ゼットン

登録日:2009/12/03 Thu 21:21:29
更新日:2024/02/12 Mon 13:41:35
所要時間:約 27 分で読めます







ピポポポポポポポポ……

ゼットォーーン……



出典:ウルトラマン/円谷プロ/第39話「さらばウルトラマン」/1967年4月9日放送


ゼットンとは、円谷プロダクション制作の特撮テレビドラマ『ウルトラシリーズ』に登場する怪獣。
そして今なお語り継がれるウルトラシリーズにおける屈指の強豪怪獣であり、最強の怪獣(種)として扱われている場合も少なくない。



【データ】

別名:宇宙恐竜
身長:60メートル
体重:3万トン
主な能力:一兆度のメテオ火球、テレポート、バリア、光線吸収、波状光線等(個体によって差異あり)


【概要】

名前の由来は、アルファベットの最後の文字「Z(ゼット)」と、50音の最後の文字「ん(ン)」を組み合わせた物で「最後の怪獣」という意味。
サイゴという火の玉ストレートな名前で最後を表している怪獣もいるが、あちらは製作順という意味で最後である

真っ黒な甲冑のようなボディと雄牛のような2本の角が特徴で、背中にはゴマダラカミキリをモチーフにした甲羅を持つ。
カラーリングは共に初代『ウルトラマン』を代表する強敵であるメフィラス星人と同じくアンチウルトラマンを意識したもの。
また、初代ウルトラマンが赤い球に変化して地球に来訪したのに対して、初代ゼットンは風船のように膨らんだ青い球体から出現している。
肩書は「宇宙恐竜」だが、ビジュアルに恐竜らしさはさほどなく、昆虫に近い特徴を持つ他、
顔には目や鼻といった感覚器官が見当たらず、目の位置には大きな窪みがあり、点滅する発光体が顔の真ん中に存在する。

視力がほとんどなく*1、2本の角をレーダーにして活動しており、
『ウルトラビッグファイト』のウルトラ怪獣大百科でも、
「穴の開いている両目はほとんど見えないが、その代わりに頭に生えているゼットン角がレーダーの役目をしている」
と解説されている。

デザインは成田亨氏が担当。
現在でこそ怪獣扱いだが、成田氏はゼットンを「『宇宙人』と想定してデザインした」と自身の画集でコメントしている。

怪獣らしい鳴き声は出さず、時折ピポポポポポポポ……という電子音と「ゼッ…トン…」とも聞こえる不気味な声を発する。
実際の撮影では浦野光氏の発声を逆再生させたものが使われた。

シリーズの中で様々な強化形態も登場しており、そのバリエーションについては「ゼットンの強化形態一覧」の項目を参照。

ただし、初代ゼットンの持つ能力(瞬間移動、バリア、光線吸収、メテオ火球)などがシンプルに強力すぎることもあり(『ウルトラマンX』の項目参照)、
以降のゼットンは、
  • 回避のために瞬間移動を使わない
  • バリアーが小さい(『メビウス』)
  • 能力をほとんど使わず格闘主体(『大怪獣バトル』)
等、一部能力を使わない(使えない?)ことが殆どで、初代ゼットンの能力と互角以上といえる個体が登場したのは『サーガ』のハイパーゼットンが初めて。
『サーガ』以降の作品においても能力が強すぎるためか、瞬間移動を使わず、ウルトラマン側も主に販促用の新たな技・形態でバリアや光線吸収を強引に突破して撃破するといった展開が多い。

初代ゼットンの強さについては諸説あるが、能力の高さに加えて初代ウルトラマンも初見故に苦戦を強いられ*2、より強く見えたという側面もあると考えられる他、
『サーガ』のハイパーゼットンもバット星人が素体からしてウルトラマンゼロと互角だったツワモノを選び、
その育成のために地球一個をまるごと侵略」「怪獣墓場マルチバース全土から集めた生命体を餌にした」肝入り個体であるため、
それらと比べて他の個体が多少弱くても、ファンサイドで何かと理由を付けて納得している場合も多い。
とはいえ、登場機会が多い(敗北描写も増える)にもかかわらず、一貫して描写においてもファンからの扱いにおいても強豪としてのイメージを保っているのはさすがの初代ラスボスと言えよう。


なお、ゼットンの代表技として知られる「一兆度の火の玉」の威力を計算するともはや天文学的な数値が出てくる。
ぶっちゃけ使うと、発射したゼットンもろとも地球が消滅太陽は蒸発、銀河系の殆どの星が大量のガンマ線で焼き尽くされる*3
『大怪獣バトル』ではEXゼットンを自爆させて宇宙そのものを消滅させようとした奴すらいた。
しかし上には上がいるものだから空想科学の世界は恐ろしい。

また、ゼットンは一説には合体怪獣ではないかと言われている。
竹書房の『ウルトラマン ベストブック』では、ゼットンは「それまでに登場した怪獣の体の部分や能力を移植したサイボーグ怪獣ではないか」という説が挙がっている。
詳細としては
……からそれぞれ移植したのでは、というもの。
また、当時の児童誌にはテンペラー星人の飼う牛」という説もあったとか。


【映像作品での活躍】

ウルトラマン


正体を暴かれ、倒されたゼットン星人が「ゼットーーン」「ゼットーーン」断末魔の叫びを上げながら消滅すると、
それに応えるように大型母船の中から出現し、膨らんだ青い風船を破って赤い煙と共に登場。
なぜかプルプル震えた後に科学特捜隊基地を襲撃しようとした。

ウルトラマンとの戦闘では基地に向かって振り上げた腕をキャッチリングで拘束されるも、空中でリングを発動するために回転していたウルトラマンに向き直り一兆度の炎で撃墜して振りほどく。
そして、テレポートで攪乱し八つ裂き光輪を電磁バリヤーで防ぎ、肉弾戦を挑んできたウルトラマンをチョップで迎撃、のたうち回って苦しむウルトラマンにマウントポジションから首を締め上げカラータイマーが点滅するまで消耗させる。
遂には放たれたスペシウム光線を吸収して波状光線として跳ね返し、続け様に2度目の波状光線を放ちウルトラマンを倒した。

しかしその直後、岩本博士が開発し、一発だけ完成していた無重力弾(ペンシル爆弾)を撃ち込まれ、上空に浮かび上がった後爆発した。
科特隊に倒されたのであって、倒したのは決してゾフィーではない。


ゾ フ ィ ー で は な い


しかし準備稿(脚本の下書き)の段階ではゾフィーが上空からスぺシウム光線を浴びせて倒すはずだった。
それが混乱を生み、最終回放映前の『週刊少年マガジン』ではゼットン星人(準備稿では宇宙人とのみ記載)とゾフィーが混同され、
ゼットンについては「宇宙からゾーフィにあやつられて地球へやってきた。」と誤った解説がなされた。

その後、別の雑誌でもこの誤りの影響によって、ゼットンについて「ゾーフィのめいれいどおりにうごく」と解説され、
「宇宙恐竜ゼットンをあやつって大あばれをする。力はないが頭はよい」という、どう見てもウルトラマンっぽい『宇宙人ゾーフィ』なる謎キャラも掲載された。

ちなみにウルトラ兄弟として場数を踏んだ現在のウルトラマンならゼットンを素手で倒せるらしい。
……うん、「そもそもウルトラマン徒手空拳だろ」というツッコミはなしで。必殺技を使わないというような意味にしても、そもそもゼットンはむしろ光線技に強い……

マイポケットとウルトラマンのコラボレーション企画『地球のデータを救え! ウルトラマイポケット』第2話「愕然!バックアップしてなかった!編」(2013年12月4日公開)では、
ある女性の家に現れてノートパソコンを破壊するが、バリアーを出す直前にウルトラマンの八つ裂き光輪で倒されたため、バリアーが張れなければ倒せる可能性もある。

岩本博士を演じた平田昭彦氏は初代ゴジラオキシジェン・デストロイヤー、初代バランを特殊火薬で一撃で撃退し、
遊星人ミステリアン、ガラモン初代メカゴジラを倒すのにも貢献している。
ウルトラマンには勝てても怪獣を何度も撃退している博士には絶対勝てないはずであり、
連れてきたゼットン星人も自分が化けた博士の攻撃でゼットンが倒されるとは思わなかっただろう*4


帰ってきたウルトラマン

最終話「ウルトラ5つの誓い」に二代目が登場。
バット星人に率いられて出現するが、明らかに太った上に先代の強みだった技*5を使わず、鳴き声も牛のような「ブモー」という感じに変わってしまった。

初代ゼットンに負けた経験のある初代ウルトラマンは変身中の郷秀樹を途中で止め、テレパシーで「私のように不覚を取るぞ」と忠告しており、
ウルトラマンジャック相手に、指からゼットンナパームなる火炎弾を放つ、手から白い電流を流すなどするが、
顔からの火球は防がれてノーダメージ、角を掴まれ振り回されつつ連続で蹴りを入れられるなど、明らかに劣化している。
強いていうと初代に比べると狂暴な印象でガンガン突っ込んでくるが、バット星人から「カラータイマーを狙え」と言われても全身構わずに撃ちまくるなど、
バット星人にも制御ができているのか怪しい節がある。そのうちゼットンの攻撃に巻き込まれてバット星人が勝手に死ぬのでは?と危惧した人も多いはず。
最期はバット星人が倒され、やけくそで突進したところをウルトラハリケーンで空中に放り投げられた挙句、スペシウム光線で爆発した。
なお、この時青空にゼットンの影が映るという演出上のミスがあったが、「凄まじいことが起こったという説得力がある」という理由で修正されずにそのまま放送された。

後に公式で養殖と判明した。やっぱり養殖物はダメだな。
また、児童向け書籍にて帰ってきたウルトラマンによるコメントで「私が戦った怪獣の中ではベムスターが一番強かった」と評価しているものもある。
単純にベムスターよりゼットンが弱いという意味ではなく、
最終回でのゼットンとの戦いはウルトラマンがより強くなっていたのに対して、ベムスターには本体ブレスレット入手前に完全に敗北したのが「一番強い」という評価の理由だろう。多分。

ちなみにこのゼットンの着ぐるみは角が垂れ下がり、全体的にナヨナヨのブクブクで全然強そうには見えない。
理由は既に次回作の『ウルトラマンA』に登場する超獣の着ぐるみ造型のほうに人員が割かれており、中の骨組みが放送に間に合わなかったかららしい。

ゲームスーパー特撮大戦2001』ではバット星人が尺の都合上登場しないため、ナックル星人が最後の切り札として暴れ回らせる。
その外見は初代の使い回しであり、「原作ではこうなる予定だったんだろうな」という無念さがヒシヒシと伝わる。
本作では巨大戦にやたらと制限が多く、「バリヤーなどの効果で〇〇以外では倒せない」「こっちがいくら強くても負けないと先に進まない」がざらで、
初代ゼットンも原作再現とはいえペンシル爆弾でのイベント戦に近いものだが、こいつは貴重な制限なしで文字通り全力でぶつかれる怪獣。
存分にぶちのめしてやろう。

ちなみに『ウルトラマンタロウ』放送中に発売された『小学三年生』1973年12月号によれば、
ウルトラマンタロウと戦う再生・改造怪獣の一体としてゼットンが最初に候補に挙がったのだが、「ジャックに負けた」という身も蓋もない理由で外されてしまったという。
もっとも、「過去に負けているから」という理由で外したのであれば、再生・改造怪獣は基本的に負けた過去を持ち、
特にベムスターやベロクロン二世に至ってはそれぞれジャックやエースに二度も敗北しているのだが……人選の基準が今ひとつ謎である。
因みに、現在では見た目も含めた劇中のあまりの情けなさから散々な言われ方をしている二代目だが当時の情報では“初代より強い”とされていたことも……盛り過ぎやろ。


レッドマン

129話、132話、134話に登場。着ぐるみは二代目のもの。
129話では開幕レッドナイフをジャンプでかわしてレッドマンの背後に回り、格闘戦でもレッドマンを追い詰め、レッドアローで突きかかられても殴り倒してアローを手放させると、かなり善戦するも、レッドフォールで崖に落とされて倒された。
132話ではドラコと組んで戦い、レッドマン版ドラコが強い事もあってレッドマンを苦戦させるも、逆立ち蹴りでドラコを倒された後、押し倒されて顔面にレッドナイフを突き立てられて倒された。
134話ではドラコ、コダイゴン、サドラと4体で瞬間移動で出現しながら襲い掛かり、数の暴力で苦しめるも、脱出されてレッドアローを投げつけられ、着地と同時に発生した爆風で4体まとめて倒された。


ウルトラマンパワード

最終話「さらばウルトラマン」に登場。こちらでは区別のために「パワードゼットン」とも呼ばれている。
身長99.9mとのことだが、絶対そんなにデカくない。

サイコバルタン星人によって、パワードドラコとの戦闘データをもとにパワードの能力と行動パターンを完全解析した最後の刺客として送り込まれる。
(前話「パワード暗殺計画」ではドラコ戦のさなかにデータを受信している。その後、ドラコがまだ生きている時点で射出された)
デザインは初代よりスマートかつ機械的になり、背中に羽根が生えているのが特徴。体も白い蛇腹状の部位が全て真っ黒に塗られている。

繭に包まれた状態で、いきなりW.I.N.R.本部に隕石のように落下するという衝撃的な登場を果たす(これもおそらくはバルタン星人の作戦)。
その後は本部の前で立ち上がり、一歩も動かないままひたすらパワードを待った。
翌日には米軍の戦車部隊に包囲されるも、やはり反応さえ見せず、ひとしきり攻撃を受けてから無造作に火球で反撃した。

その後、カイと分離したパワードが現れ、戦闘に入るが、
ドラコとの戦いですべての行動パターンを解析していたゼットンはパワードの攻撃をすべて先読みしていく。

ゼットン側からは積極的に攻めない代わりに、ひたすらパワードの攻撃への防御とカウンターに徹し、
機械のごとき正確さでパワードの打撃も光線技もすべて封殺する(バリアすら使っていない)という圧倒的な防御力でパワードに消耗戦を強いるも、
パワードのメガ・スペシウム光線三連射(そのうち一射はW.I.N.R.本部の銀色の壁に反射させて背後から攻撃)には流石に対応しきれずに、
光線を吸収できない弱点である背中にメガ・スペシウム光線を受けて倒された。

しかし、消耗戦を強いられた末のメガ・スペシウム光線三連射によってさしものパワードも力尽きてしまったため、結果的にではあるが「パワード殺害」という仕事はこなしたことになる。
その上サイコバルタン星人の率いる本隊はいまだ無傷という絶望的な状況に陥ったが、
直後に力尽きたパワードを迎えにきたM78星雲の仲間達によってサイコバルタン星人の母船は撃墜され、地球は守られたのだった。
このシーンを見た当時の視聴者は、時期が近いことから、ネオスとセブン21、または、使者という点から、初代マン兄さんとゾフィー或いはセブンと捉え、感慨深い物を感じたとか。

しかしここで登場した二人組が誰かについては、未だ不詳であり、我々の想像に任せるという事だろう。

その為、一部ではマックスとゼノンと主張するファンもいるとかいないとか……


ウルトラマンゼアス2 超人大戦 光と影

ゼットン自体は登場しないが、本シリーズの防衛組織Mydoが保有する戦闘母艦スカイシャークの兵器として、
ゼットンの波状光線を再現し、その名が付けられた「ゼットン光線砲」が登場。
「6,000万アンペアの電流と2,500万ガウスの電磁を交錯させる」という方法で光線の再現に成功した。
ウルトラマンがかつて波状光線でカラータイマーを破壊された事実から、ゼアスやMydoと敵対する存在であり、
ゼアスたちと同じくウルトラマンと思われていた*6ウルトラマンシャドーのカラータイマーを破壊する作戦に使われる。

そして実際にシャドーのカラータイマーに向けて発射され、狙い通り直撃したが、
弱点への攻撃を想定されていたらしいシャドーは何とカラータイマーに防御機構を備えており、
カラータイマーに直撃寸前に防御シールドを自動展開してゼットン光線砲を跳ね返し、スカイシャークが逆に撃墜される結末を迎えている。

結果的に、かつてのウルトラ戦士への宿敵であるゼットンの技を味方の防衛組織が使用し、
それをにせウルトラマンが跳ねのけるという皮肉的な構図を結果的に作られてしまった。


ウルトラマンマックス

第13話「ゼットンの娘」に登場。
ゼットン星人との区別のために「ゼットン怪獣」と呼称されたが、そのせいで恐竜なのか怪獣なのかよく分からなくなっている……

ゼットン星人によって送り込まれ、初代を上回る鉄壁のバリヤー・ゼットンシャッターでマックスとDASHのあらゆる攻撃を防御、逆に火球の連射でマックスをボコボコにした。
さらに満を持して初登場したウルトラマンゼノンと一進一退の格闘戦を繰り広げるが、ゼノンがマックスギャラクシーを召喚した隙を突いて攻撃、ダウンさせた。
しかし最後はウルトラマンマックスの新技「ギャラクシーカノン」で強引にバリアを貫かれて倒された。

ちなみに、トミオカ長官はゼットンの存在に物凄く嫌悪感を抱いていた(演じているのが黒部進氏=初代マンことハヤタ・シン役の為)。

着ぐるみは初代準拠にスマートに新造され、以後『ウルトラマンオーブ』までこの時の着ぐるみが使われ続けた。
ちなみに設定上、この作品のゼットンだけは過去の個体よりも6メートルほど巨大。


ウルトラマンメビウス

第27話「激闘の覇者」に登場。
なお、それ以前には第21話で怪獣墓場を漂っていた他、第24話ではゼットンのデータがファイヤーウインダムへの強化に利用された事も。

ミクラスウインダムに続く次のマケット怪獣の候補としてデータが作成されたが、テストの一環としてネットワーク上の仮想戦場で戦わせた際に暴走し、
仮想戦場に居座って消えなくなってしまったばかりか、仮装戦場から勝手に抜け出し、ネットワークを通じて基地内のシステムが滅茶苦茶にされる危険性を孕んでしまったため、
特に危険性のないテストのはずが、一転して危機的状況に陥ったCREW GUYSは、何とかしてゼットンを倒そうと試みることに。

データとはいえやはりゼットンは強く、同じく候補だったグドン、ウルトラマンメビウス(データ)を瞬殺した上、
自らをデータ化して仮想戦場に乗り込んだ本物のメビウスとの戦いでも、序盤は一兆度の炎と怪力にテレポーテーション、バリアを駆使して圧倒する。
しかし、メビウスにウィンダムらが加勢したことで形勢逆転。
ミクラスとウィンダムに押さえつけられたところに、メビウスのライトニングカウンターゼロを受けて倒された。

ちなみに、登場人物の一人がゼットンをデットンと間違えて呼んでいた。
同名の怪獣は存在するが、ゼットンとは無関係。……むしろあれは劣化したテレスドンである。

また、「メビウス(データ)の必殺技を跳ね返し、ダウンさせる」という、初代『ウルトラマン』最終話のオマージュと思われるシーンもあった(さすがに倒れ方はあのカットが原因の前のめりではなかったが)。
ポーズや角度まで再現するという徹底ぶりで、登場人物達の台詞なども含めて全体的に初代を意識していると見られる描写が多く見られた。
ちなみに、ウルトラマンが敗北し、(当時の)防衛隊が全滅寸前まで追い詰められるという出来事はかなりの衝撃だったらしく、
当時のことを説明したテッペイを補佐官が「やめんか、忌まわしい」と遮る場面もあった。

「上にバリアはない。流星キックだ!」


●ウルトラギャラクシー大怪獣バトル

レイオニクスバトルケイトが使用し、レイゴモラをボコボコにした。
かかと落としを使ったりと、そのアグレッシブなアクションはツッコみどころ満載。

3対1でも互角以上に戦い、ゴモラとの戦闘直後にもかかわらずキングジョーブラックと互角に戦うなど強化体ではないゼットンの中でも最強候補の一体と名高い。

しかし、最終話では強化体のEXゴモラに全く歯が立たず、爆死した。

ちなみにデータカードダス『大怪獣バトル』シリーズのストーリーモードに登場するEXゼットンは、ケイトが使役していたゼットンの遺伝子から作られたという設定になっている。

続編の『NEVER ENDING ODYSSEY』では、レイオニクスのナックル星人が使役するガルベロスの生み出した幻影として登場し、ゴモラを撹乱した。
こちらもフランケンシュタイナーを仕掛けたりやりたい放題であった。


ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース

進化体の「EXゼットン」が登場。
怪獣墓場にある炎の谷に巣くっており、メビウスとメカザムの前に立ちふさがった。
番人としてウルトラマンキングが配置した説もある。


大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE

ウルトラマンベリアルが怪獣墓場から蘇らせた怪獣の一体として登場。ポジションは怪獣軍団の中央ド真ん中である。
比較的最後まで生き残るも、ゼロに瞬殺された。
終盤ではベリュドラのパーツの一部となった。


ウルトラゾーン

「不良怪獣 ゼットン」という専用のコントパートが貰えた。
ただし、基本どんな怪獣でも喋るこの番組の中で、唯一「ピポポポポポポポ」としか喋らない。
地球防衛高校(チボ高)の不良仲間曰く無口で、パシらされても素直に従う。

ウルトラマンを倒したという事で、他校の不良から一目置かれる存在となっているが、
チボ高の不良仲間は一人を除いてそのことを全く知らなかった(立場に疲れていたゼットンがそれを狙ってやってきていた)。

当然喧嘩は強く他校の不良を何度も叩きのめした。
ちなみに彼女がいるリア充でもある。ゼットン爆はt……ごめん無理。

また、番組のアイキャッチの一つで、河原でバーベキューをする姿も描かれている。
勿論火付け係。

さらに「河原で石を投げるレッドキング」のアイキャッチでは後ろに女の子を乗せて自転車をこいでいる姿が確認できる。
これは「不良怪獣 ゼットン」最終回のその後を描いたと思われる。


ウルトラマンサーガ

バット星人が作り上げた究極の個体ハイパーゼットンが登場。
詳細は項目参照。


ウルトラマンギンガ番外編

マグマ星人が隠し持っていたスパークドールズとして登場。マグマ星人自身がダークライブする。
月面から地球に向かって火球を放ち、星振町を焼き尽くそうとした。
命中精度が凄いのか、テキトーに日本列島目がけて撃っただけで全て焼き尽くせるのかは不明。多分後者だろうが。
操るマグマ星人がへっぽこだからか瞬間移動もバリアも光線吸収もあまり生かせず、最後はバリアをギンガクロスシュートに破られて倒され、スパークドールズに戻った。
なお何気にテレポートで上空に転移した後、そこで一時停止して浮かんでいるという浮遊能力を披露している。


ウルトラマンギンガS

ゼットン星人ベルメがモンスライブした、ハイパーゼットン イマーゴが登場。
使用したのはテレポートや暗黒火球やハイパーゼットンアブソーブくらいだったが、それでもギンガストリウムとビクトリーを圧倒する実力を発揮。
だがコスモミラクル光線でアブソーブを破られて倒され、スパークドールズに戻った。

その後はショウが回収し、ウルトランスのハイパーゼットンシザースとしてビクトルギエル相手に使用した。
映画『劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!』でもウルトラマンギンガビクトリーエタルガー戦で使用した。


ウルトラマンX

第8話「狙われたX」にて登場。
ゴモラアーマーのパワーも正面から押し返す、ウルトライザーがノーガードで直撃しても無傷で意にも介さず歩き続ける、
と圧倒的な強さでウルトラマンエックスを追い詰めるが、そこでは何故か止めを刺す事なく瞬間移動で撤退した。

その後、サイバーゼットンのカードが完成した直後に再び出現。
ウルトラマンエックスは新たに開発されたゼットンアーマーを使って対抗しようとするが、
そのサイバーゼットンのカードを開発したトウマ・カイト博士は実はゼットンを連れて来た宇宙人・スラン星人クワイラであり、
サイバーゼットンカード及びゼットンアーマーには罠が仕掛けられていた。

クワイラはトウマ・カイトに擬態することで、彼と一体化していたウルトラマンマックスを誘き寄せ、同胞の仇を討とうとしており、
思惑通りにマックスが現れたところで、罠を発動させてエックスの動きをゼットンアーマーによって思い通りに動かし、
ゼットンはクワイラと彼に操られたエックスと共に、マックスを痛めつける。

が、エックスとユナイトしていた大空大地の奮闘により、ゼットンアーマーに仕掛けられた罠が解除され、操られていたエックスも復活
ゼットンシャッターとウルトラ名物「回ればなんとかなる」を組み合わせた必殺技「ゼットントルネード」によって防御を破られ、
そこから間髪入れずに放たれたエックスのザナディウム光線により撃破、スパークドールズへと還元された。

バリアの形状が初代よりも『マックス』版のゼットンシャッターに近い形状であり、
公式資料でも断定ではないが『マックス』世界のゼットンをクワイラが連れてきたと推測されている。

ちなみにこの回を担当したアベユーイチ監督はゼットンが怪獣の中で一番好きというほどの大ファンであり、
強く描写しすぎてエックスがゼットンを倒す方法を思いつかなかったためにビジュアルと勢いで乗り切ったと述べている。
また、尺があと5分あれば『サーガ』のような瞬間移動合戦を繰り広げ、押し負けたゼットンが至近距離での殴り合いに持ち込むという流れにしたかったらしい。


ウルトラマンオーブ

第1話「夕陽の風来坊」のアバンタイトルにていきなり登場。

光属性を司る魔王獣であり、名前も「光ノ魔王獣 マガゼットン」になっている。
姿はほぼゼットンと変わらないが、頭部の発光部が魔王獣共通の結晶体になっている他、胸部の発光部が青に近い色になっており不気味に明滅しているのが特徴。
ちなみにこのシーンのマガゼットンはCGで普通のゼットンの色を変えたもの。
光属性だけに、火球の代わりに「マガ光弾」という強力な光弾を放つ。

封印したウルトラ戦士は初代ウルトラマン。

某国の森でオーブオリジンと戦い、マガ光弾で圧倒、しかもその余波で戦いを見守っていたナターシャを巻き込んでしまう。

怒れるオーブが取り出した、オーブカリバーから放たれたオーブスプリームカリバーで倒されたが、オーブ自身にも制御できないその力は周囲一帯を完全に焼き払うほどの余波を生み出し、
ナターシャを戦いに巻き込んでしまった事実とともにクレナイ ガイにとって大きな心の傷となってしまい、
以後、ゼッパンドン戦でオーブカリバーを取り戻すまでオリジンの力を使うことができなくなってしまった。

また書籍によればこの戦いは実はオーブにとって再戦であり、この前に一度オーブオリジンに勝利していたとのこと。
しかし、完全超全集にて実際にはオーブに大ダメージを負わせたのは超コッヴであり、マガゼットンに敗れたのではないと判明した。
放映時の雑誌設定がいい加減なのはよくあること。


サントラでこのシーンに流れたBGMの曲名が「1908某国にて」となっていることから、
出現した国はロシア、オーブが起こした大爆発はツングースカ大爆発をイメージしていると思われる。

ソフビも発売されたのだが、ウルフェス2016の会場限定販売。コレクター泣かせである。こちらは旧サイズ。
その後、指定されたソフビを購入するともらうことができる「『ウルトラマンオーブ』限定ソフビ「光ノ魔王獣マガゼットン」ゲットキャンペーン」が開催された。
こちらは所謂スパークドールズサイズになっている。

なお、マガゼットン自体は過去の回想で登場したのみだが、本編でオーブは別の強化種であるハイパーゼットン デスサイスと二度戦っている。


ウルトラマンタイガ

第18話「新しき世界のために」にて登場。
地球に住むバット星人の小森セイジが、ウルトラマントレギアから譲り受けた細長いカプセルの中で成長を続け、成熟したところで地球人社会を転覆させるために召喚された。
ライフル型の装置にカプセルを装填して発射する事で召喚される。
波状光線で街を破壊し、怪力と一兆度の炎による攻撃を仕掛け、八つ裂き光輪を白羽取りで受け止め、
ストリウムブラスターもバリヤーで防いでウルトラマンタイガを苦しめる。
だが、タイガがトライストリウムになってからは形勢逆転、エックスの個体同様にスピンしながらの突進戦法でバリヤーを破られ、風真烈火斬で真っ二つにされて倒された。
だが、今回の一件はまた別の悲劇の引き金となってしまっていた……

本作から『マックス』から『オーブ』まで使われてきたものとは異なる、新規の着ぐるみが使用されている。

ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀

Chapter 3第7話で宇宙恐魔人ゼット率いる複製ゼットン軍団のメンバーとして2体登場。
うち1体は二代目を思わせる容姿になっている。

シン・ウルトラマン

初代のリブート作品という事でやはりというか登場する。
ただしその姿や性質は従来のゼットンから大きく変わっており…

詳しくはリンク先を参照。(ネタバレ注意!)


【漫画版・グラビア版】

●グラビア版 ウルトラ兄弟物語アンドロメロス

てれびくん1981年7月号に「再生ゼットン」として登場。
外見的には初代と2代目の中間のような姿をしている。
初代アンドロメロスと対決し、再生グワガンダと合体して合体ゼットンになるも、メロスオーラーで焼き尽くされた。
ちなみに合体ゼットンは倒されるシーンがイラストで記載されているのみで、着ぐるみは作られておらず、そのためか1982年2月号で他の改造怪獣達が復活している中で、再生ゼットン及び合体ゼットンは復活していない。
居村眞二氏の漫画版では未登場。


●決戦ウルトラ兄弟対11大怪獣

チブル星人傘下の怪獣として登場。なんとしゃべりまくる
ピグモンの協力で円盤から脱出したジャックをレッドキングやモグネズンと共に強襲し、「ふん、あのウルトラマンの弟か。少しは強そうだな」とかつての同族のことを彷彿とさせる言葉を吐いている*7
忍者の如く俊敏な動きでビル街を跳ね廻り(壊れないビルも凄い)、1兆度の火球を浴びせてジャックを焼き殺そうとするも、
ウルトラスピンでサッカーボールのように蹴り返され、自分自身の火球が自分に引火して吹っ飛んでしまった。
いわゆる「回ればなんとかなる」の法則である。


ウルトラマン THE FIRST

バルタン星人の最終兵器として、隕石に詰め込まれて日本近海に降下(完全にパワードである)。
バルタンから怪獣墓場の怪獣たちの死体を移植され改造されたため、顔だけでウルトラマンを超えるほどの巨体に加え、下半身は蜘蛛状になるなど、異形の姿をしている。
火力は圧倒的で、科学特捜隊本部をたちまち破壊し尽くし、迎撃に来た自衛隊と在日米軍もあっという間に返り討ちにした。
テレポーテーションで宇宙から帰還したウルトラマンの八つ裂き光輪やスペシウム光線もまるで通用せず、口から放つ破壊光線でウルトラマンのカラータイマーを貫いて死に至らしめてしまうが、
その隙を突かれてジェットビートルから超大型ミサイルを顔面に打ち込まれ、消し飛んだ。


ウルトラマンSTORY 0

プラズマスパークのディファレーター光線を大量に浴びたクワガタムシが変異した怪獣。
しかしその強さは明らかに原典より劣り、力を得たばかりのゾフィーに3体纏めて粉砕される程度しかない。
もっぱらこの戦いで生じた爆発により、星の住民たちの町が消し飛んでしまった事の方がゾフィーにとっては大いなる禍根となってしまった。
ゾフィー(人間の姿に戻った)の手助けにより町は復興されるも、今度は今までの倍はあるサイズの個体が出現。
今度こそ過ちは繰り返させないと誓ったゾフィーのM87光線は一点に絞り込まれ、ゼットンの腹をぶち抜いて宇宙へと飛んでゆく。
誰一人犠牲にすることなく、ゾフィーは街を救い、絶望という名の悪魔からも解放されたのである。


ウルトラマン超闘士激伝

CV:堀川りょう
かつてウルトラマンを倒した宇宙恐竜。「ゼット~ン」の鳴き声だけでなく、「ゼ~ットットットット」と笑うのも今作の特徴。
第1回銀河最強武闘会ではメフィラス大魔王と結託してウルトラ兄弟を次々に倒したが、
長年の修行を積んだ闘士ウルトラマンの敵ではなく、必殺のメテオ火球も素手でブチ破られてしまう。
追い詰められたゼットンは大会規則を破ってハイパーカプセルを砕き暴走、
止めに入った科学特捜隊の無重力弾を吸収することで完全なハイパーゼットンとなった。
しかし激戦の果てに闘士ウルトラマンに敗れ、試合にも勝負にも負ける結果となった。
その後、真摯な努力を積み、心も体も鍛え直した最中、メフィラスからハイパーマザロンとの戦いでマンが命を落としたことを聞かされ、
自分以外のために頭を下げたメフィラスの姿を見て彼に力を貸すことを決意。
闘士怪獣となってヤプール軍団に立ち向かい、三大幹部の一角であるバラバを一蹴し「朱の鍵」を手に入れた。
以降も度々ウルトラ戦士に協力している。

漫画化されていない続編『超闘士鎧伝』では二代目が登場。ダークベンゼン星人からソウルブレストを与えられ体を引き締めて配下となる。


ウルトラ怪獣擬人化計画

掲載媒体によってデザイナーが異なるためにデザインや性格設定に差異があるが、クールな印象の美少女であることは共通している。
また、最初にゼットンの擬人化キャラとして円谷プロに公認されたぱすてるデザイン所属のPOP氏のものは若干ロリだが、そのほかの公認のものは巨乳である。

KADOKAWA版ではノーマルゼットンは長身で巨乳なクールビューティー、パワードゼットンは浮遊砲台付き装甲女王様風に擬人化されている。

漫画『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』ではゼットン星人の妹という設定。

アニメ『怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~』にも登場。CV:加藤英美里
世間で知らないものは誰もいないと言われている『大怪獣ファイト』の絶対王者。無口で不愛想らしい。

ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP Comic code』ではPOP版の決定稿のデザインで登場している。
その行動は謎に包まれているが、メフィラス星人テンペラー星人を一蹴するほどの実力を誇る。若干KY



バトルスピリッツ

コラボブースター【ウルトラ怪獣超決戦】にて最高レアリティ「Xレア」で収録。
同パックのパッケージで中央に陣取る。
続く【ウルトラヒーロー大集結】で派生カードが大量に収録されて単独でデッキが組めるほどになる。



ウルトラ怪獣モンスターファーム

隠し育成怪獣の一体として登場。
解放条件はSランク大会の宇宙恐竜杯で優勝すること。
さすがゼットンだけあって適当に育てても強いが、入念に計画立てて育てれば対戦でもかなりいけるようになる上級者向け怪獣。
特に寿命が全怪獣の中でも短いので極力ムダを省いた育成をする必要がある。
ライバルキャラの一人であるアルバロがAランク公式戦に連れているカエサルという個体が印象的。
カエサルは必ず出場してくる上に仕様で全勝してくるので、Aランクで優勝するためにはこちらも全勝するか一敗で踏みとどまって決勝で2勝する必要がある。
もちろん他のAランク怪獣より一段強い上に、代名詞の一兆度の火球も撃ってくる。
勝利後はアルバロから超必殺技習得の修行を受けさせてくれるようになる。
余談だが、ゼットンが一兆度の火球を撃ったら島中の気温が上がってしまうらしい。というか気温が上がる程度で済むってこの島どうなってんだ?
また、ペダニウムゼットンの合成素材ともなる。


【オマージュ等】

機動警察パトレイバー
アニメでは、ゼットンとグリフォンを合わせたような怪獣が現れ、イングラマン(声:吹き替え版パワード)をボコボコにした。
ゾフィーみたいなヤツも出た。

アスラクライン
アニメでは異界とのゲートから出現し、一兆度の火球を駆使して戦った。

●CROWS
春道の後輩、花澤三郎の通称。
タイマーの位置にストップウォッチをしてた教師を頭突き一閃したのが由来。

ワイルドアームズシリーズ
裏ボスの「ラギュ・オ・ラギュラ」はゼットンにそっくりの容姿(2以降。1はエレキングにそっくり)で、円谷プロ公認のパロディ。
本能や生物的思考をなく、機械的な行動原理を持つ。
完全な状態ならば無限の心臓は全ての次元時空とリンクしており息を吸うだけで数多の宇宙を消滅させ、吸い上げたエネルギーにより“1兆度”を繰り出し、多元宇宙、更に超高次元さえ消してしまう
同作品に登場する全能守護獣でさえも手が出せない存在。
宇宙を消滅させるほどのエネルギーと攻撃が可能という設定。

何も考えずに戦うと絶対に勝てないWAのお約束モンスター。
これらはWA生みの親である金子氏のゼットン好きが理由らしい。
同じく金子氏が関与している『戦姫絶唱シンフォギア』でも『G』のラスボス・ネフィリムとして登場している。

ケロロ軍曹
「ゼゼゼットトトソ」と呼ばれるゼットンそっくりの超巨大な宇宙怪獣が登場。
言い辛い名前のため、宇宙人達から恐れられている。

金色のガッシュ!!
終盤に登場した魔物の子ゴームのモデルがゼットン。
具体的にはゼットンの意匠をカミキリムシではなくカブトムシにしたような感じ。
ゴームと自分の名前しか発音できず、空間移動を得意とするなど共通点も多い。


【余談】

  • PS2ソフト「ウルトラマン」
なんとウルトラマンでゼットンを倒すことも可能。
負けた場合、無重力弾をゼットンの体のどこに打ってもよいイベントが発生→そして粉砕。
原典同様着弾地点が赤く輝くため、股間に無重力弾を当てるとゼットンは股間を赤く輝かせながら上昇し、粉砕する。

  • 東芝の洗濯機「ウルトラファインバブル」のCM
レッドキングに引き続き東芝の洗濯機のCMに登場。
自ら吐く炎で飲食店の厨房を切り盛りしており、調理による割烹着の油ばね汚れを気にしている。
だが視聴者の目を引いたのは、一兆度の炎に耐えられる中華鍋とチャーハンの具材の方だった。


【登場作品一覧】

ウルトラマン
帰ってきたウルトラマン
レッドマン
ウルトラマンパワード
ウルトラマンマックス
ウルトラマンメビウス
ウルトラギャラクシー大怪獣バトル
ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE
ウルトラゾーン
ウルトラマンギンガ
ウルトラマンX
ウルトラマンタイガ
ウルトラギャラクシーファイト 大いなる陰謀
めちゃイケ
ウルトラマン超闘士激伝
酩酊!怪獣酒場
ウルトラ怪獣擬人化計画
ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ
ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP Comic code
怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~
シン・ウルトラマン


プレッシャー星人とは因縁の関係である。






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最終更新:2024年02月12日 13:41
添付ファイル

*1 ちなみに大伴昌司氏の『怪獣図解入門』では、ゼットンの眼は「地球の中まで覗ける」程度で、窪みの中には人間に近い眼球が隠れているとされる。

*2 初見というだけならベムラーと二代目バルタン、レッドキング以外は該当する怪獣・宇宙人は多いだろうが、ゼットンの場合、瞬間移動と光線吸収&反射という能力が初見殺しであり、初見であることが正にウルトラマンの敗北に繋がっていると思われる。

*3 これほどの高熱となるとあらゆる物質が分子結合を維持出来ず、原子の結び付きその物が崩壊することで高速で強力な電磁波(これがγ線やらα線)と電子が射出、その射出された電磁波と電子が別の原子に衝突して構造を破壊していくことで同じ事が繰り返される=有害な放射線を撒き散らしつつ、際限の無い核分裂を連鎖的に繰り返す事になると推察される為。何も無い空間から突如として宇宙規模の核爆発(世界あぼーん)が起きると思えば分かりやすい。元々は番組設定には無い児童書……というか大伴昌司氏が勝手に設定した数値だったのだが、あまりのインパクトからゼットンの代名詞として定着してしまった上に『大怪獣バトル』でも公式の設定として扱われる事となった。ウルトラ兄弟涙目である。

*4 ちなみに平田氏はこの時ゼットン星人のスーツアクターも演じている。

*5 ウルトラマンの攻撃をかわすテレポート、八つ裂き光輪を防ぐバリヤー、スペシウム光線吸収など。ただし最後のは投げられた後で撃たれているので、空中では吸収できないだけなのかもしれない。

*6 実際にはレディベンゼン星人がウルトラマンに似せて作ったロボットである。

*7 当時の設定ではウルトラ兄弟は実の兄弟設定だった。