登録日:2012/02/13 Mon 22:22:13
更新日:2025/02/01 Sat 22:44:06
所要時間:約 12 分で読めます
概要
ドンキーコング ジャングルビートは、
ドンキーコングシリーズの一つである2Dアクションゲームである。
任天堂から
GC版が2004年に、
Wii版が2008年に発売された。
おもしろ そうさ!
タルコンガアクションで熱くなれ!
ニンテンドー ゲームキューブ
DONKEYKONG
JUNGLEBEAT
ドンキーコング ジャングルビート
堂本剛がひたすらタルコンガを叩くというもの。
GC版はタルコンガを使用するアクションゲームであり、右のコンガを叩けば右に走る、手拍子で音波アタックとクラップキャッチが発動するなど、直感的な操作が魅力的である。
Wii版ではWiiリモコンとヌンチャクで操作するが、こちらも直感的な操作は再現されている。
GC版だと王を目指す理由は特になく、野生の本能丸出しのドンキーを操作する事になる。
Wii版だとちゃんと理由があり、悪い奴らが王を僭称してバナナを奪うなど暴れ出したからドンキーが懲らしめに行くということになっている。
ちなみにクレムリン軍団は疎か、ディディーすら出ない。
操作方法
タルコンガの右を叩けば右に走る。左を叩けば左に走る。両方押せばジャンプする。手拍子をすると、敵を気絶させる音波アタック・周囲のバナナをつかみ取るクラップキャッチが発動する。
敵を殴るチャンスが到来すれば、タルコンガを乱打することでパンチが炸裂する。
Wii版では、移動はスティック、ジャンプはAボタンだが、手拍子やパンチはリモコンを振ることで出る。Wii版ではクラップキャッチの範囲が、円形から扇形になっており、かなり弱体化している。
ビート
本作ではビートという特殊なスコアシステムを採用している。
基本的にはフィールドに落ちている1本のバナナを取ると1ビートになるのだが、手拍子でクラップキャッチを発動すると、ドンキーコング周囲のバナナを高速でつかみ取り、直接バナナをとるより多くのビートを獲得できる。もちろん同時にたくさんバナナを取るほどビートの増加量も増えていく。
さらに、特定のアクションを取ることでコンボ状態になり、コンボ状態でバナナを取得するとさらにビートを稼ぐことができる。コンボ状態は複数重複するので、コンボを増やしまくってクラップキャッチで同時にバナナを取りまくることでビートを大量にためることができる。
コンボ中は一時的に取得ビートがプールされており、地面についたときにコンボ状態が解除されてプールされたビートが手に入る。コンボ中にダメージを受けるとプールされたビートは消えるので、ミスを恐れてコンボ状態をやめるか、リスク覚悟でコンボ状態を続けるかはあなた次第である。
トウガラシ王国では、18コンボまでコンボを貯めることができ、18コンボで最後までたどり着ければ2000~3000ビートが一気に手に入る。
王国
各面は、(果物の名前)王国と呼ばれている。
王国に入ると、2つのアクションステージを続けてプレイし、ビートを貯める。
ステージの最後にある巨大な果物に到達するとクリアとなる。
各ステージは特色豊かで、ドンキーコングが普通にゴールを目指すステージもあれば、ジャングルブラザーズ「モーシン」に乗って駆け抜けるステージ、レースを行い順位によってビートが得られるステージ、広大な海を泳いで沈没船を発見するステージなど、多種多様。
舞台もジャングルから雪山、マグマ滾る火山や、宇宙まで多種多様。
ゴールの果物に到達すると、ゴールゲームが始まりさらにビートを獲得することができる。
ほとんどのステージでは連打をすることでビートが稼げるものだが、モーシンの登場するステージではモーシンを使ったゲームが始まる。
2ステージをクリアすると、その王国の王たるボスと戦う。
このボスを倒すことで王国クリアとなる。ボスからダメージを受けるとビートが減るので、できるだけノーダメージで倒したい。
王国をクリアすると、貯めてきたビートに応じてクレストが手に入る。
クレストを貯めることで、新たなる王国へと行くことができるようになる。
キャラクター
ドンキーコング
お馴染み
ジャングルのヒーロー。
今回は
マリオも顔負けなアクションを披露する。
バナナを食べながら動き回るので横っ腹痛くならないか心配
Wii版だとステージクリア時に王冠を被る。
キッキ
小さな白いサル。ディディーじゃない。
クラップキャッチに合わせてドンキーを投げてくれる「投げキッキ」などがいる。
各ステージには詰まっているとヒントを教えてくれるキッキもいる。
ジャングルブラザーズ
俗に言うアニマルフレンド。
それぞれの特性を生かし、ドンキーを手助けする。
牛。とても角が長い。
ランビに負けない突進でつらら(バナナ入り)を破壊しながら突き進む。
ジャンプするだけでコンボ状態になる。
一度乗ったら降りられないので、ゴールゲームも通常とは異なる特殊なものになる。
ムササビ。コークスみたいにゆっくり下へ降りていく。
下に降りることしかできないが、気流に乗れば上に行くことも可能。
乗った時点でコンボが1増える。
シャチ。エンガードと違い、乗っても勝手にあるルートで水中を泳いでいく。
なんと空中で別のシャッチーに乗り換えることで1コンボ増える。
パイナップル王国にしか登場しない。
鳥。スコークスのように連打で上へと飛んでいく。地面や壁などに接触すると降ろされるので、繊細な操作が要求される。
一部ステージではヘリバードを維持し続けることで隠しルートに進むことができ、ビート大量獲得することができる。
あえてステージ序盤のバナナを取らずにおいておき、終盤コンボが十分にたまった状態でヘリバードに乗り序盤のバナナを回収するテクニックもあるが、落ちたらその時点でおしまいなので激ムズ。
乗った時点で1コンボ増える。
各国の王
ジャングルで暴れまわる動物達。
彼らを懲らしめるのがゲームの目的。
どのボスも、体力を半分くらい削ると怒りだし、行動パターンが変化する。
スランプバード・ハッスルバード・ナックルバード・ストライクバードの4つ。
黒くて巨大な卵を持った大きな鳥。羽を飛ばして攻撃してくるが、音波アタックで消せるのであんまり怖くない。
本体に直接攻撃はできず、卵を破壊すれば倒せる。
この卵は黒い霧に覆われており、クラップキャッチや投げキッキの突撃ではがさないと攻撃をすることができない。
終盤の王国に行くほど強化されていき、青い隕石を撃ってきたり、黒妖精をけしかけて攻撃したりするようになる。特に黒妖精はタイミングをミスすとダメージを食らうので結構怖い。
戦うステージも終盤になるほど広くなっていくので、そもそも卵にたどり着くまでが非常に大変になる。
ゴロピー・モロピー・ドロピー・ゲルピーの4つ。
筋肉質な豚(猪?)の姿をしている。
トゲトゲしたやつや電撃を帯びたココナッツを投げてくるが、音波で電撃を消して打ち返せば気絶してパンチを打ち込めるようになる。
こちらも終盤になるほど強化されていき、高速でドンキーに突っ込んできたり、地形を貫通する電気玉を撃ってきたりするようになる。
イウゾウ・キクゾウ・エンゾウ・ジンゾウ・カンゾウの5つ。
機械音がする象。鼻から砲弾を撃って攻撃してくる。
ステージに置いてあるパイナップル爆弾を鼻に詰まらせれば心臓が出てくるので、そこに爆弾をどんどん投げれば大ダメージ。
こちらも終盤になるほど強化されていき、レーザーでステージを薙ぎ払ってきたり、砲弾が火炎弾に変わってステージに火炎がばらまかれるようになったりする。レーザーは食らうと50ビートのダメージとかなり痛いので、安全地帯に逃げ込むこと。
最後のジンゾウ・カンゾウだけは、同時に2体で挟み撃ちでドンキーに襲い掛かってくる。
コング
こいつらも王国の王だが、特殊な戦い方になるので別項目で起債する。
こいつらとのボス戦は、タイマンのボクシング形式になる。
Dの世界タルの王で、ドレッドヘアーをしている。
Dの世界の王だが、初っ端からドンキーに倒される。
怒りだすまえは適当にパンチしているだけでもあたるが、怒りだすとドンキーのパンチを避けてくるようになる。
ドレッドコングのパンチを手拍子で避けた瞬間にパンチを叩きこむことでダウンを取ることができ、ラッシュを叩きこむチャンスになる。
Kの世界タルの王。
見た目は老人だが、名前の通りカンフーを駆使して戦いを挑む。
川を流れる丸太の上で戦う。
カンフーの達人らしく、普通にパンチしても避けてくるうえ、チョップから裏拳の2段攻撃をしてくる。
怒り出すと宙に浮きながら3連の回し蹴りを仕掛けてくる。微妙にタイミングをずらしてくるので、うかつにリズムに乗って避けてると食らってしまう。
Jの世界タルの王。
武士道からなのか、大きなチョンマゲをしており、ドンキーと比べるとかなり巨体。
ある条件を満たすと回し蹴りをしてくるので、それを避けてカウンターするとダウンをとれる。
怒り出した後は、回し蹴りのあとの足払いを避けることでカウンターの回し蹴りを叩きこめる。
ドンキーのキックが見られる数少ないバトルの1つ。
Bの世界タルの王で、半分に割れた隕石の上で戦う。
力士の格好と体系をしており、名前の通りとても重そう。ツッパリで攻撃してくるが、避けてもカウンターを取ることができない。相手のツッパリにパンチを合わせて待ちながら、カウンターを取れるタイミングを見計らうことになる。
怒り出しても攻撃パターンはほぼ変わらないが、カウンターを取れるスキを見せにくくなっているため、より長い時間パンチで耐える必要がある。
倒したときに決まり手なのか、「突き出し」というボイスが流れる。
月の世界のボスで、今作のラスボス。ドンキーの5倍はある身長と、ゴリラながら角が生えたり口がトゲトゲしていたりと、非常に禍々しい見た目をしている。
他のコングと異なり、フィールドを駆け巡って戦う。
ファイナルコングと言う名称はゲーム中では現れず、覇王と呼ばれている。
どうにかして頭に近づけばボクシング形式になる。
ここまで書くと強そうだが、他のボスと比べても圧倒的に弱い。
他のボスはダウンから起きるときに距離を取ってきたり、即座に体勢を立て直してくるのだが、ファイナルコングはダウンから起きた瞬間にダウンを取ることができる。なのでダウンさえ取れれば同じことの繰り返しで倒せる。
コング・オブ・コングス
Wii版のみ。5人のコングと連戦をする特殊ステージ。いわゆるボスラッシュ。
他のゲームに隠れがちだが、本作もとても面白く、
リターンズをクリアしたならこれもプレイする事をオススメする。
しかしGC版もWii版も兎に角腕を振るので、疲労や筋肉痛は避けられないのであしからず。GC版はタルコンガを叩いたり手拍子もしたりするので、騒音にも注意。
以下ネタバレ含む
覇王以外のコング達は、真のエンディングで和解したのかドンキーと一緒に胸を叩いて勝利を喜ぶ。
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追記・修正はバナナの早食いを敢えてスルーした方お願いします。
- wii版はやったことないからそっちにはあるかどうかわからないけれど、GC版だとプラチナクレストもあった。 -- 名無しさん (2014-04-20 20:37:25)
- Wiiだと色が銀?に固定されてたよ -- 名無しさん (2014-08-31 02:56:25)
- 誤字を修正しといた ×愚か→○疎か -- 名無しさん (2014-12-06 23:15:20)
- あのコング達はその後全く見なくなった。 -- 名無しさん (2015-11-02 19:29:37)
- ↑きっとドンキーに変わってそれぞれの世界の平和を守ってくれてるんだよ -- 名無しさん (2025-02-01 22:44:06)
最終更新:2025年02月01日 22:44