オオスバメ

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オオスバメ - (2015/11/03 (火) 23:04:15) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/07/01(金) 17:31:59
更新日:2023/08/03 Thu 17:36:39
所要時間:約 7 分で読めます




ポケットモンスターシリーズにルビー・サファイアから登場するポケモン。


図鑑No.277
分類:ツバメポケモン
英名:Swellow
高さ:0.7m
重さ:19.8kg

タイプ:ノーマル/ひこう
特性:こんじょう(状態異常時攻撃力が1.5倍。火傷の攻撃力低下無効)


HP 60
攻撃 85
防御 60
特攻 50
特防 50
素早 125

スバメがレベル22で進化する。


大型のツバメのような姿をしたポケモン。
はるか上空を旋回し、獲物を見付けるとまっ逆さまに急降下してその力強い爪で捕まえる。特に大好物なのはケムッソ等の虫ポケモン。
そのツヤのある羽の手入れは常に怠らず、二匹以上オオスバメが集まればお互いに羽の手入れをやり合うらしい。
寒い気候が苦手で温かい土地を求めて長距離を飛行する。
二本の尾羽がピンと立っている事が健康の証。

ちなみに進化前のスバメはとても勇敢で、あのエアームドとも互角に渡り合えるぐらい根性強いらしい。
…しかし技や能力の関係で(後述)実際はどう考えても互角に戦うには無理がある。まあポケモン図鑑にはよくある事。


・ゲームでのオオスバメ


進化前のスバメは104番道路等の序盤に登場。いわゆるポッポ等と同じ毎回恒例の序盤鳥。
しかし他の序盤鳥と比べて初登場のタイミングが少しだけ遅く、出現率も少し低めな事から序盤鳥の中では影が若干薄い。

ただし他の序盤鳥同様捕まえればその素早さからなかなか頼りになる。
かなり早い段階で「つばさでうつ」等の使いやすい技を覚えてくれる事や最終進化がレベル22と早い事も利点。ただし耐久は低いため気をつけよう。

ORASでは図鑑ナビのサーチにより、「ブレイブバード」や「ゴッドバード」などを覚えた個体が出現することがある。
その場合システム上「つつく」を忘れている。
捕まえられれば即戦力な反面、序盤では完全にぶっ壊れ火力なので、レベルが足りてないと危険。
特に通常レベル+10の個体は初見殺し以外の何物でもなく、逃げることも出来ないまま嬲り殺しの憂き目に遭ったトレーナーも多いだろう。


主要トレーナーではナギや強化版のハヤトが使用。
耐久は無いが高い素早さから「かげぶんしん」による運ゲを狙ってきたりするため地味にウザイ。


・対戦でのオオスバメ


125という鳥ポケモン屈指の素早さを誇るが序盤鳥らしくそれ以外の能力は低く、特に耐久は紙。
攻撃も決して低く無いがは素の状態ではどうにも物足りないレベル。


しかし特性「こんじょう」のおかげで状態異常時には種族値換算で153という伝説のポケモンに匹敵する攻撃力を発揮。
更に「状態異常時に威力が倍になる」という「こんじょう」とシナジー効果が高い攻撃技「からげんき」をタイプ一致で使えるため、
単純な数字とは裏腹に爆発力はかなり高い。
攻撃種族値153から放たれる威力210の「からげんき」が素早さ125から飛んでくるのはかなりの恐怖。


登場直後の第三世代では能動的に自らを状態異常にする術が無いため上記のコンボは使いにくくやっぱり微妙だったが、
第四世代からは持っているとターン終了時に状態異常になるアイテム「かえんだま」「どくどくだま」が登場。
これらのアイテムを持ち「まもる」「みがわり」で1ターン稼いで状態異常になり、
その後に攻勢に出るというコンボ、通称「焼き鳥型」でその突破力を存分に活かせるようになり一躍有名に。
(「どくどくだま」だと焼き鳥じゃないのは秘密)


「からげんき」の影に隠れがちだが強力な飛行技「ブレイブバード」の威力も見逃せない。


まさに鳥ポケ屈指の突撃野郎である。



しかし強力な反面、欠点も多い。


まず一つ目に前述の通り耐久が紙な事。
その紙さに加え、状態異常やブレバの反動でもりもりHPが減るため一発攻撃を貰えばほぼアウトと言っていい。
使う際は相手に反撃を許さないぐらいの気持ちで。
もちろん自身より速い130族やスカーフ、先制技にも注意。


二つ目は技バリエーションが標準的な鳥ポケの物しか無く、サブウェポンに乏しいため簡単に止まりやすい事。
特に物理耐久の高いタイプの相手はかなり苦手。
一応「ねっぷう」「はがねのつばさ」を覚えるが大抵の場合威力不足。
設定的には互角なエアームドなんかはむしろ天敵である。
このような相手には「とんぼがえり」で逃げるか「がむしゃら」で最後っ屁をかますぐらいしか出来ない。
しっかりと相方で補う必要がある。


そして三つ目は何よりも読まれやすい事。
初手に「まもる」「みがわり」をする事を読まれて積まれたり連続技を使われたりなんか日常茶飯事。
時には初手で攻撃したりしてみるのもいいだろう。
他にも速さを活かしていばみが(「いばる」と「みがわり」のコンボ)をしてみたり、
「がむしゃら」を襷で上手く活かしてみたりといった感じの戦法で意表を突く事も。
GBA世代限定で厳選困難だが「カウンター」をと使ってみるのもいい。


夢特性は「きもったま」でこれによりゴーストタイプをノーマル技で殴れるようになる。
しかしもともとゴーストタイプは飛行技で十分に対応できていたので「こんじょう」の火力に比べると微妙。
「がむしゃら」がゴーストタイプに当たるようになるため、進化前のスバメ(夢特性は同じ)を使った「Lv.1がむしゃら」型がしばし使われる。


・アニメでのオオスバメ


AG編4話で、サトシがゲットした。
CVは吉原ナツキ(スバメ)、石塚運昇(オオスバメ)
苦手な電気技を何度も耐えるほどの根性の持ち主で、主に偵察要員として活躍した。
進化してからはバトルでの出番も増え、シンオウリーグでも登場し、タクトラティオスと戦った。
使用技はつつく、でんこうせっか、つばさでうつ(つばめがえし取得前)、つばめがえし(進化後)、かげぶんしん(進化後)。





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