ラザリス(テイルズ)

登録日:2012/03/05(月) 07:03:38
更新日:2025/04/10 Thu 00:46:27
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※本記事は『テイルズ オブ ザ ワールド レディアントマイソロジー3』に関する重大なネタバレが含まれています。ご注意ください。
















































そうさ。創造は欲だ

罪なんだよ



ラザリスとは、『テイルズ オブ ザ ワールド レディアントマイソロジー3』の登場人物である。
物憂げに静かに喋るキャラかと思いきや、いきなり激昂して甲高い声で叫ぶ不安定な僕っ娘。性別不明。胸ぺたんこ。
オープニングで後ろ姿がちらっと映っている。
『マイソロ2』のゲーデ同様、厨二病の塊と言われている。



最初は世界の主要エネルギー源である星晶(ホスチア)の発掘現場で赤い煙として現れた。
本能的に死にそうな生命に触れ、助ける代わりに、マイソロ3の舞台である世界「ルミナシア」について学習していく。

「病気を治す存在」という噂が、いつの間にやら尾鰭がついて「願いを叶える存在」として広まり、しまいには宗教団体まで生まれて本人の意志とは関係なく世界を救う救世主として担ぎあげられる。
この段階では『人の形にはなったが、自我が確立していない状態』。
ギルドのメンバー達は、相手が誰であろうと願い事を叶える存在を危険視し、確保しようと動きだす。
しかし教団員の妨害により失敗。

完全な自我を得ると、世界を食いつぶそうとする人間達と、それでも世界を守るためディセンダー(=プレイヤー)を遣わした世界樹にキレて、世界を自分色に作り替えるために本格的に活動開始。同時に信者は放置された。
ルミナシアの各地に巨大なキバを出現させ、ラザリスの世界の情報を流しこむ。
その影響により、キバ周辺のモンスターは身体の一部が結晶化。
さらにキバがない場所でも環境を変化させて結晶の塊のような生物を生み出すも、ルミナシアとは世界の理自体が違うため、長くは生きられない。

最終的に世界樹が創造を行う『生命の場』を奪おうとし、本当のディセンダーであるプレイヤー一行と対決する。


今作の事実上のラスボスで、作中では2回戦う。
1戦目は秘奥義を連発すれば簡単に勝てるが、2戦目ではHPが25%以下になると放たれる秘奥義「世界創造のメルト」が鬼畜。

攻撃範囲がバトルフィールド全体、つまり確実に味方キャラ全員に当たる
さらに1HIT単位のダメージはあまり痛くないが、その総HITが半端ない。しかも、立て直しにモタついていると2発目が飛んでくることも何なのこの娘……
……まぁ、マイソロは装備ゲーなので、しっかりレベルを上げ装備品を軽く合成しておけばすぐにヌルくなってしまうのだが……
その正体は、発芽できなかった世界「ジルディア」の世界樹の種子。

マイソロジーシリーズでは世界樹=世界が星の数ほど存在する。
原始の世界樹が種を生む→発芽して新しい世界樹が誕生、その世界樹が何度か新しい種を生み、さらに…というサイクルが繰り返されてきた。
世界樹には寿命があり、情報はある程度次の世代に受け継がれる。

しかしラザリスは発芽できず、死を待つだけの存在だった。

が、ルミナシアの世界樹がラザリスを取り込み、星晶で包み込んだ。
この時の異変は形容しがたいほど凄まじかったらしい。

ディセンダー一行は、ボルテックスにてルミナシアの世界樹がラザリスを取り込んだ瞬間を見た。

ルミナシアの世界樹は、兄弟であるラザリスを死なせたくなかった。
しかし理が違いすぎるため、融和するには長い時間が必要だった。そのために星晶を生み出してゆりかごを創り、眠らせたのだった。


時は流れ、ルミナシアの人間はそうとは知らずこぞって発掘したため、ゆりかごの機能が弱まりラザリスが出現してしまう…。
ちなみに、ゲーム内では「星晶はあと数十年で掘り尽くしてしまうだろう」というところまできている。
最後はルミナシアと融和を果たし、新種の植物や果物が発見されるようになった。



  • おまけ
本当にごく一部だが、顔芸イラストの練習台にされたりしている。

彼女を演じた佐藤聡美は前作『レディアントマイソロジー2』にて女主人公のボイスパターンの一つも演じており、
ある意味でテイルズオブシリーズの主人公とラスボスの両方を演じていることになる。



追記・修正は、世界創造のメルトを受けてからお願いします。

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最終更新:2025年04月10日 00:46