ドックリ系(ピクミン)

登録日:2012/09/20(木) 18:54:45
更新日:2020/08/09 Sun 12:00:26
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ゲーム『ピクミン』シリーズに登場する原生生物。
名前の通り多くの種は酒に使う徳利に近い形状をしており、口から岩や炎、風といったモノを吐いて外敵に攻撃する。いずれの種もピクミンを捕食する事はない。

岩を吐き出すイシツツミ科とそれ以外のブタドックリ科に分かれる。



ピクミン


・フタクチドックリ

和名:クロガネオオイシツツミ

元々は舞台となる地域の生物ではなく、大陸から飛来した外来種が帰化した種族。
ピクミンの攻撃をものともしない黒いボディに4本の足が特徴的。フタクチとあるように口が二つついている。
顔と思わしき部分の上にある口で息を吸い込み、下の口から巨大な岩を吐く。勿論、岩に潰されたピクミンは即死するが、岩自体はオリマーパンチで破壊可能なくらい脆い。

息を吸い込む時にピクミンを上の口に投げると詰まり、背中の羽根が開いて中身が露出する。
この中身が弱点で、ピクミンを詰まらせたらすぐさま背後に回ってピクミンを投げつける事になる。
どう見ても炎上しているが、黄・青でも発火しないので大丈夫。火力のある赤で戦うにこしたことはないのだが。
暫くすると羽根を閉じ、再度岩石攻撃を行おうとする。
死骸は栄養たっぷりで、50匹ものピクミンが生まれる。ただ、増加数が30以上なのでピクミン2ではリストラされてしまった。

希望の森と大水源に1体ずつおり、希望の森のものは運が良ければスルー可能だが、大水源の個体はパーツを飲み込んでいるので必ず倒さなくてはならない。

ちなみに、和名のイシツツミとは漢字で書くと「石包」と書くことから、戦国時代に忍者が大砲を意味する隠語として使っていたという言葉。つまりフタクチドックリ=鉄大砲。


・ブタドックリ

和名:ヒフキブタドックリ
ブタドックリ科
体長52mm

体のサイズに合わない短い足で四足歩行する。体色は白く、口の先端部分が赤い。

なんと空気中で発火する触媒を体内で加工し火を噴射出来る。
赤ピクミン以外のピクミンには耐性が無く、ピクミン1の頃は燃え移るとすぐに笛で呼んでも助からないことがある為特に危険。

赤ピクミンならば火は無視出来るが、ピクミンにまとわりつかれているとピクミンを前方に大きくはね飛ばす為、
水辺や奈落の近くではそちらの方が危険な要素となる。

ピクミンでは樹海のヘソの砂地に大量にいるが、水辺も近いので倒す時には方向が大事になる。攻撃するとブヒブヒ叫ぶ。

「Hey!」ではチャッピーと共にまさかのボスに昇格かつ皆勤賞となり、雑魚バージョンとして幼態であるコブタドックリが登場した。アホみたいにデカい。
赤ピクミンで挑むため代名詞である炎については対処できるが、高台の上にいるため攻撃できない。

このステージには爆弾岩があるので、炎を吐こうと息を吸い込んだ瞬間に投げ食べさせることでバランスを崩し無防備になったお尻を攻撃する、という初代フタクチドックリを彷彿させる戦いになる。


食べ方はお刺身もいいが、カブなどといっしょに姿煮も。


・フーセンドックリ

和名:ワモントゲフウセンドックリ
ブタドックリ科
体長180mm

身体の表面を流れる水色と紫色の帯が綺麗な生物。和名の通り背中には何本も棘がある。
電気分解により体内で水素を発生させる事で宙に浮いている。爆発物の水素をどうやって安定させているかは謎で、爆弾岩の爆発に巻き込まれても何故か引火・誘爆することはない。

ピクミンを見つけると前方にピクミンが来るように移動し、息を吸い込んだ後に大きく吐く。
風自体に殺傷性はないが、ピクミンの花が散る他ピクミンがあちこちに散らばるので、ピクミンが接触して眠っている敵を起こしたり、吹っ飛びすぎてどこにいるのかわからなくなる事もあるため非常に厄介。
この風でひっくり返した草の裏にいる小さな虫を食料としている。

ピクミンを接触させる事で墜落させる事が可能だが、攻撃しようと追いかけると後ろに下がって付かず離れずの距離を保ったり数匹くっついた程度では振り払われてしまうため、風を起こそうと一旦止まって大きく息を吸い込んだ瞬間体の陰に素早く移動、10匹以上くっつけるとうまく撃墜できる。撃ち落としても微妙に体力が多いため赤ピクミン以外ではたとえ100匹で囲んでも一発で倒せないことが多い。

倒すと風船のように体内の空気が抜けてどこかに行き、5ペレット数個を落としていく。
ちなみに倒された時は死んだわけではなく、「体内のエアを一気に解放して自ら思いっきり吹っ飛ぶことで危険な状況から逃げている」らしい。

「2」では風に吹かれても花は散らず、重いために風に強く1匹でもくっつかれると落とされてしまう紫ピクミンが登場、「3」では空中戦が得意な羽ピクミンが登場し倒した後に逃亡に失敗したのかペラペラに萎みきった死骸が落ちてくる、と登場する度に弱体化している。

食べ方は皮を揚げてスナック感覚でパリパリと。




ピクミン2


前作からはブタドックリとフーセンドックリが続投。

・フタクチドックリ

和名:ヤマトイシツツミ
イシツツミ科
体長100mm

前作のフタクチドックリとは名前が同じだけの別種。
体色は緑色で、オリマーメモによると幼虫らしい。
前作のフタクチドックリ同様に岩を吐くが、空気を吸う口は目立たない。この岩はピクミンを潰してしまうほど危険な分、原生生物に当ててダメージを与えたりガス管や電線などのトラップを破壊できるため慣れれば少し便利。

オオガネモチ同様鉱物を主食としており体内のメタバクテリアで消化吸収を行っている。孵化直後の段階ではバクテリアを持っておらず、親である成虫が分解途中の岩を吐き出して幼虫に食べさせることでバクテリアを取り入れるという、コアラのような習性を持つ。

そこらへんをうろついているものと地中に潜んでいるものの2種類がいる。実は埋まっている種と地上に全身が出ている種はゲーム的には別の敵として扱われている。

食べ方はよく砂を吐かせてから、生のまま殻をむいてそのままいただく。フライもいい。


・ミヤビフタクチ

和名:ミヤビイシツツミ
イシツツミ科
体長100mm

幼虫の方のフタクチドックリの亜種。体色は赤。
岩を吐く点は同じだが、ミヤビフタクチは砂鉄を含んだ岩を好んで食べるので吐く岩にも磁力があり、
マグネットマンよろしく金属で出来ている宇宙服を着用しているオリマー達を追尾する。

だが、逆にこの追尾する岩を利用して他の生物を攻撃したり、ミヤビフタクチ自身に当てる事も出来る。

脂身が多く、生よりもフライにしたほうがおいしい。

ちなみに、追尾する岩が本体に当たる瞬間にピクミンで倒してしまうと、岩が貫通する。
鬼か。

・ミズブタ

和名:ヒフキブタドックリ(水吐変種)
ブタドックリ科
体長52mm

外見はブタドックリとほぼ同じで、先端部分が青い。また、攻撃モーション時の音も若干異なる。
ブタドックリが炎を吐くのに対し、こちらは水を吐く。
この水は粘着力があり、顔に纏わりつき青ピクミン以外は窒息死してしまう…とある意味炎よりエグい攻撃をしてくる。
設定的にはブタドックリと同種で、ブタドックリが火を吹くのに使う触媒を遺伝子欠落によって生成出来ず、数段階前の水のまま吐いてしまうのがミズブタ。この遺伝子欠落はかなりの確率で遺伝してしまうため、最近現れたにもかかわらず個体数を増やしており、どうやら火を吹くことはできなくても生きていくことにはそれほど支障はきたさないらしい。

食べ方はめん棒などでよくたたいてからお刺身に。薬味のショウガはお好みで。


・アオケダタラ

和名:ミカゼアオケダタラ
ブタドックリ科
体長74mm

フグのように丸っこいボディ。体色は赤。
フーセンドックリ同様に宙に浮いている。

基本的にフーセンドックリと行動パターンや攻略法は同じで風の範囲も狭いが、フーセンドックリと違って落花を促進させるエチレンに似た成分を含んだ風を吹くため、風を浴びた花ピクミンは必ず花が散ってしまうためやはり厄介で特にRTAでは目の敵にされている*1

食べ方は天日干しにしたのをあぶってちょっとしたおやつに。




◆ピクミン3


前作からはフタクチドックリ、ブタドックリ、ミズブタ、フーセンドックリが続投。

・ユキフタクチ

和名:不明
イシツツミ科(?)

雪玉を吐くフタクチドックリの変種。
雪玉に殺傷力は無いが、ピクミンが喰らうと巻き込まれて、雪玉が壊れるまで脱出できなくなる。
これを移動に利用するタイムアタッカーもいるとか。





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最終更新:2020年08月09日 12:00

*1 さらにこいつに花を散らされるとケラケラ嘲笑うような挙動をとる上に、フーセンドックリ同様倒しても逃げてしまうため死骸を回収できず、余計に腹立たしい。