登録日:2012/04/29(日) 12:53:12
更新日:2025/03/29 Sat 00:45:09
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『宇宙兄弟』とは、雑誌「モーニング」で連載中の宇宙飛行士を題材にした漫画である。
2008年連載開始、既刊44巻(2024年7月現在)。
2009、2010年には宝島社より出版されている『このマンガがすごい!』にて2位に選ばれた。
アニメは2012年4月から2014年3月まで放映され、全99話。
2012年5月29日には実写映画としても放送されている。
2006年7月9日、兄弟二人は月へ向かうUFOを目撃した。その際、将来お互いが宇宙飛行士になる、と約束した。
時は流れ2025年、弟の日々人はNASAで宇宙飛行士となった。
しかし、夢を諦めた兄の六太は
自動車会社も解雇され無職になっていた。意気消沈していた六太に、日々人はあの時の約束を思い出させる。
そして家には
JAXAの新規宇宙飛行士選抜試験の通知が…
[主人公]
南波六太
CV:
平田広明
幼少時:
沢城みゆき
主人公。モジャ毛のパーマが 特徴。不運に縁があり、損な役回りを受けることが多い。
しかし、宇宙への想いと、人を惹きつける人柄と独特の発想力で、見事宇宙飛行士になる夢を叶える。
当初、月に向かう弟の日々人に誇りと嫉妬を感じていたが、今では誇れる弟と思い、日々人に助言や手助けをしている。
南波日々人
CV:
KENN
幼少時:
三瓶由布子
もう一人の主人公。日本人初の月面到着者となる。
宇宙飛行士としては非常に才能があり、技術をスポンジの様に吸収していく。だが私生活ではいい加減さが目立つ。
兄の六太が夢を諦めていたことが気掛かりであったが、無事に宇宙飛行士になれると誰よりも喜んでいた。
[2025年宇宙飛行士選抜試験合格者]
真壁ケンジ
CV:加藤将之
真面目で宇宙を愛する、自称「ねじれ者」。だがNASAや同期 からの評価は高く、六太からは誰よりも宇宙飛行士としてふさわしいと度々言われている。
六太とは試験中に出会い、意気投合。後にお互いが最高のパートナーと評し合っている。
伊藤せりか
CV:
沢城みゆき
父の死亡原因であるALSの治療方法解明のため、ISS搭乗を目指す女性。
容姿端麗で、 六太に一目ぼれされたが本人は気づいていない。
能力は優秀であるが、非常に
大食い。とにかく誰よりも多く食べる。後にISSのバックアップクルーに任命される。
新田零次
CV:
星野貴紀
クールな性格で集中力も優れ、体力も抜群。
当初は六太とは距離を置いていた。それは引きこもりの弟がいて、優秀な弟のいる六太に対して劣等感を持っていたためである。
だが弟思いで、六太からは「理想の兄」と思われた。
北村絵名
CV:
三瓶由布子
せりかと仲がよい。彼女も後にISSのバックアップクルーに選ばれる。他の者に比べると六太との関わりが少なく、個別エピソードは少なめ。
[宇宙飛行士]
ブライアン・ジェイ
CV:
大塚明夫
最高の宇宙飛行士と称された、偉大な人物。
だが宇宙からの帰還時にパラシュートが絡まり、墜落し死去。だが死してなお日々人の前に現れ、彼を救うことになる。
吾妻滝生
CV:乃村健次
初めて月の周回軌道を回った日本人。
日々人が吾妻よりも先に月に行くことになり、妬みを持っていると思われていた。
だが実際は「日本人初」というプレッシャーから守るためブライアンの計らいの結果である。本人は日々人が月面到着にふさわしいと考えている。
クールで感情を表に出さず勘違いされやすいが、南波兄弟から尊敬されている。
[NASA]
ビンセント・ボールド
CV:
津田健次郎
宇宙飛行士であり、訓練教官。非常にせっかちで感情を出さない。「人生は短いんだ。」が信条。ピコとは幼馴染。
ピコ・ノートン
CV:
大塚芳忠
日々人が乗る帰還船のパラシュートにおける総合責任者。
普段は飲んだくれで、テンションの上がらないことにパワーは使わない主義。
本来ならブライアンの帰還の際、パラシュートの担当のはずだったが、上司の意向で外される。
そして他社のパラシュートが事故を起こしたので、自分ならば大丈夫だったはずだと、後悔している。
デニール・ヤング
CV:石田太郎
アスキャンの飛行教官。ノリが良いじいさんだが、飛行機の操縦は荒い。だが腕は本物で、訓練を受けた南波兄弟はめきめきと上達していった。
[その他]
金子・シャロン
南波兄弟を幼いときから知る、天体観測所の女性職員。世界的に有名で、せりかもシャロンのファンであった。夢は月面に望遠鏡を立てること。
だが後にせりかの父が亡くなった病気、ALSを患う。
子どもん頃からの
憧れ
だったじゃねーか
追記・修正は俺らの味方だ
- 広告では「宇宙飛行士を目指す無職」みたいな煽りが書かれてたのに、いざ読んでみると主人公はリストラされただけの優秀なサラリーマンだった事が分かって微妙なコレジャナイ感に襲われた記憶。 -- 名無しさん (2014-04-06 02:20:25)
- 宇宙飛行士は超エリートじゃないとなれないし仕方ない。 -- 名無しさん (2014-04-06 04:26:30)
- ふたつのスピカとはある意味対極な作品 宇宙飛行士を目指す生徒と超エリート -- 名無しさん (2014-04-06 10:18:33)
- CV一通り追加 他の登場人物も追加した方が良いかね? -- 名無しさん (2014-04-06 15:15:59)
- アニメは中途半端で終わってしまったのでまたやって欲しい。 -- 名無しさん (2014-08-10 21:24:11)
- ↑5理系じゃなきゃいけないのと、書類審査を通過した理由付けが要るから。 -- 名無しさん (2014-09-12 20:06:51)
- 実写映画のロケット打ち上げのシーン好き。主人公の『行くよ?』の辺り -- 名無しさん (2016-01-16 04:07:14)
- 宇宙飛行士のミッションでは常に最悪か最悪スレスレの事態が起こり得る世界観。上司が慎重になりすぎるのも無理はないくらいに -- 名無しさん (2016-07-03 08:50:59)
- ↑3ムッタくんは技術者だっけ?自動車関係の -- 名無しさん (2017-07-15 20:20:43)
- ヒビトのCVが遊城十代で草、二人とも宇宙に関係した人物でもある -- 名無しさん (2020-12-14 22:52:38)
- 東大生にも影響を与えてるのね。 -- 名無しさん (2021-02-16 19:58:38)
- ↑2 ついでに社長もといアカデミアオーナーもいるw -- 名無しさん (2021-08-21 17:12:45)
- アニメ版は日本テレビだったけど、実写映画版の地上波初放送はフジテレビだったのは何故だろうか? -- 名無しさん (2024-06-19 18:19:53)
- 石田太郎さんの晩年の出演作だったんだな -- 名無しさん (2025-03-29 00:45:09)
最終更新:2025年03月29日 00:45