巨大淡水魚

登録日:2012/05/11(金) 00:49:52
更新日:2018/04/03 Tue 00:53:04
所要時間:約 5 分で読めます




―巨大魚、それは男のロマンー


この項目ではデカい淡水魚について説明していきたい。


●パーカーホ

学名:Catlocarpio siamensis
最大サイズ:体長3m
生息地:メコン川・チャオプラヤ川ほか

2800種を誇るコイ目の最大種。巨大魚ひしめく人外魔境メコン川でもトップクラスの大きさ。
記録上の最大サイズは3mにもなるが、現在は数を減らしていることもあり1.5mクラスの個体すら発見が難しくなっている。
ちなみに現地の人曰く美味だとか。


●アリゲーターガー

学名:Atractosteus spatula
最大サイズ:体長3m
分布:ミシシッピ川流域

原始的な魚類ガーパイクの最大種。名前の通りワニのような口を持つ獰猛な補食者。
近年捨てられた本種を含めた各種ガーパイクが野生化し、問題になっている。放流、ダメ、絶対。

余談だが近くで見ると案外口とかかわいい。無論そのままでもいいが獰猛な性格を加味してツンギレ。


●ヒマンチュラ・チャオプラヤ

学名:Himantura chaophraya
最大サイズ:本体の直径3mほど、全長(推定)4.5m~5m
生息地:メコン川流域

再び魔境メコン川より紹介する陸封された巨大な淡水エイ。現メコン川最大の魚類でもある。マンタが泳ぐ絨毯ならこちらは泳ぐ畳といったところか。
明らかにサイズ設定を間違えたような姿故意外に知名度がある。詳しい生態に関しては不明だが、数を現在減らしつつあるようだ。

マンタより体重は軽めなので、多分脱いでもっ平らなのだろう。


●ピラルク(アラパイマ)

学名:Alapaima gigas
最大サイズ:体長5.2m
生息地:アマゾン川流域

メコン川に並ぶ魔窟アマゾン川最大の巨大魚。現存する淡水魚の中で最大とも言われている。
デカい鱗や体躯などの独特な外見は「生きた化石」たる所以である。
現地では食用にされるがピラルク自体貴重なのも手伝って年々価値が上がっている。

ベロが歯になっており、これで魚をすり潰して食べている。ピラルクフェ○を夢みる人は諦めた方が賢明だ。


●オオチョウザメ(ベルーガ)

学名:Huso huso
最大サイズ:体長7.2m(非公式記録:8.6m)
生息地:カスピ海・黒海ほか

記録に残る中では世界最大の淡水魚。
最高級キャビア「ベルーガ」を取るためにロシアマフィアに乱獲された結果現在絶滅寸前の状況にある。
また、そのキャビアの価値故世界で最も高価な魚とも言える。非常に長命で120年程生きた個体も確認されている。
名前にサメがついているが、サメの仲間ではない。

余談だがチョウザメ目の面々は2m3m超えが当たり前な化け物揃いである。

北米産シロチョウザメ(Acipencer transmontanus)。体長は4m近くなる。代表的なキャビアの原料。
中国に生息するカラチョウザメ(A.sinensis)。この個体は体長が5mを超えるらしい。


●イトウ

学名:Hucho perry
最大サイズ:体長2.1m
生息地:北海道・樺太ほか

北海道を代表する有名な大型魚でありサケ科の魚類では最大クラスの種類。今日もロマンを求める者達が彼らを追っている。
地味ながら美しく渋味のある体色はいぶし銀を体現しているよう。

近縁種のアムールイトウ (H.taimen)。イトウ同様の大型魚。


●プロトプテルス・エチオピクス

学名:Protopterus aethiopicus
最大サイズ:体長2.5m
分布:アフリカ熱帯・亜熱帯域

肺呼吸を行う原始的で珍しい魚類「ハイギョ」の最大種。ウナギっぽく見えるがそんなにウナギと近い種類ではなかったりする。
熱帯魚として取引されているがその大きさ故飼育は容易ではないようだ。

小さいヒゲのようなヒレは実に愛くるしい。このちっちゃなヒレをピロピロ動かした日にゃ可愛すぎて死ねる。


ナイルパーチ

学名:Lates niloticus
最大サイズ:体長約2m
生息地:アフリカ熱帯域の河川

スズキ科最大の魚類。そしてスーパーとかで売ってる白身魚。水産資源として有用で世界中に輸出されている。
帰化動物であり持ち込まれたビクトリア湖の生態系を破壊したのは有名な話だが、最近生態系が回復しているという報告もある。詳細は当該項目で。

近縁種の日本固有種アカメ (L.japonicus)。ナイルパーチ程ではないが1m以上になる大型魚として有名である。



~巨大ナマズ~


●メコンオオナマズ

学名:Pangasianodon gigas
最大サイズ:体長3m
生息地:メコン川流域

三度登場のメコン川の怪物。激戦区のナマズ目の中でも最大を誇る。現地では神聖な魚とされ、また中国ではその肉を食べれば知性を授かると伝わっている。
ちなみに肉は泥臭くてそんなにおいしくないらしい。そして許可無く飼育すると法律で罰せられます。


●ピライーバ

学名:Brachyplaystome filamentosum
最大サイズ:体長2.5m
生息地:アマゾン川流域

巨大ナマズアマゾン川代表。全体的に丸っこいナマズにおいて流線型の姿は珍しく美しい。性質は大人しいため熱帯魚としての需要もあるが入手困難。

出世魚で「ラクラク」「フィリョッチ」などの名前を持っている。


●ヨーロッパオオナマズ(ウェルズ)

学名:Silurus glanis
最大サイズ:体長3m
生息地:ヨーロッパ各地

巨大魚棲息地としてはマイナーなヨーロッパ代表の巨大ナマズ。本種と上二種は記録上は差があるが三つ巴といって差し支えない。
現地では人喰いナマズとして恐れられているが、実際に人を食べた記録はない。けど犬とか鳥は食べてるっぽい。


●ジャウー(スンガロ)

学名:Paulicea lutkens
最大サイズ:体長約2m
生息地:アマゾン川支流域

アマゾン代表その2。公式に認められた巨大人喰いナマズ。性格は獰猛かつ神経質であり大変危険な種類である。
余談だが一部で有名なロマン溢れる伝説「人々を黄金郷に導く金色のナマズ」とは本種の黄化個体を指す。



●ドラゴンボールの魚

学名:???
最大サイズ:体長3m程度
生息地:山とか

謎の多い幻の魚。スズキ科に近い体躯を持つが肺呼吸を行っているため肺魚(Dipnoi)の仲間の可能性もある。性格は凶暴な模様。




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