レアル・ジェネクス(遊戯王OCG)

登録日:2010/06/14(月) 01:41:07
更新日:2024/09/12 Thu 23:35:14
所要時間:約 2 分で読めます





DUEL TERMINALにて登場したカード群。
ここでは主にストーリーに関して記す。

概要

主体は『サーチ&デストr 特殊召喚』。
ジェネクスの力を引き継いでいる。

登場は第五弾から。

属性と種族は相変わらず統一されていない。

ストーリー上ではジェネクスの後継機的存在。
名前のレアルは「真の」という意味。
また、これらの全てのモンスターの体の一部に、光輝くリング状の物体が見られるが、これはマスターガイドで「レアル融合炉」と紹介されている。
レアル融合炉はA・ O・Jの技術者が開発した物であり、これを移植された事でジェネクス達が資源を必要とせず半永久的に活動するエネルギー兵器に自己進化したとの事。


所属カード

効果モンスター

  • レアル・ジェネクス・ターボ
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1500/守1300
(1):このカードが召喚した時に発動できる。
デッキからレベル1の「ジェネクス」モンスター1体を手札に加える。
F1マシンの様な意匠を持った人型レアル・ジェネクス。
サーチ効果を有するが、通常召喚時限定かつ対象がジェネクス・パワー・プランナーとリサイクル・ジェネクス、後述するレアル・ジェネクス・オラクルの3体しか居ないのが玉に瑕。
パワー・プランナーをサーチしてリペア・ジェネクス・コントローラーとのコンボで展開を伸ばすのが基本。

  • レアル・ジェネクス・コーディネイター
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/魔法使い族/攻 200/守 100
(1):このカードが召喚・特殊召喚した時に発動できる。
手札からレベル3以下の「ジェネクス」モンスター1体を特殊召喚する。
下半身がUFOの様になったロボットの姿をしたレアル・ジェネクス。
召喚・特殊召喚時に手札からレベル3以下のジェネクスを出す展開要員。
このカードと特殊召喚したカードでレベル3〜5のシンクロやランク2、リンク2に繋げられ、ジェネクス・ワーカーを経由すればレベル6以上のシンクロも狙える。
ただし大半のジェネクスは特殊召喚時に発動する効果を持っておらず、レベル3以下となるとなんとこのカードしか該当するのがいないと言う層の薄さを誇る。
特にこのカードをサーチ出来るジェネクス・ブラストに対応していないのが辛い。ワーカー経由で間接的に対応出来るが手札消費が激しくあまりオススメはしない。

  • レアル・ジェネクス・クラッシャー
効果モンスター
星2/地属性/機械族/攻 800/守 800
(1):このカードが召喚した時に発動できる。
デッキからレベル4の「レアル・ジェネクス」モンスター1体を手札に加える。
燃料採掘担当らしき破砕機型のレアル・ジェネクス。
ターボと同じく範囲の狭い召喚時サーチ持ちで、こちらはレベル4のレアル・ジェネクスが対象。
使いやすいターボをサーチするのが基本。

  • レアル・ジェネクス・マグナ
効果モンスター
星3/炎属性/炎族/攻1000/守 200
(1):このカードが召喚した時に発動できる。
デッキからレベル2の「レアル・ジェネクス」モンスター1体を手札に加える。
溶鉱炉型のレアル・ジェネクス。おそらくクラッシャーが砕いた鉱石から精錬するのだろうか。
ターボ・クラッシャー同様に召喚時サーチ持ちで、こちらはレベル2のレアル・ジェネクスが(ry
サーチ先がコーディネイターとクラッシャーしかおらず、先2名より使い辛い。
後述するアクセラレーターや召喚権を増やすカードと組み合わせたい所。
上記サーチ持ちジェネクス共々、リペア・ジェネクス・コントローラーと合わされば文字通り無限の展開力を得る。


  • レアル・ジェネクス・アクセラレーター
効果モンスター
星4/風属性/機械族/攻1500/守1900
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する状態で、
「ジェネクス」モンスターが自分のデッキから手札に加わった時、
その内の1体を相手に見せて発動できる。
見せたモンスターを特殊召喚する。
「加速装置」の名を冠した輪っかの様なレアル・ジェネクス。
どの様な形であれジェネクスが手札に加わったらその内1体を特殊召喚する展開要員。
サーチだけでなく通常のドローを含めたドローですら反応する上に回数制限がないと言う、特殊召喚時に発動する効果の少ないそしてかつては弱かったジェネクスだからこそ許されていた様なカード。
如何にしてこのカードを場に出して展開するかが【ジェネクス】の肝…だったのだが似たような効果で更に使い勝手の良いリペア・ジェネクス・コントローラーが登場してからは影が薄い。

  • レアル・ジェネクス・オラクル
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/魔法使い族/攻 300/守 300
このカードをS素材とする場合、「ジェネクス」モンスターのS召喚にしか使用できない。
(1):このカードが「ジェネクス」モンスターの効果で自分のデッキから手札に加わった場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
自身よりデカい演算装置らしき物を背負ったレアル・ジェネクス。
ジェネクスの効果でサーチされたら特殊召喚可能なチューナー。
ブラストやターボの効果でサーチ出来るのでそのまま特殊召喚してレベル5シンクロ
…と行きたい所だが、実は自身の制約とジェネクスシンクロの層の薄さと素材縛りからそのままではシンクロ召喚ができないと言う中々に致命的な欠点がある。
大霊術ー一輪やイリュージョン・オブ・カオス等でデッキに戻そう。

  • レアル・ジェネクス・ウルティマム
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守1400
(1):フィールドの表側表示のこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地の「ジェネクス」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻す。
ジェネクス・ニュートロンに近い造形をした人型ロボットのレアル・ジェネクス。
被破壊時に墓地のジェネクス2体をデッキに回収。
サーチ先の確保にはなるが、被破壊時と非常に遅いため転生の予言や貪欲な壺とかで充分。
打点は下級にしては高めだが、下級で殴り合う時代はとっくに終わってるのでほぼ意味をなさない。
ぶっちゃけ1番要らない子。

  • レアル・ジェネクス・ウンディーネ
効果モンスター
星4/水属性/水族/攻1700/守1100
(1):1ターンに1度、自分の墓地から「ジェネクス」モンスター1体を除外して発動できる。
このカードの属性は、そのモンスターと同じ属性としても扱う。
チューナーを除外して発動した場合、さらにこのカードをターン終了時までチューナーとして扱う事ができる。
(2):自分フィールドに「ジェネクス」Sモンスターが存在する場合、
このカードを含む自分の墓地の「ジェネクス」モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
このターン、自分の墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
『TERMINAL WORLD』で登場したレアル・ジェネクス化したジェネクス・ウンディーネ
墓地からジェネクスを除外する事でその属性としても扱え、チューナーを除外したらチューナーとしても扱える様になる効果を持つ。シンクロ素材縛りのキツいジェネクスシンクロを出しやすくする小回りのきく効果である。
しかし本命はジェネクスシンクロが場にいる時に墓地の自身とジェネクスを手札に戻すと言う、あからさまに元のウンディーネで落として使えと言わんばかりの効果。
この効果を使えばリペア・ジェネクス・コントローラーの召喚効果が再び誘発するため、シンクロ展開した後に追加でサーチコンボからの大量展開が狙える。
ただし、回収効果発動後はターン終了時まで墓地に送られるカードが除外されてしまうため、A・O・G リターンゼロなどで回収する手段を用意しておきたい所。

  • レアル・ジェネクス・チューリング
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/魔法使い族/攻 600/守 600
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手メインフェイズに、自分フィールドに「ジェネクス」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、「ジェネクス」Sモンスター1体のS召喚を行う事ができる。
(2):フィールドのこのカードを「ジェネクス」SモンスターのS素材とする場合、
このカードのレベルを1または3として扱う事ができる。
『TERMINAL WORLD』で登場したオラクルのリメイク。
自分のジェネクスが場にいる時に相手メインフェイズに手札から特殊召喚してジェネクスシンクロをシンクロ召喚する効果を持つ。更にジェネクスシンクロの素材にする場合はレベル1または3として扱える永続効果もある。
なんと言っても後述のクロキシアンを相手ターンに出せるのが非常に魅力的であり、永続コントロール奪取で相手の展開を妨害出来るのが嬉しい。
または上記のレアル化ウンディーネのデメリットを回避しつつリターンゼロを出して制圧なんて動きも可能。


シンクロモンスター

シンクロ・効果モンスター
星9/闇属性/機械族/攻2500/守2000
「ジェネクス」チューナー+チューナー以外の闇属性モンスター1体以上
(1):このカードがS召喚した場合に発動する。
相手フィールドのレベルが一番高いモンスター1体のコントロールを得る。
レアル・ジェネクスシンクロの強い方片方。
「黒汽車」の通称通りに蒸気機関車の造形をした人型ロボット
シンクロ召喚時に相手の1番レベルの高いモンスターのコントロールを奪える。
対象を取らず永続奪取と言う非常に強力な効果を持っており、レベルを持たないエクシーズ・リンク相手でも壊獣で除去しつつ壊獣を回収と言うテクニックも可能。
かつてはA・ジェネクス・バードマン+特殊召喚しやすいレベル6闇属性モンスターとのトリオで環境にて活躍したレアル・ジェネクスの華。
バックストーリーでは後にヴェルズに乗っ取られて「ヴェルズ・コッペリアル」になってしまったが、ジェネクス・コントローラーでチューニングすればクロキシアンに戻せるのは有名な話。相方ことバードマンでも良いのは内緒
イリュージョン・オブ・カオス+マジシャンズ・ソウルでブラマジ師弟を出すのも有効。

シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/機械族/攻2400/守1000
「ジェネクス」チューナー+チューナー以外の風属性モンスター1体以上
(1):相手モンスターはこのカードを攻撃対象に選択できない。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
デッキから「ジェネクス」モンスター1体を手札に加える。
レアル・ジェネクスシンクロの影が薄い方もう片方。
凧の様な意匠を持つ戦闘機型マシン。
攻撃対象にならず、自身が戦闘で相手モンスターを破壊したらジェネクスをサーチ。
サーチ効果は強力だが自身の攻撃力の低さが足を引っ張るのが難点。
簡易融合で呼べる素材要員の召喚獣ライディーンで表示形式を変更するなどして戦闘補助したい。



DUEL TERMINALでの活動


【第五弾】
ワーム魔轟神に対応するためかジェネクスから進化。
新たな力を持って混沌を乗り切る。

【第六弾】
登場早々だがこの弾を最後にレアル・ジェネクスは登場しなくなり、A・ O・Jと合体しA・ジェネクスとなる。


登場したのは最も世界が荒れていた第五弾。
そしてレアル・ジェネクスはジェネクスにはあった属性に関する効果はなく、その効果は身内であるジェネクスにのみ関わるものに。
裏切り等があり味方をサポートすることができなくなったのか……


以下個別バックストーリー

『ウルティマム』
名前の意味はラテン語で「最後の」
彼が登場した弾でレアル・ジェネクスは姿を消した。

『ヴィンディカイト』
名前の意味は英語で「非難・疑惑などの不当性・正当性を立証する」
彼が登場した弾の次の弾にてジェネクスはA・ O・Jの協力を得、A・ジェネクスの開発をしている。
裏切りの疑いでもかけられていたのだろうか。



wiki籠りがこの項目を見た時、「追記・修正」と名のついた行動をする


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2024年09月12日 23:35