登録日：2011/08/19(金) 15:07:41
更新日：2021/01/14 Thu 22:23:22
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以下カードテキスト。
刃砦の英雄/Hero of Bladehold (２)(白)(白)
クリーチャー － 人間(Human) 騎士(Knight)
喊声（このクリーチャーが攻撃するたび、他の各攻撃クリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。）
刃砦の英雄が攻撃するたび、タップ状態で攻撃している白の1/1の兵士クリーチャー・
トークンを２体、戦場に出す。
3/4
計4マナで3/4というサイズは十分実用的であり、赤の主力火力である
稲妻一撃で沈まない点は非常に優秀。
3/3までなら一方的に落とせるため、場持ちはかなり良い方になる。
とは言えタフネス4というのは
四肢切断の範囲内。
後述する理由によりコイツを放っておいたら4点どころじゃないライフがもぎとられるので、相手は躊躇なく撃ってくるだろう。
では、次に能力について説明をしよう。
第一の能力は喚声。
攻撃時に自陣の他のクリーチャーが+1/0される為クロック増加に一役買う事が可能。
タフネスこそ上がりはしないが、パワーを上げる効果は優秀。2、3体クリーチャーが並んでいれば十分である。白の優秀なクリーチャーである
ミラディンの十字軍がいたらその制圧力は半端なものでは無い。
そもそも白といえば「核戦争が起きた後でも生き残ってる」と言われた
ウィニーの色。クリーチャーを数多く並べることは決して難しくないので効果も活かしやすい。
そして第二の能力。
これがこのカードを環境屈指のパワーカードたらしめている所以である。
このカードの攻撃時、1/1の
トークン2体を攻撃した状態で戦場に出すというもの。
スタックに乗せる順番を、喚声→
トークン召喚と載せれば召喚したクリーチャーにも喚声効果が乗るので実質2/1となる。
以上、お分かり頂けるかと思うが
- 自分自身のパワーを上げないため相方が必要な喚声
- 素のサイズが小さいため何らかの強化手段が必要なトークン戦略
この2つをカード1枚がこなしてしまう。
つまり能力が自己完結しているのだ。
これがいかにすごいことか。
「4マナで7点クロックが確約されてる」と言えばその優れたコストパフォーマンスがお分かり頂けるだろうか。
しかも、それが次ターンから4点ずつ増強されていくのだ。
ハッキリ言って4マナの仕事どころの話ではない。
またコイツの強い所は、白のカードでありながら白ウィニーの天敵である
神の怒り等の全体除去を撃たれた後で、1人で戦場に降臨しても場を制圧しきれるパワーを持っている点。
相手からしてみれば、マスト除去のカード。
早々に対処できなければ、猛烈なスピードで上がっていくクロックに押しつぶされるだろう。
極端な話コイツ一匹のために全体除去を撃つことすらありえる。
弱点らしい弱点はないのだが、あえて挙げるならば速攻や除去耐性などは持っていないこと。
相手からすればインスタント・ソーサリー除去、あるいは他の対処法などの選択肢の内ベストなものを選べる（いわゆる「出てすぐには仕事をしない」）こと。
そして環境に蔓延する四肢切断の圏内のタフネスであるところか。
もっとも、こんなものを弱点としたところで環境のほとんどのクリーチャーに当てはまるのである。
というわけで冒頭の「弱点らしい弱点はない」に戻る。
使用する側はコイツを守る手段を用意する(たとえば
呪文滑り)など、出す前後1～2ターンは出した側も出された側も重要な分岐点となりうる。
現在白系デッキではおおよそ第一候補として入る。
ゼンディカー時代は
戦隊の鷹とのセットも全く珍しくなく、更には鍛えられた鋼にも
Caw-Bladeにも入ってたりする。
要するに横に並べる白いデッキならほぼ入ってしまうのだ。
やはり強いカードは汎用性も高い。実際に使ったり使われたりするとその絶望的で破壊的な力がわかる。
白ウィニーを環境に生き残らせている、まさに英雄/Heroの名にふさわしいクリーチャーである。
刃砦の英雄が追記・修正されるび、タップ状態で追記・修正している白の1/1のアニヲタ(Aniwota)クリーチャー・
トークンを2体、アニオタWikiに出す。
- 刃砦と模範の騎士が並ぶと悪夢以外の何物でもない -- 名無しさん (2013-08-28 16:25:36)
- 白って基本的に理不尽なカードパワーなのに人気無いよね -- 名無しさん (2014-04-29 22:48:35)
- とてもエロい。どうしてミラディンの女はあんなにエッチなんだ -- 名無しさん (2014-06-28 22:50:47)
最終更新：2021年01月14日 22:23
