クリス(クロスアンジュ)

登録日:2015/04/25(土) 19:10:44
更新日:2018/05/18 Fri 07:20:50
所要時間:約 6 分で読めます






人物

対ドラゴン機関『アルゼナル』の兵士にして、パラメイル第一中隊の重砲兵を務める女性(ノーマ)。16歳。
内気かつマイナス思考な性格で、人の後ろに隠れることが多い。第一中隊の中では実力が低く、稼ぎは非常に少ない。
そのため、機体性能の強化と武器のカスタマイズが満足にできないでいる。
パーソナルカラーは緑。パーソナルマークは明るい緑のリボンの中央に黄色い宝石が置かれたものであり、宝石に水色の花が描かれている。
搭乗機はハウザー クリス・カスタムとテオドーラ。

高い実力を誇る部下思いの隊長であるゾーラのことを尊敬している。
また、仲の良い友達として、ヒルダロザリーがいる。


依存心が強く、他人に捨てられることを大いに嫌っている。そのため自分を裏切った者を許さない。
毒舌家でもあり、アンジュに対する嫌味をヒルダやロザリーと一緒に言ったりするほか、
ダイヤモンドローズ騎士団の一員になった時でも作戦中にサリアが名付けたフォーメーション名『シャイニングローズトライアングル』を聞いて
『ださっ…』とぼやくことがある。


7年前のクリスの髪型は二つのおさげだったが、フェスタでプレゼントの交換をしていたとき、一つの赤い髪留めを引いたクリスは、ヒルダとロザリーからおさげを一つにまとめる様に勧められる。
嫌と言えないまま二つにしていたおさげを一つにまとめたが、クリスは二つのおさげの方を気に入っており、今でもそのことを根に持っていた。
また、内気な性格が災いしてヒルダとロザリーに意見を言う事が出来ない彼女は自分の立ち位置を受け入れ、我慢して二人のわがままに付き合ってきた。


漫画版では第一中隊に配属される前は整備を担当していたことが描かれている。
配属当初は整備に戻りたいという気持ちが強く、一緒に転属願いを出すようロザリーに説得をするが、整備は一生給料が上がらないという理由で反対された。

ゾーラに対して苦手意識を抱いていたが、初出撃で無事任務をこなせたことをねぎらわれたことがきっかけで尊敬するようになった。


劇中での活躍

新人のアンジュが第一中隊に配属された際、自分がノーマであるという事実を受け入れず、
ノーマを物扱いするアンジュの態度を見て「うわぁ、痛い、痛すぎ…」と嘲笑っていた。

訓練後、食堂でアンジュと再会し、好き嫌いをして食べようとしない姿をみて「良くない」とつぶやきながら馬鹿にしていたが、
アンジュの放った「よく食べられますね。それ」の言葉に怒りの表情を見せるようになる。

アンジュのせいでゾーラ、ココ、ミランダの3人が戦死してからはアンジュに敵意をむき出しにするようになり、
「人殺し!!人殺し!!!」と怒りをぶつけ、ゾーラの敵を討つことを誓った。
この時、アンジュからは「ノーマは人ではありません…」と言い返されたが。

アンジュがラグナメイル『ヴィルキス』のメイルライダーとして頭角を現してからはロザリーと協力してアンジュを陥れようと考えるようになる。
アンジュに対して様々な嫌がらせを行ってきたが、ことごとく裏目に出て自分が制裁を受ける結果となってしまい、サリアから説教される羽目になった。

その後もアンジュを許さず、ドラゴンの撃墜数を稼いで大金を手に入れ続ける彼女に敵意を抱いていたが、新型のドラゴンとの戦闘で窮地に陥っていたところをアンジュに助けられてことで和解を果たし、アンジュへの態度を軟化させた。
しかし同時にヒルダとの関係が悪化する結果になってしまい、「裏切り者」と吐き捨てられてしまった。

ヒルダが脱走したことを知ったクリスはヒルダに捨てられたと感じるようになり、脱走の罪で独房に入れられたヒルダから「思ってねえよ、最初から友達だなんて」と言われたことで激怒。
「死ねばよかったのに」と言って自ら買い取ったゾーラの部屋に戻っていった。

ヒルダに対する怒りは収まらず、第一中隊がバックアップに回されてからはロザリーの横で「二度と出てくるな」と呟いたり、
命令違反を犯したサリアに代わってヒルダが隊長を務めることになった際には「サリアでいいじゃないですか!」と抗議していた。

リベルタスが発動した際も、
「人間に歯向かって、生きていけるわけ無いでしょ!」「今さら隊長面しないで!!」と文句を言い続けていたものの、
ミスルギ皇国軍の潜入部隊の戦闘でヒルダに助けられたことで仲直りする。
そしてヒルダ、ロザリーとともに出撃するが、その途中で潜入部隊に狙撃されて生死不明となってしまう。


しかしその後、突然現れたエンブリヲの力によって復活。
「私と友達になってくれないか?クリス…」と言う言葉に乗せられたクリスは指輪を渡され、友情を約束する。
ラグナメイル『テオドーラ』を与えられたクリスは、ダイヤモンドローズ騎士団の一員としてロザリー達の前に立ちはだかることとなり、アンジュが本来の地球にいる間は潜水空母『アウローラ』に攻撃を仕掛けていた。


エンブリヲの命令を受け、アウラ奪還のために平行世界から来たドラゴン(アウラの民)の殲滅にあたっていたが、その中に本来の地球から帰還したアンジュのヴィルキスを確認したエンブリヲから捕獲するよう命じられる。
サリア、エルシャの2人とともにフォーメーション『シャイニングローズトライアングル』で包囲したヴィルキスをワイヤーアンカーで捕らえ、
そのままミスルギ皇国へ連行しようとするも、ヴィルキスはアリエルモードを発動、ワープして逃げられてしまう。


その後、アウローラの浮上を確認してヴィルキスで出撃したアンジュの存在を確認。
陽動のためにエルシャとともに先行してヴィルキスとアウローラに攻撃を仕掛けすぐに撤退し、サリアの活躍によってアンジュの捕獲に成功した。


アンジュをミスルギ皇国に連行した後、サリアの元から離れてエンブリヲを探しに行こうとするアンジュを案内する。
この時にヒルダに対する怒りを打ち明け、エンブリヲと友達になったことを話した。


エンブリヲから明けの御柱の防衛命令を受けたクリスは逃亡したアンジュを追跡。
ヴィルキスを撃って不時着させたあと、アウローラから来たロザリー達と交戦する。
ロザリーから説得をされるも怒りに満ちたクリスはロザリーの言葉に耳を貸さず、自分が抱いてきた恨みをぶちまけて攻撃を再開した。
そして、命令違反をしてロザリーの救援に来たマリカを殺害したことでロザリーとの関係は最悪となってしまった。


エルシャの脱走後、アウラを奪還しに来たロザリー達を迎撃するために出撃したクリスは再びロザリー達と交戦するが、エンブリヲが時間稼ぎにターニャ、イルマをドラゴンの群れのまん中にワープさせたのを目撃。
この時にエンブリヲに捨てられたことを悟り、ショックの余り暴走して目の前にいる全ての敵を滅ぼそうとした。


自暴自棄になって怒りのままにビームライフルを乱射し続けるが、覚悟を決めてグレイブを乗り捨てたロザリーによってテオドーラのコクピットから引きずり出され、真っ逆さまに落ちながらロザリーの説得を受けた。
ヒルダに受け止められた後、和解を果たしたクリスは自分が今までやってきたことに後悔して共に泣き崩れた。


ジルの最期を看取った後、アウローラの格納庫でヒルダにテオドーラと指輪を託し、ロザリーと共にリベルタスの成功を祈って見送った。


リベルタス成就後、アンジュ達とともにアウラの民がいる地球へと転移。
エピローグではロザリーと買い物を楽しんだり、ジルやターニャ達の墓参りに赴く姿が描かれている。

なお福田監督のTwitterによると、テオドーラと指輪はそのままヒルダのものになったとのこと。


ゲーム作品において

スーパーロボット大戦シリーズでは、『V』において、クロスアンジュ初参戦に伴い初登場。
精神コマンドは期待や友情を覚えるなどサポート向きだが、テオドーラは完全にヒルダ機になってしまい、乗機のハウザーが補給装置以外の個性が弱いため二軍になりがち。
(エルシャ機もカスタムボーナスで補給装置が付く上に、向こうは修理装置もあるので余計に立場が弱い)

原作で見られた子供達や新米ライダーを殺してしまうような凶行は見られず、また「友達」を欲しているという点においても
かつて友達と本気で殺し合った面々がしっかりと指摘してくれるため、道を踏み外さずに済む。
X』では敵対時にロザリーとヒルダを拒絶した矢先に、自軍部隊の他の女性メンバーから「私たちは友達じゃないのか」と言われ、
原作と比べて人間関係が改善されていたという実情にどもってしまうという、シリアスなシーンなのに何とも締まらない一面を晒してしまったりも。
しかも無限復活があるため、プレイヤーに稼ぎ目的で延々と撃墜される羽目にも…。



追記・修正は心から信頼できる友達を見つけてからお願いします。

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