モンスターハンターNow

登録日:2025/04/06 Sun 17:17:00
更新日:2025/04/12 Sat 12:50:26
所要時間:約 56 分で読めます





こそ、狩りまくれ!



モンスターハンターNow』(Monster Hunter Now)とは、ナイアンティックとカプコンによって開発されたスマートフォン向けのゲームである。
「モンハンナウ」、「MHNow」と略して呼ぶ人は多い。発表当初はナイアンティック側の過去作品繋がりでモンハンGOなんて呼ぶ人もいたが現在はは少ない。




概要

2023年9月14日にサービス開始された作品。
カプコンの看板作品の一つにして、大人気ハンティングアクションゲーム『モンスターハンター』シリーズのスマートフォン向けアプリであり、かつシリーズ初の位置情報ゲームである。
日本国内では、これまでにもモンハンを題材にした携帯アプリは過去にいくつか展開されたが、本作はMHWorldをベースとしたダイナミックなアクション要素やグラフィックをほぼ盛り込んだゲームと言える。
これは近年のスマホの機能向上や、ナイアンのこれまでに開発してきたPokémon GO等のアプリで蓄積されたノウハウが活かされたことが大きいだろう。
本作の発表当時、MHWorldは全世界で2250万本もの販売本数に上っていただけに、本作でも同様に海外展開も行われており、日本だけでなく、アジア諸国やヨーロッパ、欧米といった多くの国でプレイ可能。
場合によってはメインシリーズのように違う国の人と狩猟に臨むことも出来る。
狩りの舞台は我々の住む現実世界。現実世界の地図にモンハンの世界観が投影され、あちらの世界のモンスター達がこちらの世界にやってきたという設定。
実際にこんなことが起きたら世界中パニックなんてレベルじゃないが、ゲーム内の人々は割と受け入れている様子。
てか呑気過ぎると言うか…現実でいう熊どころか鹿くらいの感覚でモンスターと接しているような…。


基本的なシステム

本作は位置情報系アプリであることから、現実世界のフィールドを歩き回りモンスターを探して狩っていくゲームである。当然位置情報を有効にしていなければ遊ぶことは出来ない。
フィールドには大型モンスター以外に小型モンスター、鉱石や骨などの落し物素材、特定の場所には鉱石等が大量に採集出来るスポット(Pokémon GOでいうポケストップ)があちこちに出現しており、プレイヤーであるハンターから半径100mのサークル内にそれらが入るとそれらの狩猟や採取を行える。
スポットではない落し物は、タップなくても一緒に行動しているアイルーが自動で採取してくれる。

出現する大型モンスターアイコンの横には☆が表示されており、この数が多いほど体力や攻撃力が上がる(=難易度が高い)。
☆5の次である★6以降だが、本作では6以上は紫色となっており、6の場合は★1つで表示され、条件を満たすことで最大★10までが出現する。
フィールド上の大型モンスターは1時間毎に湧きなおしが発生する。採取スポットは、一度採取するとその時点から3時間経過することでリポップする。
現実の地図をもとにフィールドを歩き回ってモンスターを討伐する等して素材を集めていき、武器や防具を作成・強化してクエストやミッションを達成していくことになる。

詳細は後述するが、本作はストーリーは周回して展開される。*1
周回することで狩猟するモンスターの最大難易度が1上がり、☆5クリア後は★6のモンスターがフィールドに出現し、ストーリーを最後まで進めるとまた最初に戻り今度は★7が…というように展開されていく。
難易度が上がるにつれてモンスターの体力と攻撃力が上がるが、その分レア素材の出る確率も高くなる。…高難易度の個体狩っても報酬はレア1や2ばかりとかもよくあるけど。

ちなみにスピードが時速20km(約5.5m/s)を超えると規制が入ってフィールドの全てのオブジェクトは隠され何も出来なくなる。
この手の作品では当然のマナー及びルールだが、走りながら運転しながら(歩行者の場合ながらスマホも)このゲームをプレイすることは絶対しないように。
位置情報と共にアクションゲームでもあり、画面を見て操作する系のものなので、しっかり落ち着いてプレイできる場所でゲームを楽しもう。


エリアについて

フィールドにはエリアが分けられており、森林砂漠沼地雪原の4種類。
それぞれのエリアによって出現するモンスターや採取出来る素材の傾向が違うので、欲しいモンスターの素材があればそのエリアを求めて歩くことになるだろう。
日本時間の朝9時(UTCで0:00)にはフィールド上のエリアがランダムで変化し、出現するモンスターや採取できる素材スポットも変化する。

  • 森林エリア
草木の生い茂るエリア。出現する大型モンスターも他エリアと比べると多め。おなじみリオレウスはこのエリアでのみ出現する。*2
採取出来るスポットは草のようなアイコンで、火薬草や流水草等の属性系の装備の強化に使用する素材が取れる。虫系の素材もたまに取れる。

  • 砂漠エリア
辺り一帯が砂原のようなエリア。メインシリーズの砂漠系のフィールドで出現していたモンスターや、MHWorldの瘴気の谷で出現していたモンスターが主に出現する。
小型モンスターに関しては陸珊瑚の台地に棲息していたシャムオスが出現する等、若干違う要素がある。
エリアの主的存在であるディアブロスも(亜種含め)このエリアでのみ出現し、非常に高い攻撃力と体力でハンター達の強大な壁として立ちはだかっている。
採取スポットは骨塚。竜骨や上竜骨といった素材が取れる。色んな装備の強化に大量に必要になるので、暇があれば入手しておきたい。

  • 沼地エリア
沼というより湿地のようなエリア。水辺に棲息しているようなモンスターや、MHWorldの陸珊瑚の台地に出現していたモンスターがこのエリアで見られる。
ジュラトドスはこのエリアでのみ出現するが、個体数が少ないためミッション対象として指定されていると地味に苦労する。
採取スポットは鉱石物。鉄鉱石やマカライト鉱石、大地の結晶等が取れる。武器や防具の強化にこちらも大量に必要になる為、このスポットも見かけたら出来るだけ掘っておきたい。

  • 雪原エリア
2024年12月のシーズン4より追加された雪が降り積もっているエリア。ウルクススベリオロス等、メインシリーズで寒冷地のフィールドにのみ出現するモンスターが棲息している。
MHW:Iにおける渡りの凍て地のような場所でもあり、それまでは沼地のみに出現していたレイギエナはここでも姿を見せるようになった。
ポポは本作では今のところ出てきていないが、ティガレックスも出現する。
採取スポットはキノコの群生地となっている倒木。毒テングダケやマヒダケにニトロダケのような状態異常系の武具の素材になるものの他に、セッチャクロアリや雷光虫のような虫系の素材もよく取れる。
特に雷光虫は雷属性の武具を強化するのに大量に必要になる中で、これまでなかなか必要数入手出来ないストッパー的な素材だったが、このスポットの出現でかなり集めやすくなった。


狩猟について

サークル内に出現したモンスターをタップすると狩猟画面に移行する。
武器は常に抜刀したままで、納刀は出来ない。(太刀のみ特殊納刀という形では可能)
操作は画面をタップして攻撃、回避はフリックを使用する。上に向かってフリックするとローリング(モンスターと距離が離れているとスライディング)して距離を詰める。
画面を長押し、ホールドすることでガードするなど武器種によって様々なアクションを取る。
MHWorldやMHRiseで行うことの出来たアクションは大体行うことが可能だが、スマホで操作する都合上扱いが難しいものもいくつか存在する。

剣士ならば基本的にモンスターが画面中央に収まるようになっており、何も考えずにタップしまくると攻撃は相手の胴体部分に吸われるようになっているが、胴体が弱点なモンスターはかなり少ない。
その為、本作の新スキルである「ロックオン」を持つ防具を装備して頭や尻尾を狙って攻撃するのが基本。
一応下記のガンナーのようにジャイロ操作にすることも出来るのだが、そうなると今度はロックオンが出来なくなってしまう為非常に操作しにくくなるので封印していて問題無い。
ガンナーの操作はセミオートとフル(ジャイロ)とに切り替えられる。セミだと常にモンスターを自動で追いかけて弾や矢を撃つことが出来るが、こちらも剣士と同様胴体付近しか狙えないので火力は出にくい。フルだとスマホ本体を動かして撃つ場所を任意で指定出来る。頭や翼の先端などはダメージの通りが良い為、基本的にガンナーを扱うならばこの操作を行って立ち回ることになる。
ただし、スマホをちゃんとした角度で持っていないと変な方向に回避したり弾や矢が飛んでいくことになるので注意。
外でスマホをせわしなくあっちこっちに向けている人を見かけたら多分この操作をしているので不審者ではない…はず。
セミオートも素早く動き回るモンスターに確実に当てたい時は一応選択肢に入るが、慣れてきたらそういう相手にもフルで挑みたい。

大型モンスターの狩猟時間は75秒(小型モンスターは無制限)。この時間内に討伐出来ないと失敗になってしまう。
部位破壊出来ていたとしてもその報酬も一切手に入らないので、尻尾斬り等に拘りすぎて時間切れなんてことがないようにしたい。
ちなみに討伐時間でランクが表示される(A,B,Cがあり早ければA評価というもの)が、それによって報酬が変化することは無い。
大型モンスターは攻撃の際、体が赤く光るようになっている。それに合わせて回避行動を取るのだが、本作では回避性能が高くモンスターの攻撃判定が狭いこともあり、メインシリーズでは当たってそうな攻撃も回避できることも珍しくない。
とはいえ横に判定の広い突進攻撃のようなものは一度の回避では被弾する可能性もある。

また、タイミング良く攻撃を回避することで、MHX/MHXXのブシドースタイルのような“ジャスト回避”が可能になっている。完全無敵で回避した後、武器種によって様々な恩恵を受けたり強力な攻撃を繰り出すことが出来る。タイミングとしては、攻撃をギリギリまで引き付けてから回避しなければいけないので練習は必要。
ちなみにこの回避行動は基本的にモンスターを中心に回るように回避する。左右に回避しようとフリックすると← →ではなく、↖ ↗といった感じに移動する為、メインシリーズと同じノリでやると突進攻撃のような横に判定の広い攻撃は引っかかる理由はこれにある。一応ジャイロ操作にすることで、スマホをモンスターと違う方向に向けてフリックすれば実質的に真横に回避できるというテクニックはあるので覚えておくといいかもしれない。

そして本作の独自要素として、モンスターに攻撃を当てていくことでゲージが溜まっていき、溜まり切ると強力な技である“SPスキル”を使用可能になる。
所謂MHX/MHXXの狩技のようなもので、使うと武器種によって様々な攻撃が可能となっている。使用するとスキルの終わりまで完全無敵な為、強力な攻撃(回避が困難や苦手な攻撃)を無理やり突破しながら攻撃することも出来る。
当然ながらモンスターに当てないとただ無敵のある行動で終わってしまい、非常に勿体ないので、咆哮やあまり動かない行動の時に撃ちたいところ。

ハンターの体力は100、ダメージを受けても35秒経過で1回復するようになっている。
一方で、体力が30%を切っていると大型モンスターとの狩猟に挑むことが出来ない。(小型は可能)
ソシャゲで言うスタミナシステムが本作では体力になっており、仮に体力が0になった後で再度挑戦するならば約17分待たなければならない。*3
もしも待たずに狩猟を続けたい場合は、後述の回復アイテムを使用すれば即座に狩猟に挑める。
本作では狩猟中に体力が0になるとハンターは膝をついて動けなくなってしまい、SPゲージも若干減少してしまう。そして回復アイテムを使うか諦めるかの選択肢が出てきて、アイテムを使えば即体力が回復して復帰可能。
メインシリーズと違い何度ダウンしても回復アイテムのある限り復帰できるが、その際も時間は経過していくので続けるか退くかの判断は誤らないように。

そうしてモンスターの体力が0になると討伐成功となり、ゼニーとHRP(ハンターランクポイント)とシーズンティアポイント、そして報酬の素材を4つ獲得出来る。
素材はレア1~6まであり、レア4は☆4、レア5は☆6、レア6は☆8以上のモンスターを狩ると出てくるようになっている。
部位破壊した場合はそこに応じた素材が1個貰えるようになっており、複数個所破壊すればその分貰える素材も増える。
マルチプレイで狩猟した場合は、グループハント報酬としてさらにもう1個貰えるので素材集めしたい時は2人以上でやるとお得。
報酬に関しては、基本報酬の1枠目と2枠目が2倍になったりグループハント報酬が2個貰える等のイベントが期間限定で行われることもある。
以上のことから、本作はメインシリーズ以上に“やられる前にやれ”というイメージが大きい。ハクスラの傾向が強いとも言うべきか。

モンスターを狩猟開始する前に自身の周りに本作をやっている人がいればその人数が表示され、マルチ用のロビーを作成して狩りに誘うことが出来る。
フィールドを歩いている時に「一狩り行こうぜ!」のメッセージが来てクエストに誘われることもある。
このマルチで一緒に狩りに行った相手に限り、狩猟後にフレンド申請することが出来、承諾すればフレンドに登録される。後述の次元リンクや大連続狩猟でご一緒したハンターは申請出来ない。
近くにそんな人いないよ!って場合はフレンドのID検索機能を使えば遠くの人とフレンドになることも可能なので、同じようにフレンドが欲しいor増やしたいという人をX(旧Twitter)や掲示板で探すのも手。
フレンドになった相手には1日で10人までだが声援を送ることが可能*4で、これを受け取るとその日の体力が1増える。
またフレンドクエストに招待したり、逆に誘ってもらえて欲しい素材のクエストが回ってくる可能性が高くなる。


ミッションやクエストについて

ストーリーミッション

本作ではモンスターを〇体討伐や素材採取を〇個行うといったミッションを達成していくことでストーリーが進行するようになっている。同時にHRPやシーズンポイントを獲得出来る。
そしてミッションが一定段階まで進むと「緊急クエスト」が出現し、出てきたモンスターを討伐出来れば次のチャプターへと進めるようになっている。

緊急クエスト

一定のミッションを達成すると特定のモンスターが出現して戦うことになる。このクエストをクリアすると次のストーリー展開や新たなミッションが提示されることに加え、討伐したモンスターがフィールドに出現するようになっている。これは初回クリア時のみで、2周目以降は普通に最初からフィールドに出現している。
そしてこの緊急クエストは、本作では必ず一人でやらなければいけない。マルチに頼ることが出来ない為、自身の腕が試されるものでもあるだろう。
ただしストーリーを周回していくとモンスターの体力や攻撃力も高くなり難易度も上がるので、クリア出来ずストーリーを進められないという事態に陥るかもしれない。
そんな時は設定で緊急クエストの難易度を下げることが可能。一度下げるとその周のストーリーをクリアするまでは難易度は下がったままになる。
これは緊急クエストのみでフィールドに出現するモンスターに影響は出ない。

デイリーミッション

ゲームを進めることによって、モンスター狩猟や素材収集等指定されたものを達成することでゼニーや素材、装備の強化に必要な精錬材を獲得出来る「デイリーミッション」というものも追加される。
言うなればMHWorldの「配信バウンティ」のシステムだが、本作でもこれの報酬が割と重要で、精錬材はこのデイリーミッションを毎日コツコツこなすことが基本的な入手手段な為、最低でもこれらは毎日行っていきたい。
また、有料アイテムのエクストリームハンターパスを購入しているともう一つミッションが追加され、精錬材を多く入手できる。

イベントミッション

イベント期間中に出現するミッション。そのイベントの対象となっているモンスターを狩猟(例えば火属性強化クエストにてリオレウスを2体狩れといった感じ)や、特定の重ね着を装備した状態でモンスターを狩る等のことを提示される。
期間限定ではあるものの、ゼニーを多く獲得出来たり入手の難しいレア5,6の素材が報酬として用意されていることも多い為、積極的に達成していきたい。

フレンドクエスト

毎週木曜日の9時から1週間かけて行われるクエスト。ランダムで配布されたクエストを一つ選び、さらにフレンドを招待して一緒に達成を目指すというもの。逆にフレンドから招待されたクエストに参加してもいい。
難易度が易・普・難の3種類あり、難しいクエスト程獲得報酬も多くなる。5回周回することが出来るがゼニーや素材を得られるのは1回目までで、2回目以降はHRPとシーズンティアポイントのみ。
一度行うクエストを決めたらその1週間は違うフレンドクエストに変更や乗り換えることは出来ない為、欲しい素材をよく考えて決めよう。
もっとも大体のプレイヤーはやがて素材不足よりも金欠に悩まされるようになるため、選ばれるのは一番ゼニーが多くもらえる難になっていくのだが。


装備

メインシリーズ同様、モンスターを狩猟して集めた素材とお金であるゼニーを使って武器や防具を生産、強化することが出来る。
作成や強化には該当するモンスターの素材だけでなく、基本素材として鉄鉱石や竜骨等も要求される。
加えて武器の場合はとがった爪、防具の場合は翼竜の皮といったように小型モンスターの素材も要求されるので、フィールドに出現しているジャグラス等も適度に狩っておく必要がある。

装備はグレード(G)があり、さらにそのグレードにはそれぞれ5段階のレベルが存在していて、レベル5まで強化するとアップグレードとなり次のグレードに移行する。
グレードは最大10まで存在しており(10-5でカンスト)、グレード4,6,8のような特定の段階まで強化することでスキルが開放されるなどの恩恵を得られるようになっている。
そしてソシャゲタイプのゲームの宿命か、強化に要求される素材の量は非常に多い。最初のほうこそ数個程度の要求しかされないものの、グレードが上がっていくにつれてどんどん増えていき、鱗や皮も一段階強化するだけで何十、何百個という量を要求される。
メインシリーズでは2,3個程度でよかった尻尾なんかでも最終的に数十個も要求されるので、一体何に使っているのか甚だ疑問である…。
加えて1個獲得するだけでも相当運が絡む「竜玉のかけら」のようなレア6素材も大量に要求されていく。
また一部のモンスターは竜玉のかけらにあたるレア6素材が専用の素材になり、そちらが要求されるようになる。
竜玉のかけらのように他のモンスターを倒して集めることができないので不利…と思いきや、使う装備も限られるのでこちらの方が竜玉のかけらを分け合わないといけない通常モンスターの装備より早く育ち切ったということもあったりする。

さらにアップグレードするにあたっては、精錬材というアイテムが必要になる。武器と防具で分かれており、これらは基本的にデイリーのミッションを達成することで毎日1個手に入る。
素材の量だけでも頭を悩ますが、お金であるゼニーの要求量も凄まじいことになっている。強化を進めていくと、一段階強化でも2,3万、アップグレードには5万以上かかるようになる。
本作ではメインシリーズ以上にゼニーが稼ぎにくい為、考え無しにあれこれ強化しているとあっという間に金欠になって素材はあるのにお金が無くて強化出来ないという事態も珍しくない。
その為毎日指定されたミッションもこなしていき、必要な素材とお金を集めることになる。…以上のことから所謂エンドコンテンツの類ではあるが、非常に長い目で、長い時間をかけて進めることになる。
本作においては現状加工屋のような場所やそれに携わる人物が存在していないので、自前で行っている都合上こうなっている…のかもしれない。
その為あれもこれもと手を広げるのではなく、まず作りたい装備を定めてそれに絞って素材やお金を集めて行くのが鉄則である。
本作では武器もグレードを上げることでスキルが追加されたり、SPスキルの威力が上がる。
メインシリーズでもMHWildsでは武器がスキルを持つようになったが、本作で装飾品に当たる漂流石は、武器には付けることは出来ないという違いはある。

防具の場合はグレード6にすることでスキルは大体のものが開放されるので、初心者はまずグレード6まで強化することを目指すと良い。
さらにそこまで強化することで「重ね着装備」としても登録されるので、見た目を気にする際の指標にもなる。
後述の憑依錬成はグレード8で解禁される装備が多いので、そこが最終目標とされることが多い。グレード10まで行っても上がるのはステータスだけになるので趣味の領域となる。
また防具の重ね着だけでなく、重ね着専用の衣装も存在している。
現実世界が舞台ということから、一般的なジャケットやジーンズ等の普段着のような恰好や学生服、お祭りを意識した衣装等々、メインシリーズではお目にかかれない見た目の重ね着も多い。
これらは期間限定イベントをクリアした時の報酬や、有料課金パックを購入した際に貰える。真面目なものからどう考えてもネタにしか見えないものまで多種多様。

武器

使用出来る武器種は現在12種類が使用可能。ただし一番最初は片手剣しか使用出来ず、ストーリーを進めることで他の武器が開放される。
最初は適当にボタンをタップするだけでも狩れる(これは小型モンスターも同様)のだが、モンスターが手強くなってくると相応のテクニックや装備は必要となってくる。
メインシリーズと同じようなアクションが取れるように落とし込んでいるものの、やはりスマホとでは操作が違ってくる為、MHWorldやMHRiseでメインだった武器がスマホ操作の本作でも同じになるかはその人次第。
ただ、デイリーのミッションにおいて特定の武器を使ってモンスターを狩るというものがあることから、使わない武器種であっても鉄装備でもいいので一通りは何かしら作っていたほうがいい。
それを使って小型モンスターを狩るだけで達成できるし、何よりそれにより得られる精錬材は強化に必要になる為。

以下本作で使える武器を解説

ゲーム開始時に使用可能な武器。他の武器が使えるようになって即乗り換えるか使い続けるかはその人次第。
手数での攻めやすさや小回りのしやすさ、盾を持っているので咄嗟にガードも可能とゲームを始めたてのプレイヤーにも扱いやすい武器となっている。
ただし、攻撃力は低く弱点部位をしっかり狙わないと全然火力が出ないこともザラなので、立ち回り等を突き詰めていくとやや上級者向けの武器となるのはメインシリーズとあまり変わらない。
一応手数の多さから状態異常武器との相性は良好。
指でホールドしてから後ろにフリックすることでバックステップを行うのだが、回避性能は非常に高い。そこから飛び込み斬り→ジャンプしてフォールバッシュへ続けるのが王道的な火力の出し方となる。
SPスキルは「ジャストラッシュコンボ」。メインシリーズの「ジャストラッシュ」のようにタイミングを合わせてボタンを押す必要はなく自動で斬りまくってくれる。
ジャスト回避すると回転切りを放ち、片手剣にしてはなかなかの火力が出してくれる。また片手剣はバックステップにもジャスト回避の要素があり、その後のジャンプ攻撃の火力が上がるようになっている。

ストーリー序盤で片手剣に次いで使用可能になるモンハンでもおなじみの武器。
振りが遅い分火力は全武器の中でも随一で、画面をホールドすることで溜め斬りを行うことが出来、(武器の強化状況やスキルも必要だが)SPスキルを使用せずに単発数千~1万を超えるダメージを叩き出すことも容易で、その時の爽快感は凄まじい。
ただ本作のシステム上、常に抜刀状態なので抜刀コロリン納刀のような従来の戦術は使えず、攻撃の振りが遅い為75秒という短い時間で出来る限り攻撃を外さないことが大事となる。
また、ホールドが溜めになっている都合上、ガードは出来なくなっている。
溜め斬りのような大技を外してしまうとリカバリーが厳しくなるので、メインシリーズよりも扱いが難しい武器だという声も多い。
ただ、先の通り単発火力のデカさは他武器にはない魅力なので、これに憑りつかれたハンターが一定数いるのも確か。
SP技は「真溜め斬り」。通常でも出すことは可能なのだがこちらは即座に出せて尚且つ完全無敵。最後の一振りを弱点部位に当てた時に表記されるダメージは必見。
ジャスト回避後はタップで薙ぎ払い、ホールドすると強溜め斬りを出すことが出来る。ジャスト回避直後の一撃目の威力が上がる「ジャスト巧撃」のスキルとも相性が良い。

MH2から登場したみんな大好きな武器。
今作では鬼神斬りはタップした際のコンボに組み込まれており、錬気ゲージは最大近くまで溜めると赤くなり火力が大きく上がる。(白や黄色ゲージは無い)
ホールドすることで特殊納刀を行い居合の構えを取り、攻撃に合わせて離すとカウンター抜刀となり大ダメージと共に大きく錬気ゲージが上がりさらに数秒自動で上がるようになる。
そしてカウンター後に赤くなっているとそのまま鬼神兜割に派生する。
一方で満タンの状態でも攻撃を受けて吹っ飛ぶと起き上がるまでにほぼ空になるほど錬気ゲージの減りは非常に早く(動き回られて攻撃が当てられない場合でも同様)、赤ゲージの維持はメインシリーズよりも難しい。
SPスキルは「鬼神兜割り」。振り下ろしまでを当てると錬気ゲージが数秒自動で上がるようになっている。ただし最初の突き刺しが当たらないと大きな隙を晒すだけで終わるので狙いすぎて外さないように。
ジャスト回避は現在の太刀使いではおなじみの見切り斬り。

初代から登場している火力の高い打撃武器。
本作でもその立ち位置は健在でボタンホールドで溜め殴り、溜めている間は歩きながら接近するようになっている。
タップし続けることでコンボを繰り出せ、頭を殴ってスタンさせることが出来るのも強み。
火力は確かに高いのだが、コンボや溜めをしっかり使っていかないとダメージを稼ぎにくいのは難点。武器の振りも遅い部類に入るのでモンスターの攻撃に回避が間に合わず被弾もよくある。
SPスキルは室伏もとい「回転攻撃」。回転中にタップすることでかち上げアッパーを繰り出せる。
ジャスト回避すると即座にかち上げアッパーを出す。火力が高く上への攻撃範囲も広いが横のリーチは長くないので盛大にスカる可能性もあるがよくあること。

初代から登場している遠距離武器。
画面をタップでなくホールドしっぱなしでも弾撃ちとリロードまでやってくれるという、操作性は割と楽ちん。
ただし、弾の適正距離が外れていたり弱点部位を狙って撃たなければ火力が出ないのは当たり前。
クエスト中の弾数はどれも無限で、弾切れの心配は一切無い。当然リロードは挟むが。
また本作のボウガンは装填されている弾が武器毎に異なっており、一つの弾を撃ち切るとリロード後に次の弾を装填し発射する仕様になっている。
通常弾・貫通弾・斬烈弾が撃てる場合、通常を撃ち切ると貫通→斬烈となり斬烈まで撃ち切るとまた通常弾に戻るような感じ。
さらにレウス武器のような属性持ちの場合は、貫通や斬烈等の弾全てに属性が乗るようになっている。
一方、徹甲や斬烈のような弾は、反動や装填速度を最大まで積んでいても隙を完全に消すことは出来ず(消せなくてもそれらがあるのと無いのとでは大きく違うので必須スキルとなっている)、それらの弾も狩猟の中で基本的に必ず撃たないといけないのでスキルの自由度は狭くなりがち。
SPスキルは「反撃竜弾」。後方に吹っ飛びながら強力な弾を一発撃ち込む。一応着弾地点には爆風が発生するので攻撃範囲は広め。
翼を狙った際によくあるが、狙いをつけたはいいけど盛大に外して遥か彼方で大爆発!したら泣くしかない。
ジャスト回避するとステップ回避を行い現在セットされている弾を全て補充する。これを利用すれば実質特定の弾を撃ち続けることが可能となっている。
ちなみに装填された弾を全く撃ってない場合は弾数が1発プラスされるようになっている。が、これを繰り返して弾数を増やし続けるということは出来ない。

ボウガンに次ぐ遠距離武器。本作ではビンの装填はオミットされているが、ボウガンと同様最初から属性が乗っている状態となっている。
画面をホールドすることで弓を引き絞り、指を放すことで矢を放つ。
溜めの段階は目視出来るようになっており、溜めている時にフリックすることでチャージステップを行い、ゲージを瞬時に半分以上溜めてから発射する。(ステップを繰り返すことは出来ない)矢の適正距離を理解してチャージステップを駆使して素早く弱点を攻撃出来る。扱いはやや難しいが、使いこなせれば非常に強力な武器。
SPスキルは「竜の一矢」。多段ヒットするうえ切断属性値が非常に高く、上手く狙えばこれ一発当てるだけで尻尾を切ることも可能となっている。
ただしメインシリーズ同様、当たり所が悪いと単発カスダメで終わってしまう。
また、クルルヤックのような縦長ではない小さめのモンスターには効果が薄いことも注意するべきところ。
ジャスト回避するとステップ回避のアクションを取り、溜めレベル3の矢を即座に撃てる。そのまま少しホールドすればレベル4まで溜めて撃てるのも美味しい。

シーズン1より追加された武器。
本作ではハンターにスタミナの概念や要素はなかったのだが、双剣に限りスタミナ…もとい鬼人化ゲージが実装されている。
通常時にSPスキルを発動するボタンをタップすることで鬼人化を発動し、ゲージのある限り強力なアクションで行動、攻撃出来る。
斬っている最中に攻撃が来ても、フリックすることで行動をキャンセルして回避しやすくなっており、その回避も鬼神突進連斬となるので攻撃を継続出来るのも強み。
鬼人化している最中はいいのだが、通常時に戻ると動きがもっさりと感じられるくらい遅くなるので、同じようなノリで回避を行うと普通に被弾するくらい不便に感じることも。
また、ゲージが空になった後に隙が必ず出来てしまうので、そこをモンスターに突かれてダウンさせられる危険もあるので攻撃を欲張らないことも大事。
SPスキルはリヴァイ兵長もとい「空中回転乱舞・天」。ヒットするとモンスターの頭から尻尾までを一気に切り抜け(尻尾を起点にすると逆に頭に向かって切り抜け)、体の大きいモンスター程威力が高まる。
このスキル、最初の飛び込み切りがヒットすればモンスターが突進等で遠くに離れてしまっていてもワイヤーでも付いてるかのように追いかけて斬りつける凄まじい技。
ただしディアブロスが地面の潜っている最中に出すと流石に地中まで追いかけずにヒット数が激減してしまう。
ジャスト回避では鬼人状態では空舞コンボを繰り出し、通常時はそれに合わせて鬼人化ゲージを大きく回復させる。
クエスト中は如何に通常時でいることを短くし鬼人化状態で長くいられるかが大事になるので、他の武器よりもジャスト回避する重要度は高め。

シーズン1にて追加されたガードに秀でた武器。
画面の下部分をタップすると通常突き、上部分で上段突きを行えるので尻尾も狙いやすい。さらにホールドすることでガードが可能。
さらにガードした状態から下にフリックするとカウンター突き、上にフリックで突進を繰り出せる。突進中は上にフリックでジャンプ突き、タップすることでフィニッシュ突きを繰り出せ、スタミナの概念はないものの一定時間走ることが可能で、さらに突進し続けるとスピードが上がっていき威力も増大していく。
ただ、動作や足回りは遅いので動き回るモンスターが相手だと後手に回りがち。突進も特段移動スピードが速いわけでもないのでこれを使って距離を詰めるのもやりにくい。
ガードに関しても、現状本作ではガード強化が無いのでガス攻撃なんかは防げない。また、振動もガード不可になっている点にも注意。
SPスキルも「突進」となっている。こちらは完全無敵で突撃し続けられるので、モンスターの攻撃中でも問答無用でダメージを与えられる。
通常の突進にも言えることだが、本作の仕様によりモンスターをすり抜けないので攻撃し続けられるのも美味しい。フィニッシュ突きのダメージも通常より大きくなるのも嬉しいところ。
ジャスト回避するとステップした後に薙ぎ払いを行う。攻撃範囲とダメージもなかなか。
さらにジャストガードも搭載されており、その時の削りダメージを大幅に軽減し、カウンター突きを即座に繰り出せるようになっている。

MH4で登場した武器の片割れ。2024年春の大型アップデートにて追加された。
剣モードでビンをチャージして斧モードで攻撃するという、メインシリーズの特徴的なアクションをほぼそのまま落とし込んでいる。
ガードポイントや盾強化等も搭載されており、MHWorldやMHRiseでチャアクを使っている人からは、そのまんまだと非常に高評価を得ている武器でもある。
とはいえ、剣や斧を使い分けてビンのチャージもしてさらにそれをしっかり当てないといけないのは結局同じで、ホールドして下へフリックでビン装填等の覚えないといけない操作も多く、本作でも扱いが難しい武器となっている。
加えて狩猟時間も75秒しかないので、装填やら強化やらあれこれしている間に時間が結構経っているということも珍しくない。
SPスキルは「高出力解放斬り」。ビンの装填数が0でも最大数積んだ状態で繰り出すものと同じなので、咄嗟に繰り出してもダメージを稼げるのはありがたい。一応、斧モードにしていないと出せない点には注意(剣モード中にSPボタンを押すと斧への変形斬りをするようになっている)。発動後は剣モードに戻る。
ジャスト回避すると剣・斧共にビンを1本補充しながら斬りつける。

ガンランス
太刀や弓と同じくMH2で追加された武器。本作ではシーズン2にてクシャルダオラの実装と同時期に追加された。
普通にタップすると突きではなく砲撃を行い、突きや斬り上げ等のアクションはホールドしてフリック等、メインシリーズよりもやや癖がある操作性となっている。
それでも砲撃には属性や会心こそ乗らないもののモンスターの肉質や武器のマイナス会心に左右されないという強みがあるので、メインシリーズ以上に砲撃主体で立ち回ることで(練習は必要だが使いこなせば)強力な武器と化す。
属性攻撃を行いたいなら突き等の直接攻撃や竜抗砲を使う必要がある。逆に砲撃のみで戦うなら属性強化は捨ててもいいと考えることもできる。
SPスキルはおなじみの「竜撃砲」。本作ではSPスキルを使わなければ撃つことは出来ない。
ジャスト回避に成功すると弾を1発補充して叩きつけを行うのでそのままフルバーストに派生可能。ジャストガードに成功するとランスと同様に大幅に削りダメを抑えられる。

初代からある武器の一つ。シーズン3にて追加された。
ライトボウガンよりも一発の威力が高く、武器によっては竜撃弾や拡散弾を撃つことが出来る。さらにシールドも備わっており咄嗟の攻撃もガード可能。
ただし、全武器種の中でも動きがかなりもっさりで鈍重となり、回避のモーションも遅いので咄嗟に避けられないことも多い。
さらに弾の装填速度もスキルを最大まで積んでいてもかなり遅い(反動も同様)のでリロードや攻撃の隙に被弾することも珍しくない。
シールドも気休め程度なので他の武器種よりも大分削られやすい。とはいえそれらを抜きにしても単発火力の高さは随一なので、使いこなせればかなり強い。
武器の強化具合にもよるが、その場から動かずに撃ち続けられる相手なら完封も容易。
SPスキルは「機関竜弾」と「狙撃竜弾」の2種類があり、ボウガンによってどちらかが決まっている。
前者は適正距離と狙う場所、後者は長い間ヒットする部位に当てることが出来れば非常に強い。逆にそれらが出来ないとカスダメで終わり非常に弱いSPとなる。
ジャスト回避に成功すると弾を一発装填し、以降撃ち切るまでその弾種の威力が上がる。
ライトボウガンのように全弾装填とはいかないが、弾を撃ち切るまで威力が上がるので恩恵は大きい。
とはいえリロードするタイミングで回避すると装填された一発しか威力が上がらないのでちょっと残念だが。

MH3で登場した斧と剣を使い分ける武器。シーズン4で追加された。
リーチが長い通常の斧モードでビンゲージを溜め、攻撃スピードの速い剣モードで攻撃するのが基本的なスタンスは本作でも変わらない。
剣に変形することで攻撃時に爆破ダメージが追加で発生する。画面を長押しすることで溜める動作を行い離すことで属性解放突き、さらに画面を連打することで属性解放フィニッシュまで派生できる。
たしかに剣モードは強力だが、斧の時と違いステップ回避となり移動距離がかなり短くなるので普通に避けれた攻撃も喰らいやすい。
また、ビンゲージの減りも早いので的確に攻撃を当てないと思うようにダメージを与えられないことにも注意が必要。
SPスキルはパンパンゼミで有名な「零距離解放突き」。張り付いた後に画面を連打することで与ダメージが増える。
ただしロックオンした場所に放ってもモンスターの動きによっては違う部位に張り付いてしまうのはよくある悩みの種。
ジャスト回避に成功すると斧だと縦切り、剣だと二連斬りを行う。特に斧モードではビンゲージも大きく回復し、剣モードへ移行しやすくなるのでありがたい。

狩りに役立つアイテム

狩猟にあたって、様々なアイテムが登場している。とはいえ、その多くが有料コンテンツとなっている。
課金してゲーム内の有料通貨である”ジェム”を購入し、それを使ってアイテムやコンテンツと交換するというもの。中には直接課金して購入するものもある。
別に無くてもいいが、あるとゲームが快適になるものも多いので買うならば自身のお財布と相談しよう。

  • 回復薬/応急薬
本編でもおなじみの回復アイテム。どちらも即座に体力が50%回復する。
回復アイテムとしては、おなじみの回復薬だが1個50ジェムと課金アイテムである。
課金して狩猟を続行するか、時間をかけて傷を癒して再度挑戦するかはハンターに委ねられることとなる。
一応、応急薬が毎日5個支給されるのだがこちらは最大で10個(厳密には前日まで10個を保持して、支給分を受け取らずにストックしておくことで1日だけではあるが15個まで使うことはできる)までしか持つことが出来ない。
例えば7個所持状態で受け取ると2個は切り捨てとなるので注意しよう。
あと2個使ってから受け取ろうとしてそのまま使い切らず、さらに受け取り忘れてそのまま次の日を迎えてしまうのはよくあること。
応急薬と回復薬両方持っていた際は、応急薬から優先して使用されるのでそこは安心していい。

  • ペイントボール
メインシリーズでは、フィールド上で大型モンスターの位置を知る方法が変更されたことで、MHWorldやMHRiseではご無沙汰状態だったペイントボールだが、本作では課金アイテムとして実装されている。
ピンク色の球体に従来の六角星マークの付いたアイコンとなっている。
本作もフィールド上の大型モンスターの位置は予め分かるようになっているが、モンスターに接触したはいいものの狩猟する時間が無い、若しくは自宅に戻って腰を据えて狩りたいという時にこちらを使用することで、そのモンスターをマーキングする。
マーキングされたモンスターは、ペイントボールリストの中に保存され、帰宅した際や手の空いた時間に挑戦できるようになっている。
リストの中に入ったモンスターは1週間保存されるのでその間に狩猟しよう。時間切れでクエストに失敗や途中で離脱は2回まで可能であり、3回目で失敗するリストから消えてしまうので注意。
また、リストの上限は通常だと8体までだが、ハンターパスを購入していると上限が増える。
ちなみにこのリスト内のモンスターをマルチプレイする為には、ホストが発行するQRコードを読み取らないといけない。
そのため、実質リアルで一緒に歩き回って狩りをしている人とのみ可能なものとなっている。この機能使ったことない人は多いかもしれない。

また通常のペイントボールだけでなく、オトモが自動で投げるオトモペイントボールも実装されている。ほとんどの人がこれに毎日頼ることになるものでもある。
「いつでも冒険モード」を有効にしていることで、アプリを起動していない時でもオトモがフィールドにいるモンスターにボールを投げており、気が付くとリストの中に入っているというもの。
通常は1日で3個、有料のハンターパスを購入していると5個ログインした際に補充される。リストに入ってからの有効期間は2日と通常のものより短くなっているのでそれまでに狩らせてもらおう。
ただし、対象となるモンスターは完全にランダムで、素材が欲しくない低難易度のドスジャグラスばかりや、未だに狩猟の安定しない高難易度のディアブロス等に当ててきて、結局狩れずに失敗期限切れ等…自分の都合の良いモンスターがリスト入りしないことも十分あり得る。まさにオトモの気分次第。

  • おさんぽ玉
一定時間フィールドで探知出来る範囲を1.5倍の半径150mまで伸ばしてくれる。通常の玉と(小)があり前者は効果時間が30分、後者は15分となっている。
より広い範囲でモンスターや採取ポイントを探知できるので、効率よく狩猟や収集がしたい時や、狩りたいモンスターがちょっと遠くの行きにくい場所にいる、もしくは家の近くにいて家からあと少しの場所にいるけど家から出たくない時等に使うといいだろう。
ただあまりにも使われてなかったからか、後のアプデで購入する際のジェムが安くなり、効果が発動している間は小型モンスターから取れる素材と採取の獲得量が2倍になるという効果が追加された。
…流石に大型モンスターの報酬2倍は無理だったようだが。

シーズン3で追加された、シリーズおなじみのアイテム。
本作では(アイルーの顔を模したオリジナルの)肉焼きセットで肉を焼き、焼けた肉を食べることで一定時間SPゲージが常に溜まった状態になる。
立て続けに連続でかつ効率よく狩猟したい時なんかに重宝するだろう。
生肉はログインした際無料で2個貰える。
ただし肉系アイテムは一律で最大10個しか持てない(有料のプレミアムこんがり肉は別枠で何個でも持てる)ので、日々の狩りで使っておこう。
効果時間は、生焼け肉とコゲ肉では1分、こんがり肉では5分、課金アイテムであるプレミアムこんがり肉は15分。
肉を焼く際はボタンを押してホールドし、モンハンでおなじみの音楽が流れ、タイミング良くボタンを離すことで出来上がり。
上手に焼けてこんがり肉になった際、それに点数が付くというお遊び要素もある。しかしながら、かなり判定がシビアで100点を取るのはかなり難しい。
ただしそれがこんがり肉なら満点だろうが70点だろうが効果時間に違いは全く無い。
ちなみに本作の肉は従来のシリーズと比べてもかなりデカい。ハンターの顔よりも大きい。
MHWildsでもかなりデカい肉だが、MHWildsでは焼いた後に切り分けるので、1個がデカい本作は一層際立つ。
一体何の肉なのだろうか…?ていうかどこにあんな肉仕舞っていたんだ…?

  • 狩猟用剥ぎ取りナイフ
所謂課金アイテム。モンスター討伐後の報酬画面にて使用することで、獲得した報酬を2倍にすることが出来る魔法のようなナイフ。
再抽選ということではなく全く同じ報酬を倍入手する為、竜玉のかけらや逆鱗等の欲しいレア素材が出た際に使用するのが基本的な使い方。
ナイフが無い場合でも300ジェム支払うことで同様の効果を得ることが出来る。

  • アイテムボックス
狩猟した素材を保管しておく箱。
所持できる数を課金して増やすことが可能で、300ジェム支払うことで500個分拡張できる。
そして本作では多くの人が最もお金をかけることになるものである。
最初こそ5000個まで保管出来、それだけでも全然余裕がある。
しかし、この5000という数字は所持する数量の合計であり、ゲームを進めて狩猟出来るモンスターの数が増えるとともに、装備の項で説明したように要求される量も増えていくので、各々の保管したい素材の数も増えて、5000程度では全く足りなくなっていく。
ボックスがいっぱいになっていると狩猟や採集が出来なくなるので、素材の整理をするか課金するかの選択を迫られることになる。*5
一応新シーズンに移行する際や特定のイベントでは無償で250枠分を獲得出来ることもあうるが、ゲームを快適に進めたいならば多少は課金してボックスを拡張しておくのが無難。
その素材だが、サービス開始当初はいっぱいになったら捨てるしかなかったものの、現在は素材を売って僅かながらゼニーに変えることが可能となっている。
大量に獲得して余っている素材や、狩りやすいモンスターの素材を売って少しでもお金を稼ごう。ちなみに売却価格はレア度によって決まっており、鱗や皮等のレア1は5ゼニー、レア5の素材は100ゼニーで売れる。
ドスジャグラスの皮も、リオレイア希少種の甲殻も、レア1なので一律で5ゼニーである。モンハン世界の加工屋が聞いたらひっくり返りそうな価格設定である。

  • パス、チケット
ゲーム内で有料販売しているパスやチケット購入することで様々な恩恵を受けられるアイテム達。有料で購入するものからゲーム内のジェムで支払って買うものもある。
プライムハンターパス
1400円。購入すると500ジェムと共に30日間毎日(0時更新)に50ジェム受け取れる。
さらにこの期間中はペイントボールリストの枠が10になり、オトモペイントボールも5個に増える。
エクストリームハンターパス
2800円。購入すると800ジェム貰えて30日間毎日80ジェム受け取れ、アイテムボックスも500枠拡張される。(ボックスは30日過ぎても永続)
加えてこの期間中は、ペイントボールリストの枠が20になり、オトモペイントボールも6個に増える。
さらにさらにマイセットの数も増え、武器防具の精錬材が手に入るデイリーミッションが一つ追加される。
シーズンパス
2000ジェム。シーズン中に大型モンスターの狩猟やミッションを達成することで貰えるティアポイントを貯めていくと報酬が獲得出来るのだが、このパスを購入していると報酬がさらに追加され尚且つ豪華になる。
例を挙げると通常だと竜玉のかけらが1個だけだったのがパスが購入していると2個、計3個入手できる。
新しいシーズンが始まる毎にパスを購入しないといけないが、やり込む人からすれば見返りはかなり大きい有料コンテンツである。
イベントチケット
1000~2000円。期間限定のイベントが行われる際に購入していると、フィールドのモンスターの出現数増加、サークルの範囲が150mに増大、
大連続狩猟や古龍迎撃戦のインターバルが発生しない、専用ミッションやクエストが追加される、新規追加モンスターが先行で登場(出現率が増大)する…
といった恩恵を得られる。
特定の時期の約2日間という限られた期間のみだが、歩き回って多くのモンスターを沢山狩って楽しみたいならば購入しよう。

他にもアイテムはあるが、それらは下記の項目でその都度軽く紹介する。


本作独自の要素

本作には位置情報ゲームを活かした独自の要素が搭載されており、従来のシリーズを思い起こさせるようなものも多い。

大連続狩猟

特定の採取スポットで一定時間開催される5頭のモンスターを連続で狩猟する。Pokémon GOでいうレイドバトルのようなもの。
マルチで挑む場合は、挑むモンスターがあっている人とマッチングするようになっている。(例えば3人のユーザーがその場にいてABCDEのモンスターに挑戦して2人が最初のAから、1人が既にBまで狩っている場合、2人は一緒に挑戦できるが、もう1人とは一緒に狩猟に行けない。)
最初の1頭目は低難易度だが、5頭目に近づくにつれて難易度の☆が上がっていく。
ここで挑む相手は通常よりも得られるお金やHRPは高いが、同時にフィールドにいるモンスターよりも体力が高くなっており、ソロで挑むと苦労する可能性が高い。その為、基本マルチで挑むことが推奨される。
以前はそのスポットに集まった人としかマルチでやることが出来ず地方や田舎泣かせだったが、現在は同じ組み合わせのモンスターに同時期に挑んでいる離れた人とも出来るようになった。
また、通常よりも体力が多い点も、逆に言えば体力は人数によって変動せず固定なので、強い武器を持った手練れのハンターが集まれば通常のマルチより早く狩れる。

そしてこちらはレイド的な要素である都合か、一度狩猟に入ると次に参加できるようになるまでに3時間のインターバルが必要になる。
これは後述の古龍迎撃戦と共有しており、向こうに参加した場合も制限を受ける。
正確にはそのモンスターの1匹目を狩るとそこから3時間経たないと次のスポットに参加出来ない。
無料でやる分にはそうなってしまうが、課金アイテムである“大連続狩猟チケット”を使用することで、インターバルを置かずに参加することが可能となっている。
チケットを使ってもインターバルが延長することは無いので、続けて参加したいスポットがあればチケットを買って使おう。
チケットは5頭中1頭目を狩った段階で初めて消費されるので、時間切れ寸前のスポットに入ったはいいけど途中でうっかり退出して無駄にしてしまうことがないように。
5頭の組み合わせは決められており、フィールドでなかなか見つからないモンスターや、開催中のイベント内でピックアップされたモンスターがそろい踏みなパターンも多い。
イベントによっては、5頭全て同じモンスター(通称タワー)という組み合わせが湧くことも。
始めた当初は最大☆6のスポットのみだが、ストーリーを周回することで☆8~10が5頭目に立ち塞がるスポットが追加される。(☆7のモンスターが出てくるストーリーをクリアして☆8のモンスターがフィールドに出現するようにする。)
ちなみに高難易度は誰でも挑戦できるわけではなく、ある程度のハンターランクに到達していないと入れない。

スポットが出現して消えるまでの時間は25分だが、5体全て狩る途中で時間が切れてしまっても継続して狩猟可能。その場合フィールドに戻る選択をしてしまうと消滅してしまうので注意。
流石に1時間くらいほったらかしだと、エラーが発生して続けられなくなる。(そのスポットで新たな大連続狩猟が出現している都合か)
また、以前は5頭全部狩るまでは、スポットから500m離れると次のモンスターを狩ろうとすると強制的に退出させられていたが、現在は1頭目を狩っていれば、スポットから離れてしまっても狩猟可能。
電車やバスで移動中に停車先で都合のいいスポットを見つけたはいいものの、すぐに通り過ぎてしまい狩れないという問題を解消する為…らしい。

古龍迎撃戦

シーズン2の途中で追加された、大連続狩猟とは違う紫のアイコンのスポットに出現する古龍1体に大連続と同様最大4人で挑むクエスト。こちらのほうがレイドっぽさを感じる。
大連続とは違い1体だけだが、狩猟時間は最大で3分(150秒)で古龍の体力は1段階と2段階とに分かれている。
1段階(体力の半分)を75秒以内に削ることで第2段階へ移行し、さらに75秒追加されてそのまま戦闘が続行となる。
2段階まで削り切ると討伐となり報酬を8個獲得出来、1段階まで削って時間切れになると撃退扱いとなってその場合報酬は4個となっている。
ちなみに報酬以外にも貰えるゼニーやHRPも多く設定されている。
撃退扱いまで行くとまた3時間のインターバルを挟み、チケットを使用していると消費してしまう。その為、討伐出来ないとわかると時間切れ直前で抜ける人もいる程。
逆に1段階を削れなかったら失敗になり再度挑戦は可能となっている。

どの古龍も非常に強力で、第2段階へ移行すると同時に本気になって攻撃も苛烈になる。
ただその分報酬素材で作成出来る装備はどれも強力なものばかり。
武器には必ず「狩人の結束」というスキルが付く。効果は、このスキルを持つハンターが多い程攻撃力が上がるというマルチにおいて強力なもの。
作成、強化の難易度こそ非常に高いが手に入れられれば狩りは一層楽になるだろう。

余談だが、ここで戦う古龍達は出現したスポットを独自のフィールドに変えてしまっている。
  • クシャルダオラ:MHWorldの龍結晶の地で見られた紫の結晶が大量にあるフィールド。
  • テオ・テスカトル:周りが溶岩に囲まれた地帯。※特に熱ダメージは受けないのでご安心を。
  • ネルギガンテ:MHWorldの龍結晶の地で本種が主に行き来していたエリアに似た棘だらけのフィールド。
  • キリン:MHR:Sの塔の秘境のような場所。※第2段階まで削るとBGMがMHR:Sの「秘境の伝説」に変化する。

漂移錬成

シーズンの途中で突然前日に告知されて追加された要素。本作ではこういうことがよくある。
従来のシリーズでいうマカ錬金と装飾品、Pokémon GOでいうならタマゴ孵化のようなもの。またの名をガチャ。
大型モンスターを狩ると一定確率で入手出来る漂流石を機械に入れて5km(特定のイベント期間中に入手したものは2.5km)歩くことで石が完成しスキルが付き、事前に指定していた防具に付けることが出来る。
一定距離歩かずにすぐに錬成の結果を見たい場合は、有料アイテムの“瞬間錬成剤”を使用ことで一瞬で完了する。
漂流石はモンスターによって入手出来る色が違い、それらによって付与されるスキルも違う。
ただし防具も強化してグレードを上げなければ付与出来ないのである程度の素材やお金も必要。
また、本編の装飾品のように錬成した漂流石を他の防具に移すことは出来ないので注意。
これを利用することで装備の構成に幅は出来るようになったものの、所謂ガチャなので欲しいスキルがすぐに手に入れられるとは限らない。
属性強化のようなスキルはレア枠となっておりかなり出にくい為、全て漂流石で賄おうとするとかなり苦行の道となる。

錬成を行うと「漂流石のかけら」というものを1個獲得出来る。
これを100個集めると「漂流純石(各色)」という特別な漂流石と交換出来、錬成されるのは各色のレアスキルのみという嬉しいもの。
所謂ソシャゲの天井のようなものだが、属性攻撃強化はレアスキルの一つな為、苦労して集めて錬成したら(どの色にもレア枠として存在する)“ジャスト巧撃”でしたーという結果に泣かされる人も多い…。

次元リンク

こちらもシーズンの途中で突然告知され追加された要素。
フィールド上に出現しているモンスターの横にブラウザのようなマークが付いているとこの狩猟になる。
同じタイミングでそのモンスターを狩ろうとしている世界中の人と一緒に狩りが出来る要素である。
対象のモンスターに接触、若しくは「一狩り行こうぜ!」というメッセージが表示されてそのモンスターを選択すると、ロビーが形成されてマッチングが始まるようになっている。

これまではマルチをやりたくても都会に行かなければそもそも出来ないという場合が多く、地方や田舎の人はマルチプレイをほとんど出来ない状態だったが、これにより気軽にマルチプレイが出来るようになった。
モンスターの難易度は☆6と☆8とがあり最初は☆6しか出ないものの、“現在のシーズンストーリーを最後までクリアしてなおかつ☆8のモンスターがフィールドに出現するようになっていれば ”次元リンクのモンスターは全て☆8に切り替わる。
それぞれの難易度でレア5、レア6の素材が獲得出来るようになっているので、それらを集めるチャンスが増えたという意味でもありがたい要素である。
ただしフィールドに通常通り出現するモンスター(現状期間限定なリオレウス希少種リオレイア希少種もその期間は出現する)に限られることから、イビルジョーバゼルギウスのような乱入モンスターや古龍は対象外である。
また、この次元リンクのモンスターにペイントボールを当てることも不可能となっている。

モンスタートラッカー

こちらもシーズンの途中で実装された、狩猟したいモンスターを指定出来るオトモペイントボールの新機能。
指定したモンスターをオトモが探してきて、一定数大型モンスターを狩ることで対象を発見して狩猟出来るようになっている。
モンスターはペイントボールリストの別枠に保存され、こちらも3回失敗すると消えてしまう。
一日で最大5体利用可能で、発見に必要なトラッカーゲージ(進行度)が3体→6体→9体→12体→20体と増えていき、20体狩って出現した個体を狩ったら「オトモは疲れています」と出てその日は打ち止めとなる。
ちなみに大型モンスターであれば難易度は関係なく、☆1ドスジャグラスでも1体としてカウントされる。さらに指定するモンスターは難易度の☆まで指定可能。
指定したモンスターは、一定数狩って発見した時以外はいつでも変更可能だが、その時進行度(狩っていたモンスターの数)はリセットされてしまう。
例えば9体中4体狩った中でモンスターを変更すると、9体中0体とまた狩り直しになる。

そのモンスターの素材収集の為だけでなく、立ち回りを調べて練習したい時やストーリーやデイリーのミッションで指定されている(そしてなかなか見つからない)モンスターを狩りたい時に利用すると効果的。
ただしどのモンスターでも指定出来るわけではなく、ジンオウガ等のレア6が固有のモンスター、乱入モンスター、古龍は指定不可。金銀夫妻も同様である。
亜種は期間限定イベントで指定出来ることもあるが、必要トラッカーゲージは6体→9体→12体→20体→40体と通常よりも多い。


ストーリー

本作の具体的なストーリーは、強い発光と共に現れる「次元の裂け目」と呼ばれる現象により、現実世界とモンハン世界が繋がってしまった為、その異変を調査するというのが大まかな内容。
話はムービーとかではなく、テキスト会話で進行する。
与えられたミッションをクリアしていくことで緊急クエストが出現し、そのモンスターを討伐することで新たな要素が開放される。
全ての要素を開放することでやれることが一気に広がる為、始めた人はまずミッションをこなしていき、最後に登場するリオレウスの狩猟を目指そう。

各シーズンにはストーリーがあり、それをクリアすることでフィールドに出現するモンスターが増えていく。
そしてストーリーを最後までクリアすると2周目に突入し、難易度が上がった形で同じストーリーが展開される。

当然ながら難易度が上がっていくと相応にモンスター達も手強くなり、緊急クエストがクリア出来ないモンスターも出てくるかもしれない。
そんな時は緊急クエストの難易度を下げて素材を集めて、その難易度をクリア出来るように地道に頑張っていこう。


登場キャラクター

  • 主人公
本作の主人公でユーザーが操作するハンター。モンハン世界ではなく、現実世界の一般人である。
現実世界に現れたジャグラスを、ハンターナイフを振るって狩猟したことでクアリリに見定められる。
採集ポイントやモンスターの位置を探ることの出来るスマホを持っており、これを使って後述のアイルー達と共に世界中を歩き回り異変を調査することになる。
容姿はMHWorld以降のメインシリーズ程ではないが、目や鼻など顔の各部位をある程度変更しそれなりに自分だけのキャラクターを作成可能。
なおキャラメイクの制限は無く、編集や変更はいつでも何度でも出来、その日の気分で性別を変えたりすることも可能。

  • クアリリ
本作のオリジナルキャラクター。モンハン世界の人物で、次元の裂け目の光に巻き込まれたことで我々の住む現実世界にやってくる。
長い黒髪をポニーテール風に束ねて、頬にペイントを装飾している褐色肌の女性。
アレンジされたレウスシリーズの防具を纏い、飛竜刀と思われる太刀を装備している。
本人はかつてハンターズギルドに所属する凄腕のハンターだったのだが、現在はとある事情で一線からは退いており、後進の育成やサポートを行う日々を送っていた。
そのことから本作ではゲームや出現するモンスターの解説、戦闘のアドバイスをする役を担っている教官のような立場の人物。
主人公が喋らないので、センパイアイルーと共にストーリーの進行(時に漫才)役も務めている。
現実世界にやってきた際、ジャグラスを討伐した主人公を見てハンターになるように勧めてきたことが出会い。
ちなみにこの時、ハンターになるか?という選択肢が出るのだが「いいえ」を選択しても折れずに勧めてくる。
それでも「いいえ」を選ぶとその強い意志を褒めてくれるのだが、直後の選択肢が全て「はい」になってしまう
好奇心が強く、スマホなどのモンハン世界には無いようなこの世界の物には興味津々。
コンビニやガソリンスタンド等、あちらの世界には無い職種のアルバイトに嬉々として励むことも。
シーズンの途中で自身もスマホを入手し、SNSからモンスターの目撃情報の収集を行っている。
かつてハンターだった頃にとあるジンオウガと因縁を抱えており、“アイツ”と呼ぶ程何やら複雑な事情を抱えている様子。
一応ゲームで対峙するジンオウガの中には“アイツ”はいないようであるが…。
また家族には“弟”がいることを明かしており、現在は離れ離れになってしまっているものの、必ず帰るという気持ちを持って今日も主人公と共に異変の調査に赴いている。

  • センパイ(アイルー)
本編シリーズでもおなじみネコに似た姿をした獣人種のモンスターであるアイルー
クアリリと同じタイミングでモンハン世界から現実世界にやってきて、以降主人公とゲーム内で行動を共にすることになる。
クアリリと共にストーリーの進行役を務め、行動した先で何かと大型モンスターにかち合ったり襲われたりする。
ゲーム内では、フィールド上で歩いた先にある落し物を代わりに拾ってくれたり、大型モンスターにペイントボールを当てたり、プレイヤーが任意で選んだモンスターの痕跡を辿って見つけてくれたりする。
ゲームの開始当初は「アイルー」表記で名前は特になかったのだが、シーズン4にて新たなアイルーが登場した際、「センパイ」と名乗るようになった。
同時に新しいアイルーが主人公のオトモとなり、彼はクアリリのオトモになるのだった。
現実世界では(おそらくスターバックスの)コーヒーを嗜んでいたり、クアリリにモバイルバッテリーをプレゼントしようと画策したり、ハロウィン等のイベントを楽しむなど、割とこっちの世界でも順応しエンジョイしている様子。
しかし、親友でありいつも一緒だった“アリル”という名のアイルーと離れ離れになっている現在は心の何処かで寂しさを感じており、とあるモンスターを狩猟した時、垂れた耳の話を聞いた際に本格的にアリルのことを考えるようになって会いたいという気持ちが強くなってしまい意気消沈してしまう。*6
その後、(届くという保証なんて無いのは当人が一番わかっているけど)アリルに宛てて手紙を書くものの、ティガレックスに襲われた際手紙を飛ばされてしまうという憂き目に遭ってしまう。
しかしクアリリから誕生日プレゼントのお礼ということでアイルー用フードを貰い、彼女や主人公、オトモといった大切な仲間が一緒だから自分は寂しくないことを改めて実感し、アリルに必ずまた会えると信じて元気を取り戻すのだった。
ちなみにその手紙は次元の裂け目に吸い込まれていったようだが…?

  • オトモアイルー
シーズン4のストーリー開始と同時に突然次元の裂け目から降ってきたアイルー。
右も左もわからない状況の彼?を主人公たちは保護し、新たな主人公のオトモとして雇用するのだった。
容姿の変更はプレイヤーが任意で自由に行い、好きな名前を付けることが可能。

また、彼ら以外にもこの世界でハンターとして活動している一般人(要は他のユーザー)が沢山いる模様。


コラボレーションイベント

定期的にイベントが行われている本作だが、様々な人や作品とコラボをしたことがあり、その時は本作オリジナルの装備や重ね着を入手できる。
現実世界が舞台ということから、我々の住む世界の人物と直接コラボしたり、おなじみカプコン作品コラボを行うことも。
以下、開催したコラボイベントの一部を紹介。

  • モンハンNow × MrBeast チャレンジ
日本人からするとあまり馴染みがない人かもしれないが、YouTubeのチャンネル登録者数3億人超えという凄まじい数を誇るYouTuberの「MrBeast」とのコラボイベント。
モンスターが原因で動画の配信が出来ないので協力してくれ!…といった感じのストーリーが展開される。配信にはクアリリもハマってる様子。
クリアすることでキャラクリのパーツや重ね着等を入手出来た他、オリジナル武器の片手剣「MrBeastソード」を作成可能だった。
この片手剣は無属性で会心率もなかなかのもので、さらにスキルはオリジナルの「MrBeastチャレンジ!」というもの。
スキルの説明を読むと、「特定のアクションですごいことが起きる」…とのこと。

  • モンハンNow x Ayaseコラボ【From Now!】
世界的アーティスト・YOASOBIのコンポーザーとして知られるAyase氏とのコラボイベント。
期間限定で追加されるミッションをクリアすることでオリジナルの重ね着のヘッドホンとTシャツを入手出来た。
中でもヘッドホンは、装備して狩りに挑むとBGMが「From Now!」という、本作のために書き下ろされた楽曲が流れるようになっている。
現在は古龍迎撃戦のBGM以外はこのBGMに上書きされる凄い好待遇。
歌詞もクエストや斬れ味等モンハンを意識したものとなっており、モンハン経験者なら思わずニヤリとするかも。歌にはクアリリもハマって(ry

  • MHSTコラボイベント『別物語からの迷い人』
カプコン作品コラボの一つ。
MHST自体は本作発売の6年前からスマホでも展開されているが、このイベントは2024年6月のリマスター版発売に合わせて開催された。
次元の裂け目からナビルーが降ってきて、記憶があやふやな状態になってしまった彼と共に各地を回るストーリーとなっている。

作品を知らなくても楽しめるが、知っていると思わずおおっとなるようなイベントもあった。
ストーリーをクリアすると、重ね着かつ初めてのフェイク装備である「ナビルーフェイク」を入手できる。
見た目があちらのゲーム版のようなアニメ調であることや、常ににっこりした表情なのでかなりシュール、場合によっては不気味なネタ装備であり一部のハンターから大人気。
またこのフェイク以外にももう一つ、MHSTがかつてネタバレ禁止だったのが嘘だったかのように、ネタバレ満載のものもある。

登場モンスター一覧

基本的なベースはMHWorldなことから、初期の顔ぶれはそちらで参戦している面々が多い。
一方でシーズン2のフルフルやバサルモスを皮切りに、MHRiseで登場したモンスターも追加されており、さらにはMHWildsのチャタカブラがコラボイベントのタイミングで参戦を果たしている。
その為、今後追加されるモンスターは何が来るのか予想が出来ないので見逃せない要素でもある。

小型モンスター

ジャグラスやシャムオスといった牙竜種、メルノスやノイオスにラフィノスといった翼竜種がフィールドに度々姿を見せる。これらを狩ると前者では「とがった爪」、後者では「翼竜の皮」を1~3個入手できる。運がいいと10個入手できることも。これらの素材は武器や防具の強化で大量に必要になる為、暇があれば狩って集めておきたいところ。他にはSPゲージ溜めに利用したり、ミッションクリア(特にデイリーで指定された武器で3体討伐)に活用するのもあり。
シーズン4より追加された雪原エリアでは、ウルグやコルトスといった本編では寒いところで見られていたモンスターも出現する。(最初は冬季限定だった)

大型モンスター一覧

  • サービス開始当初、所謂プレシーズンより登場するモンスター※亜種は当初は期間限定、現在はクエストをクリアするとフィールドに低確率で出現

ディアブロス亜種 ※サービス開始後、期間限定だが密かに追加されていた
リオレイア亜種
リオレウス亜種

  • シーズン1『雪華散らす碧雷』より追加
ラドバルキン
バフバロ
ベリオロス ※冬季限定だったが雪原フィールド実装後はそちらで出現する
ジンオウガ ※当初は大連続狩猟限定モンスターだったが現在はクエストをクリアすればフィールドに出現

  • 大型アップデート『春景裂く乱入者』より追加(何故かこのアップデートではシーズンが設けられていない)
ツィツィヤック
オドガロン
イビルジョー ※乱入モンスターとして実装
プケプケ亜種

  • シーズン2『嵐が誘う泡沫の宴』より追加


  • シーズン3『十六夜に揺らぐ鬼火』より追加

ネルギガンテ ※以下3種はリアルイベントにて先行登場した後に正式に追加
リオレウス希少種
リオレイア希少種

  • シーズン4『銀雪のランページ』より追加

  • シーズン5『春陽薙ぐソードテイル』より追加


余談

本作のBGMはオリジナルとなっており、生演奏のものを採用しているとのこと。
一方で、大連続狩猟の5体目(固有BGM持ち)や古龍迎撃戦で登場する古龍は、メインシリーズで使用されているBGMが使用されている。

ナイアンティックが開発した本作だが、本作をはじめとした同社のモバイルゲーム事業は、2025年3月にスコープリーという会社に売却している。
これによりゲーム内容が大きく変わったり、サービス終了するということにはなっていないものの、どのように変わっていくのか、今後の動向が注目されている。


追記・修正は武器防具をグレード10-5まで強化してからお願いします。

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最終更新:2025年04月12日 12:50

*1 今ゲームを始めた際は、プロローグストーリー終了後はその時期のシーズンストーリーへと移行する。

*2 亜種もここのみ、希少種は沼地でも出現する。

*3 体力増強スキルを付けていた場合はその体力の30%回復しなければならない。レベル1付けて体力は110になっていたら33まで回復しないと再挑戦出来ない。昔のシリーズなら穴を突いて出来たようなバグめいた裏技は出来ない仕様である。

*4 一度声援を送ると次送るには3日のインターバルが入る

*5 大連続狩猟では複数体狩ってる途中でボックスがいっぱいになったとしても中断されない。

*6 本人は元気な素振りを見せていたものの、クアリリやオトモからは様子がおかしいことを訝しまれていた。