アンジュ/アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ

登録日:2014/12/08 Mon 19:21:14
更新日:2024/12/29 Sun 20:22:21
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私は、アンジュ。私は…生きる。殺して…生きる





大国「ミスルギ皇国」の第一皇女であり、気品とカリスマ性を兼ね備え全国民から絶大な支持を得ている皇族の一人。
皇帝ジュライ、皇后ソフィアの間に生を受け、兄ジュリオ、過去の事故により車椅子の妹シルヴィア、そして筆頭侍女であるモモカとともに何不自由ない人生を謳歌していた。

鳳凰院(学園)に通う学生であり、エアリア部(空を飛ぶバイク似の機具に跨るラクロスっぽいスポーツ)の主将。
1話冒頭のエアリア選手権決勝において、逆転するチャンスを棒に振るってでも部員の危機を救う姿を見せ相手国チーム、観客からも称賛を受けるほどの人格者。
だがノーマに対する価値観・思想は(視聴者から見れば)酷く歪んだもの。

16歳の洗礼の儀の前夜、ソフィアより皇家の守り歌「永遠語り」と皇家に伝わる「指輪」を託される。


以下ネタバレ注意







洗礼の儀の当日、観衆の中で自身がノーマであることが発覚
当のアンジュリーゼ本人はこれまでの人生の中で自分がノーマであることに一切気づいていなかった。

(理由はアンジュリーゼにまつわるあらゆる生活習慣をマナであるモモカが代行していたため。彼女がノーマであることを昔から知っていたのは両親とモモカのみ)

周囲が騒然となる中、ジュリオが先導し、ジュライを拘束
ソフィアはアンジュリーゼを狙撃から庇い死亡、シルヴィアは衝撃のあまり気絶するなど大混乱。

この騒動はアンジュリーゼの波乱万丈なる人生の始まりにすぎなかった…

その日のうちにミスルギ皇国から遥か先の絶海に浮かぶ孤島、ローゼンブルム王国管轄のノーマ収容施設「アルゼナル」へ収監、司令官ジルに身体検査としてアッー!された上に、名を奪われノーマの一兵士「アンジュ」として生きろと命じられ1話は幕を閉じる。


【2話~3話】
当初はノーマである自分を受け入れられず周りと衝突し環境に抵抗(他国に嘆願書を送る。もれなく全て送り返されるが)。
生まれつきの身体能力は高く、エアリアの操作経験のおかげでパラメイルの操作技術はトップクラスと皮肉にも兵士として高い資質をみせる。

初出撃の際、戦線から勝手に抜け出し、支給されたパラメイルを用いて脱走を図るも、ドラゴンの襲撃によりアンジュについてきた同期の新兵のココとミランダが眼前で惨殺され、さらに気が動転し隊長のゾーラを巻き込んで無駄死にさせるなど大損害を残す。


その後、弾劾してきた隊員たちに対しクズ発言したり、

人殺し!』→『ノーマは人ではありません…』、

借金且つ自力で戦死した3人の墓を建てたり、ビンタされたりして自殺願望が芽生える。

次の出撃要請にジルから旧式の欠陥パラメイル「ヴィルキス」を送られ搭乗。
またもや単独行動で自殺を図り突撃するも、死の恐怖におびえドラゴンの攻撃を華麗に回避。

しかし、とうとう大型タイプに捕食されそうになるとアンジュの血液が偶然かかった形見の指輪(&オシッコ)にヴィルキスが覚醒。辛くも勝利する。

戦いの後、ノーマ「アンジュ」として生きる決意、家族との訣別として髪を切る

つまり、「死にたい」→「死にたくない」→「お前が死ね」→「私は殺して生きる」


【4話~7話】
皇女時代とは正反対に口調はやや粗暴になってクズ発言連発したり、ドラゴン相手に無双して荒稼ぎしたり、ロザリーヘ倍返ししたりするなどヤサグレ期に突入。
しかし、タスクとの邂逅、ヴィヴィアンとエルシャという理解者の存在、モモカとの再会、サリアとの連携等の経験を得たことにより態度を次第に軟化させてゆく。


【8話~10話】
ある日、シルヴィアから助けを求める通信に心が揺らぎモモカと母親に会おうとするヒルダと共にアルゼナルから脱走。
しかしそれはジュリオの罠であり、シルヴィアからはナイフで切り付けられ、皇国民観衆の前で鞭打ちさせられ、しまいには処刑宣告を受ける羽目に。

かつて自分が守ろうとした国の本当の姿、人々の醜さに絶望するも、胸を張り続け絞首刑に処される瞬間、ジルの指令によりタスクが介入、モモカとの連携で難を逃れることに成功。
兄と妹、国民に対して「腐った国の家畜ども」と鬱憤を晴らす捨て台詞を吐き、アルゼナルに向けて飛び去った。

アルゼナル帰還後、財産をすべて没収され反省房行きとなるが、ヒルダとの再会と対話を経て、自分を否定する世界=マナ=人間への反逆を決意する

【11~13話】
反省房内でヒルダと愚痴り合うなか、突如ドラゴンとそれ等を従えた謎のパラメイル隊がアルゼナルの直上より襲撃。一撃でアルゼナルを半壊させた焔龍號と一騎打ちとなるが、焔龍號の内部から永久語りに酷似した唄を聞き、それに答えるように自身も永遠語りを歌う。
するとヴィルキスも焔龍號と同様の変化(全身の装甲が金色に変化&肩の装甲が砲門に変形)があらわれる。2機の砲撃が激突し周囲の風景が一変するなか、焔龍號のライダーである謎の少女、サラと対面。背景に様々なif世界でのアンジュとサラが走馬灯のように写し出されるなか、アンジュがサラに正体について問いかけるもサラは答えず、謎の言葉を残し去って行った。

帰還後、ジルから人類に反抗するノーマと古の民の争いの歴史、神の絶対兵器ラグナメイルとヴィルキスがその一機だということ、アレクトラ(ジル)の過去、人類への反旗を翻す作戦「リベリタス」について聞かされる。その後、身体がドラゴンに変化したヴィヴィアンを元に戻したことでドラゴン=人間であることを悟り、何も知らせず利用させてきたたジルと快楽のままにドラゴンを殺してきた自身に対して激昂する。

直後、ジュリオが率いる海上艦隊がアルゼナルを襲撃。大勢のノーマたちが犠牲になりアルゼナルが崩壊するなか、謎の男エンブリヲから首謀者はジュリオであることを聞き、いつの間にか大好きになっていた場所を滅茶苦茶にされたことに激怒。
ヴィルキスもアンジュの感情に呼応するように全身の装甲を赤色に変化させ、かつてない程の力で艦隊を殲滅。無様に命乞いをするジュリオを殺そうとした瞬間、黒のラグナメイルとその肩に乗るエンブリヲが介入。エンブリヲもまたサラと同じ様に永遠語りを歌い、例の武装による砲撃でジュリオを滅殺。アンジュが彼の正体を聞き出そうとした瞬間、ヴィヴィアンを救出したタスクがエンブリヲを強襲し、エンブリヲもタスクたちに砲門を向ける。アンジュは彼らを助けようと急接近するなかヴィルキスの装甲がさらに青色に変化し、黒のラグナメイルの砲撃が当たる瞬間、アンジュ、タスク、ヴィヴィアンは青ヴィルキスの能力によりワープしてどこかに行方をくらましてしまう…。

【14話】
アンジュが目覚めた場所は周囲が鬱蒼と緑に生い茂った見たことのない廃墟群であった。またもドラゴン化したヴィヴィアンとタスクと共に周囲を探索した結果、ここは約500年後のミスルギ皇国であり、この世界で生きているの人間は自分たちだけであるという結論に至る。
その後は喧嘩したり、仲直りに指輪を渡したり不可能を可能にする名のある貴族お城を発見したりする。無人島での生活以来の穏やかな時間の中で、同じベッド上でアンジュとタスクは互いに想いを交わしキスをする。しかし直後、上空より大型ドラゴンと二人の女性が眼前に現れ、彼女らは2人と1匹を「偽りの民」と呼び、且つこの世界「本当の地球」の民として歓迎する言葉を送る。


【15~16話】
アンジュたちが迷い込んだのはもう一つの「地球」だった。彼らは、先住民の生き残り=アウラの民に保護される。
そこでアンジュは、アウラの民の姫、サラマンディーネに手厚い歓迎を受け、当初はドラゴンの一味であるサラを警戒していたが、
サラとのスポーツ勝負や人間と大差ない優しさ、そして何より、全ての命の源であるアウラを攫ったエンブリヲと敵対しているという同じ目的のもと、
心を開いていく。ここで、アンジュからサラへのあだ名が「サラ子」に命名されるのだった。


【17~18話】
サラたちがアウラを奪還するために特異点を開いてもとの地球に攻め入ることとなり、アンジュは一緒に元の地球へ帰ることとなった。
ドラゴンとの敵対関係も消え、一旦は別れを告げる二人だったが、開かれた特異点の先には三機のラグナメイルが待ち受けており、アウラの民は撤退を余儀なくされる。そしてラグナメイルに乗っていたのはサリア、エルシャ、クリスだった。三人を振り切ったアンジュたちはアルゼナル跡地に行き、そこでアウローラに搭乗したヒルダ、モモカたちと合流。
なお、しばらく見ないうちにヒルダはすっかりアンジュにデレデレになっていた。
ジル率いる元アルゼナルクルーと行動を共にすることになったアンジュは、アウラの民と協力してエンブリヲを倒す計画を持ち掛けるが、ドラゴンを犠牲にしてでもエンブリヲを倒すことに執着するジルはそれを拒否し、完全に彼女と決別。
モモカ、タスクと共にアウローラを抜け出すが、そこで待ち構えていたサリアに撃墜され、モモカと共にミスルギ皇国へ拉致される。


【19~21話】
ミスルギ皇国を支配したエンブリヲに歓迎を受け、さらに誘惑されるアンジュだったが、当然なびく彼女ではない。
エンブリヲに心酔したサリアたちとも再会するが、彼女らの依存にも鼻で笑うなど、相変わらずの態度を取る。
遂に、エンブリヲが真の目的である次元統一による世界の改変を明かし、求婚された挙句に何十倍にも増幅された痛覚を全て快感に変えられ全身性感帯状態となってしまう。ちなみに、この時の「熱い」発言はスパロボではボイス付きになった。楽しそうな職場である。
あわや快楽堕ちしそうなところを、嫉妬からサリアに助けられ、モモカと共に脱出。(ここで髪が少し伸びているため、数ヶ月たっていると思われる。)さらにアンジュ奪還のためにヒルダたちアウローラ勢やサラたちアウラの民の混戦のどさくさ紛れに逃走するも、逃走中にヴィルキスは川に沈没、エンブリヲに操られたモモカ、市民の妨害に苦しめられる。
ついにエンブリヲに追い詰められるが、タスクとモモカが身を挺して彼女をパラメイルに乗せて逃がされる。
だがタスクはエンブリヲと共に自爆、モモカは銃弾を受けて落下し、アンジュは絶望の叫びを上げるのだった…。


【22話】
タスクと出会った島へと逃れたアンジュだったが、タスクを失った彼女は蛻の殻だった。
ようやく自分のタスクへの気持ちに気付いたアンジュの前に、死んだはずのタスクが現れる。
生還を喜び合った二人は、そのまま一晩中愛を確かめ合う
さらに生きていたモモカと一緒に、指輪で呼び戻したヴィルキスと共に、アウローラへ帰還した。


【23~25話】
アウローラへと戻り、アウラの民との合同作戦の司令官として、パラメイル師団を率いてミスルギ皇国へと攻め込み、次元融合を止めようとする。
腑抜けたジルに喝を入れ、ヒルダと愛を交わし、タスクには必ず生還するという約束としてお守りのパンツをプレゼント。
ミスルギ皇国に攻め入った際は、マナが無くなりパニックに陥った市民に助けを求められるシルヴィアと遭遇。その際市民がアンジュに対して行った仕打ちを棚に上げて助けを請うが、無論その気の無いアンジュはこれをつっぱねる。市民の一人がその態度にキレて銃を向けるがアンジュはその市民を問答無用で射殺し、その後未だに誰かに依存するシルヴィアの甘えを一喝し、彼女を突き放すのだった。
地下のアウラをサラと協力し解放するが、エンブリヲに次元の狭間のオリジナルアルゼナルへと拉致される。
強制的にエンブリヲにヤられかけるが、歌の力でヴィルキスに乗ったタスクに察知され、全裸クンニのポーズで助けられた。
そこでサラ、サリア、ヒルダの協力プレイでエンブリヲを聞くに堪えない罵倒で打ち滅ぼした。
戦いが終わり、アウラの民と共にもう一つの地球で暮らし始め、ちゃっかりタスクやモモカ達と喫茶「アンジュ」を経営している。


能力・性格

当初はパラメイルライダー適性すらない甘ったれかと思われたが、エアリアで鍛えた空中感覚を活かせると気付き、3名の犠牲を払うも覚悟を決め、
ヴィルキスを覚醒させた後はヴィルキスの性能(高性能だが、非常に扱いにくい)もあるだろうが、天性の感覚を活かして次々とドラゴンを狩るトップエースとなった。
白兵戦能力もマナに頼る警官を一蹴するなどかなり高い。

上記にもあるが、アルゼナルに入って早々に基礎体力や瞬発力、射撃や格闘戦対応能力。
果ては戦術論の理解度など様々な訓練項目で全て平均値を上回るというもの凄い身体能力・明晰な頭脳を披露している。
皇女様としていろんなスポーツに親しんだ素養がうまく生きたのであろう。
(前述の通り、学問面で見せたように頭脳も明晰で判断力も高いのだが下記にあるように直情的な性格で色々台無しに)

一方で、恵まれきった環境から落とされてかなりひねくれてしまったため協調性はイマイチ。視聴者に性格最悪な印象を抱かせた。
上記の通りタスクとの出会いやモモカの献身などもあり丸くなってはおり、一時期に比べれば仲間たちとも打ち解けてはいるものの、皇女様だったころに比べるとだいぶやさぐれている。

モモカを仲間を蹴っ飛ばしてでも稼いだ金で身請けしたり、シルヴィアの救難信号に応えてアルゼナルを脱出し緊急帰国するなど、1話で見せた優しさは本物であろうという描写もある。
ミスルギ皇国の描写を見る限りでは、ノーマに対しての態度は当然ああなると思えなくもない。
まさか自分に返ってくるなんて思いもしなかっただろう。
なお、モモカ曰く皇女時代の頃から男勝りだったとの事であり、気の強さは生来のものである可能性も高い。
実際、エアリア大会決勝で勝ちより救助を優先して賞賛されたが、送迎車の中で勝ちを逃したことを悔やんでおり、マナを得た人類としては珍しい?闘争心を見せていた。

嫌がらせに対する態度や、監察官への皮肉のセンス、兄と妹を見るとやさぐれ系クズヒロインになる素養も十分あったとも思える。
気の強さがマイナス方向に振れた結果ともいえ、ある意味ではそのへんが彼女の魅力といえる。
合わない人には徹底的に合わないのがこの作品とアンジュなのであろう。

前述の通り芯はなかなかに強いが、さすがにわからなかったとはいえ同じ人間を殺していたことを知った時はゲロった上でパニックになっていた。まあアレでショックを受けないならただのサイコパスである。


外部作品での扱い

スーパーロボット大戦シリーズでは『V』にて初登場。当初は原作通り排他的でキツい性格だが、他作品との交流もあってか原作よりもトゲトゲしさが薄れるのが早い。上記の市民射殺も照準がズレて未遂になるなど、多くの問題行動も多少マイルドになっている。
多くのファンの期待通り、キラ・ヤマトを始めとする『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の面々との絡みが多い他、意外な所では着ぐるみ繋がりでか相良宗介との絡みも多め。
また、典型的なヒーロー像であり一見タイプが彼女の真逆とも思える『勇者特急マイトガイン』の旋風寺舞人との仲は意外にも良好であり、「ヒーローなんでしょ!」と彼を励ます描写もちらほら。なお、マイトガインとは『X』でも引き続き共演する。

X』では色々と共通点が多すぎる*1ルルーシュ・ランペルージと共演、アルゼナルのメンバーからは彼と似てると言われ、ルルーシュは「男アンジュ」、アンジュは「女ルルーシュ」と呼ばれる一幕も。



【名台詞】

アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ

「私たちはどのチームよりも強い絆を輝かせることができました。それこそが私たちにとっての勝利です」

「やっぱり悔しいわ。仲間も助けて優勝もする…皇女たるものそうでなくては…」

「不可能です。ノーマは人間ではないのですから。早く忘れる事です。そして次の子を産むのです。今度はノーマではない『正しい子供』を…」

「もうすぐ…ミスルギ皇国から解放命令が届きます…。決して許しません…皇女である私にあのような辱めを…」

「ダメじゃない…ちゃんと…ちゃんと死ななくちゃ…!」

「いやああぁぁっ!! (ヴィルキス覚醒) 死にたくない…死にたくない…死にたくないぃぃぃ!!!」

「お、お前が…!お前がっ…死ねええええぇぇ!!」


アンジュ

(私はアンジュ…私は生きる…殺して生きる…)

「(自分のミスで死んだ後輩から貰ったプリンを食べならがら)まっず~~~~!!」

「失せろゴキブリ!」

「アンジュよ」

「ありがとうモモカ。あなたは…あなたね」

「ちょっと蹴飛ばして簀巻きにしただけでしょ!大袈裟なのよ!」

「感謝していますわ、お兄様。私の正体を暴いてくれて!ありがとう、シルヴィア。薄汚い人間の本性を見せてくれて!さようなら!腐った国の家畜ども!!」

「全部嘘っぱちなのよ。友情とか、家族とか、絆なんて…あ゛ぁ~!友情って素晴らしいとか絆こそが美しいとか、平気で口走ってた自分を殴り飛ばしたくなったわ!」

「フッ…だったら、ぶっ壊してやるわ。こんなムカつく世界、ぜーんぶ」

「生きる価値も無いクズめ……!!くたばれェェェェェェェェェッ!!」

「長いのよね、サラマンデンデンって。サラ子って呼んでいいなら」

「人間としてはクズよ…!」

「弱っ。サラ子に比べたら弱すぎよ。ネーミングセンスも壊滅的だし、大体何?その格好。プリティサリアンの方がよっぽど似合ってたわよ?」

「ご心配なく。間違ってもダイコン騎士団なんかに入らないから」

「何が正しいかなんて、誰にも解らない…!でも、あなたのやり方は大ッ嫌いよ!アレクトラ・マリア・フォン・レーベンヘルツ!あなたのやり方じゃ…喫茶「アンジュ」は作れないからよ!!」

「腑抜けた事言ってるんじゃないわよ!あなたの復讐に巻き込まれてどれだけの人が人生狂わされたと思ってんの!?」

「皆、聞こえる?総司令官のアンジュよ。私達はこれからミスルギに侵攻、時空融合を停止させるため、暁の御柱への強行突入作戦を敢行するわ!反社会的な化け物と呼ばれたノーマと、互いに互いに戦い合ってたアウラの民…私たちと一緒に来てくれる人達と古の民…迫害されてきた私達が、世界を守る為に一緒に戦うなんて痛快じゃない?戦いましょう、私達が、私達の意思で生きる為に。戦わずに滅ぼされる私達じゃないでしょ?作戦名、ラスト・リベルタス。神様だろうが何だろうが、殺して、勝って、生きるわよ。皆で!」

「ええ、構わないわ。全っ然」

「この暴力ゲス男!結局はヤりたいだけなんでしょ!?」

「何が愛よ!キモい髪型でニヤニヤしてて服のセンスも無くて、いつも斜に構えてる恥知らずのナルシスト! 女の扱いも知らない千年引きこもりの変態親父の遺伝子なんて、生理的に絶対無理! 塵に還れェェェッ!! 私を抱こうなんて一千万年早いわぁぁぁッ!!!」

「国を作るわ。ここに、私たちだけの国を。ノーマも人間もドラゴンも関係ない…皆が自分の意志で生きる、厳しくて当たり前の国を」

「知ったこっちゃないわ、エンブリヲは死んだ。これからはもう誰も導いてくれない。自分達の力で生きていかなければ野垂れ死ぬだけよ。さ、私たちもいきましょう。自分の道を、自分の足で」

その他

タスクはアンジュの内もものホクロの数を完璧に暗記しているらしい。やっぱタスクって変態(ry

私の項目を追記・修正しようなんて、一千万年早いわぁぁぁッ!!!

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  • 七転び八起き
  • ツンデレ
  • 本当は優しい人
  • ※主人公です
  • ロボアニメ主人公
最終更新:2024年12月29日 20:22

*1 国を追われた美形の元皇族、妹が歩けず車椅子に乗ってる、世界を壊すために戦う、手段を選ばない傾向が強い、主人公にあるまじき邪悪な笑い方や表情を浮かべる、でも捻くれていても根の優しさだけは失ってない…多すぎである