登録日:2016/02/24 Wed 05:00:00
更新日:2025/02/07 Fri 12:39:02
所要時間:約 3 分で読めます
ストリート系の地位をどこまで落とせば気が済むんだ!
※この先作品ネタバレ注意。先にキンプリとキンプラを観てください
CV:武内駿輔
誕生日:6月6日
血液型:B型
身長:190cm
出身地:神奈川県横須賀市
属性:サンダー系
【概要】
法月仁が立ち上げた、作中における敵組織「シュワルツローズ」に所属するプリズムスタァ。作中描写を見るに最高階級の「プリミア」に所属しているものだと思われる。
その目的はプリミアになると貰える「お小遣い(という名の相当な額の報酬)」であり、プリズムショーの発展などには微塵も興味がないらしい。
(シュワルツローズは最高階級の一つ下「ツヴァイテ」までは月謝30万、プレミアは無料な上報酬付きという徹底した実力主義が敷かれている)
スタッフの言によれば主宰の法月仁とは互いに嫌いあっており、利用しあっているだけの関係だという。
ストリートのカリスマと呼ばれながらエーデルローズに所属し、Over The Rainbowで充実したプリズムカツドウをしている仁科カヅキを忌み嫌っており、
高架下で後輩のタイガと言い争っていたカヅキの前に乱入した際には「アイドル気取りで女に媚びてチャラチャラしやがって」「二度とステージに上がれないようバラバラにしてやる」
などの
アイマスPとは思えない暴言で挑発。(ただしストリート系としてヌルくなっていた事はカヅキも薄々自覚していた)
なんとか自分を抑えオバレの2人に迷惑をかけないために撤退しようとしたカヅキに向かい「
逃げるのか?」と嘲笑したことでカヅキはついにブチ切れ。
二人は十王院財閥の開発した新商品「プリズムウォッチ2」を使った、野外プリズムショーバトルによって雌雄を決することになった……。
【使用技】
「あの時大和アレクサンダーの体は浮いていたんだ!」
カヅキの得意技「ウインドミルレビテーション」をも超える大技。空中に浮きながらブレイクダンスを決める。
スプラッシュ系の基本ジャンプ。前述のヘッドスピンリビテーションから繋いだこともありカヅキとの同技対決を僅差で制す。
アレクの鍛え抜かれた腹筋を最大限に使用した技。加熱からの急速冷却(劇中での赤→青への発光の変化)によって腹筋を鋼鉄の硬度へと変える。
カヅキが繰り出したバーニングソードブレイカーを軽々と跳ね返した。監督曰く「現時点で最強に近いプリズムジャンプ」とのこと。
聞き取りづらいが「Wonder!」まで含めて技名のようである。元ネタはおそらく腹筋マシーンの「ワンダーコア」から。
「Go To Hell!!」
五郎丸ポーズからカヅキにトドメを刺すために繰り出した
必殺技。紫色の龍を召喚しその頭に乗って突撃する。
この時点でカヅキは満身創痍状態であり、勝負はついたかと思われたが……
【楽曲】
仁科カヅキ vs. 大和アレクサンダー名義のデュエット曲。二人の対決(と
別の場所とが交互に映される場面)中で流れる。アルバムにも収録。
ただでさえ渋い声に定評のある武内君が歳相応の役として歌い上げたその声はまさに「美声」そのもの。
オーディションの際には
プリリズRLの代表曲「Pride」をアカペラで歌ったテープを提出し監督を唸らせた。
そちらも聴いてみたい? なら収録されたCDが発売されるようキンプリを観てください
ちなみに原曲であるtrf版が発表された年には
武内君はまだ生まれていなかった。
【キンプラでの活躍】
冒頭、体を吊るしての腹筋をしながら登場。
前作の回想を新規カットを交えてしつつ、「仁科カヅキ、絶対に許さねぇ!」と激しい怒りを見せるのだった。
中盤、カヅキからの「プリズムキングカップで会おうぜ!」というメッセージカードを受け取り、憎々しげな表情で握りつぶす。
そして後半、プリズムキングカップへ満を持して出場。
荒々しく攻撃的なコーデにどうやって浮きながらくっついているのかわからないフェザーファンネル的な帯を背中に4基装着。
ショーの開始直前に軟弱なプリズムショーを終わらせると宣言し、前作より更に攻撃的かつ武内君のソロとなったEZ DO DANCEでプリズムショーを開始するのだった。
最初こそ美声と相まって普通のプリズムショーで魅了していたものの、ヘッドスピンリビテーションを繰り出した辺りからショーは一変。
空中へと飛び上がったアレクは6体に分裂し、腹筋から紫色の爆弾を放ってプリズムキングカップ会場を爆撃した。
更に空中でエヴァ量産機のごとく輪になり、会場を「アンゴルモアの牢獄」で破壊しつくす。プリズムショーとは
「会場の観客がどうなってもいいのか」とカヅキを挑発するものの、そこに飛び出してきたのはカヅキではなくエーデルローズのタイガ。
そのままタイガとのバトルモードに突入するが、対カヅキ戦だけを想定していたためかタイガに対しては防戦一方になってしまう。
それでも最後はローリングサンダーストームでタイガに突撃し、バトルは……。
結局会場への破壊行為でアレクは失格、タイガもまたアレクのショーを妨害したということで失格になってしまう。
プリズムキングカップを滅茶苦茶にしたことに対して全く悪びれない態度を見せていたものの、その後カヅキの活躍によって会場が建て直されたのには流石に狼狽する。
更にカヅキが失格になってしまったことにも「What!?」と流暢な英語で抗議の意思を見せるも、その後のカヅキの爽やかな
「ストリート系は数値じゃ図れない、そうだろアレク?」という言葉に完全に敗北を認めるのだった。
エンドロールでは己を更に鍛えるべく、カヅキが修行した地へと足を運ぶアレクの姿があった。
【SSSでは】
幼少期の彼は喘息持ちで気弱であり、髪も薄い黄緑色で外ハネしているという、今とは似ても似つかない少年だった。そんな彼を変えたのは、後に元祖ストリートカリスマとして知られるようになる黒川冷との出会い。不良に絡まれていたところを「大黒の冷」と名乗る彼に助けられたアレクは冷に憧れるようになる。そして次に冷を見つけたのは、彼のプリズムショーバトルの現場だった。
そして、冷が出場するプリズムキングカップを観戦しに行きたいと願うが母は承諾せず、自分一人で何とか大会に向かう。しかしそこで見たのは、聖の欠場を受けて自身も出場を辞退し、黙って立ち去る冷の姿。自分の呼びかけも届かず、泣き崩れるアレク。しかし大会が終わって人だかりも失せた頃、アレクの胸には悲壮な決意があった。
それから彼は必死に筋力トレーニングを積み、かつて冷が修行場にしていたネストオブドラゴンに赴くなどストリートで戦いを続け、ついには皆が恐れるほどの不良となる。
そんな折、ネストオブドラゴンにシュワルツローズからのスカウトが来る。アレクはスカウトの名刺を破り捨て「条件がある!ストリートのカリスマを名乗ってる奴を、全員探し出すことだ!!」と言い放つ。
そして契約通りアレクに情報提供された、唯一の現ストリートのカリスマ……仁科カヅキへの怒りを胸に、シュワルツローズでさらに鍛え上げたのだ。
しかし、色々あった末に自身とは全く違うカヅキのカリスマとしての在り方を見せつけられたアレク。己を見つめ直す彼の元に「ペアとも」の卵が現れ……。
卵から孵ったペアとも「ドラチ」と共に港で黄昏ていたアレク。そこに黒川冷が現れる。冷の姿を見るためにプリズムストーンを覗きに来ていたアレクに気付いた冷は、ここまで追いかけてきたのだ。
冷との対話を経た彼は、新たな決意を胸にPRISM.1に臨む。曲はEZ DO DANCEと同じくTRFのカバー「survival dAnce ~no no cry more~」。
以前とはまるで異なり、会場全体を盛り上げるようなダンスを見せる彼。そして両手にオーラを纏い、ダンスから流れるように繰り出したのはなんとウィンドミルレビテーション。それもカヅキのようなシンプルなものではなく、黒川冷のスタイルそのものであった。
続けてアレクはプリズムジャンプでフェザーファンネルからレーザーを放つ。PKC同様破壊行為を警戒したタイガはアレクを止めようと飛び出すが、アレクはそれを待っていた。タイガと違い従来のバトルスーツにチェンジすることなく、鎧状のコーデのままプリズムバトルに移行。
今回はプリズムラッシュを取り入れた形式であり、スピードスケートに勝った方が先にジャンプを繰り出す。アレクのスリップストリームに入り込み先行を勝ち取ったタイガは、さらにパワーアップしたジャンプでアレクと一進一退の攻防を繰り広げる。そして激突の果てに……
大量のレーザーと花火に照らされ、歓声が上がる会場があった。
アレクの狙いは、タイガとのバトルそのものをエンターテインメントにしてみせること。それは黒川冷のストリート系ショーと、元プロレスラーの母へのリスペクトが込められたショーであった。
愕然とするタイガを尻目に、アレクは舞台袖で見ていたカヅキに憑き物が落ちたような笑顔で「次はお前を倒して、ストリートのカリスマの称号は俺が頂く!」と宣言するのであった。
ちなみに同じ第Ⅲ章の8話レオ回では、キンプラEDのオバレ女装からの流れでミス華京院の出場オファーが届き、女装で会場まで来るがエントリーせずに踵を返した。この時の姿は母によく似たものとなっており、9話の伏線にもなっている。
【余談】
声を演じた武内君は少し前に
アイドルのプロデューサーを演じており、そのイメージを意識的にブチ壊す台詞の数々にファンは痺れた。
本来シュワルツローズの制服はベストを着用するのだが、アレクのベストはその鍛えぬいた筋肉によって「弾け飛んだ」ため、シャツしか着用していない。
作中のプリズムスタァ訓練マシーンは笑顔で踊り続けないと下の階級に落とされるシステムであり、「アレクもあの中では笑顔だったのか」とはよく指摘されるところ。
だがヘッドスピンリビテーションで浮き続けることによって笑顔をせずとも落下を回避していた可能性も否定できない。
スタッフの言によればカヅキを忌み嫌っている一番の理由は「女に媚びているから」であり、ストリート系は女子供など目もくれないものだと考えているらしい。
つまりあんなイカつい身体をしていながらアレクは童t……おや誰かきたようだ
プリズムキングカップでは会場の観客を人質に取ったかのような発言をしたアレクだが、実は観客には
一切被害が及んでいない。
これは最初のヘッドスピンリビテーションで上昇気流を発生させ、観客席へ被害が及ばないようにしたからとのこと。言葉からは見えないアレクの優しさが感じられる
裏設定である。
また終盤でカヅキの発言に見せた表情は、脚本では「惚れた」と書いてあったとのこと。カヅキ先輩勇者だったからね、仕方ないね。
追記・修正は刃物を弾き返す腹筋を手に入れてからお願いします。
- 実はこいつも今日誕生日 -- 名無しさん (2016-06-06 18:05:51)
- まさか黒須あろまちゃんと同じ誕生日とは…。「ワルなアイドル」同士?w -- 名無しさん (2016-06-19 11:07:33)
- ゴツい男と小さい女の子が同じ誕生日か…同じ一派の姉妹作同士で -- 名無しさん (2017-08-01 09:46:29)
最終更新:2025年02月07日 12:39