真実の名 ボルメテウス・ゼロ・ドラゴン

登録日:2015/02/06 Fri 12:40:02
更新日:2023/04/22 Sat 01:20:20
所要時間:約 5 分で読めます








ゼロ文明によって、伝説の龍がよみがえる。





真実の名 ボルメテウス・ゼロ・ドラゴン》とは、TCGデュエル・マスターズ」のクリーチャー。
DMX-13「ホワイト・ゼニス・パック」で収録された。

あの《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》が、ゼロ文明の力を得た姿。


解説

真実の名(トゥルーネーム) ボルメテウス・ゼロ・ドラゴン P 無色 (8)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アンノウン 8000
このクリーチャーが相手のシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに自身の山札の一番下に置く。
W・ブレイカー

本家同様のシールド焼却能力を所持している。
だが、今までのボルメテウスとは違い、シールド焼却先が墓地では無く山札の下となった。
なお、このブレイクで山札に送られるカードは原則、非公開ゾーンから非公開ゾーンへの移動となる。
つまり表向きでもない限り、 誰もその時点でカードを確認することはできないので注意。

そして細かい変更点として、コストの向上と同時にパワーが少し向上した。
文明色の違いはもちろん、種族にもアーマード・ドラゴンだけでは無くアンノウンが追加された。
このことから見るに、本家の無色版というよりも《ボルメテウス・レッド・ドラグーン》の無色版という感じである。

このクリーチャーの存在が【ボルメテウスコントロール】の構築の範囲を増やしたと言える。
無色であるため、デッキの文明を問わずに採用できるようにはなった。
これによって、火文明を使わないボルメテウスコントロールの構築も可能になった部分は大きい。

シールド焼却の移動先の変更も、スペックに影響を与えている。
山札の下に行くようになったため、相手の墓地利用や墓地肥しを防げるようになった点は利点。
エピソード3からは墓地利用を行うアウトレイジが台頭しているため、アウトレイジなどへの対策にもなる。

このようなスペックから本家同様、除去コントロール系のデッキのフィニッシャーなどでの活躍が見込めるだろう。


関連カード

ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン SR 火文明 (7)
クリーチャー:アーマード・ドラゴン 7000
W・ブレイカー
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに持ち主の墓地に置く。

DMを代表するドラゴンの一種であり、本家。

ボルメテウスゼロの元の姿だが、スペックでは結構異なる面も見られる。
シールド焼却の違いやコスト面での差、文明色などで使う場面は異なってくるだろう。

背景ストーリーなどの設定では、この本家がゼロに目覚めた姿がボルメテウスゼロである。

ボルメテウス・レッド・ドラグーン P 火文明 (8)
クリーチャー:ティラノ・ドレイク 9000
W・ブレイカー
このクリーチャーがシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに墓地に置く。

ティラノ・ドレイクのボルメテウス。

ボルメテウスゼロは、本家よりもこちらの方がコストなどの面で見てもスペック的に近い。
色の面や焼却の安全性、種族的な面から見ればボルメテウスゼロが優位に思える。
だが、レッド・ドラグーンの方がパワーも高く、不遇種族なことを逆手に取り《「修羅」の頂 VAN・ベートーベン》を逃れられる。

好きな方を使うとよいだろう。

神青輝 P(プログレ)・サファイア ≡V≡ 無色 (9)
クリーチャー:オラクリオン 9000+
スピードアタッカー
パワーアタッカー+3000
T・ブレイカー
このクリーチャーが相手のシールドをブレイクする時、相手はそのシールドを手札に加えるかわりに見せる。相手はその中から、「S・トリガー」を持つカードをすべて自身の手札に加え、その後、残りを墓地に置く。(相手はその「S・トリガー」を使ってもよい)

ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》がゼロ文明として転生したカード。

ボルメテウスゼロとは似たような感じを受けるだろう。
それもそのはずで、元を言えばどちらもボルメテウスがゼロ文明になったという点で共通点があるから当たり前の話ではある。

実際のゲームでのスペック面で見ると、どの様な違いがあるか。

パワーや奇襲性能などのアタッカーとしてはPサファイアの方が有利。
しかし、PサファイアはS・トリガーを封じることができないため、その点ではボルメテウスゼロの方が有利。

このように、実際のゲームでは使い勝手はだいぶ異なる。


背景ストーリー

背景ストーリーでの設定では、ボルメテウスがゼロ文明の力を得た姿。

エピソード2におけるゼニス大戦。

その中で対アンノウンの筆頭だった「アカデミー」。
その創設者だった《真実の名(トゥルーネーム) アカデミアン》が真実の力に目覚める。
それに連なるように、ゼニスに立ち向かう各文明を代表するクリーチャーたちが、次々と真実の名に目覚めていった。

ボルメテウスも、その中でゼロの力と真実の力に目覚めたのだった。

ボルメテウスだけでは無く、他の伝説のクリーチャーも復活。
真実の神羅(トゥルーシンラ) プレミアム・キリコ・ムーン》なども誕生する。

結果として、ゴールデン・エイジ軍はアンノウン及びゼニス軍に対しての攻勢を強めていったのであった。




サルベージによって、伝説の項目がよみがえる。

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最終更新:2023年04月22日 01:20