メタルシードラモン

登録日:2024/05/05 (日) 12:48:21
更新日:2024/05/05 Sun 16:34:09
所要時間:約 8 分で読めます





究極の激流で全てを呑み込む、最強金属製(クロンデジゾイド)の不沈竜!


『メタルシードラモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。


【基本データ】

世代 究極体
タイプ サイボーグ型
属性 データ種
所属 ディープセイバーズ、メタルエンパイア
必殺技 アルティメットストリーム
鼻先の砲口からエネルギー光線を発射する。
ジントリックスでは「アルティメットストーム」と誤植された。
得意技 ヘルスクイーズ
長大なボディで敵に巻き付いて締め上げる。
ポセイドンディバイド

【概要】

デジモンペンデュラムVer.2.0』で初登場したシードラモン系究極体。クロンデジゾイドで覆われた黄金色の体を持つようになり、尾の先は二股に分かれるようになった。
驚異の機動力を誇る、海洋最強レベルのデジモンであり、その水中機動力はティロモンと1、2を争うほど(あれ?)

また、メタルシードラモンは水中迎撃用デジモンとして改造された経緯があり、これにより陸海空全ての迎撃用デジモンが完成したという。
(対空迎撃用のメガドラモン、対地迎撃用のメタルティラノモン
なお、他のデジモンらの設定から、開発したのは《クラックチーム》と思われる。


【派生種】

◆カオスシードラモン

世代 究極体
タイプ サイボーグ型(?)
属性 データ種(?)
必殺技 アルティメットストリーム
「こんなヤツに手こずるとは クリムゾンのヤツも たいしたことはないな・・・
 ほんとうなら、ワシがここで 戦うより、クリムゾンと戦わせるほうが とくさくなのだが、しかたあるまい。
 カオス3しょうぐんが1人 カオスシードラモンさまが お前のあいてをしてやろう!」

PSソフト『デジモンワールド2』に登場するボスの一体。
見た目は銀&紺の装甲と、赤い髪のメタルシードラモン。

お供にメガドラモン、ギガドラモンのメガギガコンビを引き連れている。
主のカオスロードや同僚のカオスグレイモン・カオスピエモン同様影が薄い。
多分ワルシードラモンの進化系かと。でもコンパチなので(恐らく)データ種。
まあ二度と出番はないだろう。


◆ギガシードラモン

制海権を掌握する強襲揚陸艦(きょうしゅうようりくデジモン)
世代 究極体
タイプ サイボーグ型
属性 データ種
必殺技 ギガシーデストロイヤー
口からエネルギー魚雷を発射する技。
スカイウェーブ
背部の発射口から無数の対空エネルギー弾を発射する。
メタルシードラモンがX抗体を得た姿。
たまに公式も間違えるが ガイオウモンなどと同様にX抗体を得たことで名前が変わるタイプのデジモン。
そのため『ギガシードラモン(X抗体)』などという表記は誤り。

メタルシードラモンを上回る巨体と戦闘能力を誇り、内部にデジモンを多数収容可能な強襲揚陸艦。
設定上はクラックチームが更に勢力範囲を拡大する為、極秘裏に建造された広大なネットの海をカバーする航続距離と制海能力を有するデジモン。
また、必殺技は鼻先ではなく、口から発射されるようになった。

その体はホエーモン以上の全長を誇り、細身ながらカオスドラモンすら搭載可能という。
アニメではメタシーの時点でホエーモンを超えていたが
それだけ聞くと、リヴァイアモンなんかよりデカいような気がしてならない。
余談だが、デザインを担当したAs'まりあ氏はこの『内部にデジモンを格納できる』という設定をあとから聞いて驚いたらしい。

初出は『デジモンペンデュラムX』
Xシリーズでは反イグドラシル側なので、主人公達の味方ということになる。

不遇な扱いを受けることも多いX抗体持ちのデジモンの中ではゲームで何度も登場したり、かつて配信されていたアプリ『デジモンペンデュラム・サバイブ』において育成デジモンとして追加されたりと、割と優遇されている。

また『デジタルモンスターX Ver.2(パープル)』でも登場し、リヴァイアモンX(やバルバモンX)に進化可能。


【関連種】

◆イージスドラモン

世代 究極体
タイプ サイボーグ型
属性 ワクチン種
プレシオモンにシードラモン系(おそらくメタルorギガシードラモン)のデータが融合して生まれたサイボーグ型デジモン。
驚異的な火力を秘めた黄金色のボディはあらゆる邪悪を払うと言われている。
詳細はプレシオモンの項目にて。


【関連作品でのメタルシードラモン】

アニメ『デジモンアドベンチャー

終盤の大ボス、ダークマスターズの先鋒としてメタルシードラモンが登場。
CVはヤマトと同じ風間勇刀。
作中での活躍はダークマスターズの項目も参照のこと。

他のメンバーはペンデュラムに登場したウィルス種究極体であったが、こいつだけはデータ種。プクモンは泣いていい。
まあタッパが小さくて睨みが効かせづらいし、小柄な強敵枠は既にピノッキモンがいるからね……
ハンギョモンアノマロカリモンといったディープセイバーズ暗黒軍団を従えて選ばれし子供達を追い詰め、ウォーグレイモンのドラモンキラーすらクロンデジゾイドのボディで弾いた。
しかし、子供達にとどめを刺す直前にホエーモンに邪魔をされたことでこれを殺害。
「冗談ではない!!」
が、その直後、ホエーモンの死に激昂したウォーグレイモンのブレイブトルネードによってアルティメットストリームを弾かれ発射口から体内を貫かれるという、グロ死を遂げた。


PSソフト『デジモンワールド2』

育成可能デジモンの一体として登場。
進化前はメガシードラモン固定。
必殺技は当然『アルティメットストリーム』だが、同じ『敵全体へダメージ』の技の中では追加効果もなく、威力(75)もややしょっぱい。
特に、同じデータ種にグリフォモンの『スーパーソニックボイス』(80)、プレシオモンの『ソローブルー』(90)とダメージだけなら妙に上位互換が多い。

また、上述通り、中ボスのカオスシードラモンが登場。


PSソフト『デジモンワールド デジタルカードアリーナ

エンディング後のストーリーで、ピエモンが開催するアリーナの一番手として登場。
「ギャッハッハッ」「久しぶりにシャバの空気を吸ったぜ」と、アニメと比べるとやや粗暴な口調。
氷水単色の『荒ぶる海の王デック』を使用する。

カードとしても登場。氷水属性のレベル完。
必要進化Pは50と高いが、その分HPも攻撃力も高水準を保っている。
×攻撃の特殊効果は「対火炎×3」なので火炎属性にはめっぽ強いが、それ以外の属性相手でも互角以上に戦えるであろう。

なのだが、このカードの一番の問題は、同じく氷水レベル完のメタルガルルモンと
全攻撃力、×特殊効果、必要進化P、POWがすべて同じな上に、HPがより低い
という、嫌がらせか調整ミスを疑うような状態になっている。

さすがに援護効果は異なり「自分の属性が氷水であるなら、相手の援護を無効化する」というもの。
条件を満たすこと自体はさほど難しくはないが、相手の援護効果を無効化*1したいタイミングというのも稀なので…。

とはいえ、メタガルより劣っている、というほどのものでもないので、好みで使い分ければよいであろう。


アニメ『デジモンテイマーズ

クルモンの「シャイニング・エボリューション」によって進化し、デ・リーパーとの戦いに馳せ参じたデジモンの1体としてメタルシードラモンが登場。
要はモブの一体ではあるが、その中でも、一番手前に映っており扱いは悪くない。
(3体並んでスゥ~ッと近づいてくるディアボロモン3体のインパクトには負けるが……)

ちなみに、そのシーンでは他にムゲンドラモングランクワガーモン、プクモン、グリフォモンホウオウモン等が確認できる。


アニメ『デジモンアドベンチャー tri.

続編映画である本作でもダークマスターズの一員として復活。
第4章「喪失」で登場。
再び子供たちを追い詰めるが、ウォーグレイモンとメタルガルルモンの連携攻撃の前に敗れる。
またしてもブレイブトルネードによって体を貫かれた。
プチファイヤーで怯む姿に突っ込んではいけない。


漫画『デジモンクロスウォーズ

リリスモン配下で登場。
ジュピターゾーンの敵として、ホウオウモンやプクモン、グリフォモンアルカディモンらと共に襲撃をかける。


アニメ『デジモンゴーストゲーム

オープニングの一コマにメタルシードラモンではないか?と思われるシルエットが映っている*2


「ククク……選ばれし子供たちよ、項目編集は始まったばかりだ……」

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最終更新:2024年05月05日 16:34

*1 この効果ではオプションは無効化できない

*2 瑠璃とアンゴラモンが畔に座っている池の中に映るシルエット