登録日:2011/08/30 Tue 15:35:04
更新日:2025/03/04 Tue 13:40:31
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一文字隼人は、『
仮面ライダー』に登場するもう1人の主人公であり第2の男…
である。
この項目ではテレビ版の一文字隼人と仮面ライダー2号について記述する。
漫画やリファインなどの設定は以下のリンク先参照。
目次
【一文字隼人】
演:
佐々木剛
世界中を回っているフリーのカメラマン。女は撮らない主義。(ただし、2号編終盤のエピソードでは普通に撮っているシーンもあったりする)
外交官である父親の仕事の都合で、幼少期をイギリス・ロンドンで過ごした。
明るく誰に対しても親しみやすい性格。
だが、報道をも超えた悪に対する怒りや悲しみは
本郷と同等かそれ以上である。
柔道六段に空手五段の武闘派実力者でオートバイの腕も一流である。
その能力に目を付けた
ショッカーが捕縛し、「仮面ライダー」を抹殺する為の刺客として本郷と同じ
バッタの改造人間にされてしまう。
しかし、脳改造前に本郷に助け出され脱出に成功。
本郷と同じく人類の自由と平和の為にショッカーと戦う事を決意。
やはり本郷と同じ「仮面ライダー」を名乗る。
なお立花藤兵衛や滝和也との初顔合わせは、諸事情で外に置き去りにされていたサイクロン号を「立花オートコーナー」まで前触れなく届けに来た謎の男としてだった(同話ラストで項目冒頭の台詞直前に本郷の不在理由と素性を説明している)。
怪我である急遽の交代を逆手に取り、立花のおやっさんや滝の前に突如として現れた謎の男・一文字隼人がラストに仮面ライダーの正体を明かすという構成でかの変身ポーズが初登場するわけである。
余談になるが、一文字は実在する苗字(珍名気味ではあるものの
東京都・
北海道以外では
愛媛県・
兵庫県などに比較的多め)であり、広島県福山市には一文字町という地名もある。
【仮面ライダー2号】
一文字隼人が変身した姿で1号と同じバッタの改造人間。
当初は本郷と同じく番組タイトルを背負った「仮面ライダー」と名乗り、オープニングのキャスト欄も「一文字隼人/仮面ライダー」であった。
本郷がヨーロッパから救援に駆けつけた初のダブルライダーでは「仮面ライダー第2号」と呼ばれ徐々に1号2号で区別をつけていくようになり
続編のV3で初めてキャスト欄が「一文字隼人/仮面ライダー2号」となった。
また15話での脳改造寸前を描いた回想シーンでは救出してくれた本郷を指して「本郷ライダー」と呼んでおり、これに合わせて「一文字ライダー」とする向きもある。
後続の後輩たちは変身するとそれに合わせて呼び方を変えるのが常だが本郷と一文字は2人とも「仮面ライダー」であるため、1作目では変身しても「本郷」「一文字」と呼び合っている。2人は対等な主役なのである。
客演の時代になりようやく後輩たちから「2号ライダー」と呼ばれるようになる。初代ライダー放映当時の認識としては「本郷猛の仮面ライダー」「一文字隼人の仮面ライダー」で、2人揃うようになってから初めて「ダブルライダー」「2人のライダー」などの称号を用いられるようになり、稀にナレーションなどで「第1号」「第2号」と呼び分けられていた。
《旧2号》
姿は旧1号とほぼ同じだが、違いとしてマスクの中央や腕や脚の部分に白いラインがある。(厳密には反射する白銀である)
ベルト「タイフーン」は帯が赤く風車の部分にはシャッターが追加されている。
変身の際にこのシャッターが開き風車が回るという構造になっている。
旧1号との最大の違いは変身システムであり、風力を必要とした本郷に対してポーズにより蓄積した風力を解放する能動的な変身ポーズが登場。
この変身ポーズが真似しやすくカッコよく全国の少年はこぞって変身ごっこをするなど一大ムーブメントを巻き起こした。
もちろん風圧による変身も残されており、
カビビンガとの戦いでは仕掛けられた
爆弾の風圧で変身している。
色は深緑と黒で旧1号に比べれば若干明るめの配色である。
このスタイルは、あまりにも体色が暗くナイトシーンにおける視認性に問題があった1号ライダーのリニューアル案として考えられたもの。
ただ、深緑の塗料はやや調達が難しかったらしく、旧2号編後半になるとマスクの補修には手に入りやすい黒の塗料が使われるようになり、次第に暗い色になっている。
スーツは旧1号の改造であり、ベルトもエピソードによっては旧1号のそれを流用している。
マスクはその後リペイントされ、桜島1号のものと併せて新1号に流用された。
《新2号》
1号と同じくパワーアップした姿。
新1号と同様の姿と配色だが、手袋とブーツは赤くなり、より力強い印象を増している。
また、無地から2本線になった新1号に対し、1本ラインはそのままであることも差異として挙げられる。
特訓によってパワーアップしたと語られているが明確な設定ではないので不明である。再改造を受けたとする説もある。
客演時は作品によっては緑や黒のマスクに変わる事があり、ライトグリーン〜シルバーで固定気味の新1号と色分けする傾向がある。
『
RX』での客演時以降は元の明るいマスクに戻している。
なお、佐々木氏はバージョンアップにあたって手足が赤くなったことについて「補修にあたって使える塗料のストックが赤しかなかったので、仕方なく全部赤一色にした」と証言している。
スーツは旧2号を改造したものと、新1号の予備スーツを改造したものの2つあり、またマスクも本編で使用されたものは全て新1号の流用。
【2号の必殺技】
1号と共通した技が多いが2号ならではの必殺技もある。
《1号と共通した技》
2号の必殺技の中で最も多くの相手を仕留めた。必殺技を模索していた旧1号編に対し、ようやく毎週使うようになり、歴史に残る必殺技として定着させた、
「垂直に飛び上がり、前宙して蹴る」というお馴染みの流れのほか、捻りを加えて後ろ蹴りにしたり空中の相手を迎撃する為に飛び上がってキックなど、後続のライダーたちが違う必殺技として分けているバリエーションを「ライダーキック」のまま幾つか行っている。
いかにも「力の2号」を象徴するような技。だがイメージに反してトドメになったのは
カニバブラー、
トリカブト、
黄金狼男の三戦だけ。
実際には後世で1号=キックと区別させるためにパンチキャラとしている側面が強い(このイメージをモロに受けているのがかの地獄兄弟である)。
ただし前者2体はライダーキックを耐えており、黄金狼男は配下の狼男実験体がライダーキックを防いでいる為、「ライダーキックで倒せなかったライダーパンチで葬った」ことになり、使用回数に反して象徴的な必殺技である下地はできていたと言えなくもない。
基本的には地に足をつけた普通の右ストレートパンチであり、カニバブラーとトリカブトはこれにより撃破している。
一方でシリーズ初の大幹部怪人=黄金狼男を葬った前宙からダイブするように飛び込んで勢いをつけるパンチは一部ゲームでは「フライングライダーパンチ」と呼ばれるなど、「一度限りの最強技」として扱う場合もある。
シンプルな技だが、技名の呼称が成されたのは『スカイライダー』客演時のウニデーモン戦のみ。
空中から背負い投げの要領で投げ落とす、柔道六段の腕前にふさわしい豪快な投げ技……だがこれによって仕留めたのは再生
サラセニアンのみ。
新1号が多用した必殺技だが、2号も
エイドクガー戦で披露。1号との違いは左肩で抱えて投げ飛ばす点。
《2号ならではの技》
通常のライダーキックを爪のカウンターで叩き落とした
アリガバリ対策のために
滝との特訓を経て編み出した2号初のオリジナル技。前宙を2~3度繰り返してから錐揉み回転を加えたキック。
きりもみ回転が単に威力を増すためだけでなく、アリガバリのカウンター攻撃への対策となっている点が他のライダーの類似した技との大きな違いである。
使用は旧2号時代の一度きりだが、自身の敗北で負傷した弟分の少年五郎の為に立ち上がりそしてリベンジするという王道ながら感動のストーリーで名高く、キックの種類に乏しい2号の最強技として扱うゲームが大半である。
子供を車で轢き逃げしても何ら良心の呵責を持たない冷酷な男が改造された
ハエ男に対して使用した技。
通常のライダーキックよりも大幅に前宙を増やす(上述の卍に対してその数実に5回)ことで遠心力による威力強化を図った技である。
多彩な必殺キックを有した相棒の新1号は実はこの「前宙を繰り返す」タイプの技がないのも一際目立つポイントである。
V3のフル回転キックや大回転スカイキックなど前宙を繰り返すタイプのキックを使う後輩も出てくるが、その元祖が2号のライダー回転キックなのである。
ライダー返しの強化技。相手を空中で縦に2回転させてから投げ落とす。
ライダーキックを耐えた
ナメクジラにトドメを刺した。
体内エネルギーを高圧電流に変換し、体や手から放出する。
電気に弱い
ヒルゲリラを感電死させた他、一説には
エイキングの電撃を吸収して撃ち返したともされる。
『仮面ライダーシリーズ』で初めて「自前の遠距離攻撃技」を披露した仮面ライダーは仮面ライダー2号である。
『スカイライダー』客演時の新技。高速回転による遠心力で拘束を振り払う。
オカッパ法師の「カッパ巻き」を振り払い、そのままライダーキックに繋げた。
《1号との合体技》
ダブルライダーが同時にライダーキックを放つ。時期別に分けて初使用の桜島編、それ以降の2号編、新1号編で3つの蹴り方が存在する。
ダブルライダーが同時にライダーパンチを放つ。実は明確に必殺技として使用されたシーンは存在せず、ダブルキック前によくやる交互のボディーブローパンチを強引に是と見做す書籍が存在する。
同時に(以下略)、これもやはり明確な必殺技としては登場せず、ヒルカメレオンの擬態を見破った2人同時のチョップを強引に是と一部書籍が見做している。
ダブルライダーがそれぞれ怪人をヘッドロックに抱えまま空中の1点目掛けてジャンプし、すれ違い様に怪人同士の頭を激突させる。
『
劇場版 仮面ライダー対ショッカー』にて
プラノドンと
ギルガラスをまとめて撃破。
相手の頭を”突き合わせている”ので「ハンマー突き」の方が妥当な名称ではある。
以下の2つがある。
- 旧ダブルライダーが組み合って車輪状になり、転がって高速移動する。間合いが広いイソギンチャックの懐へ素早く潜り込むのに使った。
- 新ダブルライダーが敵を引き付けつつ円を描くように疾走し、十分に加速したところで同時に空中の1点目掛けてジャンプする。ダブルライダーはぎりぎりのところですれ違うが、追ってジャンプしてきたショッカーライダーは6人という多さ故に互いを回避できず激突・自滅させられた。
ダブルライダーが相手を両脇から抱えてライダー返しを行う。
ダブルライダーが肩を組んで突進し、頭突きで障害物を突き破る。
肩を組んでジャンプ。ショッカーライダーの包囲網から脱出。
2人で手を合わせ不思議な光を放出する。V3を改造する最後の決め手となったほか
手刀を合わせる事で
カメバズーカの動きを封じた球状の光を放出するなどパターン複数。
【専用マシン】
《サイクロン号》
実は2号編になっても引き続き使用されている。シーンによって下記の改造サイクロンと使い分けていうのが実情である。
2号初登場の14話では自動操縦機能をお披露目。乗った立花藤兵衛を本郷のいる場所へ…と思いきや、向かった先で発生したライダーの戦いの後、一文字が藤兵衛が置いて来たサイクロンを返しに来て初登場となったため、実は呼んだライダーは2号の方だったと思われる。
作品内の傾向としてはアクションシーンは改造サイクロンにお任せでこちらは舗装路を走行するシーンなど負担の少ない方に回されている。
ただしかなりガタが来ていたらしく、2号が最後に搭乗したのは(放映順では)38話。かなり長い距離を走行している。
いわゆるエピソード制作順では35話が最後となるが、斜面から強引に落として撮影されていた。
動かないながら九州ロケになんとか運搬され、改造サイクロンに乗った桜島1号と並走するスチル写真が最後の華道となった)
《改造サイクロン》
2号が最も使用したサイクロン。
日本を守る際に本郷に託されたバイクで旧サイクロンよりも性能が高い…とカタログ設定的にはそうなっているのだが
番組放映当時は上2つをまとめて「サイクロン号」としていた。危険なアクションシーンの撮影ができないサイクロンのためによりアクションがしやすいバイクとして製作され、オンロード・オフロードのようにシーン毎に使い分けていたのである。
「改造サイクロン」という名称が登場したのは最低でも90年代辺りからであり、当時のテレマガなどの書籍では纏めて「サイクロン号」として扱われている。
ただし後年になり見比べたら明らかに違う形状だろう
(ついでにフィギュアとかで違う商品で作れるだろう)という事で「改造サイクロン」という名称が登場した次第である。
ベース車はホンダCB350。
当初は1台しか製作されず、桜島1号の登場(復帰)時点ではサイクロン号が既に走行できる状態では無かった為にどちらか1人しかバイクに乗れない状態だったが劇場版「
仮面ライダー対ショッカー」でついに2台目の改造サイクロンが製作。ダブルライダーが2人同時にバイクを駆る映像がついに誕生したのである。エンディングロールをよく見ると少年が目を輝かせながら必死にサイクロンを追いかけている映像は語り草。
その後は南紀編で新2号が搭乗したのを最後に番組からフェードアウト。この南紀2号+改造サイクロンも通のファンに愛される組み合わせである。
《新サイクロン》
サイクロンの全ての性能を最大限に活かすことができるバイク。
1号用に開発され、後に2号用の新サイクロンも開発され乗りこなしている。
ベース車はスズキハスラーで、ショッカーライダーNo.1が搭乗していたショッカーサイクロンをリペイントしたもの。あるいは最初から新2号用として2台目が製作され、新1号用がいったんショッカーライダー仕様になり出番の終了後にまた新1号が乗ったとされる。
シリーズ1期の『ストロンガー』までは使用されていたのが『仮面ライダー(新)』では4年の休止期間に無くなっていたようで、歴代ライダーのバイク玩具を発売するためのCM作りで必要となりポピーの出資で新しいものが用意されている。ただカウルの造形がかなりお粗末になってしまっており、ファンからは「ブサイクロン」だの「ダサイクロン」だのと呼ばれている
46話ではスノーモービルに乗って戦ったこともある。
【客演】
実は一時期俳優としてのイメージやキャリアを優先し出演NG状態になっていた本郷に対し、「オファーを受けたら断らなかった」という逸話が残る程の深い郷土愛を演者が持っている事で有名。
同じく客演多数ながら「俺が宮内だ!」と言わんばかりに後輩の存在を脅かしがちな風見先輩に対して、和を重んじ誰とでも柔軟にコンビを組むことができ相手の個性を引き出すキャラクター像から、「昭和ライダーの母」なんて一部で呼ばれたり呼ばれなかったりする。
1話と2話は客演というよりかは前作の主役である世界線を引き継いだ状態で登場。
家族を殺され改造手術を志願する風見を「人間でない苦しみを味合わせたくない」「君の身の上に何があれば亡くなったご家族が浮かばれない」と彼らしく優しく人情的に断る。
しかし自分と本郷を助ける為に命を挺し瀕死の重傷を負った風見を延命する為に止むなく改造手術を行う。
その後は後継者となったV3の誕生を見届け初陣に際しテレパシーでコーチングを行い、カメバズーカの原爆を阻止する為に東京の大空に消えるも、俺たちは死なない、いつの日か必ず帰ってくる。と最後のテレパシーでV3に約束する。
以降はオーストラリアに流れ付き海外の
デストロンと激闘。しかしドクトルGの四国占領作戦の折には窮地のV3にテレパシーでアドバイスを送り、その後の劇場版では帰国してついに3人ライダーの共闘が実現しドクトルGの野望を叩き潰した。
デストロン第二次攻勢の際はオーストラリアを本郷に託しアメリカで戦っていたが
キバ男爵の攻勢でピンチを迎えたV3のために再び帰国。ユキオオカミ、原始タイガーなどの強敵撃破に貢献する。
本郷と風見が前半でいきなりデストロンに捕えられ1人で救出に向かう事になるなどかなりの苦労性であり
「待つって一体なにを!?」を珍しく焦る風見に対し「俺たちのもう一人の兄弟さ」と余裕しゃくしゃくの笑みで答える本郷はある意味ダブルライダーの関係性を象徴するシーンである。
劇場版『
五人ライダーvsキングダーク』で声のみながらオリキャスで登場するも代名詞のライダーキックが「ライダー2号キック」とか「2号ライダーキック」など珍妙な名前になっていたりした。
TVシリーズでは素顔の一文字隼人としても登場し
ムカデヨウキヒ、
タイガーネロを戦うXライダーの救援にV3と共に登場。RS装置の設計図の最後の1枚を単身潜入して奪取するなどやはり今回も後輩たちのために骨を折っており、流石の風見先輩も「一文字さん!」と呼んでいた。
38話に先輩ラッシュのトリとして登場。ただし同話は変身後のみの登場。(この時点で本郷さんの外の人のがライダー仕事にかなり消極的で変身ポーズNGなどの制約を課しており、悪く言ってしまえば一文字は巻き添えである)
この時の深緑を通り越した真っ黒なマスクを愛好するファンも多い。
デルザー軍団の三面作戦を阻止する為に敵のリーダーである
マシーン大元帥という貧乏くじを率先して引き受けて1号とストロンガーを先に行かせるなど、やはり仲間思い。
39話(最終回)に展開は跨ぎ、銃器を突きつけるマシーン大元帥に動きを止めるも…
終盤の鬼岩山の人面岩に立ち向かう場面でついに素顔の一文字隼人としても登場。ハンチング帽を被るなど現役時代を思わせる装いだった。
3つのエピソード、計6話に素顔の一文字隼人として登場し準レギュラー級の大活躍。4年間ですっかり太ましくなられた。風見や城茂など他の諸先輩方がノータッチだった正義のヒーローがんがんじいとも深く関わり、ドジもしても見捨てず守るなど相変わらずの優しさを面倒見の良さを見せる。谷さんや沼さんとも絡みがあるなどもはやブランカの常連。
主人公の洋にとっては良き兄貴分であり、時に二面作戦を手助けし、時に肉親への情から判断を鈍らせる洋を何も言わず優しく見守った。
戦闘ではスカイライダーと抜群のコンビネーションを見せ、ウニデーモン戦では新2号のライダーキックで単独で怪人を倒すなど貴重な姿が描かれる。大首領との最終決戦では顔出し出演している最年長の先輩として7人ライダーの指揮を取った。
一文字隼人としての出演はなく、戦闘シーンの新2号の声のみの出演。その理由は演者の項目に詳しいので参照。この時の黒マスク+太ラインが好きというファンが多い。
【最近の客演】
物語終盤にて大ショッカーの軍勢に苦戦する
ディケイドと
ディエンドを救う為に 2号用の新サイクロンに乗り歴代ライダー達と共に駆けつける。
戦闘員や怪人達を倒していき、大ショッカーの幹部怪人ガラガランダを
太陽の子と
天の道を行き総てを司る男の攻撃で怯んだ隙に1号とのライダーダブルキックで撃破する。
大ショッカーの野望を打ち砕いた。
この時の声は藤本たかひろが担当。
仮面ライダー生誕40周年記念作品にメインの仮面ライダーで登場。
1971年に1号と共にショッカーと戦っていたが、歴史改変により誕生した
ショッカーグリードに敗れて洗脳されてしまい、ショッカー最強の怪人としてオーズ達の前に立ちはだかる。
終盤人々の思いによって復活した歴代ライダー達と共に戦う。
1号と共にショッカーグリードに再戦し必殺のライダーダブルキックが炸裂、見事リベンジを果たした。
岩石大首領戦では新サイクロンに搭乗し仮面ライダーの40年の思いを結集させたオールライダーブレイクでショッカーの野望を打ち破った。
この映画で2号の声を佐々木剛氏本人が演じ話題となった。
伝説の7人ライダーとして登場。
1984年に放送された仮面ライダーZX特番の客演以来、およそ27年ぶりに黒いマスク仕様となっている。
声は藤本たかひろが担当。
※リンク先参照。
村枝賢一が再び連載を始めた漫画作品「新仮面ライダーSPIRITS」では番外編として本郷の旧1号時代と一文字が改造される前日談の2号誕生編が描かれている。
俺が「1号」?
そうだ。何故なら、俺が「2号」だからさ
また、一文字と同じく1号を抹殺するため
死神博士に改造された
ショッカーライダー(姿は旧2号と同じ)も登場しダブルライダーと死闘を繰り広げた。
ちなみにに本編での新2号は新1号と区別を付けるために黒いマスク仕様になっている。
【余談】
番組スタート直後の撮影中に起こった
藤岡弘、が事故を起こして入院するというアクシデントから生まれた存在。番組の存続にも関わるアクシデントをスタッフは2号ライダーの登場で乗り切ったのだがちょうどこの頃、スポンサーの毎日放送から「仮面ライダーが変身するプロセスをはっきりさせてほしい」という要望があり、1号が一時退場したこの段階でそれをどうやってアピールするのかという問題が出ていた。
実は1号には決まった変身プロセスがなく、サイクロンで走ったり高いところから飛び降りたりしてタイフーンに風を受けて変身するのだが、これを省略して場面転換時にいきなり変身したこともあったのだが、これに待ったがかかったことで、「仮面ライダーに変身するシーン」を強調して描写する必要に迫られた。
その結果生まれたのが2号の変身ポーズなのだが、初登場時の変身シーンは実は手順を間違えており、上着のジッパーを降ろしタイフーンを露出させてから変身ポーズに入るのだが、先にポーズに入ってしまうというアクシデントがあった。
この当時はフィルムが高額で現在のようにすぐリテイクができない時代だったため、そのまま使えるようにというプロ根性でやり切り、結果無事放送にこぎつけている。
これを受けて藤岡氏の復帰後は1号も現在知られている変身ポーズを取るようになり、以降ポーズと共に発せられる「変身!」の台詞は、現在まで続く仮面ライダーの伝統となった。
当初はなんと三浦友和氏が候補に挙がっていたのだが、所属事務所に断られたために幻のものとなった。
もし実現していたらその後の『仮面ライダー』の歴史も含め、どのような事になっていただろうか……
争いのない世界、
それが私の願いだ―
記者 一文字隼人
仮面ライダー/一文字隼人は改造人間である。
彼を改造したショッカーは世界征服を企む悪の秘密結社である。
仮面ライダーは人間の自由のためにショッカーと戦うのだ。
「こっちだこっちだ化け物!早く追記編集してみろ!」
「おのれ一文字隼人!」
「私は必ずお前を倒す!五郎のためにも!」
「隼人にいちゃん行っちゃダメだ!ショッカーの罠だよ!」
「五郎、人間正義のためには罠と知っていても行かなければならない時がある」
「お前も、大きくなったら分かる時が来る」
本郷
「いくぞ、一文字!」
一文字
「ああ、本郷!追記・修正だ!」
- 「旧1号編」ではとにかく怪人が不気味で暗い作風だったけど、この2号の登場でより明るく、子供向けな作風に変わったな。 -- 名無しさん (2013-09-30 21:08:37)
- 新ライスピでは何であんなに童顔なのか・・・・ -- 名無しさん (2013-11-20 07:38:41)
- 作者が描き易いほうにキャラデザがどんどん流れていっちゃった、って感じだなwあれはw -- 名無しさん (2013-11-20 11:47:41)
- ライスピの蜘蛛戦の格好よさにしびれたw -- 名無しさん (2013-11-20 12:26:42)
- 変身ポーズはある意味正解だったと思う -- 名無しさん (2013-11-20 15:46:10)
- 新2号のマスクの色は新1号と同じライトグリーンより旧2号時代を彷彿とさせる黒マスクの方が好きだな…。だから、MEGAMAXで久々に黒マスクで登場した時は嬉しかった。 -- 名無しさん (2013-12-01 02:36:44)
- 黒マスク良いよね。力の2号って感じがする。 -- 名無しさん (2013-12-15 16:51:00)
- ダブルライダーのマスクの色分けがされたのはV3のキバ男爵編からだが、この時は1号が黒で2号がライトグリーンだったんだよ。
そしてストロンガー出演時に入れ替わった。 -- 名無しさん (2013-12-15 17:48:51)
- ↑つまり、その時は力の1号と技の2号だった・・・のか?? -- 名無しさん (2013-12-15 18:27:23)
- ↑そのままがTHE FIRSTに反映されたんだろな、にしても赤い腕と黒マスクはかっこよすぎる… -- 名無しさん (2013-12-21 15:51:56)
- 実際、ストロンガーのときに放送された特番では立花藤兵衛が「力の一号・技の二号」と紹介してる。 -- 名無しさん (2013-12-21 16:50:30)
- よく「仮面ライダーは改造人間にされた悲しみを背負って戦い続ける、悲壮感溢れるヒーローだ」というイメージがあるが、実際はこの2号編の初期までなんだよね、そういう悲壮感が強調されてたのって。 -- 名無しさん (2013-12-21 20:21:26)
- ↑わかりやすい形では描かれなくなったけど、戦いが終わった後、喜ぶ仲間達から離れて独り険しい表情をしてバイクで走る姿は悲壮感が有ると思う。まあ、仲間達とキャッキャして終わるエピソードも多かったけどw -- 名無しさん (2013-12-22 02:17:24)
- 変身前は笑顔という仮面を被っている男 -- 名無しさん (2013-12-29 21:43:14)
- 中の人は難病になったりとかなり現実でもハードな生き方をした人だ。 -- 名無しさん (2013-12-29 22:04:48)
- 震災のヒーローツイッターで、中の人が発言。「俺は家族も仕事も全て失った事がある。だが今もこうして生きている。だから被災地の皆も俺の言葉を信じて欲しい。では最後に俺のライダーパワーを送ろう、変身!」 -- 名無しさん (2013-12-30 15:46:11)
- バッタもん行ってみたいな。 -- 名無しさん (2014-01-12 18:17:54)
- 今思えばスーパー戦隊の追加戦士にいそうなキャラしてたと思う。雄作とか陣みたいなの -- 名無しさん (2014-03-10 20:56:22)
- スピリッツの、旧2号編はつまらんかったな。村枝の書く2号編はつまらんのばっかりだ。それに比べて本編の隼人さんは爽やかだな。 -- 名無しさん (2014-04-08 16:41:15)
- ↑そうかな?村枝隼人は童顔すぎる希ガス -- 名無しさん (2014-04-08 17:06:31)
- 改造シーンの回想はあれど本郷に助けられたシーンがないから誕生秘話が描かれやすい人。書かれた作品によっては本郷と面識あったりなかったり、萬画版みたいにショッカーライダーの一員だったり。そんな作品を多分今日もどこかで誰かが描いてると思われる。一文字の明日もとい昨日はどっちだ。 -- 名無しさん (2014-04-08 17:39:46)
- 一文字隼人は当初三浦友和が予定されていたって話があるけど、もし実現していたら三浦さんもライダー役者の仲間入りを果たしてたのかな?。 -- 名無しさん (2014-05-02 10:18:14)
- 昔の「アンビリバボー」で中の人の闘病生活のことを話していて泣きそうになった。 -- 名無しさん (2014-05-02 12:06:43)
- 2号アームズ!力の2号・レッツゴー! -- 名無しさん (2014-05-03 11:21:01)
- そういえば、1号篇と2号篇ってそれぞれ別番組扱いなのか?V3が3作目? -- 名無しさん (2014-05-20 22:44:21)
- ↑1号篇も2号篇もひっくるめて「仮面ライダー」という番組だよ。具体的にいうと、1話~13話までが旧1号篇、14話~52話までが2号篇、53話~最終話(98話)までが新1号篇。そして便宜上は別番組扱いの「仮面ライダーV3」の1、2話が99、100話にあたり、これが「真の最終回」というべき内容になってる。 -- 名無しさん (2014-05-27 02:03:56)
- 一文字の変身ポーズの最初のお披露目って、変身の構えを撮るもベルトが出てないんでベルトを出してポーズ再開!って展開だっけ -- 名無しさん (2014-06-11 17:47:00)
- ライスピの2号編の原作の掘り下げ具合がヤバい。あの2号の仮面ライダー感を語るエピソードとして最高の出来だと思う。あとルリ子たんカワユス。 -- 名無しさん (2014-06-12 10:08:11)
- ↑2 そうそう。監督がカッコ良さで採用したってウワサらしい -- ??隊長 (2014-08-12 19:21:49)
- 初変身の時おやっさんと滝が「何やってるんだこいつ」って顔をしてるのは初めて「変身ポーズ」を目の当たりにしたからであって決してポーズをミスったからではない 決してない -- 名無しさん (2014-11-25 17:24:48)
- 黒マスク新2号はなんか退化したような感じがする。ストロンガー客演では1号よりも弱々しかったし -- 名無しさん (2015-07-14 12:50:16)
- まる子ちゃん一文字派って漫画で言ってたの? -- 名無しさん (2015-07-14 17:44:28)
- spiritsの旧2号編はかっこいいけどあの設定だとサボテグロン戦以前におやっさんと滝は隼人と面識あるというなんとも微妙な矛盾ががが… -- 名無しさん (2016-02-09 22:44:53)
- 「正義」「仮面ライダー2号」漫画見ててこのやり取りは本当にシビレた。カッコイイわ。 -- 名無しさん (2016-02-09 23:07:01)
- ↑2 い、一応おやっさんと滝はあの時一文字やアンチショッカー同盟と顔は合わせてないから・・・。 -- 名無しさん (2016-02-09 23:09:38)
- 1号の映画で彼はどうなっているのか・・・? -- 名無しさん (2016-03-22 22:08:22)
- 本郷がこうしてフィーチャーされたし、「1号」の時期の一文字の戦いとか何かしらの媒体で披露してほしいな -- 名無しさん (2016-03-22 22:58:41)
- ↑↑↑滝とおやっさんは気絶してたしセーフだよね。旧2号の顔を見ておやっさんが「猛・・・か」って言ってたし -- 名無しさん (2016-03-22 23:08:04)
- ちなみにスノーモービルのアイディアはその話が実質殺陣師デビューとなった岡田勝氏のアイディアとの事。本人は中屋敷氏を引きずり回すつもりだったが怪我を押して激励に来てたカシラ(高橋一俊氏)に見つかって自分が引きずり回されるというハメに…(笑) -- 名無しさん (2016-03-30 23:11:24)
- 映画1号では、一文字のことは結局触れなかった? -- 名無しさん (2016-03-30 23:24:56)
- ↑9「男子対女子大戦争」の話で一文字が好きって言ってたよ -- 名無しさん (2016-03-30 23:56:26)
- ↑×2 もし2号の映画もあったら、「改造人間哀歌」みたいな内容になりそう -- 名無しさん (2016-04-01 23:25:34)
- 真の意味でイレギュラーによって誕生したヒーロー。 -- 名無しさん (2016-04-07 09:23:48)
- 漫画版はよそでやれと書いておきながらSPIRITSネタを堂々と書くのはどういうこった? -- 名無しさん (2016-10-16 12:51:35)
- 童顔だけど声は本郷並に渋いのに驚いた。 -- 名無しさん (2018-02-07 15:02:23)
- 2号ライダー客演はそこそこあるけど一文字隼人の客演があんまりないのはちょっと寂しい -- 名無しさん (2018-07-15 09:43:43)
- YouTubeで旧2号編やってるけどやっぱり面白い。これはヒットするわ… -- 名無しさん (2018-07-15 09:48:32)
- 「力の一号」と言いつつ旧2号編では結構小細工も使うんだよな。死んだふりして近づいてきた怪人の股間を蹴ったりw -- 名無しさん (2018-12-31 15:28:21)
- もし完全に改造されてたら一文字も口から炎を出したり、目からビームを出したりするようになってたのかな…? -- 名無しさん (2019-03-17 06:53:48)
- ネット版の仮面ライダー2号を演じた大川透さんの声よかった。劇場版で大川透さん仮面ライダー2号演じてほしい。 -- 名無しさん (2019-06-01 19:13:45)
- 番組見たことないんだが、「私は本郷猛にかわって日本を守る……仮面ライダー!」って台詞だけ覚えてる。記憶違いか? -- 名無しさん (2020-03-13 21:51:19)
- ↑初登場の14話のクライマックスのシーンだね。ここから変身して戦闘員とサボテグロンに立ち向かう -- 名無しさん (2020-10-06 09:08:04)
- ↑おお、そうだったのかありがとう。私が見たのってBLACK RXの辺りであったらしい総集編か何かの録画だったから。 -- 名無しさん (2021-06-06 23:12:27)
- かれこれ登場して50年 -- 名無しさん (2021-07-05 04:00:12)
- 『MEGAMAX』で黒いマスクになったのに『平成対昭和』あたりには緑に戻ったのはオールライダー物だと黒いマスクに赤い複眼がBLACKと被るからなのか…? -- 名無しさん (2021-10-05 20:52:45)
- >ネット版の仮面ライダー2号を演じた大川透さん ライダー2号がウズミ様かラスタルに? -- 名無しさん (2021-11-10 21:27:42)
- ダブルライダーと言う奇跡。これでどれだけの視聴者を歓喜させたことか。 -- 名無しさん (2021-12-14 03:54:04)
- 余談のタロウでの新マンの手足に関してはウルトラの父のものとテレコになってた説がある(実際リンドン回の父の手足が銀色だったりする()) -- 名無しさん (2023-02-01 21:03:22)
- 「仮面ライダー1号」「スーパーヒーロー大戦GP 仮面ライダー3号」「dビデオスペシャル 仮面ライダー4号」という作品があるのに「仮面ライダー2号」という作品は未だに無いね。シン・仮面ライダーの続編が作られたら「シン・仮面ライダー第2号」ってタイトルになったりしないかな -- 名無しさん (2023-04-20 15:39:44)
- テーマソング通りの悪を蹴散らす嵐の男 -- 名無しさん (2024-06-25 18:31:08)
- 当時の仮面ライダーのOP映像では「仮面ライダー 一文字隼人」ってクレジットされてるし、1号2号って呼ばれるようになったのは本郷猛と同じ画面に共演したときの便宜上の呼び方ってだけで、昔の頃は「『仮面ライダー』っていう役柄は同じで、変身する主人公が別の人に交代したっていうだけ」みたいな認識だったのかもしれないな。もし藤岡さんがそのまま降板してフェードアウトしてたら佐々木さんのライダー2号が正史として扱われてた…というかサンバルカンのバルイーグルみたく扱われてたと思う。 -- 名無しさん (2024-09-28 17:12:28)
最終更新:2025年03月04日 13:40