ゼットン

登録日:2009/12/03(木) 21:21:29
更新日:2020/05/19 Tue 14:13:17
所要時間:約 23 分で読めます





ゼットンはウルトラシリーズに登場した怪獣。



【データ】

別名:宇宙恐竜
身長:60メートル
体重:3万トン
主な能力:一兆度の火球、テレポート、バリア、光線吸収、波状光線等(個体によって差異あり)


【概要】

名前の由来は、アルファベットの最後の文字「Z(ゼット)」と、50音の最後の文字「ん(ン)」を組み合わせた物で「最後の怪獣」という意味。

真っ黒な甲冑のようなボディと雄牛のような2本の角が特徴で、背中にはゴマダラカミキリをモチーフにした甲羅を持つ。
カラーリングは共に『ウルトラマン』を代表する強敵であるメフィラス星人と同じくアンチウルトラマンを意識したもの。
肩書は「宇宙恐竜」だがそれほど恐竜らしさはなく、顔には目や鼻を持たず、代わりに点滅する発光体がある。

視力がほとんどなく*1、2本の角をレーダーにして活動しており、『ウルトラビッグファイト』のウルトラ怪獣大百科でも、
ザラブ星人ナレーターが「穴の開いている両目はほとんど見えないが、その代わりに頭に生えているゼットン角がレーダーの役目をしている」と説明している。
当初、角は回転する予定だったが完成作品では固定されている。

デザインは成田亨。現在でこそ怪獣扱いだが、成田氏はゼットンを「宇宙人」と想定してデザインしたと自身の画集でコメントしている。


怪獣らしい鳴き声は出さず、時折ピポポポポポポポ……という電子音と「ゼッ…トン…」とも聞こえる不気味な声を発する。

シリーズの中で様々な強化形態も登場しており、そのバリエーションについては「ゼットンの強化形態一覧」の項目を参照。

ただし初代ゼットンの持つ能力(瞬間移動、バリア、光線吸収、火球)などが強力すぎることもあり(『ウルトラマンX』の項目参照)、
以降のゼットンは回避のために瞬間移動を使わなかったり、バリアーが小さかったり(『メビウス』)、
能力をほとんど使わず格闘主体(『大怪獣バトル』)などということも多く、
初代ゼットンの能力と互角以上といえる個体が登場したのは『サーガ』のハイパーゼットンがはじめて。

『サーガ』以降の作品においても能力が強すぎるためか、
瞬間移動を使わず、ウルトラマン側も主に販促用の新たな技・形態でバリアや光線吸収を強引に突破して撃破するといった展開が多い。

一応、初代ゼットンは諸説あるが、初代ウルトラマンも初見であったし、
サーガのハイパーゼットンは素体からしてゼロと互角だったツワモノを選び、その育成のために「地球一個をまるごと侵略」「怪獣墓場やマルチバース全土から集めた生命体を餌に」した筋金入りであるため、
他の個体が多少弱くてもファンサイドで何かと理由を付けて納得している場合も多い。
とはいえ、登場機会が多い(敗北描写も増える)にも関わらず、一貫して描写においてもファンからの扱いにおいても強豪としてのイメージを保っているのはさすがの初代ラスボスと言えよう。


なお、ゼットンの代表技として知られる「一兆度の火の玉」の威力を計算するともはや天文学的な数値が出てくる。
ぶっちゃけ使うと、発射したゼットンもろとも地球が消滅、太陽は蒸発、銀河系の殆どの星が大量のガンマ線で焼き尽くされる。*2
『大怪獣バトル』ではEXゼットンを自爆させて宇宙そのものを消滅させようとした奴すらいた。
しかし上には上がいるものだから空想科学の世界は恐ろしい。

また、ゼットンは一説には合体怪獣ではないかと言われている。
竹書房の「ウルトラマン ベストブック」では、ゼットンは「それまでに登場した怪獣の体の部分や能力を移植したサイボーグ怪獣ではないか」という説が書かれている。
角はアントラー、顔はサイゴ、腹の黄色い発光体はキーラ、手足の筋肉はレッドキング、背中の甲羅はケムラー、黒い体はメフィラス星人、バリヤーはバルタン星人(二代目)から移植されたのではないかという説である。


【映像作品での活躍】

ウルトラマン

最終話「さらばウルトラマン」で初登場。

ゼットン星人が「ゼットーーン」「ゼットーーン」と断末魔を上げながら消滅すると、
それに応えるように大型母船の中から出現し、膨らんだ青い風船を破って赤い煙と共に登場。
なぜかプルプル震えた後に科学特捜隊基地を襲撃しようとした。

ウルトラマンとの戦闘ではキャッチリングの拘束を引きちぎり、空中でリングを発動するために回転していたウルトラマンを一兆度の炎で撃墜。
そして、テレポートで攪乱し八つ裂き光輪を電磁バリヤーで防ぎ、首をマウントで締め上げたダウンさせた。
遂には放たれたスペシウム光線を吸収して波状光線として跳ね返し、続け様に2度目の波状光線を放ちウルトラマンを倒した。


しかしその直後、岩本博士が開発し一発のみ完成していた無重力弾(ペンシル爆弾)を撃ち込まれ、上空に浮かび上がったのち爆発した。
科特隊に倒されたのであって、倒したのは決してゾフィーではない。


ゾ フ ィ ー で は な い


しかし準備稿(脚本の下書き)ではゾフィーが上空からスぺシウム光線を浴びせて倒すはずだった。

それが混乱を生み、最終回放映前の週刊少年マガジンでは、
ゼットン星人(準備稿では宇宙人とのみ記載)とゾフィーが混同され「宇宙からゾーフィにあやつられて地球へやってきた。」と解説された。

その後、別の雑誌では「ゾーフィのめいれいどおりにうごく。」と解説され、
「宇宙恐竜ゼットンをあやつって大あばれをする。力はないが頭はよい。」という、どう見てもウルトラマンっぽい宇宙人ゾーフィなる謎キャラも掲載された。

余談だが、ウルトラ兄弟として場数を踏んだ現在のウルトラマンならゼットンを素手で倒せるらしい。
……うん、「そもそもウルトラマン徒手空拳だろ」というツッコミはなしで。
必殺技を使わないというような意味にしても、そもそもゼットンはむしろ光線技に強い……。

マイポケットとウルトラマンのコラボレーション企画、
『地球のデータを救え! ウルトラマイポケット』第2話「愕然!バックアップしてなかった!編」(2013年12月4日公開)では、
ある女性の家に現れてノートパソコンを破壊するが、バリアーを出す直前にウルトラマンの八つ裂き光輪で倒されたため、
バリアーが張れなければ倒せる可能性もある。

岩本博士を演じた平田昭彦は初代ゴジラオキシジェン・デストロイヤー、初代バランを特殊火薬で一撃で撃退し、
遊星人ミステリアン、ガラモン、初代メカゴジラを倒すのにも貢献している。
ウルトラマンは倒せても怪獣を何度も撃退している博士には絶対勝てないはずであり、
連れてきたゼットン星人も自分が化けた博士の攻撃でゼットンが倒されるとは思わなかっただろう。


帰ってきたウルトラマン

最終話「ウルトラ5つの誓い」に二代目が登場。
バット星人に率いられて出現するが、明らかに太った上に動きが鈍くなっている。
鳴き声も牛のような「ブモー」という感じに変わってしまった。
初代ゼットンに負けた経験のある初代ウルトラマンは変身中の郷秀樹を途中で止め、テレパシーで「私のように不覚を取るぞ」と忠告していた。

一応指からゼットンナパームなる火炎弾を放つ、手から白い電流を流すなどするが、
顔からの火球は防がれてノーダメージ、角を掴まれ振り回され蹴られまくるなど、明らかに劣化している。
バット星人が倒されやけくそで突進したところをウルトラハリケーンで空中に放り投げられスペシウム光線で爆発した。
この瞬間、青空にゼットンの影が映るというひどい事態が起きた。

後に公式で養殖と判明した。やっぱり養殖物はダメだな。

余談だがこのゼットンの着ぐるみは、角が垂れ下がり、全体的にナヨナヨのブクブクでぜんぜん強そうじゃない
一応最強怪獣の一角なのに……。

理由はすでに次回作のウルトラマンAの超獣着ぐるみ造型のほうに人員が割かれており、中の骨組みが放送に間に合わなかったかららしい。

かっこよくはないが、かわいいという意見は結構多い。

旧作の人気怪獣を再登場させる『帰マン』の「延長にあたっての強化案」の一環として登場した。
「番組延長に関するメモ」によると、初代ウルトラマンがゼットンに雪辱戦を行うという構想があった。

次回作『ウルトラマンA』第10話では、TACの美川隊員が本話に登場したゼットンの存在を語っている。

ウルトラ怪獣大百科』では、初代と同様にバリアー能力を持っており、ジャックはそれを使う隙を与えず倒したと解説された。

スーパー特撮大戦2001』ではバット星人が尺の都合上登場しないため、ナックル星人が最後の切り札として暴れ回らせる。
その外見は初代の使い回しであり、「原作ではこうなる予定だったんだろうな」という無念さがヒシヒシと伝わる。
存分にぶちのめしてやろう。


ウルトラマンパワード

最終話「さらばウルトラマン」に登場。「パワードゼットン」とも。
身長99.9mとのことだが、絶対そんなにデカくない。
サイコバルタン星人によって、パワードドラコとの戦闘データをもとにパワードの能力と行動パターンを完全解析した最後の刺客として送り込まれる。
(前話「パワード暗殺計画」ではドラコ戦のさなかにデータを受信している。その後、ドラコがまだ生きている時点で射出された)
デザインは初代よりスマートかつ機械的になり、背中に羽根が生えているのが特徴。体も白い蛇腹状の部位が全て真っ黒に塗られている。

繭に包まれた状態で、いきなりW.I.N.R.本部に隕石のように落下するという衝撃的な登場を果たす(これもおそらくはバルタン星人の作戦)。
その後は本部の前で立ち上がり、一歩も動かないままひたすらパワードを待った。
翌日には米軍の戦車部隊に包囲されるも、やはり反応さえ見せず、ひとしきり攻撃を受けてから無造作に火球で反撃した。

その後、カイと分離したパワードの攻撃を受ける。
しかし、ドラコとの戦いですべての行動パターンを解析していたゼットンはパワードの攻撃をすべて先読みしていく。

積極的に攻めない代わりにひたすら防御とカウンターに徹し、
機械のごとき正確さでパワードの打撃も光線技もすべて封殺する(バリアすら使っていない)という圧倒的な堅さでパワードを消耗・苦戦させるも、
メガ・スペシウム光線三連射(そのうち1発はW.I.N.R.本部の銀色の壁に反射させて背後から攻撃)に対応しきれずに、
光線を吸収できない背中に光線を受けて爆死。

しかし同時にパワードも力尽きたため、実質的に相討ちとなった。
結果的にではあるが、「パワード殺害」という仕事はこなしたことになる。

そして、ゼットンが沈みパワードが倒れた時点で、サイコバルタン星人の率いる本隊はいまだ無傷であった……。
が、直後に力尽きたパワードを迎えにきたM78星雲の仲間たちによって母船は撃墜され、事なきを得ている。


●ウルトラマンゼアス2 超人大戦 光と影

ゼットン自身は登場しないが、本シリーズの防衛組織Mydoが保有する戦闘母艦スカイシャークの兵器として、ゼットンの波状光線を再現した「ゼットン光線砲」が登場。
「6,000万アンペアの電流と2,500万ガウスの電磁を交錯させる」という方法で光線の再現に成功した。
ウルトラマンがかつて波状光線でカラータイマーを破壊された事実から、同じウルトラマンと思われたウルトラマンシャドーのカラータイマーを破壊する作戦に使われる。

そして実際にシャドーのカラータイマーに向けて発射されたが、シャドーは何とカラータイマーへの防御策を始動。
カラータイマーに防御シールドを自動展開してゼットン光線砲を跳ね返し、スカイシャークが逆に撃墜される結末を迎えている。

かつてのウルトラ戦士への宿敵であるゼットンの技を味方の防衛組織が使用し、それをにせウルトラマンが跳ねのけるという皮肉的な構図を結果的に作ってしまっている。


ウルトラマンマックス

第13話『ゼットンの娘』で登場。ゼットン星人との区別のため「ゼットン怪獣」と呼称され、恐竜なのか怪獣なのかよく分からなくなっている。
ゼットン星人によって送り込まれ、初代を上回る鉄壁のバリヤー・ゼットンシャッターでマックスのあらゆる攻撃を防御した。
更に、満を持して初登場したウルトラマンゼノンの攻撃まで防いでしまい、逆にボコボコにしてしまった。
しかし最後はマックスの新技「ギャラクシーカノン」で強引にバリアを貫かれ倒された。

トミオカ長官はゼットンの存在に物凄く怯えていた(演じているのが黒部進=初代マンの為)。
この時のゼットン星人はハリケンジャーのブルーに憑依していた。

着ぐるみは初代準拠にスマートに新造され、以後『ウルトラマンオーブ』までこの時の着ぐるみを使い続けられていた。
ちなみに設定上、この作品のゼットンだけは過去の個体よりも6メートルほど巨大。


ウルトラマンメビウス

第27話「激闘の覇者」に登場。
ミクラス、ウィンダムに続く次のマケット怪獣(CREWGUYS製カプセル怪獣)の候補としてデータが作成されたが、
テストの一環としてネットワーク上の仮想戦場で戦わせた際に暴走し、仮想戦場に居座って消えなくなってしまった。

同じく候補だったグドン、ウルトラマンメビウス(データ)を瞬殺し、
自らをデータ化して仮想戦場に乗り込んだ本物のメビウスとの戦いでも、
序盤は一兆度の炎と怪力にテレポーテーション、バリアを駆使して圧倒するが、ウィンダムらの加勢で形勢逆転。

ミクラスとウィンダムに押さえつけられたところに、メビウスのライトニングカウンターゼロ(超パンチ)を受けて倒された。

ちなみに、登場人物の一人がゼットンを「デットン」と間違えて呼称した。
デットンという怪獣は存在するが、ゼットンとは無関係。----あれは劣化したテレスドンである。


また、『メビウス(データ)の必殺技を跳ね返し、ダウンさせる』という、ウルトラマン最終話のオマージュと思われるシーンもあった。
ポーズや角度まで再現するという徹底ぶり。登場人物のセリフなども結構凝っている。(さすがに倒れ方はあのカットが原因の前のめりではないが)

ウルトラマンが敗北し、(当時の)防衛隊が全滅寸前まで追い詰められるという出来事はかなりの衝撃だったらしく、
当時のことを説明したテッペイを補佐官が「やめんか、忌まわしい」と遮る場面もあった。

「上にバリアはない。流星キックだ!」

第21話では怪獣墓場に漂っている姿が描かれている。
また、第24話ではウインダムをファイヤーウインダムに強化する際、火炎を使う怪獣としてパンドンブラックエンドとともにデータが使用される。

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル

レイオニクスバトルケイトが使用し、レイゴモラをボコボコにした。
かかと落としを使ったりと、そのアグレッシブなアクションはツッコみどころ満載。

三体一でも互角以上に戦い、ゴモラとの戦闘直後にもかかわらずキングジョーブラッ!!と互角に戦うなど
強化体ではないゼットンの中でも最強候補の一体と名高い。

しかし最終話では強化体のEXゴモラに全く歯が立たず、爆死した。

ちなみにデータカードダス『大怪獣バトル』シリーズのストーリーモードに登場するEXゼットンは、
ケイトが使役していたゼットンの遺伝子から作られたという設定になっている。

続編のNEVER ENDING ODYSSEYでは、レイオニクスのナックル星人が使役するガルベロスの生み出した幻影として登場、ゴモラを撹乱した。
こちらもフランケンシュタイナーを仕掛けたりやりたい放題であった。


ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース

進化体の「EXゼットン」が登場。
怪獣墓場にある炎の谷に巣くっており、メビウスとメカザムの前に立ちふさがる。
番人としてウルトラマンキングが配置した説もある。


大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説

ウルトラマンベリアルが怪獣墓場で蘇らせた怪獣の一体として登場。ポジションは怪獣軍団の中央ド真ん中である。
比較的最後まで生き残るもウルトラマンゼロに瞬殺される。
終盤ではベリュドラのパーツの一部となった。


ウルトラゾーン

「不良怪獣 ゼットン」という専用のコントパートが貰えた。
ただし、基本どんな怪獣でも喋るこの番組の中で、唯一「ピポポポポポポポ」としか喋らない。
地球防衛高校(チボ高)の不良仲間曰く無口で、パシらされても素直に従う。

ウルトラマンを倒したという事で、他校の不良から一目置かれる存在となっているが、
チボ高の不良仲間は一人を除いてそのことを全く知らなかった。(立場に疲れていたゼットンがそれを狙ってやってきていた)

当然喧嘩は強く他校の不良を何度も叩きのめした。
ちなみに彼女がいるリア充でもある。ゼットン爆はt……ごめん無理。

又、番組のアイキャッチの一つで、河原でバーベキューをする姿も描かれている。
勿論火付け係。

さらに「河原で石を投げるレッドキング」のアイキャッチでは後ろに女の子を乗せて自転車をこいでいる姿が確認できる。
これは「不良怪獣 ゼットン」最終回のその後を描いたと思われる。


ウルトラマンサーガ

バット星人が作り上げた究極の個体ハイパーゼットンが登場。
詳細は項目参照。


ウルトラマンギンガ番外編

マグマ星人が隠し持っていたスパークドールズとして登場。マグマ星人自身がダークライブする。
月面から地球に向かって火球を放ち、星振町を焼き尽くそうとした。
命中精度が凄いのか、テキトーに日本列島目がけて撃っただけで全て焼き尽くせるのかは不明。多分後者だろうが。
操るマグマ星人がへっぽこだからか瞬間移動もバリアも光線吸収もあまり生かせず、
最後はバリアをギンガクロスシュートに破られて倒され、スパークドールズに戻った。
なお何気にテレポートで上空に転移した後、そこで一時停止して浮かんでいるという浮遊能力を披露している。


ウルトラマンギンガS

ゼットン星人ベルメがモンスライブした、ハイパーゼットンのイマーゴ形態が登場。
使用したのはテレポートや暗黒火球やハイパーゼットンアブソーブくらいだったが、それでもギンガストリウムとビクトリーを圧倒する実力を発揮。
だがコスモミラクル光線でアブソーブを破られて倒され、スパークドールズに戻った。

その後はショウが回収し、ウルトランスのハイパーゼットンシザースとしてビクトルギエル戦で使用。
劇場版でもギンガビクトリーがエタルガー戦で使用した。


ウルトラマンX

第8話「狙われたX」にて登場。
ゴモラアーマーのパワーも正面から押し返す、ウルトライザーがノーガードで直撃しても無傷で意にも介さず歩き続ける、
と圧倒的な強さでエックスを追い詰めるが、そこでは何故か止めを刺す事なく瞬間移動で撤退した。

その後、サイバーゼットンのカードが完成した直後に再び出現し、ゼットンを連れて来た主であるスラン星人クワイラと、
そのクワイラの罠によって乗っ取られてしまったエックスと共にウルトラマンマックスを攻撃した。

しかし、大地の奮闘によりエックスが復活、ゼットンシャッターと、
ウルトラ名物「回れば何とかなる」を組み合わせた必殺技ゼットントルネードによって防御を破られ、
間髪入れずに放たれたザナディウム光線により撃破、スパークドールズへと還元された。

バリアの形状が初代よりもマックス版のゼットンシャッターに近い形状であり、
公式資料でも断定ではないがマックス世界のゼットンをクワイラが連れてきたと推測されている。

ちなみにこの回を担当したアベユーイチ監督はゼットンが怪獣の中で一番好きというほどの大ファンであり、
強く描写しすぎてエックスがゼットンを倒す方法を思いつかなかったためにビジュアルと勢いで乗り切ったと述べている。
また、尺があと5分あればサーガのような瞬間移動合戦を繰り広げ、押し負けたゼットンが至近距離での殴り合いに持ち込むという流れにしたかったらしい。


ウルトラマンオーブ

第1話「夕陽の風来坊」のアバンタイトルにていきなり登場。

光属性を司る魔王獣であり、名前も『光ノ魔王獣 マガゼットン』になっている。
姿はほぼゼットンと変わらないが、頭部の発光部が魔王獣共通の結晶体になっている他、
胸部の発光部が青に近い色になっており不気味に明滅しているのが特徴。ちなみにこのシーンのマガゼットンはCGで普通のゼットンの色を変えたもの。
光属性だけに、火球の代わりに「マガ光弾」という強力な光弾を放つ。

封印したウルトラ戦士は初代ウルトラマン。

某国の森でオーブオリジンと戦い、マガ光弾で圧倒、しかもその余波で戦いを見守っていたナターシャを巻き込んでしまう。

怒れるオーブが取り出した、オーブカリバーから放たれたオーブスプリームカリバーで倒されたが、
オーブ自身にも制御できないその力は周囲一帯を完全に焼き払うほどの余波を生み出し、
ナターシャを戦いに巻き込んでしまった事実とともにガイにとって大きな心の傷となってしまい、
以後、ゼッパンドン戦でオーブカリバーを取り戻すまでオリジンの力を使うことができなくなってしまった。

また書籍によればこの戦いは実はオーブにとって再戦であり、この前に一度オーブオリジンに勝利していたとのこと。
しかし、完全超全集にて実際にはオーブに大ダメージを負わせたのは超コッヴであり、マガゼットンに敗れたのではないと判明した。
放映時の雑誌設定がいい加減なのはよくあること。


サントラでこのシーンに流れたBGMの曲名が「1908某国にて」となっていることから、
出現した国はロシア、オーブが起こした大爆発はツングースカ大爆発をイメージしていると思われる。

ソフビも発売されるのだが、ウルフェス2016の会場限定販売。コレクター泣かせである。こちらは旧サイズ。
その後、指定されたソフビを購入するともらうことができる「『ウルトラマンオーブ』限定ソフビ「光ノ魔王獣マガゼットン」ゲットキャンペーン」が開催された。
こちらは所謂スパークドールズサイズになっている。

なお、マガゼットン自体は過去の回想で登場したのみだが、本編でオーブは別の強化種であるハイパーゼットン デスサイスと二度戦っている。


ウルトラマンタイガ

第18話「新しき世界のために」にて登場。
地球に住むバット星人の小森セイジが、ウルトラマントレギアから譲り受けた細長いカプセルの中で成長を続け、成熟したところで地球人社会を転覆させるために召喚された。
ライフル型の装置にカプセルを装填して発射する事で召喚される。
波状光線で街を破壊し、怪力と一兆度の炎による攻撃を仕掛け、八つ裂き光輪を白羽取りで受け止め、ストリウムブラスターもバリヤーで防いでタイガを苦しめる。
だがタイガがトライストリウムになってからは形勢逆転、エックスの個体同様にスピンしながらの突進戦法でバリヤーを破られ、風真烈火斬で真っ二つにされて倒された。
だが今回の一件は、また別の悲劇の引き金となってしまっていた……

本作から『マックス』から『オーブ』まで使われてきたものとは異なる、新規の着ぐるみが使用されている。


【漫画版・グラビア版】

●グラビア版 ウルトラ兄弟物語アンドロメロス

てれびくん1981年7月号に「再生ゼットン」として登場。
外見的には初代と2代目の中間のような姿をしている。
初代アンドロメロスと対決し、再生グワガンダと合体して合体ゼットンになるも、メロスオーラーで焼き尽くされた。
ちなみに合体ゼットンは、倒されるシーンがイラストで記載されているのみで、着ぐるみは作られておらず、そのためか、1982年2月号で他の改造怪獣達が復活している中で、再生ゼットン及び合体ゼットンは復活していない。
居村眞二氏の漫画版では未登場。


●決戦ウルトラ兄弟対11大怪獣

チブル星人傘下の怪獣として登場。なんとしゃべりまくる
円盤を脱出したウルトラマンジャックをレッドキングやモグネズンと共に強襲し、
「ふん、ウルトラマンの弟か。少しは強そうだな」とかつての同族のことを彷彿とさせる言葉を吐いている。
忍者の如く俊敏な動きでビル街を跳ね廻り(壊れないビルも凄い)、1兆度の火球を浴びせてジャックを焼き殺そうとするも、
ウルトラスピンでサッカーボールのように蹴り返され、自分自身の火球が自分に引火して吹っ飛んでしまった。
所謂回ればなんとかなるの法則である。


ウルトラマン THE FIRST

バルタン星人の最終兵器として、隕石に詰め込まれて日本近海に降下(完全にパワードである)。
バルタンから怪獣墓場の怪獣たちの死体を移植され改造されたため、
顔だけでウルトラマンを超えるほどの巨体に加え、下半身は蜘蛛状になるなど、異形の姿をしている。
火力は圧倒的で、科学特捜隊本部をたちまち破壊し尽し、迎撃に来た自衛隊と在日米軍もあっという間に返り討ちにした。
テレポーテーションで宇宙から帰還したウルトラマンの八つ裂き光輪やスペシウム光線もまるで通用せず、
口から放つ破壊光線でウルトラマンのカラータイマーを貫いて死に至らしめてしまうが、
その隙をつかれジェットビートルから超大型ミサイルを顔面に打ち込まれ消し飛んだ。


ウルトラマンSTORY 0

プラズマスパークのディファレーター光線を大量に浴びたクワガタムシが変異した怪獣。
しかしその強さは明らかに原典より劣り、力を得たばかりのゾフィーに3体纏めて粉砕される程度しかない。
もっぱらこの戦いで生じた爆発により、星の住民たちの町が消し飛んでしまった事の方がゾフィーにとっては大いなる禍根となってしまった。
ゾフィー(人間の姿に戻った)の手助けにより町は復興されるも、今度は今までの倍はあるサイズの個体が出現。
今度こそ過ちは繰り返させないと誓ったゾフィーのM87光線は一点に絞り込まれ、ゼットンの腹をぶち抜いて宇宙へと飛んでゆく。
誰一人犠牲にすることなく、ゾフィーは街を救い、絶望という名の悪魔からも解放されたのである。


ウルトラマン超闘士激伝

CV:堀川りょう
かつてウルトラマンを倒した宇宙恐竜。第1回銀河最強武闘会ではメフィラス大魔王と結託してウルトラ兄弟を次々に倒したが、
長年の修行を積んだ闘士ウルトラマンの敵ではなく、必殺のメテオ火球も素手でブチ破られてしまう。
追い詰められたゼットンは大会規則を破ってハイパーカプセルを砕き暴走、
止めに入った科学特捜隊の無重力弾を吸収することで完全なハイパーゼットンとなった。
しかし激戦の果てに闘士ウルトラマンに敗れ、試合にも勝負にも負ける結果となった。
その後、真摯な努力を積み、心も体も鍛え直した最中、メフィラスからハイパーマザロンとの戦いでマンが命を落としたことを聞かされ、
自分以外のために頭を下げたメフィラスの姿を見て彼に力を貸すことを決意。
闘士怪獣となってヤプール軍団に立ち向かい、三大幹部の一角であるバラバを一蹴し「朱の鍵」を手に入れた。
以降もたびたびウルトラ戦士に協力している。


ウルトラ怪獣擬人化計画

おいおい、同人とかのネタは禁止だろって? ところがどっこい公式です。(円谷プロ公認のものに限る)
掲載媒体によってデザイナーが異なるためにデザインや性格設定に差異があるが、クールな印象の美少女であることは共通している。
また、最初にゼットンの擬人化キャラとして円谷プロに公認されたぱすてるデザイン所属のPOP氏のものは若干ロリだが、そのほかの公認のものは巨乳である。

KADOKAWA版ではノーマルゼットンは長身で巨乳なクールビューティー、パワードゼットンは浮遊砲台付き装甲女王様風に擬人化されている。

漫画『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』ではゼットン星人の妹という設定。

アニメ『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~』にも登場。CV:加藤英美里
世間で知らないものは誰もいないと言われている『大怪獣ファイト』の絶対王者。無口で不愛想らしい。

ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP Comic code』ではPOP版の決定稿のデザインで登場している。
その行動は謎に包まれているが、メフィラス星人テンペラー星人を一蹴するほどの実力を誇る。若干KY



バトルスピリッツ

コラボブースター【ウルトラ怪獣超決戦】にて最高レアリティ「Xレア」で収録。
同パックのパッケージで中央に陣取る。
続く【ウルトラヒーロー大集結】で派生カードが大量に収録されて単独でデッキが組めるほどになる。



【その他】


機動警察パトレイバー
アニメでは、ゼットンとグリフォンを合わせたような怪獣が現れ、イングラマン(声:吹き替え版パワード)をボコボコにした。
ゾフィーみたいなヤツも出た。

アスラクライン
アニメでは異界とのゲートから出現し、一兆度の火球を駆使して戦った。

CROWS
春道の後輩、花澤三郎の通称。
タイマーの位置にストップウォッチをしてた教師を頭突き一閃したのが由来。

ワイルドアームズシリーズ
裏ボスの「ラギュ・オ・ラギュラ」はゼットンにそっくりの容姿(2以降。1はエレキングにそっくり)で、円谷プロ公認のパロディ。
本能や生物的思考をなく、機械的な行動原理を持つ。
完全な状態ならば無限の心臓は全ての次元時空とリンクしており息を吸うだけで数多の宇宙を消滅させ
吸い上げたエネルギーにより“1兆度”を繰り出し、多元宇宙、更に超高次元さえ消してしまう
同作品に登場する全能守護獣でさえも手が出せない存在。
宇宙を消滅させるほどのエネルギーと攻撃が可能という設定。

何も考えずに戦うと絶対に勝てないWAのお約束モンスター。
これらはWA生みの親である金子氏のゼットン好きが理由らしい。
同じく金子氏が関与している戦姫絶唱シンフォギアでも「G」のラスボス・ネフィリムとして登場している。

ケロロ軍曹
ゼゼゼットトトソと呼ばれるゼットンそっくりの超巨大な宇宙怪獣が登場。
言い辛い名前のため、宇宙人達から恐れられている。




【余談】

-PS2ソフト「ウルトラマン」
なんとウルトラマンでゼットンを倒すことも可能。
負けた場合、無重力弾をゼットンの体のどこに打ってもよいイベントが発生→そして粉砕。
このイベント中に、股間に無重力弾を当てるとゼットンは股間を赤く輝かせながら上昇し、粉砕する。

-東芝の洗濯機「ウルトラファインバブル」のCM
レッドキングに引き続き東芝の洗濯機のCMに登場。
自ら吐く炎で飲食店の厨房を切り盛りしており、調理による割烹着の油ばね汚れを気にしている。
だが視聴者の目を引いたのは一兆度の炎に耐えられる中華鍋とチャーハンの具材のほうだった。


【登場作品一覧】



プレッシャー星人とは因縁の関係である。






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