ハイネ・ヴェステンフルス

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ハイネ・ヴェステンフルス - (2016/08/03 (水) 12:57:11) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/01/31 (火) 10:57:28
更新日:2024/04/15 Mon 10:42:09
所要時間:約 6 分で読めます





割り切れよ。今は戦争で俺達は軍人なんだからさ。
でないと…死ぬぜ?

機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場人物。

CV:西川貴教
種族:地球人(コーディネイター)
年齢:21歳
身長:178cm
体重:63kg
血液型:A型
誕生日:C.E.52年9月19日
所属:ザフト軍・FAITH
乗機:ブレイズザクファントム、グフイグナイテッド


第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦に参加したザフトのエースパイロットで、FAITHに任命されている。
パーソナルカラーはオレンジで、ブレイズザクファントムや愛機のグフイグナイテッドにもオレンジ色に塗ってしまう程。
明るくざっくばらんな性格で、細かいことは気にしない主義。
しかしその一方で「戦争」というものは何なのかを理解しており、時には割り切ることも必要と考えている。

ミネルバに配属され、後輩であるシン・アスカ達にも持ち前の明るさで接しようとする。
また、同じくFAITHでザフトに復帰したアスラン・ザラに対して戦争の厳しさを問いかけた。

グフイグナイテッドに乗った際は、ザクとは違った機体の性能に大はしゃぎしていた。

「ザクとは違うんだよ!ザクとは!!」


しかし、ダーダネルス海峡でガイアガンダムと交戦していた際にキラ・ヤマトが駆るフリーダムガンダムに攻撃されてグフイグナイテッドが損傷。
更にフリーダムガンダムに向けて攻撃しようとしたガイアガンダムに後ろから真っ二つに斬られて戦死した。


アスラン「ハイネェェェェェェェェッ!!」

この時、爆散と共に爽やかなハイネの笑顔が青空に映るという演出がなされ、シュールかつシリアスな笑いを誘った。

前作『SEED』に登場したミゲル・アイマンに引き続き、今作でハイネ役を務めた西川貴教にとっては三度目のアニメ出演となった。
(過去に『るろうに剣心』の煉役でも出演経験あり)
そのためパーソナルカラーはミゲルと同じオレンジ色。
スケジュールの都合で出番は少なかったものの、未だに(ネタキャラとしても)人気が根強い。

名前の由来は西川の経歴から取られたもので、「ハイネ」はバンド「Luis-Mary」時代に名乗っていたステージネーム「灰猫=haine」からで、「ヴェステンフルス」はドイツ語で「西の川」(Westenfluss)から。
特徴的な前髪は灰猫時代の西川と同じ髪型。
また、グフイグナイテッドという機体名も、西川が担当した1期OP「ignited-イグナイテッド-」から取られた。
後にハイネ専用のオレンジ色のデスティニーガンダムが製造されていたことが判明。それらを主力とした部隊「コンクルーダーズ」に所属される予定だったが、ハイネ本人が亡くなったことで計画は頓挫に終わったという。

〈各媒体での活躍〉
本編ではゲストキャラで、キラの武力介入による犠牲者役?と言えるのかもどうか微妙な最期。機体を損傷させていた身で戦場をフラフラしていた為に不注意で死んだ様なものだけに、無駄死にの印象が強かったが、他メディアでは活躍が補完されている。

特に、声を当てる必要のない漫画や小説、携帯ゲームでは物凄く活躍する
彼が退場したのは大人の事情もあったんです。

番外編では同じ声のミゲルと組むことが多い。




「こいつ、ザクじゃねぇ!?」
「ザクとは違うんだぜ…ザクとはな!」

連合軍に不意打ちされたミネルバの危機を救うため颯爽と登場。ザクとの違いを性能と実力で見せつけた。
ミネルバに配属されてからはシンと積極的に交流し、絆を深めていく。
そして、ガイアガンダムの攻撃からシンを庇うという壮絶な最期を遂げた(この時、インパルスとグフはフリーダムに武装などが破壊されている)


「ヴェステンフルス隊長!」
「ふっ…、だーかーら、ハイネだって…」


「ハイネ!!」

シンがステラの件で作戦会議に遅刻した際、怒ったアスランと違い便所掃除を命じるという柔軟な対応をしていた。
そして彼の戦死後、シンはただひたすら便所掃除をするのだった…。


スーパーロボット大戦Z
残念ながら西川の声はなく、一緒に戦うことはできない。
セツコ編26話にて、

「生身の人間をいたぶるとは趣味が悪いんだよ、お前ら!!」

というセリフと共に初登場し、シンとカミーユを救った。
グフの調子がイマイチらしく、その場から後退。
合流後、シンやセツコの良き先輩になるが……

29話にて、AAが戦闘に介入してきてその場を混乱させる。
その後AAは撤退しようとするが、ハイネが「ブリッジで見ているだけじゃ物足りなくなったんでね」と言って、機体の調子が悪く、戦力的にも余裕があるにも関わらず出撃。
セツコをフォローに付け、あのセリフと共に追い詰めるが、フリーダムに攻撃される。
その後、ギンガナム艦隊(あの人はいない)が上空から無差別砲撃をしてきて、ハイネにだけ命中。


  「うおおおおおおっ!!」→ドカーン

アスラン「ハイネーッ!!」

皆がハイネの死を悔やみ、AA組は味方になってからも、この件を含めて終盤まで責められ続けることになる

……が、

機体の調子が悪いのを分かっていて、戦力不足で無いにも関わらず、気まぐれで出撃して返り討ちに遭った挙句に戦死したのは、どう考えても自業自得としか言えない。

それでもZEUTHは、全部キラが悪いと言っているのは、理不尽極まりない話であり、シナリオライターはどうしてもキラをディスりたいのかと思わせる…。

ちなみに、ハイネとグフはちゃんと図鑑に登録される。
実は、カガリやディアッカと同様に内部データ自体は「没データ」として残っている。
声はないが、顔グラは表情変化する。
セリフは「!」か「……!」
なんと専用カットインまである。
画面がオレンジに包まれ、赤服姿で爽やかな笑顔を見せてくれる。
そのため、いろいろな意味で遺影カットインと呼ばれている。


スーパーロボット大戦K
携帯機の利点を生かしてか、何と条件付きで生存する。
メサイア攻防戦まで生き残り、フラグを建てれば仲間になる。
倒すと戦死してしまう。
他の人は助かるのに……。
デスティニープランには懐疑的だったようだ。


スーパーロボット大戦L
最後まで無条件で生存する上、能力値もかなり高い。
ベルリン戦直前でグフイグナイテッドを入手し、「ザクとは違うんだよ!ザクとは!」と大喜びする様子が見られる。
アスランとは原作以上に接する機会が多く、良き相談相手になっている。イザークやディアッカとの絡みも多い。
こちらでもデスティニープランに反対していた。


◇SEED Club 4コマ
みげると共に、オレンジをこよなく愛する「でふろくらぶ」というクラブを結成。
多くの機体をオレンジ色に塗ろうと目論んでいる。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II
ミゲルに続き、パイロットとして選択可能。ミゲル自体も続投しているため、彼と二人で西川タッグを組むことができる。専用セリフまである。
家庭用のPLUSモードでは、特令「イグナイテッド」を所有。
使用するとBGMを強制的に「ignited -イグナイテッド-」に切り替える。
搭乗機体は初期は専用のグフイグナイテッドのみだが、レベルを上げることでザクシリーズに乗換が可能になる。
彼のミッションはしょっぱなから「ミーアのライブを妨害せんと迫る核ミサイルからミーアの乗ったザクを守りきる」という凄まじいインパクトのある内容。
開始前の説明では核ミサイルの存在に一切触れていないが、むしろこのミッションには核ミサイル以外の敵が登場しない。
また、前述の特令を使うとライブを乗っ取る事ができる。

【余談】
  • ミゲルのパーソナルカラーがハイネと同じオレンジ色なのは、彼がハイネに憧れていたからだという。
  • ハイネ初登場時はセリフがひとつしか無かったが、西川はちゃんとスケジュールを調整してアフレコ参加したらしい。
  • 「ザクとは違うんだよ!ザクとは!!」のセリフは西川のアドリブ。言ってみたかったとのこと(ちなみに本来のセリフはマンガ版と同じ)



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