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基本情報



略歴

朱焔国出身。
友好国であるシャルティア王国の国立リストレア魔導学園に毎年留学生を送り込んでいたが、7971年にシャルティア国が周辺諸国に侵攻を開始した為、同盟国として今後どう振舞うかの判断材料する為、情報収集のため追加留学生と称して送られてきた。

魔力を「匂い」として関知する特殊な能力をもっていたため、学園内でも様々な場所で活躍し、転入生でありながら豊穣なる聖杯世代の一員に数えられ、学園内外において多くの発見や討伐任務に従事、卒業を控えた頃に起きた魔導学園占拠事件も、皆と協力して事件解決に貢献する。

卒業後は里長となった式守珠月に仕え治世に努めるが、同盟国であるシャルティア国が突然侵略を開始した為、暁美ヶ原の戦いに参戦。
王国軍をあと一歩まで追い詰めるもゴルドラドの遺産である巨大鎧兵ノルスデッドの乱入により決戦に敗北、続く朱焔里の戦いでは式守珠月の影武者を務めて時間を稼ぎ、朱焔国滅亡後はそのままブレイアスに合流する。

そこから三ヶ月は水面下の活動に徹する。
反王国の動きは激しくなっていたが、それらは別々に行動していた為、各個撃破される危険性があった、そこで、それらの組織の元へ行き協力体制を敷くように説得して回った。
これにより、各地のブレイアス支部、民衆が中心となる反王国組織、交戦中のレミリアル国、一度は滅ぼされたがいまだ反抗勢力の多いギアノ国、朱焔国、そして次は自分たちに攻め込んでくるのかと戦々恐々しているキサス国、ビーコック国、そして国立リストレア魔導学園が反王国という一つの連合軍になりつつあった。
これらの行動は極秘裏に行われていた為、具体的な内容は残されていないが、遺産戦争において最も大きな転機となったのはこの三ヶ月だと多くの戦史家が認めている。

7974年1月、ゴルドラドの遺産を所持している国立リストレア魔導学園に対して、これらを没収することを目的にリクハルドを総指揮官とした王国軍が出陣。(魔導学園攻略戦
母校の危機を救うべく駆けつけると、最初は卒業生を危険な目にあわせたくないと考える教師と衝突するが、結果的に協力し、ゴルドラドの遺産を使いこなしてリクハルド指揮する王国軍を撃退し、学園からは同盟の証としてゴルドラドの遺産である「イルコア」を受け取った。

王国軍の中にはかつての卒業生であるシエルラナもいたが、ラナはこの戦いで落命、しかし彼女たちの知らない場所での戦いだったこともあり、その事実を知るのは先のこととなる。

ブレイアスは、戦果を上げ続けながら王国や王家に特別忠誠を誓っているわけではないルードルフを引き抜くため、オリヴィアの協力を仰ぎ水面下で引き抜きの準備を進めていた。

その後ブレイアスの任務としてゴルドラドの遺産である「カルザイアス」を発見するが、帰路の途中国立リストレア魔導学園に立ち寄って鑑定を頼んでいたタイミングで王国軍による二度目の学園攻略戦が始まり、なし崩し的に防衛戦に参戦する。
ラナを失った貴族組と、もはや和解はありえないほど互いに憎悪をぶつける戦いを繰り広げ、激闘の最中に「ノルスデッド」を破壊し王族のリクハルドを討つが、籠城戦の末学園は陥落、炎上する学園から脱出する。

7974年6月、ブレイアスは水面下で準備していた反王国連合軍による挙兵を決意、ブレイアスの乱が勃発する。
そのための拠点造りとして流民に対してゴルドラドの遺産であるミノスを使用するが、毒を撒く作戦だとは知らされずに衝撃を受ける。

拠点を手に入れると、各地から集結した軍勢を率いて王都を目指して北上し、王国軍との決戦となるアルブレッド渓谷の戦いに勝利する。
その直後に、反王国連合軍として連携して挙兵していた朱焔国再興部隊が勢いをつけ、式守珠月を迎えて本格的に国の再興に動き出したいと打診してきたため、一旦ブレイアスから離れて朱焔国に戻る。

しかし、自分たちが離脱している間にブレイアスシエルの大返しによって半壊、朱焔国の復興がある程度見えたこともあり、かつての学友たちを助けるべく再びブレイアスに合流、スメリア森の戦いを経て王都に迫るが、国王ボルニファースは既に暗殺され、今度はボナトゥーラによる恐怖政治が始まる。

フィルツからの密書によって、ボナトゥーラこそが遺産戦争をはじめたきっかけを作った男だったことを知ると、これを大義名分にするべく政変の時期を待った。
その間に、領地や爵位を没収された豊穣なる聖杯の貴族組もブレイアスにスカウトし、戦力を増強させていたが、ディアナが処刑されたことによりついに7976年2月聖杯の蜂起と呼ばれる政変を起こし、ボナトゥーラ一派を討って、セシルを国王とした新たな国造りを始めた。

朱焔国の再興が思いのほか早く進んだことから、国立リストレア魔導学園再建に手を貸す一方で、学園に残されていた痕跡から校長のカミルの生存と、彼が最後まで秘匿していたゴルドラドの遺産であるティメスガーナオルクガイナ、そしてゴルドラドがかつて存在した場所が世界樹に繋がる翡翠の森にあると知り、すべての深淵を覗きこむべくその地へと訪れる。

翡翠の森に到着すると、ここではじめて自分の正体を明かした。
元々はゴルドラド人魔融合実験によって生み出された生命体であり、世界を滅ぼしかねない威力をもった魔導具ティメスガーナを起動させる鍵を見守る存在であったこと、そしてその鍵こそが朱焔国の里長が代々受け継ぐ翡翠の数珠であったことを述べる。
その後ルードルフの乱入により大怪我を負い戦線より離脱する。
全ての決着がついた時、翡翠の数珠も消失していたため、鍵の守護者という役目を失った自分に居場所はないと思っていたが、式守珠月の役目など関係なく自分の友人でいてほしいという言葉に絆され仲間と共に朱焔国へ戻る。

自分が生み出された目的を失ってしまった狐々だが、その後は朱焔の民として、式守珠月の友人として過ごす。
しかし、まるで役目を終えた彼女を舞台から降ろすかのように、彼女の生命力が日に日に衰えていく。
彼女に組み込まれていた「魔力を生命力に変換させる臓器」が経年劣化で限界を迎えていたことに気づいたアステリアは、その時動けた仲間たちを集めてもう一度ゴルドラドの遺産を調査しなおし、再現に成功させた。

式守珠月アステリアが世を去ってからは忽然と姿を消し、その後の消息はまったくわかっていない。


関連項目


最終更新:2026年06月22日 00:04