【名前】 |
クーモス |
【読み方】 |
くーもす |
【種類】 |
ウイルス |
【属性】 |
木属性 |
【チップ】 |
ホワイトウェブ系 |
【登場作品】 |
『4』『4.5』 |
【英語名】 |
クーモス:Spidy クモモート:Webby クモゲイツ:Arachy |
【詳細】
6つの目を持った、クモの形のウィルス。
上位種は「クモモート」「クモゲイツ」で、各種EXも存在する。
特別な設定はないが、その強さはシリーズ最強クラス。そのトラウマメーカーっぷりからコピペまで作られた程。
【使用技】
戦闘開始後2秒ほど経つとこちらのエリアへとワープし、ロックマンがデリートされるまで以下の攻撃を仕掛けてくる。
- 体当たり
- ブレイク性能付きで、延々とロックマンを追い回すので避けにくい事この上ない。
- 置物があると回り込む性質があるので、オジゾウサンに突っ込ませる事は出来ない。
- 一応、単体で残ったときなら上手く誘導すれば一時的に置物に引っかけることは可能。気休め程度だが。
- この場合は暫くすると敵エリアに戻り改めてワープして追いかけ回してくるので、そのタイムラグでチップを揃えたい。
- ホワイトウェブ
- 「クーモスEX」から使用。移動しながらロックマンのエリアにクモの巣を2つ張る(この間にバスターなどでクモの巣を破壊した場合、もう1マス分追加で張り直してくる)。
- 体当たりだけでも相当避けにくい中で、ロックマンの移動に制限が掛けられてしまう。
- しかも攻撃力が体当たりと同じで、ショートインビジブルが発生しない。
- こちらのエリアへとワープした後の7マス目と8マス目の移動時、それ以降は9マス目と10マス目を移動するごとにサイクルで張ってくる。
【その他嫌な要素】
攻撃方法だけでも熾烈だが、まだまだ嫌らしい要素が多い。
イアイフォーム(威力240)を使えば、クモゲイツまでならひとまず一撃で倒せる。
しかし、最上位種のクモゲイツEXともなると、
HP260、攻撃力200で、
アタック+系を使わないとギリギリ足りない。
とはいえ、侵入前から構えていれば
カウンターが確定するので、そこを何らかのチップで追撃すれば比較的楽に倒せる。
エアホッケー系はロックマンのエリア内では反射が起こらないため、侵入されると連続攻撃できない。
また、
ガンデルソル系も動き回る相手には不向き。
『4』のバランスブレイカーがことごとく通用しない。
もちろん後述の
炎属性バトルチップでもある程度代用は利くが、大体は一撃は130ダメージ未満のため、一つのバトルチップで倒せるかどうかはヒット数次第。
ここまで凶悪なのに、前述のガイアント系やサーキラー系と共に、
ウラインターネット2や6に大量に出現する。
また、
ブラックウイング入手のための連続戦闘では、「
10戦中4戦にクモゲイツEXが出てくる」鬼畜極まりないパターンを相手にしなければならない。
ランク1~3の全てにおいて、
威力40しかない。
ブルームーン版なら
ウッドソウルの能力で強力なトラップにすることも可能だが、単品ではウイルス戦ですら力不足。
と、まさに
百害あって一利なしの非常に嫌なウイルスである。
本当に強いウイルスであるためか、
バスティングレベル6以下のドロップはクーモスのランクを問わずHPマックスとなっている(1周目から
リザルト画面でHPマックスを得られるのはクーモス系のみ)。
なお、イベント戦では
アリジゴクパネルが仕掛けられた状態でこいつ単騎で挑んでくる戦闘がある(前述の10戦闘分の4戦闘のうちの、8戦目にある)。
フロートシューズを組み込むか、イアイフォームが無いと死ぬ危険性が非常に高い。
実は『3』の
アゾマータ系は「木属性」で「ロックマンを頻繁に追い回す攻撃」をするという性質でクーモス系とよく似ており、拘束するツタの危険性も確かにあるのだが、こちらはそこまで話題に上がらない。
やはり「大量にエンカウントする」「弱点の
炎属性攻撃で威力が高くて当てやすいフレイムソード、バーニングボディなどが無い」「
ドリームオーラが消滅する200ダメージ」といった点から、こちらの方が厄介さとして軍配が上がるのだろう。
「ロックマンエグゼアドバンスドコレクション」の「
バスターMAXモード」で是非、当時の
恨みリベンジも兼ねて、バスター1発でバンバン駆逐してみるのもいいかもしれない。
五大暗黒チップ集めの連戦でもクモゲイツEXが出現する(特に
ブラックウイング)のでチップ収集も大分楽になる事だろう。
【対策】
まずはコイツが自分のエリアに侵入する前に
ナビチップや
マグナム等の暗転チップ等を使って真っ先に倒してしまうことである。
戦闘開始後しばらくは一切動かない上にHPは他のウイルスと比べて低めなので1~2周目であれば撃破はそこまで難しくない。
また、たとえ倒せなくとも最初にHPを削っておけば侵入されてからの対処もやりやすくなる。
次に、侵入を許す場合の対策だが、汎用性に乏しいもののやはり
イアイフォームが有効。
Aボタンを押しているだけで良いため、失敗しないのが魅力。
エレメントフレアもオススメ。木属性なので即死する上、上位種も離れた所から発射出来れば炎がかぶったマスを移動する度にヒットするので、あっという間に
デリートできる。
慣れてくれば
慣れるほど湧いてくるわけだがカウンター系で開幕デリートしてしまうのもアリ。
カウンタータイミングは侵入時なので、一度外すと置物に引っ掛けて一旦相手エリアに戻さない限りカウンタータイミングは訪れないので注意。
少々当てにくいが、
フレイムライン系は高火力で弱点をつけるので当たれば倒せる。
ヒートブレスや
ファイアソウルで焼きまくるのも有効。
意外なところでは
ボーイズボム系も役立つ。
ボーイズボムの召喚場所は「ロックマンのエリアの最前列(段はランダム)」であり、クーモスは
開幕にロックマンのいる段の反対側にワープして移動を開始してくるので、
ロックマンが上段か下段にいる状態でボーイズボムが中央に出れば、クーモスは反対側にワープ後にボムに引っかかり、そのまま爆発に巻き込まれる。
ボーイズボムのダメージは220・250・280と、イアイフォーム並みの致命傷を与えられる点も良い。ランク3なら一撃でデリート可能。
ただし、前述の通り出る段はランダムなので、上段や下段に出てしまった場合は位置調整がその都度必要になり、少々運も絡む。
また、爆発するまでは隙があるのでその間にサーキラーなどのサンドバッグにされてしまう、あるいはボムを破壊されでもしたらお手上げである。
移動速度の関係から、クモゲイツかクモゲイツEXであれば単体相手なら
カワリミマジック連打で完封できる。クモゲイツに刺さった上で、ホワイトウェブごと刺してくれるのでとても心強い。
ガイアント系とのセットのときにも有効。
イアイフォームと違い攻撃してくる相手全てに有効な汎用性も魅力。
『4』でのカワリミマジックは強烈な上にユニゾン時にも有効なのでウラインターネット4で真っ先に確保しておきたい。
外伝作品の『4.5』でも
残念ながら登場。『4』での性能はやりすぎたと公式も判断したのか、頻繁に敵エリアに戻るようになった他、ホワイトウェブの攻撃範囲も大幅に減少とかなり弱体化された。
といっても、
オペレーションバトルが独特な操作性なのも相まって、相変わらず体当たり攻撃は避けにくく、並のウイルスより頭一つ抜けた強さなのはそのまま。
電気属性の
サンダーマンや
エレキマンを操作している時は特に気を付けたい。
アニメではタップマン回で彼にバトルチップの属性を学ばせる際に模擬戦の相手として登場こんな奴を模擬戦に出さないでください。ナンバーマンのフレイムラインで瞬殺された。
最終更新:2024年12月25日 22:43