高地(モンスターハンター)

登録日:2016/01/12 Tue 17:02:12
更新日:2021/09/03 Fri 10:44:16
所要時間:約 6 分で読めます







『モンスターハンターフロンティアZZ』に登場する狩猟フィールド。


概要

今では古い時代となるシーズン9.0(2010年9月アップデート)から登場した、本作のオリジナルフィールドの一つ。
南米のギアナ高地がモデルとなっている。

雲にも届かんばかりの高山地帯であり、そそり立つ断崖絶壁が最大の特徴。
一段高いエリアにはツタを登って移動することがほとんど。
環境上背の高い樹木は殆ど生えていないが、水源が豊富なのもあって背の低い植物やキノコ等はそこかしこで多く見られる。
絶壁から流れ落ちる大瀑布は見物である。


主にこの地でしか見られないモンスターが多く、小型では草食種のエルペ、ブルックがのんびり暮らすほか
それらと共存するという、大型モンスターでは珍しい生態を持つグレンゼブルが生息する。
その他詳しくは後述。


高地固有のギミックとしては「天候変化」が挙げられる。
従来のモンハンにおける天候は昼夜によって変わる程度の視覚的な演出要素だったが、
こちらは狩猟時の攻略にもダイレクトに影響してくる。
戦闘中に一定時間が経つか、特定大型モンスターの行動と連動して、空模様が急に怪しくなって曇り始め、晴天から一転して超土砂降り雷雨の荒天に変わるのだ。

こうなると爆雷針以外の爆弾アイテムが使えなくなってしまうだけでなく、屋外で頻繁に落雷が発生するようになる。
直撃すれば当然ダメージを受け、しかも麻痺属性を持っているので敵味方問わず麻痺する可能性もある。
雷が落ちるポイントは前もって地面が発光し、寸前になると電気や音が確認できるので回避自体は難しくない。
が、荒天時は大型モンスターとの戦闘中であることが殆どなので、雷を避けるために立ち回りの一時変更を余儀なくされたり、攻撃で飛ばされた先に雷で追い討ちされたりすることがよく起きる。
火山のガスみたいに突然発生しないのが救いといえば救いだが、それでも狩猟を邪魔してくるランダム性の強いギミックということもあって不評を買いやすい。自然は厳しいってことで
新モンスターの生息地に高地が選ばれただけで「またか…」と辟易の声が出るのは恒例行事。

一応、荒天時も一定時間経過で元の晴天に戻る。
しかしながら普通にクエストをこなしてそのような状況になる機会は限られており、
大抵は狩猟がグダグダになって長引いているか、クエスト開始時点から荒天だった時ぐらいである。


また、雷を除くとかつてはツタ登りの移動速度の遅さから、エリア移動が煩わしいフィールドと批判されたこともある。
MHF-G8アップデート以降は本家同様の高速ツタ登りアクションが実装されたことで大幅に改善された。



登場モンスター

過去に登場して以来今は居ないモンスターも含む。
太字は高地にしか登場しないモンスター。※は天候連動有りを表す

~小型~

  • エルペ
小さな山羊の草食獣。後にMHXでもムーファという山羊モンスターが出た。
彼らの近くでハンターのチャットアクションを行うと、それぞれに応じた反応を返してくれる。
狩りを離れて和みたい時にどうぞ。
しかし、出現エリアは屋外である故に、荒天時にはエルペが雷に打たれて感電死することも…

  • ブルック
アメリカバイソンのような草食獣。
群れで生活し、基本的には温厚なのだが、誰か1匹でも攻撃されると
危機を感じた群れ全体が一斉に襲い掛かってくる。
例え偶然の事故であってもその矛先はハンターに向けられるという理不尽さを発揮し、
しかもしつこいぐらいに再湧きしては突進してくるので、非常にうっと「お」しい。
落雷と並ぶ高地の不人気要素の一つに挙げられることもあった…が、近年のクエストでは配置数が少なく、
ハンターがエリア移動しない限りは再湧きしないなど、昔と比べて大人しめである。
なぜかMHFの小型モンスターではイベントクエストで主役に担ぎ上げられることが多い。

  • ランゴスタ
  • カンタロス
  • アイルー、メラルー

~大型~


~超大型~



エリア紹介

一方通行の道は全く存在しない。
エリア番号は左回りにつけられているが、ここでは地図上の高さ別に挙げる。


~下段~

  • BC(ベースキャンプ)
接続エリア:1、7
遠くに断崖絶壁が見える。
スタート時に正面に見える下り坂は7に繋がる。
また、テントの横には1への吊り橋がある。


  • エリア1
接続エリア:BC、2、7
狭い山道で、高地唯一の大型モンスター非侵入エリア。
BCから入ってきた場合、坂道をまっすぐ進むと7だが、途中で折り返して更に坂道を登り、ツタを登っていくと2へ続く。
二段目の坂道は途中で落ちることが可能であり、普段は下から登って上がれない孤立した段差の採集ポイントに立てる。
季節にもよるが大抵エルペかランゴスタが生息しているため、後者の時はあらかじめ掃除しておいたほうがいい。


  • エリア7
接続エリア:BC、1、6
水源に囲まれたエリア。大きな滝がある。
地図を見て右側がBC、1と繋がっており、絶壁の長いツタを登ると6に移動する。
エルペが多く生息するポイントの一つ。

エリア端の岩の奥には採取ポイントがあるが、岩を破壊するには6で特定の行動をする必要あり(後述)。


~中段~

  • エリア2
接続エリア:1、3、6
ここもエルペ、ブルックら草食種が生息するエリアの一つ。
1からの道を来た場合、ここから繋がる6と3にはそれぞれ崖のツタを登らなくてはいけない。


  • エリア6
接続エリア:2、4、5、7
ここも滝があり、水が崖下へ流れ落ちている。荒天時は水量が大きく増える。
大体ブルックの生息ポイントであることが多い。
崖際の大岩を大型モンスターに攻撃してもらうと下エリアに岩が落下し、前述の採取ポイントを塞ぐ岩が壊れるようになる。
2からは洞穴を通じてここに出る。7へは飛び降りて向かう。
5は7の時と同じく崖のツタを登って向かうが、4の入口に関してはここと同じ要領で
5の大岩をモンスターに落としてもらう必要がある。
ただし、ポボルバルムの討伐クエストに限り最初から入口は開放されている。


~上段~

  • エリア3
接続エリア:2、4
屋内の洞窟で、主に飛竜種大型モンスターの巣になっている。あと猫共とか。
壁の大きな穴からは外界を見下ろせる光景が広がっており、この時点でもかなりの標高まで上ってきていることが分かる。
2と4の入口は普通で、崖などは無い。


  • エリア4
接続エリア:3、5、6
広大な洞窟が広がり、複数の石柱や雨が溜まって出来た池がある。
戦闘可能エリアとしては隣の5並に広い。
ここも3と5に行くだけなら何も障害物は無いが、6への入り口だけは岩で塞がれており、5で落石を発生させて6側の入口をこじ開けないと開通しない。
ただし、例によってポボルバルムのクエでは最初から開通済み。


  • エリア5
接続エリア:4、6
かなり開けた場所で、遮るものが殆ど無い。小型モンスターも(特殊なイベントを除き)いない。
崖からは視界いっぱいに雲海が広がっており、まさに天上の世界を思わせる光景。
高地大型モンスターの大部分は初期配置がここになっているため、最も戦闘する機会が多い。
それと同時に、G8以前はBCからのアクセスが非常に悪い場所でもあり(原則として、MHFのオリジナルフィールドはランクに関係なくBCスタートが基本設定となっている))、いちいちツタ登りを強要されることにうんざりしていた人も。
6にはやっぱり飛び降りて向かう。その横にある大岩は先程のものと同様、6~4のルートを開通するために必要。
モンスターとの戦闘中に誘導して落っことしてもらおう。6から3に逃げられた時のショートカットになるし(6→2→3とどちらが早いかは状況による)。



余談

高地の戦闘BGMは、MHF内外を問わずモンハンプレイヤーからは好評である(これは他のMHF音楽にも言えるが)。
特にHR5(旧HR100~)の「天空の聖域」はMHFでも上位に入る神曲と絶賛されることも多い。




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最終更新:2021年09月03日 10:44