登録日:2009/11/11 Wed 17:57:12
更新日:2025/03/07 Fri 09:01:40
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概要
「獣人種」に属するモンスター。
見た目は大きめのネコ。よく見かけるのはシャムネコ風の柄。
他にもアメショや三毛だったりと様々な色や柄の個体がいる。
二足歩行ができ、手先が器用なのでさまざまな道具も扱え、人語を解し話せる者もおり、人間社会にも溶け込んでいる。
体長は1m前後といったところ。
特技は穴掘りとタル爆弾の制作。雨や水中でも湿気らない爆弾は実は彼らの発明らしい。
種族的な寿命は不明だが少なくとも普通のネコよりは長いらしく、
MHRiseに登場するコガラシは50年前にオトモアイルーとして活動していたことから最低でも50歳は越えている他、
MHW:Iのセリエナ側の料理長は、新大陸古龍調査団の一期団のメンバー達を「お坊ちゃん」「お嬢ちゃん」と呼んでいるため、更に長い年月を生きている可能性がある。
喋る際は語尾に「〜ニャ」と付ける事が多い。年齢を重ねたアイルーは付けない傾向にあるため幼児語のようなものとも言われるが、一方で上記のコガラシなど年長でも「〜ニャ」と喋る者もいるため個体差・地域差もある模様。
また、それとは別に独自の語尾を使うアイルーもいる。
黒い色のアイルーは
メラルーという近縁種。アイルーにとってもほぼ同族という認識らしい。
ただしこちらは何故か手癖の悪いならず者だらけで、ハンターに近寄って持ち物を盗むので鬱陶しい。
アイルーは和むが黒い方は許さんというプレイヤーも数知れず。
ちなみに、初期から使われているアイルーの鳴き声は「ミギャ」というスタッフの飼いネコのそれ。つまり本物の猫である。
スタッフクレジットに名前が出たこともある。
収録後、彼には報酬として高級猫缶が贈呈されたそうな。
各種インタビューなどで語られたところによれば、もっとオーソドックスな西洋風
ファンタジー色が強かった初期構想では、
ゴブリンがその役割を担う予定だったとの事で、その名残として一部作品には語尾が「〜ゴブ」のアイルーが登場する。
また、ゴブリン自体も仮面を被ったタイプのデザイン稿がベースの"奇面族"ことチャチャブーやガジャブー、"獣纏族"ことボワボワなど、様々に形を変えて登場している。
マタタビが大好物であり一族共通の宝物。
マタタビの煙を撒き散らす
マタタビ爆弾を使うと、煙が付いた相手には集中攻撃。
直接煙を浴びるとベロベロに酔っ払ってしまう。
作中に登場するアイルー
村や街で主に雑用をこなしている場合が多い。
とはいえ、
奴隷のような扱いではなくだいたいは雇われ人といった感じ。
ゼニーの代わりに
マタタビを貰って働くアイルーも結構多い。
料理をこなすキッチンアイルーや、店を営んでいたり手伝っていたり、一部の者はギルドでも重用されているらしい。
ハンターが力尽きるとネコタクでキャンプまで運ばれるのはあまりにも有名。
MHWorldの舞台となる新大陸や、MHWildsの舞台となる禁足地では、野生のアイルーは生息していないので、登場するアイルーは主人公ハンターが所属する組織のアイルーであるため、いずれもこれに属する。
世代を追うごとに見た目や活動も進化しており、MHWorld以降となるとそれはもう現実の猫並にモッフモフである。
出現率こそ高くないが、ほとんどどのマップにも出現する。
数匹の集団であり、採取しているだけなので放置しておけば無害。倒しても
逃げるだけで何も出すことはない。
MH3などたいまつをアイテムとして使える作品では、灯していると近寄ってきて踊り出す。
MHP3からは精算アイテムのまんまるドングリや、応急薬を落とすように。
しかし、仲間(メラルーも含む)がダメージを受けたり、なぜか敵モンスターから攻撃を受けた場合でも、ハンターに執拗に反撃してくる。
攻撃方法は、接近した後に手に持った杖で殴りつけるか、タル爆弾による攻撃。
打撃は接近速度が遅いのと攻撃範囲の狭さ、ダメージの低さからほぼ無視していてかまわないが、爆弾は当然吹っ飛ぶ。
爆弾は、一定距離まで接近後に小タル爆弾を投げるのが主だが、たまに大タル爆弾を掲げて特攻してくることがある。
ちなみに
ダイミョウザザミの生態ではヤドの角を折ろうとして逆に振り回されていたり、
ウラガンキンの生態では2頭のウラガンキンに遭遇して逃げたりした。
MHP2Gで登場する変わったアイルー。コートを羽織っていて、語尾に「ニャ」がつかず古風なしゃべり方をするが、興奮すると地が出る。
ギルドからの密命を受けていて、表ルートでは扱えないようなクエストを扱っているらしく、村上位クエストを受注できる。
その代わりクエストのレパートリーは少ない。
因みにポッケ村の村長との会話から雌である事が分かる。
そして妹、もといイモートがいる。
MHP3で登場したアイルー。紅葉の飾りのついた兜をかぶっている。
オトモ武具屋を営んでおり、端材を使ってオトモ用の武具を生産してくれる。
ちなみにモミジィ自身が作るのではなく、鍛冶屋のじいちゃんに頼むらしい。
その昔、とあるハンターと共に
ジンオウガを討伐した事がある。その時のモミジィの顔は獅子の様だったとか。
とあるバグのせいで、恐らく経営は大赤字である。
実は弟子がいたらしく、
MHX/
MHXXでは各村に出張してオトモ装備屋を営んでいる。
MHP2Gで登場したハンターアイルー。
プレイヤーがソロでクエストへ行くとき、巨龍以外のクエストなら一緒についてくる。
フィールドでは採取や戦闘などをこなすが、なつき度が低いとサボりやすい。
オトモは一匹ずつ性格があり、爆弾より武器攻撃の方が多かったり、大型モンスターを狙ったりする。
またオトモスキルというものがあり、ポイントを消費することでさまざまスキルを覚える。
スキルはレベルやなつき度が上がったり、
オトモ時に指定モンスターを狩猟すると解放されるので、育成方針に合うよう組み合わせること。
モンスターがオトモを狙っている間に回復する隙を作ってくれたり、回復笛等でサポートしてくれたりとそこそこ役に立つが、
オトモ自体の火力は低く、攻撃に特化したオトモでも、村下位の
イャンクックの討伐に15分〜20分かかる程度。
また行動パターンもかなり悪く、ハンターのように避けて攻撃するような華麗な動きはしてくれない。
火力目的よりも囮目的ので運用したほうがいいだろう。
爆弾で吹っ飛ばされたり、大剣やハンマーで振り向き様の頭を狙いたいのにモンスターがオトモに気を取られたり、
ランスガンスで張り付きたいのにモンスターがオトモを狙うせいで上手くいかなかったり、
キリンや
ディアブロスがオトモ狙いの突進で遠くに何度も遠くに離れてストレスが溜まったり……等々、デメリットも多い。
というか最終的にいないほうが狩りしやす(ry……とか言っちゃう人も少なくない。
使用武器や相手モンスターによって必要に応じて連れていこう。
マタタビ爆弾を食らうとやはり酔っ払うが何故かガードする確率が大幅にアップする。実は酔拳使いだったか。
MHP3ではオフラインでは2匹まで、オンラインでもハンター2人までなら1匹オトモさせることが可能になった。
また、ハンターのようにオトモ装備の製作や武具の付け替えが出来るように。
そしてMHP2Gよりもターゲットにされやすくなり、ますますオトリっぷりに磨きがかかっている。
MH4では1匹目がメインオトモとして、
キャラメイキングの対象になった。
オフラインで2匹オトモ出来るのは変わらずだが、オンラインは常にメインオトモとなる。
MHWorldでは再びオトモアイルーは1匹に。キャラメイキングも強化された。
ただMHWorldの主人公ハンターは凄腕のベテランハンターという設定もあり、オトモアイルーも1匹とはいえその実力は折り紙付きで、サボらないしパニックも起こさない。
MHRiseでは新たなオトモとして「オトモガルク」が登場しその立場が脅かされたかに見えたが、オトモアイルーのサポート能力は健在で、「
百竜夜行」など移動をあまりしない特殊フィールドではオトモアイルーだけ出撃という作戦も有効。
また、オンラインでも4人全員のオトモが出撃が出来る。
MHWildsはハンターとオトモアイルー1匹の構図は(設定的に)MHWorldに近いが、メインシリーズながら遂に喋るようになった。(設定で変えられる)
喋るようになった理由は割と明確で、フィールドでハンターに音声でサポートすることが目的だが、それ以外の場面でも喋ることでハンターの相棒感を引き出す役割もあるらしい。
MHX/MHXXではオトモアイルーのシステムを拡張し、プレイヤー自ら雇っているオトモアイルーを操るモードとして「ニャンターモード」が出来た。
もちろん武器や防具は全てオトモのものを使用し、視点もオトモが見ている高さとなる。
武器やモーションはオトモアイルーのものと同じであり、
ブーメランを投げたり武器を構えて回転したりと多彩。
移動時には地中に潜ることもできる。
ハンターだと特定のアイテムなしには採集できないポイントも、ニャンターだとアイテムなしで採集できる。
また、ニャンターとして操っているアイルーが習得しているオトモスキルも任意で使用可能。
ソロでは連れ歩いているオトモアイルー共々強化でき、マルチプレイでは味方をオトモアイルーさながら援護できる。
なお、ニャンター専用クエストも存在するが、普通のクエストにもニャンターで出発できる。
「え、でもオトモの装備なんでしょ?飛竜とか狩れるの?」と思ったハンターさんもいるだろうが、
MHX/MHXXのオトモ武器や防具はニャンターモードがあるためか、ハンターのものと同様の威力や性能を持っている。
そのため、ハンター顔負けの活躍も可能。
ちなみにその影響で、ハンターモードでプレイ中に、モンスターへのトドメをオトモアイルーにかっ攫われることが増えた。
捕まえようと思った矢先にオトモの攻撃でモンスターが倒れることもあったり。
逆にオトモが部位破壊をしてくれることも増えたため、それまでのオトモアイルーと比べると格段に存在感が増している。
従来のハンターモードとは全く違う操作性と、アイルーの可愛さを楽しめるモードと言えるだろう。
その名の通り、悪魔のごとき力を秘めたオトモアイルー。
その一撃は巨龍をも一太刀で葬り去り、その毛皮は何者をも寄せ付けぬ圧倒的堅牢さを誇るという。
一説によれば、オトモの暗黒面に堕ちた一人のハンターによって生み出されたとされる。
果敢にも飛竜へと飛びかかるアイルーをよそに、離れて採集をするハンター。
その光景は、目にした者が口を揃えて「これではどちらがオトモか分かりゃしない」と言わしめるほど衝撃的かつ背徳的なものだったという。
その実態は、改造によってステータスを弄られたオトモアイルー。チートの権化である。
↑の文はかなり大袈裟に書いたつもりだが、実は
そんなに間違ってもいない。というか
大体こんな感じ。
これに頼ってばかりでプレイヤースキルのないハンターのことは「
オトモハンター」と呼ばれ、蔑まれる。
また悪魔猫の中にはバグなどで、貰うとデータが吹っ飛ぶものまである。
一人で使うだけならまだしも、他人に迷惑をかけるような輩は、ハンターの風上にも置けない。
外伝作品のアイルー
デフォルメされたアイルーを主人公とした外伝作品として『
モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』が発売されている。
モンハンと名を冠しているだけあって、それなりにちゃんと狩りなども出来つつ、
ゲーム初心者や女性、子供も遊びやすい内容となっている。
登場人物は一部をのぞき全員アイルーたちである。アイルー、メラルー好きは是非プレイして頂きたい。
OPムービーだけでも見る価値ありである。
ゲーム発売に合わせて『モンハン日記 ぎりぎりアイルー村☆アイルー危機一髪☆』というタイトルでアニメが放映された。
内容はシニカルギャグアニメだが、この作品に登場する数匹のアイルーが喋るアイルーの元祖だったりする。
MHSTではナビルーを中心に、何匹もの固有名を持つアイルーが登場する。
特にナビルーは
喋らない主人公の代弁者として、喋る場面が非常に沢山ある。アニメでも喋る。
ボクに任せて! それっ、追記修正!
- モンハンは猫嫌いにはプレイ不可能だな -- 名無しさん (2013-07-18 17:25:31)
- 勢い余ってアイルーをぶった切った後に、そのアイルーの爆弾の巻き添え喰らったときには、「こいつさっきのこと根に持ってるのか!?」と思ってしまった -- ふんたーさんになりかけだけどなりたくない新米ハンター (2014-01-16 12:33:57)
- 4Gはアイルー三匹連れていけるようにならないかな…可愛いし -- 名無しさん (2014-01-28 18:34:38)
- ↑ガチな意味でオトモハンターになるよ。 -- 名無しさん (2014-04-15 18:59:30)
- モンハンやったことない、犬派でもアイルーは可愛いから好きなオレは異常か? -- 名無しさん (2014-05-22 21:08:55)
- ↑そんなことない!私も両方共に大好きだ! -- 名無しさん (2014-05-31 08:21:22)
- 例え足手まといでも、挨拶出来ない奴より連れてて楽しい。
猫いるとワザと拘束攻撃喰らいたくなるね。 -- 名無しさん (2014-07-15 10:21:25)
- というか何でコイツとメラルーは立ち上がったんだ? -- 名無しさん (2014-08-24 20:59:14)
- 相棒で米沢さんがアイルーの知識を教えていたな。(シーズン7超能力少年) -- 名無しさん (2014-08-24 21:08:27)
- フェスなんかで実物大のフィギュアとか見ると結構でかくてびびる -- 名無しさん (2014-10-27 15:36:26)
- 3rdだと対巨龍でも活躍してくれるんだけどな。あと悪魔猫っつったってパーティ組むだけでデータが飛ぶなんてありえなくね? -- 名無しさん (2014-10-27 15:42:30)
- 役に立たないせいかあまり話題にならないけど4のオトモはスキルが雇った際に完全ランダム+以降追加も削除も不可能というポケモンもびっくりの厳選難易度。防具を作る為に必要な素材集めも恐ろしくダルい。3rdに比べるとマジでどうしてこうなった状態。でも筆頭オトモがメイキングできるのはいいよね。 -- 名無しさん (2014-11-13 09:05:25)
- 4や4Gはトレンドやスキル次第でそこそこ役に立つ。だがサブオトモがサボると怒る癖に自分も頻繁にサボるクッソ汚いメインオトモはアイルーの屑 -- 名無しさん (2015-01-02 00:55:29)
- クロスはマジでオトモが有能になってるよなぁ。4シリーズの糞仕様と違って技やスキルもカスタマイズ可能だし。ただ、一撃が大きいせいで体力低くて破壊可能部位の多いモンスター戦に連れて行くと部位破壊し切れずに終わる事も稀によくある -- 名無しさん (2015-12-13 15:06:11)
- Xはマジで有能。テキトーに雇った1匹でも中々使えるし、ガチれば普通に戦力になる。素材集めも4に比べると楽(というか従来通りに戻ったし)サポートやスキルの継承もできるし、スカウトの傾向も決めれる。ただ継承枠が1個だけなのが唯一の不満点かな。ガチろうと思うと結局厳選必須になってしまう。 -- 名無しさん (2016-01-23 06:29:36)
- Google先生で「ナビルー」と打つと、検索候補に「かわいくない」「きもい」とか出てきて「やっぱりな」と思ってしまうのが面白悲しい -- 名無しさん (2016-11-25 20:28:00)
- モンハンストーリーズの通常アイルーはやたらかわいいせいでナビルーの異質さが際立つな。 -- 名無しさん (2017-06-23 18:26:22)
- そのまんまではさすがにマズいと思ったのかXXでは物理に×0.6、爆弾に×0.4の倍率をかけられてしまった。だがその分(補正がない)属性を乗せればまだまだ火力十分だし、爆弾も肉質無視の固定ダメージはやはり大きい。 -- 名無しさん (2017-10-30 17:27:34)
- ワールドのアイルーはマジで相棒すぎる -- 名無しさん (2019-01-19 13:29:14)
- 移動に超便利なガルクが出てきたがアイルーの明日は -- 名無しさん (2021-01-12 07:35:21)
- ぶんどりが美味しいのでアイルーも大事。ヘタレ弓使いとしては応援ダンスも助かる。結局は使い分けだな -- 名無しさん (2022-12-29 22:34:00)
- ワイルズではついに日本語を喋るもよう😭 -- 名無しさん (2024-06-07 12:16:40)
- アイルーのセリフ自体は元々あったんだからボイスが付いただけだな -- 名無しさん (2025-03-04 19:44:03)
最終更新:2025年03月07日 09:01