登録日:2012/07/06(金) 07:13:18
更新日:2024/01/26 Fri 19:44:35
所要時間:約 7 分で読めます
ポケットモンスターシリーズの劇場版としては10作目、アニメ本編も10周年を迎えた節目の作品でもある。10周年記念だけあって、この作品のみタイトルバックのBGMが異なる他、ダークライの劇場配信が行われ、以降のポケモン映画では、幻のポケモンの劇場配信が恒例化した。
パンフレットには10周年を記念して4つの地方のイラストが収録され、アニメオリジナルの舞台の一部や劇場版シリーズの舞台もマップに追加されている。
絵はゲーム版を元にしており、すべて描き下ろしである。
◆あらすじ
ポケモンコンテストに参加するためアラモスタウンにやってきたサトシ一行。
街で出会ったアリスという女性と共に観光やバトルに興じていると、庭園の柱が不自然にねじれているのを発見する。
街の住人アルベルト男爵曰わく、ダークライというポケモンの仕業と言われ警戒する一同。
一方、科学者トニオは街で次々に起こる謎の現象の真相を発見していた……
◆キャラクター
サトシ
CV:松本梨香
お馴染み永遠の10歳。アラモスタウンを守るべくポケモンたちと奮闘する。
「パルキアのバカヤローッ!!」
ヒカリ
CV:
豊口めぐみ
トップコーディネーターを目指す少女。サトシに劣らず奮闘する。
何気にみかづきのはねを手に入れていた。
後に本編の
クレセリア&ダークライ(別個体)回では、リンクとして本作で手に入れたはねを取り出している。
タケシ
CV:
うえだゆうじ
ポケモンブリーダーを目指す糸目。劇場版でも相変わらずグレッグルの制裁を受ける。
そしてグレッグルは見せ場が多い。
アリス
CV:加藤ローサ
音楽を勉強する傍ら気球で街のガイドをしている女性。草笛でポケモンの気持ちを落ち着かせることが得意。
アルベルト男爵に言い寄られているが、本人はトニオの方が気になる様子。
トニオ
CV:山本耕史/
阪口大助(幼少期)
アリスの幼なじみ。科学者であり今回の事件の真相を突き止める重要な役割を担っている。
フワライドのトレーナーであり、アラモスタウンの観測にも使用している。
アルベルト男爵
CV:
山寺宏一
アリスに想いを寄せる男性。ダークライやアリスに度々関わるトニオを目の敵にしている。
駄洒落かどうかは謎だが
ベロベルトを連れている。
ギャグ担当。
ダイ
CV:秋山竜次(ロバート)
エンペルトのトレーナー。
「エンペルト、冷凍ビーム!」
カツミ
CV:山本博(ロバート)
ドダイトスのトレーナー。
ちなみにドダイトスの中の人は馬場隊員。
マキ
CV:中川翔子
ゴウカザル、
ドンカラスのトレーナーにしてポケモンコーディネイター。
しょこたん演じるポケモン映画ゲストキャラ第一号でもある。
パルキア
空間を操る力を持つ伝説のポケモン。出会うはずのないディアルガと(ry
今回の事件はだいたいコイツの所為。(逃走中で切羽詰まっていたのだろうからしょうがないとも言えるが…)
ダークライ
CV:石坂浩二
この映画で初登場した
幻のポケモン。悪夢を見せる力を持つ。
アリスの祖母が子供の時からアラモスタウンの庭園に住んでおり、時空を揺るがす争いから街を守るべく『デテイケ』と説得するも悪人と誤解されてしまう。
その後、彼の真意に気づいたサトシ一行と共闘。一時は命を落としたかのように思われたが、終盤で影のみを見せる。
初登場時にサトシ達に素晴らしい美脚を披露し、視聴者を悶絶させた。
「ここはみんなの庭だ!!」
ゴーディ
CV:三宅健太
トニオの曾祖父。ポケモンコンテストが開かれる時空の塔や庭園を造っていた。
ダークライが住み着くきっかけや未来(作中でいう現在)で起こるであろう事件などを日記に書き留めていた。
アリシア
CV:鈴鹿千春/
能登麻美子(幼少期)
アリスの祖母。アリスに草笛の曲を教えた。
皆から嫌われていたダークライに温かく接することのできる心優しい人物。
◆用語
時空の塔
ゴーディが設計した塔。
最上階には内部にしまわれた音盤をセットして鳴らす仕組みの楽器(鐘)が設置されている。
オラシオン
アリスが吹いている曲の名前。ポケモンの心を落ち着かせる効果を持っている。
この曲を鳴らす音盤がディアルガとパルキアを鎮める鍵だった。
◆主題歌
オープニングテーマ「Together2007」歌:あきよしふみえ
エンディングテーマ「ビー・ウィズ・ユー~いつもそばに~」歌: サラ・ブライトマン
クレジット上はサラ・ブライトマン名義だが、実際はクリス・トンプソン氏とのデュエット曲。
歌詞は全て英語であり、劇場版EDでは初めて日本語の歌詞がクレジットされた。
◆余談
予告CMではサトシがピジョットに乗るシーンがあり、
オレンジ諸島編で「迎えに行く」と言ったままのサトシの
ピジョットがようやく再登場すると思ったファンも多かったが、
本編にはこのようなシーンは存在しない。すなわち
嘘予告である。
『
ポケモン☆サンデー』でこの映画を様々なゲストに紹介してもらうコーナーにて、
稲川淳二による紹介が、ダークライのキャラや特性ナイトメアなどをうまく生かしており、実に怖さを感じさせるものであった。
本作の時点では三部作と告知されていなかったが、次回作の最後に流れた(アルセウス編の)予告ではいきなり「三部作完結!」と打たれた。
追記・修正は時空の塔の一階から最上階まで歩いてからお願いします。
- ぱるぱるぅ! -- 名無しさん (2014-01-06 03:11:43)
- サグラダ・ファミリア=時空の塔 -- 名無しさん (2014-08-26 00:07:52)
- 最後にパルキアがサトシとヒカリの前に寄った(バカヤロー発言の直前)のは謝ろうとしたからだと思うんだ -- 名無しさん (2014-11-29 14:57:19)
- フザケルナ!!フザケルナ!!バカヤロー!! -- 名無しさん (2014-11-29 16:46:29)
- 仮にも伝説ポケモンであるパルキアがバカヤローと言われてしまうのはいかがなものか。 -- 名無しさん (2015-03-14 18:56:57)
- DP三部作の中で1番面白かったな。ダークライがカッコよすぎたww -- 名無しさん (2015-03-15 18:29:57)
- バカヤロー言われて当然だろwww元凶だしww -- 名無しさん (2015-04-01 15:36:31)
- 元凶だからってバカヤローって発言はないだろ。脚本に疑うわ。 -- 名無しさん (2015-04-01 17:32:02)
- パルキアの件は許さんがダークライはかっこよかった -- 名無しさん (2015-04-25 23:30:25)
- でも、原因を遡っていけば、すべての原因になったのは超克の時空のギシンのせいだったりする -- 名無しさん (2016-01-26 23:50:29)
- 急にディアルガにボコられて逃げた先で追われないように空間を閉じて傷を癒してたらディアルガにストーカーされてなんとか追い払おうとしたら黒いのにも攻撃されてディアルガが居なくなったから傷癒して帰ろうとしたらバカヤロー呼ばわりされるパルキア -- 名無しさん (2016-02-22 14:45:53)