絶対包囲

登録日:2011/12/12(月) 22:38:00
更新日:2024/10/21 Mon 10:43:19
所要時間:約 3 分で読めます








激戦の末、囲みを突破して、反撃に成功しました。
しかし、敵は新たな包囲を完成させ、我々を取り囲んでいます。
インベーダーは、なにがなんでも我々をこの地で葬るつもりのようです。

敵は驚くべき大軍であり、我々はもはや戦う力を失いつつあります。
まさに四面楚歌です。

最後の出撃にあたり、これまでの各員の奮闘に感謝します。
たとえ世界が終わろうとも、EDFの誇りある限り、我々は戦いを続けましょう。




― 地球防衛軍2より





絶対包囲とはTHE 地球防衛軍シリーズの最終盤に出て来るミッションである。
いくつかのシリーズに同名のミッションがあるが、共通しているのは最終盤のミッションであること。
そして開幕から敵大群の包囲一斉攻撃に見舞われるということだ。
飛行などの特殊な手段が無い限り包囲網からの脱出は困難を極め、陸戦兵(レンジャー)殺しミッションとして有名。

特に初出の2の難易度INFERNOにおいては、アーマー5000もあればたいていのミッションが安定するこのゲーム
10000以上のアーマーさえまたたくまに蒸発するという鬼畜難易度を誇った。

まして2000を切る、もしくはアーマー値固定の難易度IMPOSSIBLEだと、
最善を尽くしてさえなお運ゲーというクソゲー一歩手前の難度となり
「絶対包囲」のミッション名は数多くのEDF隊員にとって戦慄とともに思い起こされるものとなったのである。


○THE 地球防衛軍2

このミッションはインベーダーの全軍との決戦の後半部分に当たる。

当然決戦なので敵の大軍と戦う訳だが


初期配置
蜘蛛×10
近衛×5

これが3グループ(正面のみ超爆1機追加)
トライアングル状に配置されている(中心は主人公)
よりによってこれらが開始早々全て主人公目掛けて突進してくる。


これがまた鬼畜の極み

何故かというと


蜘蛛
異常なジャンプ力
異常な火力
初期30匹の物量


近衛
異常な機動力(開始から5秒程度で近衛全てに囲まれる)
当たると動きが鈍くなる光線を信じられない量をばらまく。
撃破すると残骸が落ちて主人公を妨害。これが15機。


つまり開始早々5秒位で主人公を近衛が包囲して袋叩きして、それでも奇跡的に生き残っても蜘蛛がやって来るという地獄。


空を飛べない陸戦兵にとっては最難関。
まぁそれでも陸戦兵ならバイクに辿り着けさえすれば第一波は勝ち確なのだが…

はい、このバイクの初期配置はなんと正面の敵部隊の近く。
(主人公から見て北々東位の位置)


バイクを取るには正面の敵部隊を突っ切らねばならず、自殺しに行くような物。
近衛に袋にされつつ、蜘蛛の凄まじい量の糸をかい潜らなければならないのだ。
更にバイクを超爆が爆撃で破壊する事もあるため、運ゲー状態。

この第一波を抜けるには、体力1万は必要である(参考までに大体一周して増加する体力は1000程度)。
それでも安定しては抜けられないのだ(体力2000近くでクリアした神は居たけどね)。

3万程度あれば徒歩でボルケーノ6Wでごり押しできない事もないらしい。


第一波をどうにかして抜けると第二波が出現する。


これがまたもう。

内訳

空爆×12
百足25節
ダロガ×3
大蜘蛛一匹


なぁんだ大した事無くね?
いいえ違います。


敵の特徴

空爆
近衛と同じ異常な足の速さ
一発1300の爆撃を超高速(バイクよりも速い)でばらまく


大蜘蛛
体力6万
超高速(最高速のバイクにも簡単に命中する)超射程の糸を発射。

百足
射程無限の酸を数発、敢えて命中精度を落として発射
これが25節


ダロガ
ノロマ
空気



何がヤバいかというと外周戦法でも空爆に下手すると追い付かれ、攻撃されるとほぼ間違い無くバイクが壊される。

それでも一周すればギリギリ1発狙撃銃が撃てる。
しかし百足の面攻撃にバイクが壊されるとジ・エンド。

いちいちバイクをビル陰に隠さなければならないのだ。

そしてもたついていると死神が超高速で接近して…。

でも第一波に比べればマシな方である。


徒歩の場合は第一波よりキツイだろうが。





これらを全滅させるといよいよ最終面。明らかに難易度は落ちている。
だがPSP版にはこれよりも更に地獄な難易度を誇るミッション「魔軍」が追加された。


○地球防衛軍4

ミッションナンバー 92(オンライン専用)
マップ 海岸(日没)
第一波
ディロイ(小)×6
第二波(一定時間経過で出現)
蜘蛛型巨大生物×30
第三波(一定時間経過で出現)
甲殻巨大生物×30
第四波(一定時間経過で出現)
甲殻巨大生物×10
赤色巨大生物×15
第五波(一定時間経過で出現)
超巨大蜘蛛型生物×1

敵の配置を見るとわかるだろうが包囲一斉攻撃というよりは段階的な波状攻撃で、
敵の密度は後半オンライン専用ミッション中でもかなり薄いほう。
火力が十分あれば足を止めて正面から迎え撃っても押し返せる程度で、
「絶対包囲」の名に畏れを抱いていたプレイヤーを安堵、あるいは落胆させた。
2のあまりの鬼畜難易度を反省したのであろうか。

敵の配置やステージから、事実上PSP版の「死地」のリメイクではないかと言われている。

○地球防衛軍4.1

ミッションナンバー 97(オンライン専用)
マップ 河川敷のある町(一部廃墟化、日没)
第一波
ディロイ(中)×2
ディロイ(大)×1
飛行ドローン×40
蜘蛛型巨大生物×80
赤色巨大生物×22
第二波(敵数30体以下で出現)
ドラゴン×80
黄体竜×30
赤鋼竜×2~4(難易度により変化)
第三波(第二波出現後、一定時間経過で出現)
クイーン×1~2(難易度により変化)
女王変異種×0~2(同上)
第四波(第一波時敵数60体以下で出現、出現敵数30体以下で投下開始)
大型輸送船×8(投下する敵は難易度により変化)
┣甲殻巨大生物or戦甲変異種×8
┣飛行型巨大生物×8
┣蜘蛛型巨大生物×8
┣甲殻巨大生物or戦甲変異種×8
┣蜘蛛型巨大生物or鋼体変異種×8
┣赤色巨大生物or赤装変異種×8
┣甲殻巨大生物×8
┗飛行型巨大生物or飛行変異種×8

前作でのマイルド化を反省したのか、今作ではふたたび激変。
驚くべき数の敵が開幕から押し寄せ、さらに数を減らすたび続々追加されるという鬼畜ミッションとなった。
それでもその多くに弱体化補正がかかっているが、それをものともしないほどの数で襲いかかってくる。
だか、緻密な戦略の下で4兵科がしっかり連携すれば、安定したクリアが見込める。
具体的には、フェンサーが巨大生物の囮になり、他兵科で飛行勢力・輸送船を処理するという方法。 手順が複雑なので詳しくはwiki嫁
さらに、レンジャー4人でも現実的な確率で突破可能な方法すら確立されている。陸戦兵はもう1人じゃないのだ。

追記修正は、10,000回以上の再出撃にも折れない心でお願いします。





我々は、フォーリナーの大軍団に包囲されている。




抵抗を続ける我々がよほど目障りなのか…

…それとも、もはや我々しか残っていないのか。




だが、それでも戦い続けよう!

『人類は最後まで戦った』

その事実を、この星の歴史に刻むのだ!!





―地球防衛軍4・4.1より





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最終更新:2024年10月21日 10:43