シン・アスカ

登録日:2009/06/26(金) 15:20:36
更新日:2021/04/11 Sun 16:50:41
所要時間:約 12 分で読めます




もしかして→アスカ・シン



何でこんな事を……また戦争がしたいのか、アンタ達は!!






生年月日:C.E.57年9月1日
年齢:16歳(番組開始時)
性別:男
身長:168cm
体重:55kg
星座:おとめ座
所属:ミネルバ→プラント国防省直属特務隊FAITH→ヤマト隊


概要

人物

ザフト軍所属の第2世代コーディネイター。
非道や理不尽、非人道的行為には憤る素直で正義感の強い人物だが、同時に感情的になり易く、自制心に欠ける。
その為、行動力はある反面、周囲が見えなくなり無茶な行動を起こしてしまう事も。
歳相応に子供っぽい面もあり、自分が納得いかない事に対しては教官や上官に反抗的な態度を向ける事が多々ある。
また自分の非を認められず、悪い事態や状況を他人のせいにしてしまいがちな面も多々見受けられる。

良くも悪くも……というか概ね悪い意味で感情がそのまま態度に出てしまう裏表の無い性格。

MSパイロットとしては「SEED」の因子を持っている等、有り余る才能に恵まれているが、過去のトラウマが行動原理となっている事から、
激情に駆られ易い上に勝手な判断で行動し、問題行為を劇中で何度も起こしている。
しかし、参加した任務の達成率自体は高く、また軍法会議に掛けられ銃殺刑の可能性もある重罰行為を自覚しながらも逃げずに帰還する等、組織への帰属意識もある。

……と言えば聞こえは良いが、命令違反を繰り返し、民間人の扱いを見かねてとはいえ命令外の破壊活動をしておきながら増長している場面等もあり、
軍人としての責任や深刻さを理解していなかった節が散見される。
特に「一国の軍人が他国の代表に面と向かって侮辱する」「上官の命令を無視して戦闘を継続する」などは、
本来ならその場で首が飛んでもおかしくない重大な問題行為である。


従来のガンダム作品の主人公が周囲の大人達の言葉や、様々な人物達との出会いや別れ等によって、「力の成長」と共に所謂「心の成長」というものを経ていくのに対して、
シンの場合はパイロットとしての力は成長しても心の成長は見られず、目上の者が相手であっても慇懃無礼なままで、実力を認められたとして増長したり、
親しかった上官の脱走等でストレスを溜めて情緒不安定からノイローゼになったりして、結局、性格で問題のあったところは殆ど改善されないままに最終回を迎えてしまった。

ただ、これは一概に彼自身の性格や問題行動の数々だけが原因とは言えず、
状況に流され中途半端な姿勢で戦うまま(2年前の自分やキラと似ているシンの事を見かねてとは言え)何かと口出ししてくるアスランについ反抗してしまったり、
タリアやアーサーといったミネルバの上官達が、シンに必要以上に干渉しようとしなかった事、
そして、自身の理解者だったレイやデュランダルでさえも結局は利用していたに過ぎなかった事等、
周囲の人間関係に恵まれなかった事も原因の一翼を担っていると思われる。

補足すると、これはキレ易さの他にもトラウマのせいかかなりナイーブな少年でもあるので、普段はよく部屋で妹のマユ・アスカの事を思い出している等余り、他人と関わろうとしなかった為、
実力は高い反面、アスランの様に接触しようとしなければ会話する機会そのものが少なかった事も関係していると思われ、周囲の人間が悪いという訳でもない。

ちなみに、事故でステラ・ルーシェの胸を鷲掴みにしてしまって顔を真っ赤にしたり、
海に落下して溺れたステラを(別段それまで何の関わりがあった訳でもないのに)危険を顧みずに自分も海に飛び込んで救出したりと、
戦争に関わっていない時は善良でむしろお人好しに近い普通の少年である。


アナザーガンダム初、そしてガンダムテレビシリーズ初となる「物語開始時点で既に軍人だった主人公」である。
(ガンダムシリーズ全体で見ると、バーニィウラキシローに次ぐ4人目となる)

今のところテレビガイド誌『ザテレビジョン』で唯一表紙を飾ったガンダムシリーズのキャラクターである。 レモンもしっかり持っている。
(以前にガンダムZZが表紙になった事はあるが、機体の顔アップで人物は載らなかった。 レモンは持っていない)


来歴

かつてはオーブ連合首長国に移民して来た民間人だったが、地球軍によるオーブ侵攻戦の際戦闘に巻き込まれ、両親と妹を目の前で失ってしまう。
その後はオーブ将校であるトダカに暫く世話になっていたが、彼の勧めにより、プラントへの移住を決める。
なお、「シンの家族に直撃した流れ弾を撃ったのはフリーダム。つまりキラは家族の仇」と断定的に語られる事も多いが、
シーンとアングルの関係でそう見えなくもないというだけで、あれはキラの撃った流れ弾であるという明確な設定は存在しない。
総集編でフリーダムとカラミティの砲撃シーンがカラミティだけになった事について、
「カラミティに責任を押し付けた」「空に向けて撃ったカラミティの砲撃が山に着弾しているのはおかしい」という意見も同様に適切ではないと言える。

トダカの勧めでプラントへの移住後、適性検査で軍人の道を勧められた事からザフト・アカデミーに入隊。
アカデミーでは優秀な成績を修め、卒業後は成績上位者10名の証たる赤服を纏う事を許され、ミネルバに配属。
同時に新型MS「ニューミレニアムシリーズ」の一機であるインパルスのパイロットとなる。
ちなみにミネルバの同僚であるレイ、ルナマリアとはアカデミーからの友人で、ルナマリアの妹であるメイリンとも面識はあった様子。

作品序盤では実戦経験が不足していた事で余り目立った活躍は無かったが、中盤でSEEDを発現。
その後は地球連合及びオーブ軍艦隊を単機で壊滅、クレタ島沖の戦いでアビスを撃破等、鬼神の如き活躍をする。
しかし、この激戦の中、特攻を仕掛けてきた恩人であったトダカが乗る空母タケミカズチを沈め、戦死させてしまっている。
互いにかつての恩人・保護した少年である事は終ぞ知らないままであった。

この頃から戦功が急増した事で、後々まで付いて回るどころか悪化していく増長が始まり、
戦闘途中で発見した地球軍の前線基地を独断で壊滅させるという勝手な行動を取るまでになる。
この件は、地球軍も現地民を強制徴用する、戦闘のドサクサに紛れて脱走しようとした現地民を射殺する等、地球軍の行為も間違いなく非道ではあるのだが、
勝手に行動」し「上官の制止命令までも無視」し、戦時下かつ軍人相手、先に手を出したのは相手側とはいえ、
基地側が戦闘能力を喪失しても攻撃を続行し非戦闘員まで殲滅する」という行為は軍人として大問題である。
助けた現地人達は地球軍から解放された事を喜んでいたため、その後のアスランからの叱責も意味を理解できず、彼への反発心は強まる事になる。

この時のアスランから叱責された挙句2度も殴打された件は「理不尽な叱責」と言われる事も少なくなく、
肝心の発言内容も間違いではないが具体性にやや欠けるといった意味ではアスランにも非は全く無いわけではない。
しかし、先述の通りシンの行動はその活躍からか軽く扱われがちだが戦争犯罪扱いでもおかしくない行為であるし、そもそも命令違反自体も軍規的に論外である。
そのためシンの上官・現場指揮官の立場としてこの件を叱責する事自体は正当であり、むしろしなければならない。

その後のガルハナン基地攻略では困難を通り越して無茶な任務を見事に成功させ、
更にディオキア基地入港時にデュランダル議長から直々に褒めの言葉を賜った事で、彼の増長心は一層増す事になる。

一方で、同時にハイネとも出会った事で彼を介してアスランとの関係は少しずつ軟化しかける。
海でステラと再会し、彼女が溺れかけていたのを助けたのもこの辺りで、
当時は戦災孤児の少女か何かと思っていたステラを守ると約束する、介抱したお礼に貝殻を贈られるなど、
ほぼ義憤だけで戦っていたようなシンの心にも若干の変化が現れ始める。
もしかしたらこの時期が一番シンにとって精神が安定した時期だったのかもしれない。

……が間もなく黒海での戦闘でハイネは戦死、ようやく落ち着き始めた彼の心はまた不安定化して行き、
またハイネの死の遠因となりミネルバクルーにも被害を与えたフリーダムの事を敵視するようになる。

地球軍のエクステンデッド研究所での戦闘でガイアのパイロットがステラだった事が判明した際は、
驚愕しつつも直ちに彼女を連れてミネルバに帰艦、そのまま医務室まで運び込む。
この際、敵軍のパイロットを無断で医務室まで運び込む、医務室の女性スタッフが暴れだしたステラに首を絞められる事態を起こす*1などしたため、
またしても明確な軍規違反を犯したことでグラディスから叱責される事になり、他のクルーからも彼の突拍子もない行動に疑問を抱かれる事となった。
グラディス以下ザフトからすれば一敵のパイロットに過ぎないステラであるが、
彼だけはステラは守ると約束した町の女の子でしかなく、最早敵として見られていない状態であった。

その後、ステラの正体がエクステンデッドである事、海でシンと出会った時の記憶が無い事、ミネルバに居ても衰弱する一方で遠からず死亡する事、
そして軍上層部は彼女を生きたエクステンデッドのサンプルとして解剖するつもりである事を知り激しく動揺する。
最早このままミネルバに置いていてもステラに未来はないと感じたシンは、ステラがうわ言で度々言っていた「ネオ」に彼女を返還する事を決意、
レイの協力の下独断でステラを連れてミネルバを抜け出し、「二度と死に触れる事のない暖かい世界に返す」事を条件にステラをネオに引き渡す。
最早言うまでもない事であるが、次話でグラディスが指摘している通り、
この時のシンの「クルーへの不当な暴行」「捕虜の無断解放」「(脱走同然の)無断発進」「敵軍との無断接触」という行為は超ド級の問題行為である。
参考までに、前作でほぼ同様の行為をしたキラは簡易軍事法廷にて銃殺刑を言い渡されている。
しかし、シンとしては「死にゆく、保護すべき女の子を助けられる者の元に返しただけ。その報酬が自らの死刑なら是非も無し」という認識であり、
グラディスから叱責されても全くひるまず、堂々と持論で言い返すほどであった。
当然ながらそれでどうこうなる話ではなく、直後に処分が決定するまでの営倉行きを命じられる。

……が、この件を司令部へ報告した後に通達されたシンへの処遇はまさかの「不問」であった。
グラディスやアーサーとしても、シンのこれまでの戦功を考慮して銃殺だけは回避できないかと願ってはいたが、
拘束中のエクステンデッドが逃亡の末死亡したことは遺憾であるが」という明らかに事実と食い違う文面にグラディスは疑問を持ち、
そしてこれだけの事態をしでかしてもなおお咎め無しだった事から、シンの増長は更に進んでしまう。

ベルリンをデストロイが襲撃した際はインパルスがグラディス隊唯一の稼働機だった*2ため、AAに遅れて参戦。
攻めあぐねていたフリーダムを差し置いてコクピットハッチを切り裂く活躍を見せるも、
直後に護衛に就いていたネオからデストロイのパイロットがステラである事を知らされ動揺する。
しかし攻撃を続けるキラを抑えてから自身は攻撃を止め、説得に手段を変える。
一度は説得に成功するも、慕っていたネオを撃墜したフリーダムが視界に入った事でステラは再び錯乱してしまい、デストロイが再起動。
止めるシンの声も届かず、攻撃態勢に入ってしまう。
「敵」への恐怖の余り、射線上にいるシンの事も忘れフリーダムを攻撃しようとしたステラだが、
キラが寸前に胸部のビーム発射口にサーベルを突き立てた事でデストロイは大破、擱座する。
コクピットがビーム発射口の近くにあった事でステラは爆発により致命傷を負ってしまい、
シンの手でコクピットから救出されたもののステラはシンへの好意を口にした後、シンの腕の中で息を引き取った。
かつてマユの死を看取った時と全く同じ様に何もできないまま最愛の人を失った彼は、やはりかつての様にただ慟哭するしかなかった。

この事からシンは後のフリーダムとの戦闘でキラに「ステラは戦うのをやめようとしたのにお前のせいで死んだ!(要約)」となじるが、
フリーダムが視界内に見切れただけでステラが暴走するなどキラ含め誰にも予想出来る訳はなく、
またキラからすれば「一般市民に無差別攻撃するデストロイを止めた上で、同じく止めようとして撃墜されかかったインパルスを救援した」のであり、
インパルスとデストロイのパイロットが如何なる関係かなど知っている訳が無いキラからすれば感謝されこそすれ恨まれる筋合いは無い。
しかも「地球軍の巨大兵器を止めるべく、迎撃に出て来たザフト軍機と共闘していたらそのザフト機が突然攻撃して来た」という意味不明な状況だったため、
その後デストロイが一旦は停止した事を含めて何が何だかさっぱり分からない心境だったはずである。
何しろシンはキラには「デストロイには知り合いが乗っていて、説得できるかもしれないから攻撃は待ってほしい」などとは一言も言っていない。*3
むしろ全く関係を知らないながら、デストロイが一時的に停止した際はその隙に攻撃したりなどせずに行く末を静観するなど、
キラとしては最大限の配慮をしたとさえ言える。

ではキラ達が戦場に介入しなければ良かったのかといえばそうでもなく、その場合シンが一人でデストロイに加えてカオスとネオまで相手取る事になり*4
落ち着いてステラと話し合える状況にするにはデストロイを護衛する彼らを撃墜ないし撤退させねばなせないが、
そんな事をすれば「ネオを殺した恐怖の対象」がキラからインパルスに移り、そのまま暴走されてシンが撃墜したかされていただけであろう。
また、この時ミネルバもシンの援護の為に砲撃を行う用意を進めており、キラが手を下さなくともミネルバがデストロイを仕留めていた可能性はある。
総じてステラが再び地球軍の兵器に乗って戦場で大被害を出す事を想像できなかったシンの甘さと、
エクステンデッドとしては最早そうするしか生きる術が無かったという誰にもどうしようも無い事情が招いた事態である。

また返還されたステラをそのまま戦場に戻したネオの事についても視聴者からは色々言われがちだが、
ネオ(地球軍)からすればステラという重要な兵士をタダで返還されて敵兵士からの「戦場に戻さない」などという口約束を守ってやる義理など無く
デストロイに乗せたのもそれしか生き永らえさせる事が出来なかった(ミネルバでの様子の通り、もし市井に戻せば間もなく衰弱死していた)からである。
『スターゲイザー』ではスウェンによるとステラはもう長くない状況だったらしく、どうあっても救済は不可能だったというのが正直であろう。

物語の展開上、キラの行動はハイネの戦死の原因(最大の要因はステラ)とセイバーを撃墜した事によるアスランの負傷というミネルバへの被害、
それによってデストロイ戦でシン一人だけが出撃する事態となっており、またステラの件もシンが沈静化に成功したものの、
ネオが乗ったウィンダムを撃墜したキラが居合わせていたので再度ステラが暴走してしまったりと、シン視点においては事態を大抵悪化させている*5
特にステラ撃墜に関してはキラが悪いとは言えないがシンにとっては元凶に見え、ミネルバへの攻撃でクルーに死傷者が出ている事やハイネの戦死を誘発する、
フリーダム(キラ)が敵を舐めている様に見える(実際はなるべく殺したくないだけだが)などの悪感情も合わさり、
シンはフリーダム・アスハ・戦争への憎悪をこれ以上なく燃やし、「本当の強さ」が何なのか理解出来なくなってしまう。

ステラの復讐に燃えるシンはレイと共にフリーダムの戦闘データを解析し、キラの戦闘パターンの利用とインパルスの特性と補給を最大限に活かした戦法で見事撃墜に成功。
そしてフリーダム撃破で舞い上がっていたシンは、何かと口うるさいアスランに対してもフリーダムが彼の嘗ての戦友である事をネタにあからさまに挑発。
その結果殴打され、両者の関係の亀裂は決定的なものとなった。

ミネルバがジブラルタル基地に寄港した後はその功績を讃えられ、デスティニーを受領する。
しかし、同日夜に危険が迫ったためにアスランがメイリンと共に脱走した為これを追撃し、投降する様説得するも、
レイの各種工作からシンは脱走の経緯を知らず、向こうも当然投降には応じず、葛藤の末、レイの後押しもあって二人の乗ったグフを撃墜。
この件はメイリンも当然の事ながら、その不器用さ故に立場を考慮していない発言が多々あった事もあり何かと反発していたアスランに対しても、
彼なりに真摯に接し続けていた数少ない人物でもある為、シンの心に大きなショックを与えた。
その後、アスランと妹を失い心に傷を負ったルナマリアと依存し合う様に急速に距離を縮めていった。

オペレーション・ラグナロクにおける地球連合最高指令部――ヘブンズベース攻略作戦では、量産されていたデストロイを始めとした敵勢力を相手に活躍を見せ、
スティング機を始めデストロイ複数機を撃破する等、多大な戦果を上げる。
その功績が認められ、レイと共にFAITHに任命されるが、命令違反等が多数且つ指揮能力等の基準も満たしているとは言えなかったシンが任命された事について、タリア・グラディス等からは疑問視されていた。

そんな中、ブルーコスモスの盟主であるロード・ジブリールはオーブに逃亡し、セイラン家が支配するオーブはそれを隠匿。
そのため、ザフト軍はオーブ攻略作戦・オペレーション・フューリーを発令。
ミネルバ隊と共に作戦に参加したシンはオーブ軍MSを多数撃破し、カガリのアカツキと交戦。
技量差もあって終始優位に戦いを進めるも、撃破寸前にストライクフリーダムの介入を受ける。

アロンダイトは太刀筋が見切られて白刃取りされる、至近距離からビームではなくレールガンを撃たれる等、殺意の少ない戦い方をされる。
シンはそんなキラの戦いに舐められていると激昂するも、デスティニーのエネルギー切れとレイの説得により、一時撤退した。

第二次攻略戦では、レイのレジェンドとの連携でストライクフリーダムと互角以上に戦うが、アスランの乗る∞ジャスティスが戦闘に介入し、敗北する。
そして、どちらからも追われていたジブリールがセイラン家のシャトルで宇宙へ逃亡した為に戦闘は済し崩しに終了。 撤退せざるを得なくなった。

月面裏に位置するダイダロス基地攻略戦では圧倒的少数の中で奮闘。 ロゴス派の地球軍で構成された守備隊を次々撃破し、任務も完遂した。
その後、デュランダルはデスティニープランを公表。
同時期に戦友であるレイから自身の生い立ちを知らされ、迷いを残しながらもザフトとして戦う事を選択する。

メサイアへ侵攻してきたオーブ軍との決戦では、ルナマリアの乗るインパルスを中破させた(※コクピットは狙ってない)アスランに激昂し、戦闘を開始する。
アスランに説得を受け、それに反発しながら交戦を続けるものの、キレてはいるもののアスランと殺し合うことを望んでいるわけではないはずであり、
シン自身デスティニープランを肯定しきれていないことや、自身の行動がレクイエムを撃たせてオーブを消し飛ばすことに繋がっていることなどから、深刻な焦燥状態に陥っていく*6
そんな精神状態だったために最終的に制止するために割り込んできたインパルスの姿を見てフリーダムと誤認し、更にステラや妹のマユのトラウマがフラッシュバック。
錯乱状態に陥りインパルスに攻撃を仕掛けてしまったところに、最終的にSEEDを発動させたアスランに止められた為、インパルスを撃破せずに済んだものの、敗北。
デスティニーは月面に墜落し、そこでルナマリアと共に終戦を迎えた。


本編終了後、オーブの戦没者慰霊碑で再会したキラと和解し、ザフトの所属となった彼の下に配属される事となったらしい。
メサイア攻防戦が苦い記憶になったことは想像に難しくないが、結果的にこの体験はシンの成長に繋がることとなった。
なお原作世界では、アスランとの蟠りは未だ解消されていないが、何だかんだ互いを認めてはいる模様。
アスランもシンを心配して気に掛けてはアドバイスしているつもりではあるが、結局似た者同士とも言える。
その後のシンについては、インタビューにて家族の死の悪夢に魘されながら戦っていると語られている。


余談だが、仮にメサイア攻防戦でザフトが勝利していた場合、
デスティニープランのこともあるが、それ以前にオーブが消し飛んでいたため、シンに新たなトラウマが追加されることは確実だった。
そのことやシンのその後(デュランダルの剣として活動する場合)を考えても、メサイア攻防戦で負けたこと自体はメタ的には不遇でもシンが不幸という話にはならなかったりする。


オーブに移住するより前の経歴は、不明。
ただ、地球に住んでいたからか地球出身だと思われがちだが、
二世代目のコーディネイターが生まれる時には地球でのコーディネイター施術は禁じられているので、必然的に出身は宇宙の何処かのプラントであると思われる。




本編以外での扱い


どのメディアでも、シンの心情を補足する様なフォローが入っている。


・漫画版

項目先を参照。

・ノベライズ版
基本的な扱いは変わっていないが、後半では要所要所でシンの心理描写が足されている。

レイがシンをデュランダルが望む様に誘導しつつ、友人として彼を望まぬ戦いへ導く事に苦悩するという心理描写も追加されている。
冒頭に記した命令違反について、アニメにおけるインド洋の死闘にて。
基地建造の為に連合軍に強制徴用されていた現地住民が戦闘に紛れて逃亡しようとしたところを兵士が住民を銃撃する場面を見たシンが激怒し、
アスランの制止を無視して基地を破壊した時の描写に手を加えられている。
この時に連合の兵士の中には現地住民の強制徴用に後ろめたさを感じていたルーカ曹長という兵士がいたが、その基地の破壊に巻き込まれて死亡しており、
更に残った全ての建造物にビームを撃ち込むというアニメ以上に過激で問題行動だとより分かり易い描写となっている。

加えて、二人のラクスという事態が起こるまでシンは「全てがロゴスのせいであるから自分もステラも被害者で何も悪くない。」という戦争で人を殺すという行為自体も他者のせいにしている有様。

要約すれば、

「自分は戦争で家族を殺された。だから自分は被害者。自分が人を殺したのは戦争を起こしたロゴスのせい。だから自分は許され、何も悪くない。」

「それを認めない者は現実を見ていない。悪いのは自分をとがめる側。」

という状態で、自分に非があると言うこと自体がシンにとっては理不尽で、ちやほやされるのが当たり前という幼児レベルの思考しか持っていなかった。作中で自分達に非がある事を全て他者のせいにするなど、もはや現実逃避以前にただのワガママで自己中心的な幼児であり、アークエンジェルとの関係を知った上でのアスランへの暴言などもデュランダルに認められている事実がより拍車を掛けて『銀河英雄伝説』のアンドリュー・フォークと大差ないメンタリティになっていた。もっとも、全てがロゴスのせいだという責任転嫁や誘導はデュランダルの支持者のほぼ全てに浸透しているというのが正確かも知れない。

最終決戦後、ボロボロになったインパルスでルナマリアと共にメサイアにいるレイを迎えに行き、彼の遺言を受け取るというシーンも追加された。

・DESTINY ASTRAY
ファントムペインによるアーモリーワン襲撃及び連合との開戦前に行われていたインパルスのテスト運用中に取材にやって来たジェスと邂逅している。
また、アビスのテストパイロットで強奪されなければ同機の正式パイロットになる筈だった元海洋部隊所属のマーレ・ストロードには
「本当はインパルスのテストパイロットになりたかった」という理由で一方的に嫌われている子供かお前は
後にマーレは格納庫に侵入したステラに撃たれ重傷を負うが、復帰後は念願叶ってデスティニーインパルスのテストパイロットを任されるものの、
それがデスティニーにフィードバックされている事を彼は知らなかった。 知らない方が幸いとも言えるが……。

・ドラマCD

ムウがシンとアスランを和解させる為に開いた飲み会で、
「キラさんは、何か温かくて包容力のある凄い人っす」
等と言うシンに対して、
「キラは基本何も考えてないからそう見える。 お前は自分に都合の良い事を言う奴の話だけ聞く傾向がある」
「キラは努力は嫌いだが変なところで頑固で、特にラクスを困らせる奴には一切の容赦が無い」
と、アスランが過去の体験を基に愚痴混じりのアドバイスをする一幕も。
*7

シンもシンで、折角自分から話題を振ったのにアスランに酒の席でいきなり説教された事が気に入らない様で
「キラさんの事をそんなに理解してるのになんで2回も落とされたんすか?俺は1回勝ってますけどね
「キラさんに容赦無く切り捨てられるって、セイバーみたいになるんすか?」
等と挑発し返す応酬が繰り広げられ、仲の悪い兄弟みたいな関係になっている。 結局仲が悪いとは言ってはいけない。
自身の苦しみを腕尽くでも止めてくれたアスランに真摯に礼を述べたが、酒が入って酔っていたアスランが茶化す様な失言を連発してしまっており、シンが突っ掛かるのも止む無しだが。

ドラマCD特有のノリもあるかもしれないが、本編でもだいたいこんな感じだったので根本的に噛み合わせが悪いのだろう。
あるいは喧嘩するほど仲が良いというやつか。


各ゲームでの活躍

大半のゲームにてシナリオ・性能共に優遇されている。
キラ、アスランに比べて真面目な面が強調されており、原作に比べると歳相応、作品によってはそれよりも幼い性格に描写されている。


・Gジェネレーションシリーズ

【GジェネレーションPortable】

DESTINY初出演作品。OPでゴッドガンダムと拳をぶつけ合う伝統はここから始まっている。
原作ストーリーを追っているため、ガルナハン基地攻略では分離したインパルスガンダムで渓谷の脇道を通り抜けるなど妙な拘りもある。
キラやアスランよりも扱いやすく、愛機のデスティニーガンダムもテンションが上昇すると武装が変更され強化するので相性も良い。


【GジェネレーションWARS】

低めのMPとアビリティの気合でテンションが上がり易く、楽にチート性能のSEEDが発動出来る。
正直キラやアスランより使い易く、固有アビリティ「怒れる瞳」による火力強化も心強い。
DESTINY枠のマスターセレクトでは主人公枠として登場。


【GジェネWORLD・OVER WORLD】

とあるステージで次回作のラスボスの部下その1としてレイ(その2)と一緒に登場。
ムービーでは3機でキラを仕留めにかかっていたが、それでも攻撃一つマトモに当てる事ができなかった。
次回作でも、ワールドツアー最終面でと共に混じっている。
後述でのスパロボと扱いが逆転している。

【CROSS RAYS】
ユニットとしては、射撃・格闘・反応値が高めで初期ステータスはSEED時代のキラやアスランよりも上を行く。
更に序盤で手に入るため扱いやすく、育成していくと手に入るスキルは攻撃重視ではあるが、特殊防御の多い今作では頼りになるだろう。
本作品は原作準拠のストーリー展開のため、クレタ沖海戦までは主人公サイドで戦える。しかしベルリンでは第三勢力(敵側)となり、以後は敵ユニット登場になるため操作はできない。
しかし最終ステージでは、アスランとの戦闘前会話で漫画版(THE EDGE版)の掛け合いを声付きで見る事ができる。
トロフィー解放の条件にその会話を聞く事が前提のものがあるため、制作側も意図して盛り込んだものだと思われる。エピローグも一部変更がされている。



初参戦作品。
基本原作と同じ扱いなので、ユニットとして動かせるのは序盤と終盤だけである。



〈Z〉

大器晩成型の成長パターンの為、序盤はそこまで強くない。 しかし、インパルスの優れた性能もあって扱い易く、デスティニーに乗り換える後半からは大暴れ。
貴重な魂持ちであり、またデスティニーは最高レベルの単体攻撃を持つ為、スーパー勢に混じってボス狩りに参加する姿も良く見受けられる。

ランド編では共通ルートしか出番が無いが、
一番活躍するセツコ編では、序盤こそ原作同様カガリに暴言をぶつけたり、増長した態度を取っているものの、セツコとの出会いやカミーユの叱咤を通して大きく成長。
原作では舞い上がっていたフリーダム撃墜時の様子が深く後悔している描写となっており、ifルートでは本編とは違って自分なりに情勢等を考えた結果、
ZAFTを離反する事を決意し、自分に付いて来てくれたルナマリア達と共に自軍に参加するif展開に突入。
敵対する事になったレイを説得し、デュランダルに自分の考えをぶつける等、原作より主人公した事でプレイヤーからは「リアル系男主人公」と呼ばれる様になった。

逆に原作ルートでは一時敵扱いとなり、シンのSEED・底力、デスティニーのVPS装甲・分身が非常に厄介。 人によってはステージ最強の敵と化す。
回避する為にはifルートに進む必要が有り、一周目では複雑な手順を踏まなければならない。
しかしながら、それを達成した時の喜びは一塩。 シン好きなら是非頑張って頂きたい。

また、自軍に参加するifルートのみならず、敵対する原作ルートであってもセツコやカミーユ、勝平等多くの理解者に恵まれる(それが強く出ているのは原作ルートの戦闘前の会話シーン)。
クワトロに「将来、進むべき道を間違えたら止めてみせる」と約束するが…。


第2次Z

再世篇のラブアタックイベントで、ルナマリアと恋人になっていた事が本人等の口から明かされた。
交友関係も、キラにラクスを慰める様に助言したりと、原作では考えられない程の良好な関係を築いている模様。
前作続投組という事もあって新規参戦組よりも出番は少ないが、トレーズリボンズといった戦争を利用するタイプの版権ボスには怒りを爆発させる。
また、セツコ登場時にプレイヤーの気持ちを代弁して喜んでくれたり、ルナマリアやカミーユに尖っていた頃の事をからかわれる等のシーンもある。


第3次Z

キラとアスランと共にZAFT所属。 部隊の隊長を務めている。
残念ながら今回は恋人のルナマリアは自軍に合流しないが、仲は前作と同じく良好な様子。
序盤で自軍に合流するも、とある理由でSEED能力が封印されている。 同様の理由で中盤まではセツコの事を忘れていた。

オーブの危機には、たった一人で出撃しようとしていたがカミーユを初めとする仲間のサポートを受けて救援に駆け付ける。
今作でオーブへの想いに決着をつけ、カガリに嘗ての暴言を謝罪したり、シャアの事で思い悩むカミーユを叱咤する等、精神的な成長が見られる。
シャアとの激突では、Z1で交わした約束を果たすべく立ち向かう。

カミーユが嘗て自分にしてくれた様に、思い悩むバナージを良き先輩としてサポートしようともしている。
その甲斐あってか、バナージとは仲が良いが、中断メッセージで悩むバナージにカミーユが聞いてみろと言う頭の上で何かを割るコツは多分聞かれても教えられない。
自分と同じ「兄」の立場にあるカイエンを気にかける場面もある。 声も同じだし…

天獄篇では遂にセツコと再会。 ヒビキがセツコと一緒にいるのを見て嫉妬する場面もある。
尚、一度ルナマリアに正面から「セツコさんの事が好きなの?」と訊かれるシーンがあるが、シンの答えは「好きとかそういうものじゃなくて、心から感謝している恩人」というものだった。
フロンタルによりレイがプラント国防委員長に就任した時には動揺を隠せなかったが、真意を知る為に彼と再び向き合う事を決意する。



本編前半終了時までは敵として登場。
前半唯一のボスBGM持ちであり、歪んだ顔グラで清々しいまでの悪役ぶりを見せる。
自軍入りしてからは高い能力とデスティニーで活躍。 敵の時には此方を悩ませてくれた、前作から更に強化されたSEEDとバリア無効のアロンダイトで敵を薙払ってくれる。
フルウェポンコンビネーションでのカットインは必見。
こちらも、条件次第ではステラとレイが生存する。
ミハエルにシスコン繋がりで磁偉具と共に説教する場面も。



キラがステラ救出に加勢する為、恩義を感じてエンジェルダウン作戦にも消極的。
また、話の流れからアスランも裏切らず、シン、キラ、アスランの三者の関係が良好という、アニメ本編とは別作品と化している。
シンのピンチにキラが駆け付けたり、逆にキラのピンチにシンが駆け付けて檄を飛ばしたりと、所謂ダブル主人公状態。

ここでも理解者や指導者に恵まれ、リリーナを助けに行くヒイロを手助けしたり、ジブリールにトドメを刺したり、
真っ向からデスティニープランに反対したりする綺麗な主人公。
カットインはKと変わらず顔芸、どころか少し強化されている。 しかし、今作ではこの演出でジブリールに引導を渡す為、熱いイベントと評価も高い。



(Zシリーズを除いて)初の原作ストーリー終了後の参戦。
当初は空気参戦も危ぶまれたが、キャラクターデザインが同じ『蒼穹のファフナー』組と絶妙にマッチし、『アスカさん』として独特の存在感を示した。
詳しくはマークデスティニーのパイロットを参照。


【スーパーロボット大戦Operation Extend】

刹那、ヒイロ、キラ、アスランと共にコロニー自治勢力が独自開発した新型ガンダムのパイロットとして登場。
インベーダーやミューカスといった人類共通の敵に立ち向かうべく、コネクト・フォースに出向してくる。
本作の世界観においてはプラントやオーブと言ったSEED世界の国家については語られておらず、確執も無い為、キラやアスランとは最初から普通の先輩後輩関係。


【スーパーロボット大戦Card Chronicle】

ソーシャルゲームという特殊な作品ではあるがスパロボ史上初めてSEEDとDESTINYのシナリオが一作で進行する為、
原作再現関連では序盤から自軍に参加しているキラ側が中心の描写が多く、合流はやや遅め。
但し、一度合流して以降はキッチリ見せ場も用意されている。
そして宇宙海賊バンカーの洗脳からレイを開放し、共にクルーゼとの直接対決に挑む。



今回も原作終了後の参戦だが、キラとは確執が残ったままであり、SEED技能も最初は封印された状態となっている。
他の種勢含めて『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』組との絡みが非常に多く、アルゼナルの面々から「ザフトの青い稲妻」という異名で呼ばれていた。
特にサリアとは劇中で辿った道程がほぼ同じな為か、彼女を諭す場面が多々見られている。
というか、ボンボン版におけるアスランとシンの関係ほぼそのまま。 君は僕に似ている
ある場面ではヴィヴィアンがドラゴン化した際にはその正体に気付かず銃を向けようとする、ややブラックな中の人ネタもあったり…(直前で正体に気付いた刹那が止めに入ったので未遂で済んだが)。

因みに世界観が異なる為か、カミーユとの絡みは殆ど無い。 スパロボではよくある事だが。


初代EXVSではデスティニー、EXVSFBからはインパルス搭乗Ver.で参戦。
デスティニーの方は漫画版などを含めたボイス収録となっているが他キャラとの掛け合いは少なく、ルナマリアとタッグを組むか敵対すると動揺する台詞があるのと、アスラン相手で漫画版の台詞があるくらい。一方的なものであれば、レイやハイネなどがある。
一方のインパルスでは、キラ(フリーダム搭乗)やイザーク、カガリやステラなど同作品内の掛け合いが多めに用意されている。キラとは気の合うコンビのような間柄で、イザークとは上官と部下を意識したような台詞になっている。ステラを撃破すると非常に悲愴の漂う声で別れを告げるので、かなり後味が悪いが……。

覚醒時のグラフィックはどちらも激怒しているかのような表情。
EXVS2ではそのグラフィックも一新されたが、むしろ凶暴さが増した。

実はEXVSロケテ初期段階ではリリースされておらず、ロケテ中のアップデートで追加された特殊な来歴を持つ。
運営もシンが主人公という立ち位置に拘りを持っていないのか、PVではキラが優先的に表示されている。

・その他ゲーム

【ガンダム無双2】

そんなのはただの言葉じゃないか…誰がそんな事を決めたんだ!
失っている過去を守るのは間違いで、今ある現実を守る事だけが正義なのかよ!
それを決めて良いのは、あんたじゃない! オレなんじゃないのか!

オレは決めたんだ! 過去を放ってはおかない! 決着をつけるんだ!

ストーリーでは、最終ステージでティターンズ+ギンガナムとの最終決戦直後に割り込んで来たキラとアスラン両名相手に一人で互角に渡り合い、
二人の主張を自らの信念の籠った言葉で一蹴する姿を見せる。
因みに、ストーリーミッション中友好な関係を築くカミーユとロランとはスパロボZでも友好な関係を築いているという偶然の一致がある。

また、東方不敗の説教を真面目に聞き、師匠もまたその姿勢を気に入る等、こちらでもかなり優遇されている。
ジェリド編ではルナマリナと共にザフトからティターンズに出向して来ており、一時的にジェリドの部下となる。
一時は対立するがジェリドがある行動を起こした時に駆け付けるという男の友情を描かれている。


【機動戦士ガンダムSEED 連合vsZ.A.F.T.】

無印の時は『ガンダムSEED』の方がメインだった為、家庭用でルナ、レイ、ステラ等と共に、ゲストキャラ扱いでインパルスのパイロットとして参戦。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vsZ.A.F.T.2』からは『DESTINY』メインの為、主役級の扱いである。 まあタイトルバックはストフリなんですけどね!

家庭版ではデスティニーがタイトルバックに映るOPも収録され、更にプレイヤー自らがシンとなって各キャラクターと仲を深めながらストーリーを追体験する「PLUSモード」も実装された。
仲を深めるとキャラクターの絵が笑顔だったりリラックスした様なものに変化し、表示されるセリフも親愛に満ちたものになる為、あのキャラの笑顔が見たい!と奮闘したシン君も多い筈。

女性キャラはラクスやカガリ等、既に相手がいるキャラクター以外はフラグが立ったとしか思えないセリフになるので、全てのキャラの親愛度をMAXにするとハーレムにしか見えなくなる。
因みに、公式でシンの嫁となったルナマリアの最後のミッション(味方になるものをクリアすると親愛度が上がる)は敵対するものである…これ浮気って思われたんじゃね?


【GENERATION of C.E.】
SEED DESTINY放映中に発売されたゲーム。パッケージはシンとインパルスガンダムが中心にいる珍しい立ち位置。
ベルリンでの戦闘~エンジェルダウン作戦あたりまでが再現されている。このためゲーム等の作品でありがちな優遇扱いが適用されており、終始主人公サイドとして操作ができる。
とはいえ以後のストーリーはモノローグやシン以外のキャラの説明で進むため、彼自身は感情的に敵を薙ぎ払うだけの舞台装置と化している。
曲がりなりにも心情を理解できたTVアニメ版とは違い、ほぼ台詞が無い一兵士レベルの扱いなので待遇は悪くなっているような……。



主なセリフ


●アニメ
「いくら花が咲いても……人はまた吹き飛ばす」

「何でこんな事を……また戦争がしたいのか、アンタ達は!」

「流石キレイ事はアスハのお家芸だな!」

「守るって……言ったのに……俺、守るって言ったのに……! ステラ……ごめん……!」

「アンタは俺が討つんだ! 今日、ここで!」

「何を……何を言ってるんだアンタは! 何も分かってない癖に! 裏切り者の癖に!!」

「逃がさないと言ったろ!!」


●コミック&ゲーム

「あんたが正しいっていうのなら! 俺に勝ってみせろっ!!」

「これが…デスティニーの力だ!」

「失っている過去を守るのは間違いで、今ある現実を守る事だけが正義なのかよ! それを決めるのはあんたじゃない! オレなんじゃないのか!」
「オレは決めたんだ! 過去を放ってはおかない……決着を付けるんだ!」

「あんたが一番訳分かんないんだ! ふらっと現れて……戦いを始めて!」
違う! それは…
「違うと思ってるのはあんただけなんだよ! ……でも、あんたの言い分はそれなんだ」
「あんたは、大切なものを守る為に戦う……それで良いんだ……でも、だからって、オレも戦わない訳にはいかないんだ!」

ほんと凄いよ、シン! やっぱりシンは、スーパーエースね!
「止めてくれよ…ルナ……もうエースの力は良いんだ、必要無い……」
「スーパーエースなんてもう捨てて良い過去だって……決めたんだ、俺自身で」

「一人で立てます」

「運命を斬り拓く! その為には!」

「俺がお前を止める! お前は俺の友達だから! そして、お前ともう一度話をする! 今迄の事……これからの事を!」

「生きている限り、明日はやって来るさ……」

「俺だって!! 守りたかったさ、俺の力で全てを! だけど…俺が撃ってるのは敵じゃないって、撃つのは奪う事だって…力で解決出来る事なんて何も無いって!! アンタが俺に言い続けてきたんじゃないか!」


「俺にとってお前はラウ・ル・クルーゼなんかじゃない! レイ・ザ・バレル……俺の、友達だ!」


●CM等
「なんで議長まで、チェックしてるんだーー!!」
(フレッツ光コラボCM)



余談


シン・アスカを演じた鈴村健一氏は、2012年に放映されたトータル・イクリプスにおいて、「真の平等と人類皆の平等なBETAによる救済」を掲げるテログループのリーダー「指導者(マスター)」を、2016年に放映されたシュヴァルツェスマーケンにおいて、指導者(マスター)の過去の姿であるテオドール・エーベルバッハを演じている。

ちなみに項目冒頭でリンクが張られているアスカ・シンとは名前の他、
MBS・TBS土曜6時枠の主人公キャラ」
「シリーズ及び放送枠における前作の直接的続編の主役」
「演者が後にスーパー戦隊シリーズ作品の主題歌を担当」(シン・アスカの演者は所属ユニットがエンディング、アスカ・シンの演者はオープニング)
という共通点がある。




何でこんな事を……また荒らしがしたいのか、アンタ達は!!




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最終更新:2021年04月11日 16:50

*1 シンがステラのブロックワード「死」を発言したため。

*2 セイバーはオーブ戦でフリーダムにバラバラにされ、レイとルナのザクも以前の戦闘で損傷したまま修理が完了していなかった。

*3 C.E.の世界では両軍共通回線を使用するなどの方法で敵軍とも会話可能であるが、この場面ではシンがキラに対しそれをしている様子は無い。

*4 カオスはアスランすら手こずり、遂に撃墜には至らなかった強敵である。原作ではカオスはキラと共に戦場に来たオーブ軍のトップエースが駆るムラサメ3機がかりで挑み倒している。

*5 キラ達にはキラ達の意図がある事や、内心憎んではいない故郷のオーブを攻撃し続けずに済んだ等、シンにとっても全てが悪い訳でもないが、この時のシンがそれ等に気付くのは無理があった

*6 この時のアスランの「もうお前も、過去に囚われたまま戦うのはやめろ!そんなことをしても、何も戻りはしない!なのに、未来まで殺す気か!?お前は!」「お前が欲しかったのは、本当にそんな世界か! 力か!」などの台詞はこれらの事情からザフトに居た頃のやりとりと異なり、シンも(表面上反発したが)自身について考えさせられる非常に重みのある耳が痛い言葉だった。

*7 アスランのこれ等の評価については、ドラマCDならではという事もあるが、本編を見ても分かる通りアスランはハイネから「下手くそ」と笑われる程の口下手であり、その内容は言葉足らずなものや抽象的過ぎるものが大半な為相手に伝わり難いのも否めず、この評価はあくまでアスランの主観が多く含まれるものと思われる