Wii U

登録日:2016/11/13 (日) 02:12:25
更新日:2020/04/24 Fri 13:01:03
所要時間:約 20 分で読めます







スーパーなWii




Wii Uとは、任天堂が発売した据置型ゲーム機。


【解説】



任天堂が発売した第八世代据置型ハードであると同時に、世界初の第八世代据置ハードとなる。

任天堂初のフルハイビジョン対応ハードであり、『Wii U Game Pad』なるコントローラが存在。
『テレビを占有せずに遊べる据置機』という特徴もあり、自称『ホームコンソール型ハード』。

名称は前世代機であるWiiが「We」に由来するのに対し、Wii Uでは「You」のゲーム機となるという意味合い。
本ハードのコンセプト「集まればWii U。ひとりでも、みんなでWii U。」から見えるように、多人数でも一人でも楽しめるよという含みがある。
前世代で一部のゲーマーが抱いていた「Wiiは多人数で遊ぶゲーム機」という印象を払いたかった意図もあるかもしれない。

2011年4月25日にWii後継据置型ゲーム機として発表され、『Project Cafe』というコードネームが広まる。
そして2011年のE3において、具体的な詳細と正式名称「Wii U」が公表された。
2012年のE3においてはHDクオリティのゼルダの伝説の映像を披露し、大きな話題を呼んだ。

任天堂初のHD対応機(Wiiは非対応)だったことで、性能面でも大きな期待を集める。
Wii末期には不足していたサードのマルチタイトル増加も期待され、任天堂自身もそれを狙っていた。
ベヨネッタ2の独占販売など、発売前にもソフトラインナップは大きな話題を生む。
Nintendo Direct』による話題提供と共に、岩田社長自らが開封の儀を行ったりもした。

ところが、発売されると予想に反して徐々に売上方面は苦戦した。

最大の理由としては、ソフトラインナップに原因があった。
発売から間もなくした年明けから、ソフト供給が途絶えてしまう。
任天堂自身も初のHD機だったことや会社の規模的な問題で、ソフト供給の継続に失敗する。

サードタイトルもローンチに後発マルチを少し提供し、しばらくして多くのメーカーは姿を見せなくなる。
『ZombiU』などの独占タイトルやWiiUにおける完全版なども、やがて他社ハードでも展開してしまった。

やがて任天堂自身のソフト供給は改善の状況を見せるが、既にサードタイトルの発売が殆どなく状況打開には至らなかった。
『任天堂自身の高品質なタイトルの提供と引き換えにソフト展開が遅い』と、Wii末期の状況に早々陥る。
『スプラトゥーン』の大ヒットや『スーパーマリオメーカー』のヒットなど、所々で大きな盛り上がりは見せるが絶対的な挽回は出来ず。

他にも、発売当初におけるOSの遅さ(後に改善)など、任天堂らしからぬ失敗もあった。
もっとも、日本においては据置機自体が衰退傾向にあったこともハード不振の原因として大きい。

先行発売によるアドバンテージが今一つ機能しない中、しばらくして他社もPlayStation4やXbox Oneを発売。
日本においては据置機自体が衰退していたことで、他社ハードも振るわず長い間ダラダラとシェアは抜かされなかった。
しかし、現在も据置市場に根強い支持を持つ海外市場ではあっという間に他社二機種に追い抜かれてしまい、GC以来の世界最下位へと転落する。

任天堂もWiiUに関する戦略の方向転換を行い、当初の目標だった普及層の拡大などは諦めたような動きとなる。
後に任天堂は新型ゲーム機『NX』の存在を示唆し、やがてWiiUのコンセプトを発展させたような次世代機『Nintendo Switch』を発表する。
WiiUは最期まで良作を輩出し続けたが、最終的に2016年11月に近日中の国内生産の終了を正式に発表した。
2016年における出荷台数を見れば想定内の動きと言える*1

日本ので普及台数は2016年8月時点で321万台、世界累計では1,280万台。
バーチャルボーイを除くと、任天堂ハードとしてはもっとも普及台数の少ない結果となった。

このように商業的にはあまり良い結果を残せなかったWiiUだが、購入者から満足する声は多い。
本ハードで販売されたソフトの多くはクオリティが高く、大きな高評価を得た物は多数ある。
幻影異聞録♯FE』や『ゼルダ無双』など、大きな話題を呼ぶコラボもあった。
国内の据え置き機市場の不振が叫ばれる今日、商業的に不振なハードでのスプラトゥーンなどの新規ブランドの大ヒットは、かなり明るい話題だったとも言える。

商業面ではWiiから大きく落ち込んだが、展開的には大きな挑戦と財産を残したゲーム機と言えるだろう。


【Wii Uの特徴】



本体外観/メニュー画面


本体外観はWiiがベースで高さも同じだが、重さや厚さなどは大きく変化。

外縁部分が丸みを帯びた直方体ラウンドスクエアデザイン。
全体的に「四角形」「箱」という印象は薄くなっている感じか。

実はこの丸みを帯びるようになったデザインは、WiiUは横置きでの使用を前提としているため。
Wiiとは異なってそのまま縦置きでは使えず、縦置きには別途『本体縦置きスタンド』を必要とする。

本体正面はWii同様に、スロットインタイプの光学式ドライブが存在。
左横に電源ボタンやイジェクトボタンが設置されている。

ドライブの下には蓋が存在し、開けると中には左からSDカードスロットとUSB 2.0ポートが2つ存在。
SDカードはWiiからの引っ越しなどで利用する程度で、WiiUのデータ保存などには特に貢献しない。
USBポートは、USB記録メディアによる本体の保存容量拡張に貢献する。
これらのスロットが収納されている蓋の横にある左の赤いボタンはコントローラのペアリング用SYNCボタン。

本体の左側面には特に何も無いが右側面には吸気口のスリットが見える。
本体底面はには小さなゴム足があり、これで本体を置く補助をする。
本体上部には何らかの機能はなく、右側面同様に吸気口のスリットがある。

背面は電源コネクタ・センサーバー接続コネクタ・AVケーブル接続用コネクタ・HDMI出力が設置。
さらに本体正面にもあったUSB 2.0ポートが再び2つ用意されている。

起動時のメニュー画面は「わらわら広場」と呼ばれる画面が表示される。

起動した瞬間、広場に人気のゲームアイコンに群がる世界中のユーザーのMiiという光景が広がる。
Miiverseのコメントや投稿されたイラストなども表示される。

起動直後はTV画面にわらわら広場が表示されGamepad画面にはメニュー画面が表示される。(切り替え可能)
また、性質上インターネット接続を必要とするメニュー画面でもある。
インターネットに接続しない状態でわらわら広場を表示した場合は、内蔵ソフトのアイコンが浮かぶ。


Wii U Game Pad


サイズ 縦133.4mm×横255.4mm×厚さ41mm(突起部を除く)
画面 6.2インチ液晶(画面縦横比は16:9)
その他 加速度センサー
ジャイロセンサー
地磁気センサー
振動機能
内側カメラ
マイク
センサーバー
ヘッドホン端子

WiiUの最大にして最強の特徴でもあるのが、Wii U Game Padと呼ばれる独特な形状のコントローラ。

本機のコントローラは、6.2インチの液晶スクリーンが付いたタブレッド型となっている。
このスクリーンに本体のゲーム映像が反映可能で、TVを用いずにゲームのプレイができる。
据置機の衰退の原因として叫ばれる『TVの前ですんのが面倒』という弱点を消したのが、WiiUの最大の宣伝要素。
それだけではなく、デュアル画面特有の「情報量の多いゲームを快適にプレイ」という面も実現している。

通信距離はゲーム機本体の置かれた環境的な状況にも左右されるが、感覚的には10メートル前後。
通信が不安定な状況に突入すると、スクリーンに状況を伝える警告画面が表示される。

タッチスクリーンに表示される映像は、本体で生成された映像を無線で送信(パッド内部での映像形成ではない)。
スクリーンの都合上、画質はTVよりは落ちるが遊ぶには問題なく標準的に綺麗な画質。
そして何より凄いのが、一見ありそうな本体からの遅延などは一切ないこと。
これは特殊チップを用いたことと、最初から映像通信機能を想定して設計したことで映像遅延をなくすことに成功したのである。

また、スクリーンはDSファミリーと同じく抵抗膜方式のタッチスクリーンとなっているのでタッチ操作が可能(タッチペン付属)。
TV画面とスクリーン画面による、二画面を活かしたニンテンドーDS系統の操作が行える。
そのおかげか、バーチャルコンソールもニンテンドーDSタイトルの配信を実現している。

タッチ機能はもちろん、ジャイロセンサー・マイク・カメラ・センサーバー・NFC(詳しくは後述)などの要素が詰め込んである。
当然ながら十字キー・ダブルアナログスティック・ABXYボタン・LRボタン・ZLZRボタン・+STARTボタン・SELECTボタンも搭載。
一見奇怪そうな見た目に反して、従来的なゲームの操作も容易。
HOMEボタンや、TVリモコンとして機能するコントロールボタンなども存在する。

Wiiリモコンとは異なり、稼働方法にはリチウム電池を採用した充電式を採用。
ACアダプターと接続して充電を行い、(あまり良くない気もするが)接続しながらのプレイも可能。
充電時間は約2時間30分、持続時間は約3時間~5時間。

基本的に本体に接続できるパッドは一台のみ。
技術的には最大二台まで複数接続可能と思われる。
二台を同時接続したゲームの展開も予告されていたが、色々と問題があったのか最後まで出ることはなかった。

本体に同梱されているパッドは一台のみだが、長く単独で販売はされていなかった。
当初は二台同時接続を必要とするゲームの発売と同時に単独発売予定だったが、上述したように最後まで出ず。
結果的に方針転換する必要性が出たためか、任天堂公式からオンライン限定で単独販売されることとなる。
価格は税別12800円で、黒と白の2色が販売。

後のNewニンテンドー3DSの全体デザインなどは、このパッドのデザインの影響を受けていると思われる。


その他のコントローラ


上記のWii U Game Padが基本的なコントローラだが、WiiUには他にもコントローラが存在する。

代表的な物としてはWii U PROコントローラーがある。
立ち位置的には、前世代のWiiリモコンにおけるクラシックコントローラの役割に近い。

PROコンはコアゲーマー向けのコントローラであり、正統派なコントローラ。
他社とのマルチソフトにおいて、操作方法が独自の物にならないための処置でもあった。
その思想の表れか、形状はXbox360のコントローラーに近いスタイルとなっている。
充電式のコントローラで、約4.5時間の充電で約80時間の稼働を実現している。

後述するが、WiiリモコンなどWiiにおけるコントローラ機器にも対応。
『Wii Sports Club』『Wii Fit U』などはWiiの機器が必須のソフトとなる。
後にWii未所持者への配慮か『Wiiリモコンプラス追加パック』というリモコンが付属した同梱版も出ている。


ソフトメディア/パッケージ


ソフトメディアは専用の12cm高密度光ディスク採用。

サイズやぱっと見の外観はWii用12cm光ディスクと変化は見えにくいが、容量が桁違いに増加。
Blu-ray Discをベースとしたため、BD同様の片面1層25GBの容量を実現している。
これによって、大容量のゲームを実現可能とした。

パッケージはWiiソフトのパッケージと同サイズだが、外観は変化。
やや薄めの青色と白色をベースとしたデザインとなっていて、パッケージ正面の上部には水色の下地と黄色のラインが入っている。
何というか、少しPlayStation Vita用ソフトのパッケージデザインに通じる物がある。
CERO:C以降のソフトは、黒色と紺色のような薄暗いデザイン。


本体性能


CPU IBM Power Architecture Based マイクロプロセッサ3コア
GPU AMD Radeon HD GPU
メインRAM 2GB eDRAM 32MB

当然というか何というか、本体性能は前世代のWiiから大幅にパワーアップ。

ニンテンドーゲームキューブから続く流れとして、IBM製のCPUとAMD製のGPUを採用。
パッドへの出力も想定するためか、デュアルスクリーンに対応する処理能力はあると見える。

全体的な性能面は、他社の第七世代HD対応ハードは超えているとみられる。
ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド』のWiiU版は、Windows版のテクスチャを利用したりなどしている。
消費電力も他社の第七世代ハードや第八世代ハードと比べてもかなり少なく、技術的な進化が見て取れる。

しかし、一部マルチタイトル(特にローンチタイトル)は他社の第七世代ハード版と比較しての劣化も指摘された。
これは、既に使いこなせているハードと使いこなせていないハードの差がはっきりと表れた形となる。
任天堂も、公式の声明で他社ハードとの開発環境的な違いや最適化の不足を自覚した声明を出している。

最終的には、他社の第八世代ハードには大きく性能差で引き離されてしまう。
他社ハードが対応していたDirectX11世代のAPIに対応できなかったりと、第八世代におけるマルチソフトは望みにくい結果に終わってしまった。

本体のストレージも大容量のハードディスクではなく、最大32GBのフラッシュメモリを内蔵している。
外付けHDDによる大幅な拡張も可能であるが、内蔵HDDの非搭載については本体の堅牢・耐久性を重視する任天堂の方針とのミスマッチという見方が強い。
ダウンロード版の容量の大きさによっては、外付けHDDが必須となってしまった。

映像出力は任天堂機初のフルハイビジョン、HDMI出力に対応。
HD画質の1080p、1080i、720p、SD画質の480p、480i出力などに標準対応している。
当然HDに対応したテレビやPC用モニターに接続すれば、高画質な映像が出力される。
HDMIのほかにWiiで使えたコンポーネント、D端子、S端子、コンポジット(黄赤白)端子ケーブルも使用可能。
HDCP非採用なのでHDMI以外の端子でもHD画質でのプレイが可能。


ソフト展開


基本的にWiiUで発売されたソフトの大半は、任天堂のファースト製タイトルが占めた。

末期時のWiiがソフト日照りが続いたことから、任天堂もソフトの絶え間ない供給を約束していた。
実際に、WiiUのローンチタイトルは移植とはいえ、他社の主力タイトルも姿を見せていた。

ところが、発売から間もないうちにソフト供給は直ぐに途絶えてしまう。
任天堂自身、初のHDタイトル開発ということもあって準備不足を起こし、新作の速い普及ができずに苦戦しだす。
その結果、発売から長い期間は慢性的なソフト日照りが続いた。
WiiUの拡大展開を完全に止めた2016年は、完全にソフト展開は停止寸前の状態に陥っている。

サードパーティも即座にWiiUに展開しなくなったり、他社ハードで完全版の発売に踏み切ってしまう。
結果的に他社の後発の第八世代ハードに大きく性能で劣ってしまったため、任天堂が狙っていたマルチタイトルの勧誘に失敗する。
性能の近いPlayStation3やXbox 360とのマルチを狙うにも、開発環境が大きく異なる事や、世界的な普及率で大きく差があるので、態々WiiUでの展開の必要性が薄かったのも痛かった。

このように展開的には大きな影を見せたが、排出されたタイトルの多くは良作と高い評価を受けている。
『ゼノブレイドクロス』『ベヨネッタ2』『零 ~濡鴉ノ巫女~』など、高品質な独占ソフトを見せた。

また、サードタイトル不足には苦しんでいたが、ダウンロード専売のソフトはなかなか賑わった。
任天堂も「Nintendo Web Framework」などで、こうした小粒な専売ソフトを出しやすい環境を作っている。
このフレームワークに対応したタイトルの第一弾は……忘れていいよ。

2013年からはWiiU版のバーチャルコンソール展開が始動。
ファミリーコンピュータスーパーファミコンNINTENDO64PCエンジンMSXのソフトはWiiから引き続き展開。
さらにWiiUにおいては、ゲームボーイアドバンスやニンテンドーDSのソフトが配信された(通信機能は未対応)。
一方で、WiiにはあったメガドライブNEOGEOタイトルは再配信されず。

3DSで導入された「まるごとバックアップ機能」は引き続いて採用された。
Wii版のバーチャルコンソールを既に購入済みで、再びWiiUで同一タイトルを買う際には無料にはならないが優待価格で販売される。

GCより普及ペースが遅いWiiUだったが、任天堂製タイトルの売上方面はGCよりは大きく奮闘した。

『New スーパーマリオブラザーズ U』『Splatoon』などは、ミリオンヒットを記録。
特に後者のSplatoonは新たな任天堂の新規ブランド作品として現在もブームが過熱中である。
国内では他社の第八世代ハードがミリオンはおろかハーフミリオンタイトルの排出さえ難しくなっていることを考えると、流石任天堂ブランドというところ。

一方で、前世代からの課題になりつつあったサードソフトのヒット不足は解消されなかった。
そもそも、サードパーティのソフト自体が殆ど展開されなかったので、ヒットもへったくれもなかったと言える。
数少ないサードタイトルも後発マルチが多く、当然だが売上は振るわず。

任天堂製の新規ブランドは増えた一方、ソフト展開全体はWii末期からさらに縮小した印象となった。


Wiiとの互換性/3DS連動


前世代のWiiは任天堂初の前世代機との互換性を維持したが、今回も前世代のWiiとの互換性を保持した。

前世代のWiiソフトの殆どは、本機でも問題なく使用可能となっている。
ただし、Wiiのソフトの画質がHD対応になるとかそういう補正機能はない。
上述したが、基本Wiiで使用できたコントローラなども全て互換性を保持。

2015年1月14日からは、Wiiのソフトのダウンロード発売を開始。
Wiiでの発売時よりも低価格で、数々の名作ソフトが提供されている。
パッケージ所有者でもセーブデータは引き継ぎ可能で、Wiiメニュー介入での開始の必要もなくなった。

所持しているWiiからWiiU本体へのデータ移行も可能。
SDカードを用意して、両本体に引っ越し用のツールをインストールして作業を行う。
リモコンの接続確認など、手順や必要な時間など色々と面倒なので慎重に進めよう。

SDカードからのデータ移行時には、ピクミンがデータを引っ越している映像が流れる。
結構微笑ましい映像なので、見る価値は結構あり。
ただし、WiiにおけるWiiポイントはWiiU側のニンテンドーeショップでは利用不可。

Wiiが保っていたニンテンドーゲームキューブとの互換性は当然というか廃止。
二世代前のハードの互換性フォローは流石に難しいので仕方ないか。
ただし、「大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U」のみは接続タップにより限定的にゲームキューブコントローラの使用が可能。

任天堂ハードらしく、ニンテンドー3DSとのローカル通信という連携要素も搭載。
一部ソフトでは、3DSとWiiUを通信してデータをやり取りしたり、3DS本体をコントローラ代わりに使える。


NFCリーダー


前述でも触れたが、WiiUにはNFC機能を搭載している。

当初は『ポケモンスクランブル U』において、NFCフィギュアと連動した商業展開を見せた。
やがてこの機能はamiiboとリンクした展開を披露し、amiiboの展開に大きく貢献する。
また、公式ではサードパーティのアーケードゲームとの連動を匂わせるような発言もしていたが、特にそんなことはなかった。

2014年7月22日からWii Uの支払い決済に、Suicaなどの交通系電子マネーが使用可能となっている。
これにより、家でもゲーム機で電子マネーの残高確認が手軽に行えたりもする。

WiiUにおけるNFCの高評価を受けてか、Newニンテンドー3DSやNintendo Switchにも引き続きNFC機能が搭載されている。


内蔵ソフト


代表的な物を主に紹介する。


◇Miiverse

世界中のユーザーとMiiを通じたコミュケーションが行えるネットワークサービス機能。

はてなと共同開発した任天堂ユーザーによるコミュニティサイトになる。
ゲームごとにコミュニティが存在し、そこでユーザー同士情報のやり取りが行える。
他にも、文章だけの会話に留まらずタッチ機能を活かしてイラストのやゲーム画面の投稿も可能。

低年齢層のユーザーと20~30代のユーザーが入り乱れる環境だったことからか、独自の雰囲気を持つコミュニティサイトへと形成されていった。
2015年からは大幅なリニューアルもあったりしたが、ここでは詳細は省く。

後にブラウザでの観覧も可能になったほか、ニンテンドー3DSでも実装された。


◇Wii U Chat

ゲームパッドのカメラ機能を活かして、テレビ電話を行えるソフト。

フレンド登録した相手と、世界中のどこでも無料で電話可能という点が魅力的。
テレビ画面でもゲームパッドでも映像を映して会話ができる。
タッチスクリーンに文字や絵を描いて相手に見せることも可能。

ソフトを遊んでいる際に着信があると、パッドのHOMEボタンが青く点滅して知らせる。
ただし、応答すると遊んでいたゲームが強制終了するという欠点もあるので注意。


◇Nintendo×JOYSOUND Wii カラオケ U

任天堂とJOYSOUNDが手を組んで作ったカラオケソフト。

インターネットに接続して、カラオケを歌って楽しめる通信カラオケである。
使用料金は、3時間/200円・24時間/300円・30日/1000円・90日/2000円という具合。

ゲームパッドをカラオケ店のデンモクのように利用して操作する。
マイクはパッドのマイクも使えるが、USBマイクが発売されているのでそちらを使ったほうが良いだろう。
採点や全国とのオンラインランキングによる競争も、実際のカラオケに負けないクオリティ。

様々な映像も用意されているが、任天堂ハードなだけあってMiiによる映像も存在。
また、Miiを様々な衣装に着せ替えられるという着せ替え要素も楽しめる。

ネット接続がない人にも楽しんでもらうためのトライアルディスクも販売されているが、仕様は大きく異なる。


◇インターネットブラウザー

現在のゲーム機には当然搭載されているであろう、インターネット観覧機能。

ニンテンドー3DSにおけるブラウザーのノウハウもあるのか、簡潔ながら快適度は高い。
タッチペンによる入力が行えるので、文字を打つのも楽々。

Youtubeなどの動画再生も可能となっていて、2画面を活かしてTV画面で動画を流しながら下画面でネットサーフィンという芸当も行える。
Youtubeに関してはユーザーから「公式のWiiU用Youtubeアプリより快適だ」と評する声も……。
ただし、画像やPDFファイルは閲覧可能だが保存はできない。

ゲームとの同時起動が可能で、任天堂ハード初のタブブラウジングも実現(タブは最大六枚)。
ゲーム中に起動すると、ゲームのタイトルが検索ワードとして自動入力してあるなど細かい配慮も完璧。
ブラウザからゲーム中のスクショを作って投稿することも可能。

テレビ画面側にカーテンを付けるという面白い機能があり、Xボタンで開くなどの演出が出来る。
カーテンが閉じている間にも、画面でMiiが演出を見せるなど楽しさ溢れる。
任天堂的にはとっておきの動画を見せる場面での演出的な使い方を推奨している。
……エロサイト観覧でカーテン機能が生かされると色々と大変なことが起こりそうでもある。

なお、WiiUのブラウザからもアニヲタWiki(仮)の編集は可能。


【モデル】



ベーシックセット


WiiUの基本的なセット。

価格は25,000円(税別)で提供。
本体カラーは基本的に白色のみの提供となった。

内蔵フラッシュメモリは8GB。
DL版中心のユーザーにはきつく、パッケージ版中心のユーザーから見ても追加データなどをダウンロードするには心細いか。
金銭的な余裕ができたのならば、外付けで容量アップを狙いたい。


プレミアムセット


名前の通り、少し高級感が溢れるセット。

価格はベーシックから値上げして30,000円(税別)。
本体カラーは白だけではなく、プレミアム特有の黒色も用意されている。

価格が高いのと引き換えに内蔵フラッシュメモリは32GBとベーシックセットから四倍に増加。
ある程度のDLソフトやDLCなどにも耐えうることが可能。

付属品も増加し、『本体縦置きスタンド』『GamePad充電スタンド』『GamePadプレイスタンド』が付属。
縦置きスタンドはWiiUを縦置きで遊ぶ際に重宝するだろう。

発売当初は、プレミアムセット購入者限定で『ニンテンドーネットワークプレミアム』なるサービス特典が存在。
これは、ダウンロードソフトやダウンロードコンテンツの購入金額の10%が還元されるという物。
2014年の12月末までサービスを行っていた。








追記・修正は、Wii Uを購入してからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/