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ねだやしの巻物(風来のシレンシリーズ)

登録日:2012/05/16 Wed 14:28:00
更新日:2026/05/20 Wed 00:21:24
所要時間:約 3 分で読めます




アーク様「フハハハッ!風来人どもが!燃え尽きるがいい!!」

シレン「くっ!これでもくらえ!」シュピッ

アーク様「バカめ!巻物を投げてどうす‥グ、グオォオ!吸い込まれる!?な、なんだこれはー!?」

シュン‥‥

アークドラゴンのけはいがダンジョンからきえた!













ねだやしの巻物とは、風来のシレンシリーズに登場する巻物の一つであり、99階ダンジョン御用達のアイテムである。
Rogueの「虐殺の巻物」が元ネタなためか、初期の作品では「ジェノサイドの巻物」という物騒な名前で採用されていたが、シレン2からこの名義になった。
シレン3には登場していない。

その効果は「当たったモンスターを消滅させ、しかも同じ系統のモンスターがその冒険中出現しなくなる」というもの。
注意点としては「読む」のではなく「投げて当てる」ことで効果を発揮する巻物であることと、「ねだやせるモンスターは同時に一体のみ」であること。アークドラゴンもイッテツ戦車も〜、とは出来ないので悪しからず。
なお、シレン2やシレン外伝やシレンDS2では、「レベル違いのモンスター」はねだやしの対象にはならないので注意。
たとえば、スカイドラゴンをねだやししても上位種のアークドラゴンなどは普通に出現する。
他のシリーズとの仕様の勘違いにはご用心。

シレン4からはジェノサイドの巻物名義と同じように「系統全体がその冒険中出現しなくなる」ようになった。
代わりにシレン4に限り常時遠投状態のため、外した時のリスクが大きい。

何を拾えるかランダムなシレンにおいて、対策アイテムを入手できなかった任意の敵を1枚で対策できる強力な巻物。
よって、使い方次第で攻略難易度が大きく変わる。
その有用性は非常に高いが、基本的にはレアアイテム、しかも店で売っている場合はかなり高価なので、白紙の巻物に書いて使うことが多い。
しかし初期のジェノサイドを除き、白紙に書く為には一度は本物のねだやしを入手する必要がある。



●基本的な使う相手
作品によって個々の脅威度や、対策の難しさがバラバラなので、優先順位は大きく異なることを前記しておく。

御存知、風来人自動丸焼き機ことアーク様。
ねだやさなければドラゴンシールドで軽減する、お香で誤魔化して逃げ切るくらいしか無いので基本必須の相手。
ゲームのテンポにまで打撃を与えてくるのを和らげる効果も大きい。

  • イッテツ戦車
2倍速で行動し、固定ダメージの大砲をバカスカ撃ってくる強敵。
地雷ナバリ(爆発隠)がなければねだやさないと死ねる。
初代ではアークドラゴンとの二択で中々悩ましい。
「シレン6」では神髄ベースダンジョンの中盤に戦車が大量出現するので有力候補。ただし一部ではちびタンクを捌くかとの二択を迫られる。

  • ハイパーゲイズ、ゲンナマゲイズ
御存知ゲイズ大先生。対策印が取りづらい時の候補。
ハイパーまでならまだしも、ゲンナマにもなると部屋中に効果を撒き散らしてくれるのでめでたくノミネート。
「先生と目が合うと、私‥」てなる前に投げろ。事故死の確率は激減する。

  • デブートン、デブーゴン
クソ豚。超高射程デブ石でシレンのHPをモリモリ削ってゆく。
特に初代は石投げのダメージも攻撃力を参照する仕様だったので、黒豚ことデブートンはカンスト255の攻撃力から10マスホーミング必中投石というわけのわからない理不尽極まりないことをしでかしてくれた。
参考までにシレン6のように20ダメージ程度に抑えるには、使い捨ての盾+10または風魔の盾+30相当の守備力が要求される…そりゃあパワーハウスの死因ナンバーワンに名を連ねるわけである。
ちなみに、初代の特殊モンスターハウスはジェノサイドしたはずの種族も例外的に普通に湧く理不尽な仕様ゆえ、ジェノサイドしたところで最後まで安心できないことに要注意。

  • ねむり大根、みだれ大根
「先生」の一角。睡眠草及び狂戦士の種でレイプしてくれる。
後に追加されたみだれ大根の凶悪さはあんまりである。こんな喪失ネタの発展があるかー!
身かわし香や睡眠避けがない場合は惜しまずに使いましょう。特に4。
対策が充実したり持ち込み可能ダンジョンで装備が強い時でさえ候補である。

  • シハン、タツジン
強い装備を手に入れて舞い上がっている風来人を、一瞬で地獄に叩き落としてくれる。素の能力も高い。
深層でシハンに装備を吹っ飛ばされて、水没したり、後ろにいた敵に直撃して消されたら泣くしかない。
必着・弾きよけ・壁抜けの腕輪とかがあるなら、ほかを根絶やしたほうがいいが、腕輪管理が面倒なら候補になる。
6のとぐろ島の神髄ではミラクルチキン、ガイコツまてんとの三択になるだろう。

ダイレップウは必殺壁抜け3倍速3回攻撃を持つ鬼畜幽霊、冥王は壁抜け2倍速2回攻撃。
ダイレップウは一撃ごとは軽いのだが、運が悪いと腕輪がぶっ壊される。
ねだやせば通路でビクつくことはなくなるし、何よりテンポもよくなるのでTAでは優先的に狙われる。
シレン6の冥王はHPの高さもさることながら、その強さと物量による先制攻撃でドラゴン種との二択を迫ってくる。防御力と相談して柔軟に。

モンスターを投げ飛ばしてくるわモンハウに投げられるわ罠に投げられるわと最悪。しかも堅い。
ノコギガッターは通路含めて縄張りなので投げの頻度がやばいため、GB2ではねだやし候補。
此方側が装備で対策していても防げない独特さもポイント。
タイガーウッホ種はノコギガッターほど凶悪ではないため、あまりねだやし候補にはあがらない。

  • デビルカンガルー
外伝勢永遠の宿敵カンガルー。コイツ自体は「他のモンスターを強化する」というタイプ。
アークドラゴン、ハイパーゲイズ、にぎり元締、ねむり大根などとの組み合わせが凶悪。
はっきり言ってシレン6の山伏種が可愛く見えるレベル。
出現率が他の敵同様に設定されている危険な出現テーブルのダンジョンがあったりするため、そこではねだやさないと心身消耗、最悪冒険失敗を起こす。
しかし、外伝ではそういうダンジョンに限って白紙やねだやしが入手不可能だったりする。

  • ドレッドラビ、テリブルラビ
シレン4~5で悪名をはせたウサギ達。多分ノコギガッター以上に心臓に悪い。
同じフロアにさえいれば1ターンでシレンをお取り寄せして、一緒に誘った他の魔物に集団リンチさせるマジキチ。
しかし、動かずの盾という対策装備があるならなんとか我慢できるかも。

  • うたうポリゴン、らんぶポリゴン
シレンにワープして接近しながら、最大満腹度を減らしてくる。
シレン5まではねだやすほどの存在でもなかったが、6でねだやし候補に台頭。
HPが高めなため倒しづらく、無闇に戦うとどんどん最大満腹度を減らされる。
ドスコイ状態を解除されてしまうし、最悪の場合は餓死も見えてくる。

  • 大鬼サソリ、極鬼サソリ
ちからの最大値を下げてくる。こいつも6でねだやし有力候補に。
下げられたちからは取り戻しようがないため、その冒険が終わるまでずっと影響が出てしまう。
極鬼サソリはやたらタフでHPが295もあり、これは雑魚モンスター中2番目に高い数値。
特に超・神髄では、ドラゴン種に次ぐねだやし候補ナンバー2と言われている。

シリーズ初期のラスボスは、ジェノサイドを投げ当てれば一撃で倒せる。
魔蝕虫はモンスターハウスの巻物で倒す方が確実だが




他にはにぎり元締、ガイコツまおう/ガイコツまてん、オドロ/ドドロ/チドロ、物(袋)荒らし/大物(俊足)荒らし、たまらんガッパ/おてあげガッパ、アメンジャ、ドシャブリぼうず*1、しおやだん/しおかんべん、ゴゴゴペンペン、ミラクルチキン、各種山伏等もヘイト対象。

「アスカ見参」のドラスの試練、「シレン4」の夢中の小道、「シレン6」の杖と巻物の領域のように、白紙やねだやしの巻物が手に入りやすいダンジョンでは、階層ごとにどんどんねだやす対象を変えていくという使い方も推奨される。
下位種だろうと能力が厄介なら割り切ってねだやしてしまうのも手。
かなり特殊なケースではあるが、「強さのわりに経験値が不味い」のと、「ねだやしの巻物がうなるほど入る条件下」ゆえ、杖と巻物の領域ではちゅうチンタラ(チンタラを見かけた時点でも可)やアイアンヘッドもねだやした方が生存率が高まることも多々ある。

挑戦するダンジョン、装備強化や打開アイテムの回収状況と相談して、好きな(嫌いな)やつらをねだやしましょう。



ただし………

ねだやしの巻物をひまガッパ種に投げる

(ピョイッ)←投げ返される

シレン「ギャアアアアアアアアアアアァ!!」


ねだやしの巻物はシレンや味方に当たった場合もばっちり効いてしまう。
一応復活の草や身代わりの腕輪等の蘇生アイテムで相殺できるが、無い場合には即刻消滅してお陀仏である。

そして、モンスターの中にはひまガッパ・うしわか丸・バッター種のようにアイテムを投げるか弾き返せる奴も大勢いる。
ねだやしの巻物を投げたが最後、投げ返されて即死するので、遠投状態でない限りは間違ってもやってはいけない。
それらをねだやしたい場合は、事前に何かしらの手段で投げ返されないような工夫が必要になる。くれぐれも気をつけよう。

ちなみにシレン2と外伝では、投げ当てたモンスターはブラックホールのようなものに吸い込まれて消滅する。
かっこいいので一見の価値あり。
シレン3ではねだやしの巻物自体は登場しないが、エンディング後に魔蝕虫らが登場するイベントで、このブラックホールのエフェクトだけ登場する。

●「Rogue」において(バージョン4まで)
「虐殺の巻物/scroll of genocide」がねだやしの巻物に相当する。
これは読むだけであるシンボルに該当するキャラクター全てをゲームから消し去る。

●「トルネコの大冒険3」において
「ニフラムの巻物」という同じ効果のアイテムが登場する。
ゾンビ系モンスターに限らず、魔法が有効なモンスターは全てねだやすことができる。
ダースドラゴン、ひとくいばこ、ようじゅつし、ゴールデンスライムなどがニフラム候補に上がる。
ただし、異世界の迷宮31F以降で低確率でしか入手できず、入手難易度がかなり高い。
大半のシレンシリーズのねだやしの巻物より入手が難しい。
異世界の迷宮はクリアしたがこれは入手できていない、というプレイヤーも多いのではなかろうか。

●「ポケモン不思議のダンジョン」において
ポケモンの世界観で実装するにはあまりに物騒なため、シリーズ通して同じ効果のアイテムは登場しない。
…しないのだが、『』以降の作品では投げ当てた相手が最後に使用した技をその冒険が終わるまで使用できなくする「きんしのタネ」という似たような効果のアイテムが登場。どちらかと言えばボス戦で効果を発揮するタイプで、ミュウツーのじこさいせいを封じて長期戦になるのを防ぐ、ギラティナの使用する技のいずれかを封じて無効タイプで完封するといった用途が代表的。

ちなみにタネの特性上自分で食べることも可能。当然自分の技も封じられるものの、相手に使ってもらうまで待ったり投げて外したりするくらいならさっさと使った方が安全な場面もあるため、臨機応変に対応するとよい。

●「魔物娘と不思議な冒険シリーズ」において
本シリーズが誰も怪我をしない、死なない優しい世界であることを反映してか、「長期休暇の禁書」という本が出現。
お目当てのモンスター娘の前で読むことで使用し、効果はねだやしの巻物と同等。「嬉しそうに帰って行った!」と表示され、冒険が終わるまで出現しなくなる。冒険中2冊以上読むと「休暇が終わって帰ってきた!」となる。

1では対象と同一種(ドラゴン相手に読んでも上位種のダークドラゴンは出る)しか出禁要請できなかったが、次回作では系統単位で出禁要請できるようになった。ただし変化キツネは六尾までと七尾からは別系統扱い。
その代わりに同じ部屋にいる魔物娘が怒り状態になるという当たり前だが厄介な効果が追加されており、多くのモンスター娘の前で読むとえらいことになる。
ちなみに、全滅の巻物に相当するアイテムは「定時帰宅の禁書」。本作のモンスターは恨みっこなしのお仕事でニンゲンである主人公と敵対しているのである。

中々にレアだが、本シリーズは白紙の巻物に相当するアイテムがないので、持ち込みなしのダンジョンではあまりあてにできない。


追記・修正はアーク様の前で焦ってねだやしを読んだ方にのみお願いします。

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最終更新:2026年05月20日 00:21

*1 ミドロ種と違って普通に痛い通常攻撃もしてくるので、装備を外して戦うのは危険。