ラングロトラ

登録日:2011/01/09 Sun 04:47:42
更新日:2025/06/05 Thu 17:03:47
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「さぁ、振り切るぜ…」



モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。
初登場は『モンスターハンターポータブル 3rd』(MHP3)。

別名-赤甲獣


【概要】


見た目はまんま赤いアルマジロであり、攻撃にも丸まってコロコロするものが多く、見る人が見ればかわいいらしい。

ブナハブラを主食にしているせいか麻痺になる液体を吐き出してきたり、同じ牙獣種であるババコンガよろしく悪臭状態にしてきたりと地味にうざったい。

また舌が非常に長く、それを生かした遠距離攻撃なども備えており、丸まって動き回るせいで攻撃も安定せず、アシラ系牙獣種なのに下半身の肉質がかなり硬めという嫌らしい守りも見せてくるため、同じ牙獣種のアオアシラウルクススよりも苦手という人もたびたび目にする。

MHP3/MH3G

登場がアオアシラやウルクススより少し遅く、危険度もリオレイアボルボロスと同格。
ただ火山組の中ではどう考えても見劣りする実力ではある。
その分一緒に出てこられると厄介ではあるのだが…

MHX/MHXX

アオアシラには「紅兜」、ウルクススには「大雪主」という二つ名持ちが新たに登場しているが、ラングロトラの二つ名持ちは登場しなかった。
MH4/MH4Gでしれっとリストラされたりしたせいで、MHP3で初登場した牙獣種組の中での影の薄さはダントツの最下位…のような気がする。

MHRise


無法の峻厳(しゅんげん) 奇塊転げて逆落とし

静穏転覆 堅固の獣弾

おでまし 転ばし牙獣



___________
▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽▽
赤き獣弾
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MHWorldではリストラされたが、MHRiseで再び登場。
新システム「操竜」でも拘束力の高い麻痺液や長い舌による高速・長リーチの攻撃は存分に発揮され、アシラ骨格のモンスター達の中では最強クラスの操竜性能を誇る。

MHNow

位置情報ゲームアプリである本作では、2024年冬のシーズン4にて同期のウルクススと共に参戦。
森林や砂漠、沼地エリアに出現する。現実世界にやってきてからは、異臭を放つ体液を撒き散らして人々に迷惑をかけているようだ。
転がってきたり飛び跳ねてきたり、舌伸ばしや麻痺液を吐く等初見ではかなりわかりにくい攻撃を繰り出してくる。特に舌伸ばしは攻撃判定が微妙に遅れて発生する為焦って回避すると引っかかりやすいので注意。他には悪臭攻撃も行い、喰らうと一定時間回復アイテムが使えなくなる。何気にNowにてこの状態異常はラングロトラ実装で初めて追加された。…まあ本作で回復薬は課金アイテム(無料で貰える応急薬も一日に5個支給で最大10個までしか持てない状態)だし、さらにモンスターの攻撃ワンパンでダウンすることも多い等、本編と価値観が違う点が多いので使えなくなって困るかと言えば微妙なところだが。とはいえこの悪臭攻撃、SPスキルも使えなくなるので本作ではこちらのほうが厄介かもしれない。


弱点属性は水

弱点部位は腹と頭*1

部位破壊は背中


【主な攻撃】

  • 連続引っかき
牙獣種ご用達のいつもの引っかき。

  • 前方抱きつき
牙獣種ご用達の(ry

  • 回転引っかき
牙獸種(ry

  • 正面ゴロゴロ
アオアシラ、ウルクススでいう突進の部類に入る攻撃。
予備動作は分かりやすいがスピードが速く、ラングロトラ自体がデカい場合回避しても引っかかったりする。

  • 後方ゴロリン
ハンターが後ろにいるときに使用。
ご自慢のデカいのせいで予備動作がわからず食らうこともしばしば。

  • 側転
予備動作の後、自分の後ろに回り込むように弧を描いて転がる。
攻撃よりも立ち回りとして使用することが多い。


前後横共に転っている時に攻撃を与えると、跳ね返る様に吹き飛んで転倒する。ピクリとも動かない。
疲労していると転がるスピードが遅くなるので、狙い打つのも面白い。


  • バウンド(数回)
少し力むような動作をしたあと2〜4回ほど不規則に跳ねる。

  • バウンド(単発)
短い予備動作のあと真上に飛び上がり、丸まって落ちてくる。
この時周囲に地震が発生する
これ自体はそんなに当たらないが落ちてきたあとに大きな隙が出来るのでこちらの攻撃チャンス。
後述の麻痺液に当たると高確率で決めてくるのがいやらしい。
Riseでは狙いのつけ方が非常にいい加減であり、麻痺状態のハンターにも当たらないことがある。

  • 舌伸ばし
四つんばいになり少し口を動かしたあと舌を伸ばして攻撃してくる。
前方に範囲が広く、当たるとラングロトラ側に吹き飛ぶ。
舌には伸びるとき、振れるとき、戻るときの三回当たり判定があるためガードをするとスタミナをガッツリ削られる。

  • 舌なぎ払い
MH3Gで追加。前方をなぎ払う。
張り付いてれば怖くないが、距離をとっていると当たりやすい。

  • 麻痺液飛ばし
多少上体をのけぞる予備動作のあとに、当たると麻痺になる液体を飛ばしてくる

  • 悪臭攻撃
四つんばいになったあとに茶色い煙を吹き出してくる。
当たると悪臭状態になる。
煙による吹き飛びはガード出来るが、悪臭はガード強化がないとガード出来ない。
MHRiseでは煙の判定はラングロトラの下半身周囲のみとかなり弱体化した。予備動作が見えたら正面に移動したほうがいい。


【武具】

武器は赤い甲殻を使った見た目の麻痺属性。初登場のMHP3においては貴重な麻痺属性でもあった。
当初はハンマー・ガンランス・スラッシュアックスしかなかったが、Xシリーズにてランスとヘビィボウガンが、Riseにてチャージアックスが追加された。
この中だとランスが攻撃力や属性値のバランスもいい武器種とハンター達からは評判。

そしてこいつの素材で作られる防具は、男用こそピザでも食ってろデブな外見だが、特出すべき点が女用の胴防具にある。
MHP3があり、女ハンターを使用している紳士諸君は今すぐ鍛冶屋のオッサンのもとへ行き、ラングロ装備のプレビューを見ていただきたい。
そして具体的には胸元をズームして見ていただきたい。


……そう、ラングロ防具からナマ乳の中心地、谷間が拝めるのだ。
上乳なんかとはレヴェルが違う、中乳を拝むことが出来るのだ。
フルフェイスに露出度ゼロの鎧だと思ってたら意外なところに隙が…それはさながら堅物なあの子が実は可愛いモノ好きだと判明したあの時や、普段ツンケンしてるあの子がふとした時あどけない笑顔を僕だけに見せてくれたあの時のようなときめきを感じさせてくれる…。
ラングロ装備はそんな浪漫が詰まっている防具なのだ。


スキルが微妙?防御力低い?
そんなものは神おまでカバーだ!


が、そんなラングロ防具もMH3Gでは初心者救済と言われるくらい高性能に。
MHRiseでは高速変形を備えたスラッシュアックス向け装備に変貌。特に上位脚防具は回避距離UPLv2まで持っているためテンプレ装備に組み込まれるという出世ぶり。
倒すのも難しくないので、一式揃えてはいかが?

Nowでは新スキルである「チェンジブースト」を持っている。スラッシュアックスやチャージアックスで武器変形を行った後に一定時間攻撃力が上昇するというもの。これらの武器を使うなら是非使いたいスキルである。
他に腰装備では、闘気活性やSPゲージ保険といったあれば便利なものが付く。


ハンター「ハハッ、牙獣種なんて所詮はこんなものか。ん?新しいクエストか…」

「すべて…振り切るぜ!」



『 ト ラ イ ア ル !! 』



追記・修正はラングロトラで玉転がしをしたらお願いします。

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最終更新:2025年06月05日 17:03

*1 丸まって攻撃している時全身の肉質が大幅に軟化しているため、実質的にこれも弱点となる。