登録日:2011/11/09 Wed 02:52:20
更新日:2025/01/31 Fri 09:27:18
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剣(けん/つるぎ)
剣とは人間が古来より用いた刃を持つ武器。
刀の原型となった刃物である。区別の為、この項目では「剣身に反りを持たない真っ直ぐな」ものとする。
日本の誇る美しき武の芸術品
日本刀もさる事ながら、様々な作品に登場し、
時には主人公が、
時には敵が、己の意志を貫き通す一助となるその刃に、童心を鷲掴みにされなかったアニヲタがいるはずがあろうか。
打ち鳴らす剣撃の極致に、舞い踊る剣閃に、憧憬の念を抱かぬ野郎がいるはずがあろうか。いや無い!
ゲーム、小説などファンタジーにおける主役が命を預け、その人生に随伴するその様は最高レベルの
燃えである。
あのときの感動を思い出しながら、この項目を読んでほしい。
【剣とは】
剣とは古来より神聖なものであり、力の象徴、王権の象徴であり、おそらくは人類史上で初めて人が人を攻撃する為に作られた武器。
……いきなり童心を打ち砕く言葉で申し訳ない。だが聞いていただきたい。
まず、人は他の生物と違い攻撃に使えるような爪や牙、角や毒を持たず、強靭な皮膚や毛皮に守られていない。ゾウなどのような大きさもない。
そのままでは他の動物と戦っても勝ち目があるのは、
ウサギなどの逃げ足や繁殖力に特化した動物に限られた。
故にそれらの代わりとして手を使って物で殴る事を覚え、こうして打撃武器の始祖となる
棍棒が誕生した。
それから人は、より安全でより豊かな生活のために武器を発展させていった。
棍棒で格闘する事の難しい大きな相手を打倒するために、相手の爪牙が届かない位置から攻撃するための武器として
槍が生まれた。
更に槍では威力が足りない大型獣相手や、木や岩などの動かないが硬いものを伐採・加工するために破壊力に特化した武器である
斧が生まれた。
そして斧により新たな素材を得て、更にそれらを複合させる技術を得た事により
弓が生み出された。
このように、古来の武器はその多くが他分野に使われる器具から発展した物である。
槍も弓も、打撃武器の祖たる棍棒等も元来は
狩猟用であり、斧や
ナイフは木材や食品の
加工用である。
だが、剣は大型の獣の一撃を避けられる程に長くできず、斧の様に獣の毛皮や筋肉、木や岩を断つ程の威力はない。
では剣が想定する攻撃対象は何か?
刃は硬い毛皮や鱗は貫けずとも柔らかい肉や筋を断つには十分な威力を持ち、斧や棍棒と違って叩き付けずとも滑らすだけで肉が切れる。
先を尖らせれば槍のように押し付けるだけで肉を貫き、柄に比して長い剣身は有効面を大きくして相手が掴む事を許さない。
刺し傷で仕留められる相手なら槍や斧より小回りが利き、思考して群れで襲ってくる相手には特に強みを活かせる。
『爪や牙や角での攻撃力に乏しい』『毛皮や鱗や筋肉や体の大きさによる防御力に乏しい』『裂傷や刺突傷が有効打となる』『武器を掴む』『群れで人間を襲ってくる』
…そんなモノは生物・無生物問わず人間以外考えられないのだ。
もちろん道具として作られた棍棒や槍、斧もまた誕生直後から人間に対しても武器として用いられてきた。
しかし、これらはいずれも人間との戦闘に用いるには一長一短であった。
棍棒は構造が頑強でそうそう壊されることは無かったが、斬ることも突くこともできないので動く相手に当てづらく威力もあまり期待できない。
槍は「突く」ことで相手の防御を貫くことができ、攻撃範囲やリーチにも優れるがふところに入られると攻撃力に乏しくなり折られてもしまいやすい。
斧は「切り裂く」ことで防御もお構いなしに大打撃を与えられるが、構造の弱さと当てづらさという槍と棍棒の両方の弱点を持っていた。
人類はこれらの欠点を克服しようとし、さらに攻撃力・耐久力・攻撃範囲・攻撃速度といった武器に求められる様々な要素を高いレベルで追求していった。
その結果長く重い一枚の金属板を加工し、長い刃渡りと鋭い切っ先さらに握り手も一体として形成するという発想にたどりつく。
この結果、突くことも斬ることもできることによる高い攻撃力に速い攻撃速度、長い攻撃射程に広い攻撃範囲、そして一体形成による頑強な構造をすべて兼ね備えた武器……
すなわち「剣」が完成したのだ。
剣はシンプルな形状ながら攻撃方法に様々な応用が効き、無限に近い思考・行動パターンを持つ『人間』を打倒する事に特化している。
我ら人間が同種間での戦いを至上目的として生み出した、非常に業が深い武器なのである。
一方で忘れてはならないのは、剣とは人が手にする事ができるものの中では最良の防具でもあるということだろう。
斧や棍棒よりもはるかに素早く正確に振り抜く事ができる形状、斧や槍と違い長い柄というものを持たない頑強な構造。
相手の攻撃を受け止め逸らし切り払い捌く道具としては、他のどの様な形状の武器よりも優れているだろう。
防御の動作がそのまま反撃に直結するという点においては、盾にさえ勝る部分がある。
優れた技量を持って振るわれる剣は敵の攻撃を尽く斬り返し、弓矢でさえも叩き落とし得る。
リーチは決して長くないが敵の攻撃を受け止められる剣は、相手と至近距離での攻防を行うことが前提となっている武器である。
相手をただただ安全に一方的に攻撃してしまいたいなら、まず不意打ちしてしまうのが確実。
可能なら槍や弓を用いて遠距離から攻めればなおいい。
そして十分ダメージを与えられずに近づかれて反撃されそうになったなら、何もかにも放り出して逃げてしまえばそれが一番安全だろう。
不意を衝いて一撃で倒し、しくじったら
逃げるつもりでいるのならあえて剣を使う必要はないのだ。
真正面から向かう相手とその場で斬り結び合う戦いにおいてこそ、攻防に優れた剣の特性は最も発揮される。
剣は
「狩猟」や「殺戮」をするためでなく
「戦闘」するための武器なのである。
そんな剣の性質にもっとも合致していたのが逃げることの許されない戦い……
すなわち守るための戦いであった。
住み慣れたいつもの生活の場、元々戦うべきではない場所。
何かが起きるまで武器を振るわない、最初の一撃は常に許していかなくてはならない。
そして一度何かが有れば、たとえ敵の攻撃に晒されようと、一歩も退かず踏み止まらなくてはいけない。
まずは自分の命を。 そしてその場所、そこに居る人達を守るために ―
そういう状況でこそ攻守に優れた剣の特性は活かされた。
いや、そういう状況を乗り切るための意志が剣という形状に結実したのだろう。
そのためか古来より人々は、剣を神聖で気高いものと考えてきた。
上記の様に権威や力の象徴だったのが良い例だろう。
「アーサー王が石の台座から剣を引き抜き王位を得る」エピソードや、
北欧神話にて「英雄シグルドの父が木に刺さった剣を引き抜いてその力を得る」エピソードが有名なところである。
この二つは西洋の伝承だが、『何かに刺さった剣を引き抜く王者』のモチーフは中央アジアの伝承等にもみられる。
これらから、剣は人間の文化的背景を持っているとも言えよう。
【剣の歴史】
剣が発生した時代である青銅器時代、それを作る冶金技術は神聖な物であった。剣を神聖なものとする考えはここから来ていると考えられている。そのため東西を問わず、高貴な身分を示すシンボルであった。
『剣=西洋』というイメージの人が多いと思われるが、東洋にも中国のジエンを始め両刃の直剣はあった。
日本の神話にも、皇室に今も伝わる神器『草薙の剣』を始めとして、多くの剣が登場する。
事実、埋葬品としての刀剣もポピュラー。
とはいえ日本は早い段階で反りを持つ日本刀へと変遷していったので、長期に渡って普及していた西洋を中心に解説しよう。
まず西洋の剣についてはいくつか誤解がある。
その例の1つとして「
ヨーロッパの剣は
古代ローマ時代から中世盛期まで、次第に長く分厚く大型化していった。これは次第に分厚く重装甲化する防具に対応する為であった。」……と言われるが別にそんなことはなく、現代の説では半分否定されつつある。というのも、古代ローマ時代の段階では、(ローマやペルシャなど一部を除いて)甲冑を纏わない兵士が主戦力であり、特に古代のヨーロッパで使用されていた代表的な剣である、
グラディウスは敵兵の戦意を喪失させるほど、当時の剣としては切れ味が良かったといわれる。
2つ目の例としては「青銅製の剣や8~10世紀における剣は、古くは
鈍器のような代物だったといわれ、当時は技術が未成熟だった為に、刃の硬さと軽さを両立できなかったからである。」という説である。この説も現代では否定されており、当時のヨーロッパの剣は
斬擊重視のために幅広だが薄い剣身をもっており、
敢えて薄くすることで、弾力性を持たせ、斬りつけた際にしならせることで、むしろ耐久性を向上させる意味合いがあったのではないかという説に移り変わっている。
ちなみに、ヨーロッパ世界における剣は、古代はもちろんのこと、中世になっても、
貴族や富裕層しか持てないほどの高級品という扱いが長かった。特に中世前期では、
例え金持ちであっても、先祖代々にわたって受け継がれるほどの貴重品として扱われる事が多かった。そのような理由から、
もし鈍器のような使い方をしようものならあっという間に消耗してしまうので、当時の剣は
鎧に覆われていない部位を狙って斬りつけたと考えられている。
ヨーロッパの兵士たちと言えば「鋼鉄の甲冑でその身をガチガチに固めている者が多い」というイメージが強い。
しかし、当時の甲冑もまた剣と同様に高級品には違いなく、基本的に甲冑を着れたのは「少数の特権階級」のみに限られており、身に付けていても下半身や手などは無防備状態ということは珍しくなかった。そして多くの兵士は普段着と変わらない格好で戦い防具は盾のみだったのは当たり前だったのである。
このように剣や甲冑が貴族や金持ちしか手に入れないような高級品だったのは、技術的な理由もあるが、何よりそれ以前に存在していたローマ帝国が崩壊してしまったことで、それまで整備されていた物流路が機能不全に近い状態となり、原料となる鉄鉱石が採掘はできても、必要な場所へ運べず、結果的に入手が困難になってしまったためである。
(それでも、時代が下るにつれ物流路が海路から徐々に復興してくると剣(と甲冑)は、まだまだ高級品には違いなかったとはいえ、一般人にも普及するようになっていく。)
13世紀ごろから剣は細長くなり、鍔も相手の剣を受け止めることができるほど大型化する。この時期の剣の使い方としては、鎧や盾ごと相手を殴り付けることだったが、巨人がこん棒を振り回すがごとく闇雲にやればいいわけではなく、相手の隙にあわせてタイミング良く殴ることが重要だったとされ、当時の戦士たちの剣術は意外と精密かつ高度だったといわれる。それで致命傷を与えるのは難しかったが相手の心を折って降伏させることが可能だったらしい。
また後のルネサンス期に流行する大型剣の原形が現れだしたのはこの時期からとされる。この大型剣は両手で使うことから
Two handed sword(両手剣)と呼ばれ
流行こそしたものの、刀剣類と
長柄武器の性質を持つ特殊な武器であったことと、制作費用が高かったことから、扱いには体力だけではなく、従来の刀剣類よりも高度な
テクニックと財力が要求されたため、一部の専門兵士しか扱えず、片手剣のニーズを奪うことはなかった。
15世紀のルネサンス期になると、細く頑丈で鋭い剣が作られ始める。
錬金術研究が流行した副産物として冶金や金属加工技術が発展した為であった。
そして16世紀には既に大型剣は廃れ、イタリアとスペインで誕生した
Rapierなどフェンシングの剣にみられる様な細剣にシフトしていくのである。
尤も細剣は大型剣や槍などに代わる優秀な武器として取って代わったというよりは、
相手を殺さず生け捕って身代金を取りたいという戦文化への転換・護身用に持ち運びが便利且つ持ち運びに便利な長さの関係で使い勝手が良好・個人間における
決闘文化などの影響が大きい。
また、船内など狭い所で持ち運んだり運用したり乱戦になることが多い海戦などについては元々槍などはあまり活用されておらず、
雷菅などの発明により、完全に銃社会になるまでは細剣台頭前後も通常の剣が戦場でよく運用されていたりもする。
その他に王や
貴族が狩りに使うハンティング・ソードや、護身用にベッドの枕元に吊るしておくピロー・ソードという物もあった。
では他の地域…例えば中国では時代や地域にもよるが、騎馬民族との交流から2~3世紀までには、軍用の刀剣の主流は剣から刀に移り変わっていったが、軍から払い下ろされた剣は文官や民間人の護身用として近代まで活用されていた。これは洋の東西を問わず、古代から近世までの長い間、町の外や裏通りには、盗賊や猛獣、殺人鬼などが徘徊していて危険がいっぱいだったからというのが大きい。(というよりも現代日本が世界的に見ても異常に治安が良いだけで、現代でも危ない所は危ない。)
日本においては剣は古代には用いられていたものの、大陸の中国の影響からすぐに刀に切り替わっているが、中国とは異なり、剣は宗教的な祭器としての用途に限定され、戦争の道具どころか平時の護身という実用の立場から完全に退いている。ちなみに「刀が主要武器として流行ったのは江戸時代において銃や弓や槍など主要な武器があらかた規制され、更に刀の長さにまで規制が入ったことが大きい」といった感じの解説をされることが多いが、これは「戦乱期における戦時」に限定された話を「安定期の平時」という、本来であれば、単純比較すべきではない事例・条件を無理やり当てはめたモノであり、主要武器なる言葉も場面によって変わるため一概にいえないことに注意すべきである。
ともかく西洋では17~18世紀辺りから徐々に銃やその他兵器が既存の武器を排他していき、剣もその煽りを受けて次第に実戦装備として見かけることは無くなっていき、やがて高貴な身分の象徴となっていった。中には柄に金メッキや
宝石などの豪華な装飾が施された物も作られた。
現在では、ドレス・ソードと呼ばれる軍人が式典などで身に着けるアクセサリーとして用いられるのが主である。
ちなみに
銃剣なんて存在もあるが、あっちは分類的に短剣(刃の部分)か槍(長さや扱い方的に)の方に近い。
他にも携帯性や活用策などの面からも剣を持つぐらいなら短剣や軍用
スコップ持っとけ…みたいな感じの扱いになっていき、再び儀礼用や収集品的な扱いに回帰していった。
【剣の構造と種類】
剣は大きく分けて、
剣身:Blade
柄:Hilt
の二つの部分から成る。
最初は剣身と柄が一体形成だったが、その後別々になった物が作られるようになった。
剣身は敵を攻撃する刃の部分で、
切先:Point
刃先:Cutting Edge
中間部:Middle Section
等々に分けられる。
柄は持ち手周辺を指し
握り:Grip
鍔:Guard
柄頭:Pommel
に分かれる。
更に西欧剣に見られる、ナックルガード(護拳)等がつけられた複雑な形状の柄を『スウェプト・ヒルト』と呼ぶ。
サーベルやカットラスがいい例。
部分による呼び方は全て解説するとそれだけで項目が出来てしまうのでここでは一部だけを紹介している。
基本的に剣身の形状や全体的な使用法で細かく分類される。
まず片手持ちか両手持ちかで、片手剣と両手剣、俗に言うトゥ・ハンデッド・ソードに分かれる。
古今東西、刀剣類は片手で使うのが標準であり、日本刀のような両手使うことを主眼にしたモノはイレギュラーである。
……とまではいかないが、まあ両手持ちの刀剣は少数派なのだ。
刀剣類は「斬る」「突く」「薙ぐ」といった使い方をするが、基本的に片手剣は「斬る」、両手剣は「薙ぐ」(振り下ろしを含む)使い方をする。
反りの無い直剣は刀と比べて「突く」ことの方か得意であり、それ程切断に向いていないのは確かだが、それでもほとんどの剣の使い手は「斬る」(或いは鈍器のように打つ)ことを重点においていた。というのも人間は戦闘による緊張感にさらされたり、喧嘩でカッとなって興奮状態になったりすると本能的に「突く」という行為が難しくなるのが大きな理由だ。また「突く」攻撃は「斬る」攻撃に比べて相手を絶命させやすいが、相手の攻撃行動を止める力に欠けているという特性があった。例えば後述のレイピアを使用した決闘では相討ちになりやすかったといわれる。
「突く」片手剣は古代ローマの歩兵用短剣で
盾とともに用いた
Gladius(剣闘士が用いた事から英語のグラディエーターの語源となった)を別とすればその時代の剣の標準からやや外れたものが多く、具体例として
レイピアなど決闘用に特化していった細剣や、中央ヨーロッパで使われた鎖帷子も貫くパラスク等がある。
ブロードソードは「ブロード=幅広」であることからゲーム等では両手剣扱いされることもあるが、
実際は幅が広いだけの片手剣である。
変わり種としてはインドのマラーター王国で使われたガントレットと一体化したような形状のPataがある。こちらは斬撃用である。
最も扱いやすく、多く使われたであろう片手剣は、おそらく
ショートソードであろう。だがこの剣には、
明確な定義はなく、時代によっては
剣みたいなデカイナイフとしてみられていたりする。
剣の種別が細かく分かれる
ゲームでは「短剣(普通のナイフサイズ)」「長剣(ロングソードサイズ)」の間のショートソードサイズの剣を「小剣」という造語で呼ぶことがある。
そのショートソードと双璧となるのが、
ロングソードである。だが、この剣もショートソード同様
明確な定義はなく、さらに文脈でその意味を変えるややこしい「単語」でもある。
昔は歩兵用のショートソード、騎兵用のロングソードと分類され、ホースマンズ・ソードと呼ばれることもあった。しかしこのような分類はかなり後世の人々が創作した架空のものであり、当時はよほど特徴がない限り、単に
ソードと呼ばれていたことが判明している。。
現代ではロングソードという単語は、後述の『バスタードソードの別名だったのではないか?』という説が有力視されており、今までロングソードとされてきた剣は、
アーミングソードまたは
ナイトリーソードという便宜的な分類を受けている。
ここまでは片手剣である。
では、両手剣についてだが、ドイツのランツクネヒトが使用した
Zweihanderやスコットランドの
クレイモアが有名だろう。その大きさと重さで敵を薙ぎ払い叩き伏せるイメージの強い、いわゆる
大剣というヤツらである。ただし、
「ただの筋肉バカ」が扱える武器ではなく、その実態は『高い技術を要するテクニシャン向けの得物』であるのは先述したとおりである。初動が遅いことを考慮して回すように振るうことで、動きが止まるのを避け、使用後に動きが止まりやすい突きや振り下ろしは極力行わず、体力の消費を避けるため、いかに振りをコンパクトにするかに気を使ったといわれる。
柄を含めた全長が
2.8メートルとかいう馬鹿げた逸品(
誉め言葉)もあったらしいが、実用的なものは全長約150cm程度が限界だったらしい。
クレイモアは両手剣には珍しい「斬る」剣である。現在は同名のえげつない対人指向性地雷が存在する。
なおゲームや
漫画にて「破壊者の剣」の名目で
バスタードソードが出てくることがあるが、このバスタードは「混血」といった意味なので間違いである。
本来の
バスタードソードは片手剣と両手剣の性質を合わせ持つ「ハイブリッド・ソード」の意味。
さて、ここまで長々と語ったが、剣が我らアニヲタのみならず、多くの野郎共の心を奮わせる燃えであることは既知の事実である。
だが伝説で、あるいは人類の長くて浅い歴史の中で、幾多の英雄が戦い、また幾多の凶刃が振るわれたことを、我々は忘れてはならない。
忘るることなかれ
剣の歴史は、人の“業”そのものだということを
【剣は実用性が低いロマン武器?】
純粋な武器としてみればリーチ面で槍などの
ポールウェポン(長柄武器)に劣り、しかも刃の部分が多い為に生産に大量の金属を必要とする。
その為に接近戦を強いられ、更に金属を多く使う事で重くなるので技量の乏しい者同士の戦いだとどうしても不利になってしまう。
金属部分が多いという事は錆び等の劣化防止の為の手入れもこまめに行わなければならず手入れ自体の時間もそれなりにかかるという事である。
コストの高く、習熟と整備にも手間のかかる武器というのが剣の紛れもない実態である。剣が権力者のステータスだったり装飾を施されて儀礼用の武器扱いされるのもやむ負えなかったのかもしれない。
ならば剣は実用性の乏しい武器に過ぎないのか?
…実はNOだったりする。
まず槍などのリーチの長い武器は開けた戦場で号令と共に使われた時に尤も効果を発揮する。
建物内など狭く入り組んだり敵味方が入り混じる場所では、障害物や味方に当たってしまうデメリットから効果を発揮しづらいのだ。
半面、剣なら(当然大きさにもよるが)小回りが利くのでこういう状況にも対処できるのである。
更に不意打ちやとっさに武器を構えなければならない時、
斧や槍は先端の覆いを取る、或いは刃の剥き出しのまま立てかけてあるのを取って先端部分を向けなければ武器として効果を発揮しない。
これに対して剣の場合は鞘に納めれば安全なので腰に差して所持したり、手元に気軽に置いておける。敵の襲撃時も鞘から引き抜くだけで武器として機能する。また槍などを持っているときに予備の武器として持つことも可能である。
実在の武芸者である
宮本武蔵が書き残した武芸書、五輪の書には「単純な強さでは槍や薙刀のほうが刀より強いが携帯性や利便性を考慮すれば刀が勝る状況も多い」「自分が槍で相手が刀だからと言って油断するな。状況次第では有利不利はひっくり返る」というようなことが書かれている。また見逃されがちな点として、斧やメイスと比べて重量が柄の方に偏っているため、それらの武器と比較して初動を早めやすく、咄嗟の際の対応がしやすいというメリットもある。
次に象徴や威圧効果。
上記の通り剣を使う=財力と技量に優れるという意味合いを持つ。
この上記の有効性自体は木の枝を手頃な長さと太さに加工した棒切れでもある程度発揮できてしまえる事である(しかも手入れがほとんどいらない上に軽くて安価で済む)。
…しかし待って欲しい。
ただの棒切れを持っている者と剣を持っている者、一見だけならどちらが強そうに見えるだろうか?
剣を持つという事は一般人ではなく「戦闘の従事する者」という事を内外に示す意味合いをもつのだ。
そのためかヨーロッパでは、紳士のステータスシンボルとして所持することが一般的だった時代もあった。
そもそも論として「剣などの武器は基本的に戦場で使うモノである」という大前提そのものが誤りである。
剣が武器として使用されていた時代は我々が生きている近現代からすれば「無法同然の世界」であり、警察も法も今の日本と比べて全く頼りにならなかったので、たとえ民間人でも武器を所持する必要性があった。そのなかでも剣は上記の特性から、強盗や山賊、喧嘩の凶器としても多用される武器であったのと同時に、護身用ないし治安維持のため、特権階級でない僧侶や農民などあらゆる立場の民間人が剣を携帯所持していた。そのため戦場よりも日常で偶発的に発生することがある(ならず者との)戦闘や喧嘩で有効だった。
……という社会背景はあまり、というかほぼ無視されがちである。剣という武器が、弓矢などの飛び道具や槍を代表とする長柄武器と比較して、間合いや威力が大きく劣るにも関わらず、特別視されていたのはこのためで、携帯性や即応性に劣る弓矢や長柄武器の苦手分野でもあった。主人公の武器が刀剣類がメインなのも、そのモチーフとなった作品が戦場ではなく日常の延長だからである。
……話が逸れてしまったが、要するに剣は特化こそしていないが使い勝手が良くトータルバランスに優れた武器なのだ。
上記を試みれば
ファンタジー系小説で冒険者がメインウエポンとして用いるのも納得できるだろう。
【以下、有名な剣や登場作品等】
†正義の剣/
ギリシャ神話
ゼウスとテミスの次女であるディケー(別名:星乙女アストライアー)が振るう神器。
ギリシャ神話における
正規の神罰の執行手段であり、所有者の地力も重なって振るわれた際にはオリンポス十二神級の
神を一撃の下に打ち倒し、人間の国の一つ二つなど簡単に滅ぼす破壊力と神罰として目標の運命を決定する事が出来ると言う
ギリシャ神話の中でも規格外の力を誇る。
所有者のディケーが心優しく穏健な性格の持ち主であるが故に、対を成す神器<正義の天秤>で目標の善悪を分析し、ゼウス、テミス、ディケーが分析結果を基に相談した上で振るわれるので、理不尽に振われる事は無いので神話ではあまり目立たないが、本気で振るわれた際の恐ろしさは
雷霆に並ぶ。
†エクスカリバー/アーサー王伝説、ゲーム等
言わずと知れた聖剣の代表格。実はアーサー王が手にする以前には人を惑わして裏切りを働かせたりしていたという話が一部ではあるらしい。
両刃の豪奢なロングソード、所謂「ナイトソード」系で描かれる事が多いが、舞台と時代的には肉厚片刃のサクスやファルシオン系の剣ではないかとも言われる。
西洋ですら両刃で描かれているのが基本なのは広まった時の宗教的事情がごにょごにょだとか。
アーサー王伝説そのものが元来はケルト神話の
モブキャラと実話を混ぜたり、語り手の創作意欲が湧いたりして発展していったものと言われているので、
エクスカリバーも他所の神話からパクったものだと言われている…最初の頃は無かったとも言われているが、神話が各地に広がり始めた頃には既に登場している(元ネタとしてはケルト神話とも他の神話からとも言われている)。
「持つ者は一切傷を負わない」という能力が備わっているが、特殊な能力を持つ剣には珍しく
能力は鞘の方に宿っている
。
エクスキャリバー、エスカリボルグ、
カリバーン、カレトヴルッフetc……と別名が多いが、全て"エクスカリバー"を
ドイツ語など別々の言語で表記したもの。
これはアーサー王伝説は時代と地域別の世情によって大きく話が変わったり言葉の違いによる表記揺れが激しいため。
なお「アーサー王の剣」である事は間違いないが、同じくもう一つのアーサー王の剣"カリバーン"と混同されている事が多く、
資料によって湖の乙女から貰った剣であったり石から引き抜いた剣であったりとはっきりしない。
†デュランダル/ローランの詩、ゲーム等
名将ローランの愛用した剣。
キリスト教の偉人の聖遺物が数多く収められた特級の聖剣でもある。
どこぞの議長で知ってる人もいるだろう。
やたら頑丈。
†グラム/北欧神話、他
北欧神話の英雄親子二代に渡って使われたドラゴン・スレイヤー。
引き抜かれたり、砕けて打ち直されたりと逸話が似通っている為にエクスカリバーの元ではないかとも言われる。
槍ではない。
†バルムンク/ニーベルンゲンの歌、他
ドイツの英雄叙事詩
ニーベルンゲンの歌に語られる英雄ジークフリートの所持する名剣。
小人のニーベルンゲン族から手に入れた。物語のパターンが非常に多いため全てではないが原典を同じくする
グラムと同様に竜殺しを成し遂げた至高の剣とされる。
だが持ち主が悉く殺されるなりして死んだいるためかなり厄介な魔剣でもあるのかもしれない。
†Flamberge/シャルルマーニュ伝説、ゲーム他
名前は「炎」を意味するフランス語「フランボワン」に由来。
その名の通り剣身が炎の様に波打っている剣の総称。見た目は美しいが、揺らめく刃が傷を押し広げる機能を持つ残酷な剣。
ただしその分製造は難しいし、プレートアーマーのような板金鎧系には利かない、同じクラスの普通の剣と打ち合うと形状の分、力が変に掛かって折れ易いなどの弱点もある。
伝説にもなっているがドイツのフランベルクなど実在もしている。それと両手剣・片手剣・その中でも細身の剣やら色々ある。
明の時代に開発された長柄武器の
蛇矛も同様の用途を持つ。
なお「フランベルジェ」は誤り。
†クルタナ/英国王室
イギリス王室に伝わる王権の象徴。切っ先が無く、他者を傷つけない誇り高き慈悲の剣。
革命で一度失われており、現在在るのは打ち直されたもの。
†天叢雲剣/日本神話
日本神話を代表する神剣にして
三種の神器の一つ。
他に「
都牟刈大刀」「
都牟羽大刀」「
八重垣剣」など別表記も多い。
須佐之男命が魔獣・
八岐大蛇を討ち取り、尻尾をぶった切ったところ中に入っていた。
因みに須佐之男命は発見こそしたものの、自分ではほとんど使っていない。
後に
ヤマトタケルノミコトの武器となり、
草薙剣の名前が与えられた。
現在の所在地は2ヶ所。つまりどちらが本物なのかはっきりしていない。更に言うと何度か紛失・喪失と再発見・レプリカ製造を繰り返しているため、
現存する(とされる)天叢雲剣が神代から伝わったオリジナルであるかは不明。
なお、神道ではこういった神器について、たとえそれがレプリカでも本物から内包している神を移せば『本物』になるとの立場が取られることも多い。
その点で言えば現存するとされる天叢雲剣はまぎれもなく『本物』なのだ。
†ロトの剣/
ロト三部作
古の時代に
勇者ロトが扱っていたとされる伝説の剣。
その斬れ味は
竜王ですら倒すほど。
同じ材質の剣を
ゾーマは3年もかけて破壊したが(リメイク版の追加台詞)、原材料を用意したらあっさり似た様な剣を製造された。大変でしたね…無駄な苦労をして。
†マスターソード/ゼルダの伝説
お馴染み、悪しき者は決して触れぬ退魔の剣。
また
持ち主を試す剣でもあり、マスターソードが認めない場合には眠りに尽かされて少し老けさせたり、覚醒状態を常時維持できなかったりする。
体力満タン時には
ソードビームが出るという飛び道具も兼ねている凄い剣。
だが高頻度で「マスターソードよりも威力が高い剣がやり込み要素として用意されている」という少し不遇な立場でもある。
最近はバンダイから2万円で買えるようになった。
その他に「達人の剣」というニュアンスで
ファイアーエムブレムシリーズにも登場したことがある。
†フレイムソード/
ロックマン8
炎を纏った剣で攻撃する、ソードマンの特殊武器。茨や茂み等の特定のオブジェクトを燃やす事が出来る。
†ドリームソード/
ロックマンエグゼシリーズ
多くのタイトルに登場する巨大ソード攻撃で、複数のバトルチップを組み合わせて発動する「プログラムアドバンス」の代名詞。
初登場は「2」からだが、モデルになったのは初代の
ラスボス「ドリームウイルス」のソード攻撃。
†バリアブルソード/ロックマンエグゼシリーズ
使用から0.8秒以内に特殊なコマンド入力をすることで様々な派生を行う、変幻自在のテクニカルソード。プレイヤーの腕前に応えるバトルチップ。
†アイスソード/
ロマンシング サ・ガ
このゲームに登場するある聖戦士が30000金はたいて購入したねんがんの名剣。作中でもある魔物に恐れられるほどの業物。
なのだが数多くのプレイヤーに狙われた結果、「な なにをする きさまらー!」という断末魔を木霊させまくった、ある種のネタ武器でもある。
†ドラゴンころし/
ベルセルク
主人公
ガッツが愛用する、ブ厚くて鈍重すぎる鉄塊。
鎧も怪物も石壁も関係なく斬り伏せる
巨大剣。こんなもん振れるか。
一応材質上は普通の金属剣だが、人外の魔物を斬り過ぎたせいでゴッドハンドなどその手の霊的存在も斬れる様になってしまったある意味変わり種な部分も持つ。
†ストームブリンガー/
Eternal Champion(永遠の戦士)
主人公エルリックが混沌の神から与えられた意識ある魔剣。5フィートほどの長さの大剣。
殺した生物の魂を喰らい、持ち主の力に変える能力を持つ。虚弱体質のエルリックが大剣を武器に過酷な旅ができるのはこれが理由。
性格は邪悪極まりなく、敵はもちろん隙あらばエルリックを裏切り味方まで殺す。海に捨てても戻ってくるなどまさしく呪われた魔剣。
名前に「ストーム」とついてはいるが
風属性ではなく、呼ぶのは嵐のような大騒乱である。
†贄殿遮那/
灼眼のシャナ
主人公兼ヒロインのシャナが愛用する大太刀。本人の名前に由来ともなった。
自在法を含めたあらゆる力の干渉を受け付けないためどんな相手であっても純粋な近接戦闘に持ち込むことが可能。
さらに決して壊れないチート仕様で持ち手の力・技量が高ければ高いほどほど強く成りうる「強者のための刀」。
元ネタは
毘盧遮那仏、つまり太陽神・大日如来。
†グラットンソード/
FINAL FANTASY ⅩⅠ
FFXIに登場する七罪武器の1つ。
一級廃人の証で、手に入れるとうらやましがられて尊敬され「グラットンすごいですね」と言われる。
尖った部分が多くあの部分で敵に致命的な致命傷を与えられるし、隔が長いから遠くの敵にも届く。
色も黒っぽいのでダークパワーが宿ってそうで強い。
ちなみにダークパワーっぽいのは
ナイトが持つと光と闇が両方そなわり最強に見えるが、
暗黒が持つと逆に頭がおかしくなって死ぬ。
とある謙虚なナイトにより、その凄さを猛烈にアッピルされた。
†カシナートの剣/
Wizardryシリーズ
名工カシナートによる剣。
原題は「Blade Cusinart」で訳は合っているように見えるが実は誤訳。
カシナートとはミキサーを作っている会社で、そのミキサーのブレードなので「剣ではなく刃」なのである。
シナリオ4(ワードナの逆襲)ではこのことを知っていないと解けないギミックが存在する。
†レーザーブレード/宇宙刑事シリーズ
宇宙刑事が使う最強の剣。後続の特撮にも大きな影響を与えた。
【剣がモチーフのキャラクター】
†建御雷神/日本神話
日本神話における、雷と剣と戦いの神。
神剣・
天之尾羽張の霊力と
カグツチの血から生まれるというあまりに殺伐とした生まれのお方。
SUMOの最中に腕を剣に変えたり、剣の切っ先の上で空中浮遊したり、自身の分身である
布都御魂剣を与えて東征軍の
デバフを解除したりと逸話も剣尽くし。
†ハチサーベル/仮面ライダーV3
漫画版に登場。片腕がレイピアになっているハチの怪人。
†ギルガルド/
ポケットモンスター
XYから登場した、剣と盾を組み合わせたような姿をしたポケモン。見た目通りに、「せいなるつるぎ」をはじめとした斬撃モチーフの技を多く覚える。
盾も飾りではなく相手の攻撃技を無効化し、接触技を受けると相手の攻撃力を2段階(後に下方修正され1段階に)下げる専用技、「キングシールド」を覚えることができる。
†ザシアン/ポケットモンスター
剣盾から登場した、でんせつのポケモン。狼が剣を咥えたような見た目。
物語の舞台に合わせて、恐らくエクスカリバーをモチーフにしたと思われるポケモン。「剣の王」「妖精王の剣」とも評される。
「くちたけん」を得てフォルムチェンジし、ダイマックスポケモンすら一刀両断する「きょじゅうざん」が得意技。
特性も「ふとうのつるぎ」と剣尽くしである。これは初登場時、自分にこうげきを1.5倍のバフをかけるという単純強力な効果を持つ。
†エクスカリバー/
半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!
とがった頭を振り回して「エクスカリバる」ことで相手を真っ二つにし、「マサムネる」と敵陣を十文字に切り裂く、エッグモンスター。
自分を使ってくれる勇者がいないことを嘆いているが、一度見ればそれも納得いく。
追記・修正は心に剣を携えながらお願いします。
- RPGで剣が主人公の武器として最適だといわれるのは「理性」の象徴といわれ「邪・魔」を切り裂き断つからといわれている。 -- 名無しさん (2013-10-21 11:04:48)
- おい!ドンパッチソードwwwwww -- 名無しさん (2013-10-21 13:11:06)
- ( 0w0)ウェーイ -- 名無しさん (2014-02-07 21:10:55)
- 平成仮面ライダーではクウガタイタンのタイタンソードが初。 -- 名無しさん (2014-10-31 23:59:32)
- いいよね。ファンタジーの王道! -- 名無しさん (2015-01-25 19:35:39)
- 特殊能力が強いとかはいいんだけど、攻撃力でまで斧を超えたりするのは解せぬ -- 名無しさん (2015-05-18 14:37:01)
- ギルガルド -- 名無しさん (2015-05-18 14:54:49)
- ジェナス・ディラのアブソリュートソードはヤバすぎる。なんたってリミッター解除して地面に突き刺すだけでクソでかい地割れ起こせるんだから、 -- 名無しさん (2015-05-18 15:03:54)
- ハンドル剣を初めて見たときは笑った -- 名無しさん (2015-11-09 21:48:59)
- 剣なのに変なビ-ムとか斬撃とか出てくると一気に萎える。 -- 名無しさん (2016-06-17 06:07:00)
- 剣は人気がある主人公属性という割に、ポルポルのチャリオッツは弱いとかしょぼいとかディスられる件 -- 名無しさん (2016-06-17 07:41:17)
- 大体は主人公の標準装備。差別化?の為か二刀流だったり大剣のキャラもいるけど -- 名無しさん (2016-06-17 10:04:10)
- 斬撃は許してやれよ剣なんだから ビームはあれだけど -- 名無しさん (2016-08-06 20:17:34)
- 近代火器の存在する現代劇に出てくると子供だましになるんだよな・・・撃たれるリスクが増えるうえに相手を切り裂いて殺す得物とか効率無視のバトルジャンキー御用達のようにしか思えん -- 名無しさん (2016-08-31 12:16:18)
- 70年代辺りの特撮作品に出てくる剣は、ショッカー戦闘員の剣みたいな細剣タイプが多かったな。当時の日本では、剣というと細剣というイメージがあったのか? -- 名無しさん (2016-08-31 22:17:30)
- スーパー戦隊シリーズでは、レッドの武器としても印象深い。 -- 名無しさん (2016-08-31 22:19:16)
- ひとくいサーベルは反りのある剣だから、この項目には当てはまらないんじゃないか? -- 名無しさん (2016-08-31 23:02:04)
- 草薙剣がないとは… -- 名無しさん (2016-08-31 23:37:08)
- 両手剣は「大振りに薙ぐ」よりも、敵の動きに合わせて手首等の小さな動きで「置く」みたいな動きが多い気がする -- 名無しさん (2016-09-14 14:57:50)
- 人が、人を殺すために!? -- 名無しさん (2017-05-10 22:36:24)
- 「比較的向いてない」ってだけで斬れ味自体は相当あるよな -- 名無しさん (2017-05-14 21:59:46)
- 戦隊の1号ロボの武器も剣がメインだよね -- 名無しさん (2017-10-07 13:22:29)
- 神剣モナドとかいうゲームにおいておそらく最強であろう剣 -- 名無しさん (2017-10-25 13:12:07)
- 逆に言うと工具として使えない、人間以外の相手との闘いならナイフや棍棒以上の利益もない無能枠なのでは? -- 名無しさん (2017-12-19 16:56:36)
- ↑いやその理屈はおかしい -- 名無しさん (2018-02-14 18:56:34)
- ↑2ナイフも短“剣”ダルォッ!! -- 名無しさん (2018-04-05 21:51:55)
- カッコいい文章とページだのう -- 名無しさん (2018-06-18 20:38:30)
- 聖遺物が柄に納められているという超絶おいしい設定を持ってるくせに今ひとつ活躍の場に乏しいデュランダル。本来なら光属性最上級装備としてもっと色んな媒体に出てもいいはずなんだけど… -- 名無しさん (2018-06-25 12:26:13)
- サガフロンティアの40連携『ミリオンスライスープロケット(中略)塔三龍羅刹十字散水』要は『剣』 -- 名無しさん (2018-07-18 17:41:52)
- 実はドラゴンボール世界において最強の武器。気円斬が有名だが、悟空がやられた魔物を一刀両断したヤジロベーや効かなかったのではなく「受け止められた」トランクスの剣など、あの世界において斬撃は防御不可の属性を付けられている様だ -- 名無しさん (2018-08-07 10:53:20)
- 初期装備と言えばロングソード -- アレックス (2018-08-15 02:36:12)
- デュランダルの扱いの悪さは、要するに「頑丈だからなんだってんだよ」という「伝説の武器なら剣としてすごいのは当たり前。特殊能力見せろオラァ!」という天才の苦悩みたいなもんだろう。伝説の剣だって割とそこらで折れていたりするから、折れないこともすごいことではあるんだが、その描写がされた背景も別にかっこいいシーンとかでもないし。聖遺物も伝説を下地にした作品ならともかく、壊れない特性を下地にした別モンだと全く活かせない死に設定だしな。 -- 名無しさん (2018-10-17 13:57:53)
- 有名な剣のところの最後www間違ってないけどさwww -- 名無しさん (2019-03-16 23:56:56)
- すいません、ダン・オブ・サーズデイ(巨大ロボ)は剣がモチーフのキャラクターに入りますでしょうか -- 名無しさん (2019-04-25 19:52:14)
- 剣を「人殺し特化の武器」として考えるとベルセルクのドラゴン殺しが結構面白い感じに見えてくるな。アレはもう剣である意味あんのかという鉄塊だけどぶった斬っている使徒は結局はただの人間に過ぎないという証明のようで -- 名無しさん (2020-07-05 23:22:54)
- コブラのソード人は? -- 名無しさん (2020-08-14 16:05:40)
- インテリジェンスソードの項目に記載されていますよ -- 名無しさん (2020-08-14 19:57:54)
- 「オレは最強の剣士だぜ…(ドヤァ)」的なことを言っている人は大抵強くない。 -- 名無しさん (2020-12-18 20:00:33)
- ↑幻魔界最高の剣士さんは冗談抜きで強かったな… -- 名無しさん (2020-12-18 21:57:59)
- ↑26ジャック・チャーチル「一理ない」 -- 名無しさん (2021-02-19 21:21:45)
- 個別武器項目でレイピアはまだなかったのね… -- 名無しさん (2021-07-16 19:06:07)
- 体は剣で出来ている -- 名無しさん (2022-12-31 19:28:12)
- 今でこそ「剣は斧に強く、槍は剣に強い」FEであるが、初代の頃は軽装備のハンター・戦士・海賊・魔道士に強く、重装備を固めて槍を構えるナイト系には弱いという関係から来ている -- 名無しさん (2023-03-05 21:08:58)
最終更新:2025年01月31日 09:27