登録日:2022/03/17 Thu 12:19:05
更新日:2025/05/25 Sun 02:30:41
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ブナハブラ(
Bnahabra)とは、『
モンスターハンター』シリーズのモンスターの一種。
初登場は『モンスターハンター3』(MH3)。
【概要】
MH3で
ランゴスタに代わってハンターの妨害役に任命された甲虫種。
左右に張り出した赤い甲殻が特徴。別名は「
飛甲虫」。
なお、勘違いされやすいが赤い甲殻は頭部ではなく、本物の頭部は甲殻の下にあり少し小さい。
腹に付いている針から麻痺性の
毒や腐食性のある体液を放出し、外敵から身を守る。
繁殖方法は意外とグロく、他の生物の死骸に
卵を植え付け、前述の体液で死骸の腐敗を進行させて卵の孵化や幼虫の成長を促進させる。
そのため、理論上生物がいる環境ならどこでも適応できる。
だが、天敵がいるなら話は別。
例えば火山の場合、
ウロコトルは卵を植え付けるための死骸を食べてしまう上、ブナハブラ自身も捕食されてしまう。
他にもブナハブラを食べる
ラングロトラ等も天敵にあたる。
そんなもん食べてるから臭くなるんじゃ…
当然人間との共生は不可能に等しく、専ら害虫扱いされている。
モンスターの中では小柄で弱い方だが、人間の子供並みの大きさなのでブナハブラの退治はハンターに依頼されることが多い。
例によってランゴスタのようにブンブン動き回るので鬱陶しいが、自分から近づかなければあまり襲ってこないのがせめてもの救い。
案の定全然攻撃が当たらずストレスが溜まっていったランサーもいたが
楽に討伐したいのなら、たいまつや燃燐スキルがオススメ。
ちょこまか飛んでいたブナハブラ達は
自分からハンターに突進していくようになる。
他の甲虫種のようにそのまま攻撃すると高確率で砕け散るので、剥ぎ取りたい時は毒けむり玉や
毒属性の武器で毒状態にしておこう。
近年では変な所に需要があるらしく、衣装の素材や
食材として討伐を依頼する人が現れている。
アルセルタスの件といい、甲虫種を食べたい変わり者も増えているようだ
【攻撃モーション】
ランゴスタと同様に腹部の針で攻撃する。
たまに麻痺することがあるので注意。
だが、ランゴスタに比べるとやや空振り気味で、採取中や剥ぎ取り中に屈んでいるときは意外と当たらない。
そのくせ当たってほしくない時に限って当たる
ほとんど知られていないが、
地味にスタン値がある。
実際に、
リオレウスがブナハブラの攻撃でスタン状態になった事例が確認されている。
少し離れた所に放つ。
MHP3からは当たると全耐性がダウンする。
MH3では生息域ごとに耐性が下がる属性が異なっていた(後述)。
【武具】
防具のブナハシリーズはシリーズ通して防御力こそ低いが、スキルは優秀なのが揃っている。
しかし、何より驚くべきことは見た目。
男性用は剣士はシルクハット、ガンナーは片眼鏡付のお洒落な紳士服で、女性用は繊細な装飾が施された優美なドレス。
一度見れば分かるが、
明らかにあのブナハブラから作られた装備とは思えない。
公式設定では、「都に住む
貴族がデザインしたのでこのような外見になった」とのこと。
ブロッサムシリーズ
MHWorldの季節イベント「アステラ祭」の初開催となる、2018年4月の「アステラ祭【開花の宴】」で登場した防具。
春をイメージした赤系統の色だが、実はMHXX以前のガンナー用のブナハシリーズのデザインがベースになっている。
MHWorldでは生産には期間中にログインボーナスや配信バウンティで入手できる「開花チケット」が必要。下位/上位でそれぞれあるが、着彩は上位装備のみ。
重ね着装備はまた別で、キリンγシリーズの生産で使う「幻獣チケット」が必要。
MHRiseではSwitch版が発売1周年を迎えるタイミングで配信開始したイベントクエスト「あの日の思い出」の報酬に含まれる「開花チケット」で生産できるようになる。
剣士用デザインのブナハシリーズと共演しているが、こちらは重ね着装備のみである。
MHWildsでも春のイベント防具であり、2025年4月の「交わりの祭事【花舞の儀】」で解禁された。
MHWorldと異なり下位装備は無く上位装備のみだが、その代わり生産と同時に重ね着装備も入手となる。
【シリーズ毎の活躍】
MH3~MH3G
ランゴスタの後輩として虫嫌いのプレイヤーを震え上がらせたり、何度も麻痺にしたりとお邪魔虫としての印象を植え付けた。
モガの森では大量発生することがある上、通常より大きなサイズも出現する。
また、本作では地域ごとに羽の色が異なり、MH3ではそれに応じて体液の効果も異なるという設定がある。
フィールド |
羽の色 |
体液の効果 |
孤島 水没林 |
赤っぽいピンクの模様が入った紺 |
雷耐性デバフ |
砂原 |
くすんだ黄色 |
水耐性デバフ |
凍土 |
オレンジ味がかった水色 |
氷耐性デバフ |
火山 |
赤い地に黒い模様 |
火耐性デバフ |
渓流 |
あざやかな水色 |
(全属性耐性デバフ) |
MH4/MH4G
無事続投。
本作でも討伐クエストが用意されているが、新顔の
クンチュウがブナハブラが可愛く見える程の害虫だったので、ヘイトはそこまで集めていない。
だが、MH4Gのイベントクエスト「巨大飛甲虫討伐ノススメ」は別。
大老殿G級 |
G★ |
環境不安定 |
討伐クエスト |
巨大飛甲虫討伐ノススメ |
目的地 |
|
メインターゲット |
報酬金 |
7800z |
闘技場 |
ブナハブラ50匹の討伐 |
制限時間 |
サブターゲット |
報酬金 |
2100z |
50分 |
アルセルタス1匹の狩猟 |
契約金 |
受注・参加条件 |
800z |
G★1許可証 |
クエスト内容はご覧の通りであるが、50匹も討伐しなければならないブナハブラが
サブターゲットのアルセルタスと同じくらいデカい。
虫嫌いのプレイヤーに最大級の
トラウマを与えた。
MHX/MHXX
遂にランゴスタとの共演を果たす。
なお、危険度はランゴスタより高い★2。
やはり腐食液が危険なのだろうか。
MHRise
誰も気にしないであろう仕様変更が行われ、麻痺攻撃の時は、体液を出す時と同じ声を出して溜めてから刺すようになった。
いつも通り注目度は低かったのだが、公式Twitterが始めた企画「小型モンスター図鑑」で本種が紹介された際、画像に書かれた名前がブハナブラになってしまっているという珍事が発生。
多くのハンターの困惑と笑いを誘った。
MHST
MHX同様ランゴスタと共演しているが、ランゴスタの生息域はバブダの密林に留まるのに対し、ブナハブラは地域に応じて「青」「緑」「茶」「赤」の4色いるため、ブナハブラのほうが勢力は大きい。
体液の効果はMH3同様地域で異なっているが、バリエーションが増えている。
羽の色 |
フィールド |
体液の効果 |
青 |
ボルデ山 ザオバブ渓谷 |
全属性耐性デバフ |
緑 |
エットー洞窟 |
攻撃力デバフ |
茶 |
クバ砂漠 |
水耐性デバフ |
赤 |
ドヴァン火山 |
防御力デバフ |
追記・修正お願いします。
- ブナハ防具のデザインがいいけど作るためにはあれ倒さなくちゃいけないジレンマ -- 名無しさん (2022-03-17 18:41:48)
- 防具はまじで可愛いからな、ウザいけど大型モンスター狩るよりは危険も少ないからいるシリーズだと取り敢えず狩って防具作る -- 名無しさん (2022-03-17 22:42:14)
- MHP3のブナハ弓は三種とも結構好きだった。あとワールドにはブナハ防具とよく似た着せ替え装備があるね。 -- 名無しさん (2022-03-17 23:33:40)
- サンブレイクの片手剣、特にルージュはまさかのレウスと張り合う高性能 -- 名無しさん (2023-03-21 11:48:02)
- ランゴ装備のイロモノ具合からずいぶん変わったものだ -- 名無しさん (2025-01-13 03:21:56)
最終更新:2025年05月25日 02:30