カビビンガ(ショッカー怪人)

登録日:2011/11/09 Wed 00:45:06
更新日:2025/07/20 Sun 19:19:40
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ライダーの最後の悲鳴は必ずこの耳で聞き届けます!

出典:仮面ライダー/東映/第44話「 墓場の怪人カビビンガ」/1972年1月29日放送

所属組織:ショッカー
モチーフ:カビ
登場作品:『仮面ライダー
話数題名:第44話「墓場の怪人カビビンガ」


ニューギニアから日本へ呼び寄せられたカビ型の改造人間。
身体から生えた人間を養分とする殺人カビのふさを投げつけて触れた者をカビだらけにして培養する。
ライダーを始末する為に自ら思いついた罠を仕掛ける。
劇中では十字手裏剣を投げたり剣術で戦闘を行ったりもした。
は山下啓介が担当している。


【仮面ライダー】

第44話にてショッカーの幹部死神博士は怪人カビビンガの殺人カビを培養し、それをどこぞのゲス医者のごとく街中にばら撒いて大混乱を起こす作戦を企てる。
アジト付近の墓場で人々を襲い殺人カビのテストを行っていたが、偶然その現場を目撃した双子の姉妹・ジュンコとマコを捕らえ、ライダーより先手を打つ為にカビビンガは双子を利用した作戦を企てる。
まず双子を死神博士の催眠術で洗脳し、マコが一文字隼人滝和也を墓場におびき寄せた後に睡眠薬入りの菓子を持ったジュンコが立花レーシングのメンバーに手渡す。
カビビンガは墓場で一文字等を襲撃し、睡眠薬入りの菓子を食べた立花藤兵衛等を眠らせ箱に仕込ませておいた殺人カビを繁殖させて全員を始末しようとする。
ライダーを崖から転落させて勝利したかに思えたが、無事だった一文字と滝はマコの洗脳を解いてクラブへ戻り、偶然蹴倒したオイルが殺人カビを消滅させて藤兵衛等の危機を救う。

作戦をしくじったカビビンガは死神博士から最後のチャンスを貰いアジトの入り口となる鐘堂に爆弾を仕掛けてジュンコの救出に現れた一文字を爆破しようと待ち構える。
そして一文字が近づいた瞬間に爆弾を発動させるが、一文字は爆風と共にライダーへと変身し失敗したカビビンガはライダーとの二刀流での剣術戦を開始する。
ライダーとの攻防を繰り広げるが、その途中で駆けつけた藤兵衛がライダーにオイルを渡し、オイルをかけられたカビビンガは弱体化してしまう。
最期はライダーキックを受けて溶けていき、カビビンガが倒されるのと同時に殺人カビは消滅する。
ジュンコも無事に救出し、一文字等は双子の姉妹の命を護った。

【関連人物】


  • ジュンコとマコ
双子の姉妹。
偶然カビビンガが墓場で人々を襲う現場に居合わせてしまい捕らわれる。
死神博士の催眠術で操られたり、人質にされたりするがライダーと仲間達の活躍で無事に救出された。

【余談】

当時のテレビマガジンで一文字から一番弱かった怪人といわれたが。実際にはライダーとの互角の剣術勝負やカビによる殺戮性能の高さから最弱怪人のレッテルは風評被害である。





―――追記・修正を怠る者には死、あるのみ。

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最終更新:2025年07月20日 19:19