登録日:2011/01/07(金) 23:00:55
更新日:2025/07/09 Wed 01:00:31
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【基本データ】
世代 |
成熟期 |
タイプ |
水棲型 |
属性 |
データ種 |
所属 |
ディープセイバーズ |
必殺技 |
・アイスアロー 口から氷の矢を発射する。 |
得意技 |
・コールドブレス 口から吐き出す冷気で敵を凍らせる。 |
・チルブレインズ 水面を体で叩き付けて、氷の壁を作る。 |
・ウォーターブレス 口から吐いた水の息を吹き付ける。 |
・アイスワインダー 長い身体で獲物に巻き付いて、強い力で締め付ける。 |
・しめつける |
【概要】
『
デジタルモンスターVer.1』から存在する、シーサーペントをイメージしたデジモン。
知性はあまり無いらしく、本能のままに獲物を狙う。
蛇の様に細長く伸びている胴体が特徴で、体を巻き付けての締め付け攻撃を得意とする。
初代携帯機から存在し、進化系統も成長期から究極体まで整っているほか、派生形態も多い。
いずれも独特の流麗なスタイルを持っており、このデザインに惹かれてファンになった人も多いとか。
アニメでもレギュラーでこそないが活躍が多く、Xシリーズ開始と同時に一族丸々X抗体を得たりと、同期かつ対である
エアドラモンに比べるとかなり優遇されている。
エアドラモンは泣いていい
アニメ主役級デジモンが取り上げられやすいデジモン界において例外的に出番の多い一族であり、
ゲーム作品でもアニメ主役級のゴマモンを差し置いて採用されることが多く、
水棲系デジモンの代表的なデジモンと言えるだろう。
【派生種】
◆シードラモン(X抗体)
世代 |
成熟期 |
タイプ |
水棲型 |
属性 |
データ種 |
必殺技 |
・アイススピアー 『アイスアロー』を連続で放ち敵を貫く強化版の技。 |
・アイスアロー 通常種と同じ。 |
シルエットは大きくは変化していないが、頭部の甲殻がやや長く伸びた他、体色が鮮やかな青になった。
水中をより速く泳ぐ為だけに特化し、さらに水中での嗅覚が発達している。
自らの体より大きなものには近づかないが、遥か遠くの傷ついたデジモンを嗅ぎつけ襲いかかかる。
知性というよりは、生存競争を生き抜いて身についた本能が強く現われている。
◆メガシードラモン
世代 |
完全体 |
タイプ |
水棲型 |
属性 |
データ種 |
所属 |
ディープセイバーズ |
必殺技 |
・サンダージャベリン 頭頂部のブレードから稲妻を放つ。 頭部の外殻には、この必殺技を可能にするための発電装置が仕込まれている。 |
・キングジャベリン (X抗体のみ)頭頂部のブレードを敵に突き立てて切り裂く技。 |
得意技 |
・メイルシュトローム |
・アイスリフレクト |
頭部にイナズマブレードを備え、そこから電撃が出せるようになり、全体的に鋭いシルエットになった。
体も一回り大きくなり、シードラモンの時より知性が発達し、追尾型魚雷のようにしつこく敵を追い回して確実に仕留める。
古代より生存競争の高いネットの海を生き抜いてきたため、メタシーらを差し置いて “シードラモン種の王”とも呼ばれている。
X抗体を獲得すると、体色がトロピカルな雰囲気になる。
これは、氷の閉ざす海から熱帯の海まで、あらゆる地域のネットの海を生き抜いてきた証らしい。
幾度もの戦いで
必殺技『サンダージャベリン』を繰り返すことにより、頭頂部のブレードは鍛え上げられ鋭さを増し、柳葉刀状のものと反り返った角の2本に変化している。
また、伝導性も増しているらしい。
◆ワルシードラモン
世代 |
完全体 |
タイプ |
水棲型 |
属性 |
ウィルス種 |
所属 |
ディープセイバーズ |
必殺技 |
・ダークストローム 闇の渦で敵を飲み込む。 |
得意技 |
・イビルアイシクル |
・ストレンジミスト |
・ヴァリアブルウェーブ |
『デジモンワールド』で初登場。ややマイナーな派生種。コイツはX化していない。
初登場時は目の部分がサングラスのようになっているという特徴があったが、その特徴は公式絵では採用されず。
メガシードラモンの色違いであり、頭部の装甲がいかにもワルっぽい真っ黒になったほか、ブレードが銀から金に、背部の体色がややくすんだ色になった。クチバシもやや広くなっている。
『デジモンワールド』では
オーガモン組の助っ人としてガブモンが呼んでくる。「ワルシードラモン先生」として慕われている。
他には『デジモンストーリーサンバースト/ムーンライト』での憎めないキャラが印象的。
◆メタルシードラモン
世代 |
究極体 |
タイプ |
サイボーグ型 |
属性 |
データ種 |
◆カオスシードラモン
世代 |
究極体 |
タイプ |
サイボーグ型(?) |
属性 |
データ種(?) |
PSソフト『デジモンワールド2』に登場するボスの一体。
見た目は銀&紺の装甲と、赤い髪のメタルシードラモン。
詳細は
メタルシードラモンの項目にて。
◆ギガシードラモン
世代 |
究極体 |
タイプ |
サイボーグ型 |
属性 |
データ種 |
メタルシードラモンがX抗体を得た姿。
たまに公式も間違えるが ガイオウモンなどと同様にX抗体を得たことで名前が変わるタイプのデジモン。
詳細は
メタルシードラモンの項目にて。
【関連種】
◆イージスドラモン
世代 |
究極体 |
タイプ |
サイボーグ型 |
属性 |
ワクチン種 |
プレシオモンにシードラモン系(おそらくメタルorギガシードラモン)のデータが融合して生まれたサイボーグ型デジモン。
驚異的な火力を秘めた黄金色のボディはあらゆる邪悪を払うと言われている。
詳細は
プレシオモンの項目にて。
◆ベタモン
シードラモン系のデジモンではないが、初代携帯機やデジモンワールドの進化系列からか、アニメ等ではシードラモン系統の成長期として扱われることが多い。
同じく初代ではベタモンからしか進化できなかったエアドラモンへつながることはほぼ無い。カードくらいでか…
やはり両生類という水棲っぽいデジモンだからだろうか。
あの
アグモンと並ぶ初代成長期デジモンなのだが、アニメ「デジモンアドベンチャー」では主役級に選ばれなかったことで、いわゆる脇役デジモンとして扱われることが多い。
しかし、『その脇役ポジションが好き!!』というファンも多く、
『デジモンストーリー サイバースルゥース ハッカーズメモリー』ではコンセプトが主役ではない脇役の物語ということで、
初期デジモンの1体として選ばれている。
◆マリンキメラモン
キメラモンと同様の技術で生み出された合成型デジモン。
シードラモンの胴体部が使用されている。
【関連作品でのシードラモン系】
ゲーム『デジモンワールド』
シードラモン、メガシードラモンが育成可能枠で登場。ワルシードラモン先生は残念ながら育成不可。
シナリオ上では「竜の目の湖ほとり」で可能な釣りにおいて、湖のヌシのシードラモンが登場。
釣り上げた上で「友達になろう」の願いを叶えてもらうことで、ビートランドへの道が開ける。
第3話『蒼き狼!
ガルルモン』にシードラモンが登場。
ファイル島の「竜の目の湖」を訪れた際に、
太一によって誤って尻尾を焚火にくべられてしまい
選ばれし子供達を襲撃。
その後、初進化を果たした
ガルルモンに撃退される。
その後の第36話『結界突破!ズドモンスパーク』において、
ヴァンデモンの部下としてメガシードラモンが登場。
お台場(レインボーブリッジ)でズドモンと戦い、電撃対決の末に倒された。
PSソフト『デジモンワールド デジタルカードバトル』
迷わずの森にある「竜の目の湖」でぬしの笛を吹けば、シードラモンが現れバトル可能。
勝利すると、ビートランドへの道が開ける。
使用デックは『青い封印デック』で、その名の通り、こちらの攻撃力の弱化を狙ってくる氷水単色デック。
手がないのに、どうやってカードバトルしてるんだ?は禁句。
また、カードとしてもシードラと、メガシー、ワルシーが登場。
全て属性は氷水。
シードラモンは必要進化Pこそ40とやや高いが、ステータス自体は良好。
×攻撃特殊効果は「〇を0に」で援護効果は「(無条件で)相手の攻撃力は半分になる」と、防御性能がかなり高い。
メガシードラモンはレベル完。
必要進化Pは50と氷水の中では最高峰だが、その分ステータスも強力。
また、×攻撃特殊効果と援護効果のいずれも「〇カウンター」。
特に、援護効果で発動した場合は、相手が〇ならカウンターし、それ以外のボタンでもこちらはそのまま攻撃できるというちょっとズルい仕様。
CPU戦でも対人戦でも効果を発揮してくれるであろう。
また、同じく氷水の
ガルルモンが「相手のボタンを〇にする」の援護効果持ちなので、コンボを狙ってもいいだろう。
余談だが、本作では〇攻撃は「メイルストローム」で△が「Tジャベリン」である。
ワルシードラモンも同じくレベル完。
メガシーのコンパチらしく(?)ステータスはほぼ同様。
ただ、POWは10と少し低く、×攻撃特殊効果と援護効果のいずれも「妨害」。
相手にとっては鬱陶しい効果ではあるが、刺さる場面が多いのは「〇カウンター」の方と思われるため、メガシーとの比較ではやや逆風。
第14話『疾風のシュリモン』において、
アメリカの選ばれし子供、マイケルのパートナーとしてシードラモン(成長期はベタモン)が登場。
凶暴化したゴリモンを撃退した。
一話空けた第16話『サブマリモン海底からの脱出』では、イービルスパイラルに拘束され凶暴化したメガシードラモンも登場。
子供達を海底油田プラントに閉じ込める。
サブマリモンの活躍でイービルスパイラルから解放される。
後の
ブラックウォーグレイモン戦では味方として加勢してくれた。
前作に出たカードはすべて続投。
シードラモンのカードは性能据え置き。
メガシー&ワルシーは、共にHPが強化された上、必要進化Pが50→40に軽量化されカード性能としては強化された。
また、本作からメタルシードラモンがキャラクター、カードとして登場している。
無限大陸付近の海洋で
エビドラモンを捕食したシードラモンがワルシードラモンへと進化。
メガシードラモンらと共に太一たちへ襲い掛かった。
追記・修正ストリーム!!
- 海系のデジモンって言ったらやっぱりこいつらが代表的な気がする -- 名無しさん (2013-06-25 20:44:32)
- シードラモン(黒)みたいなのが出たらモドキベタからカオスシードラまでの悪のシードラ系譜が完成するのになあ -- 名無しさん (2014-06-23 20:09:55)
- ムーンライト版はワルシードラモンの代わりにスカルバルキモンが登場したね -- 名無しさん (2014-09-13 21:27:53)
- ベタモンって公式図鑑だと温厚とか書かれてるし全然ウイルスっぽくないよね。いつの間にかデータ種に変更されてても違和感ない -- 名無しさん (2015-10-26 21:00:53)
- ↑アニメ放送前はベタモン派でした。 -- 名無しさん (2015-10-26 21:04:23)
- 進化先も充実しててかっけぇのに、ベタモンを連れたテイマーはまだ登場してないのね -- 名無しさん (2015-11-24 17:36:54)
- ↑書き忘れた(-_-;)メインキャラでの話やで -- 名無しさん (2015-11-24 17:41:48)
- デジモンリンクスにて、メガシーに悲劇が… -- 名無しさん (2016-03-31 19:20:56)
- 普通のメガシードラに進化すれば順当に究極体になれるが、悪の道に進めば険し過ぎる道だが七大魔王になれるんだよなぁ… -- 名無しさん (2017-08-29 20:28:42)
- 真っ暗な水中でこいつが現れたらと思うと -- 名無しさん (2017-12-07 19:32:16)
- リアライズやってみたら謎にワルシードラモンが実装されてて驚いた。まさかカオスシードラモンの予定があるのだろうか… -- 名無しさん (2019-07-03 18:46:36)
- クロスローダーでしょっちゅう出てきた思い出 -- 名無しさん (2021-02-28 00:07:02)
- もしカオスシードラモンとギガシードラモンがアニメに出たら 前者は細谷佳正さん。後者は浪川大輔さんになりそう。メタルシードラモンの風間勇刀さんと合わせれば歴代ヤマトになるし。 -- 名無しさん (2021-11-01 07:46:23)
- ワルシードラモンの公式絵は単なるメガの色違いじゃなくて嘴が追加されてたはず -- 名無しさん (2022-04-05 22:10:43)
- メタシーってよく考えると、ダークマスターズの中で一番不遇だよな。ムゲンドラモンやピエモン、ピノッキモンとかはよく待遇されてるけど -- 名無しさん (2023-03-31 23:57:58)
- 本項目から「メタルシードラモン」の項目の分割を提案します。メタシー、カオス、ギガシー、および関連作品での扱いから抜き出したうえ、加筆を検討しています。 -- 名無しさん (2024-04-26 12:05:48)
- 項目の分割を行わせていただきました -- 名無しさん (2024-05-05 13:01:58)
- スカルシードラモンが新たに登場 -- 名無しさん (2025-07-09 01:00:31)
最終更新:2025年07月09日 01:00