューリーは何をしに来た?」と尋ねられるが、スティーブは「誰も信じるな」という言葉のみを答えた。帰り際のエレベーターでスティーブはS.T.R.I.K.E.のメンバーに包囲される。スティーブは一人でラムロウを含む裏切り者たちを制圧し、ナターシャとともに逃亡生活を始める。ナターシャによるとフューリーを殺したのはウィンター・ソルジャーだという。スティーブとナターシャはフューリーの残した情報からヒドラのアジトを発見。
ヒドラ*の科学者
アーニム・ゾラ博士の思念体がS.H.E.I.L.D.に協力しながらも内側から乗っ取っていたことが判明する。そして二人をS.H.E.I.L.D.のミサイルが追撃する。
スティーブとナターシャはサムの協力で、S.H.E.I.L.D.に潜入していたヒドラのメンバーを炙り出す。スパイの
ジャスパー・シットウェルから、インサイト計画の殺害対象者がテロリストではなくヒドラの脅威であることを聞き出した三人は計画の阻止を試みるが、そこへ現れたウィンター・ソルジャーによってシットウェルが高速道路に投げ出される。ウィンター・ソルジャーの素顔は70年前に死んだはずの親友バッキーだった。ゾラ博士の改造によりヒドラの強化戦士となったバッキーの攻撃により、スティーブらは捕らえられてしまう。
スティーブらはスパイとして潜り込んでいた
マリア・ヒルに救出され、安全のために死を偽装していたフューリーと再会。ヒドラのスパイを倒そうとするフューリーに対し、スティーブはS.H.E.I.L.D.そのものを壊滅させるべきだと主張する。スティーブはS.H.I.E.L.D.の館内放送で組織がヒドラによって腐敗されていることを公表し、職員たちに自分の正しいと思うことをするように訴える。S.H.E.I.L.D.内ではヒドラ派とキャプテン派に分かれて争いが始まる。ナターシャとフューリーはヒドラの陰謀を暴露し、黒幕のピアースを殺害する。
スティーブはサムの援護を受けながらバッキーと対決する。スティーブを殺そうとするバッキーと、何とかバッキーの目を覚まさせようとするスティーブ。インサイト計画の要であるヘリキャリアが破壊され、二人は海へと落下する。バッキーは意識を失ったスティーブを波打ち際へと引き揚げると、人知れず去っていった。
インサイト計画は阻止されたものの、S.H.E.I.L.D.は建て直しの必要に迫られた。スティーブはナターシャからウィンター・ソルジャーの資料をもらい、サムとともに彼を探そうと決意する。
クリント・バートンの家に避難したアベンジャーズは、そこでフューリーと出会う。「ウルトロンが核ミサイルのコードを狙っているが誰かが妨害している」という情報をもらったトニーは
オスロ*に飛び、密かに生き延びていた
J.A.R.V.I.S.がコードを守っていたことを知る。ウルトロンは
ヘレン・チョ博士を操りヴィブラニウムを用いたクレイドル(身体)を完成させるが、彼の目的が人類滅亡だと知ったピエトロとワンダが反旗を翻した。トニーは
ブルース・バナーの協力でクレイドルにJ.A.R.V.I.S.を送り込み、
ヴィジョンを完成させる。ウルトロンの経験からヴィジョンを疑うアベンジャーズだったが、ソーの
ムジョルニア*を軽々と持ち上げたことから信頼を得る。
ウルトロンはソコヴィアの街を持ち上げて隕石として叩きつけようとする。アベンジャーズは街を降ろすことが出来ないため、ウルトロン軍団と戦いながら浮遊したソコヴィアから市民を脱出させ、ソコヴィア自体を破壊することにする。作戦は大方成功しウルトロンを全滅させるが、ソコヴィアの街は跡形もなく破壊され、双子のピエトロは市民を守るために犠牲となる。
トニーとクリントは愛する者のために一旦アベンジャーズを離れ、ソーも
インフィニティ・ストーンのことを調べるために去っていった。スティーブとナターシャはアベンジャーズに残留し、
ジェームズ・ローズ(ローディ)、ワンダ、ヴィジョン、サムが新たにアベンジャーズに加入することになる。
洗脳から解けたバッキーはジモがほかのウィンター・ソルジャーを洗脳しようと企んでいることをスティーブとサムに話す。スティーブは仲間を集め、ジモを追って
シベリア*へ飛ぶために空港へ向かう。
シベリアに到着したスティーブとバッキーは、真犯人がジモであることに気付いたトニーから謝罪を受ける。三人と対峙したジモはソコヴィアの戦いで家族を失っており、アベンジャーズに復讐するために内部分裂させることが狙いだった。ジモはとどめにトニーの両親
ハワード・スタークと
マリア・スタークの事故の映像を見せる。両親の死が事故ではなく、洗脳されたバッキーによるものだったことを知り、トニーは我を忘れてスティーブとバッキーに襲いかかる。二人に制圧されたトニーは、父ハワードがスティーブに作った
キャプテン・アメリカの盾*について、「それは父の盾だ。お前にはふさわしくない!」と言い放つ。スティーブは自らのトレードマークを手放し、バッキーとともに去っていった。
ブラックパンサーによって自殺を試みていたジモが逮捕されると、トニーはローディのリハビリを手伝っていた。そこへ
FedEx*の宅配便が届く。スティーブからの謝罪の手紙と緊急連絡用の携帯電話を受け取ったトニーは、サムたちの
ラフト刑務所*からの脱獄を見逃すのであった。
仲間を脱獄させたスティーブはティ・チャラが治めるワカンダへ向かう。バッキーは自らの洗脳が完全に解けるまで冷凍睡眠状態に入ることになった。
サノス襲来に備えてヴィジョンの額からマインド・ストーンを取り出し破壊するため、高度な科学技術を持つ
ワカンダ*へと向かう一行。スティーブはそこで
バッキー・バーンズとの再会を喜ぶが、程なくしてサノスの部下たちが襲来する。
シュリがヴィジョンのストーンを摘出する間、時間を稼ごうとする
アベンジャーズとワカンダの兵士たち。
ソー・オーディンソン、
ロケット、
グルートも到着し、戦況は有利に思えたが、遂にサノスが到着してしまう。結局、サノスが到着してしまいヴィジョンはストーンを抉り出されて絶命する。
アベンジャーズの抵抗虚しく、全てのストーンを集めたサノスのデシメーションによって地球の人類の半分が塵へと消えていく。
2023年、アベンジャーズ本部に
スコット・ラング(
アントマン)が現れる。デシメーションが起こった瞬間、スコットは量子の世界にいて、わずかな時間で元の世界へ戻ってきたところ5年が経過していたのだという。量子の世界の時間経過を利用すればタイムトラベルが可能なのではという仮説を立て、スティーブ、
ナターシャ・ロマノフ、スコットはトニーに協力を依頼する。家族との平穏な暮らしを望み、一度は拒んだものの
ピーター・パーカーの喪失に後悔を感じていたトニーは作戦に参加することに。
アベンジャーズにはトニー、スティーブ、
ハルク、ソー、ナターシャ、
クリント・バートン、
ジェームズ・ローズ(ローディ)、ネビュラ、
ロケット、スコットが集合した。彼らはサノスよりも先に6個のインフィニティ・ストーンを揃える作戦を立てる。それぞれが一往復分の
ピム粒子*を手にタイムトラベルし、それぞれの時代と場所からストーンを回収する必要がある。
トニーがスペース・ストーンを探しに行っている間、スティーブは
ハンク・ピム博士を誘き出し、ピム粒子の入手に成功。そこでS.H.E.I.L.D.創設メンバーとして働く愛しの
ペギー・カーターの姿を見かける。
2023年に帰還したアベンジャーズは無事6個のストーンを入手するが、ナターシャのみが犠牲となってしまった。ハルクによって、サノスのデシメーションで消された人々が復活を果たした直後、2014年のサノスが襲撃してくる。実は帰還したメンバーのうち、ネビュラは2014年の邪悪な頃のネビュラがなりすましているヴィランだった。トニー、スティーブ、ソーはサノスと戦うが、サノスは大軍勢を投入する。
ピンチを迎えたアベンジャーズの背後から、デシメーションから復活したヒーローと大量の仲間たちがポータルを通って加勢に現れる。スティーブの「アベンジャーズ、アッセンブル!」の掛け声とともに最終決戦が始まった。6個のストーンを奪取したトニーは命がけでデシメーションを起こし、サノスと軍勢を消滅させる。トニーは仲間たちに見守られながら息を引き取る。
後日、トニーの葬儀がしめやかに行われ、彼と関わりを持つ仲間たちが大勢出席した。スティーブは歴史を戻すために回収した6個のストーンを元の時代と場所に戻しに行く役割を引き受ける。ハルクがスティーブを過去に送るもなかなか戻ってこない。焦るサムの前に年老いたスティーブが現れた。彼は「ストーンを戻した後、自分の人生を歩んでみた」と話し満足そうに笑うと、サムに彼のトレードマークである
キャプテン・アメリカの盾*を託した。
そして過去のある時間では、スティーブとペギーが約束通りダンスを楽しんでいた。
登場作品
実写キャスト
声
最終更新:2026年06月15日 00:06