登録日：2012/05/20 (日) 00:14:15
更新日：2021/10/16 Sat 19:31:35
所要時間：約 3 分で読めます
種族:ダークエルフ(らしい)
タイプ:不明
年齢:不詳
身長:168センチ
体重:49キロ
CV:
緒方恵美
『幻想大陸』と『刻の大地』における主人公の一人。
左利き。
木々や草花などの自然に護られるかのように、森の奥深くで眠っていた人物。
過去の記憶を失っており、「ジェンド」という呼び名は十六夜がつけたものである。
「幻想大陸」では十六夜が「ジェンドの森って所で会ったカラなんだっっ」と言う理由で名付けた。
カイ「森の名がオッペケペだったらどーしてたんだろ」
褐色の肌に尖った耳、
八重歯などの特徴から邪神竜ディアボロスに滅ぼされたダークエルフの生き残りではいかとされ、当人もその情報をほとんど鵜呑みにしており、一族を滅ぼされた恨みを晴らすためにディアボロスの打倒を誓っている。
左頬に十字傷があるなどそこそこ強面であり、たまに子供から怖がられていて、泣き出したものまでいた。
性格も口調も乱暴にして横柄。
一人称こそ「私」だが他人は「貴様」呼ばわり。気に入らないことがあればすぐに暴力的な手段に出る。ほとんどカイ相手のギャグ描写だが、旅先の町の住人を斬りつけたこともあった。
しかも普通に良いことをした、あるいはそのつもりでも、裏目に出てしまっていたり、説明をしないので誤解されることも多い。
根っからの悪いやつというわけではなく、十六夜同様に純粋なのだが、それが悪い方向に働いてしまっていると言ったところか。
おかげでカイからは「なんでもぶっ壊しまくりのとにかくメチャクチャな奴」と言われている。
しかし、十六夜たちとの交流で、ジェンドは少しずつ変わっていく。これは本作の見所の一つなので是非とも自身の目で確かめてもらいたい(途中から十六夜に依存しすぎているような気もするが)。
記憶喪失ながら達人級の
剣の腕を持ち、騎士団長だったカイをも上回る実力を持つ。
さらに驚異的な怪力の持ち主であり、
- 木の幹を肘打ちでへし折る。
- カイの策略により町の怪力コンテストに出場→自身の三倍程の大きさの岩を軽々持ち上げて優勝。その岩をカイに向けて片手で投げ飛ばす。
- ジャンプからの斬りおろしで地面にクレーター。それで発生した衝撃波が周辺の木々を切断。
- カイ(もと聖騎士団部隊長)も実力を認める集団を、アイテムによる暴走状態であるとは言え一人で圧倒。
等々、凄まじい力を発揮。
また、勘が鋭く地獄耳であるためちょっとした悪態にもすぐに反応(大声で耳がキーンとなることも多い)。カイが岩で潰されるのがお約束となっている。
女性の格好をさせられることが何度かあったため、「幻想大陸」の時点で読者のあいだでは「ジェンドの性別は？」という議論が起こっていたが、『刻の大地』の42話で女性であったことが判明し、決着がついた。
実は「幻想大陸」24話にてジェンドが傷の手当をしてる場面で胴部に包帯かさらしを巻いており、そこでちゃんと胸のふくらみを確認出来るため、明言していないが女性と分かる様にはなっている。
着ていた服が女物でなかったとはいえ、本人は男装も性別を隠しているつもりもなく、ただ性格が粗暴すぎるだけで長旅（コミックス5巻分）を共にしていた仲間にすら気づかれなかったのは、性別不詳キャラ数いれど彼女くらいのものであろう。ちなみに十六夜は気付いていたらしい。
ジェンド「貴様ぁー!? 私のドコを見て男と言う!!」
カイ「そーゆートコだ!!」(真剣白刃取りしながら)
◆ダークエルフについて
アニビパオの住人曰く「凶暴で好戦的な種族」、「邪悪な神と契約しエルフや人間にとっておぞましき存在」。
魔法も使うという。
しかし「ディアボロスに戦いを挑んで滅ぼされた」とされているため本当に悪だったのかどうかはいささか疑問なところである。
更に、十六夜に起こされた時のジェンドの手荷物に剣などはあっても
弓は所持しておらず（人間からすると弓を持っているイメージがあるらしい）魔法も使えないため、
そういうところからも世間一般で言われるようなダークエルフ像とジェンドは異なっている。
ただし魔法については記憶が無いから使えないだけという可能性も高く、刻の大地にてアイテムで暴走した時は魔力の暴走、あるいは魔法を使っている。
追記・修正しないと岩が飛んできます
最終更新：2021年10月16日 19:31
