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エビス丸

登録日:2010/02/25 Thu 22:17:20
更新日:2026/08/12 Wed 21:34:57
所要時間約 3 分で読めまっせ~!





「ほえほえ〜」「いきまっせ~!」



コナミのゲームである『がんばれゴエモン』シリーズの登場人物及びプレイヤーキャラの一人。

初登場はFC版の2作目である『がんばれゴエモン2』。


基本的に青い忍び装束にほっかむり*1をした、自称『正義忍者』。顔立ちはでか鼻に笑顔が特徴。
そののほほんとした愛らしい姿はファンからも好感を得ている。
モチーフは盗賊「ねずみ小僧」(というか初登場時のエビス丸の名義は「ねずみ小僧エビス丸」だった)だが、キャラクターデザインそのものは
シリーズのメインプログラマで開発チームの中心人物であった蛭子(えびす)悦延(よしのぶ)氏がモデルとなっている。

性格や役回りに関しては基本的にギャグキャラ。
お調子者の大食漢ですぐ裸になろうとしたりする。あと何故かよく女装する。
また、度を越したナルシストで、本人曰く「先祖はじぇーむす・でぃーん」。
すぐ腹を空かせて食事をねだり、道端の草を食べてしまったり、ドッグフードによだれをたらしたりするほど。
このようにボケ担当の立ち位置ではあるが敵味方含めてボケ倒す事が度々あるゴエモンシリーズではエビス丸がツッコミ担当になる事もちょくちょくある。
ゴエモンもエビス丸の行動には振り回されて時にはどつき倒したりする事もあるが、邪険にしすぎるようなこともなく相棒として頼りにしている。
むしろ『さらわれたエビス丸』でのエビス丸への辛辣な扱いが異例なくらいだが発売時期から考えても比較的付き合いの浅い時期だったのだろう。逆の立場になっている『それ行けエビス丸』では付き合いも長くなっているので温度差がかなり激しい
前述の通り「正義の忍者」を自称しているが、決して口先だけではなく、ゴエモンとの初対面で「困っている人を見かけたら見過ごせない」と助っ人を申し出ており、インパクトが惑星インパクトを救うためにゴエモン達に別れを告げた際にも「死ぬときは一緒でっせ!!」と同行を申し出るなど、ただのギャグキャラではないところもたまに見せる。
家族構成は不明だが『でろでろ道中』にてマオという一人娘がいることが判明。まだ赤ん坊だがエビス丸そっくり。
意外な事に、 常日頃ゴエモンとつるんでいるシリーズ通しての相棒であるにも関わらず私生活はじめ謎の多いキャラ *2。付き合いの長いゴエモンですら『でろでろ道中』までエビス丸に娘がいることを知らずサスケやヤエと一緒に驚愕していた。*3
ところで『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』ではゴエモンの戦う理由を「世のため人のため、わてのため!」とかのたまってたが……


FC版『2』ではへんしんからくりの術で性転換させられた女性。
…という設定だったが、次回作からは無かった事にされている。インパクトの宇宙人設定に通ずるものがある
製作者いわく「新規に2Pキャラを考えるのが面倒だったから」だそうである。確かにこれほどのキャラを1回こっきりにするのはもったいないというのはわかる気もする。
ただし、『ゆき姫救出絵巻』や『奇天烈将軍マッギネス』では銭湯で女湯が推奨されていたり、女装する術があったりと名残らしきものが見られる。

なお、なかった事になったのはエビス丸が女性だったというオチだけで、『それ行けエビス丸』の展開を見る限り「ゴエモンと本物のエビス丸が共闘してFC版『2』のラスボスであるからくり権左衛門を退治した」という扱いになった模様。*4『きえた黄金キセル』では明らかにゴエモンとエビス丸が初対面だったが、その辺りは深く考えない方がいいのかもしれない。『きえた黄金キセル』→『2』→『ゆき姫救出絵巻』になっているのかもしれないし(『ゆき姫救出絵巻』はゴエモンとエビス丸の三度目の旅とされており、『2』と『きえた黄金キセル』を経過しているらしい事が分かる。)*5

また、FC版『2』のエビス丸はキャラが固まっていなかったからといえばそれまでなのだが、後に現れるエビス丸との大きな違いとして金に意地汚い*6。さらに「エビちゃんうれぴっ うふっ」など現行のエビス丸でも言わなさそうな発言もしているので、「エビス丸の振りをしていた別人」として見てもあまり違和感はなかったりする。
エンディングでまっとうに美少女しているが、このエビス丸の行動を素でやっているのなら、残念な美少女と言った方が正しそうな気がする
ちなみに本物のエビス丸は初登場時白い忍び装束にほっかむりだったので、当初の想定だと本物が白い衣装で偽物が青い衣装だった可能性も考えられる。

ほとんどのゴエモンシリーズで登場し、初期プレイヤーキャラとして使える。
SFC版の2では初期で金を一番多く持っており、サスケの次に選ぶプレイヤーが多い。
彼のみ『奇天烈将軍マッギネス』以降作品によって毎回近接武器が違い、


と様々。
まともに武器として使えなさそうなものも多いが、彼にとってはそんな事は問題にならないのか、ここまで目まぐるしく武器を変えながらそれが原因で仲間達の足を引っ張っている様子は一切なく、ある意味「弘法筆を選ばず」を地で行く男と言える。
キセルの上位と言い切れない武器がヨーヨーのゴエモンも中々だが、木の笛の上位互換がピロピロ笛とかどう考えても只者ではない。
サブウェポンの武器は主に数少ない忍者要素の手裏剣(と、たまにオナラ)

最初期は2Pキャラなのでほぼゴエモンのコンパチ性能…と思いきや、初登場のFC版2の時点で既に武器性能がゴエモンと違うという特徴があり、FC版2と『ゆき姫救出絵巻』ではゴエモンの武器が最終強化で使いづらくなる事もあり上位互換に近い扱いだったりする。
『奇天烈将軍マッギネス』以降はその体格からか殆どの作品でメンバー中一番動きが遅いキャラになっている。忍者なのに…*7

なお、インパクトに乗り込む際は他3人がちゃんと操縦席に座る中、一人だけ頭から操縦席へ突っ込む*8
しかも『からくり卍固め』では乗り込むときは普通に飛び降りているのに操縦席に座るときには頭からエビ反りみたいなポーズで突っ込んでいる。
あまりインパクトのコクピットは広そうには見えないが、操縦する際はちゃんと座りなおしている辺り、忍者を自称するだけあって器用な奴である。


ちなみにPSGBAで発売された、ゴエモン新世代シリーズは完全に女の子(CV:川澄綾子)として書かれている。
エビス丸の子孫という説もあるが(名前に『丸』が付いていないので別人?)、FC版では上記の通り術にかけられておりこのエビス丸は術にかかっていないから最初から女の子になっているという説もある。
名前エビスだし…

…というか、そもそも新世代はSFC版等より未来の話であって、エビスもゴエモンもサスケもヤエも過去の彼等とは完全な別人。
初代ゴエモンはちゃんと後半に登場するので初代エビス丸も姿こそ見せないが別に居る。
急激な作風とキャラクターデザインの変化から古参ユーザーの反発を招いてしまったためか、
シリーズは移植版を含む2作のみで打ち止めとなってしまい、後の『東海道中 大江戸天狗り返しの巻』で
自虐ネタ扱いされるという悲惨な末路をたどる羽目になった。

ただし新規ファンからは一定の評価があり、ゲーム性そのものは優れていることもあって、
古参ファンの中にも「ゴエモンの名を冠してさえいなければ良作として普通に評価されていただろう」「ロックマンXみたいに本家側と同時進行して共存すればここまで反発を受けなったのでは」と惜しむ声も多く、
自虐ネタ化には賛否両論の声もあったりする。
コミックボンボンに連載された津島直人先生の漫画版も評価が高い。
ちなみに漫画ではユイと仲が良く、一緒に入浴しているサービスシーンもある。


表情はほぼ(^0^)や(-0-)
一部のアクションやデモシーンでは少女漫画のようなキラキラお目目になることがある。
また『きらきら道中』収録のぱずるだまで勝利すると碧眼のイケメンに変貌したりする。
ボンボンで連載されていた帯ひろ志先生の漫画では目を開いていることが多く表情が豊か。

またシスター・ビスマルやオビス丸というそっくりさんがいる…がエビス丸からはブサイクと言われている。
オビス丸はともかく、ビスマルは未来世界の人物であり、獅子重禄兵衛との関係から考えてもエビス丸の子孫である可能性が高い。
……が性根や人格はまさに偽物と呼ぶべき違いであり重禄兵衛とは違い最後まで改心せず、懲りずに悪事を繰り返している*9ビスマルをエビス丸の子孫だとは思いたくない気もする。
『大集合』にて『からくり卍固め』クリア条件のトロフィーがエビス丸によるものであろう重禄兵衛についての「親の顔、いやご先祖様の顔が見てみたいわ~」というコメントになっているが、ビスマルの事を考えると自身への尊厳破壊レベルのブーメランである…
その他にもエビス丸は直接対面した事はないが、『さらわれたエビス丸』では影丸という偽物もいる。『消えた黄金キセル』でも終盤である人物に成り代わられ、FC版『2』からしてブラックエビス丸という偽物が登場し、またそもそもこの作品のエビス丸自身がある意味成り代わられているなど、偽物がやたらめったら登場している。
ゴエモンの偽物もかなりの数登場しているが、それを上回るエビス丸の偽物の数である

余談

ファミコン版『2』のエンディングで判明する女性時の姿はどことなく、
ヤエちゃんに似て(髪の毛は赤みの強いピンク)いるのだが、総合サイトの資料館で公開されている
初期企画書内のラフ画ではなんと、 ボンボン版のヤエちゃんほぼまんま だったりする。


ほな、追記・修正頼んまっせ~。

この項目が面白かったなら……\ほにぃ~/

最終更新:2026年08月12日 21:34

*1 FC時代の一部作品では白い忍び装束とほっかむりになっていた事がある。この白いエビス丸は『ゆき姫救出絵巻』では見世物小屋で分身した時に混ざってたり、『獅子重禄兵衛のからくり卍固め』で2Pカラーになったりしている。『大集合』でもエビス丸が白い作品で背景画像をイラストにすると白エビス丸が登場する。

*2 一応サスケやヤエちゃんも私生活は謎だが、エビス丸とは違い普段ははぐれ町にいないので違和感は殆どないと言えるだろう。

*3 実際、エビス丸がゴエモンが住んでいる長屋へやってくるというシチュエーションは数多いが、ゴエモンの方からエビス丸の住居へ行くという展開は一切ない。

*4 『それ行けエビス丸』の真EDではエビス丸とからくり権左衛門が互いに面識があり、からくり権左衛門は「『2』から苦節7年、お前らに復讐するために」とエビス丸に向けて発言している。

*5 ただし、真エンディングでのやり取りでは「からくり権左衛門がゴエモンの黄金キセルを盗んだ犯人」と語られているほか、エビス丸がその事実を今初めて知ったという体で「家宝を盗まれたんでっか?」発言するなど、「『2』及び『初代外伝』のパラレルストーリー」といった方が適切ととれる描写もある。

*6 ゴエモンが市井の人々の小判をばら撒く際にシレっと後ろから小判を回収していたり、市井の人々にまじって小判を貰おうとする事がある。

*7 とはいえ、いつもの4人からして他は盗賊・からくり忍者・くノ一なので仕方ないっちゃ仕方ないが。唯一の例外として「宇宙海賊アコギング」では、四人中三番手に格上げした。怪力+巨漢の山賊ゴロクが最遅

*8 『奇天烈将軍マッギネス』のみ最初から最後まで普通に乗り込んでいた

*9 また、重禄兵衛もビスマルの行動にはゲーム開始からエンディングまで一貫して辟易して邪険に扱っており、この辺りもなんやかんやで確固たる信頼関係を築いてきたゴエモンとエビス丸とは雲泥の差がある。しかも後の「でろでろ道中」でも悪役を蘇らせた借りがある筈なのに、やはり終始ウザ絡みでウンザリさせている。まるで成長してない…