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コブシが唸るぜ風切るぜ!のど自慢対決(ビーロボカブタック)

登録日:2015/01/04 Sun 20:18:24
更新日:2026/08/02 Sun 00:01:49
所要時間:約 9 分で読めます






『コブシが唸るぜ風切るぜ!のど自慢対決』とは『ビーロボカブタック』の第36話「歌合戦だ!!全員集合」にて行われたスターピース争奪戦の一つ。



【事の発端】


譲たちが通う朝日小の音楽教師・国立準一郎がのど自慢大会で優勝したことで、近々歌手としてデビューするために教師を退職することになった。

同じ頃、朝日小の体育館では合唱コンクールの準備が行われていたが、くす玉にスターピースが宿り、国立を呑み込んでしまう。
くす玉はそのまま国立もろとも体育館から逃亡。転がるくす玉を追い掛けるカブタック達。
途中コブランダーが轢かれるアクシデントこそあったが、クワジーロ・ゲロタンの協力で何とか止めることに成功する…も、何をやってもくす玉は開かない。

と、そこにバイオリンを奏でながら*1トンボーグが登場。
くす玉に閉じ込められた国立は、あることに気付く。

「分かったぞ…!このくす玉は合唱コンクールのために用意されたものだ。だから素晴らしい歌を聴かせれば、きっと開く筈だ!」

それを聞いたトンボーグは、「第35回スターピース争奪 コブシが唸るぜ風切るぜ!のど自慢対決」を開催する。

果たしてカブタック達はスターピースを手に入れ、国立を救出することができるのか?


【出場者】


  • 一番目 シャークラー
開始早々会場に乱入し、トンボーグから歌うよう言われるが、「歌」と聞いて昔、寅彦に自慢の歌を聴かされたことを思い出す。
だが彼はとんでもない音痴だったため、歌声の影響でシャークラーの電子回路がショートしてしまったのである。
その時のトラウマを思い出したシャークラーは…

「嫌だぁ!自分は歌は嫌いッス!!嫌いッス~~~~~~~!!!!」

そう絶叫しながら、会場から逃げ出したのだった。完全に出オチである

  • 二番目 カブタック
持ち歌「カブタック音頭」を歌おうとしたが、歌に入ろうという時に「季節外れ」という理由で失格に。
「秋の歌にすれば良かったカブ……」

  • 三番目 クワジーロ
「ビーロボはぼくらの仲間」を歌うことになったのだが、「男は黙って~」に乗っ取り歌わなかったため、失格。

  • 四番目 吉祥寺蔵之助、三鷹小百合
PUFFYのコスプレをしながら「渚にまつわるエトセトラ」を熱唱。
判定は鐘2つ。カブタック同様季節外れだが、トンボーグの好きな歌だったためOKとのこと。「贔屓は絶対しない」とか言っておいて贔屓してるじゃねーか

  • 五番目 ゲロタン
ジャクシーを用いて「かえるのうた」を歌う。ちなみに判定は鐘3つ。
「残念ケロ~…」

  • 六番目 コブランダー洋とクールツー(コブランダーガニランスパイドン)
「ああ、スターピース」を歌い上げる。
一同は思わず聴き惚れるが、カブタックは途中で「でもちょっと上手すぎるカブ」と疑問を抱くようになる。
そこでゲロタンはステージ裏に向かい、コブランダーを挑発する。

「結論から言おう。コブランダーは実際には歌っていない!」

「何だとぉ!?……あっ!しまったぁぁぁぁ!!」

背後のカーテンが落ちた瞬間、現れたのはもはや東映特撮ではおなじみの宮内タカユキ。彼がコブランダー達の代わりに歌っていたのだ。
バイオマン』や『BLACK RX』、レスキューポリス三部作のOPを歌ってくれた方なんだから上手いのも当然である。
トンボーグはコブランダー達を木槌でぽこぽこ叩きながら、失格と退場を言い渡す。

「宮内さん、どうもありがとうございました」

そして宮内に対しては感謝の一言。
ここまで来てもくす玉は開かず、焦る譲達だったが…

「ちょっと~!肝心な誰かを忘れてるんじゃな~い!?」

  • 七番目 テントリーナ
アイドル衣装のテントリーナが飛び入り参加し、毎回のアイキャッチでおなじみの「Do UP!カブタック」を熱唱。
なお実際に歌っているのは石田燿子さんなのはナイショ。
カブタック達もノリノリになり、トンボーグは合格点を叩き出す。
だがしかしまるで全然、くす玉は開かない。国立が言うには、「上手いだけじゃ人を感動させることはできない」とのことであり…。


【関係者】


  • キャプテントンボーグ
バイオリンを演奏しながら、秋風に乗って参上。
譲に国立の救出を頼まれるも、今回はスルー。本作真の最強ロボでもくす玉は開けられないと判断したのだろうか?
今回は対決内容が『のど自慢』であるため、木槌で鐘を鳴らしてジャッジする。
くす玉の設置位置としては正しいとはいえ、人間が入っているくす玉を高所から吊るすのは危険過ぎやしないだろうか

  • 国立準一郎
今回のゲストキャラ。譲の学校の音楽教師だったが、のど自慢大会で優勝したのを機に歌手への道を志す。譲とはプロレス技をかけるほどの仲。
声がカブタックそっくりで、ミスターから「歌手より二人で漫才をやった方がいいかも!」と言われる程息がぴったり。
ふとしたことでスターピースの宿ったくす玉に閉じ込められてしまう。

【顛末】

すると、国立が突然苦しみだした。
ゲロタンの見解によると、密閉されたくす玉に長時間閉じ込められた影響で、国立は酸欠状態になりかかっているとのこと。
まだ歌っていないのは譲だけなのだが、祖父の影響で歌が苦手というコンプレックスもあって歌う勇気が出ない…。

そこでカブタックは会場を飛び出し、ドデカブタックを召喚。急いで学校に向かい、音楽室からピアノとタンバリン、そしてトライアングルを運んで戻って来る。
ミスター達にトライアングルとタンバリンを渡したカブタックは、譲の力を借りてスーパーチェンジし、ピアノを演奏することに。
(スーパーチェンジ時のBGMが無音になっているのにも注目)

それでも躊躇ってしまう譲だったが、カブタックと国立の心からの激励を受け、迷いを振り切って歌うことを決意する。


  • 八番目 高円寺譲
曲は、国立が自分のために歌ってくれた「手のひらを太陽に」
ピアノの旋律とタンバリン・トライアングルの伴奏をバックに、国立と過ごした日々を振り返りながら譲は歌う。

歌い終わったのと同時にトンボーグが鐘を高らかに鳴らし、そして…

「何という歌だ…!心に沁みいってくるぞ!優勝は、譲君だ!!」

そう宣言した瞬間、今まで誰も開くことができなかったくす玉が割れた!
落下した所をカブタックに救助された国立は、譲に感謝の気持ちを伝える。

「ありがとう、譲…。心のこもった、いい歌声だった……!」

全てが終わり、健闘を称えながら、スターピースを譲に渡して去っていくトンボーグ。
しかもそれは双子座を司る、本物のスターピースだった。

「歌は心を豊かにする。そして豊かな心がいい歌を生む…。このトンボーグ、久々に感動したぞ!」

早速譲は国立が有名な歌手になれるようお願いしようとしたが、国立はそれを断り「夢は自分の力で叶えるものだよ」と諭す。
テントリーナからも「大切に取っておくといいわよ」と言われ、譲はスターピースを保管することにしたのだった。
次の回ではテントリーナが勝手にそのスターピースを使うんですがね…


【備考】


  • 国立を演じたのは、カブタックの声を当てている草尾毅本人
    声質はスーパーモード時のカブタックに近いが、よく聴いてみるとやや抑え目に演じていることが分かる。
    また、数々の特撮ソングを手掛けた宮内タカユキが本人役として出演。更に冒頭で国立が出場したのど自慢の司会者はグリーンレーサーだったりする。

  • 「コブランダー洋とクールツー」は、宮内氏が一時期歌謡グループ「内山田洋とクール・ファイブ」に所属していた経験からと思われる。

  • 今回流れた挿入歌の多くは『メタルヒーロー主題歌・挿入歌大全集Ⅳ』に収録されている。

  • 大好評だったのか、メタルヒーローシリーズの次回作『テツワン探偵ロボタック』でも物語後半の第30話『フラレ男の一発逆転』にて主題歌担当アーティストである鋼鉄兄弟の鋼鉄1号こと影山ヒロノブ氏の顔出し出演が行われた。
    だが、『ロボタック』の後番組として制作された『燃えろ!!ロボコン』では原作者が異なるためか、主題歌担当アーティストの顔出し出演回は存在せず、残念ながら3年連続とはならなかった。
    なお、『燃えろ!!』の後期OP主題歌を担当していた速水けんたろう氏は30分前に放送されていた『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の方に出演している。*2


追記・修正は心からの歌声を響かせながらお願いします。


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最終更新:2026年08月02日 00:01

*1 因みに演奏曲はトンボーグのテーマソングでもある「さばきの雷 〜キャプテントンボーグのテーマ〜」。

*2 ちなみに『ゴーゴーファイブ』の原作者は『カブタック』『ロボタック』同様の八手三郎