シン・アスカ

登録日:2009/06/26(金) 15:20:36
更新日:2022/08/18 Thu 12:23:19
所要時間:約 12 分で読めます





もしかして→アスカ・シン



何でこんな事を……また戦争がしたいのか、アンタ達は!!





人種:コーディネイター
生年月日:C.E.57年9月1日
年齢:16歳(番組開始時)
性別:男
身長:168cm
体重:55kg
星座:おとめ座
所属:ミネルバ→プラント国防省直属特務隊FAITH→ヤマト隊


概要

人物

ザフト軍所属の第2世代コーディネイター。
非道や理不尽、非人道的行為には憤る素直で正義感の強い人物だが、感情的になり易く、自制心に欠けるきらいがある。
その為、行動力はある反面、時に周囲が見えなくなって無茶な行動を起こしてしまう事も。
歳相応に子供っぽい面もあり、自分が納得いかない事に対しては、例え教官や上官であろうと反抗的な態度を向ける事が多々ある。
また自分の非を認められず、悪い事態や状況を他人のせいにしてしまいがちな面も多々見受けられる。

良くも悪くも……というか、概ね悪い意味で感情がそのまま態度に出てしまう裏表の無い性格。

MSパイロットとしては、赤服を纏えるほどの好成績をアカデミーで修めている上、「SEED」の因子を持っている等、有り余る才能に恵まれているが、
過去のトラウマが行動原理となっている事から激情に駆られやすく、感情のままに問題行為を劇中で何度も起こしている。

しかし参加した任務の達成率自体は高く、また重罰行為を起こしてもそれを自覚しながらも帰還する等、組織への帰属意識もある。
……と言えば聞こえは良いが、幾度となく命令違反を繰り返したり、民間人の扱いを見かねてとはいえ命令外の破壊活動をしておきながら、
そこまで重い懲罰を課されなかったことで時折増長していた場面等もあり、軍人としての責任や事態の深刻さを理解していなかった節が散見される。
特に「一国の軍人が他国の代表に面と向かって侮辱する」「上官の命令を無視して戦闘を継続する」などは、本来ならその場で首が飛んでもおかしくない重大な問題行為である。


また、従来のガンダム主人公たちが、周囲の大人達の言葉や様々な人物達との出会いや別れ等によって「力の成長」と共に「心の成長」も得ていくのに対して、
シンの場合はパイロットとしての力は成長しても心の成長は見られず、上官に対する態度は一貫して少し悪いままだったり、議長や軍上層部に実力を認められたとして増長したり、
自分の行動の責任を外部、後半ではロゴスに押し付け、自己反省どころかあまり顧みること自体せず、自己正当化ばかりしてしまったり、
親しかった上官の脱走等でストレスを溜めて情緒不安定からノイローゼになったりと、結局性格で問題のあったところは殆ど改善されないままに最終回を迎えてしまった。

ただ、これに関しては完全にシンだけの責任とは一概には言えず、状況に流され中途半端な姿勢で戦いながら*1何かと口出ししてくるアスランについ反抗してしまったり、
タリアやアーサーといったミネルバの上官達がシンに必要以上に干渉しようとしなかった事、
自身の理解者だったレイやデュランダルでさえも結局はシンを都合の良い『力』として利用していたに過ぎなかった事など、
周囲の人間関係に恵まれなかった事も原因の一翼を担っていると思われる。

補足すると、シンはいきなり家族全てを喪ったこともあって、普段の強気な振る舞いとは裏腹にナイーブな少年でもあり、
非番時には友人と出かけたりもするが、部屋で妹の遺品である携帯電話に遺された妹の肉声を聞いたり、家族の写真を見たりしていてあまり親しくない人物とは積極的に関わろうとしなかったため、
アスランのように能動的に接触しようとしなければ会話する機会がそもそも少なかったので、タリアたちだけに責任を求めるのも酷な話である。
そもそもミネルバも少し硬いだけでそんな風通しが悪いような描写はなく、アークエンジェルの様な距離の近さがむしろ異常なだけである。

ちなみに、事故でステラ・ルーシェの胸を鷲掴みにしてしまって顔を真っ赤にしたり、
海に落下して溺れたステラを(別段それまで何の関わりがあった訳でもないのに)危険を顧みずに自分も海に飛び込んで救出したりと、
戦争に関わっていない時は、善良でむしろお人好しに近い普通の少年である。

今でも亡き家族を想っていることからも分かるように、友人や恋人といった近しい人間に対する情もかなり深く、
友人から恋人となったルナマリアに対しては、恋仲になってからはやや過保護なくらいに彼女を気にかけていた他、
反発していたとはいえ自分を気に掛けてくれたアスランへの追討命令が出された時には凄まじく動揺し、必死に投降を呼びかけている。
レイの示すまま、彼や議長の“敵”と戦っていたのも、友人のレイの頼みであるということがシンの中では大きな理由の一つであったと思われ、
小説版では、自分や議長のためにシンを彼が本来嫌っている戦争に行かせている点について、レイが心苦しく思っている描写が足されている。


なお、アナザーガンダム初、そしてガンダムテレビシリーズ初となる「物語開始時点で既に軍人だった主人公」でもある。
(ガンダムシリーズ全体で見ると、バーニィウラキシローに次ぐ4人目となる)

今のところテレビガイド誌『ザテレビジョン』で唯一表紙を飾ったガンダムシリーズのキャラクターでもある。レモンもしっかり持っている。
(以前に『ガンダムZZ』が表紙になった事はあるが、機体の顔アップで人物は載らず、当然レモンも持っていなかった。)


来歴

かつてはオーブ連合首長国に移民して来た民間人だったが、地球連合軍によるオーブ侵攻戦の際戦闘に巻き込まれ、両親と妹を目の前で喪ってしまう。
その後はオーブ将校であるトダカに暫く世話になっていたが、彼の勧めでプラントへの移住を決める。

※なお、「シンの家族に直撃した流れ弾を撃ったのはフリーダムで、シンにとってキラは家族の仇である」と断定的に語られる事も多いが、そういった設定は存在しない。
直前のアングルと急激な場面転換の関係でそう見えなくもないというだけで、どの方角からの砲撃なのかすらも実は不明。
総集編でフリーダムとカラミティの砲撃シーンがカラミティだけになった事についても、
「カラミティに責任を押し付けた」「空に向けて撃ったカラミティの砲撃が山に着弾しているのはおかしい」という声もあるが、
「そういう意図があったのではないか」と疑惑を向けるのはともかく、「フリーダムがシンの家族の仇である」という前提で批判するのは過剰である。
更に言えばシンも携帯を拾いにいっていてどこからの砲撃かすら把握出来ておらず、別にフリーダムが家族の仇だと思っているわけではない(むしろそう思っていたら性格上もっと激しく反応していたと思われる)。

そして、トダカの勧めでプラントへの移住後、適性検査で軍人の道を勧められた事からザフトの軍学校(アカデミー)に入隊。
アカデミーでは優秀な成績を修め、卒業後は成績上位者10名の証たる赤服を纏う事を許され、ミネルバに配属。
同時に新型MS「セカンドステージシリーズ」の一機であるインパルスのパイロットとなる。
ちなみにミネルバの同僚であるレイ、ルナマリアとはアカデミーからの友人で、ルナマリアの妹であるメイリンとも面識はあった様子。

作品序盤では実戦経験が不足していた事もあってあまり目立った活躍は無かったが、中盤でSEEDを発現。
その後は地球連合及びオーブ軍艦隊を単機で壊滅、クレタ島沖の戦いでアビスを撃破する等、鬼神の如き活躍をする。
しかし、この激戦の最中、特攻を仕掛けてきた恩人であったトダカが乗る空母タケミカズチを沈め、戦死させてしまっている。
互いにかつての恩人・保護した少年が乗っている事は終ぞ知らないままであった。

この頃から戦功が急増した事で、後々まで付いて回るどころか悪化していく増長が始まり、
戦闘途中で発見した地球軍の前線基地を独断で壊滅させるという勝手な行動を取るまでになる。
この件は、地球軍も現地民を強制徴用する、戦闘のドサクサに紛れて脱走しようとした現地民を射殺する等、地球軍の行為も間違いなく非道ではあるのだが、
勝手に行動」し「上官の制止命令までも無視」し、戦時下かつ軍人相手、先に手を出したのは相手側とはいえ、
基地側が戦闘能力を喪失しても攻撃を続行し非戦闘員まで殲滅する」という行為は軍人として大問題である。
当然上官であるアスランからは叱責されたが、助けた現地人達は地球軍から解放された事を喜んでいたため、シンには今一その意味が理解できず、反発心だけが高まる結果となった。

ただ、アスランに叱責されたことはともかく、二度も殴打されたことについては「流石に理不尽」と言われる事もあるが、
殴るのは正当ではないがそう理不尽というわけでもなく、本来なら軍事裁判で裁かれるべき問題行動である。
ただし、肝心の叱責も、内容も間違いではないが具体性にやや欠けており、意図が伝わりづらいという意味ではアスランにも非は全く無いわけではない。
もちろんシンの行動は叱責されてしかるべきであったが、アスランももう少し言い方ややり方を考えるべきだっただろう。

その後のガルナハン基地攻略では困難を通り越して無茶な任務を見事に成功させ、
更にディオキア基地入港時にはデュランダル議長から直々に褒めの言葉を賜るものの、
一方で、彼の増長は一層増す事になる。

この頃には、ハイネがミネルバに配属されたことによって、彼の仲介もあってアスランとの関係に改善の兆しが見えたり、
ステラと再会し、溺れかけた彼女を助け、介抱したお礼に貝殻を贈られるなど、
地球連合の『G』強奪からこっち、ずっと戦闘や任務続きだったシンの環境は少し落ち着きを見せ、
彼自身の心や人間関係にも、若干の変化が現れ始める。
もしかしたらこの時期が一番、シンにとって精神が安定した時期だったのかもしれない。

しかし、黒海での戦闘でハイネが戦死したことを皮切りに、シンを取り巻く環境は再び緊張感を増し、
ハイネの死の遠因となり、無差別攻撃でミネルバにも損傷を与えたフリーダムに敵意を向け始めると共に、
昔の仲間とはいえ、フリーダムやアークエンジェルを敵視しきれないアスランとの関係も、再び冷え込み始める。

その後の地球連合軍のエクステンデッド研究所調査中、突如襲撃してきたガイアを迎え撃つことになったシンはガイアを鹵獲し返すことに成功するも、
そのパイロットがステラだったと知り、驚愕しつつも直ちに彼女を連れてミネルバに帰艦、そのまま医務室まで運び込む。
この際、敵軍のパイロットを無断で医務室まで運び込む、医務室の女性スタッフが暴れだしたステラに首を絞められる事態を起こす*2などしたため、
またしても明確な軍規違反を犯したことでタリアから叱責される事になり、シンとステラの関係を知る由もない他のクルーからも、(彼らから見て)突拍子もない行動に疑問を抱かれる事となった。

後の調査で、ステラが人工的に強化されたエクステンデッドであること、シンと出会った記憶が失われていること(後に記憶を取り戻している)が判明。
シンとの記憶を取り戻したことで、ステラの精神状態は安定していったが、一方でその身体はみるみるうちに衰弱していき、シンはそのことに心を痛めていたが、
結局原因が分からないことでミネルバにいる限りステラは遠くないうちに死亡することと、軍上層部はステラの遺体を貴重なサンプルとして解剖するつもりであることを知り、激しく動揺する。
そして、このままミネルバに留め置いてもステラに未来はなく、それどころか死後にその遺体を弄ばれることを嫌ったシンは、ステラのうわごとで名前が出た「ネオ」に彼女の身柄を渡すことを決め、
シンの心境に共感したレイの協力の下、独断でステラを連れ出し、ネオと接触。「二度と死に触れる事のない暖かい世界に返す」事を条件にステラを彼に引き渡した。

この時のシンの「クルーへの不当な暴行」「捕虜の無断解放」「(脱走同然の)無断発進」「敵軍との無断接触」という行為は超ド級の問題行為であり、
シンも自分の行動が問題行動であり、重罪として裁かれることを覚悟はしていたが、「人間として間違った行動はしていない」という認識でもあったため、
タリアから叱責されても全くひるまず、堂々とその考えを伝えた後、処分が下るまで営倉に入った*3

……が、この件を司令部へ報告した後に通達されたシンへの処遇はまさかの「不問」であった。
タリアやアーサーも、シンのこれまでの戦功を考慮して銃殺だけは回避できないかと願ってはいたが、
拘束中のエクステンデッドが逃亡の末死亡したことは遺憾であるが」という明らかに事実と食い違う文面にタリアは疑問を持ち、
また、どれほどの罪と判断していたのかは不明だが、自分でも罰せられて当然と思っていたのにお咎めなしという沙汰が下ったことで、シンの増長は更に進んでしまう。

ベルリンをデストロイが襲撃した際は、インパルスがミネルバ艦載機で唯一の稼働機だった*4ため、AAに遅れて参戦。
攻めあぐねていたフリーダムを差し置いてコクピットハッチを切り裂く活躍を見せるも、直後に護衛に就いていたネオからデストロイのパイロットがステラである事を知らされたシンは、
攻撃を続けるフリーダムを抑えたうえで、自らは攻撃を中止し、ステラを説得しようと試みる。
そして、一度は説得に成功するも、慕っていたネオを撃墜したフリーダムが視界に入った事でステラは再び錯乱してしまい、デストロイも再起動。
止めるシンの声も届かず、攻撃態勢に入ったデストロイは、射線上にいるインパルスごとフリーダムを攻撃しようとし、
最早静観することはできないと意を決したキラに臨界状態にあったコクピット付近のビーム発射口にビームサーベルを突き立てられたデストロイは大破、擱座する。
ステラはシンの手でコクピットから救出されるも、先の攻撃の余波でステラは既に致命傷を負っており、シンに好意を伝えた後、ステラは穏やかな顔で、彼の腕の中で息を引き取った。
かつて家族を喪った時のように、何もできないまま愛する人を喪ったシンは、その時と同じく、ただ慟哭するしかなかった。

このことでシンはフリーダム、及びキラに決定的な憎悪を向けることになるが、結果的にキラの行動がステラの死を招いたのは事実だとしても、
フリーダムはただデストロイとそれに同伴したカオス等の地球連合軍によるベルリン襲撃を止めようとしただけであり、戦闘介入自体は責められる云われはない。
更に言えばシンがステラを説得しようとした際にも、キラは事情は知らないながらもシンの意図を察して静観に徹しており、出来る限り配慮していたと言っても過言ではない。
デストロイ再起動に関しても、「自機が視界に入っただけでステラが発狂する」などとキラに察せというのも無茶な話であり、
さらに、シンを援護すべくミネルバはデストロイへの砲撃準備を進めており、キラがやらなくともミネルバがデストロイを撃墜していた可能性が高い。
つまり、この件でキラを恨むのは逆恨み以外の何物でもない…感情の話なので難しいところだが。
結局のところ、シンと出会おうと出会わなかろうと、エクステンデッドとなった時点でステラが穏やかな人生を送ることは出来なかったと言ってよく、
むしろ狂乱の果てに危うくシンを殺しかけた自分を止めてもらえた上、最期にシンと再会し、その腕の中で安らかな死を迎えられたのは、ステラにとって幸福な結末であっただろう。

返還されたステラをそのまま戦場に戻したネオの事についても、視聴者からは色々と批判の声が紛糾したが、
ネオ(地球連合軍)からすれば、そもそも内容が何であれ、敵軍の、それも一兵士との口約束を律儀に守る義理も理由も本来はなく、
デストロイに乗せたのもネオにとってはそれしか生き永らえさせる事が出来なかった(ミネルバでの様子の通り、市井に戻しても間もなく衰弱死していた)からである。
まあ、破らなければならない理由や事情があったとはいえ、「約束する」と言っておいて結局守らなかったことに批判が集まるのは仕方ないと言えるが、
地球連合軍の上層部の意向はさておき、ネオ個人としては約束を守りたくとも守れなかった立場や状況に置かれていたことも考慮するべきである。

そして、ステラの仇討ちに燃えるシンはレイと共にフリーダムの戦闘データを解析し、キラの戦闘パターンの利用とインパルスの特性を最大限に活かした戦法で見事撃墜に成功。
その後、フリーダム撃破で舞い上がったシンは、フリーダム撃墜を責めるアスランを、彼にとってフリーダムはかつての仲間であることを知りつつ挑発。
アスランはそれに対して殴打で応え、ここに至って両者の関係の亀裂は決定的なものとなった。

ミネルバがジブラルタル基地に寄港した後はその功績を讃えられ、デスティニーを受領する。
しかし、同日夜に危険が迫ったアスランがメイリンと共に脱走する事件が発生し、これを追撃する任務にあたる。
シンはアスランに投降するよう説得するも、レイの各種工作からシンは脱走の経緯を知らなかったため、アスランは投降には応じず、
葛藤の末、レイの後押しもあってシンは二人の乗ったグフを撃墜。
友人の妹であるメイリンはもちろん、その不器用さ故に反発していたとはいえ、真摯に自分に接してくれていた人物であるアスランの乗る機体を撃墜したことは、
シンの心に大きなショックを与え、同じくアスランと妹を失ったことにショックを受けたルナマリアと依存し合う様に急速に距離を縮めていった。

その後のオペレーション・ラグナロクにおける地球連合最高指令部――ヘブンズベース攻略作戦では、量産されていたデストロイを始めとした敵勢力を相手に活躍を見せ、
スティング機を始めデストロイ複数機を撃破する等、多大な戦果を上げる。
その功績が認められたシンはレイと共にFAITHに任命されるが、命令違反等が多数且つ指揮能力等の基準も満たしているとは言えなかったシンが任命された事については、タリア等からは疑問視されていた。

そして、ブルーコスモスの盟主であるロード・ジブリールを、セイラン家が支配するオーブが庇ったことを確認したザフト軍が発令したオーブ攻略作戦、オペレーション・フューリーでは、
ミネルバ隊と共に作戦に参加したシンはオーブ軍MSを多数撃破し、カガリのアカツキと交戦。
技量差もあって終始優位に戦いを進めるも、撃破寸前にストライクフリーダムの介入を受ける。

アロンダイトを白刃取りされるなどの実力差をまざまざと見せつけられた上、VPS装甲に対してレールガンを使うなどのキラの不殺戦法を不遜と受け取ったシンは激昂するが、
デスティニーのエネルギー切れとレイの説得により、一時撤退するしかなかった。

第二次攻略戦では、レイのレジェンドとの連携でストライクフリーダムと互角以上に戦うが、
アスランの乗る∞ジャスティスが戦闘に介入して逆に撃退された上、
どちらからも追われていたジブリールがセイラン家のシャトルで宇宙へ逃亡した為に、作戦自体済し崩し的に終了してしまった。

月面裏に位置するダイダロス基地攻略戦では圧倒的少数の中で奮闘。ロゴス派の地球軍で構成された守備隊を次々撃破し、任務も完遂した。
その後、デュランダルはデスティニープランを公表。
同時期に戦友であるレイから自身の生い立ちを知らされたシンは、迷いを残しながらもザフトとして戦う事を選択する。

メサイアへ侵攻してきたオーブ軍との決戦では、ルナマリアの乗るインパルスを中破させた(※コクピットは狙ってない)アスランに激昂し、戦闘を開始する。
戦闘に突入してなお、自らを説得しようとするアスランにシンは反発しながら攻撃を続けるが、そもそもシンはアスランと戦うことを望んではいないことや、
デスティニープランを肯定しきれていないこと、自身の行動がオーブの滅亡に繋がっていることを自覚していることなどの心理的ストレスにより、深刻な焦燥状態に陥っていく*5
そこに、自分たちの戦いを止めるべくルナマリアのインパルスが割り込んできたことで、ステラやマユなどのトラウマがフラッシュバックし、シンは完全に錯乱。
フリーダムと誤認してインパルスに攻撃を仕掛けてしまうも、SEEDを発現させたアスランに力づくで止められ、ルナマリアを傷つけることは避けられたものの、敗北。
昏倒したシンはそこでステラと語らう夢を見、やがて自身を心配して呼びかけるルナマリアの膝の上で目覚めたシンの目に、先ほどまでの錯乱などは最早なく、
デスティニーが墜落した月面で、ルナマリアと共に終戦を迎えた。

なお、シンが錯乱したことで弱体化してアスランに負けるという展開は不遇と言えるが、実力差自体は概ね順当な結果である。
アスランも前大戦で狂戦士級パイロットの三馬鹿を相手に無傷で戦い抜いたエース級のパイロットなので、シンが勝っても負けてもこれ自体は別におかしい話ではない。


本編終了後、オーブの戦没者慰霊碑で再会したキラと和解し、ザフトの所属となった彼の下に配属される事となったらしい。
メサイア攻防戦が苦い記憶になったことは想像に難しくないが、結果的にこの体験はシンの成長に繋がることとなった。
なお原作世界では、アスランとの蟠りは未だ解消されていないが、何だかんだ互いを認めてはいる模様。
アスランもシンを心配して気に掛けてはアドバイスしているつもりではあるが、結局似た者同士とも言える。
その後のシンについては、インタビューにて家族の死の悪夢に魘されながら戦っていると語られている。


余談だが、仮にメサイア攻防戦でザフトが勝利していた場合、
デスティニープランのこともあるが、それ以前にオーブが消し飛んでいたため、シンに新たなトラウマが追加されることは確実だった。
そのことやシンのその後(デュランダルの剣として活動する場合)を考えても、メサイア攻防戦で負けたこと自体はメタ的には不遇でもシンが不幸という話にはならなかったりする。


オーブに移住するより前の経歴は不明。
地球に住んでいたからか地球出身だと思われがちだが、
二世代目のコーディネイターが生まれる時には地球でのコーディネイター施術は禁じられているので、必然的に出身は宇宙の何処かのプラントであると思われる。




本編以外での扱い


どのメディアでも、シンの心情を補足する様なフォローが入っている。


  • 漫画版
項目先を参照。

  • ノベライズ版
基本的な扱いは変わっていないが、後半では要所要所でシンの心理描写が足されている。
レイがシンをデュランダルが望む様に誘導しつつ、友人として彼を望まぬ戦いへ導く事に苦悩するという心理描写も追加されている。

冒頭に記した命令違反についても、アニメにおけるインド洋の死闘にて、基地建造の為に連合軍に強制徴用されていた現地住民が戦闘に紛れて逃亡しようとしたところを兵士が住民を銃撃する場面を見たシンが激怒し、
アスランの制止を無視して基地を破壊した時の描写に手を加えられている。
この時に連合の兵士の中には現地住民の強制徴用に後ろめたさを感じていたルーカ曹長という兵士がいたが、その基地の破壊に巻き込まれて死亡しており、
更に残った全ての建造物にビームを撃ち込むというアニメ以上に過激で問題行動だとより明示的な描写となっている。

最終決戦後、ボロボロになったインパルスでルナマリアと共にメサイアにいるレイを迎えに行き、彼の遺言を受け取るというシーンも追加された。

  • DESTINY ASTRAY
ファントムペインによるアーモリーワン襲撃及び連合との開戦前に行われていたインパルスのテスト運用中に取材にやって来たジェスと邂逅している。
また、アビスのテストパイロットで強奪されなければ同機の正式パイロットになる筈だった元海洋部隊所属のマーレ・ストロードには、
「本当はインパルスのテストパイロットになりたかった」という理由で一方的に嫌われている子供かお前は
後にマーレは格納庫に侵入したステラに撃たれ重傷を負うが、復帰後は念願叶ってデスティニーインパルスのテストパイロットを任されるものの、
それがデスティニーにフィードバックされている事を彼は知らなかった。知らない方が幸いとも言えるが

  • ドラマCD
ムウがシンとアスランを和解させる為に開いた飲み会で、「キラさんは、何か温かくて包容力のある凄い人っす」等と言うシンに対して、
「キラは基本何も考えてないからそう見える。お前は自分に都合の良い事を言う奴の話だけ聞く傾向がある」
「キラは努力は嫌いだが変なところで頑固で、特にラクスを困らせる奴には一切の容赦が無い」
と、アスランが過去の体験を基に愚痴混じりのアドバイスをする一幕も*6

シンもシンで、折角自分から話題を振ったのにアスランに酒の席でいきなり説教された事が気に入らない様で、
「キラさんの事をそんなに理解してるのになんで2回も落とされたんすか?俺は1回勝ってますけどね
「キラさんに容赦無く切り捨てられるって、セイバーみたいになるんすか?」
等と挑発し返す応酬が繰り広げられ、仲の悪い兄弟みたいな関係になっている。結局仲が悪いとは言ってはいけない。
もっとも、自身の苦しみを腕尽くでも止めてくれたアスランに真摯に礼を述べたが、酒が入って酔っていたアスランが茶化す様な失言を連発してしまっており、シンが突っ掛かるのも止む無しだが。

ドラマCD特有のノリもあるかもしれないが、本編でもだいたいこんな感じだったので根本的に噛み合わせが悪いのだろう。
あるいは喧嘩するほど仲が良いというやつか。


各ゲームでの活躍

大半のゲームにてシナリオ・性能共に優遇されている。
キラ、アスランに比べて真面目な面が強調されており、原作に比べると歳相応、作品によってはそれよりも幼い性格に描写されている。


  • Gジェネレーションシリーズ

【GジェネレーションPortable】

DESTINY初出演作品。OPでゴッドガンダムと拳をぶつけ合う伝統はここから始まっている。
原作ストーリーを追っているため、ガルナハン基地攻略では分離したインパルスガンダムで渓谷の脇道を通り抜けるなど妙な拘りもある。
キラやアスランよりも扱いやすく、愛機のデスティニーガンダムもテンションが上昇すると武装が変更され強化するので相性も良い。


【GジェネレーションWARS】

低めのMPとアビリティの気合でテンションが上がり易く、楽にチート性能のSEEDが発動出来る。
正直キラやアスランより使い易く、固有アビリティ「怒れる瞳」による火力強化も心強い。
DESTINY枠のマスターセレクトでは主人公枠として登場。


【GジェネWORLD・OVER WORLD】

とあるステージで次回作のラスボスの部下その1としてレイ(その2)と一緒に登場。
ムービーでは3機でキラを仕留めにかかっていたが、それでも攻撃一つマトモに当てる事ができなかった。
次回作でも、ワールドツアー最終面でと共に混じっている。
後述でのスパロボと扱いが逆転している。

【CROSS RAYS】
ユニットとしては、射撃・格闘・反応値が高めで初期ステータスはSEED時代のキラやアスランよりも上を行く。
更に序盤で手に入るため扱いやすく、育成していくと手に入るスキルは攻撃重視ではあるが、特殊防御の多い今作では頼りになるだろう。
本作品は原作準拠のストーリー展開のため、クレタ沖海戦までは主人公サイドで戦える。しかしベルリンでは第三勢力(敵側)となり、以後は敵ユニット登場になるため操作はできない。
しかし最終ステージでは、アスランとの戦闘前会話で漫画版(THE EDGE版)の掛け合いを声付きで見る事ができる。
トロフィー解放の条件にその会話を聞く事が前提のものがあるため、制作側も意図して盛り込んだものだと思われる。エピローグも一部変更がされている。


スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
初参戦作品。
基本原作と同じ扱いなので、ユニットとして動かせるのは序盤と終盤だけである。



〈Z〉

大器晩成型の成長パターンの為、序盤はそこまで強くない。しかし、インパルスの優れた性能もあって扱い易く、デスティニーに乗り換える後半からは大暴れ。
貴重な魂持ちであり、またデスティニーは最高レベルの単体攻撃を持つ為、スーパー勢に混じってボス狩りに参加する姿も良く見受けられる。

ランド編では共通ルートしか出番が無いが、
一番活躍するセツコ編では、序盤こそ原作同様カガリに暴言をぶつけたり、増長した態度を取っているものの、
セツコとの出会いやカミーユの叱咤を通して大きく成長。
原作では舞い上がっていたフリーダム撃墜時の様子が深く後悔している描写となっており、ifルートでは本編とは違って自分なりに情勢等を考えた結果、
ZAFTを離反する事を決意し、自分に付いて来てくれたルナマリア達と共に自軍に参加するif展開に突入。
敵対する事になったレイを説得し、デュランダルに自分の考えをぶつける等、原作より主人公した事でプレイヤーからは「リアル系男主人公」と呼ばれる様になった。

逆に原作ルートでは一時敵扱いとなり、シンのSEEDや底力、デスティニーのVPS装甲・分身が非常に厄介。人によってはステージ最強の敵と化す。
回避する為にはifルートに進む必要があり、一周目では複雑な手順を踏まなければならない。
しかしながら、それを達成した時の喜びは一塩。シン好きなら是非頑張って頂きたい。

また、自軍に参加するifルートのみならず、敵対する原作ルートであってもセツコやカミーユ、勝平等多くの理解者に恵まれる(それが強く出ているのは原作ルートの戦闘前の会話シーン)。
クワトロに「将来、進むべき道を間違えたら止めてみせる」と約束するが…。


第2次Z

再世篇のラブアタックイベントで、ルナマリアと恋人になっていた事が本人等の口から明かされた。
交友関係も、キラにラクスを慰める様に助言したりと、原作では考えられない程の良好な関係を築いている模様。
前作続投組という事もあって新規参戦組よりも出番は少ないが、トレーズリボンズといった戦争を利用するタイプの版権ボスには怒りを爆発させる。
また、セツコ登場時にプレイヤーの気持ちを代弁して喜んでくれたり、ルナマリアやカミーユに尖っていた頃の事をからかわれる等のシーンもある。


第3次Z

キラとアスランと共にZAFT所属。部隊の隊長を務めている。
残念ながら今回は恋人のルナマリアは自軍に合流しないが、仲は前作と同じく良好な様子。
序盤で自軍に合流するも、とある理由でSEED能力が封印されている。同様の理由で中盤まではセツコの事を忘れていた。

オーブの危機には、たった一人で出撃しようとしていたがカミーユを初めとする仲間のサポートを受けて救援に駆け付ける。
今作でオーブへの想いに決着をつけ、カガリに嘗ての暴言を謝罪したり、シャアの事で思い悩むカミーユを叱咤する等、精神的な成長が見られる。
シャアとの激突では、Z1で交わした約束を果たすべく立ち向かう。

カミーユが嘗て自分にしてくれた様に、思い悩むバナージを良き先輩としてサポートしようともしている。
その甲斐あってかバナージとは仲が良いが、中断メッセージで悩むバナージにカミーユが聞いてみろと言う頭の上で何かを割るコツは多分聞かれても教えられない。
自分と同じ「兄」の立場にあるカイエンを気にかける場面もある。 声も同じだし…

天獄篇では遂にセツコと再会。 ヒビキがセツコと一緒にいるのを見て嫉妬する場面もある。
尚、一度ルナマリアに正面から「セツコさんの事が好きなの?」と訊かれるシーンがあるが、シンの答えは「好きとかそういうものじゃなくて、心から感謝している恩人」というものだった。
フロンタルによりレイがプラント国防委員長に就任した時には動揺を隠せなかったが、真意を知る為に彼と再び向き合う事を決意する。



本編前半終了時までは敵として登場。
前半唯一のボスBGM持ちであり、歪んだ顔グラで清々しいまでの悪役ぶりを見せる。
自軍入りしてからは高い能力とデスティニーで活躍。敵の時には此方を悩ませてくれた、前作から更に強化されたSEEDとバリア無効のアロンダイトで敵を薙払ってくれる。
フルウェポンコンビネーションでのカットインは必見。
こちらも、条件次第ではステラとレイが生存する。
ミハエルにシスコン繋がりで磁偉具と共に説教する場面も。



キラがステラ救出に加勢する為、恩義を感じてエンジェルダウン作戦にも消極的。
また、話の流れからアスランは裏切らず、シンの離脱もなく、シン、キラ、アスランの三者の関係が良好という、アニメ本編とは別作品と化している。
シンのピンチにキラが駆け付けたり、逆にキラのピンチにシンが駆け付けて檄を飛ばしたりと、所謂ダブル主人公状態。

ここでも理解者や指導者に恵まれ、リリーナを助けに行くヒイロを手助けしたり、ジブリールにトドメを刺したり、
真っ向からデスティニープランに反対したりする綺麗な主人公。
敵対したレイを「ラウ・ル・クルーゼ」ではなく「レイ・ザ・バレルという友人」として説得するシーンは名シーンの一つ。
ちなみにレイは条件次第で生存だがステラはなんと無条件で生存する。
しれっとトダカも生存してるのでシンにとっては一番幸せな世界かもしれない。

カットインはKと変わらず顔芸、どころか少し強化されている。しかし、今作ではこの演出でジブリールに引導を渡す為、熱いイベントと評価も高い。


(Zシリーズを除いて)初の原作ストーリー終了後の参戦。
当初は空気参戦も危ぶまれたが、キャラクターデザインが同じ『蒼穹のファフナー』組と絶妙にマッチし、『アスカさん』として独特の存在感を示した。
詳しくはマークデスティニーのパイロットを参照。



刹那、ヒイロ、キラ、アスランと共にコロニー自治勢力が独自開発した新型ガンダムのパイロットとして登場。
インベーダーやミューカスといった人類共通の敵に立ち向かうべく、コネクト・フォースに出向してくる。
本作の世界観においてはプラントやオーブと言ったSEED世界の国家については語られておらず、確執も無い為、キラやアスランとは最初から普通の先輩後輩関係。


【スーパーロボット大戦Card Chronicle】

ソーシャルゲームという特殊な作品ではあるがスパロボ史上初めてSEEDとDESTINYのシナリオが一作で進行する為、
原作再現関連では序盤から自軍に参加しているキラ側が中心の描写が多く、合流はやや遅め。
但し、一度合流して以降はキッチリ見せ場も用意されている。
そして宇宙海賊バンカーの洗脳からレイを開放し、共にクルーゼとの直接対決に挑む。



今回も原作終了後の参戦だが、キラとは確執が残ったままであり、SEED技能も最初は封印された状態となっている。
他の種勢含めて『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』組との絡みが非常に多く、アルゼナルの面々から「ザフトの青い稲妻」という異名で呼ばれていた。
特にサリアとは劇中で辿った道程がほぼ同じな為か、彼女を諭す場面が多々見られている。
というか、ボンボン版におけるアスランとシンの関係ほぼそのまま。君は僕に似ている
ある場面ではヴィヴィアンがドラゴン化した際にはその正体に気付かず銃を向けようとする、ややブラックな中の人ネタもあったり…。
(※直前で正体に気付いた刹那が止めに入ったので未遂で済んだ)

因みに世界観が異なる為か、カミーユとの絡みは殆ど無い。スパロボではよくある事だが。


初代EXVSではデスティニー、EXVSFBからはインパルス搭乗Ver.で参戦。
デスティニーの方は漫画版などを含めたボイス収録となっているが他キャラとの掛け合いは少なく、
ルナマリアとタッグを組むか敵対すると動揺する台詞があるのと、アスラン相手で漫画版の台詞があるくらい。一方的なものであれば、レイやハイネなどがある。
一方のインパルスでは、キラ(フリーダム搭乗)やイザーク、カガリやステラなど同作品内の掛け合いが多めに用意されている。
キラとは気の合うコンビのような間柄で、イザークとは上官と部下を意識したような台詞になっている。ステラを撃破すると非常に悲愴の漂う声で別れを告げるので、かなり後味が悪いが……。

覚醒時のグラフィックはどちらも激怒しているかのような表情。
EXVS2ではそのグラフィックも一新されたが、むしろ凶暴さが増した。

実はEXVSロケテ初期段階ではリリースされておらず、ロケテ中のアップデートで追加された特殊な来歴を持つ。
運営もシンが主人公という立ち位置に拘りを持っていないのか、PVではキラが優先的に表示されている。

  • その他ゲーム

【ガンダム無双2】

そんなのはただの言葉じゃないか…誰がそんな事を決めたんだ!
失っている過去を守るのは間違いで、今ある現実を守る事だけが正義なのかよ!
それを決めて良いのは、あんたじゃない!オレなんじゃないのか!

オレは決めたんだ! 過去を放ってはおかない! 決着をつけるんだ!

ストーリーでは、最終ステージでティターンズ&ギンガナムとの最終決戦直後に割り込んで来たキラとアスラン両名相手に一人で互角に渡り合い、
二人の主張を自らの信念の籠った言葉で一蹴する姿を見せる。
因みに、ストーリーミッション中友好な関係を築くカミーユとロランとはスパロボZでも友好な関係を築いているという偶然の一致がある。

また、東方不敗の説教を真面目に聞き、師匠もまたその姿勢を気に入る等、こちらでもかなり優遇されている。
ジェリド編ではルナマリナと共にザフトからティターンズに出向して来ており、一時的にジェリドの部下となる。
一時は対立するが、ジェリドがある行動を起こした時に駆け付けるという男の友情を描かれている。


【機動戦士ガンダムSEED 連合vsZ.A.F.T.】

無印の時は『ガンダムSEED』の方がメインだった為、家庭用でルナ、レイ、ステラ等と共にゲストキャラ扱いでインパルスのパイロットとして参戦。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vsZ.A.F.T.2』からは『DESTINY』メインの為、主役級の扱いである。まあタイトルバックはストフリなんですけどね!

家庭版ではデスティニーがタイトルバックに映るOPも収録され、更にプレイヤー自らがシンとなって各キャラクターと仲を深めながらストーリーを追体験する「PLUSモード」も実装された。
仲を深めるとキャラクターの絵が笑顔だったりリラックスした様なものに変化し、表示されるセリフも親愛に満ちたものになる為、「あのキャラの笑顔が見たい!」と奮闘したシン君も多い筈。

女性キャラはラクスやカガリ等、既に恋仲の相手がいるキャラクター以外はフラグが立ったとしか思えないセリフになるので、全てのキャラの親愛度をMAXにするとハーレムにしか見えなくなる。
因みに、公式でシンの嫁となったルナマリアの最後のミッション(味方になるものをクリアすると親愛度が上がる)は敵対するものである。…これ浮気って思われたんじゃね?


【GENERATION of C.E.】
「SEED DESTINY」放映中に発売されたゲーム。開発時期の影響か、パッケージはシンとインパルスガンダムが中心にいるという中々珍しいものになっている。
ストーリーはベルリンでの戦闘~エンジェルダウン作戦あたりまでが再現されており、その後はゲームオリジナルの展開になる。
このため、原作ではこの後キラが主人公の立ち位置になっていくが、こちらでは終始シンを主人公として話が展開していく。
とはいえ以後のストーリーはモノローグやシン以外のキャラの説明で進むため、彼自身は感情的に敵を薙ぎ払うだけの舞台装置と化している。
曲がりなりにも心情を理解できたTVアニメ版とは違い、ほぼ台詞が無い一兵士レベルの扱いなのでむしろ待遇は悪くなっているような……。



主なセリフ


●アニメ
「いくら花が咲いても……人はまた吹き飛ばす」

「何でこんな事を……また戦争がしたいのか、アンタ達は!」

「流石キレイ事はアスハのお家芸だな!」

「守るって……言ったのに……俺、守るって言ったのに……!ステラ……ごめん……!」

「アンタは俺が討つんだ! 今日、ここで!」

「何を……何を言ってるんだアンタは!何も分かってない癖に!裏切り者の癖に!!」

「逃がさないと言ったろ!!」


●コミック&ゲーム

「あんたが正しいっていうのなら!俺に勝ってみせろっ!!」

「これが…デスティニーの力だ!」

「失っている過去を守るのは間違いで、今ある現実を守る事だけが正義なのかよ!それを決めるのはあんたじゃない!オレなんじゃないのか!」
「オレは決めたんだ!過去を放ってはおかない……決着を付けるんだ!」

「あんたが一番訳分かんないんだ!ふらっと現れて……戦いを始めて!」
違う!それは…
「違うと思ってるのはあんただけなんだよ!……でも、あんたの言い分はそれなんだ」
「あんたは、大切なものを守る為に戦う……それで良いんだ……でも、だからって、オレも戦わない訳にはいかないんだ!」

ほんと凄いよ、シン!やっぱりシンは、スーパーエースね!
「止めてくれよ…ルナ……もうエースの力は良いんだ、必要無い……」
「スーパーエースなんてもう捨てて良い過去だって……決めたんだ、俺自身で」

「一人で立てます」

「運命を斬り拓く!その為には!」

「俺がお前を止める!お前は俺の友達だから!そして、お前ともう一度話をする! 今迄の事……これからの事を!」

「生きている限り、明日はやって来るさ……」

「俺だって!!守りたかったさ、俺の力で全てを! だけど…俺が撃ってるのは敵じゃないって、撃つのは奪う事だって…力で解決出来る事なんて何も無いって!! アンタが俺に言い続けてきたんじゃないか!」

「俺にとってお前はラウ・ル・クルーゼなんかじゃない!レイ・ザ・バレル……俺の、友達だ!」


●CM等
「なんで議長まで、チェックしてるんだーー!!」
(フレッツ光コラボCM)



余談

項目冒頭でリンクが張られているアスカ・シンとは、名前の他、
MBS・TBS土曜6時枠の主人公キャラ」
「シリーズ及び放送枠における前作の直接的続編の主役」
「演者が後にスーパー戦隊シリーズ作品の主題歌を担当」(シン・アスカの演者は所属ユニットがエンディング、アスカ・シンの演者はオープニング)
という共通点がある。




何でこんな事を……また荒らしがしたいのか、アンタ達は!!




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最終更新:2022年08月18日 12:23

*1 2年前の自分やキラと似ているシンの事を見かねてとはいえ

*2 シンがステラのブロックワード「死」を発言したため。

*3 参考までに、前作でほぼ同様の行為をしたキラは簡易軍事法廷にて銃殺刑を言い渡されている。もっともキラの場合は当時軍人ではなかった上に対象が捕虜ではなく民間人で、生き残るためとは言えそもそも人質扱いしたこと自体が軍規的に見ても黒だったために、艦長の判断で無罪に出来るほど庇えたという違いは大きい。一方シンの場合はそのような考慮事項はなく捕虜虐待などもなかったので庇える要素がほぼ皆無。

*4 セイバーはオーブ戦でフリーダムにバラバラにされ、レイとルナのザクも以前の戦闘で損傷したまま修理が完了していなかった。

*5 この時のアスランの「もうお前も、過去に囚われたまま戦うのはやめろ!そんなことをしても、何も戻りはしない!なのに、未来まで殺す気か!?お前は!」「お前が欲しかったのは、本当にそんな世界か! 力か!」などの台詞はこれらの事情からザフトに居た頃のやりとりと異なり、シンも(表面上反発したが)自身について考えさせられる非常に重みのある耳が痛い言葉だった。

*6 アスランのこれらの評価については、ドラマCDならではという事もあるが、本編を見ても分かる通りアスランはハイネから「下手くそ」と笑われる程の口下手であり、その内容は言葉足らずなものや抽象的過ぎるものが大半な為相手に伝わり難いのも否めず、この評価はあくまでアスランの主観が多く含まれるものと思われる