登録日:2018/05/07(月) 18:01:44
更新日:2025/04/09 Wed 21:27:14
所要時間:約 20 分で読めます
概要
『フュージョン・エンフォーサーズ』で登場したテーマ。
属するモンスターは9種類だが、うち効果モンスター1種、融合モンスター7種、リンクモンスター1種とEXデッキのモンスターに偏っており、純正構築の【召喚獣】という概念は事実上無い。
つまり、他のデッキにギミックに組み込む事となる、いわゆる「出張」前提のテーマ。それが召喚獣なのだ。
戦術そのものは融合召喚で切り札を出すという物だが、受け入れ先のデッキによってさまざまに戦術が変化する。
また、《召喚獣エリュシオン》と《召喚獣アウゴエイデス》を除いた融合モンスターの素材指定は共通でこうなっている。
「召喚師アレイスター」+(自身の属性)属性モンスター
属性融合の一つだが、HEROや
シャドールと異なり、素材の片方にカード名を指定している。
つまりこれにより、組み合わせは限られるが融合素材代用モンスター同士での融合が可能になっている、という大きな特徴がある(片方を《召喚師アレイスター》、片方を属性側として扱えばよい)。
所属モンスター
効果モンスター
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1000/守1800
(1):このカードを手札から墓地へ送り、自分フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで1000アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが召喚・リバースした場合に発動できる。
デッキから「召喚魔術」1枚を手札に加える。
召喚獣のカテゴリではないが、召喚獣を呼ぶためにほぼ必須となる、「PREMIUM PACK 2025」登場までの間唯一のメインデッキ側だったモンスター。
名前から一目瞭然だろうが、現代の魔術師たる
アレイスター・クロウリーがモデル。
効果は手札誘発のコンバットトリックと、召喚・リバース時の《召喚魔術》のサーチ。
《召喚魔術》の方に《召喚師アレイスター》のサルベージと自己回収の効果が備わっているため、実質属性側の素材以外の消費を踏み倒して融合できる。
ただし、あちらのサルベージは《召喚師アレイスター》が除外されている必要があるため、基本的には召喚獣の素材にする方が良い。間違っても手札融合などしてはいけない。
前半の強化効果を目当てに、《召喚魔術》と一緒に各種融合デッキに採用されることもある。
だが出張によって暴れ回ったため、17/10/1の改訂で制限カードとなり、その後18/4/1の改訂で準制限に。
と言っても、元々このカードは《召喚魔術》ともども1枚をぐるぐると使い回す構成であるため影響は小さかったが。
最終的には18/10/01にて制限解除となった。
デュエルリンクスでは周りのカードパワーが高くても6〜7期くらいの環境なのに9期パワーで暴れまわり、《召喚獣コキュートス》と《召喚獣メガラニカ》をリミットにぶち込んだ上に自身も《召喚魔術》共々リミット3に。何故紙の環境から学ばなかった
- 天賦の魔導士クロウリー
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
自分の手札・フィールドのモンスターを融合素材とし、「マギストス」融合モンスターか「召喚獣」融合モンスター1体を融合召喚する。
(3):フィールドの表側表示のこのカードを融合素材とする場合、カード名を「召喚師アレイスター」として扱う事ができる。
「PREMIUM PACK 2025」で登場した『OCG STORIES』で主人公を務める漫画版のクロウリー。
【
マギストス】テーマのカードではあるのだが、融合素材にする場合このカードを召喚師アレイスターとして扱う上に召喚獣の融合サポート能力もあるため【召喚獣】の新規カードとしての顔も持つ。
融合モンスター
召喚獣の名を持つモンスターは全てこちら。
融合・効果モンスター
星4/闇属性/獣族/攻1000/守1800
「召喚師アレイスター」+闇属性モンスター
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、その間はお互いに、それぞれ1ターンに1度しかモンスターの効果を発動できず、
それぞれのバトルフェイズにモンスター1体でしか攻撃できない。
闇属性の召喚獣。魔法陣の暴走で自分が魔獣と化した《召喚師アレイスター》。
戦闘には全く向かないステータスであり、自分自身にもロックがかかるためなかなか癖が強い。
各種蘇生カードで奇襲をかけるのが良いだろう。
低ステータスとロック効果ゆえに相手の攻撃を誘いやすいため、守備で待ち構えて《召喚師アレイスター》の効果を発動すれば守備力2800で迎撃できる。
名前の由来はローマ第三代皇帝、およびあちらをモデルにした映画から生まれた「カリギュラ効果」だろうか。
融合・効果モンスター
星5/風属性/戦士族/攻2200/守2400
「召喚師アレイスター」+風属性モンスター
(1):1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
風属性の召喚獣。稲妻の騎士。
ステータスは微妙だが、フリーチェーンの《
月の書》を内蔵している。
自分フィールドのモンスターも対象にできる為、自身を裏守備にすればデメリットを踏み倒して留まれる他、
相手の永続効果を妨害したりシンクロ・エクシーズ・リンク召喚を邪魔したり、と維持すればするほど相手にとって鬱陶しいモンスターと化す。
ただし既に展開されてしまったLモンスターや
トークンに対しては裏側守備表示に出来ない関係で全く効果がないため注意。
また、レベル5ゆえに《召喚獣カリギュラ》ともども《
簡易融合》に対応しているのも大きな強み。
《簡易融合》対応の融合モンスターではトップクラスに優秀な部類に入るため、コイツと《簡易融合》だけ放り込むのも手。
召喚獣の中で唯一、名前に明確な由来と言えるものがなく浮いている。ぶっちゃけ前述のような既存の造語から取られてないとも言い切れない。
融合・効果モンスター
星6/水属性/ドラゴン族/攻1800/守2900
「召喚師アレイスター」+水属性モンスター
(1):このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(2):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、攻撃力の数値を適用してダメージ計算を行う。
水属性の召喚獣。
高い守備力に加え、対象耐性と効果破壊耐性を備えた壁役だが、《絶対防御将軍》の効果を持っているため守備のまま殴れる。
ただし
超重武者とは違い、その時に参照するのは攻撃力なので、アタッカーとしては大したことはできない。
こいつを処理するには戦闘で殴り倒すか、対象を取らない除外・バウンスで対応することになる。
紙環境では単なる受動的なだけのモンスターであり特に高い評価は受けていない。
……が、デュエルリンクスでは環境柄、強固な耐性に加えて手札の《召喚師アレイスター》を切ることで青眼の打点を超える守備力を得られるこのカードへの対応法があまりにもなく、その癖《召喚師アレイスター》1枚からポン出しできる手軽さもあって
某ドラグーンの如くリンクス界のヘイトを集めることとなる。
最終的にリンクスではパック産初の
禁止カードにぶち込まれることに。
名前の由来はギリシア神話において、地獄の最下層に流れる川「コキュートス」か。
ファンタジーものに慣れた人は吹雪や氷の極寒をイメージすることが多いが、このモンスターもイメージ的にはそちらに寄せているようだ。
融合・効果モンスター
星7/炎属性/悪魔族/攻2300/守2000
「召喚師アレイスター」+炎属性モンスター
(1):このカードの攻撃力は、相手フィールドのカードの数×200アップする。
(2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃でき、守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
炎属性の召喚獣。
対応するモンスターがいないため融合素材代用モンスター同士での融合は不可。
相手のカードの数だけパワーアップし、貫通つきの全体攻撃をブチかます召喚獣の殲滅装置。
炎属性は冷遇気味なので素材を確保しづらい面もあったが、汎用性の高い《灰流うらら》の登場や12期での炎属性テーマ強化の流れと合わせてぐっと融合の難度が低くなり使いやすくなった。
《召喚師アレイスター》で強化すれば攻撃力最低3300のモンスターが貫通つきで薙ぎ払ってくる、というかなり恐ろしい状態となる。
しかしただ殴るだけで耐性もアドもないモンスターなので現代基準で使いやすいとは言えず、あくまでその能力を活かせる場面で出したい存在。
名前の由来は「煉獄」を意味するラテン語。
融合モンスター
星8/地属性/岩石族/攻3000/守3300
「召喚師アレイスター」+地属性モンスター
地属性の召喚獣。岩石の巨人。
効果を持たない代わり攻撃力と守備力が高い、純戦闘型のモンスターである。
《召喚師アレイスター》の効果を使えば一時的だが打点4000となるため、面倒な大型を殴り倒すのに使うと良いだろう。
ただ、召喚獣のアタッカーとしては《召喚獣プルガトリオ》の方が優秀なので、元々のステータスの高さや種族で差別化したい。
《融合呪印生物-地》2体で融合できるため、【岩石族】でも採用を検討できる。
レベル8のモンスターでは出しやすい部類なので、エクシーズ素材にしてみるのも手。
名前の由来はアトランティスやムーと同じ、架空の大陸の一つ「メガラニカ」。
融合・効果モンスター
星8/光属性/天使族/攻2000/守2800
「召喚師アレイスター」+融合モンスター
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、または相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
(2):1ターンに1度、自分の墓地から融合モンスター1体を除外して発動できる。
このカードの攻撃力は相手ターン終了時まで、除外したモンスターの攻撃力の数値分アップする。
10期末に登場した8体目の召喚獣。どうやら「魔導書院ラメイソン」が変形した姿らしい。
攻撃力は2000と召喚獣の中ではワースト2だが、自前の効果で大幅パンプ可能。召喚獣を除外すれば《魔法名-大いなる獣》の効果で帰還させられるので相性は○。
メインとなるのは前半の除去効果だが「対象を取るモンスターの破壊」という対策されやすいものなので過信は禁物。
ただ「相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合」であるため自分が呼んでもよく、またタイミングも逃さないので、忘れた頃に除去を食らわせることも可能。
出し方については、《召喚獣エリュシオン》のように難しいところはなく、除去されたり素材に使った召喚獣で墓地融合すれば6属性召喚獣と大差ない。
ただし墓地融合だと(2)のコストが残しにくいため、《召喚魔術》よりは通常の《融合》、または《法の聖典》で呼びたい部分もある。
こいつは光属性なので《召喚獣メルカバー》《召喚獣エリュシオン》以外の5体から呼べる。
名前の由来はギリシア語で「光輝の存在」を意味する「アウゴエイデス」か。新プラトン主義の用語で人間より高位の霊体を指す。
融合・効果モンスター
星9/光属性/機械族/攻2500/守2100
「召喚師アレイスター」+光属性モンスター
(1):1ターンに1度、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、そのカードと同じ種類(モンスター・魔法・罠)の手札を1枚墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし除外する。
光属性の召喚獣。機械仕掛けの人型戦車。人馬形態と二足歩行形態の二つのモードを持つようだ。
《神の摂理》を内蔵した
制圧型のモンスターであり、さらに潰したカードは除外するため墓地発動に強い。
堅実で使いやすい効果を持つ極めて優秀なモンスターといえる。
ただし、魔法・罠カードの発動は潰せても
魔法・罠カードの効果の発動までは止められない点には注意。
要するに
カードの発動というプロセスを経ずに墓地で効果だけ発動する《ブレイクスルー・スキル》みたいなカードや、
既に表側表示で存在している永続及びフィールド魔法・罠カード、ペンデュラムカードの効果の発動等に対してはカウンター出来ないという事である。
そのためいざ無効にしようとしたら墓地で《
ブレイクスルー・スキル》が出待ちしてた、《
ダイナミスト・ハウリング》で吹っ飛ばされたという悲劇に見舞われることも。
また、ステータスは半上級モンスター程度なので、高い攻撃力で正面から殴りに来る相手も苦手。
お約束だが
壊獣に踏み潰されるリスクも考慮する必要がある。
また《神の摂理》にも言えることだが、手札に対応するカードがないと止められない事もある。
特に罠カードは採用率の関係もあり、肝心なときに手札に無いことも多い。
2017年世界大会決勝戦では、地雷デッキの【
チェーンバーン】に必死に食らいつき、デュエルの進行にかかわるキーカードとなった。
18/4/1の改訂で《召喚師アレイスター》と入れ替わりに制限カード指定。制圧力の高さが評価されたようだが、20/01/01に制限解除された。
名前の由来は「エゼキエル書」に記されている神の戦車。
融合・効果モンスター
星10/光属性/天使族/攻3200/守4000
「召喚獣」モンスター+エクストラデッキから特殊召喚されたモンスター
このカードは上記のカードを融合素材にした融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードの属性は「闇」「地」「水」「炎」「風」としても扱う。
(2):1ターンに1度、自分のフィールド・墓地の「召喚獣」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスター及びそのモンスターと同じ属性を持つ相手フィールドのモンスターを全て除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
召喚獣の切り札たる大型。
神属性以外の全ての属性を併せ持ち、さらに場か墓地の召喚獣と、それと同じ相手のモンスターを全て除外する誘発即時効果を備えている。
属性統一型のデッキには強烈なメタとして機能し、自身を除外すれば
三幻神以外はほとんどすべてのモンスターを対象を取らず排除可能。
自身は光属性の天使族なので、《奇跡の光臨》などで帰還させてもう一回効果を使うことも可能。
問題は融合素材で、召喚獣についてはともかく、もう片方の「EXから現れたモンスター」がネック。軽いリンクモンスターを使うのが手っ取り早いが、相手のEXモンスターを《
超融合》で素材にするのも手。
《簡易融合》を採用する場合、召喚獣ではなくそちらを賄うために使うのも手である。
または、
召喚獣+《法の聖典》で墓地と場に素材を用意し、《召喚魔術》で両方とも除外して融合→効果で相手モンスターを除去→《魔法名-「大いなる獣」》でまとめて帰還
と繋げるコンボも可能。
ちなみにこのカードは
全属性を持つため、《クリアー・ワールド》に引っ掛かると全部のデメリットがのしかかるハメになる。
名前の由来はギリシア神話における冥界「アビス」の真ん中に位置する楽園「エーリュシオン」。
サンホラーなヒトなら
こっちが真っ先に思い浮かぶだろう。
リンクモンスター
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/魔法使い族/攻1800
種族と属性が異なるモンスター2体
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「召喚師アレイスター」として扱う。
(2):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、融合モンスターが融合召喚された場合に発動できる。
手札を1枚選んで捨て、デッキから「召喚魔術」または「法の聖典」1枚を手札に加える。
(3):表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
デッキから「魔法名-「大いなる獣」」1枚を手札に加える。
魔力を完全開放した結果、魔法陣が暴走してリンク化した《召喚師アレイスター》。
素材指定は緩く、魔法使い族でも闇属性でもなく特殊召喚できるモンスターを用意して《召喚師アレイスター》と素材にすればよい。
《召喚師アレイスター》の代わりに融合素材になってくれるが、そもそも《召喚師アレイスター》は使い減りしないため、普通の動きをしている時はそれほど意味がない。
本命は2つ目の効果で、アドは取れないが容易に連続融合召喚を狙うことができ、出す方法は問わないため《簡易融合》などや果ては蘇生から後続を仕込むことも可能。
回数制限が全く課せられておらず、残弾の許す限り連発することも可能。
《召喚師アレイスター》→《召喚魔術》のギミックの性質上、【召喚獣】は普通にやっていると1ターンに連続融合召喚する手段が乏しく、このカードの役割は意外と重要。
蘇生した場合リンク先が増えないので、その場合はちゃっちゃと融合素材にしてしまおう。
魔法カード
通常魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを手札から墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
「召喚獣」融合モンスターを融合召喚する場合、自分フィールド及び自分・相手の墓地のモンスターを除外して融合素材とする事もできる。
(2):このカードが墓地に存在する場合、除外されている自分の「召喚師アレイスター」1体を対象として発動できる。
墓地のこのカードをデッキに戻し、対象のモンスターを手札に加える。
おなじみカテゴリ融合カード。
召喚獣以外を融合する場合は手札限定となるが、召喚獣ならば自分のフィールドと互いの墓地から素材を調達できる。
その場合素材は除外されるので《融合解除》とは後半の効果との兼ね合いもあって相性が最悪なのは覚えておこう。
ただし、手札から素材にすれば除外されないため、墓地に素材を落としたいなら《召喚師アレイスター》は場か墓地から、もう片方の素材は手札から、とすれば無駄がない。
《召喚師アレイスター》の効果でサーチ出来るため、手札に来ない、ということは少ない。
また、墓地に在れば除外された《召喚師アレイスター》を手札に回収しつつこのカード自体はデッキに戻るため、再びサーチして融合して回収して、と繋げることが出来る。
召喚獣の融合召喚自体はこのカードでなくとも行えるため、通常の《融合》や混成先の融合魔法と併用するのがベター。
速攻魔法
「法の聖典」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「召喚獣」モンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターと元々の属性が異なる「召喚獣」モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
カテゴリ融合その2。
召喚獣をリリースして別の属性の召喚獣と入れ替える速攻魔法。ただし《召喚獣エリュシオン》はあちらのルール効果のため呼べない。
サクリファイス・エスケープや追撃など用途は多い。
《召喚獣プルガトリオ》で薙ぎ払った後に《召喚獣カリギュラ》を呼ぶ、全体破壊を食らったところに《召喚獣コキュートス》を呼ぶなど。
このカードの真価は、1種類の召喚獣を出せればこのカードのみで多くの召喚獣を使い分けられることにある。さらに融合召喚扱いになるため蘇生制限をクリアするのも強み。
フィールド魔法
「暴走魔法陣」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから「召喚師アレイスター」1体を手札に加える事ができる。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、融合モンスターを融合召喚する効果を含む効果を自分が発動した場合、
その発動は無効化されず、その融合召喚成功時に相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
専用フィールド魔法。
実質的に《召喚師アレイスター》のサーチカードであり、ついでに融合召喚を邪魔されなくしてくれる。
ただし、無効にならないのは発動のみであるため、《
王宮の勅命》を使われて効果そのものを無効にされることはあり得る。
対応するのは「融合召喚する効果」「融合召喚扱いで特殊召喚する効果」「一連の処理として融合召喚できる効果」となる。
《召喚師アレイスター》のサーチ自体は《融合徴兵》で出来るが、あちらだと召喚することも効果の発動も出来ないため、こちらを優先するべきだろう。
【
教導(ドラグマ)召喚獣】が暴れまわったため、21/01/01で準制限カードに指定された。まあ《召喚師アレイスター》自体は無制限なので大差ないが。
その間良くも悪くも何事もなく、22/10/01には無制限に復帰。
罠カード
通常罠
(1):除外されている自分の「召喚獣」モンスターを任意の数だけ対象として発動できる(同名カードは1枚まで)。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
除外された召喚獣を任意の数だけ帰還させるカード。同名カードは1枚しか戻せない。
主に《召喚獣エリュシオン》の効果や《召喚魔術》の素材で除外した召喚獣を呼び戻すことになる。
《パラドックス・フュージョン》と併用するのも一つの手だろう。
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):除外されているお互いのモンスター1体ずつを対象として発動できる。
対象の自分のモンスターを相手フィールドに特殊召喚し、対象の相手のモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
魔法名罠その2。ただし召喚獣関連効果はない。
除外されているお互いのモンスター1体ずつをそれぞれの対戦相手のフィールドに特殊召喚する効果を持つ罠。
番外編
リンク・効果モンスター
リンク1/光属性/魔法使い族/攻800
レベル4以下の魔法使い族モンスター1体
自分は「聖魔の乙女アルテミス」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、その(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、他の「マギストス」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、そのモンスター1体を対象として発動できる。
自分フィールドのこのカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
(2):このカードが装備されている場合に発動できる。
デッキから「マギストス」モンスター1体を手札に加える。
まず、このカードの効果について。
一切使わない。
重要なのは、「光属性」「リンク1、レベル4以下の魔法使い族1体が召喚条件」という2点。
《召喚師アレイスター》を通常召喚し即このモンスターにL召喚すると、フィールドに《聖魔の乙女 アルテミス》、墓地に《召喚師アレイスター》、手札に《召喚魔術》という状況が生まれる。
そう、
《召喚獣メルカバー》融合召喚の準備が整っている。つまり、他の一切のカードを使うこと無く正真正銘手札1枚のみで《召喚獣メルカバー》を立てることができる。
ただし実際にこの状態から出すよりは、可能ならそのあと《聖魔の乙女 アルテミス》も何かのコストまたは素材として墓地送りにして、墓地融合する方がリソース活用の面では良い。
なお、《召喚師アレイスター》1体で出せるリンク1としては他に《
転生炎獣アルミラージ》もあるため、《召喚獣プルガトリオ》も立てることができる。
《転生炎獣アルミラージ》からさらに《セキュア・ガードナー》に繋げると《召喚獣メルカバー》も出せる。
《聖魔の乙女 アルテミス》との差別点は「墓地に一枚多くEXモンスターが落ちる」という点で、後述のドラグマ混成で使いやすくなる。
リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/魔法使い族/攻1000
魔法使い族モンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「魔導書」カード3種類を相手に見せ、相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
そのカード1枚を自分の手札に加え、残りのカードはデッキに戻す。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分はレベル5以上の魔法使い族モンスターを召喚する場合に必要なリリースをなくす事ができる。
この効果は1ターンに1度しか適用できない。
ガラス管の中に《暴走召喚師アレイスター》がいる、というイラストだが、召喚獣関連の効果はない。
【召喚獣】に魔導書を採用することはあまりないし別に上級モンスターも必要ないため、【召喚獣】とのシナジーはほぼない。
現実の
アレイスター・クロウリーは「トート・タロット」というタロットをデザインしているが、魔導もタロットをモチーフとしている。
また、《召喚獣アウゴエイデス》はラメイソンが変形したような姿をしていることと「魔導原典」というネーミングからすると、あの魔導書院は《召喚師アレイスター》が興したもの、あるいは暴走し《召喚獣カリギュラ》と化した《召喚師アレイスター》のデータから作られたのだろうか?
相性の良いデッキ・テーマ
端的に言えば、
「召喚権とEXデッキに余裕を持てる」デッキ全般と合わせられる。
メインデッキには《召喚師アレイスター》+《召喚魔術》+《暴走魔法陣》の三点セット(とスロットがあれば《暴走魔法陣》をサーチできる《
テラ・フォーミング》)を放り込むだけで【○○召喚獣】の出来上がりである。
《法の聖典》や《魔法名-「大いなる獣」》まで入るようであれば召喚獣メイン、そこまでいかないなら相手方メインといったところか。
後は受け入れ先の属性に合わせて召喚獣を選べばよい。
霊神をサポートする戦士たち。
墓地で好きなように属性を変更できるので理論上
全属性の召喚獣を出すことができる。
《エレメントセイバー・モーレフ》の《月の書》効果、《エレメントセイバー・ラパウィラ》の魔法・罠カウンターもあり妨害力もそれなり。
キーカードの《霊神の神殿》は各種フィールドサポートを《暴走魔法陣》と共有できるが、神殿は維持することで大幅なアドバンテージを得られるカードなため魔法陣はほぼ使い捨てサーチと化すことになるのが欠点。
デュエルリンクスではよりにもよってこちら側の基本パーツが全て揃っていた上に《暴走魔法陣》がなくともスキルで《召喚師アレイスター》を持ってこれてしまうために【ES召喚獣】が環境で猛威を奮い、現在は霊神の神殿がリミット3となり《召喚師アレイスター》《召喚魔術》と併用する場合全てピン刺しを強要されることとなった。
2018年初頭の環境を席巻するリンクテーマ。
基本的に1体で戦線を維持するため戦闘面での対処に乏しい閃刀姫の欠点を、召喚獣で補う構築になる。
《召喚師アレイスター》は召喚後、サーチしてきた《召喚魔術》で直ちに融合素材として除外→サルベージし、メインモンスターゾーンが空くように立ち回る。採用率の高いカガリが炎属性であるため、優秀なアタッカーである《召喚獣プルガトリオ》の融合が狙いやすいのが強み。
シズクであらかじめ弱体化させた相手を《召喚獣プルガトリオ》で薙ぎ払うコンボも可能だが、うっかりメインモンスターゾーンにカードを出して閃刀カードの発動を邪魔しないように。
ユーリが使用する闇属性の融合テーマ。
こちらは召喚獣を《捕食植物ドラゴスタペリア》などの素材に使い、捕食植物側のサポートに回す構築となる。
《捕食植物キメラフレシア》や《
グリーディー・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン》など強力な融合モンスターを多数擁するため、《召喚師アレイスター》の強化効果も生かしやすい。
採用する召喚獣は《召喚獣カリギュラ》になるだろう。
《召喚魔術》によってメタファイズを除外して効果トリガーを引きつつ、召喚獣を展開することが出来る。
また、このテーマに乏しいカウンターを担当する《召喚獣メルカバー》を容易に召喚できる。
お得意のサルベージループにより、デッキスロットを圧迫しにくいのも利点。
召喚ルール効果を備えたトリックスターが多いため、召喚権を《召喚師アレイスター》に回しやすい。
元々EXデッキへの依存性が低いため召喚獣用のスロットを確保でき、《トリックスター・ライトステージ》は各種フィールドサポートを《暴走魔法陣》と共有できる。
ゴーストガールが使用するリンクテーマ。
オルターガイストの泣き所の一つである打点の低さを補え、また稼いだアドバンテージを消費せず召喚獣を呼び出せる。
自分のモンスターを素材にするのはリスクが大きいため、基本的に相手の墓地を狙う方が良い。
かつて環境を席巻した地雷デッキ。召喚獣に加えてWWを組み込んだ【AFWW召喚獣】と呼ばれる構築になる。
WWの「風属性以外展開不可」の誓約を、アーティファクトによって相手のターンに動くことで踏み潰しつつ、また《召喚獣ライディーン》で制約をすり抜け、さらに《召喚獣メルカバー》で相手を牽制する、という動きが可能。
【十二獣】一色となった2016年下半期の環境では数少ない、十二獣に頼らないデッキだったと言えばそのポテンシャルがうかがえるだろう。
チェイムの登場で六属性全てを擁するようになったドラゴン族の融合テーマ。
ドラゴンメイドは元々初動カードが少なく、先攻での妨害も余程手札が良くない限り《天球の聖刻印》を1体立てるのが精一杯なので手札1枚からとりあえず《召喚獣メルカバー》で1妨害まで繋がるカードが最大6枚積める召喚獣ギミックと好相性。
《召喚師アレイスター》は序盤から妨害カードを展開でき、ドラゴンメイドはリソースが整う中盤以降から本領を発揮するので上手くバトンタッチできれば最大限に双方の強みを活かせる。
さらに《ドラゴンメイド・ハスキー》さんも《召喚師アレイスター》も同じ眼鏡キャラなのでイラスト的な親和性も高い
「同じ縦列に2枚」を条件とする召喚ルール効果が特徴のリンクテーマ。
その条件を能動的に満たす手段がほぼ出張前提だが、《召喚師アレイスター》さえ通れば《聖魔の乙女 アルテミス》と《召喚魔術》を縦に並べて達成できるため、召喚獣の初動がジャックナイツの足りない部分にすっぽり収まる。
召喚権も準制限カードのギルスを引けた時くらいしか使わないので潤沢に使用可能。
「効果モンスター以外のモンスター」を運用することに特化した幻竜族のリンク・シンクロテーマ。
つまり《召喚獣メガラニカ》のための構築であり、対象耐性や自己再生、専用カウンターを備えた最強の《召喚獣メガラニカ》を生み出すことができる。
初動必須カードである天威の拳僧が地属性なので《召喚獣メガラニカ》の素材も確保しやすく、メインデッキは全て自己特殊召喚で展開できるため召喚権は潤沢。
メインデッキの天威は六属性に分散しているが、全員墓地効果持ちであり、そもそもエクストラの余裕も多くはないので《召喚獣メガラニカ》以外まで入れる余裕は取りにくいか。
烙印世界テーマの一つで、深淵大陸を概ね支配している巨大な宗教国家。
属するカードはどれも「EX召喚へのメタ特化」に秀でており、相手のEXを直接削ったり、EXモンスターだけ効果を封じたりといった形で徹底的に相手を戒める。
ただし、制約として「効果を使うとそのターンはEXからの特殊召喚が出来ない」「このモンスターがいる限りEXからの特殊召喚が出来ない」と、そのEXメタ効果は自分のデッキにも向けられる。
……とまあ、一見すれば召喚獣との相性は最悪だが、「《召喚師アレイスター》の展開ルートはそれだけで完結している」という点と「ドラグマのモンスターは自他問わずEXから出たモンスターがいると特殊召喚可能」という点を活かすことで、話が変わってくる。
「効果を使うとEXから出せないのであれば先に出しておけばいい」と割り切り、《召喚師アレイスター》単独での展開を行った後に、ドラグマ側の展開ルートを通してしまえばいいのである。
場に《召喚獣メルカバー》やその他召喚獣が存在していれば《教導の聖女エクレシア》等のドラグマモンスターを簡単に特殊召喚出来る為、あとは《ドラグマ・パニッシュメント》を伏せるなり《教導の騎士フルルドリス》を手札に握るなりと、召喚獣の強い動きとドラグマの強い動きを簡単に両立できる。
この点に着目された結果【ドラグマ召喚獣】や【召喚ドラグマ】と呼ばれるデッキタイプが成立し、公式・非公式を問わず様々な環境で好成績を残している。
現代遊戯王の融合の先駆けとなった影の人形たち。
通常召喚して発動するような効果を基本的に持たないため、《召喚師アレイスター》に召喚権を残しやすく、ドラゴンメイドと同じく先攻で大量の妨害を立てるのは苦手なので《召喚獣メルカバー》で確実に1妨害立てる動きは役に立つ。
また、《暴走魔法陣》との相性が格段に良く、EXデッキから出てきた相手の制圧要員を
スルーしながら影依融合のデッキ融合を通して《エルシャドール・アプカローネ》でその制圧要員を無効化するというコンボで、その後の展開を安全に通すことが出来る。
墓地融合効果持ちの永続罠である影依の偽典を使えば場のモンスターを一切減らさずに様々な融合を作る事も可能で、《エルシャドール・ミドラーシュ》などの制圧カードをより立てやすくなる。
また、上記のドラグマに属する大型モンスターである《教導の大神祇官》、万能サーチカードである《天底の使徒》が合わさる事で、
EXから《エルシャドール・アプカローネ》を直接落としつつ影依の偽典をサーチ出来るようにもなる。
ドラグマ特有のEXから出せない制約も次ターンになれば消える上に《影依の偽典》は永続罠であるため相手ターンでも発動可能。
自ターンで落とした《エルシャドール・アプカローネ》と他の墓地カードを素材にして融合を行いミドラーシュを相手ターンに立てる妨害が行う事も出来る。
しかも、《影依の偽典》は「墓地に
シャドール融合の素材さえあればいい」という特性上、ドラグマ関連カードでEXの
シャドールを落とせばそれを融合素材にできる。
すなわち、
メインデッキ内のシャドールのカード枚数を最低限に絞り、他ギミックや汎用を入れる枠を用意する事すら可能。
以上の通り召喚獣はドラグマとも
シャドールとも相性が良い上にそれぞれがお互いを邪魔しない展開ルートを持つ為、【ドラグマシャドール召喚獣】や【召喚ドラグマシャドール】と呼ばれる三種混合型グッドスタッフデッキが誕生。環境デッキとして大暴れした。
初動から《召喚獣メルカバー》《エルシャドール・ミドラーシュ》、手札に控えるフルルドリスと各テーマのエースが力を合わせて凶悪な制圧布陣を敷くという事も可能だった為、一時期はそれぞれのデッキパーツより規制カードが出ていた程の強さを誇った。
《
アルバスの落胤》、およびその関係者等が属する融合サポートテーマ。
融合主体戦術を取る召喚獣との相性は中々に良く、上記ドラグマも同系統のシリーズカードである為組み合わせやすい。
《赫の聖女カルテシア》を始めとした融合補助カードも活かし、より強力な融合展開を目指していこう。
多属性かつ、除外に関連する効果を持つ星の執行者。
テーマ内下級モンスターはどれも「除外されているモンスターをデッキに戻して自身を特殊召喚する」という効果を持っており、《召喚師アレイスター》で融合を出す為に除外したリソースをそのまま展開コストにできる。
また、ネメシスモンスターは上級込みで6つの属性を網羅しており、各種融合の素材としては最適。ほとんどのネメシスがサルベージやサーチを持つので、手札や場を維持し続けられるのも便利。
その他、エースカードである《アークネメシス・プロートス》と《アークネメシス・エスカトス》は単純に強力なカードであり、特殊召喚用の除外コストについても多種族・多属性になりがちな召喚獣を使いやすいのがポイント。
どう見てもドラゴン族だがあくまで雷族な皆様。
元祖サンダー・ドラゴンなどの一部を除くと、サンダー・ドラゴンモンスターは「除外された時に何かしらの効果を発揮する」という特徴を持つ。
その為、《召喚師アレイスター》の融合素材に使うと追加で恩恵を得たり、展開を続けていく事ができる。
また、ほとんどのサンダー・ドラゴンモンスターは召喚権を使わずもっぱら特殊召喚で出てくるタイプなので、召喚獣側のギミックとリソースを食い合わずに機能させられる。
雷鳥龍、雷電龍、雷獣龍あたりの出張で済ませても良いし、【サンダー・ドラゴン】側に《召喚師アレイスター》を組み込む形でも問題なく動く。
サーチ封じの超雷龍と万能無効の《召喚獣メルカバー》を同時に並べるのも容易で、初動から重めの制圧を相手に強いて行けるのは固有の強み。
色んな意味で根強い人気を誇る美少女テーマ「
霊使い」……の、使い魔たち。
それぞれが自分のご主人様のもとへすぐ駆け付けられるように、共通で「場に魔法使い族が存在すると手札より特殊召喚できる」という効果を持つ。
彼らがやってくるきっかけは霊使いの皆様ではなく
謎のメガネ男でもオッケーなので、融合素材として活用していこう。
また、上記四種のいずれかと《召喚師アレイスター》がいる状況なら、その組み合わせを墓地送りにしつつ対応する属性の「憑依覚醒」モンスターをデッキから直接呼び出す事も可能。
特に憑依覚醒-デーモン・リーパーが墓地からレベル4以下の釣り上げという便利な効果を持つので、さらなる融合やリンク召喚を行う布石となる。
融合モンスターの素材指定にさえなっていれば、なんにでも化ける事が可能な融合界の名バイプレイヤー。
コピー効果も普通に便利だが、「《召喚師アレイスター》は無いが《召喚魔術》だけ手札にある」という状況下だとこのカードが特に輝く。
名称コピー効果で《召喚師アレイスター》を墓地送りにしてしまえば、場のプリズマー(《召喚師アレイスター》扱い)と墓地の《召喚師アレイスター》で《召喚獣メルカバー》or《召喚獣カリギュラ》を作れるようになり、いつもの流れで《召喚師アレイスター》の回収+《召喚魔術》のデッキ戻しが行える。
昔の友人(サンドリヨン)の子孫、もしくは姿を変えた彼女本人が運営する
魔道具職人ギルド。
デッキを構成するモンスターはどれも属性がバラけている上に6属性全て揃っており、さらに下級の効果で自らリリースする事が多いため高頻度でモンスターが墓地に落ちる。
「ウイッチクラフトは《灰流うらら》で止まる」と言われがちだが、《灰流うらら》で止められたなら《召喚師アレイスター》と墓地のウィッチクラフトで融合して場を維持すればいいという事。
《ウイッチクラフト・パトローナス》等で除外したモンスターを戻せる為、相性はあまり悪くなかったりする。
ただし、下級ウィッチクラフトは墓地の自身を除外することでサーチ等を発動する効果を持つのも多いため、《召喚師アレイスター》の融合リソースにする時には使いすぎに注意。
バックストーリー
実は「魔導」と関連を持っている。
《召喚師アレイスター》は元々、魔導、エンディミオン、ウィッチクラフトの世界観に存在する「古の大魔術師」であり、異界の神霊を呼び出し使役する《召喚魔術》を極めたとされる。
歴史書ではラメイソンの建造と共に姿を消したとされるが、実は実験の最中に呼び出した神霊と半分融合してしまい(暴走召喚師アレイスター)、その後ラメイソンの最奥部に魔力の源として繋がれている(魔導原典 クロウリー)。
この状態の《召喚師アレイスター》が目覚めた場合、魔力のラインを介してラメイソン自体を乗っ取ることが可能らしく、そうなった状態が《召喚獣アウゴエイデス》と思われる。
そしてそんな彼らの過去を描いたテーマが
マギストス。
3つの魔術組織のルーツについて断片的とはいえ色々な事が判明しており、なかなか考察しがいのあるテーマとなっている。
追記・修正は召喚獣を融合召喚してからお願いします。
- 最初に共通の素材指定が書いてあるが、エリュシオンは例外なのだから「1体を除く」とか付けた方がいいんじゃない? -- 名無しさん (2018-05-07 20:30:20)
- レイちゃん親衛隊のひとりでもある -- 名無しさん (2018-05-07 22:29:16)
- 召喚獣という単語がFFシリーズの造語だと最近知った -- 名無しさん (2018-05-08 00:41:49)
- 項目名を見たとたん、お前にふさわしいソイルは決まった!という台詞が… -- 名無しさん (2018-05-08 01:11:01)
- (`・ω▼)9m -- 名無しさん (2018-05-08 01:35:26)
- 時間さえ凍てつかせる絶対の碧…アイスグリーン! -- 名無しさん (2018-05-08 04:21:03)
- 出張専用テーマって言っても魔法罠の種類結構あるし、相性の良いデッキなんかもあったら書いてほしい -- 名無しさん (2018-05-08 10:59:45)
- 召喚獣が出たから化石融合OCG化なくなった感すごい -- 名無しさん (2018-05-08 13:51:12)
- 征竜「出張専門テーマと聞いて」 -- 名無しさん (2018-05-08 13:55:43)
- エリュシオンの身体の構造がどうなってるのかよく分からない -- 名無しさん (2018-05-08 20:06:31)
- ↑3むしろ召喚獣でデータが取れたから化石融合を作りやすくなったかもしれない。リンクスにジムを実装するために何とかして出そうとするかもしれんし -- 名無しさん (2018-05-09 20:38:06)
- デュエルリンクスでは登場以来ずっと環境にいる…プルガトリオ怖いわ -- 名無しさん (2020-06-10 22:06:03)
- ↑3亀だけどエリュシオンの由来であるギリシャ神話における死後の世界「エーリュシオン」の場所については、古い時代では「西の果てにある島」とされていたそうなので、「遥か上空高く、透明の地球儀のような結界に囲まれ浮かぶ汚れなき魂達の聖域たる島」というところなのかもしれない。除外効果はさしずめ「生者をエーリュシオンに誘う」様なのかも…… -- 名無しさん (2020-08-23 00:43:03)
- 「閃刀姫と相性が良い」ということでアレイスターとレイちゃんが一緒に描かれているファンアートが描かれることが多かったけれど、「ドラグマとも相性が良い」とされる今、エクレシアちゃんに美味しいティータイムをご馳走してあげたり落胤くんとの仲をニヤニヤしながら見守ってたりするアレイスターの姿も描かれたりするようになるかもしれないんだろうか……? -- 名無しさん (2020-08-23 00:46:59)
- 顔パスで教導の暗部にお邪魔する魔術師、国防兵装とその装着者を司令部にてオペレートする魔術師、メイド屋敷によくお邪魔して資材を置いていく魔術師、変な植物を育てる魔術師 -- 名無しさん (2020-11-23 21:35:29)
- 百合の間に割り込み隊長と言われるが実のところノンケでも構わず食っちまう男である -- 名無しさん (2021-04-12 20:55:54)
- ↑2 凄まじいコネ(シナジー)だな。その気になれば大抵の場所(環境)に行けるとは。 -- 名無しさん (2021-05-10 13:04:36)
- 戦華に連れてくのも楽しい。異世界召喚かな? -- 名無しさん (2022-03-17 10:20:54)
- 同じ他属性の魔法使いだからって霊使いのところにお邪魔したらロリコン(1名ショタがいるのでショタコンにもなりうる)の間にまで混ざることになるのか… -- 名無しさん (2022-05-17 11:58:00)
- マスターデュエルだと1ターンに何回でも召喚できて初期手札に必ず入るコンマイのお気に入り。 -- 名無しさん (2022-05-28 15:20:42)
- 多属性あるところにアレイスターあり、エクシーズあるところにアーゼウスあり……。 -- 名無しさん (2023-05-11 12:51:01)
- 構築に自由度があって動かし方はわかりやすい。昨今の環境カードがなければ初心者にすすめたいテーマの筆頭だった。 -- 名無しさん (2023-08-25 22:19:22)
- 相性の良いテーマの項目にシャドールが2つあるな -- 名無しさん (2024-03-18 14:22:10)
最終更新:2025年04月09日 21:27