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連続した IP アドレスの範囲へのアクセスの許可

次の図は、ネットワーク アドレス 192.168.10.0/24 を持つ NetB 内のすべてのホストが、NetA 内のネットワーク 192.168.200.0/24 にアクセスできることを示しています。

ACLsamples-2.gif

次の設定では、ネットワーク 192.168.10.0/24 内の送信元アドレスとネットワーク 192.168.200.0/24 内の宛先アドレスが指定された IP ヘッダーを持つ IP パケットは、NetA にアクセスすることを許可されています。ACL の最後には暗黙的な deny all 句が存在するので、その他のトラフィックはすべて R1 の Ethernet 0 の内側に通過することを拒否されます。

R1

hostname R1
!
interface ethernet0
ip access-group 101 in
!
access-list 101 permit ip 192.168.10.0 0.0.0.255
192.168.200.0 0.0.0.255

 

注:コマンドaccess-list 101 permit ip 192.168.10.0 0.0.0.255 192.168.200.0 0.0.0.255に含まれる「0.0.0.255」は、マスクが 255.255.255.0 に設定されたネットワーク 192.168.10.0 の逆マスクです。ACL では、ネットワーク アドレスの何ビットを照合する必要があるかを指定するために、逆マスクが使用されます。上の表に示す ACL では、192.168.10.0/24 ネットワーク内の送信元アドレスと 192.168.200.0/24 ネットワーク内の宛先アドレスが指定されたすべてのホストが許可されています。

ネットワーク アドレスのマスクの詳細と、ACL に必要な逆マスクの算出方法については、『IP アクセス リストの設定』の「マスク」セクションを参照してください。

 

 

次の設定では、ネットワーク 192.168.10.0/24 内の送信元アドレスとネットワーク 192.168.200.0/24 内の宛先アドレスが指定された IP ヘッダーを持つ IP パケットは、NetA にアクセスすることを許可されています。ACL の最後には暗黙的な deny all 句が存在するので、その他のトラフィックはすべて R1 の Ethernet 0 の内側に通過することを拒否されます。

R1

hostname R1
!
interface ethernet0
ip access-group 101 in
!
access-list 101 permit ip 192.168.10.0 0.0.0.255
192.168.200.0 0.0.0.255

注:コマンドaccess-list 101 permit ip 192.168.10.0 0.0.0.255 192.168.200.0 0.0.0.255に含まれる「0.0.0.255」は、マスクが 255.255.255.0 に設定されたネットワーク 192.168.10.0 の逆マスクです。ACL では、ネットワーク アドレスの何ビットを照合する必要があるかを指定するために、逆マスクが使用されます。上の表に示す ACL では、192.168.10.0/24 ネットワーク内の送信元アドレスと 192.168.200.0/24 ネットワーク内の宛先アドレスが指定されたすべてのホストが許可されています。

ネットワーク アドレスのマスクの詳細と、ACL に必要な逆マスクの算出方法については、『IP アクセス リストの設定』の「マスク」セクションを参照してください。

最終更新:2011年10月27日 02:47
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