ベビィパーク(マリオカート)

登録日:2015/05/23 Sat 01:40:34
更新日:2024/07/02 Tue 13:46:49
所要時間:約 3 分で読めます





「ベビィパーク」とは、「マリオカート」シリーズに登場するコースの1つである。


概要

数字の「0」を縦に大きく引き伸ばしたような形状が特徴的な、遊園地内に造られたコース。
コース上にこれといった障害物もなく、非常にシンプルな構造。
真っ直ぐな直線がコースの大部分を占めるため、敵カートへの攻撃を行いやすい。

……だが、それだけではない。
このコース、全長がやたらと短いのである。
作品や排気量によっては、1周するのに 10秒以下 ということも珍しくはない。
さすがにこの短さで3周では少なすぎるので、ほかのコースよりも周回数が多く設定されている。
周回数が多いということはアイテムを拾える回数も増えてそれだけ使われる。そしてコース自体は小さいので後半になるほどコース上には大量のバナナや緑コウラが撒かれ更に対向車が投げた赤コウラが飛び越えてきたり、1位に当たったトゲゾーの爆発に巻き込まれたり、周回遅れの車が使ったスターやキラーに轢かれたりといった地獄絵図が展開されるのである。

作品ごとの違い

「ベビィパーク」の初登場作品。「キノコカップ」の第3コースとして登場。
コースの中央部分は草地になっており、カートこそ進入できないものの、こうらは普通に飛び超えてくるので、
「トリプルこうら」や「クッパこうら」を適当に投げれば、誰に当たるかわからない凶悪兵器と化す。
走力に差があると周回差のあるカート同士が接近することも珍しくないため、
下位なのに1位を狙う「トゲゾーこうら」に巻き込まれる、上位なのに下位アイテムの「スター」や「ワンワン」に襲われる…といったありえない状況になることも。
また、ワリオワルイージの「ボム兵」投げはこの草地程度の幅なら普通に超えられる。
つまり、コースの反対側に投げつけることも可能なため、普段は絶対に攻撃できないであろう下位グループの相手を直接ボム兵で爆撃するイジメ行為ができる。
上記のこうら系統やバナナも同じであり、冗談抜きでどこから攻撃されるか分からないコース。

天井からジェットコースターが吊り下がっており、ごく稀にカートがコースに接近したコースターと接触する。
滅多に無いことなので走行時に気にする必要はないが、コースターは一部アイテムをかき消す(クッパこうら・ワンワンで顕著)ため注意は必要。
隠しバトルステージ「ぐらぐらマリオ」ではこのステージのBGMアレンジが使用されている。
デフォルトの周回数は7。(VSモードでは9周まで選択可能)

ちなみにサーキット系の分類なのでCPUが非常に強くなる+コースが短いので上級者でも距離を離せないという二つの仕様が重なり、150cc以上では文字通りダブルダッシュの最難関コースになる。

「バナナカップ」の第4コースとして登場。コース名は「GC ベビィパーク」。
『ダブルダッシュ!!』のものとほとんど同じであるが、アイテム周りの環境が大きく異なるため、
前作のようなハチャメチャな展開は起こりづらくなっている。
他にもアイテムボックスの設置数が減っていたり、ジェットコースターがなくなっていたりと、細かな違いがある。
ミッションランではクリキングとの対戦ステージに選ばれている。
デフォルトの周回数は5。

『8』では追加コンテンツ第2弾(有料)に収録。『8デラックス』でははじめから収録されている。
「どうぶつカップ」の第1コースで登場。
コース全体が斜めに傾いており、絶えず反重力モードで走行することになる。
中央に柵がついているため、反対側のレーンからこうらが飛んでくるようなことはなくなったが、アイテムボックスがコース上を周遊するようになったため、アイテム取得の機会が今まで以上に多くなった。
しかもアイテムボックスの周遊周期の都合で、 だいたい後半ではいつでもすぐにアイテムを取れるようになる。
よって今までのどの作品、どのコースよりもアイテム戦争が最も起きやすく、ハチャメチャなアイテムバトルが楽しめるコースであり、 レート対戦の存在もあってか嫌がる人には蛇蝎の如く忌み嫌われるコースでもあろう。
ちなみに、今回は このコースだけ1周する度にBGMがテンポアップし、ハチャメチャ感に磨きがかかる。
デフォルトの周回数は7。

  • マリオカートツアー
2022年ネコツアーにて実装。
スタートゲートのデザインにベビィマリオとベビィルイージがいなくなっており、ジェットコースターがなかったりする。周回数は5。
キャラクターによっては一度に3つアイテムを取得できるので、一層アイテムが乱れ飛ぶカオス空間になりやすいのと、シンプルなコースゆえにコンボが稼ぎづらい。
他にもミラーモード逆走でジャンプ台やダッシュボードなどのギミックが追加されたR、従来のコースの外側にグライドボード付きのエリアなどが設置されたX、この2つを組み合わせて8の時状にしたRXと、ツアー用にアレンジされたコースが3種類存在する。なおXは周回数が3周に短縮されている。
『8』同様BGMは周回ごとにテンポアップする。


追記・修正はバナナの皮や飛び交うコウラを全て避けながらお願いします。

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最終更新:2024年07月02日 13:46