フランソワ=ネリス(ACfA)

登録日:2011/03/27 Sun 22:47:00
更新日:2025/08/09 Sat 21:18:04
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ARMORED CORE for Answerに登場する独立傭兵のリンクス
カラードランクは23


【概要】

独立傭兵組織『コルセール』を率いて、北アフリカを拠点に活動している。
ゴロツキ集まりで、北アフリカには同様の独立傭兵組織が数多くあるが、フランソワの存在がコルセールの価値を押し上げていると言われている。
北アフリカと聞くとAC4アマジーグが所属していた当時最大の反体制勢力であったマグリブ解放戦線が有名だが、関係は一切不明。

ACfA発売前からシャミアオールドキング等と共にあちこちのゲーム雑誌で紹介されたり、公式ページにも載っていた……が、ミッションには本人はおろか、率いている独立傭兵組織すら出てこない。
設定もかなり凝っているのに本編で絡む事が全く無いのが残念…
そして…何より本当に残念なのは……


実はこの方、女性なんです!


それもACfAでただ一人女性の独立傭兵なんです! 何で出番がないんだフロム!! せめて声だけでも聞きたかったぞ…
本来“フランソワ”は男性名であり、女性名ならば“フランソワーズ”なのだが、公式サイトにて「女性リンクス」と明記されていた。


【搭乗機体】

バッカニア


鮮やかなメタリックオレンジに塗装された軽量タンクにレーザー武器腕という珍しい機体。
頭部はアルドラの旧標準機HILBERT-G7、コアはオーメルの新標準機LAHIRE、腕部はインテリオル・ユニオンの新型武器腕レーザーキャノンY12-OPS、脚部は同じくインテリオルの新型軽量タンクRIGEL。
内装もトーラスの汎用FCS「OMNIA」にインテリオルの新標準ジェネレーター&OB……と、独立傭兵にしては最新鋭機や希少なパーツで構成されている。
後述の武装含め特にインテリオル系に集中していること、そして率いる武装勢力の名称の意味(後述)など、地味ながら色々と想像力を働かせてくれる。

武装は、武器腕レーザーに加えて左背部にはパルスキャノン、右背部に横方向に大きく拡がる散布型ミサイル、肩にASミサイルを装備している。こちらもミサイル以外はインテリオル系で占められている。


ビジュアルはなかなか良いのだが、紙装甲&武器腕なので格納使用不能とタンクの特徴が全て潰れている。
その上、軽量タンクと謳っている割にはスピードもさほどなく、初期レギュでは火力も頼りなく、APに至っては三万を切っているACシリーズ伝統のダメダメな機体。

だが、後期レギュでは武器腕レーザーの火力がかなり高いため、真正面から舐めて掛かるとレーザーとパルスキャノンのラッシュ、ミサイルの猛攻を受けボコボコにされてしまう。
初心者プレイヤーにとってはオーダーマッチ序盤の壁として立ちはだかるだろう。





【余談】

名前の「フランソワ」は実在した17世紀の海賊フランソワ・ロロネーが由来と思われる。
機体名の「バッカニア」とは17〜18世紀実在したカリブ海の海賊の総称。ロロネー自身バッカニアの一人である。

率いている部隊の名前「コルセール」も16世紀に英仏海峡を根城にしたフランスの私掠船団(公認海賊)の事。
この様に海賊に因んだ名前が多く、それ故かエンブレムにも財宝が詰まった宝箱が描かれている。




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最終更新:2025年08月09日 21:18