ブナハブラ

登録日:2022/03/17 (木曜日) 12:19:05
更新日:2023/03/21 Tue 11:48:02
所要時間:約 4 分で読めます




モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。
初登場は『モンスターハンター3』(MH3)。

【概要】

ランゴスタに代わってハンターの妨害役に任命された甲虫種。
左右に張り出した赤い甲殻が特徴。別名は「飛甲虫」。
なお、勘違いされやすいが赤い甲殻は頭部ではなく、本物の頭部は甲殻の下にあり少し小さい。

腹に付いている針から麻痺性のや腐食性のある体液を放出し、外敵から身を守る。
繁殖方法は意外とグロく、他の生物の死骸にを植え付け、前述の体液で死骸の腐敗を進行させて卵の孵化や幼虫の成長を促進させる。
そのため、理論上生物がいる環境ならどこでも適応できる。
だが、天敵がいるなら話は別。
例えば火山の場合、ウロコトル卵を植え付けるための死骸を食べてしまう上、ブナハブラ自身も捕食されてしまう。
他にもブナハブラを食べるラングロトラ等も天敵にあたる。そんなもん食べてるから臭くなるんじゃ…

当然人間との共生は不可能に等しく、専ら害虫扱いされている。
モンスターの中では小柄で弱い方だが、人間の子供並みの大きさなのでブナハブラの退治はハンターに依頼されることが多い。
例によってランゴスタのようにブンブン動き回るので鬱陶しいが、自分から近づかなければあまり襲ってこないのがせめてもの救い。案の定全然攻撃が当たらずストレスが溜まっていったランサーもいたが
楽に討伐したいのなら、たいまつや燃燐スキルがオススメ。
ちょこまか飛んでいたブナハブラ達は自分からハンターに突進していくようになる。
他の甲虫種のようにそのまま攻撃すると高確率で砕け散るので、剥ぎ取りたい時は毒けむり玉や毒属性の武器で毒状態にしておこう。

近年では変な所に需要があるらしく、衣装の素材や食材として討伐を依頼する人が現れている。アルセルタスの件といい、甲虫種を食べたい変わり者も増えているようだ


【攻撃モーション】

  • 麻痺針
ランゴスタと同様に腹部の針で攻撃する。
たまに麻痺することがあるので注意。
だが、ランゴスタに比べるとやや空振り気味で、採取中や剥ぎ取り中に屈んでいるときは意外と当たらない。そのくせ当たってほしくない時に限って当たる
ほとんど知られていないが、地味にスタン値がある。
実際に、リオレウスがブナハブラの攻撃でスタン状態になった事例が確認されている。

  • 体液
少し離れた所に放つ。
MHP3からは当たると全耐性がダウンする。
MH3では生息域ごとに耐性が下がる属性が異なっていた(後述)。

【武具】

今までのシリーズでは片手剣狩猟笛ガンランスが登場している。

防具のブナハシリーズはシリーズ通して防御力こそ低いが、スキルは優秀なのが揃っている。
しかし、何より驚くべきことは見た目。
男性用は剣士はシルクハット、ガンナーは片眼鏡付のお洒落な紳士服で、女性用は繊細な装飾が施された優美なドレス。
一度見れば分かる、明らかにあのブナハブラから作られた装備とは思えない。
公式設定では、「都に住む貴族がデザインしたのでこのような外見になった」とのこと。

MHworldではブナハブラ自体は登場していないが、MHworldの季節イベント「アステラ祭」の初開催となる2018年春の「開花の宴」で、ガンナー用のデザインをベースとしたブロッサムシリーズが登場している。
MHRiseではブナハシリーズは復活しているが従来の剣士用デザインに統一されており、ガンナー用デザインは後にブロッサムシリーズが重ね着装備のみという形で登場している。

【シリーズ毎の活躍】

MH3~MH3G

ランゴスタの後輩として虫嫌いのプレイヤーを震え上がらせたり、何度も麻痺にしたりとお邪魔虫としての印象を植え付けた。
モガの森では大量発生することがある上、通常より大きなサイズも出現する。
また、本作では地域ごとに羽の色が異なり、MH3ではそれに応じて体液の効果も異なるという設定がある。
フィールド 羽の色 体液の効果
孤島
水没林
赤っぽいピンクの模様が入った紺 雷耐性デバフ
砂原 くすんだ黄色 水耐性デバフ
凍土 オレンジ味がかった水色 氷耐性デバフ
火山 赤い地に黒い模様 火耐性デバフ
渓流 あざやかな水色 (全属性耐性デバフ)

MH4/MH4G

無事続投。
本作でも討伐クエストが用意されているが、新顔のクンチュウがブナハブラが可愛く見える程の害虫だったので、ヘイトはそこまで集めていない。
だが、MH4Gのイベントクエスト「巨大飛甲虫討伐ノススメ」は別。
大老殿G級 G★ 環境不安定
討伐クエスト
巨大飛甲虫討伐ノススメ
目的地 メインターゲット 報酬金 7800z
闘技場 ブナハブラ50匹の討伐
制限時間 サブターゲット 報酬金 2100z
50分 アルセルタス1匹の狩猟
契約金 受注・参加条件
800z G★1許可証
クエスト内容はご覧の通りであるが、50匹も討伐しなければならないブナハブラがサブターゲットのアルセルタスと同じくらいデカい
虫嫌いのプレイヤーに最大級のトラウマを与えた。

MHX/MHXX

遂にランゴスタとの共演を果たす。
なお、危険度はランゴスタより高い★2。
やはり腐食液が危険なのだろうか。

MHRise

誰も気にしないであろう仕様変更が行われ、麻痺攻撃の時は、体液を出す時と同じ声を出して溜めてから刺すようになった。
いつも通り注目度は低かったのだが、公式Twitterが始めた企画「小型モンスター図鑑」で本種が紹介された際、画像に書かれた名前がブハナブラになってしまっているという珍事が発生。
多くのハンターの困惑と笑いを誘った。

MHST

MHX同様ランゴスタと共演しているが、ランゴスタの生息域はバブダの密林に留まるのに対し、ブナハブラは地域に応じて「青」「緑」「茶」「赤」の4色いるため、ブナハブラのほうが勢力は大きい。
体液の効果はMH3同様地域で異なっているが、バリエーションが増えている。
羽の色 フィールド 体液の効果
ボルデ山
ザオバブ渓谷
全属性耐性デバフ
エットー洞窟 攻撃力デバフ
クバ砂漠 水耐性デバフ
ドヴァン火山 防御力デバフ



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最終更新:2023年03月21日 11:48