RX-78-2ガンダム

登録日:2009/06/01 Mon 16:33:44
更新日:2024/02/17 Sat 11:02:45
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1/1化 2号機 Gファイター HGUC_021 MS RX-78 RX-78-2 RX計画 V作戦 たまに機体の形が不安定←作画崩壊 みんな大好き アムロ・レイ ガンダム ガンダムタイプ コアファイター コメント欄ログ化項目 スーパーロボット トリコロールカラー ビヨンドの煌き ファースト ファーストガンダム ラストシューティング レディ・プレイヤー1 一年戦争 一騎当千 主人公機 伝説 伝説←伝説から神話へ… 伝説のラストシューティング 伝説の始まり 俺はガンダムで行く 傑作機 元祖 全ての始まり 全てはここから始まった 初代 原点 原点にして頂点 名機 地球連邦軍 最強の兵 機動戦士ガンダム 漫画版での操作はボタン式 白いヤツ 神話 試作機 連邦の白い悪魔



こいつ……動くぞ……!




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ガンダムとは、TVアニメ『機動戦士ガンダム』に登場するモビルスーツ(MS)。
形式番号RX-78。
以下においては、劇中での主役機である2号機(RX-78-2)について解説する


■データ

基本性能諸元:
型式番号 RX-78-2
頭頂高 18.0m
本体重量 43.4t
全備重量 60.0t
ジェネレータ出力 1380kw
スラスター総推力 55500kg
センサー有効半径 5700m
装甲材質 ルナ・チタニウム合金




■概要

地球連邦軍のV作戦で開発された試作型MS。
現在までに無数に誕生しているガンダムタイプの元祖であり、機体名もシンプルに「ガンダム」。
故に単に機体名で呼ぶと非常に紛らわしく、ファンからは「ファースト・ガンダム」だったり「RX-78」と型式番号で呼ばれてみたりと苦悩の跡がしのばれる。

しかし前者だと今度は作品名と紛らわしく、RX-78だけだと後付で沢山増えた同型機とややこしい。
ガンダムが増えに増えまくった現在は「アムロのガンダム」、または「RX-78-2」呼びに落ち着きつつあるようだ。
また、複数のガンダムが存在するゲームで機体の事を話してるのが明確な場合は「初代」とだけ言われる事も多い。



■性能

主に近接白兵戦や高機動射撃戦など中~近距離での戦闘向けに開発された機体である。ただし武装の換装などにより遠距離戦も可能。
主人公アムロ・レイの父であり、V作戦の中心人物でもあったテム・レイ(当時は技術大尉)が特に力を入れて開発した特別機。
本機は当時の最新技術がふんだんに採用されており、特に各種ビーム兵器はザク等のMSを一撃で破壊する程の威力を持つ。
ルナ・チタニウム合金を用いた装甲は耐熱・耐蝕・放射能絶縁性に優れかつ強固・軽量という当時としては革命的なトンデモ装甲。
ザクマシンガンの直撃をものともしないザク涙目の強度を誇る*1
また、この時代のモビルスーツは装甲で機体を支える昆虫の半外骨格のようなモノコック構造*2を採用している。
装甲は自重から動きによる耐Gなど多大なストレスが掛かる重要な部分であり、ガンダムの激しい戦いを文字通り支え続けた骨格と言える。
さらに関節はミノフスキー粒子とIフィールド技術を応用して開発された、小型ハイパワーの最新型フィールドモーターを採用。
ジオンのMSよりもさらに細身で人型に近づいた可動を実現している。
なおアムロが初搭乗時に「5倍以上のエネルギーゲインがある」と発言しているが、これはガンダムがいかにすごいかを簡単に表現するためで、特に何が何に対して5倍以上なのか、などの細かい設定はないらしい。

パイロットの生還率の向上と貴重な実戦データの回収の為、腹部に脱出用小型戦闘機「コア・ファイター」を内蔵する「コア・ブロック・システム」を採用していた。
なにしろMSと初めて戦うMSはガンダムだったし、MS対MSの戦闘経験をデータにして保管できるのもガンダムしか無い以上、
ガンダム(の中枢コンピュータ)には、何がどうなってでも戦闘データを持って帰ってきてもらわねばならない。
非常に複雑で構造的な脆弱性が生じるのを承知でコア・ブロック・システムを採用したのもそのためである。
何がどうなっても実戦データを回収しなければ立ち行かなかった、当時の連邦軍開発部の切実さがうかがわれる。
しかしコアブロックを除けば機体自体は頑強そのもので、各部にメンテナンスハッチが設けられていながらそれが破損の原因になる事もなかった。
部品規格も同期のRX計画を始め、後続の連邦のMSとも互換性も有していて整備性や拡張性も高い。
専用運用母艦だったとはいえ素人が多かった当時のホワイトベース隊でも問題なく運用続けられたのは、これらの設計の恩恵と言える。
重要部分となった教育型コンピューターも当時最新式のものを採用されており、戦闘の度にコンピューター自身が更新していき成長するようにシステム設計がされている。
初起動の段階からマニュアルを流し見をした程度で操縦訓練も受けた事のないド素人が操縦してザクを撃破できた位の初期性能を誇る。
そこ、そのド素人が化け物だったとか言ってはいけない


あらゆる局面に対応出来る完成度にする為に、機体にかかるコストは度外視され、生産過程で非常に高い水準のパーツの選別が行われている。
本機は「試作機」と述べられる事が多いが、厳密に言えば量産を前提とした先行段階の試作機ではない。
MS全体の能力向上等の実験機、研究機として開発された兵器であり、ジオン公国軍の襲撃でやむなく実戦に投入された物である*3
そのためこのような機体は現実には試作機ではなく「実験機」「概念実証機」「技術実証機」と呼ばれる*4
本機は本来実戦用ではなく、データ収集用のテスト機として建造されたからであり、実戦投入は全くの偶然だったのである。
ただし、コア・ブロック・システムは上記の通り実戦データを何としてでも回収するのが目的なので、タイミングはともかく実戦が考慮されていなかったというわけでもない。
結果的にガンダムが得た戦闘データを元に、機体構造を簡略化した廉価版MS「ジム」の量産が行われた。
ただしジムの開発はガンダムと並行して行われていたようで、ジムが参考にしたのは「アムロの操縦データ」だけという話もある。
要するに大人の事情というやつ
言えることは、このガンダムの完成時点で連邦軍のMSのフォーマットが構築されていたということだろう。

また、ガンダムのパーツ規準に満たなかった物を組み上げる形で、試作量産型とも言える陸戦型ガンダムも小数ながら生産された。
ただし陸戦型ガンダムが品質がばらけたパーツで構築されたため、不安定でそのまま運用すると支障をきたすために一定の性能にするリミッターを設けている。
陸戦型ガンダムもリミッターを解除すれば本来のパワーを発揮できるが、機体はオーバーヒートし各部も破損、使用不能になってしまっていた。
これに対して本機はリミッターなしで運用し続けても、後半まで至るまで支障がなかったのも驚異的な性能の一端と言える。

一応、単純なスペックではジム・コマンド系やゲルググ系など、ガンダムに匹敵する戦時中の後発機も登場している。
ただし陸海宙全ての領域に即対応できる汎用性、遠近ビーム実弾と隙の無い武装、単機での大気圏突入能力などを持った機体は存在していない。
Gファイターを始めコアブロックシステムを通じた多彩なオプションと運用性など、その総合能力は後のグリプス戦役時代のMSに比肩しうるとも言われている。
(もっとも総合能力の話であり、各戦場に合わせた機体の方が優れているのは言うまでもない)

敵の策略により敵地にど真ん中という過酷な戦場に放り込まれたり、続々とくる新型MSと戦って生き残ってきた事も大きな戦果となった。
パイロットのアムロ・レイがガンダムの性能を限界以上まで引き出して戦うことを強いられてる局面も多く、通常なら得られないようなデータであった。
かえってそれが本機の本来目的だったモビルスーツのデータ収集が捗る形になり、連邦軍のMS開発とMS運用に関して大きく貢献した。
これがジオン軍のMS戦略と大きく差をつけることに成功した形になったのである。


見た目がトリコロール+黄色というカラフルなカラーリングなのも特徴的。
「兵器らしくない」と批判されがちであるが、試作・実験兵器であればカラフルな塗装を施すのはよくある
本当にトリコロールカラーであるF-15 S/MTDやX-29、X-2などが好例である。
これは稼働データを収集する上で、実際の挙動を分かり易くするためとも言われている。
もっともその目立つ機体はホワイトベース隊の境遇と相まってジオン軍の集中攻撃の的になり、アムロは恐ろしい修羅場を潜る事になってしまったが…。

後にGパーツを適宜換装することで、多彩な運用をも可能とした。



■戦歴

劇中では、サイド7にて民間人のアムロ・レイが偶然乗り込み、侵入してきたザクⅡ2機を見事撃破している。
この戦いがMS同士による初の戦闘とされ、『ギレンの野望』のアニメパートや『機動戦士ガンダム MS IGLOO』ではジオン視点で描かれた。

その後はガンキャノンガンタンクと共にホワイトベース隊のMSとして行動し、アムロの成長もあって鬼神の如き活躍で次々と戦果を上げていく。
しかし、徐々に機体がアムロの反応速度についていけなくなっていく。(これはニュータイプ能力に覚醒した為)
ブラウ・ブロ戦を契機としてマグネットコーティングを施され、運動性を中心に大幅なアップグレードを遂げた。*5
ブライト曰く「油を差すようなもの」との事だが、計算上はアムロの動きを100%追い掛ける事が可能となっている。

ジオン最終防衛拠点のア・バオア・クー攻防戦ではバズーカ2丁を装備して参加。
シャア・アズナブルの駆るジオングと死闘を繰り広げた末、頭部と左腕を破壊されつつも相討ちになり、大破。
機体はそのまま破棄されたが、パイロットのアムロはコアファイターで辛くも脱出している。
後にアムロが脱出に使用したコアファイターに残されていた豊富な戦闘データを活用する事で、その後の連邦軍はMSの開発において飛躍的な躍進を遂げる事になるのである。

ボロボロになりながらも、仁王立ちで上方を飛ぶジオングの頭部をビームライフルで撃破したシーンは本機の象徴的な一枚。
後に「ラストシューティング」と呼ばれ、ポスターなどに何度も描かれている程の名シーンである。

試作機にも関わらずいきなり実戦投入され、たった3ヶ月余りの間で
  • MS130機以上
  • 艦船15隻以上
  • モビルアーマー(MA)5機以上
を撃破するといった常人では理解し難い大戦果を上げている。
なお当時のロボットアニメの作風の都合とアムロの超人的テクニックが合わさり、後年シリーズでは考えられない荒業も多い。
「コレMSというよりスーパーロボットじゃね?」とツッコまれても仕方ないようなトンデモ戦闘をしてるシーンがチラホラあり、一部ではネタにされている。
※例
  • ザクのマシンガンの直撃を受けながらパンチを仕掛けて、その後も何も支障をなく戦い続ける。
  • ザクやグフの装甲を素手で引き千切り破壊
  • ジャンプ+ランドセルのバーニアで跳躍し、ドップをただの蹴りで粉砕
  • 明らかに柔術を使っているかのような動きでザクの近接攻撃を凌ぐ
  • ザクを一本背負いの要領で遠くに投げ飛ばし、空飛ぶドップ目掛けて投げ飛ばしたザクをぶつけてドップ諸共爆砕
  • ザクやグフを両手で持ち上げ思いっきり投擲して破壊
  • 発射された核ミサイルの信管部分だけを切断し核爆発阻止
  • 特に追加装備を取り付けることなくジオン水泳部と水中でビーム兵器を用いて真っ向から戦い撃破
  • ダイターン3みたいな槍投げの要領でダイナミックにビームジャベリンを投擲して戦艦撃墜
  • テレビ版よりもリアリティが増した劇場版でも、シャアのゲルググとの最中に核地雷原に飛び込みその爆風の中で飛来してきた機体よりも大きい岩塊を片手で受け止めた挙句、テキサスコロニーの外に放り出されたが機体とパイロットともどもコロニーに無事に戻ってくる。*6
など。そりゃ白い悪魔とかジオンから言われるのも道理である。

一方、モビルスーツ全般に言えることではあるが対人・対歩兵用の装備は持っていない(頭部バルカン砲程度)。
このため多数の敵歩兵による肉弾戦で全身に爆弾を仕掛けられて窮地に陥ったこともある。
アムロが生身の敵兵を攻撃するのを躊躇したというのもあるが、ジオン側も物資不足で時限爆弾しか用意できなかったため設置は成功したが爆破には失敗した。



■影響

一年戦争で圧倒的な戦果を上げた本機は、後のMS開発に多大な影響を与えた。
主兵装にビームライフル、近接白兵戦用のビームサーベル、重装甲よりシールド装備等のコンセプトは後のMSのスタンダードとして定着していく。
また、戦局すら左右したその活躍は連邦軍内部にガンダム神話を生み出す事となり、一方ジオンでは「連邦の白いヤツ」「白い悪魔」と呼ばれ、恐れられた。
この機体以後も「ガンダム」の名を冠した、その時々の最先端技術を結集しガンダム開発計画等で開発されたシンボル的機体が多数登場している。
実験機故の白を基調としたトリコロールというカラーリングは所謂「ガンダムカラー」と認識され、他に白系統で塗装された機体はあっても、「白いMS」の称号は事実上ガンダムタイプの特権となった。
更に本機の特徴的な意匠だったツインアイとブレードアンテナは新たな「機動戦士」達にも受け継がれていき、宇宙世紀を超えてその象徴としてあり続けた。
同時にジオンの連邦MSに対する畏怖の象徴としても崇められ、「頭だけガンダム」「顔だけガンダム」なども作られる事になる。



■武装

下記のビームサーベルに並ぶMS初のビーム兵器。E-CAPにチャージされた弾数は16発。
よく勘違いされがちだが、本装備の実装だけならガンキャノンの方が早い。
有効射程距離8kmで、ザクを始め当時のあらゆるMSを一撃で破壊して爆散させる高い火力を持つ。*7
連射性の高さもさることながらフォアグリップを用いることで両手保持ができ、精密射撃も可能と兎に角扱いやすい。
現在の設定では水中では使えないのだが、放送当時は出力が半分以下になるが使用も可能だった。
それでも水中のグラブロの片腕を一瞬で溶解するほどの出力と威力を見せつけている。やっぱりスーパー系じゃないか

ガンダムの最大火力で一番取り回しのいい武装なので、これが使えないと苦戦する場合も多い。
実際ゴッグとの初戦時にはビームライフルが諸事情で使えなくて苦戦している。
また火力は高くその弾速は速いものの、攻撃範囲は発射されるビームの直径に準じた範囲しかないので対艦向きではない。
そういった対象の場合はハイパーバズーカを使用することになる。
…のだが、後半になるとアムロの操縦センス向上により対艦戦でもブリッジやエンジンをピンポイントで撃ち抜いて撃沈している。
よって終始ガンダムの必殺兵器として戦場で輝き続けた。

唯一の欠点は総弾数。ライフル一丁につきたった15~16発しか撃てない。
リアルのアサルトライフルに用いるマガジンの半個分以下という少なさであり、しかもこちらはマガジン式ではないので、長期戦ではライフルごと交換する必要がある。
勿論そうそう交換できるような物ではないため、下手な乱射どころか威嚇射撃も憚られることになる。
それでも短期間で多大な戦果を上げられたのは、ひとえにアムロ自身の操縦センスから来る高い命中率によるものだろう。

なお初登時のシャアの「戦艦のビーム砲に匹敵する」という発言から誤解されがちだが、実際にはそこまでの出力は無い
当時MSを一撃で撃破できる程の兵器は戦艦に搭載されたビーム砲ぐらいしかなかったため、それをやってのけた事を見て驚嘆したという意味。
「MSを一撃=まさか戦艦の主砲並の威力があったりするのか!?」という事である。

因みにガンダム専用武装というわけではなく、ジム等でも使用自体は可能*8
ただし、ジェネレータ出力の低いジムでは出力不足で使用が難しいとされる。


バックパックに左右一対二本装備されている固有の近接白兵武装。
ガンダムが初めて運用したビーム兵器は実はこちらだったりする。
通常は柄だけだが、ビームの刃を伸ばすと超硬スチール合金を瞬時に溶断する威力を持ち、ザクのボディを装甲・フレーム諸共バターみたいにぶった斬れる。
ただ胴体を切り捨てるだけではなく、MSを十文字に切り裂いて容易く四等分に解体するなんて芸当も可能。
ただし何故かヒートサーベルやヒートホークは切り裂けない上、ぶつかり合うと鍔迫り合いになる*9
ビームライフル同様こちらも放送当時は設定が固まってなかったこともあり、水中であろうと何の問題もなく使用可能。
劇中では水中戦用のゴックやズゴックを水中で普通にぶった斬る恐るべき出力*10を発揮した。
対艦戦でもピンポイントで艦底側からエンジン部を貫いてチベ級重巡洋艦を一撃で轟沈させる威力を見せている。

二刀流も可能だが、そのように使用された機会は少ない。
…が、その分二刀流を使う時は剣の達人の如き戦果を挙げている。
例えば宿敵シャアと対峙した状態で、背後から更にザクが迫るという絶体絶命の窮地では
シャアの攻撃を右手のサーベルで凌ぎながら、後ろから迫ってくるザクを左手のサーベルで仕留めた。「背中にも目を付けるんだ!」
更にドムに右手のサーベルを躱され間合いに踏み込まれ反撃のヒートサーベルが胴体を捉えたと思いきや
直前までランドセルに付いていたはずのシールドに隠された左手のサーベルで防御したりと冷静に考えると頭おかしい運用をやっている。
シールドの装備との兼ね合いで右手で使用するイメージが強いが、初のザクとの実戦では他の携行武装を持っていなかった事もあってか、左手で使用していたりする。
何気に柄も頑強に作られており、柄だけでグフの装甲くらいなら破壊できる。もちろん壊れたりしない。

時代が進むにつれ装備部位も洗練されていった武装ではあるが、バックパックに二本一対に装備されたシルエットは「ガンダム」の印象を強く与えるものらしく、
(開発者がそこまで考えていたのかは不明だが)象徴的な意味も込めてガンダムを復活させるという意図で後に作られた機体の中には本機と同じ部位に二本装備しているものが存在している。

  • ビームジャベリン
長い柄の先に三叉状のビーム刃を展開した武装で、ビームサーベルの設定を変更することで使用可能となる。
ビームサーベルのリミッターを解除することでサーベルの柄がグングンと伸びに変形、ビームが球状に三叉のついた形状に変化する。
柄がビームではないために近接戦闘での取り回しが難しいが、ジャベリンの名の通り投擲することができ、投擲すれば戦艦をブチ抜いて沈める高い貫通力を持つ。
それでなくてもアムロはこれでガウの解体ショーとかやってのけたりするなど、下記のハイパーバズーカよりも艦艇キラーとして劇中で活躍していた。
ガンダムハンマーと同じくこちらもスポンサーの要望で登場したが、ハンマーとは異なり劇場版では最初から影も形も無かった。


  • ハイパーバズーカ
対艦用の実体弾火器である単砲身ロケットランチャー。装弾数5発(4発とも)。
ザク・バズーカと違い、片腕で使うことができる。
発射されるロケット弾は単純な破壊力はビームライフルに劣るものの、爆発で広域を攻撃可能なので対艦戦や拠点戦に向いている。
環境を問わず運用が可能でありMS側のジェネレーター出力状況に囚われず発砲可能など利点あるが、遅い弾速や長い砲身により取り回しが悪いのが難点。
本編ではカット流用の関係で頻繁にビームライフルと入れ替わるのは内緒
星一号作戦では機体後部にライフルとシールドをマウントしてハイパーバズーカ二挺を両手に持って出撃した事で有名。
口径や配色等の設定が安定していなかったが、近年では口径380mmで砲身が白、グリップ・弾倉部分がグレーに統一されている。
精密射撃用のサイトスコープが付いているが、劇中の作画からはよく省略されてしまい、立体化の際にも付いていなかったりする。
ザクバズーカの口径が280mm、ドムのジャイアント・バズでも360mmなので、破壊力はそれらを上回ると思われる。

なお、「アムロは好んでハイパーバズーカを使用して活躍した」とよく言われることが多いが、実際は序盤でのみ。
空中戦でのドップ落としで活躍したものの、MS戦では長い砲身や遅い弾速がデメリットな部分として目立っているシーンが多い。
数少ないMSの撃破した際は至近距離から確実に当てるという手段をとっている。
その為かTV版の第14話「時間よ、とまれ」以降、この武装を携行して出撃する事は無くなっていった。
そして第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」でのダブルバズーカまで出番がなかったりする。


  • ガンダム・シールド
本体装甲と同じルナ・チタニウム製のバリスティック・シールド型の大型。ハニカム構造を採用している。
基本的にはアタッチメントを介して左腕に固定されるが、手持ち保持用グリップも付いておりバックパック取り付け用コネクタも付いている。
三重ハニカム構造を採用して衝撃を拡散させる事に特化した構造になっており、ルナチタニウム製という事もあり、見た目以上に強固な装備になっている。
上部に細長いスリット状の銃眼があるので、機体の前にかざして身を守りながら射撃ができ、大型故に目眩まし目的で囮に使えるなど応用が利き易い。
想定外の仕様になるが、大気圏突入時にはこれを前に掲げることで大気熱を大幅に軽減できる。
陸戦型ガンダム等のシールドと違って本来打突兵器としての使用を想定されていない…
…のだが、劇中では10tにも及ぶ重量と頑強さを活かして時々敵機に投げつけて敵機をぶち抜いて致命傷を与えたりしている。
後にアムロの提案によってシールド同士を重ね合わせられるギミックが追加された。


  • 頭部60mmバルカン砲(60mmカートレス3砲身短バルカン)
こめかみ部分に左右一対計二門装備されている機関銃。後に連邦のMSにおける汎用共通固定武装となった。
主に対空・牽制用で威力は控えめだが、直撃すればザクの装甲を穴空きチーズみたいなボロ屑に変える。
連射が全弾当たればリック・ドムすら撃墜できる威力は確保されているため、牽制用としては十分すぎるほどの火器。
なお劇中初めて使用された武装である。この時代ではドムぐらいの重装甲でも普通にでない限り有効打になっていた。


オプション装備

  • スーパーナパーム
「スーパーナパームを使います」

大型のナパーム弾。
劇中では第2話でしか使用されていない上、MSの残骸の処分目的だった。武器として使ってないので正直武装と言えるかも微妙。
しかし他のガンダムにない武装という事で、差別化目的もあってかゲーム作品では割と採用されている。
何気にRX計画の機体パーツ(ガンダムやガンキャノンの部品)を焼却破壊できるというとんでもない火力がある。
但し具体的にどの様な武器なのかは不明であり、設定でも「設置型の爆弾」「ライフルの銃身下部オプション」「ハンドグレネード(手榴弾)」と安定しない。

  • ガンダムハンマー/ハイパーハンマー
鎖付きのモーニングスタードタマかち割りトゲボールではない
鎖の長さが極端に長いのが特徴。ハイパーハンマーは棘がより鋭くなり、バーニアが内蔵されて推進力が強化されている。
質量による打撃は宇宙空間に於いて有効で、ビーム兵器の様に激しいエネルギー消費を必要としないなど利点も多い。
ただし勢いよくぶつければMSを確実に破壊できるが、有効射程があまり長くない上に扱いがハイパーバズーカよりさらに難しい。

ついでにガンダムハンマーでの劇中の戦果は、たったの ザク一機
ハイパーハンマーに至っては初使用時にゴッグに容易く受け止められてそれっきりと非常に不遇。
因みに破壊されたザクのパイロットは『コム』という名前で、『機動戦士ガンダムさん』では盛大にネタにされた。ただ本編の腕は結構いい方。
こちらもジャベリン同様、アニメ制作時のスポンサーの要望で設定された武装であり、ほとんど使われていない。
(メタ的な理由としては、ダメージ表現の際に機体や装甲を抉れや凹み表現などで変形させる必要が有るため、原画・動画に負担が掛かる事も一因ではないかとも言われている)
劇場版では新規カットが作成されるなど途中まで登場予定だったが、最終的には出番が丸々カットされている。

ガンダム以外でも使用可能だが、他機が使っている場面は特に見受けられない。
大質量を振り回してそのまま武器にする、というものなので高いジェネレーター出力を持つ機体以外は有効に使えないと思われる。
一応『08小隊』では、第06小隊の陸戦型ガンダムがこれを装備していた。

ゲーム作品だとガンダムの特徴的な武装として採用される事も多く、威力だけなら最強格である事も多い。
最たるものは、サーベルもライフルもバルカンも無く各種ハンマーで戦い抜く『SDガンダム スカッドハンマーズ』であろう(後述)。


  • 耐熱フィルム
  • 冷却フィールド
それまで不可能とされていたMS単身での大気圏突入を可能とする装備。これをもって実際に大気圏突入を成し遂げた事も、ガンダムの性能の高さを示す一因となった。
TVアニメ版では耐熱フィルムが、劇場版では代役として冷却フィールドが用いられており、いずれもフロントアーマー中央の突起の上部(赤い部分)に内蔵されている。

耐熱フィルムは機体を丸ごと覆える半透明のフィルム。これを取り出し纏う事で、突入時の高熱から機体を保護する。
しかしこの耐熱フィルムによる突入は確実性に欠け危険度が非常に高かったとされる。

冷却フィールドは上記のポケット部分から強烈な冷却ガスを放出し続ける機構で、それを前面に構えたシールドにぶつけ跳ね返ってきた冷気で機体を保護するという仕組み。
恐らく布状のフィルムだけでの突入に絵的な説得力が欠けていたために変更されたと思われる。
だが後世にこれを受け継いだ機体も無いため、こちらも安全性や利便性が不足していたのかもしれない。

後のグリプス戦役以降は、(おそらく各機種共用可能な)オプション装備として、より安全性の高い大型のバリュートなどを用いるのが一般的となった。
ちなみにこのバリュートは、半球状のバルーンで機体全体を包み、バルーン底部から冷却ガスを吹き付けてバルーン全体を冷却し続けるという仕組みになっており、冷却フィールドの技術を昇華したともいえる。


  • 集音マイク
頭部(右耳ダクト周辺)から展開する黒いマイク。
アッザム戦にてマ・クベとキシリアの会話を盗聴する際に使用。
後にも先にもこれっきりの使用で、劇場版でもアッザム戦ごと出番カット。
ハンマーやジャベリン、耐熱フィルム等とは違い、後の作品への再登場もしていない。


  • コアブロックシステム
専用戦闘機「コア・ファイター」が機体のコアモジュールである「コア・ブロック」へと変形し、上半身であるAパーツ、下半身のBパーツとドッキングしMSを形成するシステム。*11
V作戦のRXシリーズ各機がそれぞれ対応しており、上半身と下半身を別の機体にしたりGファイターのような同一規格のサポートメカによる機能拡張などにも使用できる。

極めて応用性の高いシステムだが、施工する際のコストやメンテナンスの煩雑化、構造的な弱点と言った理由でRGMシリーズなどの量産機に用いられる事はなかった。
またその特殊性から、ホワイトベースのような専用の設備を備えた艦でないと運用自体が難しかったと思われる。

コアブロックシステムを採用した機体は当然同一規格で作られており、整備用の部品等も共通している。また同時期の連邦製MSであれば量産機であってもUIや操作性などは同じであり、
ジオン軍が提唱した「統合整備計画」は連邦軍ではMS開発の初期段階からコアブロックシステムを通じて全面的に実現していた事になる。

最新技術の賜物であるためか、後世のガンダムタイプには同一・同名のシステムを搭載した機体が存在しており、
技術的な意味での「ガンダムの象徴」の1つとも言える技術となった。

◎各種バリエーション


◎カラーバリエーション
  • リアルタイプカラー
  • ロールアウトカラー
  • セブンイレブンオリジナルカラー
  • セブンイレブン制服カラー
  • ANAカラー
  • VISAカラー
  • 2020年ドバイ国際博覧会 日本館PRアンバサダー

◆プラモ狂史郎スペシャル
  • PF-78-1 パーフェクトガンダム
  • PF-78-2 パーフェクトガンダムMk-Ⅱ
  • PF-78-3 パーフェクトガンダムMk-Ⅲ(レッドウォーリア)

◆ギレンの野望シリーズ
  • RX-78/C.A キャスバル専用ガンダム
  • RX-78 ガンダム(ティターンズ仕様)
  • RX-78 ガンダム(ジオン仕様)
  • RX-78-2 ガンダム(フル装備)
  • RX-78-2 高機動型ガンダム

◆その他
RX-78Opt. ガンダムGダッシュ



ガンプラ

シリーズ最初のキット(1/144)として発売。
その後1/100、1/60、1/72メカニックモデル、BB戦士、1/144HG、MG、PG、FG、HGUC、SG、RG、メガサイズ、G30th、HG REVIVE、G40thと、節目節目で数多くのキットが作られ発売された。
バリエーションを含めると更に増える。

1/144HG(旧HG)は1/144という小サイズでありながら、なんとコア・ファイターの変形・合体機構を再現した。
現在は残念ながら金型の問題で生産は終了している。一般販売製品ではAGシリーズ全品*12、HGガンダムダブルオーダイバー単品*13と共に生産終了となっている*14
この旧HGガンダムの最終生産版は「ラストショット」と呼ばれ、プレミア価格がついている。

実はHGUCNo.001はガンダムではなくガンキャノン。
これは当時は旧HGが発売中だったためと、十分な開発ノウハウを積んでからガンダムやザクIIを開発するという目論見があったため。
歴代ガンプラシリーズでも非常に珍しい。

HGの廃盤&旧HGUC発売の際に吉崎観音によって描かれた1ページ漫画では1/144ガンダムのキットにそれぞれあだ名が付けられている。
『肩の付け根先輩*15』『足がマジンガーの口*16』『Gアーマーのオマケ*17』『薄ライフル*18』『顔デカ*19』『肩ゴツ*20
全部なんのことかわかったらあなたは立派な1/144ガンダムマニア。

立体化メカの大御所という事からかプラモスレなどでは「おっちゃん」の愛称で呼ばれ、それっぽいキャラ付けがされていることもある。

◆1/1ガンプラ

原寸大で最初に作られるべき巨大人型ロボットはこいつ、
という認識は日本人共通だったようで、2009年に全高18mの立像が作られた。

さすがに設定のセミ・モノコック構造の再現は無理だったようで、鉄骨の「骨」を外部装甲で包んだ構造(ムーバブルフレームに近い)になっている。
外部装甲はFRP製で、その質感はまさに「でっっかいガンプラ」*21

ガンプラとして見た場合装甲のサイズ・バランスなどのデザインがそれまでのシリーズとはかなり違い、
可動範囲を現実的に見たためか関節のスキ間が大きく取られている(特に脇や、足の付け根)。
可動部から黒い内部構造がはっきりと見えるその造りはストライクガンダムなどに近づいていると言える。
サイズを活かし、メンテナンスドアや警告表示などがそれまでのガンプラとは違うレベルで全身にびっしり入っている。
後のMG3.0やRG(リアルグレード)シリーズのデザインはこれを取り入れたと考えられる。

1/1ガンダムが初登場したのは2009年、東京・お台場の潮風公園。圧倒的な存在感で多くの観光客を集めて大人気イベントとなった。
次は2010年夏の静岡ホビーフェアにて。静岡駅すぐの大地に立った(この時はビームサーベル装備)。
その後、2012年に再びお台場に登場。前回の場所から少し離れたダイバーシティ東京にて見られた。
特定の時刻になるとバックにムービーを流しながら首等を稼働することがあった。
2017年に全プロジェクトを終了して解体され、新たに1/1 ユニコーンガンダムが登場して後を継いだ。

そして2020年12月21日。横浜市山下埠頭にて上半身が稼働*22する「動くRX-78-2」が公開され、ギネスブックにも登録された。
お台場の仕事は若手に任せ、大御所は次の舞台に挑んでいるのだ…!

◆CM

2011年7月にカップヌードルのCMの主演が、上記の「お台場ガンダム」。
内容は、

や~る~事~は〜♪
わ~かって~る〜♪
立〜ち〜上が〜る〜♪
立〜ち〜上が〜る〜♪

という歌詞に合わせてCGのガンダムが立ち上がるというもの。

巨大なヤカン(MSサイズ)を持って。

手前シーンの姿勢は「手にしたヤカンからなにかにお湯を注いでいる」っぽい…
一体どんなサイズのカップヌードルを作る気ですかガンダムさん。BOIL JAPAN。



■その他

  • 実は『超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ天空大決戦であります!』において、ガンプラだった本機がケロロにより兵器化され実戦で使用された事によって、
    公式な映像作品で初めて異星の存在と戦ったガンダムでもある。これは『劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-』より2年も早い。

  • 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』あたりまでの設定では、「連邦が国家ぐるみで作った最強の兵器であり、後の時代でも通用する」みたいな解釈が取られていたためか、SDガンダムのゲームでは「ジェガン」と同じ数値にされる事もあった。
    が、GMのバリエーションが増え、それらに高性能な設定が与えられ*23始めると、段々と能力のスケールダウンが図られ、さらに劇中いいとこ無しだったジムⅡにも、「装甲の材質以外はRX-78より上」という設定が与えられたため、「一年戦争時に置いては超高性能機体」だが「後の時代の洗練された量産機に圧倒できるほどではない」という形になって行った。
    とはいえ、マグネットコーティングを施したらアムロの神がかり的な操縦に対応できるようになり、化け物であるジオングと対等に渡り合うなど、ポテンシャルの高さは確かである。

  • アムロ役の古谷徹氏がNHKの『ディープピープル』に出演した際にお台場の実物大ガンダムについて触れ、「あの大きさを見ていれば違う演技ができたのではないか」と語っている。

  • ガンダムの頭の角は白いが、準決定稿までは黄色かった。そのためそれを元にした当時の玩具やLPレコードの表紙などでは黄色い角のガンダムが書かれている。その後のガンダムタイプのほとんどが黄色い角を有しているため*24、ガンダムの角を黄色く塗ってしまうことが時々ある*25*26。THE ORIGIN版は角が黄色なのが外見上の大きな差異。



ゲーム


◇VS.シリーズ
元祖ガンダムだけあって連邦VS.ジオンからExtreme VS.まで、1stガンダム参戦作品では皆勤賞。
連邦VS.ジオン等初期シリーズでは高性能機として猛威を振るったが、
様々な作品から参戦する最近ではコスト・性能ともに抑えられ気味になっており、
原作のように前でガンガン活躍するというよりは、後衛を務めることが圧倒的に多い。
(VS.シリーズでは高コスト機を前衛、低コスト機を後衛とするのが基本)
最新作に至るまでゲームの基本を押さえた射撃・格闘と独自のワンチャン火力を備えた、初心者から玄人まで使える安定感のある機体である。
シリーズを通じて「中盤以降のアムロの反応速度に付いていけないという描写を引きずったのか機動力が低い*27」、「後衛機なのに赤ロック距離が長くない」という弱点を抱えており、これをどうカバーするかがRX-78-2に乗る上でのポイントとなる。

「ガンダムvs.ガンダム NEXT」では射撃・格闘共に高性能かつ扱いやすいことからコスト2000帯では文句無しの最強機体だった。特にチャージ射撃の「ビームライフル【狙撃】」(通称:DQN砲)はストライクフリーダムガンダム涙目の超弾速・高威力で、闇討ち武装として猛威をふるった。
因みにラストシューティング攻撃は存在したが、『残り耐久値が100以下限定』『地走機体じゃないのに地上専用格闘派生でしか出せない』という地獄のような発動条件があった。

EXVSシリーズではDQN砲が没収され、スーパーナパームの狙撃という謎攻撃や、やたら攻撃判定の広いガンダムハンマー振り回しなど実用性よりバラエティに富んだ攻撃方法を持ち合わせていた。
覚醒時のバーストアタックは前述の「ラストシューティング」。
ビームサーベルで真上に打ち上げてから撃ち抜くという攻撃であり、初段にSAがあったりコンボ時間の短さやダメージの高さからそこそこ実用性が高い。
何よりこれでトドメを刺せばとてもカッコいいロマン技である。
一瞬にして頭部と左腕が消えたり即刻戻ったりするが気にしてはいけない
だが良くも悪くも凡庸な性能と作品更新の度に問題になる着地保護の方法などから強機体に数えられた事が無く、DQN砲も三作目のMAXI BOOSTで返してもらったが以前ほどの性能ではなかった。情けない天パの時期である。

更に同作では今までのガンダムに加えてガンダム(Gメカ)という機体が加えられた。
TV版限定*28ということもあり、此方は動きがTV版に近くなっており、更にGブルやGアーマーやガンダム・スカイなどに換装しながら攻撃する。
換装攻撃は命中率は高いが回避力を犠牲にするため、通常のガンダムに比べ荒らし・闇討ちに特化した攻撃的な機体に仕上がっている。
登場当初はその圧倒的な弾幕と滞空性能で多くのプレイヤーから恐れられたが、自衛能力の低さと操作性の悪さが祟ってか評価はいまいち。

しかしEXVS2の中間大型アップデートでコマンドの大幅な見直しが行われ、ハイパーバズーカの移動撃ちなどの有力な新武装が追加された。
…が結局のところ扱いにくい機動力に降りテクなし、環境機に多い強銃口補正or強誘導武装が無いといいとこ2000中堅止まりの性能であった。
ただ決して悪くない性能をしていたため、腕の立つプレイヤーが使えばそれなりの戦果は期待できる。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOSTでは、良くも悪くも凡庸の域を出ず、低コストとはいえ必須事項の多い武装を持たない本機は冷遇されていた。
……のだが、中間アップデートで射撃CSのビームライフル(狙撃)がかつてのDQN砲さながらの性能に強化。白い悪魔の二つ名を体現するかの如く、甘い着地や慣性ジャンプ程度なら空中ですら狙い撃つ圧倒的な性能でチャンスをつかんでいった。
そしてスーパーナパームも爆風範囲が拡大し、無慈悲に延焼スタンを食らわせる天パがそこらかしこに散見された。
だがやはり降りテクの無さからくる自衛力の低さと、悪魔的強さを誇るDQN砲も見られていれば回避されやすいなどの欠点が痛く、環境一歩手前には留まっているがそれでも従来作からは考えられないほどの躍進である。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 OVER BOOSTでは、DQN砲が発生・弾速ともに鈍化するという下方修正を受けたが実感がない程度で収まった。弾速の低下に関しては元から強かった誘導と噛み合うようになったため一概に弱体化されたとは言えない。
今作でまたアシスト攻撃が変わっており、今回はキャノンとタンクの二機同時呼出になった。弾幕量が厚くなったので、ダメージレースで負けず劣らずの性能が出せる。
またスーパーナパームがレバー入れで左右に投げられるようになって、起き攻めが一気に強くなった。
こういった武装面での強化に加えて、エアリアルなどの今作の2000コストの多くにも当てはまるが、元から高かった耐久値が660にまで達し高コスト機体が顔負けするほどタフになったので、元来の自衛の弱さをややゴリ押し気味に克服している。
動画配信者の影響も大きく味方して、今作の初代は使用率・勝率共に環境機クラスの数字を叩き出しており、DQN砲をブッ放す天パが以前にも増して目撃されるようになった。


Gジェネレーションシリーズ
初代だけあって後世やアナザーに比べると基本性能が低くアビリティも乏しい。
しかし武装が優秀でビーム・実弾・格闘と各属性の武器で一定以上の威力と射程を確保している。
特に後の時代ではあまり奇抜な格闘武器を使わないためハイパーハンマーかビームジャベリンまたはその両方を持つこの機体は格闘寄りのパイロットにとっても有用で、グフギャンより使いやすい。
後の時代でもビーム耐性、実弾耐性といった敵の防御アビリティに柔軟に対処できる。
そして何より新型の開発ベースとして重宝するため、繰り返しお世話になるだろう。
新データで始めると大体は最初からガンダムを作ることはできないので、まずはコイツを開発・量産できるようにするのが一つの目標となる。
ドラクエでいうはがねのつるぎといったところ。


戦場の絆
コスト280の機体。
REV.1では近距離戦型・REV.2では射撃型・REV.3以降では格闘型とバージョンアップ毎にカテゴリーが変わっている。
実はこのゲームにおいてのガンダムはそれ程性能が良くなく、不遇だった過去を持つ。

ただし装備の一つ「最終決戦仕様」は本機だけの装備であり、原作と同じようにバズーカを二丁持ち、打ち切ったらビームライフルに装備が変わる。
バズーカを持ってる間は射撃型並の射程を持つ事が出来る。

REV.4以降ではコスト250に下げられ、メイン武装は硬直なし&威力低めのビーム・ライフルA、硬直が大きいが密着時の威力が高いビーム・ライフルB
サブ武装はダウン値の高い頭部バルカン砲、投擲武器のビーム・ジャベリンを持っており、アレックスと違ってまとまったダメージを与える立ち回りが効きやすい。


戦士達の軌跡
アムロ編とセイラ編で使用可能。アムロ搭乗時は一部の性能が微増し、シールドを所持していても両手持ちが可能。
原作通り安定した性能を誇り、他のガンダムタイプと比べても決して見劣りしないハイスペックを持つ。
しかし、本機の真価が発揮されるのはNPCの時であり、味方として登場するカイハヤト編では非常に頼もしい存在になるが、敵として登場するジオン編では一転して硬い・痛い・速いの三拍子を兼ね備えた強敵と化す。
アムロ編「宇宙要塞ア・バオア・クー」をSランクでクリアすることで入手可能。アイナ編の特別ミッション「ハードコア」ではミケルも搭乗する。

アムロ編のラスト2ミッションではマグネット・コーティングされた機体が登場し、「ガンダムMC」と呼ばれて区別される。
基本性能は変わらないが、移動速度と旋回速度が上昇しており、地上の空間適応も3にアップして全ユニット中最高ランクになっている
アムロ搭乗時は引き続き性能のボーナスとシールド所持時の両手持ちが付加される。
最終決戦仕様は登場しないがラスト・シューティングのシーンは描写されており、アムロ編のラストではメインウェポン1にハイパーバズーカが装備されるなど多少なりとも再現されている。
セイラ編「ハードコア」をクリアすることで入手できるが、以降は自操作でノーマルガンダムを使用できなくなってしまう。
キャンペーン限定で生産された特別版『角川書店連合企画 特別編』ではMCの入手後にノーマルガンダムを入手することで、自操作以外のミッションでもノーマルガンダムが使用可能になる*29


◇機動戦士ガンダムバトルオペレーション2
400コスト汎用機。地上宇宙共に出撃できるが適正はない。
ステータスは防御面では気持ち高めだが、適正のなさが災いし足回りが気持ち低め。
選択可能な主兵装が射撃3つ格闘2つと比較的多いのだが、戦場に持ち込めるのはそれぞれ1種類ずつなので組み合わせ等をよく考える必要がある
悪目立ちしがちなのはハイパー・ハンマー持ち。カウンター無効かつ高威力で強よろけ付与なのは良いが、独特のモーションがクソ長く隙だらけな上にFF量産のハイリスク・ハイリターン。
独自モーションなので練習不十分なまま持ち込んでは味方に迷惑をかけるケースが跡を絶たない。
本来は扱いやすい連邦サーベルモーションを強判定で振れるというだけでも強みなのだが、やはりより強烈な個性を求めてしまうということなのか。
なお味方がいない新ルール・ブロールマッチでは高威力広範囲の鉄球を振り回す本機はまさに白い悪魔。
かつては同コスト筆頭という立場にありながら時代の流れには逆らえず、一時は足回り中心に不満の多い機体だった。
しかし主役機故に運営も多少気にかけているのかバランス調整と言う名の性能底上げの頻度が高く、置いていかれては追いつくを繰り返す傾向にある。


◇ガンダム外伝シリーズ
ホワイトベース隊とは別の部隊と量産型MSにスポットを当てた作品群なので基本的に影が薄い。
ジャブローで遭遇するとか、オマケ要素として使用できるようになるとか、その程度である。
一切出てこない時すらある。
しかしそれでは広告的にも押し出しにくいのか、代わりに陸戦型ガンダム2号機以外のガンダムが主役級になっていることが多い。
ジオン視点のストーリーでは、往々にして凶悪な敵キャラクターとして登場し、キャラクターからもプレイヤーからも恐怖の対象とされる。
連邦視点のゲームでも、シミュレーションデータのガンダムと戦える事があり、隠しボス敵な存在で登場し、別のゲームになるほどの強敵である。
ユウ&レイヤー「なんだこれ…」


スーパーロボット大戦シリーズ
旧スパロボではアムロが初加入時の搭乗機として登場する。
既にF91等が正式配備されている設定なので武装が豊富なだけのヘボ機体というのが基本。
乗り換えが出来るならネモやジェガンに乗っていたほうがマシ と言うレベルである。
νガンダムや他のMS乗り換えまでの繋ぎ位にしかならない。

ただしスパロボA辺りから立ち位置が代わってきており、
Gアーマーやフルアーマーと運用できるようになったり、改造段階やパーツスロットが高く伸び代が大きいと言う 使い込めば強い と言う燻し銀的な強みがある機体になっている。
一年戦争が舞台のゲームでは、ゲーム終了まで1軍で戦い抜ける性能にされている事も。

またαやスクランブルコマンダー、30のようにデータ取り用のレストア機やレプリカという設定で登場することもある。
特にスパロボ30は「逆シャア時代のアムロがRX-78のコクピットゴーグルを使用する」「戦闘シーンの動きが昭和スーパーロボットのそれ」ということで妙な個性を発揮していた。
性能的には厳しいところはあるが愛があれば最後まで使えるだろう。

珍しい例ではスパロボOEでケロロ軍曹がガンプラをリアル化させた「リアルPGガンダム」なんて物も。
また、そのOEでは(ラストシューティングの武装演出上のみだが)スパロボでは初めてダブルバズーカが再現された。

ギレンの野望シリーズ
地球連邦軍第1部においては最強クラスの性能で、第2部でも序盤までなら主力となりうる強力な機体。
序盤で作れるのに、ジオンが終盤作れるようになる「ゲルググ」より一回り強く、しかも耐久度が高くてタフ。
一部の作品ではあまりの高性能っぷりに生産制限が掛かってたが、「ジオンの系譜」等ではなんと量産できる。
「ガンダムが量産されれば戦争は終わるよ」

ただし作れるのには条件があり、当然ながらV作戦を実行し、関連機体を全部開発する必要があり、
その間は戦車や戦闘機で凌ぐ必要がある。しかも優秀な艦長であるパオロを犠牲にしなければならない。
もっとも作れるようになったがジオンの最後、連邦軍の白い悪魔の逆襲*30を受ける事になる。
さらにアクシズの脅威V等では開発ターンが縮んでいる、ジオン涙目*31
とは言え初代から上を行く高性能機が登場しているのでこれ1機だけで勝てるほど甘くないのだが。

もし撃墜された場合もコアファイターが作動、パイロットの生存性も高めてくれる。
しかし、余りにも便利すぎたのか近年ではさすがに修正された。よく考えたらかならず作動する脱出装置ってのもおかしい

一応、余談にも書かれている通りコストとかかる時間が膨大な為に開発完了=即大量生産=戦線投入が行いにくくなっており、何故ガンダムが大量生産されなかったのかが納得出来る設定となっている。


GUNDAM 0079 THE WAR FOR EARTH
詳細は記事を見てもらうとして…描写を見るに史上最弱なんてレベルではなく、ガンタンク(の装甲)やザクよりも明らかに性能が劣ってしまっている作品。
あとアムロの凄さが分かる…そんなクソゲーゲーム。


◇SDガンダム スカッドハンマーズ
理論的に言ってガンダム最強の武器であるガンダムハンマーにスポットを当てたゲーム。
本作のガンダムはテム・レイの暴走によりビームサーベルやビームライフルを持っておらず、理論的に言って武器はハンマーのみ。
しかしガンダムハンマーとハイパーハンマーの他にもドリルハンマーマグネハンマーなどビックリドッキリなバリエーションの数々が登場し、
被験者パイロットのアムロの操縦でジオン軍を次々と粉砕していく。

◇GUNDAM EVOLUTION
FPSチームバトルゲームにも当然ながら参戦。
構え撃ち可能な安定性のあるビームライフルと、振り回して鉄球部分だけ分離・射出するガンダムハンマー、ジムやサザビーとは異なりコマンド使用で構えるシールドを持つ。
主力となるのはガンダムハンマーで、ヒットこそ難しいが当たればスタン効果とノックバック付きで追撃が容易に狙える。
Gマニューバはスーパーナパーム投擲&炎上。前方にスーパーナパームを投擲し誘爆させるもので、一定範囲内にいる敵機に炎上ダメージを食らわせる。拠点制圧や狭所での制圧力は全機体中随一で障害物を無視した攻撃は強力だが、一応投擲⇒炎上までにナパーム本体にヒット判定があるので敵機の攻撃で消される可能性はある点に注意。
ユニットスキンにはG3ガンダムや他兄弟機と思しきものが揃っている。


■余談


「RX-78」という型式番号は、当時大河原邦夫氏の愛車でもあったマツダのRX-7が元ネタ。

よく、このガンダムとGMの関係を見て「量産機が試作機より弱いなんてリアルじゃない」*32等と言われることもあるが、この声に応えるかのように下記のような設定や演出がある。
ガンダムは上記にもあるように、元々は「データ収集用の実験機」*33である。
当時の連邦の持てる力の全てを注ぎ込んで「いいか、ザクは目標ではない。MSという兵器の、限界を突き詰めろ、全力でだ」ということでV作戦が始まり、
鹵獲したザクを研究し、「予算・資源・人員」を一切気にせずじゃぶじゃぶ使い、高性能なパーツ*34を厳選して作り上げた結果、
  • シャアがびびるぐらいオーバーキルなビームライフル
  • 戦艦に穴をあける大口径のザクマシンガンを受け付けない装甲
  • なんのオプションもなしに大気圏突入可能
  • 合体分離による形態変化
  • 多彩な手持ち武装
  • 短時間ならバーニアで空飛びながら戦える
等、ザクの常識と領域を完全にぶっちぎった(一部おもちゃ会社の思惑も混じる)贅沢仕様の超兵器が完成したのである。

欠陥も見当たらないので、じゃあこれをそのまま量産すればいいじゃないか、という事になるのだが
「劣勢に追いやられてる軍隊が、急いで敵に勝てる兵器を量産しなくてはいけない」という当時の連邦の勢力事情からすると、ガンダムをそのまま沢山作るのではコストと時間が多大にかかり*35、とても星一号作戦どころでは無い。
しかも一部機構はどう考えても使わない。「分離合体機構」はGファイターを含めてうまく機能したとはいえない*36し、「大気圏突入用装備」なんて常備するものではない。
コアファイター機構にしたって、大勢の一般兵が乗り組む兵器に標準装備するものではない。無慈悲な考えだが、大半が未帰還になったとて、一部の生き残りからデータは採れるのだ。

ちなみにこのガンダムに最初に乗り込んだのはアムロ…ではなく、ジオン軍の捕虜であるアルガという男であった。
「MSのテストをするにはMSを知り尽くしているパイロットでないといけない」という考えのテム・レイがアルガと共に「最強のMSを作ろう」と提案し、二人三脚でガンダムの性能を高めていった。
こうしてアルガの協力の下ガンダムは完成するが、彼は「最強」を目指しつつもやはりジオン兵、自分の息子であるガンダムが仲間を殺していくのを見たくないといい…。
「さらばテム、さらばガンダム、俺の息子よ」という断末魔を残して自決した。

この辺りは「ガンダムマガジン」連載の漫画作品「ガンダム伝説」の第1話「RX-78誕生秘話」にて書かれているが、何分古い漫画なの上に彼の記憶は抹消されたと明記されているので、どこまで公式になっているかは不明である。


そして想定外にも前線で戦う事になったガンダムから得られたデータの分析を元に、上記の余分な機構を省きつつ、かつジオンのMSと渡り合える性能と生産性の確保の末出来上がったのがジムである。

アニメ作中のやられっぷりから雑魚扱いされる事が多いジムだが、近年の設定では、
  • 装甲材の変更と量も減らしたことで防御力はかなり低下したが地球だけでも作れるようになり重量も軽減*37
  • センサー良好
  • ザク程度ならあっさり撃墜できる火力を持つスプレーガン
  • ガンダムと同じ盾
  • 操縦性良好
…とザクどころかドムとも渡り合える良好な機体となっている。
もっとも、後付の後付で粗悪品なジムもいる事になったが、赤いボディに(凸)顔してたらガンダムの血筋だと思って良い。


そんなわけで、現在のガンダムとジムの関係は「高性能な試作機と弱い量産機」ではなく、
「夢の様な実験機と、過剰機能を削り現実的な量産性を獲得した量産機」というものになっている。




追記・修正は大地に立ってからお願いします。

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最終更新:2024年02月17日 11:02

*1 その為シャアは2度目以降の出撃はザクマシンガンではなくザクバズーカを携行していた

*2 正確にはジオン系がモノコック、連邦系がセミモノコック

*3 ジオンの襲撃が無ければジャブローに持ち帰ってるはずだった。

*4 現実にはアメリカのXプレーンや、ソ連のSu-47、日本のX-2(旧称ATD-X)がこれに該当する。Xナンバーの兵器が実戦投入された例としてはコルト社の短縮ライフルXM177などが有名。

*5 資料によってはミデア隊の補給や連邦軍の基地に寄港した際に機体が改修され続けた記述も

*6 流石に制御系が故障して途中でホワイトベースに回収されたが、あの爆発の中でいて機体の原型の殆どを保ってるだけで異常すぎる耐久力である

*7 アムロがエンジン部やコックピットをピンポイントでぶち抜いていることも大きいが

*8 小説版ではビームスプレーガンに代わりジムの主武装になっている。

*9 後年の付け足し設定だが、高熱によって刃の表面がプラズマ化し、電磁力を発生させてビームサーベルを形成するI・フィールドと反発するからとなっている。

*10 Iフィールドである程度は威力が固定されるが、後のガンダムシリーズ劇中のようにその熱量で刀身周辺で断続的に水蒸気爆発が起きて泡だらけになる。

*11 後のGP-01などのコア・ファイターが水平にドッキングする方式は「ホリゾンタル・イン・ザ・ボディ」と呼ばれ、本機の垂直合体方式は「バーティカル・イン・ザ・ボディ」と呼ばれた

*12 ゲイジングバトルベースのサービス終了に伴う措置

*13 ガンダムダブルオーダイバーエース発売に伴う措置

*14 その他は初期シリーズも含めて、金型そのものは維持されている。

*15 初代コレクションシリーズのガンダム。肩の付け根の構造が今の目で見ても非常に独特な形状をしており、上手く組まないと腕が動かなくなる。

*16 MSVプロトタイプガンダム。肩の付け根先輩から新造されており、アンクルアーマーがマジンガーZの口のような形状なのが特徴。

*17 旧1/144Gアーマーの付属品。肩の付け根先輩や足がマジンガーの口とも別造形。

*18 ファーストグレード。本体の造形はいいがビームライフルが異様に薄い。

*19 廃盤となったHG。歴代ガンダムの中でも特に顔の造形がデカい。

*20 HGUC(現在で言う旧版)。歴代1/144でも特に肩幅が広い。

*21 実際にガンプラのパーツ分け技術が応用され、分解・普通のトラックに分散搭載・現地で組み立てが素早く行えるようになってたそうな。

*22 実は機体全身はドックに吊り下げ状態。あの巨体の重量をバランスコントロールする技術はいまだ未完成らしい。

*23 ジム・スナイパーⅡ等。

*24 白い角のみが生えているのはガンダム開発計画の関連機体くらい

*25 佐藤元『爆笑戦士SDガンダム』やそれを原作にしたOVAなど。

*26 SDガンダムにおいて明確にガンダムをモチーフにしたキャラクターで角が白いのはガンドランダーと劉備ガンダムくらい

*27 単純なブーストダッシュ速度はやや低いといった所だが、シリーズが進むにつれビーム・ライフル以外の武装で足を止める、硬直消しテクニックが無い、移動技が無いことなどが足枷になり、相対的な低機動化が進んできている

*28 正確には、一瞬だけ映画にも登場する

*29 アムロ・セイラ編は従来通りガンダムが初期ユニットなので使用できないが、例外としてアムロ編「セイラ出撃」はガンキャノンが初期ユニットなので使用可能。

*30 RX-78より前に作れるプロトガンダムやガンキャノンを量産するユーザーも多いだろうが

*31 但し、地味に性能が下げられている事とジオン側にバランスブレイカーな機体があるのでトントンとも言える。

*32 試作機にあった機能を量産型ではオミットせざるを得なかったりと、リアル兵器でも「量産機が試作機に劣る」というケースはないわけではない

*33 ギレンの野望等ではその側面が大きく描写されている

*34 この選別に漏れたパーツが山盛りあり、V作戦とは別ラインで陸ガンやジムが作られるという後付設定が生まれ、そこから派生機や設定も多数生まれた。

*35 諸説は色々あるが、ガンダム1機=GM20機分とも。

*36 アニメでは頻繁にGパーツとガンダムをバラして合体していたが、上手い運用などできず、強敵が出るとすぐガンダムに戻っていた。劇場版ではGメカが登場しなかったが、支障はまったくなかった。

*37 運動性・機動性に関しては未設定。ジムバリエーションの設定や各作品での描写から逆算すると基本的にはガンダムが上回ると思われる