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組織(グラブル)

登録日:2016/02/19 Fri 14:53:32
更新日:2026/03/30 Mon 00:36:42
所要時間:約 4 分で読めます




「組織」とは、グランブルーファンタジーに登場する集団の一つである。
初出はイベントストーリー「神境にて巡る跡」

当初は「特殊な武器を用いて星晶獣を討伐している」程度の情報しかない謎の組織として登場。
作中でバザラガが評した「隠蔽体質」や9つもの派閥に分かれた状態から実態が不明な時期が続いたが、「Right Behind You」以降のイベントストーリーで内幕が明かされていった。

概要

本編の数十年前に創設され、創設者が何らかの手段で入手した特殊な武器「封印武器」(契約武器)を用いた星晶獣の討伐と、それによる武器の強化が主な活動。
その他、各地で星晶獣や星の民の遺産関係の事件に介入している。メインシナリオを進めると訪れることになるナル・グランデ空域でも存在を知られているようで、数多くの星晶獣と戦ってきた主人公たちの騎空団に匹敵する勢力としてカインが「組織」の名を挙げている。
一応の目的は今なお空の世界に残る星の民の支配の跡を取り除き、空に自由をもたらす、ということになっている。
一方で星晶獣の力を操るルリアを危険視してユーステスに抹殺指令を下すなど、自分たちの優位性を保つことに傾倒している節もあった。

具体的な構成は明かされなかったが、数名の上級幹部→彼らから直接指示を受けるリーダー格の封印武器使用者→その指揮下またはフリーで動く封印武器使用者→多数の一般構成員 という階層になっている模様。派閥分裂もあって特定の首領は実質存在しない。

「敵」と呼ばれる文字通りの敵対集団が存在するが、組織への直接攻撃を行うというよりは各地で紛争の火種を起こしたり、封印武器の先行入手を試みる等の形で敵対している。


歴史と実態

大半の構成員や外部の事情通は上述の通りに「組織」を認識しているが、そのルーツは彼らが全く予想しないところにあった。

1000年前、月からの調査員が空の世界に送り込まれた。
支援物資こそ(作中の時代まで)届けられ続けていたが、帰還のための資材は用意されない片道切符であった。
残された月の民の方針は3つに分かれる。
一つは、可能な範囲で技術や任務を継承しつつあくまで空の民に交じって生きることを選んだ一派。アイザックはこの末裔。
もう一つは、いずれ起きるであろう月からの侵攻に備え、戦乱を通じて空の世界の軍事力強化を図った一派。後の「敵」である。
最後に、月への帰還を諦められず延命を図った一人・ヤチマ。このヤチマと出会ったアランドゥーズの2人から始まり、星晶獣の鎮圧や機神の捜索を行う内に形成されたのが「組織」である。

ただ、結局は目的意識が「ヤチマの帰還支援」「空の世界の解放」等々統一されず、いつからか「敵」も「組織」の内部にまで浸透した結果分裂と膠着状態に陥ったのが本編開始時の状況であった。

そして機神セスラカの投入やエージェント・カシウスの派遣を皮切りに月の侵攻が開始。
これに乗じたアランドゥーズの暴走やヤチマの覚醒等の出来事から、内部抗争も表面化。

最終的に「敵」はほぼ壊滅し、月の本格侵攻は撃退されたため、ローナン派を中心に残った「組織」は空の脅威排除と2万年後に再開するとされる月の再侵攻のための技術継承集団という形で落ち着いている。

封印武器

「組織」で運用される武器。空の世界全体で数える程しか存在しない。
契約した使用者が固有の条件を満たすことで真価を発揮し、星晶獣すら圧倒する威力を発揮する。そのため契約武器とも呼ばれる。
ある程度使用者を武器自身が選ぶ相性問題はあるが、手順を知っていれば他者が契約を解除し使用者を変更することも可能。

その正体は月の機械生体兵器「機神」。条件を満たさない限り機神形態にならないため「封印」武器である。
月の調査員たちが空の民のために簡略化・緩和した認証プロセスが「契約」の正体と作中で推測されている。
一見「暴走」や「侵略」に見える機神化も意図的に起こすことも可能など、実際はかなり使用者の(潜在)意思に沿ったものとも予想されている。

組織関係者


◆ゼタ
「思いっきり暴れられそうね」
CV:花澤香菜
属性:火(通常版)/光(水着版・RBY配布SR)/闇(私服版)/水(SM版)
種族:ヒューマン
奥義:プロミネンスダイヴ
封印武器:アルベスの槍
イベント『神境にて辿る跡』でバザラガ共々登場した。主人公の実力を見込み組織に勧誘しようとしている。
気さくで親しみやすいサバサバしたおねーちゃんだが、芯が強く仕事には真摯。
バザラガの事はライバル視しているようだが、その実力は認めている。
セクシーな見た目から人気が高く、水着姿の別verも季節限定で実装されている。
『神境にて辿る跡』で共演したヨハンとは腐れ縁的な関係が続いており、アルベス覚醒にも協力を受けている。

ぐらぶるっ!では何かと周囲に振り回されている。
しかし、第1216話にて「服がボロボロでおっぱい出ちゃいそう…パイボジ直さなきゃ…!」という金言を発言し、今後お色気要員として活躍しそうなポテンシャルを開花させた。


◆バザラガ
「大切にしろ、お前を信じてついてくる者たちを」
CV:立木文彦
属性:闇(通常版)/土(RBY版)/火(SM版)/水(水着版)
種族:ドラフ
奥義:ブラッディ・ムーン
封印武器:大鎌グロウノス
ドラフらしい筋骨隆々した大男。鎧兜を身につけており、その素顔は窺い知れない。
そんな強面に反して面倒見がよく、少しおちゃめな性格で主人公にも何かあったら頼れと心強い事を言ってくれる。少し喋りすぎる事に定評がある
過去に騎空士の仲間がいた事があり、その時に何かあったらしい。

主人公に対し「小さき竜と蒼い髪の少女のどちらかを見捨てる事になったらどうする?」と意味深な問いを投げかけた。
主人公が選ばなかった方はバザラガが代わりに守るとのことだが、前述のユーステスに下った任務と何か関係があるのだろうか……?
バレンタインイベントで彼にチョコを渡すと、ジータが朝から張り切ってチョコの準備をしていた事を気遣って見張りを代わっていた。お前は父親か
かつては騎空団の団長だったが、星晶獣リッチとの戦闘で壊滅し自身も瀕死の重傷を負う。素顔を隠すのもこの時酷く爛れたことが一因の模様。
……「リッチ」が暴れる原因がりっちょことリッチ本体の失恋のショックということは知らない方が幸せだろうとはプレイヤーからよく言われている。
この経験から自責・自罰傾向が強く、仲間の死や負傷を引きずったりわが身を顧みず戦ってしまう傾向がある。
年末年始の組織イベント『Right Behind You』ではある事故から契約者候補の1人と目された青年を戦死させてしまった事を深く悔やんでおり、かろうじて残った彼の鎧の欠片を持ち歩くなど仲間を想う余り自分を追い詰めてしまう危うさを見せた。
バルツ公国の鉱山の現場監督で鍛冶師でもあるドラフ・アルメイダは彼に助けられたことで好意を抱いている。
『Right Behind You』では失ったグロウノスの代わりとなる武器を打ってもらうなど、割と関係は進展している模様…?
かと思ったら翌年のイベント『Second Advent』では(ゼタと)「夫婦じゃん!」と言われた。
バザラガの恋愛模様はどこへ行く…


◆ユーステス
「俺の平穏と静寂を乱すな」
CV:中井和哉
属性:土(通常・ハロウィン版)/闇(SA版)/風(水着版)
種族:エルーン
奥義:デッドエンド・シュート
封印武器:フラメクの雷
イベント『自由をその手に』でベアトリクス共々登場したガンナー。階級はイルザを除いた3人より上であり、「組織のお気に入り」とされ上層部の1人で直属の上司のローナンは彼の後見人。
平穏と静寂を好むと称する寡黙な人物。あと犬も好きだが印象の割に性根は優しく、主人公たちと行動する内に情が移ってゆく。なでなでも許してくれる
そのため自身に下された抹殺指令には複雑な感情を抱いていており、最終的には命令を拒否して主人公達に与することを選ぶ。
普段は前髪で隠している右目は幼い頃に巻き込まれたとある事件で古傷を負っており、視力そのものは日常行動や任務に支障はないが、強烈な光を見ると暫く機能不全に陥ってしまうハンデを背負っている。
そのため、フラメクの雷を最大出力で使用する時など強烈な光を目にすると分かっている場面では予め右目にアイパッチを装着している。
ちなみに同イベントで登場したスカルとは犬猿の仲。ぐらぶるっ!でも狂気に呑まれたりキャラが崩壊しなかった稀有なイケメン
しかし第1204話で戌年が終わる事で充填レベルがマイナスになるというキャラ崩壊を起こしかける…がイルザが用意した来年の犬モチーフカレンダーで充填レベルが1年分溜まった形で事なきを得た。


◆ベアトリクス
「不滅だ、私は負けない!」
CV:平野綾
属性:闇(通常版)/火(ハロウィン(SR)・水着版(SSR))/土(SA版(SR)・SM版(SSR))
種族:ヒューマン
奥義:イモータル・アソールト
封印武器:エムブラスクの剣
やや男勝りで自信家な組織の一員。功を焦りすぎるきらいがあり、そのせいでよくトラブルを起こしている。くっ、殺せ!とは言わない
お菓子作りが得意でその延長で料理自体も得意だが、何故かどう頑張っても普通の料理がお菓子のような甘い味付けになってしまう奇才。
契約武器の効果で逆境である程実力を発揮する事が出来、ユーステスもその実力は認めている程だが基本的に仲間内ではいじられキャラ。
ゼタとは組織に入る前からの親友で、ゼタは彼女の事を「ベア」と愛称で呼ぶほど仲が良い。
イベントではオダヅモッキー一味に潜入しようとして逆に捕まり、磔になって縛られるという失態を見せるハメに。
専用の立ち絵まで用意された挙句、よく見ると胸元とホットパンツが乱れている
当然ぐらぶるっ!でもネタにされた上に、ゼタにいい年しておねしょした事を暴露されたりといじられ放題。
不幸体質でもあり、水着版のフェイトエピソードではエムブラスクを雪山の池に落として寒中水泳、天然温泉で温まっていたら間欠泉で吹き上げられる*1等、
不幸な出来事が連鎖して起こり、同行していた主人公たちとたまたま合流したゼタはそのついてなさに度々絶句していた。

同じような「没落した名家の娘」「ドジっ娘属性」「調子に乗りやすい」属性持ちのラスティナとは、「ぐらぶるっ!」で災難に遭ったり、本編でクロスフェイトエピソードがある仲である。


◆イルザ
「覚悟はとうに決めた、生き残るための覚悟をな!さぁ、いくぞ!」
CV:園崎未恵
属性:土(通常版)/火(水着版)/光(SS版)/闇(ユカタヴィラ版)
種族:エルーン
奥義:バースト・イレイザー
封印武器:調停の銃ニバス
黒髪をひっつめにまとめた組織の教官。イベント『Right Behind You』で初登場。ユーステスより階級は上。
口を開けば罵詈雑言が飛び出し、誰かしらをクソ○○と呼んだりとカトルと同等かそれ以上に口が悪い鬼教官。
バザラガを鎧チキン、ゼタを仔犬(パピー)、ベアを癇癪玉と呼んでおり、
ゼタやベアも彼女の下で訓練したらしく、訓練生時代落ちこぼれだったベアはしごきがトラウマ化して心底恐れている。
だがそれは、教官として教え子に生き残れるだけの力を持った戦士に育って欲しいという気持ちから無理に演じているに過ぎない。
実際は恋バナや甘いものが好きで、行きつけの店のシュークリーム分が切れたら死ぬと公言し、可愛らしい結婚願望を持っている女性が彼女の本質。光属性版の公式紹介文によれば、あわよくば組織を寿退社しようとしていたらしい。
部下でも同僚でもない主人公とのバレンタインイベントなどではその素顔が垣間見られ、WDでは手作りのお菓子を受け取って「これは本命か?」とからかったりしている。
下品な物言いも実のところは嫌っており、ユーステス曰く代名詞のクソ○○も無理に口にしている。
教官としても上官としても、組織の人を人と思わず実験動物扱いする方針を忌み嫌い、未知の敵を前にパニックに陥った新設部隊の隊員に発破をかけ劇的ビフォーアフターさせ、無理を重ねるバザラガを心配していた。
因みにかっちり着込んでいるように見えるが上限解放で立ち絵が切り替わるととんでもないスケベ衣装である事が分かる。エルーンにはよくあることだが。

水着版では3アビが非常に強力で(敵が特殊攻撃をした際に発動し、無属性の999999ダメージを与え数ターン麻痺させる。麻痺はレジストされる事もあるがダメージは確実に入る)、
2018年環境下にも適しており(HP一定以下でチャージターンを無視して特殊行動を発動させる敵が多く、スロウでチャージターンを減らすよりは特殊行動時のダメージカットや対策が重視される)、
初心者救済キャラの代名詞・ヨダルラーハに匹敵する強キャラとして認識されるようになった。
(通常版が使い勝手が悪いので水着版に強さを全振りした、とも見て取れるが)
「ぐらぶるっ!」では28歳という年齢をネタにされる事が多く、得物が同じでほぼ同年代のシルヴァ(27歳)とコンビを組む事が多い。


◆グルザレッザ
CV:山路和弘
種族:ハーヴィン
南斗六聖の帝王『自由をその手に』で登場した、凍土を支配するヒャッハー集団『オダヅモッキー一味』の頭(親父)。
星晶獣「ア・ウン」を用いて力を手に、ある目的を果たそうとしていた。

実はゼタ達が語っていた「組織を裏切った創始者の一人」は彼。
彼自身は「組織」を空に自由を与える為に星晶獣を討伐するものとみなしており、ヤチマとアランドゥーズの元に人が集い「組織」の体を成した際の参加者だった模様。
星晶獣の力を吸い取る「武器」のせいか、その力で自身が支配者となろうとしている程に腐敗していると感じ組織を抜けた。
(ユーステスにルリアの抹殺指令が下ったのも、この為だと思われる)

最期には主人公たち、「組織」の四人、そして「息子」のスカルとの戦いを経て
嘗て組織を裏切った自分と彼を重ねながら爆炎の中に消える。

彼の死後もオダヅモッキーの残党が部下の一人・グリザルギムに率いられ、イベント「ポーチャーズ・デイ」で主人公達と交戦する事から、オダヅモッキー自体にも相当の統制を与えられる存在でもあった。

因みに後日メインシナリオの更新で判明したことだが、ナル・グランデ空域のとある王族の元第一王子で弟もいることが語られている。
繰り上がりで王位を継承したらしい弟からは、劇中では語られていない何らかの理由で国を出奔してしまった事を悔やまれていた。


◆アランドゥーズ
CV:大塚明夫
種族:ヒューマン
「組織」に所属する機関の一つ「第零拠点」の最高責任者にして研究者である老人。数々の武器や道具を発明し「組織」の発展に貢献した。
現在の「組織」の創立にも関わっている古参者であり、グルザレッザとも旧知の仲であった。
あまたの偉業を成し遂げ年老いてなお現役で働いており、バザラガやユーステスは勿論イルザでさえ頭が上がらない人物。
一方で自身を「死にぞこない」と称したりいつもの無礼を働いたベアトリクスにも笑顔で受け流すなど柔軟な面もある。
『Second Advent』にて登場しゼタ達に研究の為に契約武器を一時渡すように命じた。

…実際はかつての「組織」の設立目的であり、そして今では彼しか覚えている者はいない『月へ行く』という野望の為策略をめぐらせていた。
月の民の叡智を研究していく中で空の世界をはるかに超えた技術力、そして機神の力に魅入られた彼は徐々に狂気に呑まれていった。
渡すよう命じた契約武器も自身の野望の為のものであり、月の民であるカシウスの武器も奪い研究を発展、最終的に己を新たな機神『ヴァーサタイル』に作り替えた。
しかし人間には重すぎる負担であったのか理性を失い暴走、自我無き怪物と化してしまった。

圧倒的な力で主人公たちを追い詰めるもベアトリクスの決死の行動で己のコアであるエムブラクスの剣を失い弱体化、武器を取り戻した彼らに打ち倒されることとなった。
「組織」の悲願を果たすため肉体を失ってまで辿り着いた未来が破滅であった時、彼は何を思っただろうか。

そして時を経て、彼が月へ行くことを望んだ理由は『Spaghetti Syndrome』で語られた。
彼が月へ行くことを野望としていた理由、それは彼が若き日に出会い、今は組織の「中枢」と呼ばれる機神ヤチマだった少女を月へ帰還させる為だった。
帰還の術を探し奔走する彼は「組織」を立ち上げるも、やがてはその奔走も犠牲を厭わない野望へと移り変わってしまい、上記の凶行を引き起こす切っ掛けとなってしまう。
この経緯とヤチマの外見がルリアと酷似していることから、「アランドゥーズとヤチマはグラン/ジータとルリアのIFである」とする推察も存在する。

ヴァーサタイルごと消滅したかに思われたが、実は意識や記憶は残っており、アイザックの相方の小型メカ「レイベリィ」として復活。
暴走したヤチマの介錯に協力した後、アイザックとカシウスと共にロケットに乗り込むことで月に渡る。

『STAY MOON』ではアイザックの作戦に協力。
そして密かに回収していたコアからヤチマを復活させたことで悲願を遂げた彼は、アイザックとカシウスを空に送り返した後、ヤチマと共に月と空の観測を続けることになった。

なお、レイベリィの素性に関しては組織メンバーは疑念を抱いていたが、結局追究どころではなくなったため、確実に知っているのは本人とヤチマのみ。
「機神の残骸から組み立てられた」「組織本部の機能にアクセスできる」「エムブラスクのコアを持っていた」という情報があってなお、ベアトリクスはともかくゼタも気づいていない。


◆カシウス
「お前たちはとことん感情で動くのだな…感情論は非合理極まりなくて好まないが…だからこそ、興味深い」
CV:松風雅也
属性:闇(SA版(SR)・SM版(SSR))/風(ユカタヴィラ版)/水(バレンタイン版)
種族:不明(月の民)
奥義:ルナ・ルーラー・インベーション
『Second Advent』で初登場した月の民。任務を帯びて空の世界へ降下したが、紆余曲折を経て帰還方法の要であった槍を兼ねた演算装置「ノイン」が機能不全に陥り、負傷の治療を名目に客人待遇の捕虜となった。
抑揚のない口調や感情の起伏の無さから冷淡な存在にも見えるが、月では有機物の摂取機会が極端に少ないせいか食事に関してはかなり積極的。
特にラーメンは色々文句を言いながらも吹き出物が出るまで店に通い詰めて食べまくったという。
月にない文化や風習の数々にも興味津々で、好奇心の赴くままに歩き回ってしまうので監視役のベアトリクスやゼタ達を頻繁に振り回す様子は子供そのもの。
『Spaghetti Syndrome』で重傷を負い治療の必要も生じたため、アイザックのロケットで月に帰還。
一命をとりとめるも、調査結果を参照するため脳を摘出されてしまう
『STAY MOON』では更に大量のクローン体を作られて主人公たちに差し向けられる憂き目にあったが、アイザックの尽力により復活し共に空に「帰還」した。

以後は主人公の騎空団に一応身を置きつつ、組織の協力者として気ままに過ごしている。
食への探求心はさらに旺盛で、一時食べ過ぎて激太りしたり(すぐに戻ったが)、ラーメン屋再興に協力したりと、いい意味でかつての面影が無いグルメお兄さんと化している。
バレンタイン版の開放武器が(チョコクリームの)「マリトッツォ」で、説明文がただの作り方なあたりにもそれがうかがえる。


◆アイザック
CV:鳥海浩輔
属性:水
種族:ヒューマン
奥義:ダクティ・エクスカベイション
『Spaghetti Syndrome』で初登場した技術者の青年。
1000年前の月の調査員の末裔の一人で、空の民の助けとなりつつ、月に帰還を目指すという家訓に従って生きてきた。
もう一つ、「粘着テープの万能(ダクト)性を敬え」という妙な家訓もあり、そのため「ダクト」を肯定的な形容詞として多用する*2

彼の代でようやくロケット完成の目途が立ち、紆余曲折の末カシウスの協力もあり完成。ヤチマ戦でのカシウスの負傷から急を要したため発進し遂に月に到達する。
しかしカシウスともどもサンプルとして行動を制限されてしまい、救援を要請。

『STAY MOON』では月の「機関」の信頼を得つつグレイスの仕込みのお陰である程度自由を得て、脱走を画策。
贈った情報を元に機神で乗り込んできた主人公たちをも一時は欺きつつカシウスを復活させ、ヤチマの協力で共に空に帰還した。
再会した妹のグウィンとも徐々に打ち解け、以後もエンジニアとして活動を続けている。

ロケットの軌道計算を行ったり、デフラグや論理削除の概念を短期間で理解したりとエンジニアとしては非常に優秀なのだが、
グウィンを預けた友人夫婦がドラフということを全く気に留めず、彼女が出自を気にしたことを不思議がる等、どこかズレたところもある。


◆グウィン
CV:千本木彩花
属性:水
種族:ヒューマン
奥義:ルナティック・ライン
『STAY MOON』で初登場した。イルザの部下。登場時点で封印武器の契約者候補。
先輩契約者には及ばないものの、筋は良いと評されている。

実はアイザックの歳の離れた実妹で、赤子の頃に一族の任務に縛られないよう、彼の友人に預けられた。
養父母からは実の子同然に育てられていたが、種族の違いから出生について気にするようになったところ、グレイスに出自を知らされた模様。
彼女に師事しつつ自分のルーツを追うべく「組織」に入隊していた。そのため太刀筋はヨダルラーハの流派に似ているらしい。

本性を明かしたグレイスとの戦いの末、彼女が遺した機神アリアネンサと契約。アイザックとカシウス救出のため奮戦し、最後は戦いの末無事帰還した兄と再会を果たした。


◆ヤチマ
CV:鈴木みのり
属性:水
種族:不明(月の民・機神)
奥義:月ノ祈リ
『Spaghetti Syndrome』で初登場。
「組織」本部に隠された「中枢」の正体で、「組織」の原点と言える人物。

元々は1000年前にレリックの兵器(星晶獣)の調査のため空の世界に送り込まれた調査員の一人。
当初はあくまで任務として調査を続けていたが、刻刻と変化していく空の世界に感化されていく。
しかし書類申請一つに数百年かける月のタイムスパン*3では記憶の整理が追いつかず、延命と調整が必要な状況に陥る。
そんなときにアランドゥーズ少年と出会い、星晶獣の調査を続行しつつ、帰還の可能性を求めて機神を捜索する旅を始める。

調査の過程で星晶獣の鎮圧も行っており、感謝した現地住民などが度に加わり、いつしか大集団となって「組織」が形成された。
ヤチマの出自や真の目的までは明かさなかったのか、「組織」内での活動目的はグルザレッザのような解釈が一般的になった模様。
回収した機神との融合で生きながらえていたが、いつしか組織中枢に最重要機密として留め置かれていた。

カシウスの出現を知ったことで、帰るための足掛かりとして「ノイン」奪取を目論んで活動を始めるが、最早思考能力はまともに保たれていなかった。
最後は制御の当てもないままノインとロケットを奪おうとしたため、主人公と組織メンバーによって撃退され身体が崩壊し、「カエリタイ」との思いを胸に停止する。

だが、『STAY MOON』にてアランドゥーズ改めレイベリィが持ち込んだコアと機神ディアスポラを構成するナノマシンから復活。
ディアスポラ用のマスドライバーを破壊して出撃を遅らせるとともに、別途用意したマスドライバーでアイザックとカシウスを空に帰した。

戦いの後は空と月の両方に適応できるように自己改造しつつ、レイベリィと2人で月面で過ごしている。一応反逆したのだが400年後には精鋭部隊ω3の補欠として登用される予定らしい。

召喚石、後にプレイアブルキャラクターとして実装されるも当然月面に居たままなのだが、季節イベントや誕生日にはレイベリィ共々グランサイファーにいる体となっている。


◆ハイゼンベルク
CV:茶風林
「Spaghetti Syndrome」で初登場した「組織」幹部の一人。
封印武器に対抗し得る戦力の確保に腐心していた急進派だが、兵の生存には重きを置いており、イルザも一定の信頼を置いていた。
だが、その正体は「敵」の中核人物の一人。戦乱を起こすことで空の世界を無機質な月の侵攻に備えさせるという、純粋だが歪んだ理念の持ち主。

ヤチマの暴走と機能停止の隙を突いて「組織」の本部を掌握。統制と戦力確保を図ってか、イルザ達対立メンバーを指名手配し、組織の分裂を決定的にした。

「STAY MOON」では月の本格侵攻が始まったことで休戦と協力を申し入れ、ユーステスに決戦兵器として分子崩壊砲「ヤーマ」を託しに現れる。

しかし、ヤーマ開発の過程でユーステスの故郷の集落を滅ぼしていたことが発覚。
結果的に勝利には貢献したが、それゆえにその危険思想を残す理由もなくなり、ユーステスに引導を渡された。


◆グレイス
CV:本名陽子
「敵」の一人。月の末裔。
本格登場は「Spaghetti Syndrome」が初だが、事前にハロウィンゼタ&バザラガのフェイトエピソードに登場していた。
祖先の真似事か定かではないが金属やケイ素(ガラス)を摂取しようとする奇癖があり、名前が明かされるまでは「ビン食い女」と呼ばれていた。

月の「機関(セントラルアクシズ)」と通じているスパイ……の立場を利用し侵攻阻止のためにハイゼンベルクと共に動いていた二重スパイ。
幽世の者を飼ったりバラしてアイザックに食わせたり、取引により幽世の者をも作戦に組み込んだりと、一見不可解な行動を通じて結果的にアイザック達の助けになっているが、
「世界平和」のためと称するその行動原理はハイゼンベルク同様度し難いものだった。

かつてはヨダルラーハの一番弟子であり、兄弟弟子と一線を画する腕前だった。
破門にされた際に剣はまともに振るえなくなったが、戦闘センスは未だ一級で、単分子ワイヤーカッターという得物の利もあって師と互角以上に打ち合う程。

最終的に自分が剣士生命を断った弟弟子・レンスの奇策の前に敗北。レンス(を通じてグウィン)にワイヤーカッター=アリアネンサを託し炎の中に散った。
自分の死さえも計算の内だったのか、彼女の情報を取り込んだ幽世の者によってセスラカのコアが持ち込まれている。


◆ローナン
CV:高岡瓶々
組織の幹部の一人。かつてのユーステスの後見人・師匠にして組織崩壊前は直属の上官でもある。
「組織」黎明期を支えた武闘派で、1対1の対人戦では敵なしだったらしい。
古参幹部が次々といなくなった「組織」の兵を束ねる事実上の中心人物となり、「敵」や月との戦いを指揮していった。


◆ネセサリア
CV:緑川光
種族:エルーン
メインクエスト『星の旅人編』にて登場。
表向きはロキが結成した騎空団の一員として振舞っているが、その正体は星の民であるロキを監視するために組織から派遣された諜報部員。
暗殺任務を任されることもあるためか毒物をはじめとする薬品の扱いに非常に長けており、ガンダルヴァが暴れかけた際にも薬を嗅がせることであっさりと無力化させている。
趣味であるアロマオイルの調合や化粧品の自作もそこから派生したものらしい。
オネエ言葉を話す飄々とした人物だが目的のためなら手段を問わない冷酷な面があり、食堂を訪れたターゲット一人を始末するために店内に毒を充満させて無関係の人間達までも犠牲にしている。
組織内における地位は不明であるが、部下を率いていることやユーステス同様に伝声機で指令を受けていることからそれなりの立場だと思われる。

これまでメインクエストにおいて組織の存在を仄めかせることはあっても直接登場することは無かったため、ネセサリアの正体に衝撃を受けたユーザーも多い。
初めてイベントに出演出来るのではないかと思われた『STAY MOON』では名前すら出なかったり、更に『Spaghetti Syndrome』で組織は事実上崩壊していたりとネセサリアが蚊帳の外で不憫な扱いにも思えるが、そのあたりはメインクエストを読み進めると納得出来るようにはなっている。


◆マクスウェル
組織構成員の一人。
メインクエスト130章のネセサリアの通信で「ディラック」「クライン」と共に名前が出されたのが初出。
『STAY MOON』のエンディング後のExストーリーにおいて、グレイス同様に「組織」と「機関」の両方に通じていたこと、そして本物のマクスウェルはとうに殺害され幽世の者に成り代わられていたことが明かされた。
作中でのマクスウェルは基本的にこの幽世の者の方を指し、その後の彼についてはメインストーリーで語られる。


主人公
BD購入特典として入手可能な武器「プロトタイプ」が組織の所有物でない契約武器とされており、アニメオリジナルシーンにて、遺跡に埋まっていた剣がこれである。
武器の説明文によれば覇空戦争時代のものと推察され、星よりの侵略者に対抗するための武器であり星晶獣を採りこみ自身の力へ転化する、戦乱の狂気の産物という曰く付きの代物。
契約武器の元となった十三機神のプロトタイプであるセスラカの核の剣から剥離した断片の1つがプロトタイプとのこと。セスラカがプロトタイプ=試作機であるがゆえに過剰性能であり、セスラカをデチューン・最適化したのがアルベスとグロウノス以下他の機神であるらしい。
なおキーボードのひらがな入力で「セスラカ」と打つとローマ字入力では「PROT」となる。英語版ではセスラカの名称が「Pyet-A」となっており、タイプA(Type-A)のアナグラムではないかという説がある。
ゼタいわく、『RBY』でセスラカの核そのものは空の底へ投げ落としたが、『STAY MOON』で幽世の住人が交渉材料として使うために空の底からサルベージ。
月の民の侵攻に対し、セスラカの起動コアとなるプロトタイプの提供を条件に組織残党と偽りの共同戦線を持ちかけたが、その際に幽世の襲撃で殺されたイルザの教え子の1人の姿を隠れ蓑とした事が彼女の逆鱗に触れ、その場でイルザに惨殺されたついでにコアも奪取。
他に適任者がいなかったため、主人公が臨時の契約者としてセスラカと契約して月へ乗り込んだ。なお、命のリンクがあるためルリアも契約者として認識されている模様。
この状態の主人公はクラスⅣジョブ「レリックバスター」として実装されている。ジョブ専用武器は「プロトタイプ・リブート」及び「セレン」。

なお、プロトタイプの奥義はプロトバハムートやアルティメットバハムートの特殊行動と同名の「レギンレイヴ」。更に武器の説明文にはアルティメットバハムート戦のBGM「ジ・アルティメット」の歌詞の一部に繋げられる部分があるなど、考察の余地も多い。


◆マキラ
十二神将にして、空の世界屈指の技術者の一人。
ジョヤの件でロボットや宇宙飛行に触れていたこともあり、協力者として月の技術の解析・運用に参加した。




「お前は、間違えるなよ……
 自由を……本当の自由を掴めよ……」




追記・修正は武器と契約してからお願いします。

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最終更新:2026年03月30日 00:36

*1 先に温泉から上がったゼタが間欠泉が起こる条件が揃っていることに気付いて警告したが、ベアは事態が分からずにゆっくり浸かろうとしていた。

*2 本来は「ダクトテープ万能説」的な話だったと思われる。アポロ13事故などが元ネタだろうか

*3 彼らの視点では50年は「誤差」、100年足らずの覇空戦争は「小競り合い」になる