GOD EATER 3

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GOD EATER 3 - (2019/07/06 (土) 14:59:11) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2018/12/20 Thu 00:15:00
更新日:2024/01/23 Tue 01:06:45
所要時間:約 21 分で読めます





絶望を翔け抜けろ


概要

2018年にバンダイナムコエンターテインメントから発売されたPS4/Steam用ドラマティック討伐アクションゲーム。
GOD EATER』シリーズの6作目。
開発は従来のシフトではなく、『SOUL SACRIFICE』等を手掛けたマーベラス。
アニメシーンはお馴染みufotableが担当している。
OP:stereo future/BiSH

前作『GOD EATER RESURRECTION』から3年振り、追加版やリメイクではないナンバリング新作としては5年振りとなる作品。
数年毎に時代を刻んでいた従来作品から一気に時代が進み、推定西暦2090年代の北欧地域を舞台に人類とアラガミの戦いが描かれる。
これまで明確にされていた時代設定がぼかされているが、重要事件である「厄災」の発生がソーシャルゲーム『GOD EATER RESONANT OPS』の2年後、本作の物語が『GOD EATER2 RAGE BURST』から十数年後とのこと。

開発会社の変更の影響や、従来作品での過剰火力等が問題視されたのか、従来のシステムから大きく手が加えられた。
プレイヤー側の明確な弱体化が行われており、特に移動速度以外の各種モーションの鈍化、入力遅延気味な反応および入力受付時間の短縮、攻撃後の後隙・硬直の増加等が目につき、発売当初では爽快感はあまり感じられなくなっていた。
このうち攻撃速度に関してはアップデートVer.1.10で改善、入力遅延は1.31にて改善。現在はある程度の操作の快適性が取り戻されている。
一方でアラガミ側は全体的に高速化、更に従来からの続投組は攻撃範囲拡大、新アラガミは全体攻撃・強ホーミング攻撃・高速反転攻撃持ちが多く、プレイヤー―アラガミ間のバランスは『無印』に近い。


システム/用語

従来作品との共通要素については差異を記述する。

神機関連

各装備を強化・合成するためにはミッションクリア等で入手できる設計図が必要。
どのミッションでどの設計図が手に入るかは決められている。

近接武器

当初は全体的にモーションが遅い状態だったが、アップデートVer.1.10で改善された。
従来から一部攻撃モーションの変化や追加が行われている場合がある。
当初はアドバンスドステップが削除されいていたが1.20から復活。
今作はシュヴァリエやペナンダンテなどは貫通・斬撃特化の刀身ではなくなり、一律斬撃・貫通の割合がが1:1で固定となった。

全武器の中でも特にモーションの鈍化が著しかったが、アップデートにより『GER』相当にまで回復。

アドバンスドガード、チャージクラッシュのリーチ延長効果が削除された。
チャージクラッシュのチャージ速度が当初は遅い状態だったが、アップデートにより改善した。
現在はアドバンスドガードは復活している。
今作は金剛仁王粉砕棒やラートーナなどは破砕・斬撃特化の刀身ではなくなり、一律斬撃・破砕の割合がが1:1で固定となった。

ロングブレードと同様モーションの鈍化が著しかったが、こちらもアップデートにより改善された。
チャージ速度も同様に改善。

ジャンプ□が2段階まで出せるようになった。
他の装備と比べて弱体化された点が見受けられない。
バスターに破砕特化が存在しなくなったため、現在唯一の破砕特化の刀身となる。

ラウンドファング一回毎に硬直が入るようになった。
ショートに貫通特化が存在しなくなったため、現在唯一の貫通特化の刀身となる。

  • バイティングエッジ
新武器。通称:バイジ。
全武器中最短リーチだが最速の攻撃速度の双剣、リーチと攻撃力が伸びるが攻撃毎にST消費・STが回復しない・ガード不可・捕喰不可の薙刃の2形態を使い分ける。
薙刃での攻撃を続けると長薙刃形態に強化される。

双剣で通常立ち回り、アラガミが隙を見せた時に薙刃で猛攻を仕掛ける…という運用方法が想定されていたと思われる。
しかし、そもそも本作のアラガミは隙が少ない上にダウンからの復帰も早いため、薙刃でのラッシュのチャンスが限られ、更に捕喰不可なので肝のバースト維持を即座に行うことができない。
ガード不可なので自然ステップ中心の立ち回りになるのに、ステップで消費したSTが回復しない上に攻撃で更に消費していくという強烈過ぎるデメリット*1に見合うとはとても言えない火力が足を引っ張っている。
主力となるバーストアーツも他武器には使い勝手が良く高火力なものが1つ2つ存在しているが、バイジにはそのようなあまりないことも難点。
双剣の手数の多さを利用してOP回復用と割り切って銃主体の運用をしようにも、ヘヴィムーンのBA「テンペスター(STEP)」が優秀過ぎて見劣りする有様。

一応、薙刃でのラッシュが当たる部位を破壊し、肉質を柔らかくしておけば怯みハメが可能であり、決して他刀身の下位互換というわけではない。
しかし、スタミナ系をはじめとするスキルのセット及びスタミナの管理の重要性が非常に高く、スキルの整っていない序盤攻略及び初心者には全くお勧めできない刀身であった。

あまりに使いづらかったためか、複数回に渡って火力の上昇・BAの性能見直しが行われた。
現在の火力はなんと初期に比べて70%以上も上昇しており、火力面は及第点となった。

  • ヘヴィムーン
新武器。三日月状の巨大な刃が特徴。
定点連続攻撃のムーンストーム、そのフィニッシュ攻撃のムーンスラッシュ、チャージした後チェーンソー状の刃を展開して瞬間的に連続ダメージを叩き込むレイジングムーンの3つの特殊攻撃を持つ。
上記3つの使用時は斧月展開状態となり、この間は貯めたOPが多いほど攻撃力が上昇する。この効果はオラクルリザーブの蓄積分も反映される。
また、レイジングムーン時は破砕と切断の物理属性値が逆転する。
ムーンストーム1回→レイジングムーンと繋げると、チャージ時間が少なくて済む。

通常コンボの性能こそ微妙だが、それを補って余りある程バーストアーツが優秀。
難点としては、アラガミの隙の少なさ・ダウンからの復帰の早さの影響で、通常のレイジングムーンがほぼ死んでいる*2
但し、ステップから直接レイジングムーンを発動できるBA「月下美刃(STEP)」や、性能を連続ヒットからダウン特攻CCに変更するBA「終焉ヲ告ゲル斧(GROUND)」は非常に強力。

バレットがOPを消費するデフォルト・店売りのものと、OPを消費しないがコストによる持ち込み弾数制限があるカスタムバレットに分かれた。
地味に大きな変更点として誤射が無くなった。



  • レイガン
従来のブラストの互換銃身。オラクルリザーブも続投。
但し、ブラストでは900までリザーブに貯め込めたのに対し、レイガンは200まで(ゲージ含めるとスキル込みで最大350)と弱体化の面が強い。
その代わりか、OP・弾数が続く限り途切れないビームを照射する専用弾種「照射」を獲得。
照射時間が長くなる程、2段階与ダメージが上昇する「オーバードライブ」効果を持ち、最大まで照射すれば最終的に非常に高いDPSを発揮する。

装甲

展開速度が全て鈍化、特にバックラーは入力直後からのガード判定が削除された。また、構え中の旋回性能もやや低下している。
入力遅延が影響しているのか、ガードできず吹っ飛ばされた後になってから装甲が展開される珍現象が起きることも。
これに関しては1.31にて修正された。
一方でオートガードのスキルが全装甲に適用されるようになった。
但し、オートガードではジャストガード判定は発生しない。
  • バックラー
&bold(){本作のバックラーは従来のタワーシールド並の展開速度}である。
これに伴い、残り2種は更に遅い状態である。
現在は入力した瞬間に即座にガード判定が発生する。
ダイヴの際のST消費、攻撃力が最も小さい。

  • シールド
ダイヴの際のST消費、攻撃力はバックラーとタワーシールドの中間。

  • タワーシールド
ダイヴの際のST消費、攻撃力が最も大きい。
従来可能だった「相手の攻撃を見てからガード」がほぼ不可能な現状、タワーシールド+オートガードが最も確実な防御手段となっている。
当初はガードしてダメージは0に抑えても被弾した扱いになっていたが、アップデートによりノーダメージ判定に戻された。

捕喰形態

『GER』のプレデタースタイルはオミットされ、クイック・ジャンプ・チャージの3種類に固定された。
それぞれでバースト時間・捕喰後の硬直時間が異なるが、全体的に硬直が長いため従来感覚で使用するとカウンター攻撃を受けることになる。聞いてるかハバキリ。
さすがに不自由がすぎると判断され、1.20で硬直はかなり短くなった。
捕喰形態毎にセットしていたバーストプラグイン*3も削除され、バースト制御ユニットを一種類のみ装備する。
バースト状態での攻撃速度上昇・OP自動回復・ST消費減少・チャージ速度短縮効果が削除され、攻撃力上昇効果のみになった。
これら削除された効果はエンゲージ・アクセルトリガー・バーストスキルに類似効果が存在しており、一部はバーストレベルの上昇で効果が増大する。
更にアラガミバレットが削除されてリンクバースト弾のみとなり、ストック数も基本3発(スキルによって増加)になった。

この他、強化パーツが削除された。

戦闘関連

  • バーストアーツ
『GE2』『GE2RB』でのブラッドアーツに相当。
バースト時に使用できる強力な攻撃。
GROUND・STEP・JUMPの3種類をそれぞれ装備して使用できる。
ブラッドアーツと違い、成長後に低いレベルのバーストアーツは選択できない。
また、それぞれにエフェクトをセットすることができ、本攻撃の後に追加ダメージを与えることができる。
使用できるのはAGEのみで、一般のゴッドイーターは使えない。
一部ブラッドアーツから続投したものも含まれている。

  • エンゲージ
専用ゲージが溜まった味方とリンクし、装備したエンゲージ効果を発動・共有できる。
また、バースト時間とアクセルトリガーの効果も共有する。
エンゲージ対象にリンクバーストすれば、従来の受渡しバースト化に相当する効果を得られる。
エンゲージの種類を増やすには強襲討伐ミッションをこなす必要がある。
元は『GE2』の開発時に考案されていたシステム*4
当然ながらソロプレイでは使用不可。

  • アクセルトリガー
特定条件を達成した際に追加効果を受けることができる。謂わば簡易ブラッドレイジ。
但し、発動時間が10~25秒程度と効果に対して非常に短い。
無敵時間や無限ステップも無い。

  • ダイヴ
装甲を展開、STを消費して前方に長距離跳躍する。
ガード判定があり、上手くやればジャストガードも可能。
アラガミに体当たりすればダメージを与えることもできる。最も主な使い道は移動だが。
なお、ショットガンのラッシュファイアとついでにアサルトのドローバックショットのお株が奪われたかと思いきや、こちらは戦闘音が出る他スタミナ消費もそこそこあるので差別化は図られている。

  • スキル/遺された神機
従来では各装備にそれぞれ複数のスキルが付いていたが、本作では各装備にはバーストプラグインが一種類付いているのみになっている。
遺された神機によるスキルインストールは各装備に設定されたスロット数までしか追加できない。
また、複合スキルは軒並み削除され、スキル種類自体も大幅に減少している。

  • 耐久値
従来ではリスポーン時のみ消費されていたが、本作ではリンクエイドされた場合でも消費されるようになった。

  • アイテム
一部アイテムの持ち込み数が減少した。(例:回復錠改の場合、10個→5個)
素材合成のレシピが極端に減少し、素材分解・再合成やチケットによる引き換えも不可能になった。

  • 強襲討伐ミッション
8人同時プレイで対抗適応型アラガミに挑むマルチ用ミッション。シングルでもプレイ可能。
制限時間が5分と非常に短い。装備の鍛えられたプレイヤーが集まれば1分を切ることもザラなのでそこまで気になる制約ではない。

  • NPC/パーソナルアビリティ
本作のNPCは現在7人と数は少ないものの、シリーズ全体を見渡しても特に優秀で、放っておいても中型アラガミ一体を討伐してのける程の攻撃力を持つ。
耐久力には不安があるが、続投しているパーソナルアビリティを利用すれば弱点補強も十分に可能。
但し、リンクバーストに関連する挙動が変更され、従来では過剰なまでにリンクバースト弾の受渡しをしてくれたが、本作では各キャラに定められたバーストレベル上限に達すると受渡しを行わなくなった。
(例:ユウゴの上限はレベル3→レベル3まで上げてくれるが、その後バースト解除まで受渡しを行わなくなる。レベル1のNPCならレベル2以上に上げようとはせず、バースト解除後に受渡しを再開する。)
また、キャラクターエピソードは現在実装されていない。

これまで最も猛威を振るってきた影響か、最も弱体化された要素。
デフォルト・店売りバレットとは別枠で4種類のみミッションに持ち込むことができる。
モジュール毎にコストが設定され、4枠のバレット全てで合計1000コストまでしか持ち込むことができない。
(例:コスト54のL照射モジュールのみのバレットだと4枠合計で18発までしか持ち込めない。)
これまでのように凝ったバレットを制作した場合、数発しか持ち込めないことはザラ。
対消滅・同時ヒット時ダメ―ジ減衰等の制限も引き続き存在するが、特に対消滅に関しては消滅範囲の拡大、プレイヤーキャラの動きによって消滅したりしなかったりする。
その他、一部モジュールの挙動が従来と異なっている。
カスタムバレットを使用する際はOPを消費しない。

世界観

  • 灰域
2080年代初頭に世界各地で発生した未知の厄災。
「喰灰」と呼ばれる物質が大量に発生し、接触する全ての構造物を喰らって灰に変えてしまう。
捕喰対象はゴッドイーターはおろかアラガミも含まれる。
目視することのできない霧のようなもので、捕喰現象を観測することでようやく認識することができる。
但し、濃度が高ければ黒い灰のようなものとして視認可能。
一般人の灰域内での生存限界時間は10分に満たない。

  • 厄災
灰域の発生当初の呼び名。
特にフェンリル本部を飲み込んで不可侵領域としたことを指して呼称される。

  • 灰嵐
灰域の異常活性化現象。
遠目には巨大な土石流のように見える。
中規模のミナトを容易く壊滅させる程の破壊力を持つが、時間経過と共に拡散・沈静化する。
複数の灰嵐同士がぶつかってより巨大化する「大灰嵐」の発生が推測されている。

  • 灰域種
灰域の発生に伴って現れた新種のアラガミ。
灰域に適合したアラガミと考えられている。
神機使いを捕喰してバーストする能力を持つ。
従来のアラガミよりも強力で、中型の灰域種相手に大隊を投入してようやく討伐できるかどうかというレベル。
大型に至っては一度も討伐報告が無く、遭遇したら逃走以外の選択肢は無い。
この種の登場とAGEの台頭により、感応種の危険度が相対的に下がった。

  • AGE
対抗適応型ゴッドイーター(Adactive God Eater)。
P73-C偏食因子を組み込んで灰域での活動限界時間を伸ばした神機使い。
偏食因子の制御のため、両腕に大型の腕輪を装着している点が特徴。
従来の神機使いよりも強大な戦闘力と感応能力を持つ。
対抗適応因子の影響で他人の神機と適合することも可能*5
強大すぎる力が危険視され、平時では両腕を拘束して監禁状態に置くことが推奨されている。
また、厄災に伴って発生した大量の孤児が生きるためにAGE適合試験を受け、幼い頃から奴隷のような扱いを受けている。
適合試験に際しては従来のようなコンピュータによる事前の精密検査が行われておらず、命を落としたりアラガミ化する者も多い*6
適合に成功しても潜行可能灰域濃度レベルは個人の資質による部分が多く、これが低いと役立たずと見做され切り捨てられることもある。
潜行可能灰域濃度レベルはAGEの成長に伴い上昇する場合がある。

  • P73-C偏食因子
AGEに投与される偏食因子。
かつてのP73偏食因子の改良型で、比較的適合しやすいもの。
灰域に適応するための対抗適応因子が組み込まれている。
基本特性は従来のものと同様、人体をオラクル細胞と同質のものに変化させる作用が強い。
但し、自前で偏食因子を生成する能力は付与されない。

  • P53-C偏食因子
通常の神機使いが灰域内で活動する際に投与される偏食因子。
こちらも対抗適応因子が組み込まれている。
但し、肉体への負担が大きく、AGEの存在もあって使用されることは少ない。

  • フェンリル
かつて人類最後の砦と言われた組織。
厄災でフェンリル本部が灰域に飲み込まれた上、通信網も断絶したため、少なくとも北欧での支配体制は崩壊した。
世界各地の支部の状況は不明*7

  • ミナト
フェンリル本部が壊滅した際に流出した技術、及び本部周辺のサテライト居住区の技術を利用して建造された新たな居住区。
基本の居住区は地下にあり、地上には灰域踏破船を収容するゲートのみが露出している。
孤児や身分が不確かな者は自分を保護したミナトの名前を姓としている。
ミナトによってその特色は様々。

  • キャラバン
灰域の中を移動するために建造された移動要塞の一群。
移動要塞単体を指して「灰域踏破船」と呼ぶ。
灰域によってライフラインを寸断された現状では、キャラバンを使って物資の輸送・取引、情報伝達をすることが必須。
キャラバンの母艦はホームとなるミナトと同じ名を冠する。


あらすじ

西暦2080年代初頭に発生した厄災――「灰域」により、人類最後の砦と呼ばれたフェンリルによる支配体制は崩壊した。
残された人々は新たな居住区「ミナト」を作り上げると共に、灰域に適合した新たな神機使い「AGE」を生み出しアラガミとの戦いを続けていた。
ミナトの一つ「ペニーウォート」で過酷な日々を送っていた主人公やユウゴ達AGEは、あるミッションの際に灰嵐に遭遇してしまう。
偶然居合わせたキャラバン「クリサンセマム」に保護されたAGEは自分達を戦力として売り込み、成り上がるための新たな戦いに身を投じていく。


登場人物

ミナト「クリサンセマム」

イルダが運営する小規模なミナト。
物資輸送を得意としており、グレイプニルから直接依頼が入る程の信頼を得ている。
ミナトには孤児院や学校も併設しており、他のミナトと比較すると非常に珍しい人道的な組織。
ペニーウォート所属のAGE達を受け入れてからは、対アラガミ討伐部隊「ハウンド」を組織して積極的に灰域種を狩っていく。
  • 主人公(姓はペニーウォートで固定)
男性CV:赤羽根健治、阿座上洋平、金本涼輔、宮坂俊蔵、三浦祥朗、半田裕典、深川和征、進藤尚美、会一太郎、服部想之介、田中大文、岡本寛志、織田優成、新井良平、松原大典
女性CV:金子有希、牛田裕子、相沢舞、大和田仁美、佐藤朱、鷹野優以、下地柴野、金魚わかな、佐々木愛、今野宏美、小松由佳、のぐちゆり、和多田美咲、照井春佳、藤井ゆきよ、上田瞳
本作の主人公。ペニーウォート→クリサンセマム所属のAGE。
幼い頃にAGE適合試験を受け、非常に稀とされる甲判定の適性を示した。
絶大な戦闘力と感応能力の持ち主であり、クリサンセマムでは感応レーダーの航海士も担当する。
灰域種との戦いの中で成長を遂げ、その戦い振りから他のミナト・キャラバンからは「クリサンセマムの鬼神」の異名で呼ばれるようになる。

OP等で登場するデフォルト主人公は男性で、銀髪碧眼と片眼を隠した髪型が特徴。
使用神機:バイティングエッジ/レイガン/バックラー(アメミト一式)

  • ユウゴ・ペニーウォート
CV:関智一
ペニーウォート→クリサンセマム所属のAGE。20歳。
主人公とは幼い頃からの親友。
AGE達のリーダー格であり、ハウンドの実質的な指揮官を務める。
上昇志向が強く、ペニーウォート時代から自分のミナトを持つことを夢見ていた。
クリサンセマムに保護された際にオーナーのイルダに対して取引を持ち掛け、野望のために邁進していく。
主人公に対して絶対的な信頼を寄せており、何かと意思確認することが多い…だよな?
使用神機:ロングブレード/ショットガン/シールド(イマジニア/メイフライズウィル/ヴェンチュラー)
使用BA:ディバイドゼロ(STEP)

  • ジーク・ペニーウォート
CV:土岐隼一
ペニーウォート→クリサンセマム所属のAGE。17歳。腋担当。
ハウンドのムードメーカー的存在で、特攻隊長を務める。
三兄弟の長男であり、それもあってか面倒見が良く年少組から慕われている。
使用神機:ブーストハンマー/ショットガン/タワーシールド(グリッツブリッツ/スカイロケット/バーバボンド)
使用BA:ぶちこわし!(GROUND)

  • クレア・ヴィクトリアス
CV:戸松遥
グレイプニル所属のゴッドイーター。18歳。上乳担当。
豊満な胸とランドセル状の鞄が特徴の少女。
クリサンセマムの輸送任務に積荷の護衛として同行しており、それを切欠にハウンドと行動を共にするようになる。
フェンリル本部で武官として有名だったヴィクトリアス家の令嬢で、グレイプニル内でも親の縁で良くしてもらっている。
フェンリル本部奪還作戦においてもハウンドのメンバーとして作戦に参加する。
後方支援や回復が得意な衛生兵であり、歴代衛生兵と同様に回復弾スナイプを行ってくれる。
使用神機:チャージスピア/アサルト/シールド(チェイストベリー/プロピーメイター/ヨーマンウォード)

  • ルル・バラン
CV:七瀬彩夏
バラン→クリサンセマム所属のAGE。19歳。横乳担当。
スレンダーな体型と右こめかみ付近の大きな傷が特徴の少女。
何らかの任務で灰域内で取り残されていた所をクリサンセマムに保護され、更に所属していたバランに見捨てられたためハウンドに参加した。
戦闘に関することしか教えられてこなかったとのことだが、裁縫や料理を直ぐ覚えたり家庭的な面が目立つ。
パンツを履き忘れてミッションに臨むことがある。
使用神機:バイティングエッジ/スナイパー/バックラー(姫蛍/後仕舞/秋ノ扇)
使用BA:カタストロフィー(JUMP)

  • リカルド・スフォルツァ
CV:橋詰知久
クリサンセマム所属のゴッドイーター。27歳。
傷だらけの体が特徴のおじ…お兄さん。
イルダとは昔からの友人。
戦闘が苦手なので諜報活動や折衝、船の管制補助等を主に担当している。更に家事も担当しているなど主夫っぽい。
フェンリル本部奪還作戦前後から再び前線に参加する。
使用神機:ヴァリアントサイズ/レイガン/タワーシールド(ラモーレエチェコ/マンジャベーネ/ラグアルディア)

  • イルダ・エンリケス
CV:庄司宇芽香
クリサンセマムのオーナー。28歳。前乳担当。
長い金髪とモノクルが特徴の女性。
若年ながらミナトやキャラバンを切り盛りしており非常に有能。
世紀末な情勢においても立派な倫理観・人道的観念を持っている珍しい人物。

  • エイミー・クリサンセマム
CV:津田美波
クリサンセマム所属のオペレーター。17歳。低露出担当。
薄い紫の長髪が特徴の少女。
面倒見が良く女の子らしい性格。
オペレート中に噛む、通信をONにしたまま欠伸をする、雑談する等少し抜けていることが多い。

  • キース・ペニーウォート
CV:小野将夢
ペニーウォート→クリサンセマム所属のAGE。14歳。
ジークの弟。
適性が低めなので専らメカニックとして活動している。
人体に危険なアクセルトリガーを一晩で実用可能なものに仕上げる等、本作のリッカ枠。
艦内会話ではリッカ著の書籍を読んで関心を示している様子が見られる。

  • ショウ/マール/リル
ペニーウォート→クリサンセマム所属のAGE達。
全員が10歳にも満たない年少組。
前線では戦えないため、ペニーウォートでは物資拾いに従事していた。
クリサンセマムに保護されてからは併設されている学校に通うようになる。

  • フィム
CV:遠藤璃菜
グレイプニルからの依頼でクリサンセマムが輸送していた積荷の正体。
天使の輪のような髪型と薄い褐色肌が特徴の人型アラガミの少女。額から一本角が生えている。
何故か灰域種から執拗に狙われており、寸での所で自分を助けた主人公に懐いて「おとさん/おかさん」と呼び、艦内移動で主人公の後ろをついて来るようになる。
非常に人懐っこく甘えたがりな性格で、直ぐにクリサンセマムのアイドルになった。
かつて極東に出現した人型アラガミ以上に人間的で、より少女らしく成長していく。
神機のようなものを生やすのではなく、保管庫にあった神機と勝手に適合して戦闘も行う。
使用神機:ヘヴィムーン/アサルト/バックラー
使用BA:ラブリータイフーン(GROUND)

ミナト「グレイプニル」

フェンリル本部正規部隊の一個師団「グレイプニル」が前身のミナト。
フェンリル本部壊滅後の北欧で混乱を治めたため絶大な発言力を有する。
  • エイブラハム・ガドリン
CV:石塚運昇
グレイプニル最高司令官。56歳。
眼帯と義足が特徴の初老の男。
封印された腕輪から分かるように元神機使い。
絶大なカリスマによりグレイプニルを率いている。
クリサンセマムのAGE達に理解を示す一方で、時には非情な決断をすることも辞さない清濁を併せ持った性格。
ハウンドの灰域種狩りの実績を評価し、フェンリル本部奪還作戦を実行する。
その目的は対アラガミ決戦兵器「オーディン」を利用して灰域を一掃すること。

  • 犬飼フユヒコ
CV:前田燿司
グレイプニル所属の研究者。45歳。
人型アラガミを専門としている。
絵に描いたようなゲス野郎。

朱の女王

AGEのみで構成されたテロ組織。
迫害への復讐から各ミナトでテロ事件を起こしている。
  • ヴェルナー
CV:磯部勉
朱の女王の首領。30歳。
灰域内で迷った主人公とフィムを助け、自分の元へ来るよう勧誘する。
本人は組織内では穏健派で、一部過激派のテロ行為を止められなかったことに責任を感じている。
フェンリル本部近くの灰域の深層を拠点とし、AGEの国を作ろうとしている。

ダスティミラー

北欧の辺境にあるミナト。
グレイプニルの息の掛かったミナトが多い中、中立性を保っている有力なミナトの一つ。
大規模輸送船団を所有しており、資金力も非常に高い。
  • アイン
CV:中井和哉
ダスティミラーのオーナー。
褐色の肌と銀髪のポニーテール、隻眼が特徴の男。
神機使いであり、特別な偏食因子を投与することなく灰域内で戦闘を行える化物と噂されている。
イルダとは以前からよく取引をしており、イルダが信じたハウンド達を気に入って積極的にサポートしてくれるようになる。
フィムに対して思う所があるようで、主人公に「絶対に手を離すな」と忠告する。


アラガミ

新アラガミ

堕天種も各一種ずつ登場する。
  • アックスレイダー
猪や犀を彷彿させる小型アラガミ。
突進が地味に強力。
堕天種は火属性に変化し、周囲にマグマをぶちまける攻撃やグラビ○ムよろしく熱戦レーザーを吐いたりする等、群れると非常に厄介

  • マインスパイダー
蜘蛛型の小型アラガミ。よく見ると正面部分に人の顔がある。
追尾弾やレーザー、毒霧などを使い分けて攻撃する。
討伐時に自爆するため、アイテム回収の際は慎重に。
堕天種は氷属性に変化、ジャンプしつつ小型の氷球を置き土産したり等いやらしさに磨きがかかる。

  • バルバルス
左腕にドリルを持ったアラガミ。
高ホーミングの薙ぎ払い連撃、穴を掘るの繰り返しが厄介。
ドリルの破壊により潜り行動を封印できるため、結合破壊の重要さを教えてくれる。
堕天種は火属性に変化し、周囲にマグマを放ちつつ地中から急襲を行う。

  • ネヴァン
両腕が刺突剣、頭が鳥のようになっている騎士のようなアラガミ。
比較的動作がはっきりしており、攻撃後の硬直が大きいので捕食のタミングを見つけやすい。
本作の先生枠と言えるだろう。
堕天種は氷属性に変化、冷気をまとったジャンプが猛威を振るう。


  • グウゾウ
正面に顔がついた巨大な蓑虫のようなアラガミ。
サリエルに続く空中浮遊型アラガミであり、射撃攻撃がメイン。
バレットを無効化するバリアを張るが、それさえ剥がしてしまえば銃攻撃が恐ろしく良く通る。
堕天種は雷属性に変化、高威力な蛇行レーザーこそ危険だが銃撃耐性の低さは相変わらず。


  • ハバキリ
両腕が剣、脚はブースター状でモビ〇スーツを彷彿とさせる姿をしている。
素早い攻撃速度、広い攻撃範囲、一瞬で視界から消える機動力、とにかく少ない隙、硬めの肉質、予備動作なし攻撃、高速反転攻撃、全体攻撃、超火力溜め攻撃の全てを持ち合わせた最強のアラガミ
堕天種は神属性に変化。
更に多くの攻撃のリーチが伸び、周囲に剣を纏って接近を封じたり、極めつけにスタン付与までも獲得する等、ひたすらプレイヤーの選択肢を奪うことに特化している。
流石に理不尽がすぎると判断され、アップデート1.20にて弱体化が施されることとなった

灰域種
上記の通り共通して神機使いを捕喰してバーストする能力を持つ。
バースト中は攻撃力が著しく上昇し、専用モーションが解禁されるため非常に厄介。
一方で弱点のコアが露出し、全体的な肉質も軟化するため攻撃チャンスでもある。
捕喰されたキャラは侵蝕状態*10となり、バースト強制解除*11・被ダメージ増加・エンゲージ不可に加え、リンクエイドを受付けなくなりダウン後即リスポーンするようになってしまう。
捕喰は活性化時にのみ行われるが、一度捕喰モードになると誰かを捕喰するまでひたすら同行動を繰り返す。
補喰はジャストガードでのみ防ぐことができ、成功すると大きな隙を晒すが、活性化が解除されない限りまた捕喰行動に戻る。
  • アヌビス
本作の看板アラガミ。
狼のような四足獣の姿をしている。
バーストすると2足歩行となり、機動力は落ちるものの薙ぎ払いブレスや雨状の弾幕が解禁される。
スピードがない分比較的対処しやすい部類。
捕喰行動は突進で、突進方向やエリアが示されるのでこちらも対処しやすい。
対抗適応型変異種にアヌビス・ディナイが存在する。

  • ラー
下半身と両腕に小型の太陽を携えた浮遊型アラガミ。
捕喰時はパッ〇マンの如く口のように割れた太陽を投げつける。
ワープ能力を持ち、一瞬で視界から消え失せる点が非常に厄介。
ワープしたかと思うと探している間に画面外から捕喰してくることも多いので、見失ったらすぐマップを見るようにしたい。
対抗適応型変異種にラー・グラシェが存在する。

  • ヌァザ
隻腕の巨人のようなアラガミ。
捕喰時は存在しない右腕からタ〇リ神のような触手を出現させて振り回す。
バーストすると触手が固まって右腕を形成し、デッドリーヴェノムが解禁される。
ただし、腕は非常に肉質が柔らかくホールドトラップやスタングレネードで怯ませればチャンスタイムにもなる。
対抗適応型変異種にナヴァド・ヌァザが存在する。

  • バルムンク
ライ〇ーゼロブレー〇ライガーのような姿を持つ猫型四足獣アラガミ。
素早い敏捷性とホーミングレーザーが厄介。
捕喰行動は長い溜めの後連続で突進を仕掛ける。アヌビス同様範囲が示される。
実はこの行動段差に非常に弱く、フィニッシュの突進以外は段差を登るどころか降りることすらできないのでジャスガに自信がなければ近くの段差に避難しよう。
バースト後は電気を纏うようになり、体力の低いキャラを積極的に狙う。
対抗適応型変異種にニゲル・バルムンクが存在する。

  • ドローミ
三ツ首のワニの頭を持った恐竜のようなアラガミ。というかイビ〇ジョー
AGEを積極的に喰らおうとする偏食傾向から「AGE喰い」と呼ばれている。
冷気を纏う攻撃を受けるとリーク状態になってしまう。
回復球や回復柱を餌場と誤認する習性がある。
バースト後は両端の頭が砲台のように変化し、遠距離攻撃を中心とするようになる。
対抗適応型変異種にシン・ドローミが存在する。

続投アラガミ

こちらは堕天種は登場しない。
小型アラガミの顔。従来よりタフ。

特に変化なし。

従来よりタフな上、狙いがより精確になり鬱陶しさが増した。

最弱アラガミの代名詞から一転、耐久力と穴を掘る頻度の増加で厄介なお邪魔アラガミと化した。

横回転攻撃のホーミング性能が向上。

回し蹴りの攻撃範囲が拡大。

癒し枠。
唯一の要注意行動であったダッシュの攻撃判定が削除され、マスコット化がさらに加速した。

攻撃範囲が拡大、脳天直撃弾の事実上の没収により対処が難しくなった。

特に変化なし。

歩行の攻撃判定が削除され、盾がかなり壊れやすくなった。

攻撃範囲が拡大、全体放電の範囲が視認し辛くなった。
その代わり歩行の攻撃判定が削除され、隙の多い雷球召喚をよく行うようになったので対処はしやすい。

剣舞の頻度が増加、聴覚が従来以上に過敏になった。
その代わり逆鱗が壊れにくくなった。

両腕を破壊しても一部攻撃の範囲が狭まらなくなった。

癒し枠2。
特に変化なし。

地面の溶岩化等の攻撃範囲が拡大。

特に変化は無いが、そもそもが超高速アラガミだったため、モーションの鈍化により対処が難しくなった。

特に変化なし。
幸いなことにマガツの方は未登場。

体力が少なくなると強化形態に変化する『GER』仕様。
シングルプレイでは、何故か他アラガミと比べて異常なまでにプレイヤーキャラを付け狙う。
モーションの鈍化、バレットエディットの弱体化がモロに影響する強敵の一角。






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