ニック・フューリー
名前:Nick Fury
デビュー:『
アイアンマン』(2008年)
概要
若い頃に接触したスクラル人の
タロスや
ソレンとは今も協力関係が続いている様子である。
アイパッチや役作りには、千葉真一が演じた柳生十兵衛の影響を受けている。
エピソード
1995年。レンタルビデオ店「
ブロックバスター*」の天井に女性が落ちてきたという通報を受けた
S.H.E.I.L.D.*の捜査官ニック・フューリーと
フィル・コールソンは、そこにいた女性
ヴァースを尋問する。そこへ何者かがヴァースを襲撃し、ヴァースは彼を追って走り去った。フューリーとコールソンは車に乗ってヴァースの後を追うが、運転中にコールソンから電話がかかってくる。フューリーは助手席のコールソンが宇宙人
スクラル*の変装であることに気付き、銃殺する。フューリーはスクラルの死体を支局長の
R・ケラーに届けて検死に立ち会う。
情報交換したヴァースとフューリーはスクラル人が追っている
ウェンディ・ローソン博士がしていたプロジェクト・ペガサスの研究を調べ、ローソン博士がマー・ベルという名前のクリー人であること、1989年にある飛行機実験をしていたこと、そしてその事故に記憶を失う前のヴァースが関わっていることが判明した。フューリーはこっそりと上司のケラーら援軍を呼ぶが、ケラーからの呼び名に違和感を持ったフューリーはケラーがスクラルの変装であると見抜く。偽ケラーに圧倒されるフューリーだがヴァースとコールソンに救われ、基地で紛れ込んだ猫の
グースとともに脱出する。
ヴァースとフューリーは1989年の事故に立ち会った
マリア・ランボーに会いに行く。ヴァースの本名はキャロル・ダンヴァースであり、マリアはキャロルと同僚で親友だったが、極秘任務のため事故自体が揉み消されたのだった。そこへタロスと
ノーレックス*が現れ、ローソンとヴァースの飛行テスト中の音声ファイルを提示する。記憶を取り戻したヴァースはヨン・ロッグがローソンを殺した張本人であり、ヴァースはヨン・ロッグが狙うエンジンを破壊した際にそのエネルギーを吸収して超人的な能力を得たことを思い出す。タロスらスクラルもクリー人に追いやられた難民だった。タロスは戦争のためではなく安らぎのためにライトスピードを欲しており、そのためにエネルギー・コアを必要としていた。
キャロル、フューリー、タロス、マリア、グースは音声ファイルの情報を追ってマー・ベルのラボへとたどり着き、エネルギー・コアである四次元キューブ(
スペース・ストーン)を回収する。タロスの本当の目的はエネルギー・コアではなく、離れ離れになっていた妻
ソレンと子供だった。そこへヨン・ロッグ率いるスターフォースが現れ、キャロルは捕らえられてしまう。キャロルはスプリーム・インテリジェンスと接触させられ洗脳されかけるが、逆にパワーを覚醒させる。フューリー、マリア、スクラルたちは猫ではなく
フラーケン*という種族だったグースの協力で四次元キューブを持って脱出に成功する。フューリーは可愛がっていたグースに左目を引っかかれてしまう。
終戦後、キャロルはフューリーに通信機を渡し、緊急事態のときだけ呼ぶようにと伝える。そしてマリアとモニカ、タロスらに別れを告げ、宇宙へと旅立っていった。
本部へ戻ったフューリーは地球外の脅威への対策としてプロテクター計画を企画していた。しかし、キャロルのパイロット時代の異名アベンジャーから、アベンジャーズ計画へと名称を改める。
トニーが宿敵
イワン・ヴァンコとの戦いに勝利を収めると、ナターシャから報告を受けたフューリーはトニーにスーパーヒーロー集団「アベンジャーズ」に不適格だと告げるが、特別に相談役として採用する。
2012年、70年間氷漬けで眠っていた
スティーブ・ロジャース(
キャプテン・アメリカ)が目を覚ます。自分が何者かに幽閉されていると思ったスティーブが逃げ出し街へと走り出すと、彼の生きていた時代とは異なるビルが立ち並ぶ異様な光景が並んでいた。フューリーに事態を説明されたスティーブは「大丈夫か?」と尋ねる彼に対し、「デートの約束が…」と答える。
S.H.E.I.L.D.の空母に合流した
アベンジャーズのメンバー(
トニー・スターク、
スティーブ・ロジャース、
ナターシャ・ロマノフ、ブルース)と
ソー・オーディンソンは、S.H.E.I.L.D.がアベンジャーズを組織した理由について疑念を持つ。議論は白熱し仲間割れが始まると、ロキに洗脳されたクリント・バートンが空母への攻撃を開始。戦闘の最中、S.H.E.I.L.D.の
フィル・コールソンがロキに殺害され、ブルースが行方不明となる。代わりに洗脳が解けたクリントがアベンジャーズに加入し、コールソンの死とフューリーの小細工によってチームは一つとなる。その後、副長官の
マリア・ヒルはフューリーの小細工を指摘するが、フューリーは「正しく導くためだ」と答えた。
スターク・タワー*の頂上ではロキに洗脳されたエリック・セルヴィグ博士が装置の準備をした。セルヴィグの装置が作動すると、
ニューヨーク*上空にポータルが開き、ロキと手を組んだ
チタウリ*の軍団が
地球*へと攻め込んでくる。ニューヨークはアベンジャーズ対ロキ&チタウリ連合軍の戦場となる。ハルクもニューヨークに合流し戦闘に参加した。
アベンジャーズを信じるフューリーの反対をよそに、S.H.E.I.L.D.を指揮する
世界安全保障委員会*の決定により核ミサイルがニューヨークに撃ち込まれる。トニーは命懸けでミサイルをポータル外のチタウリ基地へと誘導し、ポータルが閉まるギリギリでニューヨークへと帰還する。気を失ったトニーはハルクに吠えられて意識を取り戻す。
ニューヨークの決戦が終わり、アベンジャーズはそれぞれの場所へと帰っていった。フューリーは
地球*にアベンジャーズという脅威があることを惑星外に示すことができたと確信する。ヒルにまた脅威が訪れた場合を懸念されるが、「我々が必要としたときに再び彼らは集結する」と宣言した。
ある夜、スティーブが帰宅すると隣人のケイトから自室で音楽が付けっぱなしだと指摘される。慎重に中へ入ると何者かに攻撃され負傷したフューリーが来ていた。その時フューリーは何者かに襲撃され、「誰も信じるな」と警告した後、息を引き取る。スティーブは応戦するも逃げられてしまい、病院に搬送されたフューリーは息を引き取った。ケイトの正体はフューリーがスティーブの護衛のために配置させていたエージェントの
シャロン・カーターだった。スティーブは世界安全保障委員会の
アレクサンダー・ピアースに呼び出され、「フューリーは何をしに来た?」と尋ねられるが、スティーブは「誰も信じるな」という言葉のみを答えた。
スティーブとナターシャはS.H.E.I.L.D.が
ヒドラ*の残党
アーニム・ゾラ博士の企みによって内部から腐敗していたことを知る。スティーブは追手のウィンター・ソルジャーが70年前に死んだはずの親友
バッキー・バーンズだったことに衝撃を受ける。スティーブ、ナターシャ、
サム・ウィルソン(ファルコン)はゾラ博士の改造によりヒドラの強化戦士となったバッキーの攻撃により、スティーブらは捕らえられてしまう。
スティーブらはスパイとして潜り込んでいた
マリア・ヒルに救出され、安全のために死を偽装していたフューリーと再会。ヒドラのスパイを倒そうとするフューリーに対し、スティーブはS.H.E.I.L.D.そのものを壊滅させるべきだと主張する。スティーブはS.H.I.E.L.D.の館内放送で組織がヒドラによって腐敗されていることを公表し、職員たちに自分の正しいと思うことをするように訴える。S.H.E.I.L.D.内ではヒドラ派とキャプテン派に分かれて争いが始まる。ナターシャとフューリーはヒドラの陰謀を暴露し、黒幕のピアースを殺害する。
スティーブは
サム・ウィルソンの援護を受けながらバッキーと対決する。スティーブを殺そうとするバッキーと、何とかバッキーの目を覚まさせようとするスティーブ。インサイト計画の要であるヘリキャリアが破壊され、二人は海へと落下する。バッキーは意識を失ったスティーブを波打ち際へと引き揚げると、人知れず去っていった。
インサイト計画は阻止されたものの、S.H.E.I.L.D.は建て直しの必要に迫られた。スティーブはナターシャからウィンター・ソルジャーの資料をもらい、サムとともに彼を探そうと決意する。
フューリー]]と
マリア・ヒルは目の前で衝突した自動車に運転手が乗っていなかったという事象を目撃する。その時、宇宙最強の敵
サノスのデシメーションにより全宇宙の人口の半分が塵へと化してしまい、フューリーの目の前でヒルも消滅してしまう。地球最大の危機と感じたフューリーは
キャプテン・マーベルへと緊急通信を発信するが、その直後フューリーも消滅してしまう。
2023年、
サノスのデシメーションによって消滅した人々が復活し、サノスとの最終決戦で犠牲となった
トニー・スタークの葬式に出席した。
ポスト・クレジット・シーンに登場し、本作に登場したフューリーと
マリア・ヒルが、スクラル人の
タロスと
ソレン夫妻による変装だったことが明かされる。
登場作品
実写キャスト
声
最終更新:2026年06月15日 00:05