サイズ(DQM)

登録日:2012/06/15 Fri 20:47:16
更新日:2024/09/27 Fri 06:38:24
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ドラゴンクエストモンスターズジョーカー2以降のモンスターズを象徴するシステムであり、パーティー編成において最も重要となるポイントである。
JOKER2以前のモンスターズでは全てのモンスターが1体分としてカウントされていたが、これ以降は全てのモンスターが1~3体枠と、それぞれの大きさに設定された。
さらに大きさによって取得できるスキル数が違う為、役割によって取得させるスキルを取捨選択する必要がある。

さみだれ切りなどの全体攻撃の出来る斬技を喰らうと枠数の分だけダメージを受ける。
そのためこういった特技はMサイズ以上のモンスター対策となる。
しかし、これらはアタックカンタで跳ね返されてしまうため過信は禁物。

基本的には種族固有の物であるため絶対に変えられなかったが、イルルカ以降はサイズ変更する方法が実装されており、後天的に各モンスターの大きさを変えることが可能。
イルルカ時点では「大きくする」事しかできなかったがジョーカー3からは反対に小さくすることもできる。
イルルカでは「牧場」に預けたモンスターが出現する(近づくことはできないが、眺められる)ため、MやGサイズに巨大化した元1枠のモンスターを眺めることもできる
ジョーカー3ではライド機能で乗ることでそのサイズ感を楽しめる……が、ギガや超ギガに乗るとかなりカメラが引くので通常のフィールドでギガサイズで動き回るのはやや癖がある。

  • Sサイズ(1体枠)
1体分占領するモンスター。本家の雑魚モンスター、ラスボス第一形態等は大体この大きさ。スタンダードでもありスモールでもある。
取得できるスキル数は3つ。

1体枠である為、他の大きさに比べるとステータスは控えめ。その為、対戦で使用される場合は、補助要員や身代わり要員で使用されることが多い。ただしダークドレアム等攻撃役として活躍できるモンスターもいる。

テリーのワンダーランド3D以降では更に「スモールボディ」、「スタンダードボディ」に分別される。
「スタンダードボディ」は以前のSサイズと同様で、「スモールボディ」はステータスが低いが回避率が高く、行動順も早くなる。更に究極配合で行動順アップを適用すると「超こうどうはやい」の特性が得られる。

スモールボディの「回避」は呪文も特技も避けるしアンチみかわしアップも全く効かないチート仕様。
テリー3Dでみがわりダイヤモンドスライムを倒そうとしても攻撃そのものがまるで当たらないのはお約束。
あまりに強烈だったために作品が進むにつれて様々な弱体化が進んだ。

スモールボディはクセが強いため基本的に玄人向けなサイズだが、イルルカでのみ行動順がシャッフルだろうとリバースだろうと高くなるため大暴れした…ため、案の定優先度は次回作から戻された。

特性「スタンダードキラー」持ちのモンスターからの被ダメージが1.2倍になる。
DQMJ3からスタンダードキラーは「スモールキラー」に改名。

  • Mサイズ(2体枠)
2体分占領するモンスター。本家の中ボスクラスやラスボス最終形態等が分類される。ミディアムではなくメガのMである。
取得できるスキル数は4つ。

各種ステータスが比較的高く、特に攻撃力や賢さ等が高め。さらに特定の巨体を生かした物理ダメージが1.5倍になる等、肉弾戦に優れたタイプ…だったが、
イルルカ以降はHPが低いほど火力が上昇するように変更された。
体力も1000以上が殆どと耐久力もそれなり。
また「AI1~2回行動」等複数回行動できるモンスターが大半。特にDQMJ2Pでは全員が該当。

特性「ギガキラー」持ちのモンスターからの被ダメージが1.25倍になる。
イルルカ以降は1.15倍。

浮き沈みの非常に極端なサイズでDQMJ2Pでは最強クラスとして暴れまくったが、
それ以外の作品では総じて玄人向けである。

  • Gサイズ(3体枠)
3体分占領するモンスター。所謂ギガサイズ。本家の裏ボスやヘルクラウド等スケールの大きいモンスターが分類される。
取得できるスキル数は5つ。

3体枠だけあって体力が2000を超すモンスターが殆ど。その他のステータスも平均以上。
通常攻撃や特定の特技が全体攻撃になる為、殲滅能力はトップ。しかしその反動か攻撃力は比較的低めに設定されている。
また、呪文や特技のダメージが1.25倍になる。
通常攻撃等が全体攻撃になるのは強力であるが、ステータスアップや攻撃、回復、補助を全て1体で賄わなければいけない為スキル構成が他のサイズに比べやや難しく、また小回りも利かせづらい為、他のサイズに比べやや上級者向け
しかし、テリワン3Dでは4体でパーティー構成できる為、この点は改善されている。

対戦とは直接関係ないが、ジョーカー2当時は「1匹で戦っている」扱いになるため経験値が常に3倍入り、成長が早くなっていた。

「ギガキラー」持ちのモンスターからのダメージが1.5倍になる。
イルルカ以降は1.2倍。

  • 超Gサイズ(4体枠)
イルルカとDQMJ3にて登場、4体分占領するモンスター。所謂超ギガサイズ。オリハルゴンやメタルゴッデスなど途方も無く巨大なサイズのモンスターが分類される。
取得できるスキル数は6つ。

ようやく3枠+1枠で編成できるようになった利点を放り投げているが、その分Gサイズより遥かに単体性能は高い。
通常攻撃や斬撃は全体攻撃のままで1.1倍の補正がかかる上に、追加ダメージが発生する。呪文や体技のダメージは1.25倍からさらに上昇し1.3倍。
ダメージ上限も999ではなく9999なため、MPが高いこのサイズのモンスターがマダンテなどを放てば4桁のダメージを叩き出し対策していないPTは一瞬で灰に還る。
HP以外はさほど伸びないように見えるが、これはAI3~4回行動やAI4回行動でステータスダウンの補正を受けているため。
一人で全て賄わないといけないのは3枠上限の時のGサイズと同じなためこちらも上級者向け。スキルをよく吟味する他、状態異常で完封されないよう耐性もよく考える必要がある。

「ギガキラー」持ちのモンスターからのダメージが1.25倍になる。



追記・修正はメドーサボールやおおなめくじがGサイズであることに納得がいかない人が行ってください。

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最終更新:2024年09月27日 06:38