野沢菜

登録日:2012/02/09(木) 16:14:16
更新日:2025/03/16 Sun 12:36:59
所要時間:約 2 分で読めます





野沢菜とは、アブラナ科アブラナ属の二年生植物。

昔はマイナーだったが、現在は漬け物の素材として、日本全国に広まっている野菜である。

花はアブラナ科らしく黄色い。
ちなみに、かの「朧月夜」に出てくる菜の花畑とは、野沢菜畑の事である。

その名の通り、長野県野沢温泉村発祥であり、現代も野沢温泉村を中心に栽培されている。

野沢温泉村の住職が、京都から持ち帰ったカブの種子を独自に改良したものだと言われている。

なお、もともとカブの突然変異したような野菜なので、土中には丸っこい紫がかった根(胚軸)がある。この部分もちゃんと食用になり、かつては漬物にして食すことが多かったが、現在ではあまり利用されなくなってしまった。

■利用方法

漬け物
一般的に最も知られた食べ方。
間引きした芽を漬けた「当座漬け」も存在するが、やはり、しっかりと成長した「野沢菜漬け」こそが最高。
様々な漬け方があるが、基本的には「塩漬け」である。
発酵はしているが、長野県自体の寒冷な気候もあり浅発酵で、程よい酸っぱさと歯応えが魅力的。
是非、醤油につけて、海苔のようにご飯を巻いて食べてみよう。
ご飯が無限にハフハフ!出来るぞ。

また、黄色くなるまで漬けた「本漬け」は、地元の長野県でしか食べられない。

炒めもの
酸味ある野沢菜は油で炒めても美味しい。
お弁当のご飯に乗せて、白胡麻をまぶせば…。幸せや…。

◆薬味
納豆ソバの薬味としてもイケる。
ネギワサビとはまた違う味わい。

炒飯
油に合う=炒飯に出来る。
酸味と歯応えが、高菜とはまた違ううまさを演出してくれるぞ


おにぎり
海苔の代わりに巻いて食べる。


追記・修正は、この世の野沢菜を全て食べ尽くしてからお願いします

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • 野菜
  • 野沢菜
  • 漬け物
  • 食べ物
  • 長野県
  • 野沢
  • マジメな味
  • 長野の草
  • 食材
  • アブラナ科
  • アニヲタ植物図鑑
最終更新:2025年03月16日 12:36