ラギュ・オ・ラギュラ

登録日:2015/01/16 (金) 12:37:53
更新日:2018/05/15 Tue 19:21:56
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トニーに始まり、ラギュ・オ・ラギュラに終わる


ラギュ・オ・ラギュラとはメディア・ビジョン製作、SCE販売のRPGシリーズ「ワイルドアームズシリーズ」に登場する隠しボスである。

WAシリーズにおける究極の“力の象徴”であり「百魔獣の王」と呼ばれ、
特撮好きのスタッフと3Dでモデリング出来るようになったゲームが出会った結果爆誕した愛の結晶である。
シリーズ全てに登場するが隠しボスのため、倒さなくてもストーリーには何も影響はない。

因みに奇数ナンバリングではABYSSに居るが偶数だと違うダンジョンの何処かに居るという特徴も有る

設定も凄まじくファルガイアに住む全ての存在の頂点に君臨する魔獣で
その力は数多くの守護獣を血祭りにあげ、全知全能の絶対存在(ガイア)にも届く程。

作品によっては這い寄る混沌の蠱毒によって作り出された存在だったり(3rd)
他次元のファルガイアに封じられた同一存在の破壊衝動が無理やり世界を飛び越えてきた精神体(XF)だったりするが
隠しボスなのでその戦闘能力は凄まじく初見の場合何も考えず対策なしで挑むと叩き潰される

最高レベルであってもバッジ等による対策をきっちりしないと「1000000000000℃」を初めとしたその火力に此方がやられる可能性もある正に最強の隠しボス。
とはいえ、作品によっては装備を組み合わせるとバランスブレイカーな人がいるから逆にラギュ様が叩き潰されるが

因みに過去に掲載されたザ・プレイステーションで設定が細かく明かされている。
さらに詳細な体の内部構造が10thアニバーサリーブックでも明かされている。


さて、ここで一息。

言うまでも無くウルトラマンゼットンが元ネタである。

初代ワイルドアームズではエレキングに近い金色の角と白い体色が特徴的な姿をしていたが、
「ヴォルカニックボム」や振りかぶって振り下ろす渾身のチョップ等の桁外れの攻撃力はあった。
(「1000000000000℃」が当時のゲームの字数制限に引っかかったため?)

そして続編の2ndにおいてモンスターデザインに円谷プロのデザイナーの丸山浩氏を招き、
遂に本家本元のゼットンに酷似した黒い体表に発光体のついた御馴染みの姿へとなった。
(誤解なき様に言うが監修したという事であり、ラギュ様のデザイナーは別の人物である)
後のシリーズは基本的に此のデザインを踏襲している。

因みにワイルドアームズ2ndには此れでもかと特撮のパロディ(特に怪獣関連で)が詰め込まれている為、
明言されてないが正式に円谷プロに許可を得ていると見て良いだろう。
ラギュ様のデザインに関しても。

因みに冒頭の「トニーに始まり、ラギュ・オ・ラギュラに終わる」とは金子彰史氏がコンプリートガイドのインタビューで度々語るシリーズテーマの一つ。
ゲーム最序盤に登場する「トニー」と呼ばれるサブキャラクターが何らかの封印を解く事で物語が始まり、
最終的に隠しボスである「ラギュ・オ・ラギュラ」と戦う流れになっているという事を指している。


体の構造

  • レギュレイトオーガン
頭脳に当たる器官。ラギュ・オ・ラギュラは純粋極まる力の化身であるため意志や感情・知性の類はなく、敵対者の破壊のみを唯一思考としている。

  • テンタクルヘッド
頭部から四本伸びる触手。本体からの指令とは別に個体としての行動が可能。よって死角がない。

  • レーダーレシーバー&センシティブソナー
視覚の代わりとなる複合器官。電磁波、熱などあらゆるものを「見る」ことが出来る。

  • プロテクタイトスキン
皮膚。皮下細胞から分泌される体液は空気に触れると瞬時に硬化し、甲殻となる。
リアクティブアーマーとしての役割もあり、弾けた部分は即座に修復される。

  • コンポジットボーン
肉体が規格外なら骨も規格外。硬いA骨と弾性のあるB骨が螺旋を描いて構成されており、自身の圧倒的パワーで自壊しないよう強化されている。

  • ヴォイドジェネレイター
ラギュ様がラギュ様たるゆえん。またの名を「無限の心臓」。あらゆる宇宙・次元に接続している。
別宇宙からエネルギーを吸い上げ(場合によってはその宇宙がなくなるレベル)、攻撃に使用する。生命器官でもあるため、端的に言えばラギュ・オ・ラギュラがただ存在するだけで無数の宇宙や次元が秒単位で消えてなくなっている。

  • モレキュールコントローラー
両腕の熱量制御器官。物理法則をぶっちぎって1兆度からマイナス1兆度まで自由自在。


各シリーズにて

  • 初代
隠しダンジョン「アビス」の最深部にいる。この作品のみ白く、フォルムは完全にゼットン。
代名詞となる「1000000000000℃」ではなく「ヴォルカニックボム」という固有のフォースを使ってくるが、即死レべルの破壊力は健在。また、デバフ攻撃をやたら使ってくるのも特徴だが、装備品でどっちもシャットアウトできるので、対策をしていればただの硬い敵である。
なお、ラギュ様に限らずこの作品ではボスのBGMがブーメランフラッシュとマザーフリード以外にない。

  • セカンドイグニッション
アグエル坑道の隅っこにある封印石の中で眠っている。
この作品自体がウルトラシリーズのパロディに満ちているのと、特撮よりのシナリオになった影響か、姿がさらにゼットンに近づいている。
この作品のラギュ・オ・ラギュラは魔王アンゴルモアと並んで歴代最強の呼び声が高く、初披露となった「1000000000000℃」と「ブラックノヴァ」で容赦なくアシュレー達を薙ぎ払ってくる。バフをかけようものなら「ヴォイドエフェクト」で打ち消して来るため真っ向勝負を強いられる。……のだが、眠りっぱなしだった後遺症か、「スリープ」で眠ってしまう。

  • アドヴァンスドサード
「ABYSS」の最深部に幼生体が存在。一桁下がった「10000000000℃」をブチかまして来る。
どんな攻撃をしてもカウンターアタックをかまして来る上に全属性の攻撃を身に着けたため、戦闘力はさらに上がっている。
そして、幼生体を倒して引き返していると、何と出口の直前で完全体になってリベンジに来る。
PRYを除き全ステータス999、HP999999という本物の怪物であり、ヴァージニアではもはやダメージが通らない。
……ただしそれは防御面の話で、今回はアルカナシステムにより属性耐性を簡単に身に着けられるため、得意技を含めた属性攻撃は容易に完封可能。物理攻撃についてはアルカナ「タービュランス」で回避力を高めることで対策可能であり、実は歴代で一番戦いやすい。
むしろ挑んだ渡り鳥たちが絶望したのは、内部でセーブが出来ないABYSSの仕様であろう。

  • フォースデトネイター
「遥かに掲げし決意の塔」の最上部に陣取っている。
四つの聖遺物を聖カリュシオンに捧げることで対戦可能となる。最強装備+レベルカンストでも、ユウリィやアルノーなら一発で戦闘不能になるほど攻撃力が高く、まともに戦えば苦戦を強いられる。……歴代最強のアタッカーであるラクウェルがいなければ、だが。上手いこと彼女に行動順を回せば、呆気ないほど簡単に決着がついてしまう。
ちなみにこの作品ではアイテムの周回持越しが可能だが、「涙のかけら」を1周目で入手するにはアルターコードFのデータコンバートが必要になる。

  • フィフスヴァンガード
「ABYSS」の最深部に眠っている。他の歴代ボス同様「デュエルサイン」を撃てば封印が解けて対戦できるようになる。
今回とうとう物理法則を超越した「-1000000000000℃」をかまして来るようになった……のだが、その実体は歴代最弱のラギュ様。
なぜかというと、「1000000000000℃」の前に「赤黒き世界への導き」、「-1000000000000℃」の前に「青白き世界への導き」という準備技が挟まる=撃ってくるタイミングがわかる上、この技を使うと反応が滅茶苦茶鈍くなり、「パッシブリアクト」を食らうと行動順が回って来ないまま延々殴られることになる。加えて、与えるダメージ・回復・受けるダメージを全て100で固定する「オレンジ100」というバッジの存在もあり、対策は容易。

とはいえ、これはあくまで手段を選ばなかった場合の話。「そんなチキン作戦に頼るか!」と勇ましく挑むと地獄を見る。
何せ、こちらのHPがどうやっても9999に届かないのに、通常攻撃ですら1万を超えてくるのである。
もちろん±一兆度も同じ威力の全体攻撃。しかも同属性のヘックスの上で放たれるとさらに倍。通常の威力ならこちらが同属性のヘックスに入れば助かるが、向こうが入った状態で放たれると必殺である。
ついでに、キャラを再配置する魔法も使うので、閉じ込めておくこともできない。
こちらも通常攻撃で全滅を回避するためには一つのヘックスに留まることはできず、ラギュ様が動くたびに通常攻撃か一兆度で誰かしらが死ぬ。
それを蘇生しつつ戦うので攻撃を当てての遅延もしづらく、そうこうしているうちにまたラギュ様のターンとなる。
一応こんな凶悪スペックでも倒せないわけではなく、ただ倒すだけでは飽き足らないマゾプレイヤーは挑んでみるのもあり。なお、筆者は20回ほど死んだ。


  • クロスファイア
「灼熱の心臓」で対戦可能。
今回の個体はXFのファルガイアのものではなく、別のファルガイアのラギュ様の破壊衝動の一部が、その姿を取って割り込んできたかりそめの幻影にすぎない。
が、戦闘力は歴代最強のセカンドに次ぐ極悪っぷりで、
  • RES(素早さ)カンスト
  • おなじみ1000000000000℃
  • SRPGなのにフィールド全体攻撃
  • 瀕死になると「レッドゾーン」で1回だけ行動割り込み
  • 通常攻撃が通るとHPを回復=瀕死ラインを切ったら「レッドゾーン」再発動」
と無茶苦茶で、「行動させたら負け」とまで言われている。
加えて見た目に反し、幻影であるためかWGTが0。なのでVPの枯渇によってHPが減少することもない。
事前に情報を集め、戦術をきっちり立てて挑まないと瞬殺される。

  • アルターコードF
サードと同じくABYSS最深部で幼生体、帰り道で完全体と戦うことになる。
今回はABYSS内部でも1ギミルコインでセーブ可能なので、精神的には割と楽。さらに幼生体と完全体を連戦する必要もなくなっている。
相変わらず無茶苦茶な能力を誇るが、「パラダイムボリューション」さえしのげれば普通に戦っても割と楽に倒せる。
むしろ今作では、各地に眠るゴーレムどもの方がよっぽど強い。



追記・修正は歴代ラギュ様に真っ向勝負を挑んでからお願いします。

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