セレイン・メネス

登録日:2009/05/27 (水) 14:24:54
更新日:2020/05/16 Sat 20:19:18
所要時間:約 5 分で読めます






さぁ来い!私はまだ死んでいないぞっ!
一機でも多く道連れにしてやる!

スーパーロボット大戦64のリアル系女主人公


専用BGM:I'm Space Woman
年齢:17歳


反帝国レジスタンスに所属するエースパイロット。
仲間とスヴァンヒルドを強奪して拠点に帰ってきたところをムゲ兵に襲われ、1人生き残ったところをクワトロたちに保護され、カラバに参加する。

若輩者ではあるが、優秀な歴戦の戦士であることから、指揮官たちからも一目置かれている。
環境の激変により民間人からパイロットになってしまったアークとは対照的と言えなくもない。

非常に冷静沈着なクールビューティーだが、人付き合いは上手ではなく素っ気ない話し方になることもある。
しっかりとした落ち着きぶりとは裏腹にとても傷つきやすく、心の傷を押し隠すことで精神の平静を保っている不器用な生き方を送っている。

レジスタンス崩壊の際に会ったスペシャルズのリッシュ・グリスウェルに好意を寄せられているが、相手にしていない。

見た目から誤解されがちだが、クーデレでもツンデレでも、ましてやヤンデレでもない。
なぜなら全くと言っていいほどデレないからであり、始終嫌っている。
しかし、ウザがりながらも頼りになる仲間とは一応認めている。

戦いの中で出会った未熟なレジスタンスの少女レラにかつての自分の姿を重ね合わせ気にかけるようになるが、彼女の死によってさらに傷つくことになる。


公式ではバストアップしかないため、全体的な体型や服装は不明。

BGMタイトルは「私は空虚な女」の意であり、決して宇宙女ではない。
稀代の神曲。



搭乗機
ザクⅡ
スヴァンヒルド
ラーズグリーズ

主なセリフ

「私にはそれしかなかったからだ。命をかけて実戦で学ばなければならなかった。
 その頃、腹に空いた風穴の跡は今でもうずく。仲間はみんな死んだ。
 お前が重火器の扱いまで覚えたのと同じことだ。お前がいたグループに機動兵器があればいまごろお前も熟練パイロットか、あるいは土の下だろう」

「あの娘は…私なんだ!
 あれは私の昔の姿だ。目に映るものすべてを憎悪して、たいした力もないのに銃を取り、そして…いつか自分が戦いの中で死んでいくと、それでもかまわないと
 …本気でそう思っていた頃の私なんだ!」 

「せめて純粋なのだといってやれ。
 この戦いの中でいまだにああいえる奴がいったいどれだけいるというのだ。
 彼らは正しい。間違っているのは私たちだ」

「誰が人の女だ。調子にのるのもいい加減にしろ!」

「私は…私は生きる!
 絶対に生き続け、別の生き方を見つけてみせる!
 そのために…シャア、あなたを倒す!」



なおスパロボ64の脚本の鏡俊也氏はとある個人サイトに彼女のサイドストーリーを寄稿しており、それによると、

彼女は本編終了後、地球圏治安管理機構(通称E.S.M.O.)の実働部隊に所属しリッシュとチームを組んでおり、最終決戦で大破したラーズグリーズの代わりにシグルーンの量産型のグリームヒルドに搭乗している。
カウンセラーから自傷癖と診断されたり、睡眠傷害を抱えていたり、戦いの中で若い女ゲリラを見て手が止まったりと、レラを失った心の傷は深く癒えていない。

ゲリラとの戦闘中に被弾した際に整備不良から行動不能になりピンチに陥るのだが、話は未完で終わっているためどうなったかは不明。 


また彼女の回想録によると、
母を幼い頃に亡くし、連邦軍人の父と暮らしていたが、
14歳の誕生日を前に、出撃中の父がムゲの侵略によって戦死したことから大きなショックを受け、家出して放浪の生活を送っていた。

荒廃した地で飢えや渇き、盗賊や敗残兵からの暴力などに苦しめられ、行き倒れかけていたが、
反帝国レジスタンス「シャーウッド」のリーダーに助けられ、彼の元で戦いを学び戦場に身を投じることになる(本編にはこの組織名は出てこないため、壊滅したか、リーダーの死により変容したと思われる)。




以上のように鬱設定満載の不幸ヒロインだが、
自分が不幸であることを表向きは引きずらないさっぱりしたクールキャラから、バンプレストオリジナルの中でも高い人気を誇る。

彼女に再会したいと願うファンは多いが、版権上の問題から難しいと見られているのが現状である。


なおBGMには非公式だが開発者より歌詞が付けられている(多少合わない部分があるが)。

「翼なくしても」

明けぬ夜の闇の中を ふるえながら歩いていく
暗い闇の恐怖が 胸をしめつける

いつもいつも考えてた いつか空へ戻れる日を
翼なくした鳥たちは 空見上げる

戻らぬあの刻 忘れずに歩いてく
想いを胸に 明日を探し続け

きっと空へ飛び立てる たとえ翼をもがれても
まだ未来へたどり着ける 夜来る明けなら

きっと空へ飛び立てる たとえ翼をもがれても
まだ未来へたどり着ける 傷ついたこの足でも


いつか何処かで見た夢を 思い出せず苦しんでる
心が壊れていく それがわかるから

この手紅く染まるけれど もはや後には戻れない
いつか命の火が尽きてしまおうとも

それが残された 最後の自由なら
傷ついた翼 庇いながら歩く

もう二度とは迷わない たとえ翼をなくしても
命果てるその時まで あがきつづける

もう二度とは迷わない たとえ翼をなくしても
孤独も死も怖くはない 飛べないことだけ怖くて


追記・修正をお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/