登録日:2012/09/06 (木) 08:36:34
更新日:2024/03/25 Mon 03:28:03
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Wiiの爆売れ、前よりも日本人向けになったXbox360、主力ソフトが少しずつ揃うPS3、
まだまだ現役の
PS2と、現在もゲーム業界を支える据え置き機の勢いが増してきた中で誰が望んだかは知らないが発売し、
スレ住人を失笑させ
KOTYの知名度を大きく上げた要因になった。
ただの
クソゲーならこんなゲームがあるくらいで終わったかもしれないが、
前年の大賞で
ヨンパチショックという大災厄を引き起こした
四八(仮)の発売直後である為、
ヨンパチレベルを探そうとしてノミネート作の大きな減少、あるいは無しという事態を招きかねないと思われた中で、
7本もハイレベルなクソゲーが揃うという豊作かつ、そのうち2本はヨンパチにも負けない作品だったという活躍を見せ、
次世代機でもクソゲーが出るのを証明した事はまさに英雄。
だがインフレが更に進んだ辺り問題児集団とも言える。
その人気はKOTYのみならずヤフーニュースのトップ記事になったり、
秋葉原のヨドバシカメラで七英雄見参! とアオリを入れてワゴンセールに見参してKOTYの知名度を一般層にまで広めた。
……は流石に言い過ぎか。
年末の魔物として産まれたメジャー2と、魔改造でそれに変貌したジャンラインの大賞争いはKOTYの中でもベストバウトに挙げる人も多く、
ゲームとして成り立たない2作を失格にしヌギャーか猿を大賞にするという意見もあった。
一方で上半期はそこまで盛り上がってるわけでもなく、奈落のノミネートを疑問視する声も。
メジャー1も当初はキャラゲーで特に話題になる要素もなかったため購入者が少なく、ちゃんとした評価がされたのはかなり後のほうだった。
本格的に盛り上がったのは
ファミ通のクロスレビューで
デスクリムゾンと並ぶ低得点を叩きだしたOOKが発売されたあたりから。
なお、ジャンラインのパッチリリース以前はメジャー1、OOK、ヌギャー、猿の四作で
四天王と言われていた。
それぞれ違ったクソ要素がありクソ度が拮抗していたため
絶妙なゲームバランスと例えられた。
こうして周囲に笑われ、実際に遊んだ人は泣き、KOTYから消滅したと思いきや2010年の携帯機部門でまさかの復活を果たした。
しかしKOTYのメインが据え置き機部門なのでこちらは知らない人も多い。
更に2011年の据え置き機にノミネートした7作は全て過去に人気があったシリーズ物の続編であり、
ブランドを汚した事から七英雄ではなく七つの大罪と呼ばれている。
人生ゲームだけは2009年から3年連続で汚され遂に大賞になってしまったが。
因みにオリジナルの七英雄の内4人のCVを担当している
杉田智和は七英雄のどれにも関わってない。
また、元になったロマサガ2とアンサガはただでさえクセの強いサガシリーズの中でもかなりぶっ飛んだ作品であり、
ゲーム史に名を残した名作とも、意味不明なクソゲーとも言われ評価が真っ二つに別れる作品だったりする。
追記・修正はクソゲーに笑う人もいれば泣いている人もいるという事、本来あってはならないという心を忘れない人にお願いします。