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ランドセル

登録日:2013/09/10 Tue 18:35:36
更新日:2026/04/06 Mon 13:44:23
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ランラーンラン ランドセルは♪
てんてーんてん 天使のはーね♪

ランドセルとは、主に小学生が通学用に使うリュック型のかばんである。


概要

語源はオランダ語で背嚢(はいのう)を表す「ランセル」から。
明治時代に学習院が人力車や馬車による通学が禁じた際学用品を背嚢に入れて通学させたのが由来。

現在は主に人工皮革から作られる。形は「ランドセル」で画像検索すると出てくるアレの他、横長のタイプもある。

ランドセル自体は日本独自のもので、日本においては最早小学生の代名詞。だいたいの学校では暗黙の了解もしくは校則で決められている。
とはいえ私立校や一部地域では市販のランドセルとは異なる専用鞄が採用される場合もあるため、贈り物をする程度の親戚に新一年生がいる人は念のためしっかり確認しよう。
なお、多くの地域で新一年生には蓋部分に交通事故防止用に黄色いカバーが着けられる。だが最近は「新一年生だと分かってしまう」という不審者対策で廃止される所も。
少々本末転倒な気がしなくもない。

また、近年はシルエットの可愛らしさから若い女性を中心にファッションとして使われることもある。
更に、外国を中心に丈夫な鞄として注目を集めるようになってきている。

なぜ中学校や高校と違い学生かばん等ではないのかは前述の由来も含め諸説あるが
•転んだときに両手がふさがっていると危ないため
•片側の肩に負担がかからない
•6年間使用する故、丈夫な方が結果としてコストを抑えられる(子どもは案外色んな物を壊す)
などが挙げられることが多い。


近年の潮流

少し前までは軽量化のためか、A4のクリアファイルが曲がってしまう大きさだった。
最近はどのメーカーも「A4クリアファイルが楽々!」と唄ったものがよく見られる。

「ランドセル商戦」「ラン活」も盛んで、人気のあるランドセルはゴールデンウィークごろから確保しないと無理、なんてケースも。
また、爺婆が孫にランドセルを買ってやる姿も風物詩となりつつある。父方母方どっちがお金を出すのかは人によってはものすごく気にする問題なので、相談せずに一方的に買ってしまって親戚付き合いに影響が出るケースも散見される。
ただし、高額になりがちなランドセルは保護者にとって悩みの種でもあり、より安価で軽量なリュック(ランリュック等)を選ぶケースもある。

色は2000年代辺りまではピンクをたまに見かける程度で「男は、女は」が主流で、未だにそのイメージは根強い。

ところが近年は広告やデパートのキッズ向けコーナーを見ても分かる通り実にカラフル。
からオレンジ黄色水色まで。
濃度も様々でを色んなトーンで再現できる程度には網羅していることだろう。
これは別にファッション云々ではなく、昔は技術的な問題で暗い色にせざるを得なかったかららしい。
また、多様性やジェンダーフリーを尊重する社会になってきたことも影響あるのだろう。
特に女子のランドセルは非常にカラフル。
鉄道事業者とコラボしたものも多く、小田急ロマンスカーや近鉄特急、京成スカイライナー南海ラピート、阪急電車をイメージした色の製品が発売されている。

2020年代現在男子はほぼ黒、たまに紺や青を見かける程度だが、近いうちに彼らのもカラフルになっていくだろう。

しかし、稀に頑固な年配者が「男の子は黒!女の子は赤!」とか、孫が好きな色を選んだのに「それは(孫の異性)の色だから別のにしなさい」などと勝手に決めつけ、保護者の執り成しも聞き入れず孫とトラブルになる事もあるとか……将来そんなに孫に嫌われたいのか?

更には単純な色以外にもこだわりのあるランドセルも存在する。縁取りが入ってるとか刺繍が入っているとか。
貴金属や貴重な皮を素材にした超高級ランドセルや、アパレルブランドのランドセルなども存在している。
超少数とはいえ毛皮製なんかも存在するようだが、ここまでくると半分ネタだろう。


ランドセルに装着する便利グッズもたくさんある。
ランドセルカバーも本体と同じく多様なデザインが出ており、キャラクター物、スポーツチーム物、スケルトンで中のランドセルの色柄を隠さないもの、
ポケット付きで手提げ鞄の役目も兼ねるもの、夜道で蓄光塗料の柄が浮かぶもの等がある。
ランドセル本体は6年間使うものなだけに派手なデザインの物は(親から)避けられがちだが、取り換え可能なカバーならその時好きな柄を身に付けられるのが利点。まあ親からすれば安くて機能的なカバーを6年間使ってほしいんですけどね

安全のための防犯ブザーやGPS端末、暗い夜道対策にピカッと光る反射材が付いているキーホルダーやカバー、暑さ対策の冷感パッドもあり、これはこれで時代を感じさせる。
身体への負担を軽減させるチェストベルトやショルダーパッドもある。


だがランドセルの未来は明るい物ばかりではない。
2021年にランドセルを背負うことによって心身に悪影響を及ぼす状態を指す「ランドセル症候群」が提唱された。
具体的には未発達の子供の身体に重いランドセルを背負うことで猫背や反り腰、肩や腰の痛みといった身体的な影響、それによる学習意欲や集中力の低下といった精神的な影響がある。

昔と比べてランドセルは軽量化したのに…?と思われる方もいるかもしれないが、ゆとり教育の反動で増ページされた教科書、タブレット端末、水筒や日傘など中身の重さが負担になっている。
さらに昔に比べて子供の体力や身体能力が低下しているのも原因の一つ。


◆ファッションアイテムとして

1990年代後半、歌手の篠原ともえによる「シノラーファッション」が流行し、大人の女性がファッションとしてランドセルを取り入れていた。
シノラーファッションが下火になった21世紀に入っても、大人のファッションや実用鞄として取り入れられたり、日本に観光に来た外国人が万能かばんとして購入する例が増えている。
なんといっても壊れない。やんちゃな小学生が6年間蛮用しても壊れないのだから、分別ある大人が扱えば容易く一生保つ
その背負いスタイルのため、自転車運用との相性が非常に良いのも追い風。
スリ対策としての効果も高いという海外らしい理由もある。
小学生用の物を大人が使っても別に問題はないのだが、変な目で見られやすいため、デザインをアレンジした大人向けのランドセルも販売されている。
また、カラーのバリエーションが増えていることもあり、ロリィタファッションなどの一部に取り入れられることもある。
外国人の場合、日本のアニメに影響を受けて購入する例もあるとか。


卒業後のランドセル

想い出がいっぱい詰まっていても、小学校の卒業と共にランドセルも卒業しなければいけない。大人の階段昇る中学生(シンデレラ)には避けて通れない儀式のひとつである。
ボロボロならともかく、まだまだ綺麗だと捨てるのは正直もったいない。地域によってはゴミに出すにあたって金具を取り外したり、粗大ゴミ(有料)から燃えるゴミ(無料)にするため切断する必要があるため抵抗もある。
だが子供と同じくランドセルにも進路があるのだ。

もっとも想い出を残すやり方は家の中にしばらく保管しておくことだろう。場所は押し入れでも物置でも。落書き教科書など想い出の品も入れておけば、家に来た友達や親戚との会話に困った時に小学生時代の想い出トークをする取っ掛かりにもなる。
時間が経てば精神的成長、家のスペースの圧迫、劣化などの理由ですんなり処分できるようにもなるだろう。

ランドセルそのままは大きすぎて保管できない人なら専門のリメイク工房に依頼してみよう。
分解加工し財布、キーケース、パスケースなどにリメイクしてもらえれば、違う形になってもまた一緒に日々を送ることもできる。ボディバッグのように形は変われど鞄として身に付けることもできる。
手の平サイズのミニランドセルにリメイクする方法もある。実用品ではないものの、想い出に近い形で残しつつも邪魔にならずに机の上や本棚に飾ることができる。

自分の手元ではなく、必要な人の所で第二の鞄生を送らせることもできる。
年の離れた弟妹や近所の子供に譲るのが一番簡単だが、都合よく譲渡相手がいるとは限らない。
ネットオークションやリサイクルショップで売却すれば手放せてお金も手に入る。特に未使用品や新品同様であれば高値で売れやすい。
支援物質として寄付する活動もある。寄付されたランドセルは国内の施設や途上国の子供達の通学鞄として使用される。
ただし、破損が激しいものは勿論、宗教上の理由で豚革製のものは寄付できないことがある。寄付まで考えるのであれば人工皮革のものが無難か。


◆二次元、創作

二次元では色も含めそこまでこだわったランドセルはまだまだ珍しいようで、が多い。そこ手抜きとか言わない。
萌え要素としては幼さをあらわす記号的なアイテムになるが、コスプレした大人や発育のいい高学年程度の子どもとのギャップを楽しむのもまた一興。
見た目が高校生くらいのイケメンor美女がランドセルを背負って登場「小学生だったの?!」とか、見た目が可愛らしい美少女が黒いランドセルを背負って登場「男の子だったの?!」といったギャップ系オチには便利なアイテムである。
ランドセルを見つめる大人、というシチュエーションだけで「子供のいない(亡くした)既婚者」「子供との思い出」「自身の子供時代を追憶」「我が子の成長やそれに伴う育児への期待と不安」「小学校を休学・不登校になった」などいくつもの人間ドラマへの展開に繋げることができる。
シリアスな世界観でも「怪物に襲われた人間の遺品」としてポンと置くだけで起きた悲劇と世界のハードさが分かる便利アイテムとなる。海外の「人形」と同じような扱いと言えよう。

ドラマや映画といった三次元創作では(実際に売られている物を小道具として用いることもあって)カラフルなランドセルも良く見かける。
私立小学校に通う小学生キャラが男女共にの指定ランドセルを背負ってることもある。
昭和や平成前期を舞台にした作品では当然昔ながらの黒と赤のランドセルしか出てこないため“時代”を感じさせるアイテムとなっている。

ただし「このアイテムを付ける=未成年をイメージさせる」為、アダルトメディアでは規制が入ることも多い
特に近年は「(成人が)ランドセルを背負う」「ランドセルを小道具として置く」といったものすらNGとなることもある。


◆ランドセル姿が印象的なキャラクター


RX-78-2ガンダム(背中のバーニア付き機器が「ランドセル」と呼ばれる。この手の機器は後の作品では「バックパック」という呼び名に)

その他小学生キャラの皆さん




せなかーにぴったり ランラーンラン♪
てんてーんてん 天使のはーね♪

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最終更新:2026年04月06日 13:44