戦え!グリーンベレーくん

登録日:2011/01/12(水) 02:57:31
更新日:2025/06/16 Mon 12:50:31
所要時間:約 3 分で読めます





「やすめ~ぃ、きをつけぃ!」



『戦え!グリーンベレーくん』は中島徹が描いたギャグマンガである。
「何それ?」という方が大半かもしれない。それもそのはず、掲載誌は小学館の学年別学習雑誌

やっぱりピンと来ない方は本屋の隅で『小学○年生』と書いた雑誌を見た事がないだろうか。コレの小学五年生に連載されていた。
小学生の高学年になると、週刊少年Jとかとかとかとかの大人の階段を昇るため知名度が低いのではと推察される。実際小学五・六年生は廃刊に追い込まれたし……。
作者の中島徹さんは『玄人(プロ)のひとりごと』などで有名。

以下紹介だが結構記憶が曖昧なのであらかじめ敗北宣言


あらすじ
小学五年生になったマツリちゃんの前に現れたのは以前に少し懲らしめたコテツだった。
彼は彼女に苛められたと逆恨み。強い男になるため冬休み中にグリーンベレーに入隊。
銃器のスペシャリストとなって帰ってきたのだった!


【人物】
  • コテツ
主人公。ボケ、股間がらみの下ネタ(つまりはチ〇コネタ)担当。ヒョロヒョロのもやしっこ。
あからさまに怪しいオッサンに勧められてグリーンベレーに入隊した。
銃器に詳しく、直面した問題を兵器で解決(あるいはうやむやに)するトリガーハッピー。しかしツメが甘い。

  • マツリ
ジャイアン。コテツのクラスメイトでツッコミとドツキ担当。
コテツが悪さをした次のコマで大きなタンコブができてたり、クレーターを作って壁や地面に刺さっていたら大半彼女である。

  • アンドレ
コテツが連れてきた軍用犬。コテツと同期で入隊したらしい。
人語を完全に理解、コテツに関節技をかけ、二足歩行にバズーカを撃てるトンデモ犬。
コテツ同様にチ〇コネタもしっかりやる。
コテツの悪さに拍車をかける。

  • ゴンダ先生
コテツとマツリの担任。酒とギャンブルが好き。
明らかに中島作品だとわかる顔と性格である。

  • 八奈小路くん
コテツのクラスメイト。お金持ちのボンボンであり住んでいる家も超大豪邸。
コテツを一方的にライバル視するが、結果的に鴨井共々コテツに返り討ちにされるのが日常。
語尾に「~ザマス」と付くのが特徴。

  • 鴨井
八奈小路くんの執事。外見はメガネをかけた老人の男。
乳首と乳毛ネタが豊富でありそれらでいろいろなことができる、ある種コテツとは別ベクトルな下ネタの宝庫。
雄っぱいは最高だぜ
「鴨井隊」と呼ばれる執事軍が存在しており、鴨井と瓜二つな男が100人いる。


【内容】

  • ギャグは読者に合わせて小学生でも理解しやすい面白い内容。大人向きの中島さんのセンスが光る。

  • その分、下ネタが多い。まぁ、小学生にセックスについてハガキ相談してた雑誌だからそのぐらいは屁のカッパ。小学館の寛大さ見習え某都知事。

  • ミリヲt…もとい軍事な紳士にもオススメ。



ちょっとネタバレ



《給食》
  • 熱烈歓迎ビーフシチュー

  • 独り占めしようとしたコテツは全裸である場所に潜入。何も知らない給食係のマツリちゃんはオタマでフルーツポンチを配膳しようとして…
少年達が一度は言ったであろうあのギャグを体現する

テスト
  • 頭が悪いコテツは衛星通信でのカンニングを思い付く。「テストの処理」を頼むコテツだが…
軍隊の「処理」の意味を教えてくれる

《年越し・正月》
給食の悪夢再び



追記・修正お願いします。

コテツ「アンドレ! 追記修正するぞ!」
(アンドレはひとしきり笑ったのち器用に枝を持って地面をガリガリ)

「キミにはムリ」
コテツ「なんだとー!」
マツリ「コイツ、コテツより賢いかも」

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最終更新:2025年06月16日 12:50